JPS58217543A - フツ素樹脂含有被覆組成物 - Google Patents
フツ素樹脂含有被覆組成物Info
- Publication number
- JPS58217543A JPS58217543A JP10097882A JP10097882A JPS58217543A JP S58217543 A JPS58217543 A JP S58217543A JP 10097882 A JP10097882 A JP 10097882A JP 10097882 A JP10097882 A JP 10097882A JP S58217543 A JPS58217543 A JP S58217543A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorocarbon resin
- low
- melting glass
- dispersion medium
- fluororesin
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、フッ素樹脂を含有する被覆組成物に関する。
従来フッ素樹脂の被覆を形成する方法としては、フッ素
樹脂の微粉末をコロイダルシリカ等の添加剤とともに、
界面活性剤を含む水に分散した組成物を用い、該組成物
を塗布し、乾燥して一時的に物体に付着させ、しかる後
３２０°Ｃ〜４２０’Ｃに加熱してフッ素樹脂の熱溶融
による粒子間融合で皮膜を形成するか、またはフン素樹
脂を他の有機造膜材料（エポキシ樹脂、ポリエーテルサ
ルホン、ポリフェニルサルホン、フェノール、フン化ビ
ニリチン、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂等）の有機
溶剤溶液もしくは水分散液に分散した被覆組成物を使用
し、有機プラスチックの造膜作用を利用してフッ素樹脂
被覆を形成する方法が知られている。ところが前者から
得られる皮膜は熱軟化性であり、後者から得られる皮膜
は硬度が低く、アイロンベース、調理器具等に使用した
場合耐久性が良くない。
樹脂の微粉末をコロイダルシリカ等の添加剤とともに、
界面活性剤を含む水に分散した組成物を用い、該組成物
を塗布し、乾燥して一時的に物体に付着させ、しかる後
３２０°Ｃ〜４２０’Ｃに加熱してフッ素樹脂の熱溶融
による粒子間融合で皮膜を形成するか、またはフン素樹
脂を他の有機造膜材料（エポキシ樹脂、ポリエーテルサ
ルホン、ポリフェニルサルホン、フェノール、フン化ビ
ニリチン、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂等）の有機
溶剤溶液もしくは水分散液に分散した被覆組成物を使用
し、有機プラスチックの造膜作用を利用してフッ素樹脂
被覆を形成する方法が知られている。ところが前者から
得られる皮膜は熱軟化性であり、後者から得られる皮膜
は硬度が低く、アイロンベース、調理器具等に使用した
場合耐久性が良くない。
本発明はこれらの欠点のない、すなわち熱軟化せず、硬
質なフッ素樹脂含有皮膜を形成する被覆用組成物を提供
することを目的とする。
質なフッ素樹脂含有皮膜を形成する被覆用組成物を提供
することを目的とする。
本発明によれば、フン素樹脂粉末と、低融点カラス粉末
と２分散媒に分散してなる焼ｆＪ型フン素樹脂組成物が
提供される。
と２分散媒に分散してなる焼ｆＪ型フン素樹脂組成物が
提供される。
使用し得るフッ素樹脂としては、ポリ（テトラフルオル
エチレン）、テトラフルオルエチレン／ヘキサフルオル
エチレン共重合体、テトラフルオルエチレン／ペルフル
オルアルキルビニルエーテル共重合体、エチレン／モノ
クロルトリフルオルエチレン共重合体、エチレン／テト
ラフルオルエチレン共重合体、ポリ（フッ化ビニル）、
ポリ（フッ化ビニリチン）、ポリ（モノクロルトリフル
オルエチレン）等の公知のフッ素樹脂を用いることがで
きる。
エチレン）、テトラフルオルエチレン／ヘキサフルオル
エチレン共重合体、テトラフルオルエチレン／ペルフル
オルアルキルビニルエーテル共重合体、エチレン／モノ
クロルトリフルオルエチレン共重合体、エチレン／テト
ラフルオルエチレン共重合体、ポリ（フッ化ビニル）、
ポリ（フッ化ビニリチン）、ポリ（モノクロルトリフル
オルエチレン）等の公知のフッ素樹脂を用いることがで
きる。
本発明で用いる低融点ガラスとしては、フッ素樹脂が熱
溶融して融合する温度付近（３２０°Ｃ〜４２０）にお
いて融解するガラスをい＼、例えばホウ酸／鉛ガラス等
がある。
溶融して融合する温度付近（３２０°Ｃ〜４２０）にお
いて融解するガラスをい＼、例えばホウ酸／鉛ガラス等
がある。
フッ素樹脂および低融点ガラスは微粉末に粉砕して用い
