JPS5829706B2 - ブラシレス レゾルバ - Google Patents

ブラシレス レゾルバ

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Publication number
JPS5829706B2
JPS5829706B2 JP11069672A JP11069672A JPS5829706B2 JP S5829706 B2 JPS5829706 B2 JP S5829706B2 JP 11069672 A JP11069672 A JP 11069672A JP 11069672 A JP11069672 A JP 11069672A JP S5829706 B2 JPS5829706 B2 JP S5829706B2
Authority
JP
Japan
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core
rotor
cores
stator
winding
Prior art date
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Expired
Application number
JP11069672A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS4969347A (ja
Inventor
征雄 菅
和昭 植村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP11069672A priority Critical patent/JPS5829706B2/ja
Publication of JPS4969347A publication Critical patent/JPS4969347A/ja
Publication of JPS5829706B2 publication Critical patent/JPS5829706B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は制御量と目標値との偏差をとり出す検出器とし
て使用されるゾルバに関する。
従来のゾルバは第8図に示すように直交する2組の固定
子巻線MS1およびMS2を有し、外部より前記固定子
巻線MSIにBs1nωtなる交流電圧を印加し、前記
固定子巻線MS2にECO3ωtなる交流電圧を印加す
ることにより交番磁界を発生し、この交番磁界がそれぞ
れ鎖交して回転子巻線MRに生じる誘起電圧をブラシお
よびスリップリングを介して検出することにより回転子
の回転角θmを検出するものである。
前記誘起電圧は理想的には第8図に示すように固定子巻
線MSIにより回転子巻線MRに誘起される電圧に−E
−qO3θmと固定子巻線MS2により回転子巻線MR
に誘起される電圧に−E−CO3ω1−3inθmとの
和で表わすことができ、結局K −E−sin(ωt+
θm)となる。
ただし前記には1より小さい係数である)すなわち回転
子の回転角θmに対して誘起電圧の電気角も角度θmだ
け進むことになる。
したがって、誘起電圧の進み角を検出することにより回
転子と一体もしくは同期して回転する回転体の位置を検
知することができる。
しかしながら前記従来のレゾルバは、前述のように回転
子巻線に交流電圧を印加するのにブラシあるいはスリッ
プリングを介して行なっているため、構造が複雑で、価
格も高く、またブラシあるいはスリップリングは常に回
転子と当接しているため機械的破損が多く、耐久性に乏
して欠点があった。
また、実際のレゾルバは回転子と固定子間のギャップに
比べて隣接する固定子間の距離が大きく、回転子や固定
子のコアの面積も広く、さらに固定子間にギャップがあ
るため、磁気分布が正弦波状にはならず、このため前記
固定子巻線MS1により回転子巻線MRに誘起される電
圧はKl(θ、7.)−E−sinω1−C030mと
なり、前記固定子巻線MS2により回転子巻線MRに誘
起される電圧はに2(θm)−E−CO2O3−3in
ωtとなる(ただし前記Kl (θm ) −に2 (
θm)は1*壷より小さい係数である)。
このため前記回転子巻線MRに実際に生じる誘起電圧V
は下記(1)式に示すようになる。
V=に1(θm) ・E−sinωt−costm十に
2(θm) −E −cosctH−5ilom (
1)上記(1)式を変形して下記(2)式が得られる。
したがって実際のレゾルバにおいては誘起電圧の電気角
