JPS5822357B2 - 感熱記録体 - Google Patents

感熱記録体

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JPS5822357B2
JPS5822357B2 JP53152133A JP15213378A JPS5822357B2 JP S5822357 B2 JPS5822357 B2 JP S5822357B2 JP 53152133 A JP53152133 A JP 53152133A JP 15213378 A JP15213378 A JP 15213378A JP S5822357 B2 JPS5822357 B2 JP S5822357B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/34Multicolour thermography
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/34Multicolour thermography
    • B41M5/345Multicolour thermography by thermal transfer of dyes or pigments

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Color Printing (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感熱記録体に関するものである。
感熱記録体は公知であり、米国特許第3293055号
、第3445261号、第3451338号、第353
9375号及び第3674535号などの多くの特許に
記載されている。
感熱記録体は色形成剤及び共反応剤を利用した色形成系
を包含した熱に感応する組成物でコーティングして支持
シートから本質的になる。
前記組成物のコーティングを適当な画像形成器具を使用
して通常のサーモグラフ温度まで加熱した場合、共反応
剤は溶融及び/又は蒸発して色形成剤と反応し、コーテ
ィングの加熱された部分の形状に対応して発色した文字
、記号または画像が生じる。
データを記録する操作においては一色以上を形成する記
録体を使用することがしばしば好都合であり、データが
いくつかの予め定めた色記号に従ってシート上に違った
色で表現することが要求されている。
この種の記録体の場合、感熱性組成物は一色以上の色形
成系を含有しており、所定の温度に加熱した場合、一色
以上の色が生じる。
日本特許願昭47−86269号は二色形成系を含有す
る感熱性組成物を使用した記録体を開示している。
色形成剤は融点が大きく違った2種のフルオラン化合物
であり、それぞれの系には同じ共反応剤であるフェノー
ル性化合物が使用されている。
1色は共反応剤を溶融させ、しかる後色形成剤と混合す
ることによって発生する。
第1の色は低い方の融点を有するフルオラン化合物から
低いサーモグラフ温度で発生し、第2の色は組合わせの
色であり、両方のフルオラン化合物から高いサーモダン
ラフ温度で発生する。
融点が高い方のフルオラン化合物は他方のフルオラン化
合物の溶融物中に溶解するために、一方の色の発生が他
方の色の発生と干渉し合う。
すなわち色の形成が重なり合い、フルオラン化合物が溶
融する2つの温度の間で不1鮮明に徐々に色が変化する
日本特許願昭48−53703号も感熱性組成物中に二
色形成系を含ませた二色記録体について開示している。
この場合、低いサーモグラフ温度で作働する系は2種の
色形成剤及びフェノール性共ν反応剤を使用しており、
共反応剤が溶融または蒸発した場合−緒に反応し、それ
ぞれの色形成剤から発生する2つの色の組合わせの色を
提供する。
一方、高いサーモグラフ温度で作働する系はグアニジン
誘導体などの脱色剤を使用しており、脱色・剤は2色の
組合わせた色のうちの一色に作用して色の変化を起こさ
せる。
しかしながらこのような脱色剤の作用は必ずしも2色の
組合わせた色のうちの一色に限定されず、温度とともに
変化するので、鮮明な色の変化は期待できない。
1 日本特許願昭48−7003号にはさらに別の二色
記録体が開示されている。
この記録体は感熱性組成物中に2色形成系を含ませてい
る。
一方の系には酸性色形成剤及び塩基性共反応剤を使用し
ており、他方の系には塩基性色形成剤及び前記塩基性共
反応剤と融点が大きく違った酸性共反応剤を使用してい
る。
低サーモグラフ温度では融点が低い方の共反応剤が溶融
して適当な色形成剤と反応して色を発生する。
一方、高サーモグラフ温度では第2の共反応剤が溶融し
て第1共反応剤を中和!し、それによって前記低サーモ
グラフ温度で得られた色を脱色し、しかる後第2色形成
剤と反応して違った色を発生する。
しかしながらこの場合も一方の色から他方の色への変化
が鮮明でないので望ましくない。
1このように前記公