、界面活性剤、エチレングリコール等の添加剤を含む分
散媒中に分散する。分散媒としては水が一般的である。
、界面活性剤、エチレングリコール等の添加剤を含む分
散媒中に分散する。分散媒としては水が一般的である。
組成物の低融点ガラスとフッ素樹脂の割合は、前者１０
０重量部当り、後者５ないし１２０重量部が適当である
。フッ素樹脂の割合が少なければ、フッ素樹脂の特徴で
ある離型性が低く、フッ素樹脂が多過ぎると、硬度およ
び被塗装物との密着性が低下する。
０重量部当り、後者５ないし１２０重量部が適当である
。フッ素樹脂の割合が少なければ、フッ素樹脂の特徴で
ある離型性が低く、フッ素樹脂が多過ぎると、硬度およ
び被塗装物との密着性が低下する。
本発明の被覆組成物は常法により塗布し、一旦予備乾燥
した後、低融点ガラスが融解する温度、例えば３７０°
Ｃ〜４００’Ｃに加熱して焼付ければ、硬質で、熱軟化
しない耐食性、離型性、滑り性を同時に備えた被覆皮膜
が得られる。
した後、低融点ガラスが融解する温度、例えば３７０°
Ｃ〜４００’Ｃに加熱して焼付ければ、硬質で、熱軟化
しない耐食性、離型性、滑り性を同時に備えた被覆皮膜
が得られる。
次に実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例
低融点ガラスの製Ｉ（ν
ホウ酸（Ｂ２０３・３Ｈ２０）２０重置部と、鉛丹８０
市量部とを混合して６００“Ｃで２時間加熱し、ｔ６却
後得られたガラスをボールミルで２０ノｌ以１−゛に粉
砕した。
市量部とを混合して６００“Ｃで２時間加熱し、ｔ６却
後得られたガラスをボールミルで２０ノｌ以１−゛に粉
砕した。
被覆組成物
上記低融点ガラス、フッ素樹脂（三片フロロケミカル社
製ＴＬＰ−１０Ｆ−１）、界面活性剤（ローム、アンド
、ハウス社製トリトシＸ−１００）、エチレングリコー
ル、および水を以Ｆの割合（重量部）で配合し、ボール
ミルで５時間分数させた。
製ＴＬＰ−１０Ｆ−１）、界面活性剤（ローム、アンド
、ハウス社製トリトシＸ−１００）、エチレングリコー
ル、および水を以Ｆの割合（重量部）で配合し、ボール
ミルで５時間分数させた。
（以下余白）
組 成 物
低融点ガラス １００ １００ １００ １００
１００フツ素樹脂 ２ ５ ６０ １２０
．１４０界面活性剤 ２３３４４ 水 １０５ １１０ １６０
２２０ ２４０皮膜の性能 」二記組成物ＡないしＥを水で適当な濃度に希釈して鋼
板にスプレー塗装し、ｌｏＯ’ｃで１０分間予備乾燥し
、３７０°Ｃ〜４００°Ｃで１５分間焼付けた。
１００フツ素樹脂 ２ ５ ６０ １２０
．１４０界面活性剤 ２３３４４ 水 １０５ １１０ １６０
２２０ ２４０皮膜の性能 」二記組成物ＡないしＥを水で適当な濃度に希釈して鋼
板にスプレー塗装し、ｌｏＯ’ｃで１０分間予備乾燥し
、３７０°Ｃ〜４００°Ｃで１５分間焼付けた。
得られた皮膜の性能は次のとおりであった。
鉛筆硬度 ９Ｈ９Ｈ９Ｈ９Ｈ＜Ｂ
離型性 △ ○ ○ ○ ○
密着性 ００００ ×
上記のように、組成物Ａは離型性に劣り、Ｅは硬度およ
び密着性に劣る。このことから低融点カラス１００重ｉ
部当り、フッ素樹脂は５〜１２０重量部が適当であると
結論される。
び密着性に劣る。このことから低融点カラス１００重ｉ
部当り、フッ素樹脂は５〜１２０重量部が適当であると
結論される。
特許出願人 三重油脂化工株式会社
代 理 人 弁理士 赤 岡 辿 夫。
手 続 補 正 書
昭和５７年７月７日
特許庁長官 殿
１、事件の表示 昭和５７年特許願第１００９．７８
号２ 発明の名称 フッ素樹脂含有被覆組成物 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 三重油脂化工株式会社 ４ 代理人 住 所 大阪市東区淡跨町２丁目４０番地４ 弘栄ビ
ル７．５、拒絶理由通知 補正命令ＯＳ ！＝ｒ 昭和 年 月 日 自発 ６ 補正により増加する発明の数 ナシ７、補正の対象 補 正 の 内 答 １、明細書第５頁第８行目ＡＭＩの合計１ン１７Ｊとあ
るを「２１４」に、Ｂ＊の合計ｒ２３１Ｊとあるを「２
２６」に訂正する。
号２ 発明の名称 フッ素樹脂含有被覆組成物 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 三重油脂化工株式会社 ４ 代理人 住 所 大阪市東区淡跨町２丁目４０番地４ 弘栄ビ
ル７．５、拒絶理由通知 補正命令ＯＳ ！＝ｒ 昭和 年 月 日 自発 ６ 補正により増加する発明の数 ナシ７、補正の対象 補 正 の 内 答 １、明細書第５頁第８行目ＡＭＩの合計１ン１７Ｊとあ
るを「２１４」に、Ｂ＊の合計ｒ２３１Ｊとあるを「２
２６」に訂正する。
