JPS5821700Y2 - 発泡体成形用加熱型 - Google Patents
発泡体成形用加熱型Info
- Publication number
- JPS5821700Y2 JPS5821700Y2 JP12807176U JP12807176U JPS5821700Y2 JP S5821700 Y2 JPS5821700 Y2 JP S5821700Y2 JP 12807176 U JP12807176 U JP 12807176U JP 12807176 U JP12807176 U JP 12807176U JP S5821700 Y2 JPS5821700 Y2 JP S5821700Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- heating element
- foam
- planar heating
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は発泡体を成形する際に使用される成形用加熱型
に関するものである。
に関するものである。
従来、発泡体例えば電気冷蔵庫の断熱材として用いるス
チロール発泡体は外型と内型を用意し、これら２つの型
を所望幅の間隙を有するように配置し、加熱炉内で約４
０〜５０℃に予備加熱しておき、次いで両型間の間隙に
発泡用樹脂液を注入し発泡固化せしめる方法により得て
いる。
チロール発泡体は外型と内型を用意し、これら２つの型
を所望幅の間隙を有するように配置し、加熱炉内で約４
０〜５０℃に予備加熱しておき、次いで両型間の間隙に
発泡用樹脂液を注入し発泡固化せしめる方法により得て
いる。
しかしながら、この方法においては（１）樹脂発泡時の
温度コントロールが困難で、部分的に温度の急上昇が生
じたりすることがしばしばあり発泡体の密度のバラツキ
が大きくなり均一なものが得られないこと、（２）外型
、内型を使用の都度加熱炉内に搬入しなければならず作
業に手間がかかること、（３）所定温度に昇温させるの
に長時間を要し作業能率が悪いこと、等の種々の問題が
あった。
温度コントロールが困難で、部分的に温度の急上昇が生
じたりすることがしばしばあり発泡体の密度のバラツキ
が大きくなり均一なものが得られないこと、（２）外型
、内型を使用の都度加熱炉内に搬入しなければならず作
業に手間がかかること、（３）所定温度に昇温させるの
に長時間を要し作業能率が悪いこと、等の種々の問題が
あった。
本考案は上記従来の問題を一挙に解決した発泡体成形用
加熱型に係り、外型と内型の間に発泡用樹脂液を注入し
該樹脂を発泡固化させて発泡体を得る成形用加熱型にお
いて、外型はその外壁面または壁内に面状発熱体が配置
され、繊維強化プラスチック製の内型はその壁内に面状
発熱体が配置されて成るものである。
加熱型に係り、外型と内型の間に発泡用樹脂液を注入し
該樹脂を発泡固化させて発泡体を得る成形用加熱型にお
いて、外型はその外壁面または壁内に面状発熱体が配置
され、繊維強化プラスチック製の内型はその壁内に面状
発熱体が配置されて成るものである。
本考案における外型は金属板、プラスチック板（繊維強
化品含む）等により作成される。
化品含む）等により作成される。
該外型をハニカム構造の金属板によって作成すれば耐久
性が向上し、軽量化でき、しかも使用時に内部の空洞部
の空気層が蓄熱効果を発揮するので好ましい。
性が向上し、軽量化でき、しかも使用時に内部の空洞部
の空気層が蓄熱効果を発揮するので好ましい。
該外型の外壁面または壁内には下記の面状発熱体が配置
される。
される。
該面状発熱体の外型外壁面への配置はビス、ゴムバンド
、接着テープ、接着剤等によって発泡作業時に位置ずれ
しないよう行なう。
、接着テープ、接着剤等によって発泡作業時に位置ずれ
しないよう行なう。
なお、本考案においては面状発熱体を外型作成時に壁内
に埋入配置してもよい。
に埋入配置してもよい。
一方、内型は繊維強化プラスチック製であり複雑な形状
にも容易に成形でき、しかも強度の大きなもので、その
壁内には面状発熱体が埋入配置される。
にも容易に成形でき、しかも強度の大きなもので、その
壁内には面状発熱体が埋入配置される。
上記外型および内型に配置される面状発熱体としては、
（１）エツチング、打抜き等によって得られる金属箔回
路を発熱素子とし該素子を耐熱性絶縁フィルムで被覆し
たもの、（２）織布、不繊布に導電性プラスチックを塗
布乾燥して得られる発熱素子を耐熱性絶縁フィルムで被
覆したもの、（３）ガラス繊維、アスベスト繊維等を網
状に織り導電性プラスチックを塗布して乾燥し発熱素子
とし、該素子を耐熱性絶縁フィルムで被覆したもの等が
用いられる。
（１）エツチング、打抜き等によって得られる金属箔回
路を発熱素子とし該素子を耐熱性絶縁フィルムで被覆し
たもの、（２）織布、不繊布に導電性プラスチックを塗
布乾燥して得られる発熱素子を耐熱性絶縁フィルムで被
覆したもの、（３）ガラス繊維、アスベスト繊維等を網
状に織り導電性プラスチックを塗布して乾燥し発熱素子
とし、該素子を耐熱性絶縁フィルムで被覆したもの等が
用いられる。
なお、前記耐熱性絶縁フィルムとしては耐熱性と電気絶
縁性を兼備したポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリカ
ーボーネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイ
ミド、フッ素樹脂等の合成樹脂フィルムが用いられる。
縁性を兼備したポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリカ
ーボーネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイ
ミド、フッ素樹脂等の合成樹脂フィルムが用いられる。
また、発熱素子には電極が設けられリード線の一端が連
結される。
結される。
このような本考案における面状発熱体にはサーモスタッ
ト、温度ヒユーズ等の温度制御装置を連結することがで
きる。
ト、温度ヒユーズ等の温度制御装置を連結することがで
きる。
以下、図面により本考案の実例を説明する。
第１図は本考案に用いる外型の実例を示す斜視図であり
、側板２および底板３の外壁面には面状発熱体４〜８が
各々固定されている。
、側板２および底板３の外壁面には面状発熱体４〜８が
各々固定されている。
なお、本実例の外型１における側板２と底板３は取外し
自在な別体構造となっているが一体成形タイブも使用し
得る。
自在な別体構造となっているが一体成形タイブも使用し
得る。
一方、第２図に示す内型９は枡形でその側壁１０および
底壁１１内に面状発熱体１２〜１６が埋入されている。
底壁１１内に面状発熱体１２〜１６が埋入されている。
これらの外型１および内型９を用いて発泡体を成形する
には、第３図に示すように外型１内に内型９を上板１７
にボルト止め等の手段によって係止して挿入し、外型１
と内型２の間に得ようとする発泡体と同形状の空隙部を
形威し面状発熱体４〜８および１２〜１６に通電し該空
隙部を所定温度に保持し、次いで発泡用樹脂液１８を注
入口（図示省略）から該空隙部に注入し発泡固化さるも
のである。
には、第３図に示すように外型１内に内型９を上板１７
にボルト止め等の手段によって係止して挿入し、外型１
と内型２の間に得ようとする発泡体と同形状の空隙部を
形威し面状発熱体４〜８および１２〜１６に通電し該空
隙部を所定温度に保持し、次いで発泡用樹脂液１８を注
入口（図示省略）から該空隙部に注入し発泡固化さるも
のである。
本考案は上記の如く構成されており、発熱面積の大きな
面状発熱体を熱源とし外型、内型の壁面を直接加熱する
ようにしであるのできわめて短時間で所定温度にでき、
また温度コントロールも容易で発泡密度の均一な発泡体
が得られ、更に作業時に型の移動をする必要がない等の
種々の効果を有する。
面状発熱体を熱源とし外型、内型の壁面を直接加熱する
ようにしであるのできわめて短時間で所定温度にでき、
また温度コントロールも容易で発泡密度の均一な発泡体
が得られ、更に作業時に型の移動をする必要がない等の
種々の効果を有する。
第１図は本考案に係る発泡体成形用加熱型の外型の実例
を示す斜視図、第２図は内型の実例を示す平面図、第３
図は第１図および第２図に示す外型、内型により発泡体
成形用加熱型を組立て発泡用樹脂液を注入した状態を示
す断面図である。 １・・・・・・外型、４〜８・・・・・・面状発熱体、
９・・・・・・内型、１２〜１６・・・・・・面状発熱
体、１８・・・・・・発泡用樹脂液。
を示す斜視図、第２図は内型の実例を示す平面図、第３
図は第１図および第２図に示す外型、内型により発泡体
成形用加熱型を組立て発泡用樹脂液を注入した状態を示
す断面図である。 １・・・・・・外型、４〜８・・・・・・面状発熱体、
９・・・・・・内型、１２〜１６・・・・・・面状発熱
体、１８・・・・・・発泡用樹脂液。
Claims (1)
- 外型と内型の間に発泡用樹脂液を注入し該樹脂を発泡固
化させて発泡体を得る成形用加熱型において、外型はそ
の外壁面または壁内に面状発熱体が配置され、繊維強化
プラスチック製の内型はその壁内に面状発熱体が配置さ
れて成る発泡体成形用加熱型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12807176U JPS5821700Y2 (ja) | 1976-09-22 | 1976-09-22 | 発泡体成形用加熱型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12807176U JPS5821700Y2 (ja) | 1976-09-22 | 1976-09-22 | 発泡体成形用加熱型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5346364U JPS5346364U (ja) | 1978-04-20 |
| JPS5821700Y2 true JPS5821700Y2 (ja) | 1983-05-09 |
Family
ID=28737362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12807176U Expired JPS5821700Y2 (ja) | 1976-09-22 | 1976-09-22 | 発泡体成形用加熱型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5821700Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2633317B2 (ja) * | 1988-07-25 | 1997-07-23 | 帝人株式会社 | 紡績用ポリエステル短繊維 |
-
1976
- 1976-09-22 JP JP12807176U patent/JPS5821700Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5346364U (ja) | 1978-04-20 |
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