JPS5825770B2 - ドラフトロ−ラのクリヤラ装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紡機のトラフディングローラのクリーニングに
利用されるクリャラ装置であって、特に複数のドラフト
ローラが平行に配設されるローラパートにも・いて、ド
ラフトローラの下部若しくは上部に設けられ、エンドレ
スに形成されたクリャラ材（以下エプロンという）がド
ラフトローラの周面に当接され且つ積極的に移動送行し
て、トラフティングローラをクリーニングするクリャラ
装置に関するものである。

そしてその目的は、多数のドラフトローラを十分にクリ
ーニングするため、およびクリャラ装置を取り扱い易く
するために発明されたものであり、更にはエプロンに付
着した繊維屑を確実に剥離して取り出すように構成して
長期にわたって連続使用できるドラフトローラのクリャ
ラ装置を提供しようとするものである。

紡機のドラフテングローラにクリャラ装置が設けられる
ことはよく知られており、これらのクリャラ装置は、ド
ラフトローラパートの上部に設けられるトップクリャラ
装置と、下部に設けるアンダークリャラ装置とに区別さ
れる。

そしてトップクリャラ装置は主としてトップローラ群を
、アンダークリャラ装置は主としてボットムローラ群に
対設される。

またこれらのクリャラ装置は一般にトップおよびボット
ムが、同じ若しくは異なる形式で対設されるが、時とし
ていずれか一方のみで構成されることもある。

ところでこれらのクリャラ装置としては、ドラフトロー
ラに付着した繊維屑を掻取り易く形成したフェルトや起
毛布若しくは植毛シート材、人造皮革、ゴムなどのクリ
ャラ材が利用され、これらのクリャラ材を転動部材の表
面に取り付けてドラフトローラに当接させる回転ローラ
型や固定・定置部材の表面に取り付けてドラフトローラ
に当接させる固定型がある。

そして前者は長期の連続使用に役立つが、クリー二ンク
作用については固定型に及ばない。

昔た彼者は掻き取った繊維屑を頻繁に取り出す必要があ
り、これを十分に行なわないと堆積した繊維屑が製品に
入るおそれがある。

これらから近時吸引気流を用いた二１−マチツククリャ
ラが開発され、多く採用されるに至っているが、この吸
引気流のみでは十分に付着した繊維屑を取ることができ
ないことがあり、ブラシローラや前記回転ローラ若しく
は固定型クリャラが併用される場合がある。

特にトラフティングローラを構成するボットムローラに
は、フルートが形成されるのが通常で、繊維屑はそれ自
身若しくは他の夾雑物と共にこのフルートの溝に喰い込
んでいる。

従って単に吸気のみでは十分に掻取り得ない。一方前記
回転ローラ型りリャラおよび固定型クリャラのそ力ぞれ
の特徴を利用したクリャラ装置として、−搬に前記クリ
ャラ材をエンドレスバンド（以下エプロンという）に形
成して、トラフティングローラの表面に接触させながら
移行させ、その不作用部においてエプロンが掻き取った
繊維屑を剥離するようなエプロン型りリャラ装置が利用
されている。

このエプロン型においても、トップエプロンクリャラ装
置とアンダーエプロンクリャラ装置があり、これらはト
ップおよびアンダークリャラ装置が併設されたり、これ
らのエプロン型を上下いずれか一方に配設して他側は前
記したような各種のものと組み合わせて構成されること
もある。

ところでこれらのうち特にアンダーエプロンクリャラ装
置は、ドラフトローラの下部に設けられ、一般に挾い場
所に設ける必要があるのでその構成ならびに取り扱いが
容易で且つ確実にクリーニングすることが要求される。

またアンダーエプロンクリャラにあっては、エプロンの
内側に繊維屑が侵入し易く、特に空気吹払い掃除装置を
設けた紡績室にあっては、ここの吹き払い繊維屑がアン
ダおよびトップエプロンの内側に侵入し易い。

これらからエプロンローラ装置にあっては単にクリャラ
表面のみならずその内面に付着する繊維屑をも取り除く
必要がある。

本発明はこれらに着目してなされたものであってこれら
をすべて満足する様なりリャラ装置を提供しようとする
ものである。

以下本発明を図面に基づいて説明するが、図は本発明の
具体的な実施の一例を示すもので、本発明はこれらの図
示例に限定されず、前記および後述する記載の趣旨に徴
して一部の設計を変更したり部品の形状を変更しても同
様に実施できる。

