JPS582161B2 - 硫化水素含有気体流れの接触的変換方法 - Google Patents

硫化水素含有気体流れの接触的変換方法

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JPS582161B2
JPS582161B2 JP52022597A JP2259777A JPS582161B2 JP S582161 B2 JPS582161 B2 JP S582161B2 JP 52022597 A JP52022597 A JP 52022597A JP 2259777 A JP2259777 A JP 2259777A JP S582161 B2 JPS582161 B2 JP S582161B2
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    • C01B17/02Preparation of sulfur; Purification
    • C01B17/04Preparation of sulfur; Purification from gaseous sulfur compounds including gaseous sulfides
    • C01B17/0404Preparation of sulfur; Purification from gaseous sulfur compounds including gaseous sulfides by processes comprising a dry catalytic conversion of hydrogen sulfide-containing gases, e.g. the Claus process
    • C01B17/0426Preparation of sulfur; Purification from gaseous sulfur compounds including gaseous sulfides by processes comprising a dry catalytic conversion of hydrogen sulfide-containing gases, e.g. the Claus process characterised by the catalytic conversion
    • C01B17/0439Preparation of sulfur; Purification from gaseous sulfur compounds including gaseous sulfides by processes comprising a dry catalytic conversion of hydrogen sulfide-containing gases, e.g. the Claus process characterised by the catalytic conversion at least one catalyst bed operating below the dew-point of sulfur

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、気体流れ中に存在するH2SおよびSO2を
元素状硫黄に接触的に変換させそして次いで硫黄を除去
するための改善された方法に関する。
更に詳しくは、本発明は冷床吸着法の使用による通常の
クラウスプラントのテイルガス(tailgas)から
の硫黄の除去に関する。
この改善された方法は、以前に必要とされていたよりも
一層高い元素状硫黄への変換を得るための新しいプラン
トの設計に特に有用である。
それはまた、すでに存在している一連のクラウス反応器
を包含するクラウスプラントを、現行のSO2放出基準
と合致させるためにも使用することができる。
典型的には米国特許第3702884号、同第3758
676号および同第3749762号各明細書に記載さ
れているいわゆる冷床吸着(CBA)法においては、ク
ラウスプラントガス流れ中の硫化水素および二酸化硫黄
含有物を、クラウスタイプ触媒の存在下に約130°〜
150℃の間の温度で元素状硫黄に変換させることによ
って減少させている。
クラウス反応は可逆的発熱反応であり、そして反応器中
で行われる化学プロセスは化学平衡に近いものとしてみ
ることができるから、CBA反応器に伴なうより低い温
度は原則的にはより高温のクラウス反応器に比べて二つ
の利点を有しており、その各々の利点はより低い反応成
分濃度およびより有効な硫黄の除去に寄与している。
すなわち発熱反応の熱力学的平衡定数の温度依存性は、
温度が低下するにつれて反応成分濃度をより低くするに
好都合である。
そしてCBA反応器の特定の温度範囲は硫黄の露点以下
であり、従って吸着された相としての反応生成物(硫黄
)の物理的沈着が生ずる。
この沈着は気体反応混合物中の硫黄濃度を低下させ、そ
して更に反応成分(H2SおよびSO2)の平衡濃度を
低下させる。
しかしながらこれは触媒床上に沈着させた硫黄が最終的
には接触反応の進行を阻害するという点で有利ではない
すなわち、高温クラウス反応器とは異って、CBA反応
器は、熱ストリップガスで沈着硫黄を蒸発させ次いで所
望の操作温度に冷却することによって、周期的に再生さ
れなくてはならない。
必要な触媒床の再生および冷却を包含する全体的CBA