の進み量が一様ではなく、回転子の回転角θmに比べて
角度誤差を生じる欠点があった。
本発明は前記欠点を除去するもので、以下図面にしたが
い詳細に説明する。
第1図は本発明によるレゾルバの概略斜視図である。
第2図は前記レゾルバの構造を示す図であり、同図にお
いて、1は励磁子、2は回転子、3は固定子、4はエキ
サイトコア、5および6はロータコア、7はステータコ
ア、8は励磁子1に対してフリーに回転する回転子2の
軸である。
第3図は前記エキサイトコア4およびステータコア7を
示すものでイは表側、酬ま裏側を示し、該コアは2組の
巻線を巻回するために、その周囲に4個の切欠き9を有
している。
第4図は本発明によるレゾルバの回路図、第5図はコア
に巻回された巻線を示す図で、エキサイトコア、ロータ
コアおよびステータコアについて第4図の回路図に適合
する巻き方で巻線を巻回した様子がわかる。
第6図は本発明に係るレゾルバの角度特性を示す特性図
※※で縦軸はロータコア5あるいはステータコアTの巻
線に誘起される交流電圧の電気角度、横軸はロータコア
5,6の回転角度である。
第7図イル二は上記エキサイトコア4とロータコア5の
位置関係を示す図である。
前記構成において動作を説明する。
まず端子10.11にE−31nωtなる交流電圧を印
加し、端子12.13にE−CO3ωtなる交流電圧を
印加して励磁子1のそれぞれの巻線に交番磁界を発生す
る。
該交番磁界はロータコア5に巻回された巻線と鎖交し、
端子14.15間に下記(4)式で示す交流電圧■1
を誘起し、端子16.17間に下記(5)式で示す交流
電圧v2を誘起する。
なおθmは回転子の回転角である。
V1=Kt (θm ) −E−3ilo)i −C0
30m十に2(θm) −E −cosO)(−sin
θm(4)V2=に3(θm ) −E −cosct
r 1−cosθm−に4(θm)−E−sinωt−
5ilom(5)前記(4)式は下記(6)式のように
変形できる。
ここで前記回転角θmが00のとき、すなわちエキサイ
トコア4とロータコア5が第7図イに示す位置関係にあ
るとき、前記(7)式からθm’=o。
を得る。
したがって回転角θmと誘起電圧V の進み角θm′の
間に角度誤差はない。
また前記回転角θmが45°のとき、すなわちエキサイ
トコア4とロータコア5が第7図口に示す位置関係にあ
るとき、前記(7)式は下記(8)式となる。
また隣接する二個のエキサイトコア4の中間にロータコ
ア5が位置しているのでこの二個のエキサイトコア4の
磁束による影響は等しく、Kl(θm)とに2 (θm
)は等しくなる。
したがって前記(7)式はθm’=45°となり、回転
角θmと誘起電圧■1 の進み角θm′の間に角度誤差
はない。
これに対して前記回転角θmが00より大きく45°よ
り小さいとき、すなわちエキサイトコア4とロータコア
5が第1図二に示す位置関係にあるとき、近い方のエキ
サイトコア4から強い影響を受け、Kl(θm ) >
K2 (θm)となる。
したがって前記(7)式からθm’<θmとなり、誘起
電圧v1 の進み角θm′は回転角θmより小さくなる
また前記回転角θmが45°より大きく900より小さ
いとき、すなわちエキサイトコア4とロータコア5が第
1図ハに示す位置関係にあるとき、近い方のエキサイト
コア4から強い影響を受けKl(θm ) < K2
(θm)となる。
したがって前記(7)式からθm’)θmとなり誘起電
圧■1の進み角θm′は回転角θmより大きくなる。
同様にして前記回転角θmが90°〜18o0.180
0〜2700.2700〜36o0のとき、該回転角θ
mと前記誘起電圧v1 の進み角θm′との間には第6
図の破線に示す周期的な角度誤差が生じる。
また、端子16.17間に誘起される交流電圧v2 も
同様の角度誤差を含んでいる。
前述のようにして端子14.15間に生じた交流電圧に
より端子18.19に接続されているロータコア6の一
方の巻線に交流電流が流れ、また端子16.17間に生
じた交流電圧により端子20.21に接続されているロ
ータコア6の他方の巻線に前記交流電流に対し、て9o
0位相の異なる交流電流が流れる。
したがってロータコア6の巻線においても交番磁界を生
じ、該磁界による磁束はステータコア7の巻線と鎖交し
、出力端子22.23に交流電圧を誘起する。
この際前記ロータコア5とロータコア6の切欠き9の対
応位置が45°ずれるように該ロータコア5とロータコ
ア6を配置しているので、ロータコア6の回転角とステ
ータコア7の誘起電圧の進み角との間に第6図の実線に
示すような角度誤差が生じる。
