JPS58224779A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は記録済の被記録部材にラミネート加工を行い得
るようにした記録装置に関する。

近年、記録ヲ終了した記録紙の表面にラミネート加工が
施されることが多い。特に、カラー画像においては、ラ
ミネート加工により色のあざやかさの度合が増すととも
に、長期保存に対しても初期の画質が維持できる。また
、ラミネート加工の仕方によっては、記録紙の耐水性１
強度等が増すといった利点もある。

しかしながら、従来においては、このような記録紙等へ
のラミネート加工処理は、記録装置とは別個に設けられ
ているラミネートコーティング装＃、（以下、ラミネー
ト材社う］により行われていた。従って、記録装置にお
いて記録を終えた記録紙を一枚一枚ラミネータまで運ん
で、ラミネート加工を行わなければならなかった。

このよ５な点に鑑みて、本出願人は先に、ラミネート加
工機能を備え、記録済の被記録部材へのラミネート加工
を、簡易かつ迅速に行い得る記録装置を提案した。

ここで、このような記録装置にあっては、ラミネート材
の被記録部材への積層を容易に行い得ることが要求され
、また、ラミネート材が被記録部材から剥離しないよう
に画材の密着性を向上させることが必要である。

そこで、本発明の目的は、かかる点に鑑みて、熱溶融性
接着剤性のラミネート材を供給して被記録部材に積層し
、これら画材を加熱圧着することにより一体化するよう
になし、以て、これら両けの積層を容易に行い得るとと
もに、その密着性を高め得るようにした記録装置を提供
することにある。

以下に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は１本発明を適用したインクジェットプリンタの
一例を示す。図において、ｌはロール状の記録紙、コは
記録紙ｌを案内するガイドローラ、Ｊおよびｌは記録紙
ｌを搬送する搬送ローラ対、５．４および７は記録紙ｌ
の搬送を円滑にするための搬送ガイド、ｒはインクジェ
ット記録ヘッドである。この記録へンドｒは、不図示の
画像読取手段からの画像信号に基づき、記録紙ｌ上に画
像を再生記録する。／／はロール状のラミネート材であ
り、本例では片面に熱溶融性接着割付の透明樹脂フィル
ムを用い、このブイ１．ルム同志が粘着しないように離
型膜としての台紙／／；Ａを挾んだ状態でｉｔ取っであ
る。図においては、台紙／／Ａを破線で示す。７２はラ
ミネート材ｌ／を案内するガイドローラである。１３は
搬送ローラ対であり、記録紙ｌの画像形成面とラミネー
ト材１／の熱溶融性接着剤塗布面とを向い合わせて積層
した状態で挾持する。

ｉａは加熱装置／Ｊを内蔵した圧力ローラ対であり、搬
送ローラ対１３を介して種層状態で搬送されてきた記録
紙ｌおよびラミネート材ｌ／を加熱圧着する。

この結果、ラミネート材／／の熱溶融性接着剤が融解し
て、記録紙ｌの画像形成面を被覆することになる。

１６は搬送ローラ対、１７は搬送ガイド、／Ｉはカッタ
ーであり、上述のようにして、圧力ローラ対ｌグを介し
てラミネートコーティングされた記録紙ｌを搬送ローラ
対１６およびガイド１７によりカッターｌざに搬送し、
所定のタイミングで裁断する。１９は排紙ローラ対、〃
は排紙トレイであり、カッター７ｇによって所定の長さ
に裁断された記録紙ｌを排紙トレイ１９によって排紙ト
レイ〃に排出する。なお、２１は台紙巻き１取リローラ
であり、記録紙１７と一体化されたラミネート材／／の
台紙／Ｉ　Ａを、搬送ローラ対１６から搬出された時点
でラミネート材／／から剥がして巻き取る。