過程達成のために種々の方法が提案されている。
例えば米国特許第3702884号明細書では、1対の
CBA装置がクラウスプラントの付属装置として使用さ
れている。
クラウスプラントでは、反応器の一方は浄化に用いられ
、その浄化段階ではそれを通過するガス流から硫黄が除
去され他方の反応器は操業状態にない場合すなわちリサ
イクル段階では再生かつ冷却されている。
通常リサイクル段階での再生は凝縮器、ブロアーおよび
加熱器で行なわれすでにCBA装置中に存在するガスを
再循環させ補給ガスはガスの冷却による容積変化を補償
するためにのみ加えられる。
再循環ガスを再生に必要な比較的高温にまで加熱するた
めに加熱器で多量の燃料ガスが消費される。
米国特許第3758676号および同第 3749762号各明細書中には、少くとも3個の触媒
反応器を包含するより複雑な方法が開示されているが、
その場合再生に必要なストリップガスの高温水準は再生
反応器中のクラウス反応により達成され、そしてすべて
の反応器はクラウス浄化(クラウスプラント反応器によ
る硫黄除去)、CBA浄化またはCBA再生および冷却
様式のいずれかにおいて操業状態では連続的に働いてい
る。
これら両方の方法においては、再生および冷却段階は、
全体的流れ中の反応器の相対位置を変化させならびに温
度を制御することによって達成されるが、しかしすべて
の反応器は操業状態にある。
すなわち米国特許第3702884号明細書の場合のよ
うな再循環はない。
これら3種の方法のすべては、適正に設計されそして操
作される場合には、99%の高い硫黄除去を達成するこ
とができる。
しかしながら、これらの高い変換水準を保持しようと試
みることによって、COS,CS2および元素状硫黄に
よる硫黄損失がより重大な役割を演ずるようになる。
特にCOSおよびCS2の加水分解は臨界的考慮および
第一義的目的となる。
それらの役割に関するより詳細な議論に対しては、米国
コロラド州デンバーで開催のGas Processo
rsAssociation第53回年次総会(197
4年3月25〜27日)に提出されたゴディン氏等によ
る「Amoco CBA Process for I
mproving ClausPlant Recov
ery」と題する論文を参照されたい。
CBA反応器を下流側に付加することによって存在する
クラウスプラントから高い変換水準を達成しそしてこれ
を保持しようと試みる場合には、種々の実際的考慮が問
題を複雑化する。
例えば、現存しているクラウスプラントがすでにその最
高性能で操作されている場合には、クラウス部分の空間
速度および総容量をすべての時点で前の水準に保持して
特定のプラントの要求を満足させることが必要かもしれ
ない。
しかも同様に、CBA反応器再生のための流れ源として
このクラウスプラントの固有の流れ、すなわちクラウス
プラント内部から誘導される流れを利用するという概念
は経済的に必須のものでありうるけれども、しかし総容
量の保持とは一致しない。
これらの問題の観点から、本発明者らは、存在するクラ
ウスプラントから下流にCBA過程を与える特定の方法
を発見したが、これは本質的にはクラウスプラントの能
力(容量)を保持してCOSおよびCS2の加水分解を
最適ならしめ、従って高変換水準を保持させそしてなお
固有の流れを使用して硫黄汚染CBA反応器の再生を達
成させるという経済的利点をも有している。
そのような方法はまた、通常のクラウス反応器が最初に
設置されそしてCBA反応器が必要に応じて後から加え
られるような場合を含めて新しいプラントの設計に有利
に使用することができる。
本発明者らは、硫化水素含有ガス流れを酸化段階にかけ
て硫化水素および二酸化硫黄が約2:1のモル比で存在
する反応混合物を生成させ、そして前記反応混合物中の
硫黄含量を、前記混合物を第一に液体状硫黄凝縮器を有
する一連の少くとも2個のクラウス反応器を通過させそ
して次いで得られるクラウス流出物を、少くとも2個の
相互交換可能なCBA反応器を包含するCBA浄化段階
(ここではすべての時点の前記クラウス流出物が前以っ
て再生されたCBA反応器の少くとも1個を、前記の他
方の交換可能CBA反応器の再生を行わせるに充分な時
間の間、通過してその際硫黄汚染CBA反応器の沈着硫
黄の熱除去およびそれに続く冷却によって更に変換を行
わせそして硫黄を凝縮させる)に通ずることよりなる硫
化水素含有ガス流れの接触的変換方法における改善を発
見したが、この改善は (a) 第1の流出物流を生成する第1のクラウス反応
器の反応条件を前記第1の流出物流の温度が315〜4
25℃となってCOSとCS2の加水分解を促進するよ
うに保つこと、 (b) 前記第1の流出物流からの再生流の流れをその
触媒床上に硫黄を沈着させたCBA反応器へ周期的に変
えてそれにより前記沈着硫黄を気化除去し前記CBA触
媒床を再生させそして再生流出物流および硫黄を除去し
たCBA反応器を調製すること、 (c)前記再生流出物流を前記再生流の流れが変えられ
る場所から下流であるが第2クラウス反応器より上流に
ある点に戻すこと、そして (d) 硫黄除去したCBA反応器を前記クラウス反応
器流出物から硫黄をさらに除去するために浄化段階に戻
す前に前記の硫黄除去したCBA反応器に冷却ガス流を
流してそれを冷却することを包含する。
本発明の第一の目的は、通常のクラウスプラントとCB