知の多色記録体は全て多かれ少なかれ同じような問題を
有する。
これらはあるサーモグラフ温度範囲にわたって、第1の
色の色相から第1の色と第2の色との組合わせの色相を
経て第2の色の色相まで広い段階的階調の色を生1じ、
色の変化が鈍く鮮明でない。
従って本発明の目的は一色より多い色を発生し、その色
変化が鈍く鮮明である感熱記録体を提供することである
本発明は、色を発生することができる第1色形2成系並
びに先駆体及び共反応剤を使用した第2色形成系を含有
する感熱性組成物を備えた支持シートを有する感熱記録
体で、前記先駆体は色形成剤に熱分解することができ、
その熱分解によって得られた色形成剤はしかる後前記共
反応剤と反応し2て色変化を生じるものであり、前記熱
分解は前記第1色形成系から色が発生する温度より高い
温度で起こる感熱記録体を提供する。
第1色形成系は色形成剤及び第2色形成系において使用
したものと同じかまたは違って共反応剤3を含み、前記
色形成剤及び前記共反応剤のいずれか一方は溶融または
蒸発して他方と反応して色を発生する。
第1色形成系の色形成剤は一般に塩基性で、通常ラクト
ン環を有する1種以上の化合物であり、3たとえばフタ
リドまたはフルオラン化合物またはこれらの混合物であ
る。
これらの化合物の具体的なタイプとしてはアルキル−、
フェニル−、インドール−、ピロル−及びカルバゾール
置換フタリド(特に米国特許第3491111号、第3
491112号、。
第3491116号及び第3509174号に記載され
ているもの)及びニトロ−、アミノ−、アミド−、スル
フォンアミド−、アミノベンジリデンハロー及びアニリ
ノ・一置換フルオラン(特に米国特許第3624107
号、第3627787号、第3641011号、第36
42828号及び第3681390号に記載されている
もの)がある。
最も好ましい化合物の例はクリスタルバイオレットラク
トン(3、3−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)−
6−シメチルアミノフタリド);6′−ジエチルアミン
−1′。
2′−ベンゾフルオラン;3,3−ビス(1−エチル−
2−メチルインドール−3−イル)フタリド;6′−ジ
エチルアミン−2′−アニリノフルオラン;6′−ジエ
チルアミノフルオラン;6′−ジエチルアミン−2仁ブ
トキシフルオラン;及び6′−ジエチルアミン−2′−
ブロモ−3′−メチルフルオランである。
第1色形成系及び第2色形成系で使用する共反応剤は同
一でも異種でも良いが、共反応剤の選択は第1または第
2色形成系の色形成剤と反応させて所望する色または色
変化を生じさせる場合の効果に大きく依存する。
一般には共反応剤は米国特許第3451338号に記載
されているようなモノ−またはジフェノールなどの酸性
物質である。
特に好ましいものの例としては4−t−ブチルフェノー
ル;4−フェニルフェノール;4−ヒドロキシジフェニ
ルオキシド;α−ナフトール;β−ナフトール;メチル
−4−ヒドロキシベンゾ゛n−ト;4−ヒドロキシアセ
トフェノン;4−t−オクチルカテコール;2,2’−
ジヒドロキシジフェニル; 2 、2’−メチレンビス
−(4−クロロフェノール) ; 2 、2’−メチレ
ン−ビス−(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)
;4,4’−i−プロピリデンジフェノール;4 、4
’−i−フロビリデン−ビス−(2−クロロフェノール
) ; 4 、4’i−プロピリデン−ビス−(2,6
−ジブロモフェノール) ; 4 、4’ −i−プロ
ピリデン−ビス−(2,6−ジクロロフェノール);4
,4’−i−プロピリデン−ビス−(2−メチルフェノ
ール);4,4’=i−プロピリデン−ビス−(2、6
−シメチルフエノール);4,4’−i−プロピリデン
−ビス−(2−1−ブチルフェノール);4゜4′−8
−ブチリデン−ビス−(2−メチルフェノール) ;
4 、4’−シクロへキシリデンフェノール; 4 、
4’−シクロへキシリデン−ビス−(2−メチルフェノ
ール) ; 2 、2’−チオ−ビス−(4゜6−ジク
ロロフェノール)及び4,4′−チオジフェノールがあ
る。
あまり好ましいものではないが、本発明の共反応剤とし
て他の酸性物質も使用し得る。
このような他の酸性物質の例としてはたとえばp−オク
チルフェノールのようなアlレキルフェノールなどのフ
ェノールまたはp−フェニルフェノールナトのフェノー
ルとホルムアルデヒドとの反応生成物であるフェノール
性ノボラック樹脂がある。
さらにコロイド状シリカ、カオリン、ベントナイト、ア
クパルガイド、ハロイサイト等の酸性鉱物物質も含まれ
る。
これらの樹脂及び鉱物のいくつかは通常のサーモグラフ
温度範囲内では溶融したり蒸発したりしないが色形成剤
の方がこの温度範囲内で溶融または蒸発するので反応が
進行する。
あるいはカチオンが好ましくは少くとも2価のもの、た
