JPS5824172B2 - アンモニアオサンカブンカイスルホウホウ - Google Patents
アンモニアオサンカブンカイスルホウホウInfo
- Publication number
- JPS5824172B2 JPS5824172B2 JP50144002A JP14400275A JPS5824172B2 JP S5824172 B2 JPS5824172 B2 JP S5824172B2 JP 50144002 A JP50144002 A JP 50144002A JP 14400275 A JP14400275 A JP 14400275A JP S5824172 B2 JPS5824172 B2 JP S5824172B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- ammonia
- oxide
- titanium
- activity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は排ガス中に含まれるアンモニアガスを分解して
窒素ガスおよび水にする触媒に関する。
窒素ガスおよび水にする触媒に関する。
現在、各種排ガス中の窒素酸化物(以下NOxと略記す
る)の除去方法としてアンモニアによる接触還元法が開
発されている。
る)の除去方法としてアンモニアによる接触還元法が開
発されている。
この場合、高い脱硝率を維持するためにアンモニアを当
量以上に加えるのが普通である。
量以上に加えるのが普通である。
そのためNOxは除去されても余剰のアンモニアが流出
してくる可能性がある。
してくる可能性がある。
このアンモニアはそのまま排出されれば新たな公害源と
なる恐れがある。
なる恐れがある。
また、余剰のアンモニアは排ガス中の酸性ガスと反応し
てアンモニウム塩になるので、脱硝塔後部の配管に付着
して閉塞などのトラブルの原因となる。
てアンモニウム塩になるので、脱硝塔後部の配管に付着
して閉塞などのトラブルの原因となる。
したがってアンモニア還元脱硝法においては、余剰のア
ンモニアを分解しておくことが重要となる。
ンモニアを分解しておくことが重要となる。
また、アンモニアを使用する各種化学プラントからの排
ガスにはアンモニアが含有されるこさがままあるが、ア
ンモニアは水溶液によく吸収されるのでアンモニアの除
去は比較的容易であった。
ガスにはアンモニアが含有されるこさがままあるが、ア
ンモニアは水溶液によく吸収されるのでアンモニアの除
去は比較的容易であった。
しかしながら吸収法によりアンモニアを除去する場合、
処理ガス温度が高い時には処理ガスを冷却しなければな
らず、また吸収液の処理にも問題が残る。
処理ガス温度が高い時には処理ガスを冷却しなければな
らず、また吸収液の処理にも問題が残る。
これらの問題を解決するには排ガス中のアンモニアを分
解して窒素と水にして無害化するのが最も良い方法と考
えられる。
解して窒素と水にして無害化するのが最も良い方法と考
えられる。
従来、アンモニアを酸化して一酸化窒素とする触媒とし
ては工業的にPt系、Pt−Rh系などが800℃以上
の温度で用いられている。
ては工業的にPt系、Pt−Rh系などが800℃以上
の温度で用いられている。
しかし、この触媒では窒素酸化物を窒素までに還元する
ものではないので、その処理ガスは依然として人体に有
害である。
ものではないので、その処理ガスは依然として人体に有
害である。
またその他、これまで報告されているアンモニア酸化用
触媒にはNiOCoO+Feze3+ CuO+ Bi
2O3,MnO2などの酸化物触媒がある。
触媒にはNiOCoO+Feze3+ CuO+ Bi
2O3,MnO2などの酸化物触媒がある。
しかし、これらの触媒ではアンモニアの酸化分解生成物
として窒素以外にN 20.NOxの生成もかなり多い
。
として窒素以外にN 20.NOxの生成もかなり多い
。
しかも本目的とする反応温度300〜400℃では活性
も充分ではない。
も充分ではない。
