JPS5828967Y2 - 注出口付複合容器 - Google Patents
注出口付複合容器Info
- Publication number
- JPS5828967Y2 JPS5828967Y2 JP13803979U JP13803979U JPS5828967Y2 JP S5828967 Y2 JPS5828967 Y2 JP S5828967Y2 JP 13803979 U JP13803979 U JP 13803979U JP 13803979 U JP13803979 U JP 13803979U JP S5828967 Y2 JPS5828967 Y2 JP S5828967Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spout
- blank plate
- container
- resin
- composite container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は合成樹脂と板紙との組合せになる複合容器、すな
わち、シート状材料からなるブランク板を射出成形用金
型に供給してブランク板端縁同志を射出成形樹脂により
接合した複合容器の改良に関するものである。
わち、シート状材料からなるブランク板を射出成形用金
型に供給してブランク板端縁同志を射出成形樹脂により
接合した複合容器の改良に関するものである。
一般にイージーオープンを設けた紙を主体とする容器に
おいて液体を充填した長期の流通期間を考えた場合、容
器に要求される機能として（ａ）ハイバリヤであること
、（ｂ）液体が浸透しないこと等が必要となる。
おいて液体を充填した長期の流通期間を考えた場合、容
器に要求される機能として（ａ）ハイバリヤであること
、（ｂ）液体が浸透しないこと等が必要となる。
したがって紙の端面が容器内に露出していてはその用途
に供することは不可能である。
に供することは不可能である。
しかして従来の紙を主体とした容器の開口部は、そのブ
ランク板に開口部を打抜いて形成するか、又は開口部に
添着された紙、又はプラスチックフィルム及び又はアル
ミ箔の積層材からなるプルタブを剥して開口し、注出す
るという形態が多く、したがって紙の端面が露出してお
り長期流通には耐えられない。
ランク板に開口部を打抜いて形成するか、又は開口部に
添着された紙、又はプラスチックフィルム及び又はアル
ミ箔の積層材からなるプルタブを剥して開口し、注出す
るという形態が多く、したがって紙の端面が露出してお
り長期流通には耐えられない。
又一方には内面側にフィルム及び或はアルミ箔を貼り、
紙の端面を露出しないようにした容器も市場に出ている
が、これらはタブを剥しても開口せずストロ−等で突破
って開口しなければならず、又製造工程上も複雑となる
。
紙の端面を露出しないようにした容器も市場に出ている
が、これらはタブを剥しても開口せずストロ−等で突破
って開口しなければならず、又製造工程上も複雑となる
。
本案は以上の点に鑑みて考案されたもので容易に開口可
能な注出口を設けた液体、粉体等の長期常温流通用ハイ
バリヤ容器を提供するものである。
能な注出口を設けた液体、粉体等の長期常温流通用ハイ
バリヤ容器を提供するものである。
すなわちブランク板を射出成形用金型に供給してブラン
ク板の端縁を射出成形樹脂で接合してなる複合容器にお
いてブランク板の一部を切欠き或は打抜きで注出口を形
成し、該注出口となる成形樹脂部に任意形状の薄肉部を
設けるか、又はブランク板が存しない樹脂板部分に注出
口とすべき部分を設定してそこに任意形状の薄肉部を設
け、薄肉部で囲まれた部分を押下げることにより注出口
が開口するように形成された注出口付複合容器である。
ク板の端縁を射出成形樹脂で接合してなる複合容器にお
いてブランク板の一部を切欠き或は打抜きで注出口を形
成し、該注出口となる成形樹脂部に任意形状の薄肉部を
設けるか、又はブランク板が存しない樹脂板部分に注出
口とすべき部分を設定してそこに任意形状の薄肉部を設
け、薄肉部で囲まれた部分を押下げることにより注出口
が開口するように形成された注出口付複合容器である。
以下図面に示す実施例について説明する。
合成樹脂と板紙との組合せからなる複合容器は先ず原紙
に印刷を施してからその表面にラミネートを施し、しか