第２図は、本発明装置における制御系の一例を示す。図
において、ＭＰＵは各部の駆動制御を行５マイクロプロ
センサ、ＲＯＭは制御プログラムを格納したリードオン
リメモリ％ＲＡＭは読み書き自由なランダムアクセスメ
モＩＪ、ＢＵＳは各部間におけるデータ、制御信号の授
受夕行うバスである。

ＯＰは記録部数、記録画像濃度等の記録条件の指定１表
示を行う操作部であり、この操作部ＯＦからの入力信号
がペリ７エラルインターフエースアダプタＰＩＡ　／　
、バスＢＵ８を介してマイクロプロセッサＭＰＵに供給
される。ｒは前述した記録ヘッド、３１は記録ヘッドｒ
を駆動するドライブ回路である。

ドライブ回路３／には、画像信号出力部３２から不図示
の画像読取手段により読み取った画像情報に対応した画
像信号が供給されるとともに、アダプタＰＩＡコ乞介し
てマイクロプロセッサＭＰＵから駆動信号が供給される
。これらの信号に基づき、ドライブ回路３ノはヘッドｒ
を付勢し、第１図示のように、搬送されてきた記録紙ｌ
に画像形成２行う。

３３はローラ対３１　弘、／３．／弘、　１６．　／ｑ
および巻き取りローラＩを駆動するドライビングモータ
。

３りはドライビングモータ３３をオンオフ制御するドラ
イブ回路である。、３Ｓおよび３６は、それぞれローラ
対３．ダ、　　／ｊ、　　／ｆ、　　／４、ローラＩお
よび排紙ローラ対ｌワヘドライビングモータ３３の駆動
力を伝達するためのクラップであり、Ｉおよび３ｇはこ
れら各クラップ３Ｓおよび３６それぞれをオンオフ制御
するドライブ回路である。Ｉｔは前述したカンタ−であ
り、ｎはカンタ−／Ｉを駆動するドライブ回路である。

マイクロプロセッサＭＰＵからペリフェラルインターフ
ェースアダプタＰＩＡ　Ｊを介して供給された制御信号
に基づき、各ドライブ回路ｎ、３１！により、各クラッ
プＢ、３６のオンオフ制御が行われる。ｐは圧力ローラ
対ｌりに内蔵した加熱装置／ｊの制ｒＫＩｓであり、マ
イクロプロセンサＭＰＨの制御の下にオンオフされ、後
述のように、加熱温度を制御する。

第３図は、圧力ローラ対１４＋に内蔵した加熱装置１５
における制御回路の一例を示す。圧力ローラ対／グによ
って、記録紙ｌへのラミネート材／／の加熱圧着を常時
一定の状態で行うには、加熱装着／ｊの加熱体の表面温
度を一定に保つ必要がある。本例では、そのために、加
熱体の耐熱性絶縁材からなる放熱面被慶上に設置された
感温素子の温度変化による抵抗値の変化を増幅して、抵
抗発熱体をオンあるいはオフして、所要の温度を保つも
のである。

すなわち、図において、温度検出位置の温度が所要温度
より低いときは、可変抵抗器ＶＲ１固定抵抗Ｒ２＋　Ｒ
５＊　Ｒ４および感温素子３０／よりなるブリフジ回路
の抵抗バランスがくずれ、差動増幅器Ｑ１の入力端子■
、■に電位差が生じ、差動増幅器Ｑ１がオンで出力端子
■が／・イレペルとなり、固定抵抗器Ｒ７を通してコン
デンサＣが充ｉ！すれる。次に、ユニジャックジョント
ランジスタ（ＵＪＴ　）　Ｑ＊と固定抵抗Ｒ７、コンデ
ンサＣとで発振し、その出力がパルストランスＰＴを１
ＴＩＪ　シて、トライアックＱ３のゲートに加わり、ト
ライアックＱ３がオンとなり抵抗発熱体３０．２が発熱
し、加熱体が加熱される。充分加熱され、所定の温度以
上になると加熱体上に放熱面被覆を介して取り付けられ
ている感温素子３０／の抵抗値が下がり、前記ブリフジ
回路の抵抗がバランスし、入力端子■、■の電位差がＯ
Ｖとなり、差動増幅器Ｑ＋がオフとなり出力がＯＶとな
り、固定抵抗Ｒ７、コンデン？Ｃ，ユニジャンクション
トランジスタ（ＵＪＴ　）Ｑ２よりなる発振回路の発振
が停止するため、トライアックＱ３のゲート入力はＯｖ
となり、トライアックＱ３がオフになり抵抗発熱体３０
コの発熱が停止し、昇温か停止する。以上のような電気
回路により、抵抗発熱体３０２０オン・オフを制御する
ことにより、加熱体の表面温度な一定に保つことができ
ろ。

