JPS582372A - 紫外線硬化型バインドテ−プ - Google Patents

紫外線硬化型バインドテ−プ

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JPS582372A
JPS582372A JP56101798A JP10179881A JPS582372A JP S582372 A JPS582372 A JP S582372A JP 56101798 A JP56101798 A JP 56101798A JP 10179881 A JP10179881 A JP 10179881A JP S582372 A JPS582372 A JP S582372A
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JP
Japan
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resin
tape
ultraviolet curable
ultraviolet
glass fibers
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JP56101798A
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JPS6217634B2 (ja
Inventor
Fumio Nogami
野上 文夫
Masaru Dobashi
土橋 勝
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電気機器の積層鉄心または巻き線の締付は部
材として用いる紫外線硬化型バインドテープに関する。
   ゛ 紫外線硬化型バインドテープは、紫外線を照射すること
によシ迅速に硬化するため、バインド巻き積層鉄心また
は巻き線の製造において、テープ硬化作業の省力化、硬
イi時間の短縮による省エネルギー化および製造時間の
短i化が可能であるAの面から非常に有用である。
紫外線硬化型バインドテープを用いたバインド巻き積層
鉄心または巻゛き線を製造方法は、バインドテープに巻
き張力を加えつつ数層に巻き重ね、その後紫外線を照射
して樹脂を硬化させることから成る。バイントチニブを
巻き重ねる時、張力を加えるのはテープ層間の密着を強
くし、樹脂硬化後各テープ層が一体に硬化することによ
って硬化後のバインドテープの強度を上げ名ために是非
必要である。
しかし、従来の紫外線硬化型バインドテープは含有する
紫外線硬化型樹脂が比較的低分子量であ゛るために、い
わゆる腰がなく、未硬化時のテープ強度が弱く、テープ
巻き重ね時に張力を加えると破断する欠点があった。す
なわち、張力がテープの横方向に沿って均一に加われば
破断しないが、実際の積層鉄心または巻き線ではテープ
の接する面に凹凸があるため、張力がテープに均一に加
わらないため、含浸樹脂による繊維間の結合がまず破壊
され、繊維間がバラバラになり、パラバ2にほぐれた繊
維内の7本の繊維に張力が集中することによシ、この繊
維が破断され、更に次の繊維に張力が集中し、破断され
る。このようにして集中張力による破断が順次に起シ、
遂にはバインドテープ全体が破断するものと考えられる
さらに、従来の紫外線硬化型バインドテープは、未硬化
状態では比較的粘着性が少なく、従って、強い張力を加
えないとテープ層相互の硬化後の一体化が得られない欠
点があった。
本発明の目的は、上述のような欠点がない、未硬化時に
おいても繊維の結合強度が大きく、従って巻き張力を加
えても破断しないで、また適度の粘着性を有するために
テープ券種ね時に各テープ層の緊密に接着する紫外線硬
化型バインドテープを提供するにある。
本発明は、紫外線硬化型樹脂とフェノキシ樹脂とを混合
した樹脂成分とガラス繊維とから成ることを特徴とする
紫外線硬化型バインドテープに関する。
本発明によるガラス繊維は、ガラスクロスまたは一方向
引き揃えガラスヤー/を用いる。
本発明による紫外線硬化型樹脂としては、エポキシ樹脂
と(メタ)アクリル酸とから合成したビニルエステルを
用いる。エポキシ樹脂としては、特に制限されるもので
はなく、オキシラン環f2個以上有する化合物であれば
用いることができ、ビスフェノールA、水添ビスフェノ
ールA、ビスフェノールFjたはノボラック樹脂とエピ
クロルヒドリンとの反応により得られるエポキシ樹脂あ
ルイハ(メチル)グリシジルエーテル、(メチル)グリ
シジルエステル、(メチル)グリシジルアミン型のエポ
キシ樹脂、あるφは脂肪族または脂環式エポキシ樹脂、
あるφはへテロ環を有するエポキシ樹脂を用しることが
できる。これらのエポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸と