る後容器形状（円形、角形、多角形等）に合せてブラン
クを打抜き、これを射出成形金型に供給して雄型と雌型
とで挾みブランクと金型とで構成される型孔内へ合成樹
脂を注入して成型し次いで型開きして製品を取出してい
る。
に印刷を施してからその表面にラミネートを施し、しか
る後容器形状（円形、角形、多角形等）に合せてブラン
クを打抜き、これを射出成形金型に供給して雄型と雌型
とで挾みブランクと金型とで構成される型孔内へ合成樹
脂を注入して成型し次いで型開きして製品を取出してい
る。
そして原紙は内容品の如何によって次のような原紙が用
いられている。
いられている。
例えば外面から内面に向ってＰＰ（ポリプロピレン）／
紙／ＰＥ（ポリエチレン）／Ａｌ（アルミニウム）／Ｐ
Ｐ又はＰＥ／紙／ＰＥ／ＡＩ／ＰＥ又はＰＥ／紙／ＰＥ
等の積層紙がそれである。
紙／ＰＥ（ポリエチレン）／Ａｌ（アルミニウム）／Ｐ
Ｐ又はＰＥ／紙／ＰＥ／ＡＩ／ＰＥ又はＰＥ／紙／ＰＥ
等の積層紙がそれである。
第１図はその原紙の一例であって紙２を挾んで内外面に
ＰＥ或はＣＣＰＩ、４の何れがをラミネートシ、又容器
に必要とされるバリヤ性に応じてＡＩ箔３等任意のフィ
ルムをラミネートする。
ＰＥ或はＣＣＰＩ、４の何れがをラミネートシ、又容器
に必要とされるバリヤ性に応じてＡＩ箔３等任意のフィ
ルムをラミネートする。
この原紙５を用いて閉鎖端片６とこれと連設部８を介し
て連設された半周側片７とからなるブランクを打抜く。
て連設された半周側片７とからなるブランクを打抜く。
この打抜きの際閉鎖端片６に注出口９を打抜いて形成し
ておく。
ておく。
その際切欠き１０をも同時に打抜いておく。
以上のようにして出来たブランク板５を射出成形用金型
に挿入し、ブランク板接合部である綱片７．７同志及び
開放端フランジ部１１及び注出口９を射出成形し一体化
する。
に挿入し、ブランク板接合部である綱片７．７同志及び
開放端フランジ部１１及び注出口９を射出成形し一体化
する。
この場合射出成形樹脂１２はブランク内面のフィルムと
熱融着可能な樹脂を用いる。
熱融着可能な樹脂を用いる。
注出口部における射出成形樹脂１２ ａの構造は突起部
１３ξ薄肉部１４、戻り防止用立ち上り部１５、し字形
突起部１６とからなり、注出口が三角形のため以上の外
周は三角形薄肉部１７が形成される。
１３ξ薄肉部１４、戻り防止用立ち上り部１５、し字形
突起部１６とからなり、注出口が三角形のため以上の外
周は三角形薄肉部１７が形成される。
以上の構造はブランク接合部の射出成形樹脂と一体的に
成形される。
成形される。
なお、突起１３と戻り防止用立ち上ｎ部１５の表面には
突状が複数突出形成されている。
突状が複数突出形成されている。
以上のようにしてできた容器の開放端から内容物を充填
し、その開放端を適当な素材がらなり、容器本体へシー
ル性を有する蓋１８をヒートシール或は超音波シール等
適当な方法で密封して容器とする。
し、その開放端を適当な素材がらなり、容器本体へシー
ル性を有する蓋１８をヒートシール或は超音波シール等
適当な方法で密封して容器とする。
注出口を開口するには先ず突起部１３を薄肉部１７を利
用して第６図仮想線の方向に押し破り、次にＢ矢印方向
に第６図仮想線に示すように全体を押し破る。
用して第６図仮想線の方向に押し破り、次にＢ矢印方向
に第６図仮想線に示すように全体を押し破る。
その時立ち上り部１５の付根部分は破らない。
又薄肉部１４は開口樹脂片を中に押込む際上方に折れ曲
がり抵抗を滅する作用がある。
がり抵抗を滅する作用がある。
なおブランク板が存しない樹脂板部分に注出口とすべき
部分を設定してそこに任意形状の薄肉部を設けて開口す
る場合もある。
部分を設定してそこに任意形状の薄肉部を設けて開口す
る場合もある。
第７図はそれを示す。
以上のようにして造られた容器はハイバリヤで且つ容易
に開口が可能であり、又複合容器の形成時に開口部も一
体に成形するためコスト的にも安価となる。
に開口が可能であり、又複合容器の形成時に開口部も一
体に成形するためコスト的にも安価となる。
更に又開口した際一般の金属罐のプルトップと異なり開
口片が容器本体と離れないため、ゴミ処理上も有利であ
るという特徴がある。
口片が容器本体と離れないため、ゴミ処理上も有利であ
るという特徴がある。
第１図は原紙の切断面図、第２図はブランク板の展開図