Aプラントとを、全体としての硫黄除去が現在の超高変
換水準に保持されうるような様式で組合せる改善された
方法を提供することである。
それに関連した目的は、このクラウスプラントの最高能
力(容量)を有意に変化させることなしに、一連の反応
器を含有する既存のクラウスプラントにCBA反応器を
加えることができ、しかもなお硫黄汚染CBA反応器の
再生に対して固有の流れを使用しうるようにこの方法を
充分に融通性あるものとすることである。
これらの両目的には、COSとCS2の不完全な加水分
解に起因する硫黄損失の重大性を低減させるための対策
が含まれている。
すなわち、本発明によればCOSとCS2の加水分解が
一層完全になる結果硫黄損失が少なくなる。
本発明のすべての態様においては、一連のクラウス反応
器の第1クラウス変換器の一つからの熱流出物の流れを
CBA反応器上に沈着した硫黄除去のための固有再生ガ
スとして利用している。
一態様においては、この再生段階の間のCBA反応器の
硫黄に富んだ硫出物を第1クラウス変換器から下流でし
かも次のクラウス変換器の上流の硫黄凝縮器の導入側に
戻す。
他の一態様においては、この再生からの返還ガスは前記
言及されている硫黄凝縮器の直ちに上流の熱交換器の導
入口に向けられる。
他の態様においては、この再生段階の間CBA反応器の
硫黄に富んだ流出物は硫黄除去のために凝縮器に送られ
、そして次いで第2のクラウス変換器の導入口に戻す前
に適当な温度に再加熱される。
更に別の態様においては、熱再生ガスおよび/または冷
却ガスは再生および/または冷却の間、使用されている
とは反対の方向にCBA反応器を通して導かれる。
この間CBA反応器はクラウスプラントのテイルガス浄
化を行っている。
そして更に別の態様においては3個のCBA反応器が使
用されているがその3個のうち2個は常に平行してテイ
ルガスの浄化のために操作されており、他方第3のもの
は再生され次いで冷却されている。
その他の目的および態様は本明細書から当業者には明白
であろう。
添付図面の第1図および2図は、参考として包含されて
いる前記掲論文に提出されている。
改善されたクラウスプラント回収のための基本的CBA
法を説明するフローダイヤグラムである。
そのままで、それらは従来技術の既知方法を表わしてい
る。
添付図面の第3図および4図は、本発明の改善されたC
BA法の二つの特定態様を説明する簡略化したフローダ
イヤグラムである。
添付図面の第5図は、本発明の基本的改善をどのように
して通常の2反応器クラウスプラントから下流の1対の
CBA反応器を包含する好ましい態様に包含させるかを
説明するより詳細なフローダイヤグラムである。
クラウスプラントのテイルガスの浄化のための本発明に
よるCBA法を使用した硫黄の超高変換水準を保持する
ための改善法は、添付図面を参照することによって最良
に理解されよう。
第1図および第2図は、CBAサイクルの再生および冷
却期間の間の条件を説明する簡略化したフローダイヤグ
ラムである。
これらの図は発表された文献から直接とったものであり
、そしてそれ自体当技術分野で既知のCBAサイクルを
代表している。
それらは、循環操作のためのバルブおよびパイプ配列の
すべてが示されていないという点で簡単化されたもので
ある。
しかしそれらは特に、それらがどのようにしてCBA過
程を2一反応器の通常のクラウスプラントからのテイル
ガスの浄化に適応させてあるかを示している点で当技術
の状態を説明している。
第1図は、CBA反応器No.1が再生されつつありそ
してクラウス反応器No.2が浄化である場合の状態を
示している。
クラウス反応器No.2からのテイルガスは凝縮器No
.3中で127℃に冷却され、そして浄化のためにCB
A反応器No.2に送られる。
浄化の間、本質的にすべての生成された硫黄は触媒上に
吸着される。
本発明者らの試験は触媒活性に有意の低下を与えること
なしに予期せざる高い硫黄負荷に耐えることができ、8
時間またはそれ以上の浄化期間を可能ならしめることを
示した。
浄化段階からの流出ガスのその元素硫黄含量を低く、そ
してこれは直接焼却炉に送ることができる。
CBA反応器No.2が浄化にある間にCBA反応器N
o . 1は例えばクラウス反応器No.1への供給物
から取出された230〜290℃の流れで再生されるこ
とができる。
再生の開始時には、この反応器は冷たく、そして加熱は
供給物の顕熱からのみならず、低い初期流出物温度で本
質的に完全なクラウス反応の熱から達成される。
変換器が加温されるにつれて反応器流出物の温度および
硫黄含量は上昇して、平常温度に到達し、そしてそこで
は多量の硫黄が触媒から気化する。
硫黄除去の完了は流出物温度の認めうる上昇により示さ
れる。
再生期間は流出物温度が315°〜370℃になるまで
続けられる。
これらの温度は供給物の断熱クラウス反応温度に相当す
る。
再生流出物を凝縮器No.4を経てクラウス反応器No
.1の導入口に戻す。
この反応器はCOSおよびCS2の本質的に完全な加水
分解を得るに充分なだけ高い出口温度で操作されている
CBA反応器No.1の再生が完了したら、第2図に示
されたように、加熱した反応器の冷却を開始させるよう
にバルブを切りかえる。
この期間の間、凝縮器No.3からの127℃のテイル
ガスをCBA反応器No.1に導き、そして次いで凝縮
器No.4を経て最終浄化のためにCBA反応器No.