第１図は本発明クリャラ装置を取り付けた側面図、第２
図は第１図の作動説明図、第３図は第１のクリャラ装置
部の平面図であってドラフトローラ群を省略すると共に
エプロンの一部を破断して示す。

第４図はエプロンを除いたクリャラ装置の構成説明展開
見取図、第５図は第４図の一部拡大説明図でエプロンの
一部を加えて示す。

第６図は第５図の平面図、第７図は第６図の切断線■−
■に沿う矢印方向断面図、第８図はエプロンを破断して
エプロンローラの構成を示す一部破断正面図、第９図は
第８図の一部の構成を示す説明展開見取図である。

なお図は一例として４本のトラフティングローラで構成
されたものに適用したアンダークリャラ装置を示したか
、適当な複数対のローラであっても同様に適用される。

捷たこれらのローラはほぼ水平に配列されたものを例示
したが、適当な傾斜で配列されても同様に実施できる。

捷たトップエプロンにも同様に適用できる５、１はアン
ダークリャラ装置全体を示し、該装置は後述するフレー
ム枠組６で構成され、全体が軸５を支点として揺動自在
に構成される。

そしてフレーム枠組６はその前側に傾倒自在に枢支した
スタンド７によって支持したエプロンがドラフトローラ
に接するように保持される。

一方軸５ば、ドラフトローラを支承するローラスタンド
（図示せず）に遊支され、機台の長さ方向に沿ってドラ
フトローラ群と平行に配設される。

昔たこの軸５は扇動的に往復回動するもので、その駆動
は軸５の両端部若しくは適当部に取り付けた腕杆１２と
、その系外に設けた往復回動軸９に固定した腕杆１０と
をリンクレバー１１で連結して駆動される。

なお図は軸５に取り付けた腕杆１２をＬレバーで形成し
、後述するコーミング装置８のトラバース用レバーをも
同時に作動させるものを示したが、これらは別々に構成
してもよく、図は特に回動軸９と軸５との連結部のみを
Ｌレバー１２で構成したものを示し、これらは軸５ライ
ンの１個所でもよい。

２，３はそれぞれボットムローラ釦よびトップローラを
示し、ボットムローラ２はいずれもフルーテッドローラ
である。

４は前記クリャラ材で形成されたエンドレスエプロンを
示し、前記フレーム枠組６によって保持されると共に前
記軸５から一方方向の回転のみが伝達されて矢印方向に
回動する。

第２図は前記スタンド７を傾けてアンダークリャラ装置
１を開放した状態を示し、この状態においてエプロン４
の手入れや掃除を容易に行なうことができる。

筐たローラゲージの変更等によって後述する案内板１８
の取付位置を調節する場合もこの状態で行なうことがで
きる。

次にこのアンダークリャラ装置の構成について述べるが
、これらの構成は第４図にむいて詳細に示したので主と
して第４図に基づいて説明する。

フレーム枠組６は、頂部の一部がそれぞれ内側に折り曲
げられたサイドフレーム１５． １５ヲ両１１Ｊに配置
し、該サイドフレームの垂直両壁部に固定用ロンド１６
．１６を取り付けて構成する。

そしてこの垂直両壁部の後部側には、それぞれ軸５の嵌
装穴１５ｂ、１５ｂを形成する。

従ってこの嵌装穴１５ｂに軸５を貫通させれば、フレー
ム枠組６は一体となって軸５に支えられ且つこの軸５を
支点として揺動できることが諒解されよう。

すた軸５にはエプロン駆動ローラ１３を取り付けて、こ
れにかけ渡されたエプロン４を移行させる様に構成され
るがこれについては後述する。

両サイドフレーム１５．１５の頂部に形成した折り曲げ
水平部１５ａ、１５ａにはそれぞれスリット１７゜１７
を形成して、案内板ｉｓ、ｉｓの両端部をそれぞれボル
トおよびナツトで止着する。

またこれらの案内板１８は、それぞれ上端部が曲面を形
成したＬ字形板で形成され、第１図および第２図に示す
ようにエプロン４をドラフトローラ２に接触するように
押し上げ案内するものである。

したがって案内板１８の高さ並びに取付位置は、ドラフ
トローラ２の配置並びに外径によって異なるので、適当
な高さのものが選択されると共に前記スリット１７．１
７の形成範囲内において自由位置に止着できる。

なお締め付は用ポル）１７ａは、案内板１８の上部から
スリット１７を貫通させ、ナツト１７ｃはこのスリット
１７に一部が嵌合する突起１７ｂを形成し、不回転のも
のであることが推奨される。