Claims (2)
- （１） フッ素樹脂粉末と、低融点ガラス粉末とを分
散媒中に分散してなる焼付型フン素樹脂含有組成物。 - （２）低融点ガラス粉末１００重量部当り、フッ素樹脂
粉末５ないし１２０重量部を配合してなる特許請求の範
囲第１項の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10097882A JPS58217543A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | フツ素樹脂含有被覆組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10097882A JPS58217543A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | フツ素樹脂含有被覆組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58217543A true JPS58217543A (ja) | 1983-12-17 |
| JPH0222771B2 JPH0222771B2 (ja) | 1990-05-21 |
Family
ID=14288430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10097882A Granted JPS58217543A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | フツ素樹脂含有被覆組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58217543A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01168748A (ja) * | 1987-12-24 | 1989-07-04 | Tokyo Silicone Kk | 複合体 |
| WO2000011094A1 (fr) * | 1998-08-20 | 2000-03-02 | Asahi Glass Company Ltd. | Dispersion aqueuse de copolymere fluore et composition pour substance d'enduction a base d'eau |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09299628A (ja) * | 1996-05-10 | 1997-11-25 | Chuo Tsushin Densetsu Kk | ワイヤプロテクタ切断工具 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4837982A (ja) * | 1971-09-20 | 1973-06-04 |
-
1982
- 1982-06-11 JP JP10097882A patent/JPS58217543A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4837982A (ja) * | 1971-09-20 | 1973-06-04 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01168748A (ja) * | 1987-12-24 | 1989-07-04 | Tokyo Silicone Kk | 複合体 |
| WO2000011094A1 (fr) * | 1998-08-20 | 2000-03-02 | Asahi Glass Company Ltd. | Dispersion aqueuse de copolymere fluore et composition pour substance d'enduction a base d'eau |
| US6610788B1 (en) | 1998-08-20 | 2003-08-26 | Asahi Glass Company, Limited | Aqueous dispersion of fluorocopolymer and composition for water-based coating material |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0222771B2 (ja) | 1990-05-21 |
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