本発明の目的は上記した従来技術の欠点をなくして、広
い温度範囲で高活性を示し、かつ他のガス例えばSO2
,CO2等の存在下でも選択性の良い触媒を用いてアン
モニアを窒素と水とに無害化する方法を提供することに
ある。
い温度範囲で高活性を示し、かつ他のガス例えばSO2
,CO2等の存在下でも選択性の良い触媒を用いてアン
モニアを窒素と水とに無害化する方法を提供することに
ある。
本発明の特徴はアンモニアおよび酸素を含有するガスを
接触させ、(1)式のように該ガス中のアンモニアを酸
化分解し、窒素と水に無害化するため4NH3+302
→2 N2 + 6 N20 (1)の方法(こ関
し、その反応を促進する触媒としてチタンおよび銅にモ
リブデン、タングステン、バナジウム、セリウム、鉄の
少くとも1種以上を活性主成分として含有する触媒を用
いることにある。
接触させ、(1)式のように該ガス中のアンモニアを酸
化分解し、窒素と水に無害化するため4NH3+302
→2 N2 + 6 N20 (1)の方法(こ関
し、その反応を促進する触媒としてチタンおよび銅にモ
リブデン、タングステン、バナジウム、セリウム、鉄の
少くとも1種以上を活性主成分として含有する触媒を用
いることにある。
本発明になる触媒を用いてアンモニアを分解除去する場
合、反応温度は250〜450℃、好ましくは300〜
400℃の広い温度範囲で効率的にNH3を分解できる
。
合、反応温度は250〜450℃、好ましくは300〜
400℃の広い温度範囲で効率的にNH3を分解できる
。
反応温度250℃以下では反応速度が小さく、高いアン
モニア分解率を得るためには空間速度を下げる必要があ
り、装置が大きくなって経済性が悪くなる。
モニア分解率を得るためには空間速度を下げる必要があ
り、装置が大きくなって経済性が悪くなる。
また反応温度450℃以上ではNOx生成率が高くなる
。
。
反応圧力は特に限定されないが、大気圧から10kg/
cyttあるいはそれ以上でもよい。
cyttあるいはそれ以上でもよい。
本発明になる触媒を用いてガス中のアンモニアを分解除
去するにあっては、(1)式で示されるように化学量論
的にアンモニアの374モル倍ノ酸素を必要とする。
去するにあっては、(1)式で示されるように化学量論
的にアンモニアの374モル倍ノ酸素を必要とする。
実際のプロセスにおいては反応速度を充分早くするため
酸素はアンモニアの数倍以上あることが好ましい。
酸素はアンモニアの数倍以上あることが好ましい。
この点については処理ガスが充分量の酸素を含有しない
場合には、処理ガス中に酸素あるいは空気を混入するこ
とにより容易に解決できる。
場合には、処理ガス中に酸素あるいは空気を混入するこ
とにより容易に解決できる。
この点ボイラー排ガス中の窒素酸化物をアンモニア還元
した後の余剰アンモニアの分解には充分に酸素を有する
のでそのまま反応させうる。
した後の余剰アンモニアの分解には充分に酸素を有する
のでそのまま反応させうる。
また空間速度は反応温度およびガス中の他の共存成分に
よっても異なるが1,000〜100.0OOh=’、
好ましくは2,000〜30.000h−1の範囲で効
率よくアンモニアを分解できる。
よっても異なるが1,000〜100.0OOh=’、
好ましくは2,000〜30.000h−1の範囲で効
率よくアンモニアを分解できる。
本発明の触媒は第1成分としてチタン、第2成分吉して
銅に更に第3成分としてモリブデン、タングステン、バ
ナジウム、セリウム、鉄のうちから選ばれた少くとも1
種以上を触媒調製終了時において第1成分に対する第2
成分の原子比が0.02〜1望ましくは0.05〜0.
5の範囲にあり、かつ第1成分に対する第3成分の原子
比が0.01〜05、望ましくは0.02〜0.5の範
囲の比率で含有している。
銅に更に第3成分としてモリブデン、タングステン、バ
ナジウム、セリウム、鉄のうちから選ばれた少くとも1
種以上を触媒調製終了時において第1成分に対する第2
成分の原子比が0.02〜1望ましくは0.05〜0.