とえばニッケル、鉄、鉛、水銀、銅、コバルト、マンガ
ン、亜鉛、アルミニウム、マグネシウム、カルシウム、
ストロンチウム等のカチオンの金属共反応剤を使用して
も良い。
カチオンとともに使用されるアニオンは、共反応剤が通
常のサーモグラフ温度範囲内の融点を有するものであり
、カチオンが色形成剤と反応するのを可能にするもので
あれば良い。
適当なアニオンの例としてはレジネート、ナフチネート
、ステアレート、オレエート、アセチルアセトネート、
アセテート、ウンデシレネート、リシナレート等がある
先駆体は2つのタイプのうちの1つであれば良いが、本
発明はこれに限定されるものではない。
第1のタイプの先駆体の具体的な例としてはその分解温
度において色形成剤である硫化水素を生成する置換した
チオアミドがある。
このようなチオアミドは下記の一般式、 1 R2)CH−C8−NH−R3(I) r上式中、R1はアルキル基、アリール基(適宜ハロゲ
ン原子で置換されている)、ビアリール基、アラルキル
基、アルコキシ基、アリーロキシ基、アロイル基、アリ
ー白キシアルキル基またはR2NC8(CH2)n−基
(n=1〜6)で、R2及びR3はは水素原子であり;
あるいはR1及びR2はアリール基で、R3は水素原子
であり;あるいはR1はアルキル基で、R3は−(CH
2)nNHcsR4基(R4−アルキル基、n−1〜6
)で、R2は水素原子である]によって表わされる。
好ましくは、前記アルキル基は1〜4個の炭素原子を有
するもの、たとえばメチルまたはエチル基であり、前記
アリール基はフェニル基であり、前記ハロゲン原子は塩
素であり、前記アロイル基はベイジイル基であり、nは
3〜6である。
このようなチオアミドの特に好ましい例をその分解温度
とともに下記に示す。
色形成剤として硫化水素を分解温度で生成する先駆体は
金属性共反応剤と一緒に使用すべきである。
この場合、金属硫化物の生成によって非常に黒ぽい色が
発生する。
この場合の金属性共反応剤の例は前に記載したものであ
る。
第2のタイプの先駆体の例としては反応がブロックされ
たベンゾインドリノスピロピランがあり、これは分解温
度で分解して所望する色形成剤であるベンゾインドリノ
スピロピラン及びブロック基から誘導される副生物を生
成する。
一般にブロック基は4′炭素原子に付いており、インド
レニル基であり、この場合この先駆体はいわゆる「2重
縮合した−1ベンゾインドリノスピロピラン化合物であ
る。
インドレニル基によって4′炭素原子の位置でブロック
することができるスピロピラン色形成剤の例としては米
国特許第3293055号及び第3451338号に記
載されているものである。
しかしながら本発明は下記の一般式、 〔上式中R5及びR6は同一または異種で、それぞれは
C1,〜C4アルキル基(好ましくはメチノ蝶)または
フェニル基であり R7は水素またはハロゲンまたは0
1〜C4アルコキシまたはアルキル基であり R8は0
1〜C4アルコキシ基であり R9及jびR10は同一
または異種で、それそ゛れは水素またはハロゲン(好ま
しくは塩素)であり、R11は01〜C4アルコキシ基
または水素である〕で表わされる新規な好ましい類のス
ピロピラン先駆体を提供するものである。
前記一般式(II)に含まれる具体的な化合物の例とし
てハ、4’−(1“−フェニル−f、3/−ジメチルイ
ンドレニル)−8′−メトキシ−1−フェニル−3゜3
−ジメチルベンゾインドリノスピロピラン;4′−(Y
′、 3“、31’−トリメチルインドレニル)−5′
z−クロロ−87−メドキシー1’、3,3−t−ジメ
チルベンゾインドリノスピロピラン、+ 47 (1
//。
3“、3“−トリメチルインドレニル)−5′、6′−
ジクロロ−8仁メトキシ−1,3,3−トリメチルベン
ゾインドリノスピロピラン;及び4’ (1//、
、53“、3″−トリメチルインドレニル)−4,7,
8’−トリメトキシベンゾインドリノスピロピランがあ
る。
反応がブロックされた最も好ましいスピロピラン先駆体
の例をその分解温度とともに下記に示す6色形成剤とし
てその対応するスピロピランを分解温度で生成するスピ
ロピラン先駆体は前述のタイプのフェノール性共反応剤
と一緒に使用するのが望ましい。
置換されたチオアミド先駆体の製造法は公知である。
2重縮合したベンゾインドリノスピロピラン、特に一般
式(n)で表わされるものの製造法は一般にWi le
y −Interscienceによって1971年に
発行された[Techniques of Chemi
st−ry」(第■巻、第■章、第254〜257頁)
に記載されている。
簡単に言えば、これらはその対応するインドール化合物
2分子とその対応するサリチルアルデヒド1分子との間
の縮合反応によって製造される。
一般に第1色形成系において使用される。
色形成剤は赤、青または緑などの比較的純粋な色相の、
色を発生するものが好ましく、先駆体は第1の色と組合