この角度誤差は励磁子1と回転子2との間に生じる角度
誤差を打消すので、回転子2の回転角と端子22.23
の誘起電圧の進み角との角度誤差は少なくなる。
したがって励磁交流電圧との位相差が回転子2の回転角
にほぼ比例する交流電圧を端子22.23から連続的に
得ることができる。
以上詳細に説明したように、本発明はブラシレスであり
、ステータやロータにコアを使用するなど構造が簡素化
されているため耐久性が向上する効果があり、また励磁
子のエキサイトコアに対向するロータコアと、固定子の
ステータコアに対向するロータコアのそれぞれの切欠き
が互いに45゜ずれるように配置したため励磁子と回転
子間に生じる角度誤差と、回転子と固定子間に生じる角
度誤差とが互いに打消し合い、このため励磁交流電圧と
の位相差が回転子の回転角度にほぼ等しい交流電圧を得
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるレゾルバの概略斜視図、第2図は
前記レゾルバの構造を示す図、第3図イロは前記レゾル
バに使用しているコアの形状を示す図、第4図は前記レ
ゾルバの回路図、第5図は前記コアに巻回されている巻
線を示す図、第6図は本発明によるレゾルバの角度特性
を示す特性図、第7図イル二は前記レゾルバに使用して
いるエキサイトコアとロータコアの位置関係を示す図、
第8図は従来のレゾルバの動作を説明する図、第9図は
従来のレヅルビのベクトル図である。 1・・・励磁子、2・・・回転子、3・・・固定子、4
・・・エキサイトコア、5および6・・・ロータコア、
7・・・ステータコア、8・・・回転軸、9・・・切欠
き。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 周囲に90°の角度をもって形成される4個の切欠
    きを有する4個のコアのうち、3個のコアそれぞれに該
    コアの隣接する2個の切欠きを通して巻回し、残りの隣
    接する2個の切欠きを通して同方向に巻線を巻回すると
    ともに、該隣接する2個の切欠きとは互いに90°ずれ
    た位置にある隣接する2個の切欠きを通して巻回し、残
    りの隣接する2個の切欠きを通して同方向に巻線を巻回
    した2組の巻線を設け、この巻線を設けたコア091個
    をエキサイトコアとして励磁子を構成し、残りの2個を
    ロータコアとしてその回転中心に軸を嵌装するとともに
    各コアの切欠きが互いに45°ずれるように配設して回
    転子を構成し、前記4個のコアのうち、残りの1個のコ
    アの隣接する2個の切欠きを通して巻回し残りの隣接す
    る2個の切欠きを通して同方向に巻線を巻回した1組の
    巻線を設け、この巻線を設けたコアをステータコアとし
    て固定子を構成し、かつエキサイトコアおよびステータ
    コアはロータコアを挟んでその回転中心を該軸に遊嵌し
    、上記励磁子の2組の巻線に、90゜位相の異なる交流
    電圧を印加し、固定子の巻線に、励磁交流電圧との位相
    差が回転子の回転角度に比例する交流電圧を誘起させる
    ことを特徴とするブラシレス・レゾルバ。
JP11069672A 1972-11-07 1972-11-07 ブラシレス レゾルバ Expired JPS5829706B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11069672A JPS5829706B2 (ja) 1972-11-07 1972-11-07 ブラシレス レゾルバ

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JP11069672A JPS5829706B2 (ja) 1972-11-07 1972-11-07 ブラシレス レゾルバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS4969347A JPS4969347A (ja) 1974-07-04
JPS5829706B2 true JPS5829706B2 (ja) 1983-06-24

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JP11069672A Expired JPS5829706B2 (ja) 1972-11-07 1972-11-07 ブラシレス レゾルバ

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