5の範囲にあり、かつ第1成分に対する第3成分の原子
比が0.01〜05、望ましくは0.02〜0.5の範
囲の比率で含有している。
また、上述の活性成分を耐火性多孔質担体に担持して用
いたり、相体成分と混合して触媒を調製することができ
るが、この場合には上記3種の触媒成分の重量の和が触
媒全重量の3%以上、望ましくは5%以上とすると活性
の良い触媒を得る。
いたり、相体成分と混合して触媒を調製することができ
るが、この場合には上記3種の触媒成分の重量の和が触
媒全重量の3%以上、望ましくは5%以上とすると活性
の良い触媒を得る。
本発明になる触媒の調製には1通常の製造に利用される
沈澱法、混練法などいずれも使用することが出来、特に
限定されない。
沈澱法、混練法などいずれも使用することが出来、特に
限定されない。
また最終的な触媒の成型法としても通常の打錠成型法、
押出し成型法、転勤造粒法など目的に応じて任意の方法
を採用することが出来る。
押出し成型法、転勤造粒法など目的に応じて任意の方法
を採用することが出来る。
本発明になる触媒を調製する場合のチタン原料としては
各種の酸化チタン、また加熱することにより酸化チタン
を生成するチタン酸(T 102・nN20)、四塩化
チタン、硫酸チタン、硫酸チタニル(T i O204
)などを用いることが出来る。
各種の酸化チタン、また加熱することにより酸化チタン
を生成するチタン酸(T 102・nN20)、四塩化
チタン、硫酸チタン、硫酸チタニル(T i O204
)などを用いることが出来る。
あるいは四塩化チタン、硫酸チタンなどの水溶液をアン
モニア水、力性アルカリ、炭酸アルカリ、尿素などで中
和して沈澱を生成せしめ、それを加熱分解して酸化物を
得るのも好ましい方法である。
モニア水、力性アルカリ、炭酸アルカリ、尿素などで中
和して沈澱を生成せしめ、それを加熱分解して酸化物を
得るのも好ましい方法である。
高温焼成されたルチル型あるいはアナターゼ型酸化チタ
ンを用いて本発明の触媒を調製した場合にはその活性は
充分でないが、これらの酸化チタンを熱濃硫酸で処理す
ることにより、酸化チタンの一部あるいは全部を硫酸チ
タンに変え、上記沈澱物をつくることにより高活性の本
発明触媒を調製できる。
ンを用いて本発明の触媒を調製した場合にはその活性は
充分でないが、これらの酸化チタンを熱濃硫酸で処理す
ることにより、酸化チタンの一部あるいは全部を硫酸チ
タンに変え、上記沈澱物をつくることにより高活性の本
発明触媒を調製できる。
銅の原料としては酸化銅、または加熱することにより酸
化銅を生成する水酸化銅、硫酸銅、硝酸銅などいずれも
使用し得る。
化銅を生成する水酸化銅、硫酸銅、硝酸銅などいずれも
使用し得る。
またこれら各種銅塩の水溶液に上記アルカリ性の沈澱剤
を加えて銅の水酸化物となし、これを加熱分解すること
により酸化銅を得るのも良い方法である。
を加えて銅の水酸化物となし、これを加熱分解すること
により酸化銅を得るのも良い方法である。
またモリブデンの原料としては酸化モリブデン、モリブ
デン酸、モリブデン酸アンモニウムなどを使用出来る。
デン酸、モリブデン酸アンモニウムなどを使用出来る。
鉄原料としては各種の酸化鉄、水酸化鉄、硝酸鉄、硫酸
鉄、塩化鉄、酢酸鉄などいずれも使用し得る。
鉄、塩化鉄、酢酸鉄などいずれも使用し得る。
バナジウムの原料としては酸化バナジウム、メタバナジ
ン酸アンモニウム、硫酸バナジルなどを用いることが出
来る。
ン酸アンモニウム、硫酸バナジルなどを用いることが出
来る。
セリウムの原料としては酸化セリウム、硝酸セリウム、
硫酸セリウム、塩化セリウム、酢酸セリウム、炭酸セリ
ウム、シュウ酸セリウムなどいずれも使用し得る。
硫酸セリウム、塩化セリウム、酢酸セリウム、炭酸セリ
ウム、シュウ酸セリウムなどいずれも使用し得る。
またタングステン原料としては酸化タングステン、タン
グステン酸、パラタングステン酸アンモニウムなどが好
ましい。
グステン酸、パラタングステン酸アンモニウムなどが好
ましい。
また担体成分であるシリカを含有したケイタングステン
酸およびその塩も好ましい原料である。
酸およびその塩も好ましい原料である。
以下、実施例をあげて本発明の内容をより詳細に説明す
る。
る。
実施例−1
本発明の方法に用いる触媒および比較例として用いる触
媒を下記のように調製した。
媒を下記のように調製した。
実施例触媒 1
メタチタン酸スラリー5002をとり(T i 02と
