JPS582600Y2 - ドツトプリンタのプリントハンマ− - Google Patents

ドツトプリンタのプリントハンマ−

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JPS582600Y2
JPS582600Y2 JP9296178U JP9296178U JPS582600Y2 JP S582600 Y2 JPS582600 Y2 JP S582600Y2 JP 9296178 U JP9296178 U JP 9296178U JP 9296178 U JP9296178 U JP 9296178U JP S582600 Y2 JPS582600 Y2 JP S582600Y2
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JP
Japan
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protrusion
tip
spring plate
contact
metals
Prior art date
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Expired
Application number
JP9296178U
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English (en)
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JPS5510744U (ja
Inventor
佐野良彦
和田昇治
Original Assignee
株式会社パイロット
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社パイロット filed Critical 株式会社パイロット
Priority to JP9296178U priority Critical patent/JPS582600Y2/ja
Priority to DE2922461A priority patent/DE2922461C2/de
Priority to US06/044,742 priority patent/US4304495A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は耐摩耗性接触部を有するドツトプリンタのプ
リントノ蔦ンマーに関する。
ドツトプリンタとは、い(つかの近接した打点部材をカ
ーボンリボン等の複写材を介してタイミングをとりなが
ら記録紙上に叩いて形成される小さな点、すなわらドツ
トの集筐りによって文字を構成し印字する方式である。
これによるときは、予め多数の文字の活字を用意するこ
となく数本の打点部材のみによって印字しうるため、近
年広く用いられるようになってきた。
1つの方式は、例えば横一列にごく近接し、かつ記録紙
あるいは複写材の被打点面と平行に支持されて並べられ
た複数の・・ンマーを縦方向に連続送りし、各列におい
ては印字される文字に応じて所要の・・ンマーのみが叩
かれていくつかのドツトを形成し、これらの集筐りによ
り一つの所望の文字を印字し、同様なやり方で順次文字
が印字されてゆくようになっている。
特定の文字において、どの)・ンマーがどの列において
叩かれるかは別の装置において記憶されていて、指令に
応じてきわめて短時間にドツトを次次と打つことができ
、したがって毎秒約200ドツト以上という高速度で印
字することができるようになっている。
上記の・・ンマーは通常、第1図に示すように打点する
突起1を有し、かつその突起は背後に置かれた電磁石2
のアマーチュアとして作用するばね板3に結合して構成
されている。
ドツトを形威し、インキリボン4や記録紙5に良好に衝
接させる必要上、その突起の先端径は小さく、例えばそ
の直径ハo、2〜0.8咽程度であり、突起の高さは2
〜5rIan程度である。
電磁石2ばばね板3が静止する点よりも支持台6を支点
としてかなりたわめた位置でそのばね板を拘束し、前記
記憶装置の指令により解放して、ばね板3のエネルギー
を用いて打字する。
7はプラテンである。従来、このような突起は鋼製のた
め、摩耗が極めて太き(、そのため突起が短かくなって
)・ンマーの揺動距離を変化させ、筐た突起先端面が丸
味を帯びてエッヂがな(なるため翫印字が不鮮明となる
致命的欠陥があった。
この突起の摩耗するという欠陥を改良するため、タング
ステンカーバイド−コバルト系超硬材料を用いたり、又
は前記の突起に炭化処理、窒化処理を施してその部分に
おのおの炭化物、窒化物、倒起ばタングステンカーバイ
ド、あるいはチタンナイトライドの被膜を形成せること
が試みられている。