から得られるビニルエステルの1種または2種以上を混
合して紫外線硬化型樹脂として用いることができる。ま
た、紫外線硬化型樹脂にバインドテープの密着性および
元の透過性を低下させない充てん剤、着色剤、難燃剤、
可塑剤を混合して用いることができる。
本発明で用いるフェノキシ樹脂は一般式で表わされ、分
子量70,000〜go、θ0.0 のものが好ましφ
。また紫外線硬化型樹脂100重量部に対、して−20
重量部〜50重量部使用するのが好ましい。フェノキシ
樹脂は紫外線硬化型樹脂と混合することによって未硬化
時の繊維結合強度とテープへの適度な粘着性を付与する
。フェノキシ樹脂が20重量部より少ないとテープ層間
の密着性が劣化し、また1巻き張力を加えると破断しや
すくなる。しかし、SO重量部よシ多い場合は樹脂成分
が脆くなり、巻き作業でガラス繊維の折損が生ずる。
本発明による紫外線硬化型バインドテープは、前記ビニ
ルエステルとフェノキシ樹脂との混合物に適宜光増感剤
、溶剤等を加えてガラス繊維にへケまた轄ローラ等で塗
布あるφは含浸させた後、乾燥することによ〕溶剤を除
、去することにより造られる。溶媒乾燥後のテープは適
度の粘着性を有する。樹脂成分のガラス繊維への塗布量
はガラス繊維lθθ重量部fitl−20〜30重量部
であるのが好ましい〇 本発明による紫外線硬化型バインドテープは、通常の巻
き張力(テープ巾l闘当りク〜/j〜f)を加えても破
断することなく、また厚巻きしたテープ層においても層
間の密着がよく、紫外線の照射によシ下層まで各層一体
に硬化するから、硬化後のテープ強度が大で、しかも耐
熱性、耐油性に優れ、バインド巻き積層鉄心または巻き
線の締付部材として極めて有用である。
以下に実施例および比較例を掲げて本発明を更に具体的
に説明する。
なお実施例および比較例において、下肥の表−lに示し
た特性値は下記の試験法により求めた:結合カニ未硬化
のバインドテープを長さj−Q IIKに切断し、繊維
と平行にチャックで挟み、チャック間を一20賭として
、テープの横方向にチャックの移動速度f 7011部
分として引張シ、繊維間の樹脂による結合が破れて離れ
るまでの最大強さと繊維が離れた時の伸びとを求めた。
硬化後引張強さ:J工S 、2p/2に準じたリング法
により測定した。す/グ試験金具は分割屋で内径lS6
朋で、チー1巻き巾はl?關である。引張試料の作製は
テープ巾を/9nとし、巻き張力/ 、? OKgfで
金具に3回または6回巻き付けた後、試験金具を回転さ
せながら紫外線を照射して硬化した。引張試験は分割片
をそれぞれ逆方向に一20朋/分の速さで引張り破断時
の強さを引張強さとした。このテープの横方向の引張試
験において繊維間が離れる強さと、繊維間が離れた時の
伸びとを結合力として表わすと、結合力と巻き張力によ
る破断とに関係あることが見出された。すなわち、結合
力が大きいテープは巻き張力を加えても破断しないこと
である。
実施例および比較例中部とは重量部である。
実施例1−ダ エピコートg2g(エポキシ樹脂、シェル社商品名)と
メタクリル酸とから合成したビニルエステル700部と
、BAKBL工TK (フェノキシ樹脂、ユニオンカー
バイド社商品名)−20部(実施例1)、30部(実施
例−)、90部(実施例3)、5′θ部(実施例tI)
を混合し、光増感剤としてべ/ゾインイソプチルエーテ
ル/部を加え、トルエン/MKK (70部730部)
混合溶剤で粘度(室温)/ 000 cp以下にした樹
脂混合物を一方向引き揃えヤー7 (E!’LG / 
j O−z/、2 90本)に樹脂付着量、2p−コロ
%、テープ巾3011Imになるようにローラで塗布し
、700℃で5分間熱風乾燥して紫外線硬化型のバイン
ドテープを得た。実施例/−Uで得たテープは凹凸のあ
る積層鉄心に張力(テープ巾当り7〜t!;Kyf)を
加えて巻き付けても破断しなかった。これらテープの結
合力および3回あるいは6回巻きでの硬化後の引張9強
さを表−/に示す0 実施例S エピコートlOO/(エポキシ樹脂、シェル社商品名)
とメタクリル酸とから合成したビニルエステル100部
とBAKFiL工TE (フェノキシ樹脂)30部とを
混合し、実施例/と同様に処理して紫外線硬化Wバイン
ドテープを得た。このテープの結合力および硬化後の引
張強さを後記表−7に示す。
このテープは巻き張力を加えても破断しなかった。
実施例6 DwN4!3tr (エポキシ樹脂、ダウ・ケミカル社
商品名)とメタクリル酸とから合成したビニルエステル
700部、BAKKL工THi (フェノキシ樹脂)3
0部を混合した樹脂を実施例1と同様に処理して紫外線
硬化型バインドテープを得た。このテープの結合力およ
び硬化後の引張9強さを後記表−7に示す。このテープ
は巻き張力を加えても破断しなかった。
