JPS5820953B2 - クロロ − オキシムルイ ノ スイソテンカホウホウ - Google Patents

クロロ − オキシムルイ ノ スイソテンカホウホウ

Info

Publication number
JPS5820953B2
JPS5820953B2 JP48040111A JP4011173A JPS5820953B2 JP S5820953 B2 JPS5820953 B2 JP S5820953B2 JP 48040111 A JP48040111 A JP 48040111A JP 4011173 A JP4011173 A JP 4011173A JP S5820953 B2 JPS5820953 B2 JP S5820953B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxime
chloro
cyclododecene
sulfur
hydrodechlorination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP48040111A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS497249A (ja
Inventor
ヨースト・コルネリス・プラツテオイヴ
ロジヤー・スチユアート・ダウニング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shell Internationale Research Maatschappij BV filed Critical Shell Internationale Research Maatschappij BV
Publication of JPS497249A publication Critical patent/JPS497249A/ja
Publication of JPS5820953B2 publication Critical patent/JPS5820953B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/38Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals
    • B01J23/40Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals of the platinum group metals
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J37/00Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
    • B01J37/20Sulfiding

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシクロアルカノンオキシム類またはその塩類の
製造方法に関する。
説明上、本発明は主にシクロドデカノンオキシムに関し
て述べられるであろうが、決して前記の化合物の製造に
限定されるものではない。
シクロドデカノンオキシムは、ナイロン−12およびそ
の共重合体の先駆物質であるラウロラクタムの先駆物質
として使用できるが、その種々の製造方法は文献に記載
されている。
その方法のうちの一方法によれば、出発材料として使用
されるシクロドデカトリエン、シクロドデカジエンまた
はシクロドデセンはニトロシル塩化物と反応せしめられ
る。
フランス国特許明細書第1361872号から、酢酸の
存在下におけるシクロデカトリエンとニトロシル塩化物
との反応によりビス(l−ニトロン−2−クロロシクロ
ドデカジエン)カ生じ、これはその後2−クロロ−シク
ロドデカジェノンオキシムに異性化されるということは
公知である。
あるいは、シクロドデカトリエンとニトロシル塩化物お
よび塩化水素との反応により、単一工程で同様のクロロ
−オキシム化合物を得ることができる(英国特許明細書
第947396号参照)。
その上更に、塩化水素の存在下においてニトロシル硫酸
をシクロドデセンと反応させることによって2−クロロ
シクロドデカノンオキシムを調製することが知られてい
る(フランス国特許明細書第1361903号)。
シクロドデカノンオキシムを生成するために、2−クロ
ロシクロドデカノンオキシムまたは2−クロロシクロド
デ力ジエノンオキシムの選択的水素添加が水素およびパ
ラジウム触媒の存在下に都合よく行なわれる(ドイツ国
公告明細書第1205089号)。
前記の化合物は次に通常のベックマン転位によってラウ
ロラクタムに転化され得る。
シクロドデカトリエンから2−クロロシクロドデカジェ
ノンオキシムを経由するシクロドデカノンオキシムの製
造の主な欠点は水素添加/水素化脱塩素工程の間のパラ
ジウム触媒の不安定性に在り、それがクロロ−オキシム
中に存在する2個の炭素−炭素二重結合の水素添加活性
の低下を生ぜしめる。
これは後−水素添加を必要とし、工業的方法としては望
ましくない。
加えて、パラジウム触媒がまだ活性を失っていない時に
、相当量の反応熱が水素添加/水素化脱塩素工程におい
て消散されなければならない。