しかし、前者では靭性の点で問題があり、欠け、折損を
生じやすい欠点がある。
後者では被膜の密着性が良好でない欠点がある。
また、インキなどに対する耐食性が大きいことも重要な
要件である。
したがって、現在では問題点が解決されない筐ま、接触
部として耐摩耗性、耐食性の点で不満足な鋼が使用され
ている。
本考案者は上記の問題点を解決するため検討した結果、
特定の合金を接触部として用いると、耐摩耗性に富み、
折損等を生じることなく・・ンマーの使用寿命を長くシ
、ひいてはハンマーの交換の繁雑さをなくシ、プリンタ
の信頼性を高めることを見出し、この考案を完成したの
である。
すなわら、この考案はばね板の自由端部の先端に、その
先端からばね板側面と直角に突出した突起部を設け、そ
の突起部先端に白金族金属の合金、白金族金属と遷移金
属の合金、白金金属と遷移金属とボロンの合金とからな
る群から選ばれた耐摩耗性合金で形成した接触子を接合
してなるドツトプリンタのプリントハンマーである。
この考案の特徴の1つは、耐摩耗性接触部が上記特定の
合金で形成した接触子で作へれていることである。
白金族金属とはルテニウム(、Ru)、ロジウム(Rh
)、パラジウム(Pd)、オスミウム(Os )、イ
リジウム(Ir)、および白金(Pt )ノロつの金属
の総称であり、この考案ではこれらの金属を二種又はそ
れ以上組合せて合金として用いる。
これらの合金は耐摩耗性が良好であり、またばね板上に
設けるための緻密な表面を有する小球などの小塊状体と
することが容易である。
以上の合金は、10〜90重量%のO8と残余他の白金
族金属、と(K50重量%のO8と50重量%のIrが
好筐しい。
これらの白金族金属同志の合金は、この考案では良好で
あるが、これらはいう筐でもなく高価であるためその一
部を遷移金属に置換えることによってその性能を事実上
損なうことなく費用の低廉化を図ることができる。
遷移金属には多くの金属が含まれるが、チタン(Ti)
、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn
)、鉄(Fe)、コバル)(Co)、ニッケル(Ni
)、亜鉛(Zn )、ニオブ(Nb)、モリブデン(M
o)、ハフニウム(Hf )、タンタル(Ta)、タン
グステン(W)、レニウム(Re)の14の金属を用い
る。
以上の合金は、1種又はそれ以上のio〜90重量%の
白金族金属、とくに20〜50重量%と、1種又はそれ
以上の遷移金属残余が好筐しい。
ついで、これらの白金族金属と遷移金属の合金にボロン
(B)を小量加よることによって、さらに耐摩耗性が良
好な耐摩耗性接触部が得られる。
以上の合金は、1種又はそれ以上の10〜90重量%の
白金族金属、と(K20〜50重量%と、ボロン0,2
〜2.O3i量%と、1種又はそれ以上の遷移金属残余
が好普しい。
以上の合金の製造は溶解、又は焼結のいずれでもよいが
、焼結の場合はいわゆる巣を可能な限りなくするように
する。
この考案の他の特徴は、前記接触子がばね板の自由端部
の先端からはね板側面と直角に突出した突起部先端に接
合されていることである。
打点を行なう突起は前述のとおり先端径が極めて小さい
そのため、例えばその突起を断面径が先端径に等しい棒
状に形成して直接ばね板に結合しても、その結合は強固
でなく、実用的な強度が得られない。
この考案では接触子を突起部に接合しであるためその接
触子の高さが短くできることとなり、実用的な強度が得
られるものである。
突起部はばね板の先端の折り曲げ、あるいは自由端部の
先端の板厚を増加して形成するほか〜突起用部材を溶接
などの接合手段によりはね板の先端に取付けて形成する
ことができ、接触子先端面の形成は研磨により行なう。
突起用部材は例えばステンレス等の鋼のほか一般的な金
属、合金が広範囲に使用できる。
このように形成された突起部は先細り、とくにこの突起
部とばb板の側面に連なり、かつこれらに向って凹に湾
曲したアール部に一体または結合していること、筐た接
触子が先細りに形成されていることが好筐しい。
このようにするとその軸線とある角度をもった方向から
力を受けても接触子および突起部の下部が広いため面積
当りの強度が増し、接触子の曲がり、沈み込み、突起部
の折損、変形をなくすることができる。
アール部はばね板側面に起立するすじかい伏の突起や、
ばね板の自由端部先端に向げて除々に板厚を増加させる
ことにより形成できる。
接触子の接合は溶接が好普しい。
溶接はアーク溶接、抵抗溶接1光ビーム溶接1ガス熱な
どにより行なうことができるがこのうらスタッド溶接が
好筐しい。
ろう材を用いることもできる。
この考案で用いるばね板は、個別に形成したものを用い
てもよいし、ばね板の固定部側を連ねて複数個を一体に
形成した櫛形はね板を用いてもよい。
ばね板の固定部には、通常支持台にばわ板を取付げるた