わされた場合多かれ少なかれ中和の色相であり第1の色
とは著しく違った色を発生することによって色変化を起
こすことができる色形成剤に分解し得るものが好ましい
色形成系の成分の実用上の最低量は画像の黒度の要求度
合によって調節され、実用上の最大量の経済的考慮及び
コーティングされたシートの取扱いの容易さによって調
節される。
本発明で使用される最適量を含むこのような量は当業者
なら容易に決定することができる。
色及び色変化が生じる温度は重要であり、その温度は目
的とする操作の合理的温度範囲(すなわちサーモグラフ
温度範囲)内でなければならず、感熱記録体として使用
する場合認知し得る温度差がなければならない。
目的とする操作の合理的温度範囲は約60°Cから約2
00°Cの範囲である。
温度差は約20〜30℃であるのが好ましいが、必要に
応じてこれより小さい温度差でも使用し得る。
本発明は1種より多い先1駆体を使用して2種より多い
色形成系を含んだ感熱記録体を作ることも可能である。
追加の先駆体はすでに存在する先駆体より実質的に高い
融点で分解するものでなければならず、第1及び第2の
色と組合わさった場合、第1の色だけの色及び第1と第
2との組合わさった色とは実質的に違った色を発生する
ことによってさらに色変化を起こすことができる色形成
剤に分解するものでなければならない。
当然のことながら、追加の先駆体を使用した第3の色形
成系及び第1及び第2色形成系は互いに干渉し合うもの
であってはならない。
感熱性組成物は全ての色形成系を含んだ単一の層として
支持シート上にコーティングしても良く、あるいは1種
の色形成系だけを含有するそれぞれの層を集めた複数個
の層として支持シート上にコーティングしても良い。
しかしながら、単一の層としてコーティングした支持シ
ートは多層としてコーティングした支持シートより熱に
よって現われる画像がより鮮明でより明確である利点が
ある。
さらに単一の層として使用した場合には材料の量が少く
て済み、製造費が少くて良い。
さらにまた取扱いが容易なシートが得られる。
従って単一の層の感熱性組成物を備えたシートが好まし
い。
感熱性組成物は、色形成系の成分の他に、サーモグラフ
的に許容し得る結合剤を含有しており、これらの成分は
全体にわたって均一に分散している。
−合剤は支持シート上に成分を保持し、使用中または貯
蔵中の取扱い及びブラッシングに対して成分を保護する
働きがある。
好ましい水溶性結合剤の例としてはポリビニルアルコー
ル、ヒドロキシエチルセルローズ、メチルセルローズ、
でん粉、変性でん紛、ゼラチン等がある。
場合によってはラックスを結合剤として使用しても良く
、その例としてはポリアクレート、ポリビニルアセテー
トなどがある。
結合剤はその機能を発揮するのに充分な量でなければな
らないが、色形成成分間の適切な接触を妨げるほど多量
に用いてはならなし)。
一般に結合剤は乾燥組成物の重量の約1〜30oI)、
好ましくは5〜30%の量で使用される。
感熱性組成物は必要に応じてさらにワックス、粘度、充
填剤、着色剤または不透明化剤などの添化物をその目的
を達するのに適当な量で、その結果得られる記録体の熱
的感度に悪影響を及ぼさない量で使用しても良い。
本発明で使用する支持シートの材質は特に限定的ではな
い。
不透明、透明、半透明または着色することができるウェ
ブ、リボン、テープ、ベルト、フィルム、カード等が使
用できる。
支持シートはたとえばセロファンまたは合成重合シート
などのフィルム、好ましくはセルロース性繊維などの磯
維物質から作ることができる。
特に紙シートが好ましいシートである。
感熱性組成物の単一の層として施される本発明の記録体
の製造については、′それぞれの系の色形成成分及びサ
ーモグラフ的に許容し得る結合剤の水性媒体中の分散物
が調製され、その結果得られる分散物はしかる後支持シ
ート上にコーティングされて乾燥される。
あまり好ましくない構造であるが、感熱性組成物が色形
成系を含むそれぞれの層を集めた複数の層からなる構造
を製造する場合、色形成成分及び結合剤の水性媒体中の
分散物をそれぞれの層のために調製し、しかる後その第
1の層のだめの分散物を支持シート上にコーティングし
、乾燥し、しかる後筒2の層のための分散物を前記第1
の層上にコーティングして乾燥する。
通常それぞれの色形成成分は水性媒体中で結合剤と一緒
に個々に分散させ、しかる後平均粒子サイズが約5ミク
ロンになるまで粉砕する。
しかる後、単一層の組成物の場合には、これらの分散物
を全て一緒にし、一方接数層の分散物の場合には、色形
成剤及び共反応剤の分散物は別々に組合わせて前述の様
にそれぞれの層のための分散物とする。
分散物は好ましくは界面活性剤及び脱泡剤、たとえばナ
トリウムラウリルスルホネート、オクタツール、アセチ
レン系グリコール、シリコーン及び脂肪酸エステルなど
を含有する。
単一層の組成物のコーティングの重量は限定されるもの
ではないが、一般に約2〜8 g / m”である。