2に向ける。
冷却が完了した時点で凝縮器No.4からの流出物を焼
却に直接送り、そしてCBANo.2の再生を開始させ
る(第1図および2図には示されていない)。
第3図および第4図はCBA反応器No.1からの流出
物を凝縮器No.2の上流側に戻している本発明の二つ
の好ましい態様を示す簡略化したダイヤグラムである。
これらの図面は理解を容易ならしめるために再生に必要
なすべてのバルブが単一の図面上に重複記載されている
他は第1図および第2図に示されている既知方法と同様
の形式で与えられている。
すなわち、従来技術の記載の二つの図面として説明され
ている流れ通路を明確に再現させるためにはそれぞれの
バルプを適当に開閉することを想像しなくてはならない
第3図および第4図の両方は全硫黄含有流れをまずクラ
ウス反応器No .1を通して導き、CBA反応器の再
生に使用される固有流れをクラウス反応器No . 1
の流出物から取出し、そして再生ガス流れを硫黄負荷C
BA反応器を通して通過させた後それをそれが最初に取
去られた箇処に本質的に等しいという点に戻す本発明の
基本的改善を説明している。
更に詳しくは、すべてのガスを、クラウス反応器No.
1を約230〜345℃の導入温度に保ちつつこの反応
器の流出物温度が常に約315°〜約425℃となるよ
うにして触媒の時1立方メートル当り約360〜179
5ノーマル立方メートル当り約360〜1795ノーマ
ル立方メートルの総ガスの空間速度でクラウス反応器N
o . 1に通すことによって、既知の方法に比してC
OSおよびCS2の加水分解度は全プラント中の硫黄除
去が現在の所望されている超高変換水準を満足させる程
度に充分高い水準に保つことができる。
更に、CBA反応器の再生用の固有流れを前記のクラウ
ス反応器No . 1より下流の点から除去し、そして
再生の間CBA反応器から流出物を再生流れが除去され
た箇処からすぐ下流の点に戻すことによって、再生の開
始および停止に伴なう誘発された流れ、温度および/ま
たは圧力変動およびそれらの硫黄変換水準に及ぼすショ
ックは最小化される。
主として、これは再生ガス流れの回収が第1クラウス反
応器の操作に影響を与えない故にCOSおよびCS2の
加水分解を最適化させる温度範囲に保持されている第1
クラウス反応器とは独立しているからである。
これは二つの主なる利点を与える。
第一に、CBA反応器の再生はCOSおよびCS2の加
水分解に影響を与えない。
そして第二にクラウス反応器No.1への供給ガスの流
速および温度はすべての時点で最適条件に一定に保持さ
れることができ、そしてこれはCBA反応器の付加によ
って悪い影響を受けない。
すでに記載したように、クラウス反応器No.1の流出
物温度は利用しうる時間内に再生を完成させるに充分な
だけ高くそしてまた所望の程度のCOSおよびCS2の
加水分解を達成させるに充分なだけ高く保持されている
この要求される流出物温度は一般には約315°〜42
5℃の範囲であるけれども、それは変換されるべき存在
するCOSおよびCS2の濃度ならびに流出ガス中に要
求されている水準によってプラントごとに広範に変化さ
せうるものである。
第3図の態様の基本的操作は供給ガス(再熱ガスおよび
排出熱ボイラー流出物)がクラウス反応器に入りそして
接触的に処理されるという点では第4図のものと同様で
ある。
再生用の固有流れはバルブ8を開くことによってクラウ
ス反応器の流出物から取出されそしてライン9を経てそ
の流出物の所望部分を、バルブ10を開きそしてバルブ
12を閉じるかあるいはバルブ12を開きそしてバルプ
10を閉じることによってそれぞれ適当なCBA反応器
No . 1またはNo . 2に送る。
バルプ10を開き且つバルプ12を閉じてCBA反応器
No.1が再生されている場合にはクラウスプラントか
らの流出物は、バルブ14を閉じそしてバルブ16を開
くことによってCBA反応器No.2に送られる。
同様に、CBA反応器No.2が再生されつつある場合
には、クラウスプラント流出物は、バルブ14を開きそ
してバルブ16を閉じることによって浄化のためにCB
A反応器No . 1に送られる。
CBA反応器No.1の再生の間はバルブ18および2
0は閉じられており、他方バルブ22および24は開か
れていて、従ってCBA反応器No . 1からの流出
物をライン17を経て、再生ガス流れを除去した点から
下流でそしてクラウス反応器No . 2からは上流の
点に戻すことを可能ならしめる。
同様に、CBA反応器No . 2からの流出物は開放
バルブ24を経て凝縮器No . 5を経て焼却炉に向
けられる。
前の硫黄負荷CBA反応器No . 1の再生および適
当な冷却(第3図または第4図には示されていないが第
5図には詳記されている)を停止させた後、再生された
CBA反応器No . 1を浄化に戻し、そしてCBA
反応器No.2の再生を開始する。
ここでもまた、これはバルブ10,16,22および2
4を閉じそしてバルブ12,14,18および20を開
くことを包含する。
CBA反応器を交互に浄化および再生操作にきりかえつ
つこのようにして第3図および第4図の全過程は続けら
れる。
第3図と第4図との違いは、種々の交互的態様を説明す
るために与えられている。
これら態様の各々は原則として特定のクラウスプラント
、供給ガス、操作条件その他に応じて使用に適当かもし
れないしまたは不適当かもしれない利点を有しているが
、しかしすべては本発明の基本的改善を使用している。
第3図においては、再生しつつあるCBA反応器からの
流出物は凝縮器No . 4にいき、そして次いでブロ
アーによってライン17を経てクラウス反応器No .