めの孔やノツチが設げられる。
次に、この考案の具体例を図面により説明する。
第2図〜第4図の第1実施例のプリント−・ンマーにお
いて\矩形状のばね板3はその他端にばね板を支持台6
に取付げるための透孔8とノツチ9を有する。
ばね板3の自由端部10の先端には1その先端からばね
板側面と直角に突出した突起部11が設げられている。
この突起部はばね板3の先端の折曲げにより形成される
突起部11の先端には接触子12が接合されている。
13は溶接部である。
第5図の第2実施例のプリントハンマーテハ、ばね板3
はその自由端部10先端に向けて除々に板厚を増加させ
たアール部14を有している。
そして、この板ばね先端には板状の突起用部材15を接
合して突起部11を形成し、その突起部先端に略円すい
状に形成した接触子12が接合している。
他の構成は第1実施例のプリント・・ンマーと同様であ
る。
第6図の第3実施例のプリントノ・ンマでハ、突起部1
1と板ばね3とを同一材料で形成してあり、突起部11
の先端に略円すい状に形成した接触子12が接合してい
る。
他の構成は第2実施例のプリントハンマーと同様である
以上のようにこの考案のプリントノ・ンマーによれば、
次のすぐれた効果を有する。
1、接触子は組織が均一で、適度の硬度である。
2、前記接触子はビッカース硬度が600〜1000程
度で、研磨、研削加工が可能である。
3、超硬金属のように折損がなく靭性の調節ができる。
4、耐食性にすぐれている。
5、耐摩耗性が従来のものに較べて極めてすぐれている
6、前記接触子が突起部に接合しであるためその接触子
の高さが短(できることとなり、実用的な強度が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はドツトプリンタの打点駆動部の概念図、第2図
はこの考案のプリント・・ンマーの平面図、第3図は同
プリント・・ンマーの正面図、第4図は第2図A−A線
拡大断面図、第5図および第6図はおのおのプリントハ
ンマーの他の実m例を示す要部拡大断面図である。 3・・・・・・ばね板、11・・・・・・突起部、12
・・・・・・接触子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ばね板3の自由端部の先端に、その先端からばね板側面
    と直角に突出した突起部11を設け、その突起部先端に
    白金族金属の合金、白金族金属と遷移金属の合金、白金
    族金属と遷移金属とボロンの合金とからなる群から選ば
    れた耐摩耗性合金で形成した接触子12を接合してなる
    ドツトプリンタのプリントノ1ンマー。
JP9296178U 1978-06-02 1978-07-06 ドツトプリンタのプリントハンマ− Expired JPS582600Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9296178U JPS582600Y2 (ja) 1978-07-06 1978-07-06 ドツトプリンタのプリントハンマ−
DE2922461A DE2922461C2 (de) 1978-06-02 1979-06-01 Druckhammer
US06/044,742 US4304495A (en) 1978-06-02 1979-06-01 Print hammer in dot printer

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9296178U JPS582600Y2 (ja) 1978-07-06 1978-07-06 ドツトプリンタのプリントハンマ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5510744U JPS5510744U (ja) 1980-01-23
JPS582600Y2 true JPS582600Y2 (ja) 1983-01-17

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ID=29023614

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845952B2 (ja) * 1979-04-27 1983-10-13 株式会社パイロット ドツトプリンタのプリントハンマ−
JPS59108030U (ja) * 1982-12-29 1984-07-20 日立造船株式会社 船舶における強制排気式煙突

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JPS5510744U (ja) 1980-01-23

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