JPS582533B2 - スタッフケ−ブルの成端部の構造 - Google Patents

スタッフケ−ブルの成端部の構造

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JPS582533B2
JPS582533B2 JP54125271A JP12527179A JPS582533B2 JP S582533 B2 JPS582533 B2 JP S582533B2 JP 54125271 A JP54125271 A JP 54125271A JP 12527179 A JP12527179 A JP 12527179A JP S582533 B2 JPS582533 B2 JP S582533B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
sleeve
termination
resin
jacket
Prior art date
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Expired
Application number
JP54125271A
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English (en)
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JPS5653521A (en
Inventor
貝津良輔
佐藤正治
池田始
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPS5653521A publication Critical patent/JPS5653521A/ja
Publication of JPS582533B2 publication Critical patent/JPS582533B2/ja
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  • Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は,通信ケーブル(以下本ケーブル)の途中に一
定間隔で挿入される中継器格納きよう体と、本ケーブル
の間を接続するスタツブケーブルの成端部の構造に関す
るものである。
従来、通信ケーブルの中継器きよう体とスタツブケーブ
ルとの接続については、スタツブケーブルが鉛外被の場
合には第1図に示すように、まずスタツブケーブル鉛外
被1と金属製成端スリーブ2とを鉛工により鉛工部3を
作成し、気密性を確保していた。
さらに成端スリーブ2内の気密性は熱硬化性樹脂(エポ
キシおよびウレタン)4を成端スリーブ2内に開口部か
ら注入して樹脂4とケーブル心線5および樹脂4とケー
ブル外被1との接着によりW面の気密性を確保していた
このときケーブル心線5と樹脂4との気密性は心線絶縁
のポリエチレン被覆をはぎとってケーブル心線5と樹脂
4とを充分に接着することにより保証していた。
また成端スリーブ2ときよう体との接続は成端スリーブ
2の外周上に取り付けられたフランジのガスケット溝2
−1にOリング6を挿入して,きよう体とフランジ間の
ボルトじめを行い、気密性を得ている。
このように成端スリーブ2とスタツブケーブル外被1と
の接続の容易さからスタツブケーブルには,あえて鉛外
被を使用していた。
このため,スタツブケーブルは重く、取扱いが悪いうえ
に、プラスチック外被に比べて振動、腐食の面でも劣っ
ていた。
またスタツブケーブルがLAP(ポリエチレン外被の内
側にアルミシースを接合したシース)などのプラスチッ
ク外被の場合には、第2図に示すように、成端スリーブ
2の断面中央に取り付けた補助スリーブ2−2スタツブ
ケーブルのプラスチック外被(ポリエチレン外被)1−
1とはポリエチレンモールド7を行っている例があるが
、高価な上に耐水性に対する信頼性にかけるものとなっ
ていた。
さらに成端スリーブ2内のプラスチック外被1−1の外
表面と樹脂4間との気密性には、アルミに熱溶融接着材
をラミネートしたテープ8をアルミ面を外側にしてプラ
スチック外被1−2に融着させ,このアルミ面と熱硬化
性樹脂4との接着力により気密性を得ている例があるが
、この方歩けアルミ面とプラスチック外被1−1との融
着にむらが生じて、長期信頼性が低く,実用上問題とな
っていた。
本発明はこのようなきよう体とスタツブケーブルとの接