1の下流側でしかもクラウス反応器No . 2の上
流にある凝縮器No . 2の導入口に戻される。
第4図においては、クラウス反応器流出物1との再熱交
換が除外されておりそして再生中のCBA反応器からの
流出物はクラウス反応器No . 1の下流の凝縮器N
o . 2の導入口に戻される。
第4図は二つの流れが混合して液体硫黄を含有する第3
の流れを生成するのを排除する結果クラウス反応器No
. 2に入る前により良好な均質性が得られるという
利点を有している。
これは第3図に比べた場合の第4図中に示されている違
いはCBA反応器の下流側の凝縮器のないことである。
再熱交換器(第3図中)の使用は、再生に対して使用さ
れるクラウス反応器No . 1の流出ガス量を約5〜
7.5%の範囲に制限する。
対照的に、第4図の態様は再熱器に対しての独立の熱源
(例えば高圧蒸気)が利用可能ならば速やかな再生のた
めに100%のクラウス反応器No.1の流出ガスを使
用することができる。
第4図または第3図のどちらか特定態様の実施において
は、両CBA反応器からの流出物の組成が重要であり、
そしてこれは連続的に測定されなくてはならない(図示
されていない)。
どちらかのCBA反応器からの流出物は流出物中に逆ク
ラウス反応生成物が存在している場合には再生の間のみ
ならず冷却段階の間にも第2のクラウス反応器に戻され
る。
すべての他の時点においては、どちらのCBA反応器か
らの流出ガスも直接焼却炉に送ることができる。
本発明の他の態様としては、ブロアーからのガスを再熱
交換器の冷却側の導入口に戻すことができる以外には第
3図と同様のフローダイヤグラムがあげられる。
あるいはブロアー流出物を別の再熱器に戻しそして次い
で直接クラウス反応器No.2に戻すことができる。
再生されつつあるCBA反応器からのガスを戻すための
特定の方法の選択は多くの変数例えば凝縮器No.2中
で生成される蒸気圧、再熱器に使用するために利用可能
な蒸気または他の熱流体の圧力および温度、操作の間の
プラント供給ガスの流速範囲、CBA反応器が既存のユ
ニットであるかまたは新しいユニットであるかというこ
と等に依存する。
当業者には、エネルギー節約および特定の1組の設計条
件に対する装置コストの最適値を生ずる態様を選択する
ためにはどのように計算を行うことができるかは明白で
あろう。
その他の具体的利点を有する種々の他の特定態様が本発
明の範囲内にある。
例えばCBA反応器の再生のために種々の流れ通路を使
用することができる。
熱再生ガスはCBA反応器が浄化様式で使用されている
場合とは反対の方向に再生CBA反応器を通して送るこ
とができる。
更に特には、再生がCBA反応器を通しての上方流れで
ありそしてクラウスプラント流出物が下方流れの経路で
ある場合には、CBA反応器の排出終点は硫黄除去の間
一層完全に再生される。
これは、クラウスプラントテイルガスが処理される場合
にはより低い硫黄含量を与える結果となり、そして次の
再生が必要とされる前にCBA触媒上に一層高い硫黄負
荷を可能ならしめる。
それはまた再生の間のクラウス変換をも改善する。
何故ならば液体状硫黄は床を離れることができずそして
約280℃でのクラウス平衡をより長時間保持できるか
らである。
同様に、再生後のCBA床の必要な冷却は下方向流れの
代りに上方向流れを達成しうる。
これは床の下部を約6〜17℃だけ予備冷却して、最終
クラウス平衡を初期により低温で確立しそしてそれによ
って時間平均CBA硫黄回収を改善することを可能なら
しめる。
当然、再生、冷却および浄化の間のこれら相互の流れの
種々の組合せを必要に応じて使用することができる。
2個以上のクラウス反応器および/または2個以上のC
BA反応器を使用する種々の反応器構成を使用すること
ができる。
例えば11個が再生されており他の2個が平行してクラ
ウスプラント流出物の処理に働いているような3個のや
や小型のCBA反応器はより経済的でありうる。
更にこの改善された方法は冷却および再生時間サイクル
を重複することを可能ならしめる。
すなわち床の排出口が最高温度に達する前に再生床の導
入口で冷却を開始することを可能ならしめる。
これは導入口の触媒からの残存熱を床の排出口の再生に
利用するものであり、従って再生および冷却に要求され
る再生ガス容積および/またはサイクル時間を低減させ
る。
種々の好ましい態様および従来技術に比べた場合のそれ
らの相違点およびそれぞれの利点を記載したが、第5図
には基本的な2反応器クラウスプラントそれに続く2反
応器CBA過程を包含する本発明の商業的規模の具体例
を示す。
第5図では、SO2およびH2Sの混合物を含有する供
給ガスがライン28を経て第1クラウス反応器26に入
る。
ここでこの混合物は一部は元素状硫黄および水蒸気に接
触的に変換される。
この第1クラウス反応器26からの熱流出物はライン3
0を経て排出しそしてそれぞれライン32および34中
の犬約等容積の二つの流れに分断される。
ライン32中の熱ガスは熱交換器36を左から右に通過
しそしてライン38を通って出ていく。
ライン34中の熱ガスは、CBA反応器76または78
の再生の間パルブ42を閉じそしてライン40を経てそ