して150?)、これに硝酸銅(Cu Q’JO3)
2 ・3 N20) 53.4 i1i’およびモリブ
デン酸アンモニウム((NH4)6MO7024・4
N20) 19.5 Fを加える。
して150?)、これに硝酸銅(Cu Q’JO3)
2 ・3 N20) 53.4 i1i’およびモリブ
デン酸アンモニウム((NH4)6MO7024・4
N20) 19.5 Fを加える。
更に蒸留水500m1を加え、この混合物をニーダ−に
て充分に混練する、。
て充分に混練する、。
得られたペースト状の混合物を300℃で5時間予備焼
成した後に、グラファイトを3重量%加え成型圧力約5
00kg/cyyiで直径6mrrt、厚さ6朋の大き
さに打錠成型する。
成した後に、グラファイトを3重量%加え成型圧力約5
00kg/cyyiで直径6mrrt、厚さ6朋の大き
さに打錠成型する。
得られた成型品を500℃で4時間焼成した。
かくして得られた触媒は原子比でTi:Cu:Mo=8
5:10:5の組成を有する。
5:10:5の組成を有する。
比較例触媒 1
ヘキサクロロ白金酸(N2 P t C1e )水溶液
(10rPt/100グ 溶液)577Ilを蒸留水に
希釈して全量を70m1にして、これを10〜20メツ
シユに粉砕した活性アルミナ担体100ノに含浸し。
(10rPt/100グ 溶液)577Ilを蒸留水に
希釈して全量を70m1にして、これを10〜20メツ
シユに粉砕した活性アルミナ担体100ノに含浸し。
120℃で5時間乾燥後、水素気流中で450℃にて3
時間焼成還元する。
時間焼成還元する。
この触媒は0.5%(wt)アルミナ担体付白金触媒で
ある。
ある。
触媒の活性試験装置は通常の常圧固定床流通方式であり
、反応管は内径16rnrnのパイレックスガラス製で
内部に外径5rn1nのパイレックスガラス製の熱電対
保護管を有している。
、反応管は内径16rnrnのパイレックスガラス製で
内部に外径5rn1nのパイレックスガラス製の熱電対
保護管を有している。
この反応管を電気炉で加熱して反応温度を設定する。
反応管の中央部に触媒4m1(実施例触媒は10〜20
メツシユに整粒したのち)を充填し、下記組成のガスを
空間速度(以下SVと略す)約30,000h ’で
触媒層に流通して、触媒層入口と出口のアンモニアNH
3300pp[1I 02 3 % N2 残部 の濃度を測定しアンモニア分解率を求め、また触媒層出
口のNOxの濃度を測定してNOx生成率を、N20濃
度を測定してN20生成率を求めた。
メツシユに整粒したのち)を充填し、下記組成のガスを
空間速度(以下SVと略す)約30,000h ’で
触媒層に流通して、触媒層入口と出口のアンモニアNH
3300pp[1I 02 3 % N2 残部 の濃度を測定しアンモニア分解率を求め、また触媒層出
口のNOxの濃度を測定してNOx生成率を、N20濃
度を測定してN20生成率を求めた。
なおアンモニアの分析はインドフェノール法により行っ
た。
た。
NOxの測定はケミルミネッセンス方式のNOx分析計
を用いた。
を用いた。
N20の測定は赤外線吸収法により行った。
アンモニア分解率、NOx生・成率およびN20生成率
は次式より求めた。
は次式より求めた。
実施例触媒1と比較例としてあげた白金触媒の活性を上
記条件で測定して第1図に示す結果を得た。
記条件で測定して第1図に示す結果を得た。
この図に示されるごとく比較例触媒は実施例触媒と同じ
程度の高い活性を示している。
程度の高い活性を示している。
しかし比較例触媒ではアンモニアの酸化分解生成物が窒
素以外にNOx +N20が多い。
素以外にNOx +N20が多い。
このためアンモニアを無害化するという目的には不適で
ある。
ある。
一方、実施例触媒は高活性であるPt系触媒と同程度の
活性を示すうえに、生成物としてNOxが450℃にお
いても1卿程度であり、N20も定量分析下限の10廃
以下と少なく、非常に優れた性能を示した。
活性を示すうえに、生成物としてNOxが450℃にお
いても1卿程度であり、N20も定量分析下限の10廃
以下と少なく、非常に優れた性能を示した。
実施例−2
チタンと銅とモリブデンの組成比を変えた以外は実施例
−1と同様な方法で調製した触媒を用い、実施例−1で
示したのと同じ組成のガスを5V−30,000h
’で流通して触媒の活性試験を行い、第1表に示す結果
を得た。
−1と同様な方法で調製した触媒を用い、実施例−1で
示したのと同じ組成のガスを5V−30,000h