、第３図は本案容器の斜面図、第４図は本案容器の平面
図、第５図は本案容器の部分切断面図、第６図は注出口
の開口動作を説明する部分切断面図、第７図は第５図と
は異なる実施例にが・る切断面図である工 ５・・・・・・原紙、６・・・・・・閉鎖端片、７・・
・・・・綱片、８・・・・・・連設部、９・・・・・・
注出口、１２・・・・・・成形樹脂、１３・・・・・・
突起部、１４・・・・・・薄肉部、１５・・・・・・戻
り防止立ち上り部、１６・・・・・・突起部、１７・・
・・・・薄肉部。
、第３図は本案容器の斜面図、第４図は本案容器の平面
図、第５図は本案容器の部分切断面図、第６図は注出口
の開口動作を説明する部分切断面図、第７図は第５図と
は異なる実施例にが・る切断面図である工 ５・・・・・・原紙、６・・・・・・閉鎖端片、７・・
・・・・綱片、８・・・・・・連設部、９・・・・・・
注出口、１２・・・・・・成形樹脂、１３・・・・・・
突起部、１４・・・・・・薄肉部、１５・・・・・・戻
り防止立ち上り部、１６・・・・・・突起部、１７・・
・・・・薄肉部。
Claims (1)
- ブランク板を射出成形用金型に供給してブランク板の端
縁同志を射出成形樹脂で接合してなる複合容器において
、ブランク板の一部を切欠き或は打抜きで注出口を形成
し、該注出口となる成形樹脂部に任意形状の薄肉部を設
けるが、又はブランク板が存しない樹脂板部分に注出口
とすべき部分を設定してそこに任意形状の薄肉部を設け
、薄肉部で囲まれた部分の先端に突起部を形成し、がっ
薄肉部で囲まれた部分の薄肉部と接する部分に立上り部
を設け、これを前記突起部とは離して形成してなる注出
口付複合容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13803979U JPS5828967Y2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | 注出口付複合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13803979U JPS5828967Y2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | 注出口付複合容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5656712U JPS5656712U (ja) | 1981-05-16 |
| JPS5828967Y2 true JPS5828967Y2 (ja) | 1983-06-24 |
Family
ID=29369426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13803979U Expired JPS5828967Y2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | 注出口付複合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5828967Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06551B2 (ja) * | 1983-10-26 | 1994-01-05 | 大日本印刷株式会社 | 剥離テ−プ付き容器 |
| JPH06102477B2 (ja) * | 1990-01-19 | 1994-12-14 | 大日本印刷株式会社 | 蓋付き振出口を有する複合容器 |
| JPH0659909B2 (ja) * | 1990-01-19 | 1994-08-10 | 大日本印刷株式会社 | 蓋付き振出口を有する複合容器 |
| JPH06553B2 (ja) * | 1990-01-19 | 1994-01-05 | 大日本印刷株式会社 | 蓋付き振出口を有する複合容器 |
-
1979
- 1979-10-04 JP JP13803979U patent/JPS5828967Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5656712U (ja) | 1981-05-16 |
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