JPS5827890Y2 - 自動車用荷箱の構造 - Google Patents

自動車用荷箱の構造

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Publication number
JPS5827890Y2
JPS5827890Y2 JP8450679U JP8450679U JPS5827890Y2 JP S5827890 Y2 JPS5827890 Y2 JP S5827890Y2 JP 8450679 U JP8450679 U JP 8450679U JP 8450679 U JP8450679 U JP 8450679U JP S5827890 Y2 JPS5827890 Y2 JP S5827890Y2
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JP
Japan
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post
side panel
rear end
outer post
section
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Expired
Application number
JP8450679U
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English (en)
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JPS561886U (ja
Inventor
逸男 石井
征 中井
茂 木津
Original Assignee
ダイハツ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、板金製荷箱の構造に関するものである。
第1図に荷箱の概要を示す。
荷箱は、フロアパネル1、フロントパネル2、サイドパ
ネル3およびテールゲート4よりなっている。
フロントパネル2とサイドパネル3はフロアパネル1の
前端および側部に垂直に固着してあり、フロントパネル
2の両側端は左右のサイドパネル3の前端とそれぞれ連
もなっている。
荷箱の後部は荷物の積み降しか容易なるようにテールゲ
ート4の下端をフロアパネル1の後端に枢着して開閉可
能にしである。
サイドパネル3の後端部は柱構造となってち−る。
この柱構造部Pはサイドパネル3の後端は他の部材と連
結することなく、その上テールゲート4を閉じたときは
それを保持する必要があるので、十分な断面係数を有す
る閉断面の柱状に形成されている。
その詳細を第2図の分解図で述べる。柱構造部Pはサイ
ドパネル3、インナーポスト6、アウターポスト主部材
6およびアウターポスト側縁7よりなっている。
アウターポスト主部材6とアウターポスト側縁7とはス
ポット溶接により固着され、サイドパネル3の後端内面
にインナーポスト5の外端に屈曲した取付フランジ8を
、サイドパネル3の後端外面にアウターポスト6の前端
を三枚重合し、之れ等をスポット溶接により固着しイン
ナーポスト5の内端外面にアウターポスト側縁7の取付
フランジ9をスポット溶接により固着している。
第3図に各構成部材が固着された状態が示されているが
、特にサイドパネル3の後端内面にインナーポスト5の
取付フランジ8が露出しているため、この部分から雨水
が侵入し、当該部分が錆やすいと共に尖縁が露出してい
るので危険である。
次に、サイドパネル3の後端とインナーポスト5の取付
7ランジ8とアウターポスト主部材6の前端の三部材が
スポット溶接されているいわゆる[三枚打ち」であるた
め、通常二枚打ちするのに対して溶接条件を変更しなけ
ればならない。
したがって、溶接の組付は精度が悪くなる。
また、部品点数が多くなり、スポット溶接の打点点数が
多くなる。
さらには、部品点数が多く、当然多くの重合部が露出し
ており、外観的にも好ましくない。
そこで、この考案は、上記の問題点を解決することを目
的としなされたもので、サイドパネルの後部を内方に屈
曲させ一体に連らならせてインナーポストを構成したも
のである。
以下、この考案の構成を図面に示す実施例に基いて詳細
に説明すると次の通りである。
以1の実施例はアウターポストをアウターポスト主部材
とアウターポスト側縁の2部材で構成した例(第4図お
よび第5図)で、第2の実施例はアウターポストを一部
材で構成した例(第6図および第7図)である。
第1の実施例においてサイドパネル10の後部を内方に
屈曲させ一体に連らならせてインナーポスト11を構成
する。
しかも、サイドパネル10の後端はアウターポストの前
端を重合したとき外面が清めらかに接続するように段部
12を設け、インナーポスト11の端末は後方に屈曲さ
せて補強7ランジ13を形成する。
アウターポスト主部材14は断面が略コ字状断面で、内
方は短かいフランジ15に形成し、L字状断面のアウタ
ーポスト側縁16の後端とスポット溶接により固着し、
アウターポスト17を構成する。
サイドパネル10の後端段部12にアウターポスト主部
材14の前端18を重合させアウターポスト側縁16に
屈曲してなる取付フランジ20をインナーポスト11の
内端21の外面に重合させそれぞれスポット溶接にて固