して次いでバルブ72または74のどちらかを開いてラ
イン68または70を通って、適当な反応器に送られる
どちらかのCBA反応器の冷却期間中ライン34中の熱
ガスはバルブ72および74を閉じている間にライン4
4および開放バルブ42を通過して、従ってライン48
を経て硫黄凝縮器46に入る前にライン38中で熱交換
器流出物と再び一緒にされる。
硫黄凝縮器46中では熱ガスは硫黄の融点以下に冷却さ
れて、液体状硫黄の凝縮および分離を促進させる。
溶融硫黄を次いでライン50および66を経て除去しそ
してこれを適当な貯蔵装置に送る。
得られる冷却され硫黄除去されたガスを次いでライン5
2を経て熱交換器36に送る。
ここで前のライン32中の熱ガスがこの硫黄除去された
ガスを更に通常のクラウスタイプ反応に送るに適した温
度に再加熱する。
これらの再加熱されたガスは次いでライン54を経て第
2のクラウス反応器56中に送られ、ここで更にH2S
と硫黄と水蒸気へのH2SおよびCO2の接触的変換が
行われる。
第2クラウス反応器56からの流出物はライン58を経
て出ていきそして第2の硫黄凝縮器60に入る。
ここで第2の冷却および硫黄の分離が行われる。
次いで液体状硫黄はライン62および66を経て貯蔵装
置に除去される。
冷却蒸気はライン64を経て除去され、そして全過程の
CBA部分に送られて通常の2反応器クラウスタイプ過
程部分を完結させる。
第5図に説明されている全過程のCBA浄化部分は、1
対のCBA反応器76および78を包含する。
その一つは、プラントの前のクラウス部分からの流出ガ
スを接触的に処理して更に硫黄を除去するという浄化様
式で働いている。
2個のCBA反応器の一方が浄化様式で操作されている
間、他方のCBA反応器は再生および冷却段階にある。
この再生および冷却の終った点でこの2個の反応器はそ
の役割を交換し、そして前の浄化反応器は再生され他方
新たに再生された反応器は浄化触媒床として働く。
基本的にはこの目的は適当なガス流れを適当なCBA反
応器に送ることにより達成される。
すなわち、CBA反応器76が最終浄化段階として働い
ている場合には、ライン64中に存在するクラウスプラ
ントからの冷却流出ガスは開放バルブ80を通り、ライ
ン82を経て反応器76に送られる。
ここで更に約120〜150℃の温度でのH2Sおよび
SO2の変換が達成されて一層最適な変換ならびに触媒
床上への生成硫黄の物理的吸着を生ずる。
比較的に硫黄を含有しないテイルガスは次いでCBA反
応器76からライン84を経てバルブ86およびライン
88および90を通って焼却炉に送られる。
CBA反応器76が浄化様式で作用している間、バルブ
72,92,94,96,98および104は閉じてい
て、所望の流れ通路を達成させる。
この間CBA反応器は再生され且つ冷却されつつある。
CBA反応器78の再生は、クラウス反応器26からの
熱流出ガスのライン34,40および70中に存在する
部分を開放バルブ74およびライン102を通して硫黄
汚染された反応器78に送ることにより達成される。
この再生段階の間、反応器78に入る熱ガスは、第一に
硫黄の蒸発が始まるまで硫黄汚染触媒床を加温し、そし
て次いでライン100を経て、開放バルブ108を通っ
て沈着硫黄を反応器78の外に、そしてライン116を
経て硫黄凝縮器に向けて除去する。
硫黄凝縮器114はその際このガスを冷却させそしてC
BA反応器78からストリップされた硫黄を凝縮させる
得られる液体状硫黄はライン118および66を経て貯
蔵装置に送られる。
冷却流出ガスはライン120、ブロアー122、開放バ
ルブ128およびライン124を経て更に処理するため
にクラウスプラントに戻される。
CBA反応器78の再生の間の所望の流れはバルブ72
,104,112,110,98,92,126,94
,142および42を閉じることによって達成される。
床を加熱しそしてCBA反応器78から沈着硫黄を除去
してから、バルブ74,108および128を閉じそし
てバルブ42,110,112および142を開放しそ
してバルブ126を一部開いて冷却を開始する。
この冷却段階の流れはライン102および130を経て
再生後のCBA反応器78中に存在するガスを除去し、
それを開放バルブ112を通過させそして次いでそれを
ライン132および116を経て硫黄凝縮器114に送
ることを包含する。
冷却段階の間硫黄凝縮器は主として実質的には硫黄を凝
縮させないガス冷却器として働く。
凝縮器114かもの冷却ガスはライン120を経て除去
されそしてブロアー122によってライン134および
136、開放バルブ110およびライン100を経てC
BA反応器78に戻されて、再循環ループおよびCBA
反応器78の冷却を完結させる。
この冷却段階の間、二つの追加の流れが使用される。
第一に、ライン90中に存在するCBA反応器76から
のテイルガスの制御されたパージが、それを一部分開放
されたバルブ126を通りそしてライン140を経てブ
ロアー122の導入側に送ることによって再循環流れに
加えられる。
このようにして、再循環様式に存在するガス量を適当な