続部の問題点を解消するため、スタツブケーブルには軽
量で安価なプラスチック外被を使用し、スタツブケーブ
ルの先端に成端スリーブを熱溶融接着材と熱収縮チュー
ブで接続し、この成端スリーブに熱硬化性樹脂を注入す
ることによってガスダム部を作成し、成端部の小形化,
簡易化、経済化をはかったものである。
以下図面により本発明を詳細に説明する。
第3図は本発明の一実施例の縦断向図であって,1−1
はポリエチレン外被、2は成端スリーブ、2−1はフラ
ンジ部のガスケット溝、2aぱ補助スリーブ、2a−1
は補助スリーブのケーブル接続部,2a−2は補助スリ
ーブのケーブル接続部表面のクロメート処理をほどこし
た部分、2a−3は補助スリ一部の樹脂接着部、4は熱
硬化性樹脂(エポキシ、ウレタン)、5はケーブル心線
(ポリエチレンまたは発泡ポリエチレン絶縁心線)6は
Oリング、9−1はクロメート処理部に接着した金属用
熱溶融接着材(例えばエチンン−アクリル酸エチル共重
合体アクリル酸グラフト変成)、9−2はポリエチレン
用熱溶融接着材(例えばエチレン−アクリル酸エチル共
重合体)、10は熱収縮ポリエチレンチューブである。
第4図は第3図の補助スリーブの樹脂接着部2a−3の
他の実施例の縦断面図で2a−4は補助スリーブの波形
状の気密保持部である。
本発明は補助スリーブのケーブル接続部2a−1と補助
スリーブの樹脂接着部2a−3を有する補助スリーブ2
aとその中央部で接合した円筒状の成端スリーブ2内に
熱硬化性樹脂(エボキシ、ウレタン)を注入してガスダ
ムを作成し,成端スリーブ2の外周上にきよう体との接
続のために取り付けたフランジを有する成端部である。
成端スリーブ2はニッケルメッキを施した黄銅を使用す
るか、ステンレスを使用し、マンホール内での使用に耐
える腐食対策をほどこす。
補助スリーブ2aのケーブル接続部2a−1には,外表
面にクロメート処理2a−2をほどこし、熱溶融接着材
(例えばエチレン−アクリル酸共重合体アクリル酸グラ
フト変成)9−1の金属用接着材を,クロメート処理し
た表面2a−2にあらかじめ接着させる。
この接着材9−1を有する補助スリーブ部2aをスタツ
プケーブル1−1に固定し、接着材9−1上およびこれ
に連なるスタツブケーブル外被1−1上に熱溶融接着材
(例えばエチンン−アクリル酸エチル共重合体)9−2
のポリエチレン用接着材を巻き付ける。
次にあらかじめスタツブケーブルに引き通しておいた熱
収縮ポリエチレンチューブ10を熱溶融接着材9−2上
で熱することにより、この熱収縮チューブ10を収縮さ
せる。
これと同時に約140℃の温度でポリエチレン用熱溶融
接着材9−2を溶融し、冷却後、補助スリーブ2a部で
は金属用の熱溶融接着材9−1および熱収縮チューブ1
0と接着する。
ポリエチンン外被部1−1ではポリエチレン外被1−1
および熱収縮チューブ10と接着する。
補助スリーブ2aの樹脂接着部2a−3は熱硬性樹脂(
エポキシ、ウレタン)4とよく接着し、この接着部がヒ
ートサイクルを受けても、樹脂が金属を外側から覆って
いるので,この金属部と樹脂4との接着性は十分期待で
きる。
この場合、樹脂接着部2a−3の構造を第4図に示す波
形状2a−4とすると、ガスの漏洩ルートに対する樹脂
との接着面積が大きくなり、気密の信頼性を十分に高め
ることができる。
一方、ケーブル心線5と熱硬化性樹脂(エポキシ、ウレ
タン)4との接続は,心線絶縁にポリエチレンか発泡ポ
リエチレンを使用している場合には絶縁被覆をはぎとる
か,またはポリエチレンにポリエチレン系熱溶融接着性
樹脂(例えばエチンン−酢酸ビニルーメタクリル酸グリ
シジル三元共重合体)をコーテングした絶縁心線に接続
替えして,熱硬化性樹脂4との接着をはかる。
このように成端部の気密は注入された熱硬化性樹脂4と
ケーブル心線5との界面の気密性を保証して、補助スリ
ーブ2aの樹脂接着部2a−3での樹脂4との接着性お
よび補助スリーブ2aのケーブル接続部2a−2におけ
る熱溶融接着材9−1、9−2と熱収縮チューブ10と
の接着性により、ガス気密性が保証される。
きよう体と成端スリーブ2との接続は、成端スリーブ外
周上に取り付けたフランジに切り込んだガスケット溝2
−1にOリング6を挿入することにより、フランジとき
よう体とのボルトじめ力で気密性を確保する。
この成端部の構造は、(1)成端スリーブとスタンプケ
ーブルとの接続部を小形化できる、(2)一つのフラン
ジから2条以上のスタップケーブルの引き出しができる