また一層の組成物の場合、第1色形成系:第2色形成系
の重量比は好ましくは1:1〜10であり、色形成剤ま
たは先駆体:共反応剤の重量比は好ましくは1:1〜1
2、さらに好ましくは1:1〜6である。
複数層の組成物の場合、明確な区別し得る色が生じるこ
とと同時に1層から次の層への熱の伝達が適当に行われ
るような量を使用するように注意を払わなければならな
い。
これらの層のコーティングの重量は1.5〜8 g/
771%好ましくは3〜6.9層mである。
原則として表面の層の下の層中の色形成成分は上部層の
遮蔽の影響を克服するためにより多量の量で存在しなけ
ればならない。
本発明をより明確に理解し、その利点を認識するために
従来のものとの比較例及び本発明の3つの実施例を下記
に示す。
全ての部は重量部で表わしている。
比較例 この比較例及び全ての下記の実施例において、それぞれ
の色形成成分の分散物は、色形成成分のポリビニルアル
コール(フィルムを形成し、水溶性)溶液を界面活性剤
含有水中で粒子サイズが3ミクロンになるまで粉砕して
調製した。
粉砕はボールミル中で、または磨砕機を使用して行った
この結果得た分散物の成分の組成は下記の様であった。
色形成成分として(i)2′−メトキシ−6′−ジエチ
ルアミノフルオラン チルアミノフルオラン;及びGij)4 、4’ t
−プロピリデンジフェノールを使用して分散物を調製し
た。
4部の6ii)と1部の(1)とを混合し、その結果得
られた分散物1を約5 ji / tri’ (乾燥状
態)の量で紙シート上にコーティングした。
このコーティングを乾燥し、約100°Cに加熱したと
ころ赤色を呈した。
4部のG1[)と1部の(11)とを混合し、その結果
得られた分散物(2)を約5 g/ rri’ (乾燥
状態)の量で紙上にコーティングした。
この乾燥したコーティングは約110℃より低い温度で
は発色しなかったが、約120℃以上の温度では緑にな
った。
上記2つの分散物(1)及び(2)をそれぞれ上に重ね
て2層で紙シート上にコーティングした。
次に上記2つの分散物11)及び(2)を予め一緒にし
、単一の層として別の紙シート上にコーティングした。
2層に施したシートは約100℃で黒味がかった赤とな
り、温度を約120℃まで高めるとその黒味がかった赤
から徐々に黒に変わった。
一方、単一の層として施したシートは約100℃で直ち
に黒となった。
これは一方の色形成剤の低温溶融物が他方の共溶媒とし
て働き、両方の色形成剤が一緒に発色したためであった
次に前記分散物(1)及び(2)を2層として紙シート
上にコーティングし、前記2層は絶縁重合物質の透明な
層で両者の界面を分離した。
約100℃で赤色を生じ、この赤色は温度を約110℃
より高く上げるまでかなり純粋な色相を保った。
120℃より高い温度では赤と緑とが組合わさった黒色
に変化した。
このように絶縁重合物質の層を使用したものは本発明の
望ましい鋭い鮮明な色変化を起こしたが、製造工程が煩
雑で費用がかかる欠点があった。
実施例 1 下記の組成の分散物をそれぞれ調製した。
混入した。
この結果得られた分散物を約4.5〜6.0g/、m(
乾燥重量)のコーティング重量で紙シート上にコーティ
ングして乾燥した。
第1の色形成系にはA(色形成剤)及びB(フェノール
性共反応剤)の色形成成分を使用し、第2の色形成系に
はC(先、頭体)、D及びE(両方とも金属性共反応剤
)の成分を使用した。
この組成物を低いサーモグラフ温度である約120°C
に加熱した時、A及びBの色形成成分間の反応によって
明かるい青色が生じ、この色は約140℃まで純粋に保
たれた。
高いサーモグラフ温度である149℃で、C(チオアミ
ド先駆体)の分解によって生成する硫化水素色形成剤、
及びD及びE(金属性共反応剤)の間の反応によって金
属性硫化物が生成する結果、前記色は突然黒に変わる。
分散物A中のクリスタルバイオレットラクトンを6′−
ジエチルアミノ−1′、2′−ベンゾフルオランまたは
3,3−ビス−(1−エチル−2−メチルインドール−
3−イル)フタリド(インドリルレッド)で置き換えた
ところ、120℃で赤色が発生した。
また分散物A中のクリスタルバイオレットラクトンを6
′−ジエチルアミノ−2′−ベンジルアミノフルオラン
で置き換えたところ、120℃で緑色が発生した。
組成物を紙シート上に2つの層、すなわち一方がA及び
Bを含有する層で、他方がC,D及びEを含有する層と
してコーティングした感熱性記録体も高い方のサーモグ
ラフ温度で鋭い色変化を起こした。
実施例 ■ 下記の組成の分散物をそれぞれ調製した。
この結果得られた混合物を前記実施例のように紙シート
上にコーティングした。
へ〇色形成剤及びBの先駆体の分解によって得られるス
ピロピランは両方ともCのフェノール性共反応剤と反応
する。
このシートを約140℃まで加熱したところ、赤色が生
じ、この色は約140℃までかなり純粋に保たれたが、