操作に対して調節することが可能であるのみならず、こ
のテイルガスは高濃度の水蒸気を含有していてそしてそ
れが制御された条件下に徐々に添加されるのであるから
再循環冷却ガス中の水蒸気の緩徐な補給もまた達成され
る。
すなわちCBA反応器78中の触媒床の再水利速度は迅
速な再水利による悪影響を最小ならしめるように制御さ
れている。
再循環ガスの第2の流れは、ライン138および開放バ
ルブ142を経て除去されそしてライン64および82
および開放バルブ80を経てCBA反応器76に送られ
る。
この場合には触媒床の加熱部分での逆クラウス反応によ
り生成された硫化水素および二酸化硫黄は再循環冷却系
から除去されそして触媒床の導入側への残存硫黄の総体
的移行量は再循環ガスの低硫黄含量テイ次ガスによる希
釈によって軽減される。
CBA反応器78を再生させそして冷却してから、それ
を浄化操作様式としそしてバルブ42,80,86,1
10,112,126および142を閉じ且つバル72
,92,98,104および128を開くことによって
CBA反応器76がその再生を開始する。
すなわちライン64中のクラウスプラント流出物が今回
はCBA反応器78を通過しその後でそれがライン10
0,102,106および90を通って焼却炉に送られ
、そしてライン40中の熱ガスは今回はCBA反応器7
6の再生に使用されるという点で2個のCBA反応器の
役割が本質的に交換される。
再生は反応器78の前記の再生と同様の様式で達成され
るが、ただし、流れ経路はライン40,68,84,8
2,144および116を包含する。
沈着硫黄がCBA反応器76から除去された後、バルブ
72および128を閉じ且つバルブ42,94,96お
よび142を開放しそしてバルブ126を一部開いて再
循環冷却段階が行われる。
反応器76の冷却のための流れ通路はライン84,14
6,132および116を経ての反応器76からのガス
の除去これらガスの凝縮器114中での冷却、ライン1
20を経てのブロアー122の導入側への冷却ガスの移
送、およびそれに次いでライン134,136および8
2を経ての反応器76への冷却ガスの返還を包含する。
ここでもまた、ライン140中のテイルガスの流れとラ
イン138中の排出ガスの流れが前記反応器78の冷却
と同様の様式で使用される。
好ましい態様およびそれらの利点が記載されたので前記
方法の多数の変形を本発明の範囲から逸脱することなし
に実施できるということは当業者には明白であろう。
これらは本明細書の開示中により示唆されるものである
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図および2図は参考として包含されてい
る前掲論文に提出されている改善されたクラウスプラン
ト回収のための基本的CBA法を説明するフローダイヤ
グラムであり第3図および4図は本発明の改善されたC
BA法の二つの特定態様を説明する簡略化したフローダ
イヤグラムであり、第5図は本発明の基本的改善をどの
ようにして通常の2反応器クラウスプラントから下流の
1対のCBA反応器を包含する好ましい態様に包含させ
るかを説明するより詳細なフローダイヤグラムである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 硫化水素を含有する気体流れを酸化段階にかけて硫
    化水素および二酸化硫黄が約2:1のモル比で存在する
    反応混合物を生成させそしてまず前記反応混合物を関連
    した液体状硫黄凝縮器を有する少くとも2個の一連のク
    ラウス反応器に通過させ次いで得られるクラウス流出物
    の硫黄含量を減少させるために前記クラウス流出物をC
    BA浄化段階に通過させることによって前記反応混合物
    の硫黄含量を実質的に低下させ、この際前記CBA浄化
    段階は少くとも2個の相互交換可能なCBA反応器を包
    含しそしてその段階ではすべての時点での前記クラウス
    流出物は充分に再生された少くとも1個の前記CBA反
    応器に、別の交換可能なCBA反応器が沈着硫黄の熱的
    除去により再生され且つ次いで硫黄除去されたCBA反
    応器が冷却されるに充分な時間の間、通過せしめられて
    更に硫黄を変換かつ凝縮させることからなる硫化水素含
    有気体流れの接触的変換方法において、(a) 第1の
    流出物流を生成する第1クラウス反応器の反応条件を前
    記第1の流出物流の温度が315〜425℃となってC
    OSとCS2の加水分解を促進するように保つこと、 (b) 前記第1の流出物流からの再生流の流れをその
    触媒床上に硫黄を沈着させたCBA反応器へ周期的に変
    えてそれにより前記沈着硫黄を気化除去し前記CBA触
    媒床を再生させそして再生流出物流および硫黄を除去し
    たCBA反応器を調製すること、 (c) 前記再生流出物流を前記再生流の流れが変えら
    れる場所から下流であるが第2クラウス反応器より上流
    にある点に戻すこと、そして (d) 硫黄除去したCBA反応器を前記クラウス反応
    器流出物から硫黄をさらに除去するために浄化段階に戻
