JPS583012Y2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPS583012Y2
JPS583012Y2 JP1977103704U JP10370477U JPS583012Y2 JP S583012 Y2 JPS583012 Y2 JP S583012Y2 JP 1977103704 U JP1977103704 U JP 1977103704U JP 10370477 U JP10370477 U JP 10370477U JP S583012 Y2 JPS583012 Y2 JP S583012Y2
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JP
Japan
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cooling water
condenser
water
evaporator
storage tank
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JP1977103704U
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English (en)
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JPS5430361U (ja
Inventor
藤原力弥
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水冷式の凝縮器を有する冷蔵庫用の冷凍装置で
あって、しかも逆サイクル運転による空冷式蒸発器の除
霜を可能にした冷凍装置に関するものである。
冷凍装置において、冷媒の循環方向を逆転させることに
より蒸発器の除霜を行うことば既に知られているが、こ
の逆サイクル除霜運転時には凝縮器が一時的に蒸発器と
して作用するため、該凝縮器を水冷式とする場合は冷却
水の凍結を招くことになる。
このような理由から、従来の冷凍装置においては凝縮器
を水冷式とする場合は逆サイクル除霜方式を採用するこ
とができなかった。
本考案は凝縮器を水冷式とする場合であっても冷却水の
凍結を防止しつつ逆サイクル除霜運転を行うことができ
るようにするため、凝縮器を冷却するための冷却水循環
回路には、凝縮器から冷却塔に至る高温冷却水管路中に
貯水槽を設ける一方、該貯水槽の出口側には前記冷却塔
をバイパスして直接低温冷却水管路に連通し、且つ制御
弁によって開閉されるバイパス管を設け、除霜運転時、
前記貯水槽内の高温冷却水を前記バイパス管を通して直
接凝縮器へ還流させ熱源として利用できるようにした冷
凍装置を提供することを目的としてなされたものである
以下図示の実施例を参照して本考案の冷凍装置を説明す
ると、図において符号30は冷凍装置における冷媒循環
回路を示し、同20は水冷式凝縮器12に対する冷却水
の循環回路を示している。
先づ冷媒循環回路30の概要を説明すると、通常の冷凍
運転時には冷媒は実線矢印Xの如(循環し、逆サイクル
除霜運転時には冷媒は破線矢印Yで示す如く循環する。
即ち、冷凍運転時には圧縮機10から吐出された高温の
ガス冷媒は管路A1四路切換弁11、管路Bを経て水冷
式の凝縮器12に至りここで冷却されて液化せしめられ
る。
凝縮器12において液化せしめられた冷媒は管路C1管
路り中の逆止弁14、管路Eを通って管路F中の膨張弁
15へ達してここで減圧された後、管路Gから空冷式の
蒸発器13内へ流入する。
蒸発器13内に流入した冷媒は蒸発して冷蔵庫9内の空
気を冷却した後、管路H1四路切換弁11及び管路Jを
通って圧縮機10へ還流するものである。
一定時間(例えば1時間)以上、冷凍運転を行うと、蒸
発器13に多量の着霜が生じるのでこの霜を除去するた
めに四路切換弁11を操作して逆サイクル除霜運転を行
うことになる。
この場合は圧縮機10から吐出された高温のガス冷媒は
蒸発器13側へ供給され、該蒸発器13に付着した霜を
溶融除去するとともに、ガス冷媒は液化する。
この液冷媒は管路G、逆止弁16、膨張弁17を通って
凝縮器12へ至り、ここで冷却水から吸熱して蒸発した
後、管路B1四路切換弁11、管路Jを通って圧縮機1
0へ還流するものである。
次に、冷却水循環回路20の概要を説明すると、この冷
却水循環回路20においては凝縮器12から冷却水を冷