約150℃で茶黒色に変わった。
実施例 ■ 下記の組成の分散物をそれぞれ調製した。
しかる後、これらの分散物を下記の様な組成で混合した
この結果得られた混合物を前記実施例の様に紙シート上
にコーティングした。
分散物A中のフルオラン及びフタリド色形成剤及びイン
ドレニルでブロックされたスピロピランの分解によって
生じるスピロピランは分散物B中のジフェノール共反応
剤と反応する。
このシートは110℃に加熱すると赤を生じ、この色は
約140℃でかなり純粋に保たれ、約150℃より高い
温度で黒色に変わった。
このように前記例かられかるように、本発明の記録体は
従来の記録体と比較して違ったサーモグラフ温度におい
て生じる色の間の重複や干渉が実質的に減少する。
さらに本発明の場合、先駆体の分解温度に到達するまで
付加的な色は生じないので本発明の記録体の色変化は従
来のものよりはるかに鋭い。
分解温度に達すると、第2の色が発生し、第1の色と組
合わさってはつきした鮮明な色変化が起こる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定温度以上で色を発生することができる第1色形
    成系並びに上記温度よりも高い温度で色を発生すること
    ができる第2色形成系を含有する感熱性組成物を備えた
    支持シートを有する感熱記録体において、 第2色形成系は先駆体及び共反応剤を含み、前記先駆体
    は熱分解して該共反応剤と反応して色変化を起こすこと
    ができる色形成剤を生成する式、1 \CH−C8−NH−R” (T)R2
    / 〔1式中、R1はアルキル基、適宜ハロゲン原子で置換
    されているアリール基、ビアリール基、アラルキル基、
    アルキロキシ基、アリールオキシ基、アロイル基、アリ
    ールオキシアルキル基またはR2NC8(CH2)n
    (n=1〜6 )基てζR2及びR3は水素原子であ
    るか;あるいはR1及びR2はアリール基で R3は水
    素原子であるか;あるいはR1はアルキル基で、R3は
    −(CI(2)nNHcs−R。 (R4−アルキル基、n=1〜6)基で、R2は水素原
    子である〕を有するチオアミド、及び式、(■式中 R
    5及びR6は同一または異種で、それぞれ01〜C4ア
    ルキル基またはフェニル基であ。 す、R7は水素またはハロゲンまたは01〜C4アルコ
    シ基またはC1〜C4アルコキシ基であり、R8はC1
    〜C4アルコキシ基であり、R9及ヒR10は同一また
    は異種で、それぞれは水素またはハロゲンであり、R1
    1はCエルC4アルコキシ基または水素である)を有す
    る4′−インドレニルベンゾインドリノスピロピランか
    ら選ばれ、前記熱分解は前記第1色形成系から色が発生
    する温度より高い温度で起こる、 感熱記録体。 2 前記第1色形成系は色形成剤及び前記第2色形成系
    において使用した共反応剤又はこれと異なる共反応剤を
    含有し、前記色形成剤及び前記共反応剤のいずれか一方
    は溶融または蒸発して他方と反応して色を発生する特許
    請求の範囲第1項の感熱記録体。 3 第1色形成系の色形成剤がラクトン環を含有する特
    許請求の範囲第2項記載の熱記録体。 4 ラクトン環含有色形成剤がフタリドまたはフルオラ
    ン化合物である特許請求の範囲第3項記載の感熱記録体
    。 5 ラクトン環含有色形成剤が3,3−ビス(1−エチ
    ル−メチルインドール−ルー3−イル)フタリド;3,
    3−ビス(4−ジメチルアミノフェニル)−6−シメチ
    ルアミノフクリド;2−ブロモ−3′−メチル76′−
    ジエチルアミノフルオラン;または/−ブトキシ−6′
    −ジエチルアミノフルオランである特許請求の範囲第4
    項記載の感熱記録体。 6 ラクトン環含有色形成剤が6′−ジエチルアミノ−
    1/ 、 2/−ベンゾプルオランまたは6′−ジエチ
    ルアミノ−27−ベンジルアミノフルオランである特許
    請求の範囲第4項記載の感熱記録体。 7 第1色形成系の共反応剤がフェノール性化合物であ
    る特許請求の範囲第2〜5項のいずれか1項記載の感熱
    記録体。 8 フェノール性化合物が七ノーまたはジ−フェノール
    である特許請求の範囲第7項記載の感熱記録体。 9 ジ−フェノールが4,4’−i−プロピリデンジフ
    ェノールまたは4,4′チジフエノールである。 特許請求の範囲第8項記載の感熱記録体。 10 先駆体が前記1式のチオアミドであり、1式中
    のアルキル基が1〜4個の炭素原子を有し、アリール基
    がフェニル基であり、ハロゲン原子が塩素であり、アロ
    イル基がベンゾイルであり、nが3〜6である特許請求
    の範囲第1〜9項のいずれか1項記載の感熱記録体。 11 アルキル基がメチルまたはエチル基である特許