捷たサイドフレーム１５．１５の前方側にはエプロンガ
イドローラ１４を設け、このガイドローラ１４はその取
り付は支軸１４ａを偏心した位置に設けると共に螺軸で
構成して両サイドフレーム１５．１５に形成した取付穴
１４ｂに通しナンド（図示せず）で止着する。

従ってこのガイドローラ１４は不回転に取り付けられる
と共に自由偏心位置で固定することができ、これにかけ
渡されたエプロン４の張力を偏心させることによって調
節することができる。

なおこの偏心ガイドローラ１４には遊転筒を外装してエ
プロン４０回転移行抵抗を少なくすることもできる。

捷たサイドフレーム１５，１５の前方側下部に枢支する
前記スタンド７．７には、いずれも高さを自由に調節し
得るよう螺合したステップ７ａを形成し、その枢支部７
ｂは、第１図に示すようにスタンド７の角度が僅か後方
向に傾いて安定保持する様に、サイドフレーム１５．１
５に形成した枢支穴７ｃにそれぞれ枢支される。

オたサイドフレーム１５゜１５の垂直壁部の前方側下部
にはスリット２２゜２２を形成し、このスリット２２は
後述するクリャラ屑の掻取装置における往復移動レバー
２０の支持溝を構成する。

この様に構成したフレーム枠組６には、第３図に示すよ
うに、エプロン４が前記ガイドローラ１４とエプロン駆
動ローラ１３の間にかけ渡されエフロン駆動ローラ１３
の積極駆動によって移行される。

ところでエプロン駆動ローラ１３は軸５に支持されるが
、軸５は往復回動するものであって、エプロン４を移行
させ得ない。

従って本発明に適用するエプロン、駆動ローラ１３は、
軸５の往復回動のうち一方方向回動のみを伝える様に構
成する。

即ちエプロン駆動ローラ１３は第８図および第９図に示
す様に、金属筒体３５０両側端部に支え軸受部材３４．
３４を固設して軸５に遊挿し、それぞれブツシュ３２．
３２を介して自由に回転するように取り付ける。

そして軸受部材３４．３４のいずれか一方には一方向ク
ラッチ３３を介して軸５と連結する。

従って軸５は前記したように往復回転するものであるが
、その一方側回転のみを軸受部材３４に伝達し、この軸
受部材３４に固設された前記筒体３５を一方方向にのみ
間欠的に回転させる。

なお軸受部材３４には筒体３５を嵌装する段部３４ｂと
フランジ部３４ａを形成し、段部３４ｂの内側に一方向
クラッチ３３を嵌合して止める穴３４ｃを形成するＣま
た筒体３５の周面には滑り止め用被覆層３６を形成し、
この被覆層３６は凹凸状のゴム又は金属等、摩擦抵抗を
有する材料で構成し、これらの材料で形成したパイプを
嵌装したり或は接着剤を併用して取り付ける。

この様に形成したエプロン駆動ローラ１３にかけ渡され
たエプロン４は、この被覆層３６によって摩擦抵抗が増
大されてエプロン４を確実に駆動することができる。

なおこれらの摩擦面むよび軸受部材３４とサイドフレー
ム１５及びブツシュ３２の摩擦面には繊維屑や塵埃が侵
入するので防塵対策を施すことが推奨され、図示例は防
塵盤３７を配設した例を示す。

即ち筒体３５の周面に形成する被覆層３６はその両端部
を軸受部材３４の側端より内側に形成してエプロン４の
裏側に筒体３５若しくは軸受部３４との間に空腔部３６
ａを形成し、該空腔部３６ａに挿入されるようなフラン
ジ部を形成した防塵盤３１を配設する。

即ち防塵盤３Ｔはフランジ３９を形成した円板で形成す
ると共にこれを不回転に保持するため、７ランジ３９の
反対面に係合突起部３８を形成して、この係合突起部３
８の下辺３８ａをサイドフレーム１５の頂面に係合する
ようにする。

昔たこの突起部３８はエプロン４０案内片として役立て
ることができる。

そしてこれらの防塵盤３γは合成樹脂材で形成したもの
が好適である。

一方この様にして移行するエプロン４は、トラフティン
グローラのボットムローラ２とそれぞれ接触しなからロ
ーラ表面移行方向に沿い若しくは逆らって間欠的に移動
し、ボットムローラ２に付着した繊維屑および塵埃を掻
き取る。