却する冷却塔3に至る高温冷却水管路21中に凝縮器1
2から流出した高温の冷却水を一定量(例えば30t)
だけ貯溜する貯水槽1を設けている。
冷却塔3内で冷却された冷却水は低温冷却水管路22を
通ってポンプ4によって凝縮器12へ供給される。
又、高温冷却水管路21側に設けられている貯水槽1の
出口側と低温冷却水管路22との間は冷却塔3をバイパ
スするバイパス管5によって接続されている。
高温冷却水管路21とバイパス管5の分岐部には三方弁
からなる制御弁2が設けられており、この制御弁2は後
記するごとく、除霜運転時、前記貯水槽1の水温が所定
温度以下に低下したとき、高温冷却水の全部を冷却塔3
をバイパスして直接低温冷却水管路22側へ流すごとく
切換作動するようになっている。
即ち、制御弁2は調節器8によってその動作を制御され
るが、この実施例では調節器8は貯水槽1内の冷却水温
度を検知装置7によって検出して該冷却水温度が所定温
度(例えば20℃)以下になったときに高温冷却水をバ
イパス管5を通して低温冷却水管路22側へ流すべく制
御弁2を切換又は開度調整するようになっている。
続いて冷媒循環回路30と冷却水循環回路20の相互作
用について説明すると、冷媒循環回路30側が通常の冷
凍運転を行っている場合(冷媒は実線矢印Xの方向に流
通する)は、冷却水循環回路20側では冷却水は実線矢
印Xで示す如く、即ち、凝縮器12、貯水槽1、制御弁
2、冷却塔3、ポンプ4、凝縮器12の順序で循環する
尚、図示の実施例では通常の冷凍運転中でも、温水槽1
内の冷却水温度が低下した場合(20″C以下)には、
調節器8が制御弁2を動作せしめてバイパス管5側へ高
温冷却水の全部を流通させる如く作用する。
即ち、冷却水の温度が低下し過ぎると凝縮器12の凝縮
圧力が低下し、このため蒸発器13の蒸発圧力が低下す
るために圧縮機10への液バツク現象が発生するおそれ
がある。
しかしながら図示の実施例によれば冷却水が所定温度以
下に低下したときは、冷却水が冷却塔3をバイパスして
流通するので、凝縮器12には高温の冷却水が流通し、
このため凝縮器12の凝縮圧力は所定以下に低下しない
のでこのような液バツク現象を未然に防止することがで
きる。
次に冷媒循環回路30側が逆サイクル除霜運転に切換っ
た場合は、凝縮器12は一時的に蒸発器として作用し、
冷媒は凝縮器12に流入する冷却水から吸熱して除霜の
ための主たる熱源とする。
一方、冷却水は急速に温度降下するが、該冷却水の温度
が20℃以下に低下すると、検知装置7がこれを検知し
、調節器8が制御弁2を動作せしめてバイパス管5側へ
冷却水の全量を流通させる。
これによって貯水槽1内の高温の冷却水は冷却塔3をバ
イパスして直接凝縮器12へ供給され、凝縮器12内に
おける冷却水の凍結を防止するとともに、蒸発器13に
対して十分なる除霜用熱源を提供することができる。
尚、本考案の方式では貯水槽1内の冷却水は通常の冷凍
運転時における冷凍の凝縮の排熱によって加熱されるも
のであり、この排熱を除霜用の熱源として利用するもの
であるから冷凍装置の排熱を有効に利用することができ
る点で大きなオ溢をもたらすものである。
貯水槽1の容量は冷凍装置の冷凍能力に応じて適宜設計
することができる(たとえば出力3馬力の冷凍装置で約
30t)。
図示の実施例に関する説明は入路上記の通りであるが、
本考案を実施するについては次のような構成の追加又は
変更が可能である。
(1)制御弁2の制御を温水槽1内の冷却水温度とは無
関係にタイマーによって行う。
たとえば1時間の冷凍運転の後に10分間の逆サイクル
除霜運転を七ツトシ、それに合わせて制御弁2の開閉制
御を行う。
(2)制御弁2はバイパス管5の中間に設けてもよい。
この場合、凝縮器12から流出した前記冷却水をバイパ
ス管5に全部又は1部バイパスさせるようにしてもよい
ものである。
尚、図において符号9は冷蔵庫、18及び19は感温筒
を示している。
次に本考案の効果を説明すると、本考案の冷凍装置は凝
縮器12のための冷却水循環回路20中に高温冷却水を
プールする貯水槽1を設けておき、冷凍装置における逆
サイクル除霜運転時に該高温冷却水をバイパス管5を通
して凝縮器12へ供給するようにして除霜運転時におけ
る熱源として利用するようにしたものであるから、凝縮
器12内の冷却水の凍結は未然に防止され、しかも該凝
縮器12を介して冷媒に供与された高温冷却水の熱が蒸
発器13での除霜作用を促進させることになるから逆サ