    請求の範囲第10項記載の感熱記録体。 12 チオアミドがチオアジパミドである特許請求の
    範囲第11項記載の感熱記録体。 13 第2色形成系の共反応剤が金属性共反応剤であ
    り、そのカチオンが少くとも2価である特許請求の範囲
    第10〜12項のいずれか1項記載の感熱記録体。 14 カチオンがニッケル、鉄、鉛、水銀、銅または
    コバルトカチオンである特許請求の範囲第13項記載の
    感熱記録体。 15 金属性共反応剤のアニオンがレジネート、ナフ
    チネート、ステアレート、オレエート、アセチルアセト
    ネート、アセテート、ランデシレートまたはりジノ・レ
    ートアニオンである特許請求の範囲第13項または14
    項に記載の感熱記録体。 16 金属性共反応剤がニッケルアセトニルアセトネ
    ートまたはニッケルナフチネートである特許請求の範囲
    第15項記載の感熱記録体。 17 先駆体が前記■式の4′−インドレニルベンゾ
    インドリンスピロピランであり、■式中のアルキル基が
    メチル基であり、前記アルコキシ基がメトキシまたはエ
    トキシ基であり、前記ハロゲンが塩素である特許請求の
    範囲第1〜9項のいずれか1項記載の感熱記録体。 18 スピロピランが4’ −(1” 、 :ll(
    ’、 :l(’−トリメチルインドレニル)−6仁り
    四ロー8′−メトキシ1゜3.3−トリメチルベンゾイ
    ンドリノスピロピラン; 4’−(Y′、 3!/、
    :l(’−t−リメチルインドレニル)−6′−クロロ
    −87−エトキシ1,3,3− トリメチルベンゾイ
    ンドリノスピロピラン;4(1//。 3′2g′−トリメチルインドレニル)−8′−メトキ
    シ−1、3、3−トリメチルベンゾインドリノスピロピ
    ラン;または4’−(Y′、 :?’、 :f−トリメ
    チルインドレニル)−8−エトキシ−1、3、3−トリ
    メチルベンゾインドリンスピロピランである特許請求の
    範囲第17項記載の感熱記録体。 19 第2色形成系の共反応剤がフェノール性化合物で
    ある特許請求の範囲第17項または18項記載の感熱記
    録体。 20 フェノール性化合物が七ノーまたはジフェノー
    ルである特許請求の範囲第19項記載の感熱記録体。 21 ジ−フェノールが4,4’−i−プロピリデン
    ジフェノールまたは4,4−チオジフェノールである特
    許請求の範囲第20項記載の感熱記録体。 22 感熱性組成物が全ての色形成系を含んだ単一の
    層として支持シート上にコーチインクされている特許請
    求の範囲第1項ないし第21項のいずれか1項に記載の
    感熱記録体。 23感熱性組成物が複数の層として支持シート上にコー
    ティングされており、それぞれの層は1つだけの色形成
    系を含んでいる特許請求の範囲第121項のいずれか1
    項記載の感熱記録体。 24感熱性組成物がポリビニルアルコール結合剤を含有
    している特許請求の範囲第1項ないし第23項のいずれ
    か1項記載の感熱記録体。 25支持シートが紙シートである特許請求の範囲第22
    項ないし第23項のいずれか1項記載の感熱記録体。 26一定温度以上で色を発生することができる第1色形
    成系と、前記温度よりも高い温度で色を発生することが
    できる第2色形成系及び第3色形成系を含有する感熱性
    組成物を備えた支持シートを所有する感熱記録体におい
    て、 第2色形成系は先駆体及び共反応剤を含み、前記先駆体
    は熱分解して該共反応剤と反応して色変化を起こすこと
    ができる色形成剤を生成する式、「1式中、R1はアル
    キル基、適宜ハロゲン原子で置換されているアリール基
    、ビアリール基、アアプルキル基、アルキロキシ基、ア
    リールオキシ基、アロイル基、アリールオキシアルキル
    基またはH2NC8(CH2)n −(n =1〜6
    )基で、R2及びR3は水素原子であるか;あるいはR
    1及びR2はアリール基で R3は水素原子であるか;
    あるいはR1はアルキル基で、R3は−(CH2)nN
    HC8〜R4(R4=アルキル基、n−1〜6)基で、
    R2は水素原子である1を有するチオアミド、及び式、
    (■式中 R5及びR6は同一または異種で、それぞれ
    01〜C4アルキル基またはフェニル基であり、R7は
    水素またはハロゲンまたはC1〜C4アルコキシ基また
    はC1〜C4アルキル基であり R8はC1〜C4アル
    コキシ基であり、R9及びR10は同一または異種で、
    それぞれは水素またはハロゲンであり、R11は01〜
    C4アルコキシ基または水素である)を有する4′−イ
    ンドレニルベンゾインドリノスピロピランから選ばれ、