これは、装置の見地から不便を来し、炭素質物質の触媒
上への沈積および触媒活性のより多くの損失に至らしめ
る。
水素化脱塩素反応のための触媒の安定性は、不飽和2−
クロロ−シクロドデカジェノンオキシムに代って飽和2
−クロロ−シクロドデカノンオキシムが出発化合物であ
る時、より少ない度合で影響されるであろう。
これは供給原料として上述された飽和クロロ−オキシム
による水素添加運転からの消費触媒が上述された不飽和
クロロオキシムによる匹敵する運転での1.4.6%W
の損失に比較して単に8.6%Wの点火における損失を
与えたという事実によって実証される。
また2−クロロシクロドデカノンオキシムの使用は、よ
り少ない水素添加の熱が消散すればよい点で都合がよい
かくして出発材料としてのシクロドデセンの使用はいく
らかの優れた点を有している。
適当な触媒上での選択的水素添加によってシクロドデカ
トリエンからシス−およびトランス−シクロドデセンの
混合物が容易に製造できるから、シクロドデセンの使用
は大量生産において特に魅力的となる6他方、2−クロ
ロシクロドデカノンオキシムの製造は、シクロドデセン
から出発するのだが、単にトランス−シクロドデセンの
みがニトロシル塩化物と反応し、従って未反応のシス−
異性体の実質的な量を残してしまうという不利な点を有
する。
しかしながら、後者の異性体は、シクロドデカトリエン
の水素添加によって得られた反応混合物中に必ず存在す
る。
かくしてクロロ−オキシム化工程におけるシクロドデセ
ンの完全転換は不可能であり、残ったシス−シクロドデ
センは、次に続(シクロドデカノンオキシムに導(ため
の水素化脱塩素工程がパラジウム/水素の存在下で行な
われること、および水素化脱塩素工程に先立ってクロロ
−オキシム生成物からの未反応シス−シクロドデセンの
分離が経済的に魅力的でないという理由によって、簡単
にシクロドデカンに水素添加されるであろう。
一般的に、もし第1工程において出発オレフィン(類)
の100%の転換が達成できないかまたは望まれないな
らば、アルカン類はまた水素化脱塩素工程中にも形成さ
れるであろう。
通常過剰のニトロシル塩化物が、出発オレフィンの定量
的転換を達成するために、可能であればクロロ−オキシ
ム化工程において使用されているということに注目され
たい。
しかしながら、反応の選択性(すなわち選択率)は、望
ましくない副生成物を与えるニトロシル塩化物とクロロ
−オキシムとの反応のために低下するであろう。
今や、硫化された貴金属触媒の使用が、例えばシス−シ
クロトチセン等の不飽和反応化合物の望ましくない水素
添加を実質的に防ぎ、そして同時に水素化脱塩素反応の
ための極めて好適な触媒活性が安定した運転において保
持できるということが見出された。
従って、本発明は、2−クロロシクロアルカノンオキシ
ムまたはその塩を触媒の存在下で水素添加して、シクロ
アルカノンオキシムまたはその塩を製造する方法におい
て、硫化パラジウム触媒の存在下で、硫黄量をオキシム
またはオキシム士溶媒の重量を基準にして1から100
ppmまでの範囲として実施することを特徴とする方
法に関する。
本発明による方法における硫化パラジウム触媒の使用は
、触媒が2−クロロ−オキシムの水素化脱塩素化のため
の選択的活性を十分な程度に保持している間は、特に飽
和炭化水素の形成をかなりの水準に減する。
本発明による水素添加は液相で行なうことができる。
それは回分式(バッチ式)または(半)一連続的方法で
行なうことができる。
発明による方法の利点は、不飽和出発化合物が、実質的
に水素添加に対して保護されていて、いつでも都合のよ
い工程で例えば仕上げおよび精製手段中に容易に反応生
成物から分離できるということである。
従って、なお存在するシス−シクロドデセンは、最初に
存在しているかまたは水素化脱塩素工程の間にシス−シ
クロドデセンの異性化によって形成されたトランス−シ
クロドデセンと共に、シクロドデセンのクロロ−オキシ
ム化および次の水素化脱塩素化によって得られた生成物
シクロドデカノンオキシムから容易に分離され得る。
か(して得られたシクロドデセン(混合物)は、好まし
くはトランス−シクロドデセンの量を増すために異性化
反応器を経由してクロロ−オキシム化工程へ循環され得
る。
異性化条件は、もし望むならばトランスーシクロドデセ
ンの実質的な量がシス−トランス平衡組成(シス:トラ
ンス比1:2)に至るまで得られるような範囲で容易に
選択され得る。
例えば、5 ppm程度の少量の硫黄が触媒中に存在す
る時、硫化パラジウム触媒の補助による2−クロロ−シ
クロドデカノンオキシムのシクロドデカノンオキシムへ
の水素化脱塩素中に、同時に、反応混合物中に存在する
シス−シクロドデセンが平衡組成に匹敵するような59
%程度まで異性化され、そして2−クロロ−シクロドデ
カノンオキシムの高転換が実質的に保持されることが知
られた。
この効果は多量の硫黄が触媒中に使用される時にはゆつ
(つと減少することが見出される。
しかしながら、硫黄の不存在下で異性化も生ずるが、貴
金属触媒中の硫黄の存在がシクロ−ドデセンの望ましく
ない水素添加を抑制する。
発明による方法は、出発(シクロ)アルケンの定量的転
換がもはや必要とはされないという点で優れている。
かくしてクロロ−オキシム化工程からの(不安定)副生