    す前に前記の硫黄除去したCBA反応器に冷却ガス流を
    流してそれを冷却することを特徴とする、硫化水素含有
    気体流れの接触的変換方法。 2 前記再生流出物流を前記第1クラウス反応器の下流
    で且つ前記第2クラウス反応器の上流に位置する凝縮器
    の入口に戻す、前記特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 前記再生流出物流が前記CBA反応器の下流で且つ
    前記第2クラウス反応器の上流にある硫黄除去用凝縮器
    へ流れ次に戻される前にブロアーへ流れる、前記特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 4 前記再生流が前記第1の流出物流の約5〜75%で
    ある、前記特許請求の範囲第3項記載の方法。 5 前記再生流出物流が前記第1クラウス反応器の下流
    で且つ前記第2クラウス反応器の上流にある凝縮器の上
    流に位置する再熱交換器の加熱側の出口に戻される、前
    記特許請求の範囲第4項記載の方法。 6 前記再生流出物流が前記第1クラウス反応器の下流
    で且つ前記第2クラウス反応器の上流にある硫黄除去用
    凝縮器へ流れ次に前記第2クラウス反応器の上流に位置
    する再熱交換器の冷却側の入口に戻される、前記特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 7 沈着硫黄除去の間のCBA反応器を通しての前記再
    生流の流れ方向が前記CBA反応器による接触的硫黄変
    換および硫黄沈着の間のクラウス流出物の流れ方向と反
    対である、前記特許請求の範囲第1項記載の方法。 8 沈着硫黄除去の間の前記再生流の流れ方向が上昇流
    れでちゃそして硫黄の接触的変換および沈着の間の前記
    クラウス流出物の流れ方向が下降流れである、前記特許
    請求の範囲第7項記載の方法。 9 沈着硫黄除去の間の前記再生流の流れの方向が下降
    流れでありそして硫黄の接触的変換および沈着の間の前
    記クラウス流出物の流れ方向が上昇流れである、前記特
    許請求の範囲第7項記載の方法。 10 前記沈着硫黄除去後の前記冷却ガス流の流れ方向
    が硫黄の接触的変換および沈着の間のクラウス流出物の
    流れ方向と反対である、前記特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 11 沈着硫黄除去後の前記冷却ガス流の流れ方向が上
    昇流れでありそして硫黄の接触的変換および沈着の間の
    前記クラウス流出物の流れ方向が下降流れである、前記
    特許請求の範囲第10項記載の方法。 12 沈着硫黄除去後の前記冷却ガス流の流れ方向が下
    降流れでありそして硫黄の接触的変換および沈着の間の
    前記クラウス流出物からの前記流出ガスの流れ方向が上
    昇流れである、前記特許請求の範囲第10項記載の方法
    。 13 前記再生流の流れおよびCBA反応器を通る冷却
    ガス流の流れの方向が同一でありそして冷却および再生
    時間サイクルが重複していて再生が完了する前に前記C
    BA反応器の入口で冷却を開始させる、前記特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 14前記一連の少くとも2個のクラウス反応器から下流
    側に3個のCBA反応器を存在させそして前記CBA反
    応器の2個は平行に作用してクラウス流出物の硫黄含量
    を減少させると同時に第3のCBA反応器を再生状態に
    おく、前記特許請求の範囲第1項記載の方法。 15CBA反応器の再生および冷却の間そして逆クラウ
    ス反応生成物が再生流出物流中に存在している時間の間
    、再生流出物流および冷却流出物流を連続した少くとも
    最初の凝縮器およびクラウス反応器の上流点に戻しそし
    てすべての他の時点では再生流出物流を凝縮器を通さず
    に焼却炉に送ることによって、CBA反応器から下流の
    凝縮器の必要性を除外する、前記特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 16 前記再生流出物流を前記第1クラウス反応器の下
    流で且つ前記第2クラウス反応器の上流に位置する凝縮
    器の入口に戻しそして再生の間CBA反応器を通る前記
    再生流の流れ方向および再生後に前記CBA反応器を通
    る前記冷却ガス流の流れの方向が前記CBA反応器によ
    る硫黄の接触的変換および沈着の間の前記クラウス流出
    物の流れ方向とは反対である、前記特許請求の範囲第1
    項記載の方法。
JP52022597A 1976-03-01 1977-03-01 硫化水素含有気体流れの接触的変換方法 Expired JPS582161B2 (ja)

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