次に、第グ図は第１図示の本発明装置各部の動作のタイ
ムチャートを示し１図において、ノ〜イレベル状郭は各
部動作オン状態を表わす。

１１、 以下に、第４図にしたがって、第１図示の装置のラミネ
ート加工動作を説明する。

まず、動作停止状態にあっては、記録紙ｌおよびラミネ
ート材／／は通常第１図に示す状態にあり。

それらの先端２２はカンタ−／ｌの近傍に位置している
。このような状態の下で動作が開始すると、まず、搬送
ローラ対Ｊ、　　＋、　／３．　／Ｆ、　／４および台
紙巻き取りローラ２１が回転を始め（第ψ図時刻Ｔ／）
、記録紙ｌおよびラミネート材／／が排紙ローラ対／ワ
側に向けて搬送される。排紙ローラ対／９は第４図に示
すように回転状部にあるので、先端〃はこのローラ対／
りにくわえ込まれ、排紙ト・レイ〃側に搬送される。ま
た、巻き取りローラ２／＆こよって、ラミネート材／／
の台紙／／Ａの巻き取りが開始される。

このようにして、記録紙ｌおよびラミネートｌ／／の搬
送が開始された後、時刻Ｔ２から記録ヘンドｒが駆動さ
れ、不図示の画像読取手段からの画像信号に基づき、ガ
イド７に沿って搬送される記録紙ｌ上への画像形成動作
が開始する。画像形成された記録紙／は、搬送ローラ対
／３において、前述したように、ラミネート材／／の熱
溶融性接餉塗布面と向い合わせて積層した状態に挾持さ
れ、加圧ローラ対／ＩＩに向けて搬送される。加圧ロー
ラ対／りの外周面は、加熱装置１５によりうばネ、一部
材／／の熱溶融性接着剤が融解して、記録紙ｌに融着し
て一体化するのに最適な温度に保持されており。

かかる加熱袋ｆｉｔ１５による熱と圧力ローラ対／ｌに
よる圧力とにより、ラミネート材／／は記録紙ｌの画像
形成面に加熱圧着される。このようにして、画像形成面
にラミネートコーティングが行われた記録紙ｌは、搬送
ローラ対１６を介してカンタ−／Ｉに向けて搬送される
。ここで、ローラ対１６の搬出側において、記録紙ｌに
一体化されたラミネート材ｌ／の台紙／／Ａが剥がされ
て、ローラＩによって巻き取られる。

次に、時刻Ｔ３においてはカッター／ｌが駆動し、搬送
されている記録紙ｌを裁断する。このとき。

記録紙ｌ上の形成画像の先頭が、このカッター／１の裁
断位置に来るように制御される。一方、ヘンドｔによる
記録紙ｌへの記録動作および記録紙ｌの搬送は継続され
ており、裁断後の記録紙ｌの先頭は再び排紙ローラ対／
？にくわえ込まれ、排紙トレイ３に向けて搬送される。

搬送動作は１時刻Ｔｑにおいてヘンドｒによる記録動作
が終了した後も継続される。搬送動作が所定時間継続さ
れ、記録紙ｌ上の形成画像の後端がカンタ−ＩＩによる
裁断位置に来たとぎに、このカンタ−／ｌが駆動されて
記θ紙／は裁断される（第１図、時刻ＴＩ　）。