’で流通して触媒の活性試験を行い、第1表に示す結果
を得た。
第1表に示されるとと<Ti/Cu (90:10)触
媒に比較して、モリブデンを添加したTi/Cu/Mo
(85:10:5)触媒は明らかにアンモニア分解活性
が上昇している。
媒に比較して、モリブデンを添加したTi/Cu/Mo
(85:10:5)触媒は明らかにアンモニア分解活性
が上昇している。
しかもNOx生成率は低くなっており、選択性も増加し
ている。
ている。
またTi/Cu/Mo触媒は銅を含まないTi/Mo(
90:10)触媒に比較して低温活性が向上しているこ
とも明らかであろう。
90:10)触媒に比較して低温活性が向上しているこ
とも明らかであろう。
なお、N20の生成は250〜450℃の範囲ではいず
れの触媒においてもiop毘以下と少なく・無視できる
量であった。
れの触媒においてもiop毘以下と少なく・無視できる
量であった。
そして高温になっても比較的NOxの生成率が少ないと
いう特徴を有する。
いう特徴を有する。
実施例−3
モリブデン酸アンモンの代りに硫酸第1鉄の溶液にアン
モニア水を滴下して生成した水酸化鉄の沈澱を用い、モ
リブデンと鉄を入れ換えた以外は実施例−1と同様な方
法で調製したTi/Cu/Fe触媒のTi : Cu
:Feの組成比を変化させ、実施例−2と同様の条件下
で活性試験を行い第2表に示す結果を得た。
モニア水を滴下して生成した水酸化鉄の沈澱を用い、モ
リブデンと鉄を入れ換えた以外は実施例−1と同様な方
法で調製したTi/Cu/Fe触媒のTi : Cu
:Feの組成比を変化させ、実施例−2と同様の条件下
で活性試験を行い第2表に示す結果を得た。
第2表に示されるとと<Ti/Cu (90: 10)
触媒に比較して、鉄を添加したT i/Cu//Fe
(80:10:10)触媒は明らかにアンモニア分解活
性が上昇している。
触媒に比較して、鉄を添加したT i/Cu//Fe
(80:10:10)触媒は明らかにアンモニア分解活
性が上昇している。
しかもNOx生成率は低くなっており、選択性も増加し
ている。
ている。
またTi/Cu/Fe触媒は銅を含まないTi/’Fe
(90: 10 )触媒に比較して低温活性が向上し
ていることも明らかであろう。
(90: 10 )触媒に比較して低温活性が向上し
ていることも明らかであろう。
そして高温でより充分な活性を示す。
実施例−4
モリブデン酸アンモニウムの代りにメタバナジン酸アン
モニウムを用い、モリブデンとバナジウムを入れ換えた
以外は実施例−1と同様な方法で調製したTi/Cu/
V触媒の’I’i:Cu:Vの組酸比を変化させ、実施
例−2と同様の条件下で活性試験を行い第3表に示す結
果を得た。
モニウムを用い、モリブデンとバナジウムを入れ換えた
以外は実施例−1と同様な方法で調製したTi/Cu/
V触媒の’I’i:Cu:Vの組酸比を変化させ、実施
例−2と同様の条件下で活性試験を行い第3表に示す結
果を得た。
第3表に示されるごと<Ti/Cu (90:10)
触媒に比較して、バナジウム添加したTi/Cu/v(
85:10:5)触媒は明らかに低温でのアンモニア分
解活性が上昇している。
触媒に比較して、バナジウム添加したTi/Cu/v(
85:10:5)触媒は明らかに低温でのアンモニア分
解活性が上昇している。
またTi/Cu/V触媒は銅を含まないTi/V(90
: 10 )触媒に比較して格段に活性が向上している
ことも明らかであろう。
: 10 )触媒に比較して格段に活性が向上している
ことも明らかであろう。
実施例−5
モリブデン酸アンモニウムの代りに硝酸セリウムの溶液
にアンモニア水を滴下して生成した水酸化セリウムの沈
澱を用い、モリブデンとセリウムを入れ換えた以外は実
施例−1と同様な方法で調製したTi/Cu/Ce触媒
のTi:Cu:Ceの組成比を変化させ、実施例−2と
同様の条件下で活性試験を行い第4表に示す結果を得た
。
にアンモニア水を滴下して生成した水酸化セリウムの沈
澱を用い、モリブデンとセリウムを入れ換えた以外は実
施例−1と同様な方法で調製したTi/Cu/Ce触媒
のTi:Cu:Ceの組成比を変化させ、実施例−2と
同様の条件下で活性試験を行い第4表に示す結果を得た
。
第4表に示されるごと<Ti/Cu (90: 10)
触媒に比較して、セリウムを添加したT i / Cu
/Ce(80:10:10)触媒は明らかに低温でのア
ンモニア分解活性が上昇している。