着する。
第2の実施例に釦いてアウターポスト22はコ字状断面
で且つ内端縁に外方に屈曲してなる取付フランジ23が
形成されてむり、アウターポスト22の前端24をサイ
ドパネル10の後端段部12に重合し、一方アウターポ
スト22の取付7ランジ23をインナーポスト11の内
端21の外面に重合させそれぞれスポット溶接により固
着する。
この考案は、上述のように、板金で構成される荷箱にお
いて、サイドパネル後部を内方に屈曲させ一体に連らな
らせてインナーポストを構成し、サイドパネル後端外面
と前記インナーポスト内端面とに、コ字状断面に形成し
たアウターポストの前端内面とコ字状断面の内端面に屈
曲してなる取付フランジとをそれぞれスポット溶接によ
り固着してサイドパネル後端に閉断面形状の柱構造部を
構成してなる荷箱の構造であり、板金構成部材の端縁が
減少し荷箱内に錆の発生が減少し、特殊な溶接条件とな
る「三枚打ち」がなくなり溶接組付精度が向上し、荷箱
構成部品点数が減少しスポット溶接の打点数も減少し、
その上、構成部材である板金の端縁も見える部分が少な
くなり外観上も好ましい。
特に本考案の如くサイドパネル後端の高い剛性が要求さ
れる部分のみ(アウターポスト)をそれに耐え得るもの
とすることにより、車体重量の増加を来たすが如きサイ
ドパネル全体の板厚材料の使用を避け、しかもその上縁
に取着されるトップレールとの結合のためのアウターポ
スト上縁を複雑な形状に成形をしなくとも充分期待の剛
性が得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の荷箱の概要を示す斜視図、第2図は第1
図の要部分解斜視図、第3図は第2図の構成部材を組付
けた状態の横断面図、第4図はこの考案の一実施例の分
解斜視図、第5図は第4図の構成部材を組付けた状態の
横断面図、第6図はこの考案の他の実施例の分解斜視図
、第7図は第6図の構成部材を組付けた状態の横断面図
である。 10・・・サイドパネル、11・・・インナーポスト、
21・・・インナーポスト内端、17,22・・・アウ
ターポスト、18,24・・・アウターポスト前端、2
0.23・・・アウターポスト取付フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サイドパネル後部を内方に屈曲して一体に連らならせた
    インナーポストを構成し、サイドパネル後端外面と前記
    インナーポスト内端外面とに、コ字状断面に形成したア
    ウターポストの前端内面及び内端縁に屈曲形成してなる
    取付7ランジとをそれぞれスポット溶接により固着して
    サイドパネル後端に閉断面形状の柱構造部を構成してな
    る自動車用荷箱の構造。
JP8450679U 1979-06-19 1979-06-19 自動車用荷箱の構造 Expired JPS5827890Y2 (ja)

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JP8450679U JPS5827890Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19 自動車用荷箱の構造

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JP8450679U JPS5827890Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19 自動車用荷箱の構造

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Publication Number Publication Date
JPS561886U JPS561886U (ja) 1981-01-09
JPS5827890Y2 true JPS5827890Y2 (ja) 1983-06-17

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ID=29317706

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JP8450679U Expired JPS5827890Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19 自動車用荷箱の構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0345333U (ja) * 1989-09-12 1991-04-26
US7080868B2 (en) * 2004-11-12 2006-07-25 Honda Motor Co., Ltd. Rear pillar construction
WO2012001791A1 (ja) * 2010-06-30 2012-01-05 いすゞ自動車株式会社 荷台フロントパネル

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JPS561886U (ja) 1981-01-09

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