この後、排紙ローラ対／ワ以外の駆動は停止されて記録
紙ｌおよびラミネート材／／の搬送動作は停止される。

一方、上述のように、ラミネート加工さ以上説明したよ
うに、本発明によれば、記録が終了した被記録部材の表
面にラミネート加工ケ行い得るようにした記録装置にお
いて、熱溶融性接着剤性のラミネート材を供給して、Ｉ
ｉ！Ｉｉ像形成後の被記録部材に積層し、加熱圧着する
ことによって熱溶融性接着剤を融解して、これを記録紙
に融着させるようにしたので、ラミネート材の被記録部
材への被覆を容易に行うことができるとともに、　　− ラミネート材と被記録部材との間に微細な空気泡が入り
込む等の弊害を除去でき、画材の密着性を高めることが
でき、以て、被記録部材へのラミネート加工を簡易、迅
速に、しかも確実に行うことができる。

なお、本実施例においては、被記録部材およびラミネー
ト材が共にロール材である場合について述べてきたが、
双方またはいずれが一方がシート材であっても良いこと
勿論である。

また、被記録部材に片面記録を行い、その被記録面への
片面ラミネート加工についてのみ述べてきたが、両面記
録を行い、その両面にラミネート加工を施すことも本発
明な適用することにより、容易に実現することができる
。

更に、本実施例においては、記録手段としてインクシエ
ンドヘッドを用いた。インクジェットヘッドは装置の小
型化に有利であるが、本発明は特にこれに限定されろも
のではなく、感熱記録あるいは静電記録等も使用可能で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一例を示す構成図、第　　　゛コ
１は第１図示の装置の制御系の一例を示すプロンク図、
第３図は加熱装置の制御部の一例を示す回路図、第ｑ図
は第１図示の装置各部のタイムチャートである。 ／・・・記録紙、　　　　　　コ・・・ガイドローラ、
Ｊ、　ＩＩ、　／Ｊ、　／Ａ・・搬送ローラ対、５、４
．７．　／７・・・搬送ガイド、！・・・記録ヘッド、
　　　　／／・・・ラミネート材、／／Ａ・・・台紙、
　　　　　　／２・・・ガイドローラ、／り・・・王カ
ローラ対、　　　／Ｓ・・・加熱装置。 ／ざ・・・カンタ−、／ｑ・・・排紙ローラ対、３・・
排紙トレイ、　　　　２／・・巻き取りローラ、Ｊ／、
　３４Ｉ、　ｎ、　３ｇ、　、？９・・・ドライブ回路
、３２・・・画像信号出力部、　　　３３・・・ドライ
ビングモータ、３Ｓ、３≦・・・フランチ、　　　　％
・・・加熱装置制御部、３０／・・・＠濡素子、　　　
　３０２・・・抵抗発熱体、ＶＲ，Ｒ１−Ｒ９・・・抵
抗、　　Ｑｓ・・・差動増幅器、Ｑ２・・・ユニジャン
クショントランジスタ、Ｑｓ・・・トライアフク、　　
　Ｃ・・・コンデンサ、ＦＴ・・・パルストランス、 ＭＰＵ・・・マイクロプロセンサ、 ＢＵ８・・・バス、 ＲＯＭ・・・リードオンリメモリ、 ＲＡＭ・・・ランダムアクセスメモリ。 ｏｐ・・・操作部。 ＰＩＡ／〜ＰＩＡ、？・・・インターフェースアダプタ
、８７〜Ｓグ・・・セン丈。 特許出願人　　キャノン株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 被記録部材上に像形成を行う画像形成手段と。 熱溶融性接着剤から成るラミネート材を前記被記録部材
   に供給する供給手段と、積層された前記被記録部材およ
   び前記ラミネート材を加熱８Ｅ着する加熱圧珊手段とを
   具備したことを特徴とする記録装置。