成物量および未転換の出発材料の水素添加によって形成
された(シクロ)アルカン量もまた以前に述べられたよ
うに実質的に減ぜられる。
本発明による硫化パラジウム触媒は好ましくは担体上に
担持されて使用されるが、使用される水素化脱塩素反応
器の型に応じて担持されないで使用されてもよい。
好適な担体としては、反応条件下で不活性な、例えばア
ルミナ、シリカ、シリカ−アルミナ、ソリア(酸化トリ
ウム)、硫酸バリウム、炭素およびその他のようなどん
な担体でも列挙できる。
アルミナが好まれる担体である。パラジウムは担体上の
金属として計算されて0.1から5%Wまでの範囲内の
量で好適に使用され得る。
0.2から2%までの重量範囲が好ましい。担体上の金
属として計算して0.5%Wパラジウムを含有された硫
化アルミナ担持パラジウム触媒を使用して極めて良好な
結果が得られた。
硫化剤として例えば硫化水素、メルカプタン類、ジアル
キル硫化物類、元素硫黄およびテトラヒドロチオフェン
が使用できる。
硫化剤としてテトラヒドロチオフェンの使用が好ましい
パラジウム触媒は適当な技術によって硫化され得る。
硫化剤は、それらを水素化脱塩素反応器への供給原料中
に導入することによって、好ましくは反応混合物中に溶
解させて有利に使用される。
担持された貴金属触媒を使用前に例えば触媒に炭化水素
に溶解させた硫化剤の適量をしみ込ま、せることによっ
て硫化することも可能である。
前もって硫化された触媒を使用する場合、触媒中の硫黄
量を望ましい水準に保持するために供給原料が℃・くら
かの硫化剤を含有することが推薦される。
硫化剤の極めて少量が供給原料に添加される時、最適の
保護効果が得られるということが見出された。
供給原料の重量に基づいて硫黄として計算されて工から
100 ppmまでの範囲での硫黄量の使用が選択され
る。
ここに使われたパ供給原料″はしいて言って見ればクロ
ロ−オキシム+溶媒を意味する。
1 ppm以下の量での硫黄の使用は、未転換の出発材
料例えばシス−シクロドデセンの水素化を不十分に抑制
する。
供給原料に基づいて硫黄として計算された1100pp
までの量での硫黄が好ましく使用される。
後者の量をはるかに超過する硫黄量は水素化脱塩素割合
を下降させる。
供給原料に基づき硫黄として計算された2から75 p
pmまでの範囲の硫黄量の使用によって最良の結果が得
られ、55−50ppの量が好まれる。
本発明による方法によってシクロアルカノンオキシムに
転換される2−クロロ−シクロアルカノンオキシムの製
造のための出発材料として、オレフィン系不飽和化合物
が使用され得る。
適当な化合物は、環式アルケン類、環式アルカジエン類
、環式アルカトリエン類、多環式アルケン類およびその
他である。
その化合物は反応条件下で不活性などんな置換基でも含
有することができ、例えばアルキル、アリール(ary
l ) 、アルカリール(alkaryl )、および
/またはアラルキル(aralkyl )基である。
3個までの二重結合を含有する環式オレフィン類が特に
好ましい。
好適な環式アルケン類は、例えばシクロヘキセン、シク
ロヘプテン、シクロオクテン、シクロデセン、シクロド
デセン、およびシクロテトラデセンであり、シクロドデ
センが最も好ましい。
好適な環式アルカジエン類および環式アルカトリエン類
として、シクロデカジエン類、シクロオクタジエン−1
・5、シクロドデカジエン類およびシクロドデカトリエ
ン−1・5・9があげられる。
シクロドデカトリエンが好ましい。オレフィン系不飽和
化合物のクロロ−オキシム化のための好適な方法は文献
中例えば上記した特許明細書中に記載されている。
上述された環式オレフィン類のクロロ−オキシム化によ
って得られる2−クロロ−オキシム類は本発明による水
素化脱塩素反応によって相当するオキシム類に転換され
得る。
シクロドデカノンオキシムの製造のための出発材料とし
て2−クロロシクロドデカノンオキシムの使用が選択さ
れる。
相当するシクロアルカノンオキシム類の製造のために2
−クロロ−シクロアルカノンオキシム類の塩類によって
出発することも可能である。
このような塩類、例えば2−クロロ−シクロアルカノン
オキシムの塩化物または硫酸塩は、適当なシクロオレフ
ィンの、塩酸の存在下でのニトロシル塩化物との反応ま
たはニトロシル硫酸/塩酸との反応からそれぞれ容易に
得られるであろう。
塩類は水素化脱塩素に先立って遊離オキシム類(fre
eoximes )に転換され得るが、塩類としてもま
た好適に反応することができる。
適当に水素化脱塩素できる相当する塩類を得るために、
2−クロロ−オキシム溶液を適当な酸例えば塩酸または
硫酸によって処理することも可能である。
水素化脱塩素反応は溶媒の不存在下で行なわれ得るが、
好ましくは溶媒の存在下で行なわれ;溶媒としては、ア
ルコール類、エーテル類、酸類、エステル類、炭化水素
類、不飽和炭化水素類およヒシクロロメタン、クロロホ
ルム、ジクロロエタン、その他のような塩素化炭化水素
類が使用できる。
例えばベンゼン、トルエンまたはキシレン等の芳香族溶
媒もまた使用できる。
ジクロロメタンが優秀な溶媒であることが立証されてい
る。
溶媒の使用量は決して臨界的なものではない。
通常水素化脱塩素化される2−クロロ−オキシムに関し
て大過剰の溶媒が使用され、例えば10倍から100倍
過剰である。