    前記熱分解は前記第1色形成系から色が発生する温度よ
    り高い温度であり、 前記第3色形成系は先駆体及び共反応剤を含み、その先
    駆体は熱分解して後に前記共反応剤と反応して第2の色
    変化を起こすことができる色形成剤を生成するものであ
    り、前記第3色形成系の先駆体の熱分解は前記第2色形
    成系の先駆体の熱分解が起こる温度よりさらに高い温度
    で起こる、感熱記録体。 27一定温度以上で色を発生することができる第1色形
    成系並びに上記温度よりも高い温度で色を発生すること
    ができる第2色形成系を含有する感熱性組成物を備えた
    支持シートを有する感熱記録体の製法において、 水性媒体中でそれぞれの色形成系の色形成成分及びサー
    モグラフ的に許容し得る結合剤の分散物を調製し、前記
    分散物を支持シート上にコーティングし、乾燥して、全
    ての色形成系を含んだ単一の層として前記感熱性組成物
    を前記支持シート上にコーティングしてなり、 前記第2色形成系は先、躯体及び共反応剤を含み、前記
    先駆体は熱分解して該共反応剤と反応して色変化を起こ
    すことができる色形成剤を生成する式、〔1式中、R1
    はアルキル基、適宜ハロゲン原子で置換されているアリ
    ール基、ビアニール基、アラルキル基、アルキロキシ基
    、アリールオキシ基、アロイル基、アリールオキシアル
    キル基またはH2NC3(CH2)n−(n−1〜6)
    基で、R2及びR3は水素原子であるか;あるいはR1
    及びR2はアリール基で、R3は水素原子であるか;あ
    るいはR1はアルキル基で、R3は−(CH2)nNH
    CS R4(R4−アルキル基、n=1〜6)基で、
    R2は水素原子である〕を有するチオアミド、及び式、
    (1式中 R5及びR6は同一または異種で、それぞれ
    C1〜C4アルキル基またはフェニル基であり、R7は
    水素またはハロゲンまたは01〜C4アルコシ基または
    C1〜C4アルキル基であり R8はC1〜C4アルコ
    シ基であり R9及びR10は一同−または異種で、そ
    れぞれは水素またはハロゲンであり、Ruは01〜C4
    アルコシ基または水素である)を有する4′−インドレ
    ニルベンゾインドリノスピロピランから選ばれ、前記熱
    分解は前記第1色形成系から色が発生する温度より高い
    温度で起る、 感熱記録体の製法。 28一定温度以上で色を発生することができる第1色形
    成系並びに上記温度よりも高い温度で色を発生すること
    ができる第2色形成系を含有する感熱性組成物を備えた
    支持シートを有する感熱記録それぞれの色形成系の色形
    成成分及びサーモグラフ的に許容し得る結合剤の分散物
    をそれぞれの層のために調整し、第1の層のために分散
    物を支持シート上にコーティングし、それを乾燥し、し
    かる後筒2の層のための分散物を前記乾燥した第1の層
    上にコーティングし、そ1れを乾燥して前記感熱性組成
    物を複数の層として支持シート上にコーティングし、そ
    れぞれの層に1つだけの色形成系を含ませてなり、 前記第2色形成系は先駆体及び共反応剤を含み、前記先
    駆体は熱分解して該共反応剤と反応して色変化を起こす
    ことができる色形成剤を生成する式、1 □〉CH−C8’−NH−R3(1) 〔1式中、R1はアルキル基、適宜ハロケン原子で置換
    されているアリール基、ビアリール基、アラルキル基、
    アルキロキシ基、アリールオキシ基、アロイル基、アリ
    ールオキシアルキル基またはH2NC8(CH2)n
    (n=1〜6)基で、R2及びR3は水素原子である
    か;あるいはR1及びR2はアリール基で R3は水素
    原子であるか:あるいはR1はアルキル基で、R3は−
    (CH2)n NHCS R’(R4=アルキル基、
    n−1〜6)基で、R2は水素原子である〕を有するチ
    オアミド、及び式、(■式中、R5及びR6は同一また
    は異種で、それぞれC1〜C4アルキル基またはフェニ
    ル基であり R7は水素またはハロゲンまたはC0〜C
    4アルコキシ基または01〜C4アルキル基であり、R
    3はC1〜C4アルコキシ基であり R9及びRIOは
    同一または異種で、それぞれは水素またはハロゲンであ
    り、R11は01〜C4アルコキシ基または水素である
    )を有する4′−インドレニルベンゾインドリノスピロ
    ピランから選ばれ、 前記熱分解は前記第1形成系から色が発生する温度より
    高い温度で起る、 感熱記録体の製法。
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