触媒に比較して、セリウムを添加したT i / Cu
/Ce(80:10:10)触媒は明らかに低温でのア
ンモニア分解活性が上昇している。
またTi/Cu/Ce触媒は銅を含まないTi/Ce(
90:10)触媒に比較して格段に活性が向上している
ことも明らかであろう。
90:10)触媒に比較して格段に活性が向上している
ことも明らかであろう。
そして400℃付近でのNOx生成率が少ない傾向があ
る。
る。
実施例−6
モリブデン酸アンモニウムの代りにタングステン酸アン
モニウムを用い、モリブデンとタングステンを入れ換え
た以外は実施例−1と同様な方法で調製したTi/Cu
/W触媒のTi:Cu:Wの組成比を変化させ、実施例
−2と同様の条件下で活性試験を行い、第5表に示す結
果を得た。
モニウムを用い、モリブデンとタングステンを入れ換え
た以外は実施例−1と同様な方法で調製したTi/Cu
/W触媒のTi:Cu:Wの組成比を変化させ、実施例
−2と同様の条件下で活性試験を行い、第5表に示す結
果を得た。
第5表に示されるごと<Ti/Cu(90: 10)触
媒に比較して、タングステンを添加したTi /Cu/
W (85: 10 : 5 )触媒は明らかに低温で
のアンモニア分解活性が上昇している。
媒に比較して、タングステンを添加したTi /Cu/
W (85: 10 : 5 )触媒は明らかに低温で
のアンモニア分解活性が上昇している。
またTi/Cu /W触媒は銅を含まないTi/W(9
0:10)触媒に比較して格段に活性が向上しているこ
とも明らかであろう。
0:10)触媒に比較して格段に活性が向上しているこ
とも明らかであろう。
このように量を多くするに従って低温活性を示す傾向が
ある。
ある。
実施例−7
本実施例では実施例−1の触媒を用いて、反応温度35
0℃一定の条件でSvとNH3分解率およびNOx生成
率の関係を調べた結果について述べる。
0℃一定の条件でSvとNH3分解率およびNOx生成
率の関係を調べた結果について述べる。
Sv、すなわちガス流量を変えた以外は実施例−1と同
様の条件で反応させた結果を第6表に示す。
様の条件で反応させた結果を第6表に示す。
この結果から、本発明になる触媒ではSvを30.00
0h’に設定しても充分実用に供する触媒活性を示す。
0h’に設定しても充分実用に供する触媒活性を示す。
第1図は本発明の一実施例になる触媒のアンモニア分解
率とNOxおよびNOの生成率と温度の関係を示すグラ
フである。
率とNOxおよびNOの生成率と温度の関係を示すグラ
フである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アンモニア及び酸素を含むが窒素酸化物を含まない
ガスを、 (a) チタン酸化物と (b) 銅酸化物および (c)モリブデン酸化物、タングステン酸化物、バナジ
ウム酸化物、セリウム酸化物及び鉄酸化物の少なくとも
1つ を活性の主成分とし、チタンに対する銅の原子比がチタ
ン1に対して0.02〜1の範囲にあり、且つチタンに
対するモリブデン、タングステン、バナジウム、セリウ
ム及び鉄の少なくとも1つの原子比がチタン1に対して
0.01〜0.5の範囲にある触媒(高温焼成されたル
チル型或はアナターゼ型酸化チタンを用いて調製したも
のを除く)を用いて、ガス中のアンモニアを窒素と水と
に変換することを特徴とするアンモニアを酸化分解する
方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50144002A JPS5824172B2 (ja) | 1975-12-05 | 1975-12-05 | アンモニアオサンカブンカイスルホウホウ |
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Family Applications (1)
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-
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- 1975-12-05 JP JP50144002A patent/JPS5824172B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
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