イクル除霜運転の時間も可及的に短縮され、効率的な冷
凍装置の運転を行うことができる。
又、貯水槽1内の高温冷却水が保有する熱は本来排熱と
して捨てられていたものであるが、本考案はこの熱を除
霜用熱源として利用するものであり、電気ヒータなどの
別熱源が不要となり、電気ヒータ用の配線も不要となる
ので装置全体のコストダウンに寄与する効果がある。
尚、図示の実施例における如く、貯水槽1内の冷却水温
度の低下に従って制御弁2を動作させるようにすれば、
特に冬期における通常の冷凍運転時の凝縮圧力を所定以
下に低下させ7゛ヨいように調整できる効果があり、従
って液バツク現象をも防止することができるものである
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例にかかる冷凍装置の冷媒及び冷却水
回路図である。 1・・・・・・貯水槽、2・・・・・・制御弁、3・・
・・・・冷却塔、5・・・・・・バイパス管、8・・・
・・・調節器、10・・・・・・圧縮機、11・・・・
・・四路切換弁、12・・・・・・凝縮器、13・・・
・・・蒸発器、20・・・・・・冷却水循環回路、21
・・・・・・高温冷却水管路、22・・・・・・低温冷
却水管路、30・・・・・・冷媒循環回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機10、四路切換弁11、水冷式の凝縮器12及び
    空冷式の蒸発器13を有し前記蒸発器13で冷蔵庫9内
    の空気を冷却する冷凍装置であって、前記蒸発器13の
    除霜運転時前記四路切換弁11の切換操作により、該蒸
    発器13へ高温ガス冷媒を供給し得る如き冷媒循環回路
    30を構成するとともに、前記凝縮器12を冷却するた
    めの冷却水循環回路20には前記凝縮器12から冷却塔
    3に至る高温冷却水管路21中に貯水槽1を設ける一方
    、該貯水槽1の出口側には前記冷却塔3をバイパスして
    直接低温冷却水管路22に連通し且つ制御弁2によって
    開閉されるバイパス管5を設け、前記蒸発器13に対す
    る除霜運転時には前記制御弁2の操作により、前記貯水
    槽1内の高温冷却水を前記バイパス管5及び低温冷却水
    管路22を通して直接前記凝縮器12へ還流させるよう
    にしたことを特徴とする冷凍装置。
JP1977103704U 1977-08-01 1977-08-01 冷凍装置 Expired JPS583012Y2 (ja)

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JP1977103704U JPS583012Y2 (ja) 1977-08-01 1977-08-01 冷凍装置

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JP1977103704U JPS583012Y2 (ja) 1977-08-01 1977-08-01 冷凍装置

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Publication Number Publication Date
JPS5430361U JPS5430361U (ja) 1979-02-28
JPS583012Y2 true JPS583012Y2 (ja) 1983-01-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS472940U (ja) * 1971-02-01 1972-09-01

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5190050U (ja) * 1975-01-16 1976-07-19
JPS565000Y2 (ja) * 1975-04-15 1981-02-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS472940U (ja) * 1971-02-01 1972-09-01

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JPS5430361U (ja) 1979-02-28

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