、(3)接続部の信頼性が高い、(4)廉価な接続方法
である、等の利点がある。
以上説明したように、本発明による成端部の構造は、外
表面に熱溶融接着材層を有するケーブル接続部およびガ
スダム用樹脂との接着部からなる補助スリーブを、その
中央外周上で補助スリーブ外径より大きい内径の成端ス
リーブに取り付けたものであり、ケーブル外被との接続
に熱溶融接着材と熱収縮ポリエチレンチューブを使用し
、かつガスダムの気密性向上のために補助スリーブに樹
脂接着部を有しているので、従来のケーブルとの接続が
鉛工であるためによるスタンプケーブル外被を鉛外被と
する方法およびポリエチレン外被の例でのポリエチレン
モールドの接続方法に比べて、成端部の腐食,振動に対
し信頼性が高く、かつ小形化できる利点があり、経済的
である。
またスタンプケーブルをプラスチック外被とすることが
でき、作業性、信頼性の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の成端部の縦断面図、第3図
は本発明の一実施例の縦断面図,第4図は本発明による
補助スリーブの樹脂接続部の他の実施例の縦断面図であ
る。 1・・・スタツプケーブルの鉛外被,1−1・・・スタ
ツブケーブルのプラスチック外被、2・・・成端スリー
ブ、2a・・・補助スリーブ,2−1・・・ガスケツト
溝、2a−1・・・補助スリーブのケーブル接続部、2
a−2・・・補助スリーブのケーブル接続部のクロメー
ト処理部,2a−3・・・補助スリーブの樹脂接着部、
2a−4・・・補助スリーブの波形状樹脂接着部、3・
・・鉛工部、4・・・熱硬化性樹脂、5・・・ケーブル
心線,6・・・Oリング,7・・・ポリエチレンモール
ド,8・・・ラミネートテープ、9−1・・・熱溶融接
着材、9−2・・・熱溶融接着材、10・・・熱収縮ポ
リエチレンチューブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スリーブの片端はケーブル心線引出用およびガスダ
    ム作成用熱硬化性樹脂注入用の開口端となっており,他
    端は外径が前記スリーブの内径よりも小さくかつ内径が
    ケーブル外被外径に適合する補助スリーブのほぼ中央部
    にて一体化されており、さらに前記スリーブの外周に固
    定用のフランジを有している成端用スリーブはプラスチ
    ックケーブル外被の端末に装着され、前記補助スリーブ
    のケーブル側部とケーブル外被とは、熱溶融接着材およ
    び熱収縮チューブで接着され,スリーブ内には熱硬化性
    樹脂の注入により、通信ケーブルのカスダムを形成して
    いることを特徴とするスタツブケーブルの成端部の構造
JP54125271A 1979-10-01 1979-10-01 スタッフケ−ブルの成端部の構造 Expired JPS582533B2 (ja)

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JP54125271A JPS582533B2 (ja) 1979-10-01 1979-10-01 スタッフケ−ブルの成端部の構造

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JPS5653521A JPS5653521A (en) 1981-05-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05126389A (ja) * 1991-10-31 1993-05-21 Nec Kyushu Ltd 空調制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0678201B2 (ja) * 1985-09-06 1994-10-05 ア−ス製薬株式会社 ピレスロイド系殺虫組成物用効力増強剤

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JPH05126389A (ja) * 1991-10-31 1993-05-21 Nec Kyushu Ltd 空調制御装置

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JPS5653521A (en) 1981-05-13

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