JPS5821352Y2 - リニアモ−タ - Google Patents

リニアモ−タ

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Publication number
JPS5821352Y2
JPS5821352Y2 JP1357578U JP1357578U JPS5821352Y2 JP S5821352 Y2 JPS5821352 Y2 JP S5821352Y2 JP 1357578 U JP1357578 U JP 1357578U JP 1357578 U JP1357578 U JP 1357578U JP S5821352 Y2 JPS5821352 Y2 JP S5821352Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding member
braking
linear motor
magnet
magnetic
Prior art date
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Expired
Application number
JP1357578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54116711U (ja
Inventor
栗林洋
大西潤一
池田篤穂
Original Assignee
パイオニア株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP1357578U priority Critical patent/JPS5821352Y2/ja
Publication of JPS54116711U publication Critical patent/JPS54116711U/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、リニアモータに関し、特にリニアモータの制
動機構に関する。
リニアモータは、例えばビデオディスクやオーディオレ
コードプレーヤ等におけるリニアトラッキング型のトー
ンアームの駆動用として用いられている。
リニアモータとしては、例えばコイルが巻かれ水平に担
持された電機子部と、当該電機子部と所定間隙をもって
対向配置され前記電機子に磁束を供給する磁石よりなる
界磁極と、当該磁石を担持し前記電機子部と平行な所定
軸に沿って摺動自在な摺動部材とからなり、前記電機子
のコイルに電流を流すことにより電機子と対向した界磁
極を電機子に沿って移動させる構造のものがある。
かかる構造のりニアモータにおいて、電機子部に平行な
軸と摺動部材との間に生ずる静摩擦力と動摩擦力の差が
犬なるため、摺動部材の駆動時に静摩擦を越える駆動力
が摺動部材に作用した場合に当該駆動力と動摩擦による
制動力の差が犬となり、よって摺動部材は犬なる速度で
摺動を開始し円滑な摺動動作が得られないという欠点が
あった。
本考案の目的は、粘性流体を用いた制動機構を具えるこ
とにより、上記の欠点を解消したりニアモータを提供す
ることである。
以下、本考案を添付図面を参照して詳細に説明する。
第1図は、本考案によるリニアモータの一実施例の側面
図であり、第2図に第1図の横断面図が示されている。
図において、軸1はその両端を支持台2に固定され、摺
動部材3を摺動自在に支持するガイドバーとなっている
摺動部材3は、例えばベアリング等からなる軸受(図示
せず)によりガイドバー1に係合している。
また、摺動部材3の上面には、駆動用磁石4が取り付け
られており、当該磁石4の上面が例えばN極で下面がS
極となるように着磁されている。
この磁石上面と所定空隙をもって対向しかつガイドバー
1に平行な方向に伸長した長手磁性部材5が支持台2に
取り付けられており、当該磁性部材5の外周には螺旋状
にコイル6が巻かれている。
この長手磁性部材5とそれに巻かれたコイル6によって
リニアな電機子を構成し、又摺動部材3に固定された駆
動用磁石4によって移動自在な界磁極を構成している。
更に、摺動部材3の例えば下部には、固定部材1を介し
て制動用の制動用磁石8が取り付けられており、当該磁
石8は摺動部材3の移動方向に直角な方向に磁束を生ず
るように着磁されている。
また、支持台2には摺動部材3の移動方向に平行な磁性
材からなる制動壁が固定されており、当該制動壁9と制
動用磁石間には磁性流体10が設けられている。
磁性流体10は、制動用磁石80着磁に応じて図示の如
く着磁され、制動用磁石8及び制動壁9に磁気的に吸引
されている。
磁性流体10は鉄の酸化物(四酸化鉄)の微粒子を、水
とかオイルなどの液体中に分散させたもので、微小粒子
が液体中では完全な分散状態であるコロイド状態となっ
ており、その粘度は粒子の濃度と流体の種類によって決
まる。
かかる構成によるリニアモータにおいて、駆動用磁石4
の上面のN極からの磁束は空隙を通り長手磁性部材5へ
導入される。
従って、コイル6を図示した巻線方向とした場合には、
コイル6へ図の矢印方向の所定電流を流すことにより、
両者のなす空隙に存在するコイルに流れる電流は前述の
磁束に対し直角に流れるために、電流の流れるコイル6
には左方向の力が作用する。
しかしコイルは固定されているから、駆動用磁石4の固
定された摺動自在な摺動部材3がその反作用を受けて動
き出す。
なお、コイル6に流す電流の方向を反対にすれば、摺動
部材3の移動方向が逆転することは明白である。
ここで、摺動部材3に固定された第2磁石8と制動壁9
間に磁性流体10が設けられていることにより、磁性流
体10の粘性抵抗が制動力となってガイドバー1と摺動
部材3の軸受間の静摩擦力と動摩擦力の差が小となる。
よって、円滑で制動の効いた摺動部材3の移動動作が得
られるのである。
また、かかる構成によるリニアモータは、摺動部材3に
トーンアームを固定し、記録円板再生用リニアアームつ
まりビデオディスクやオーディオレコードプレーヤ等に
おけるリニアトラッキングアームの駆動用として用いて
好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるリニアモータの一実M例の側面図
、第2図は第1図の横断面図である。 主要部分の符号の説明、1・・・ガイドバー、3・・・
摺動部材、4,8・・・磁石、5・・・長手磁性部材、
6・・・コイル、9・・・制動壁、10・・・磁性流体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定軸と、前記軸に沿って摺動自在に前記軸に支持され
    た摺動部材と、前記摺動部材に固定された駆動用磁石と
    、前記軸方向に伸長しかつ前記駆動用磁石と所定空隙を
    なすように設けられた長手磁性部材と、前記長手磁性部
    材の外周に巻かれた電機子コイルとからなるリニアモー
    タであって、前記摺動部材に固定された制動用磁石と、
    前記摺動部材の移動方向に平行に設けられた磁性材より
    なる制動壁とを備え、前記制動用磁石と前記制動壁間に
    磁性流体を設けたことを特徴とするりニアモータ。
JP1357578U 1978-02-06 1978-02-06 リニアモ−タ Expired JPS5821352Y2 (ja)

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JP1357578U JPS5821352Y2 (ja) 1978-02-06 1978-02-06 リニアモ−タ

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JP1357578U JPS5821352Y2 (ja) 1978-02-06 1978-02-06 リニアモ−タ

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JPS54116711U JPS54116711U (ja) 1979-08-16
JPS5821352Y2 true JPS5821352Y2 (ja) 1983-05-06

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ID=28831923

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JP1357578U Expired JPS5821352Y2 (ja) 1978-02-06 1978-02-06 リニアモ−タ

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JP4705714B2 (ja) * 2000-10-20 2011-06-22 オリエンタルモーター株式会社 簡易負荷装置

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JPS54116711U (ja) 1979-08-16

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