従ってエプロン４にはこれらの掻き取り繊維塵を剥離し
て常に清浄な掻き取面を形成する様な剥離装置が併設さ
れる。

そしてこれらの剥離装置としては一般にコームがエプロ
ンの作用面に軽く接するように設けられると共にエプロ
ン移行方向に沿ってトラバースする様に構成されるが、
アンダーエプロンクリャラ装置では、エプロン４の内側
に前記した繊維塵が侵入して、その駆動を阻害すること
がある。

よって本発明はこれらの剥離装置も改良してエプロン４
をより確実にクリーニングすると共に特にエプロン４の
内面側に付着した繊維塵も剥離しながら外側の一方側に
順次送り出すように構成したものである。

即ち第１図に示した剥離装置８は第４図に示すよう７て
、エプロン４の下側移行部を挾んで、内面コームプレー
ト２４および外面コームプレート２５で構成され、これ
らのコームプレート２４゜２５は互いに軽ぐエプロン４
の内外面にそれぞれ接してトラバースする。

即ちこれらのコームプレートは前記したコームレバー２
０のそれぞれ頂部の一部を折り曲げて形成した支持板２
３．２３にその両端部が支持され、コームレバー２０は
それぞれ往復回動軸５に取り付けたアーム１２．１２ａ
とリンクロンド１９．１９を介して設けられ、その先端
部内側にピボット２１，２１を設ける。

そしてこのピボット２１はそれぞれサイドフレーム１５
の前記垂直壁部に形成したスリット２２に遊合し、スリ
ット２２によって支えられながらトラバースする。

よって支持板２３は、それぞれコームプレート２４．２
５をスリット２２とほぼ平行にトラバースさせる。

一方支持板２３とコームプレートの取付構造は第５図〜
第７図に示す様に構成される。

即ち外面コームプレート２５は、支持板２３の下面に接
合する様に取り付け、内面コームプレート２４は自重に
よって下降し、支持板２３の頂面で支持される様に取り
付ける。

第７図はその取り付は構造を示したもので、支持板２３
にボルト２７の貫通穴を形成して、この支持板２３の下
面側に外面コームプレート２５を貫通させ、上面側にカ
ラー２６およびワッシャ２８を通し、外面コームプレー
ト２５の外面にワッシャ２８ａを装入してナツト２９に
よってスタッドを形成する。

そして内面コームプレート２４については、カラー２６
に遊挿される穴を形成して、このカラー２６に嵌合され
、支持板２３とワッシャ２８の間を自由に移動する。

な３図は支持板２３の厚さと、エプロン４の厚さがほぼ
同一で構成された場合を示し、内面コームプレート２４
が自重によって支持板２３に接したとき、内面コームプ
レート２４の歯先部がエプロン４の上面（内面側）に軽
ぐ接触する状態を示したものである。

よって支持板２３の厚みは一般にエプロン４の厚さより
薄く形成される。

ところでエプロンクリャラに適用されるコーミングプレ
ートに形成されるコーム刃の形状は、般に二等辺三角形
で形成され、掻き取り刃のトラバース方向に沿って互い
に等しい角度の働き片で形成されている。

この様な方形のコーミングプレートはエプロンから剥離
した塵や繊維屑を単に落下させるたけ、或は剥離させて
吸引装置に渡すことについては十分に満足し得るもので
あるが、本発明のようにエプロンの内面側で限られた空
隙部に適用するコーミングプレートにあっては、剥離し
た塵や繊維屑を積極的に左右いずれかへ移動させるもの
であることが望１れ、しかもこれらの移動はコームプレ
ートのトラバースによって移動するものであることが車
重れる。

よって本発明は剥離した塵や繊維屑を横方向の外側に移
送するコーミング装置も提供するものである。

即ち前記したコーミング装置８の内面コームプレート２
４の刃部３０は、第６図に示すように、トラバース方向
に対してほぼ真直に形成された片刃部と、トラバース方
向に対して傾斜された働き刃部で形成し、この働き刃部
によって掻き取った塵や繊維屑を、働き刃部の傾斜面の
分力方向に順次移送するものである。

即ち第５図に示すようにエプロン４は矢印Ａ方向に移動
し、コーミングプレート２４゜２５は矢印Ｂで示すよう
にトラバースし、内面コーミングプレート２４の刃部３
０は、第６図で示したように形成されるので、塵や繊維
屑４０は巻かれながらスパイラル状となって図面の右方
向にトラバース毎に送られる。

また、コーミングプレート２４の歯部３０を長手方向に
対して、その中央から右と左方向に傾斜させて構成すれ
ば、中央部を境として左右へ同時に塵や繊維屑４０を振
り分けながら送る様にすることもできる。