しかし前記の範囲外の量の溶媒の使用も勿論可能である
水素添加反応は大気圧から50気圧までの圧力で行なわ
れ得る。
10から35気圧までの範囲での圧力が選択され、約2
0気圧の圧力が極めて適している。
水素添加反応はヘリウム、アルゴン、窒素、その他のよ
うな不活性ガスの存在下で行なわれ得る。
反応は一般的に0℃から150℃までの範囲の温度で行
なわれ、15℃から90℃までの範囲の温度が好ましい
本発明は次の実施例および参考例によって例示されるが
、それらは本発明の範囲をどんな点においても限定する
ことはない。
例 1(参考例) 2−クロロシクロドデカノンオキシムの水素化脱塩素が
、連続−フロラトリクル−相反名器(continuo
us −f low trickle −phase
reactor )を使用し、担体上の金属として計算
されたアルミナ担体上の0.5%Wパラジウムの上で行
なわれた。
供給原料はジクロロメタン中の2−クロロシクロドデカ
ノンオキシム2.5%W溶液であった。
それはシス−シクロドデセンをも含んでいたが、シス−
シクロドデセンは8%のトランス−シクロドデセンをも
含有し、残分がシクロドデカンである商業的混合物の5
7%を形成した。
混合物の原料中のクロロ−オキシムに対する分子比は0
.5であった。
液体空間速度は4tCt触媒)−1時間−1であった。
反応は65℃で総圧力20気圧で行なわれた。
分析は20時間の運転の抜気−液クロマトグラフイ(G
LC)および電位差滴定によって行なわれ、2−クロロ
シクロドデカノンオキシム摂取量の95%Wがシクロド
デカノンオキシムにほぼ定量的に転換されて、シクロド
デセン摂取量の59%mがシクロドデカンに水素添加さ
れたことを示した。
この実験は、未硫化パラジウム触媒の使用が所望外の量
のシクロドデカン生成をもたらすということを明確に示
している。
例 ■(実施例) 2−クロロシクロドデカノンオキシムの水素化脱塩素は
、反応温度が60℃であったこと、および供給原料に基
づいて硫黄として計算された5ppm硫黄が、テトラヒ
ドロチオフェンの適量を添加することによって供給原料
溶液中へ導入されたということ以外は、例1において記
述されたように行なわれた。
80時間抜安定した運転が達成された。
実験データは、時間のかなりの経過後2−クロロ−シク
ロドデカノンオキシムの85%転換を示したが、一方単
に7%mシクロドデカンのみがシクロドデカンに水素添
加された。
この実験データは、望ましくないシクロドデセンの水素
添加が硫化触媒を使用することによって実質的に抑制さ
れたばかりでなく、2−クロロシクロドデカノンオキシ
ムの転換率が高く保たれ、その上さらにシス−シクロド
デセンの実質的な量がトランス−シクロドデセンに転換
されたことをも示した。
例 ■(実施例) 2〜クロロシクロドデカノンオキシムの水素化脱塩素は
、85℃の反応温度が使用されたこと以外は例■に記載
されたように行なわれた。
これらの条件下で2−クロロシクロドデカノンオキシム
の95%が転換され、そしてシクロドデセンの11%m
がシクロドデカンに水素添加された。
例 ■(実施例) 水素化脱塩素での硫黄量の影響は、供給原料に基づいて
硫黄として計算して−10ppmの硫黄カ使用された以
外は例■に記載されたように実験を行なうことによって
決定された。
実験結果は、2−クロロシクロドデカノンオキシムの7
9%カ転換され、そして単にシクロドデセンの3%mの
みがシクロドデカンに水素添加されたことを示した。
例 ■(実施例) 2−クロロシクロドデカノンオキシムの水素化脱塩素は
、供給原料に基づき硫黄として計算された50ppm硫
黄を供給原料が含有した以外は例■に記述されたように
行なわれた。
2−クロロシクロドデカノンオキシムの転換率は76%
であることがわかり、そして単にシクロドデセンの0.
5%mのみがシクロドデカンに水素添加された。
例 ■(実施例) 実施例■において記述された実験が85℃の反応温度で
繰返して行なわれた。
2−クロロ−シクロドデカノンオキシムの転換率は95
%であることがわかり、そしてシクロドデセンの1.5
%mがシクロドデカンに水素添加された。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 12−クロロシクロアルカノンオキシムまたはその塩を
    触媒の存在下で水素添加して、シクロアルカノンオキシ
    ムまたはその塩を製造する方法において、硫化パラジウ
    ム触媒の存在下で、硫黄量をオキシムまたはオキシム+
    溶媒の重量を基準にしてlから100 ppmまでの範
    囲として実施することを特徴とする方法。
JP48040111A 1972-04-12 1973-04-10 クロロ − オキシムルイ ノ スイソテンカホウホウ Expired JPS5820953B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1687072 1972-04-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS497249A JPS497249A (ja) 1974-01-22
JPS5820953B2 true JPS5820953B2 (ja) 1983-04-26