実施例7 エピコート5コgとメタクリル酸とから合成したビニル
エステルi o o 部トBAKEL工TE (フェノ
キシ樹脂)−20部を混合し、ペンシイ/イソブチルエ
ーテル1部を加えてトルエン/MEK (70部/30
部)混合溶剤で粘度10θ6cp以下にしたものを巾l
?龍のガラスクロスに樹脂付着量24(−26%になる
ように含浸させ、紫外線硬化型バインドテープを得た。
このテープの硬化後の引張強さを表−/に示す。
比較例1 エピコート5コgとメタクリル酸とから合成したビニル
エステルのみにべ/ジインブチルエーテル1部を加え、
実施例/と同様に処理して紫外線硬化型バインドテープ
を得た。このテープの硬化後の引張強さを表−lに示す
。このテープは巻き張力を加えると破断した。また硬化
後の引張強さは厚巻きにした場合強度が低くなる。
表−1 (l/) 508−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (リ 紫外線硬化型樹脂とフェノキシ樹脂とを混合した
    樹脂成分とガラス繊維とから成ることを特徴とする紫外
    線硬化型バインドテープ。 (2)  紫外線硬化型樹脂100重量部に対しフェノ
    キシ樹脂を20−□SO重量部混合した樹脂成分とガラ
    ス繊維とから成る特許請求の範囲オ/項記載の紫外線硬
    化型バインドテープ。 (3)  ガラス繊維としてガラスクロスを用いる特許
    請求の範囲オ1項記載の紫外線硬化型バインドテープ。 (4)  ガラス繊維として一方向引揃えガラスヤ−7
    を用いる特許請求の範囲オ/項記載の紫外線硬化型バイ
    ンドテープ。          ゛(5)紫外線硬化
    型樹脂として止ボキーシ樹脂とメタクリル酸またはアク
    リル酸とから合成したビニルエステルを用いる特許請求
    の範囲オ/項記載の紫外線硬化型バインドテープ。
JP56101798A 1981-06-29 1981-06-29 紫外線硬化型バインドテ−プ Granted JPS582372A (ja)

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JP56101798A JPS582372A (ja) 1981-06-29 1981-06-29 紫外線硬化型バインドテ−プ

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JP56101798A JPS582372A (ja) 1981-06-29 1981-06-29 紫外線硬化型バインドテ−プ

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JPS582372A true JPS582372A (ja) 1983-01-07
JPS6217634B2 JPS6217634B2 (ja) 1987-04-18

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ID=14310160

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JP56101798A Granted JPS582372A (ja) 1981-06-29 1981-06-29 紫外線硬化型バインドテ−プ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5667893A (en) * 1992-10-09 1997-09-16 Minnesota Mining And Manufacturing Company Substrate coated or impregnated with flexible epoxy composition
WO2021200793A1 (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 繊維強化プラスチック成形材料

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US5667893A (en) * 1992-10-09 1997-09-16 Minnesota Mining And Manufacturing Company Substrate coated or impregnated with flexible epoxy composition
WO2021200793A1 (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 繊維強化プラスチック成形材料

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