これによってエプロン４の内面を掃除することができ、
塵や繊維屑の堆積によって生ずるエプロン駆動スリップ
をなくすることができる。

本発明クリャラ装置はこの様に構成したから、■ 簡単
に操作することができる。

■ トラフティングローラのクリーニングを常時確実に
することができる。

■ エプロンの回動を確実にする。

■ 前項の理由によって、本発明装置を取り付けた各種
紡機においては、製品の品質が格段と向上する。

■ 安価に提供できる。

等の利益を享受できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明クリャラ装置の取付側面図、第２図は第
１図の作動説明図、第３図はクリャラ装置の平面図でエ
プロンを一部破断して示す。 第４図はクリャラ装置の構成を示す説明見取図、第５図
は第４図の一部拡大図、第６図は第５図の平面図、第７
図は第６図の切断線■−■に沿う矢視断面図、第８図は
エプロンローラの構成説明断面図、第９図は第８図の要
部構成説明展開見取図である。 １・・・・・・アンダークリャラ装置、４・・・・・・
エプロンクリャラ、５・・・・・・軸、６・・・・・・
フレーム枠組、７・・・・・・スタンド、８・・・・・
・コーミング装置、１３・・・・・・エプロン駆動ロー
ラ、１４・・・・・・エプロンガイドローラ、１５・・
・・・・サイドフレーム、１６・・・・・・固定ロッド
、１８・・・・・・案内板、２３・・・・・・支持板、
３２・・・・・・ブツシュ、３３・・・・・・一方向ク
ラッチ、３４・・・・・・軸受部材、３５・・・・・・
筒体、３６・・・・・・弾性被覆層、３７・・・・・・
防塵盤。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ ドラフトローラの下面部に接触しながら積極的に
   移動するエプロンクリャラ装置であって、バックローラ
   側の後方に設けた間欠回動シャフトに一方端を枢支して
   揺動自在に支持したサイドフレームと、該サイドフレー
   ムの間で且つ前記間欠回動シャフトに一方向クラッチを
   介装して一方方向の回動を伝えるエプロン駆動ローラと
   、サイドフレームの他端側に取り付けたエプロンガイド
   ローラで構成してエンドレスエプロンをこれらのローラ
   にかけ渡し、エンドレスエプロンの内面側には、ドラフ
   トローラ方向に向けてエプロンをドラフトローラに当接
   させる案内板を、サイドフレームの自由位置で固定でき
   る様に設けると共に、エンドレスエプロンの下方側には
   、該エプロンを間に挾んでエプロン移動方向に沿ってト
   ラバースするストリッピングコームを設け、該コームは
   、エプロンを受は支えてエプロンの表面側をクリーニン
   グする外面コームと、エプロンの裏側に加圧的に接触し
   てエプロン内面側をクリーニングする内面コームで構成
   し、これらのトラバースは前記間欠回動シャフトからス
   イングアームおよびロンドを介して駆動する様に構成し
   たことを特徴とするドラフトローラのクリャラ装置。 ２、特許請求の範囲第１項に釦いて、サイドフレームは
   その前方の下端側に傾倒自在に枢支したスタンドによっ
   てエプロンクリャラをドラフトローラに当接支持する様
   に構成したものであるドラフトローラのクリャラ装置。 ３ 特許請求の範囲第１，２項において、エプロン駆動
   ローラはその表面に滑り止め材を形成して構成したもの
   であるドラフトローラのクリャラ装置。 ４ 特許請求の範囲第１，２又は３項に釦いて、エプロ
   ンガイドローラは、そのサイドフレーム取り付は用支軸
   を偏心させて設け、サイドフレームに取り付けるに当っ
   てエプロンクリャラのかけ渡し張力を調節できる様に構
   成したものであるドラフトローラのクリャラ装置− ５特許請求の範囲第１．２．３又は４項において、内面
   コームは、そのコーム刃の方向を傾斜させて剥離した繊
   維屑を傾斜の方向に送るように構成したものであるドラ
   フトローラのクリャラ装置。 ６ 特許請求の範囲第１〜４又は５項に釦いて、エプロ
   ン駆動ローラの両側には、ガイド片付き７ランジカバー
   を配設すると共に、このフランジ部はエプロン駆動ロー
   ラの表面に被装した滑り止め材と、エプロンの内面とで
   構成する隙間に介装するように構成し、ガイド片によっ
   てサイドフレームに不回転に保持する様に構成したドラ
   フトローラのクリャラ装置。