Family

ID=10085164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP48040111A Expired JPS5820953B2 (ja) 1972-04-12 1973-04-10 クロロ − オキシムルイ ノ スイソテンカホウホウ

Country Status (7)

Country Link
JP (1) JPS5820953B2 (ja)
CH (1) CH579535A5 (ja)
DE (1) DE2318038A1 (ja)
FR (1) FR2179900B1 (ja)
GB (1) GB1324959A (ja)
IT (1) IT981922B (ja)
NL (1) NL177211C (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1205089B (de) * 1964-10-15 1965-11-18 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Cyclododecanonoxim bzw. dessen schwefelsauren Salzen

Also Published As

Publication number Publication date
FR2179900A1 (ja) 1973-11-23
NL7304965A (ja) 1973-10-16
FR2179900B1 (ja) 1976-09-10
DE2318038A1 (de) 1973-10-31
GB1324959A (en) 1973-07-25
IT981922B (it) 1974-10-10
NL177211B (nl) 1985-03-18
JPS497249A (ja) 1974-01-22
CH579535A5 (ja) 1976-09-15
DE2318038C2 (ja) 1987-08-27
NL177211C (nl) 1985-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Schneider et al. A new triphasic solid-solid-liquid catalytic system for the inexpensive and selective oxidation of secondary alcohols by calcium hypochlorite
Lu et al. Palladium/copper (I) halide catalyzed stereospecific couplings of 1, 2-difluorovinylstannanes with aryl iodides and vinyl halides
US3347945A (en) Hydrodimerization of benzene
US4121039A (en) Process for producing an unsaturated glycol diester using a catalyst comprising palladium containing thorium as a promotor
JPS5820953B2 (ja) クロロ − オキシムルイ ノ スイソテンカホウホウ
US4219683A (en) Isomerization of unsaturated alcohols
JPS62242633A (ja) 1,5,9−テトラデカトリエン
JP3881754B2 (ja) 3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−3−エン−1−オンの製法
US3316319A (en) Polyolefinic selective hydrogenation
Khurana et al. Molybdenum in organic synthesis. A review
JP2836706B2 (ja) 4−ビニルシクロヘキセンからエチルベンゼンを製造する方法
US3296320A (en) Selective hydrogenation of trans, cis-1, 5-cyclodecadiene to cis-cyclodecene
US2421031A (en) Process for synthesis of thioamides
US4827070A (en) Process for the production of isobutylbenzene from an isobutenylcyclohexene
US3309410A (en) Isomerization process
US6245946B1 (en) Process for conversion of cyclododecane-1,2-dione to cyclododecanone
US6235925B1 (en) Process for synthesizing khi-substituted ring systems
US5171907A (en) Preparation of hydrogenation catalyst and hydrogenation process therewith
JPH0232263B2 (ja)
EP0127395A2 (en) Production of diphenylamine and aniline from phenol and ammonia
US2867671A (en) Dehydrogenation of saturated aromatic hydrocarbon to a cycloolefin in the presence of free bromine
US3968180A (en) Process for the production of pure cyclopentene
US5414174A (en) Side-chain alkylation method
CA2292584A1 (en) Supported catalyst used in the production of cycloalkadienes in a metathesis reaction
US3718707A (en) Oxidative dehydrogenation