JPS5820661B2 - 静電塗装装置 - Google Patents

静電塗装装置

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JPS5820661B2
JPS5820661B2 JP1255276A JP1255276A JPS5820661B2 JP S5820661 B2 JPS5820661 B2 JP S5820661B2 JP 1255276 A JP1255276 A JP 1255276A JP 1255276 A JP1255276 A JP 1255276A JP S5820661 B2 JPS5820661 B2 JP S5820661B2
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JP
Japan
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rotary cup
paint
cup
protrusion
inner circumferential
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JP1255276A
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JPS5295756A (en
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平井保夫
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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は静電塗装装置に関するものであり、その目的と
するところは供給された液体塗料を回転カップの先端に
供給する際に均一で薄膜状に供給して霧化を促進しやす
くし、かつ液体塗料を霧化するに際して霧化粒子を微細
化し、良好な塗装仕上面を得られるようにするとともに
塗装作業の効率を向上することができる静電塗装装置を
得るにある。
以下本発明の一実施例を図面により詳述する。
3は筒状金属製の回転カップであって、やや後部寄りの
内周面1に円盤状の基体7が一体に設けられ、この基体
7にて回転カップ3内部を前部室と後部室とに区割され
ており且つ基体7に設けたトンネル部8・・・・・・に
て回転カップ3の前部と後部との内周面1が連続してい
る。
基体1の後面中央からは回転軸9が導出され、この回転
軸9後端はエアモータ10の出力軸に連結された軸体1
1に連結される。
また回転カップ3の先部内周面には全周に亘って環状の
突出部4を一体的に突設し、回転カップ3の先端が尖鋭
になるように突出部4の前方端面4a、つまり回転カッ
プ3の先部側の端面は回転カップ3の中心軸に対して前
方へ広がるように凹曲傾斜面としており、この凹曲傾斜
面は回転カップ3先端に連続形成している。
またこの突出部4に後側に接する回転カップ3内周面1
には細孔状の塗料供給路5の内端が開口しており、この
塗料供給路5先方が回転カップ軸に対して広がる方向に
傾斜して形成され、外端の開口部12は前記前方端面4
aと回転カップ3の先端との部分に設けられており、こ
の塗料供給路5は回転カップ3の円周方向に等間隔に形
成されている。
26は回転カップ3の外周に被着された筒体で、回転カ
ップ3の後部外周面に設けた太径部27に筒体26の後
部内周面を嵌着し、筒体26の先端が回転カップ3の先
端よりやや後方に位置し、回転カップ3外周と筒体26
先端内周との間にジェットノズル25用の間隙が形成さ
れる。
回転軸9はパイプ孔28を有して中空パイプ状に形成さ
れ、軸受部23にてこのパイプ孔28に高圧エアが送入
される。
一方回転軸9のパイプ孔28先端部周面においては、基
体7に放射状に貫通孔29が穿設され、この貫通孔・2
9の他端は回転カップ3の外周面に開口している。
しかして回転カップ3の太径部27に筒体26の後部内
周面を密接的に嵌着した状態において、回転カップ3外
周面と大径部27前面と筒体26内周面とにより形成さ
れた空気室30に上記貫通孔29を介して高圧エアが送
入されるものであり、この高圧エアはジェットノズル2
5より噴出され、塗料供給路5より供給された液体塗料
2をジェット気流の作用により霧化しかつ該霧化粒子に
被塗装物体6方向の初速度を加えるとともに、被塗装物
体6方向に向う環筒状のジェット気流を形成して塗料粒
子の末流の外周を該環筒状のジェット気流にて覆い、霧
化塗料の飛散を防止して均一な塗装パターンを得ること
ができるようにしである。
図中13は塗料供給パイプで、その先端14から回転カ
ップ3後部の内周面1に液体塗料2が連続的に流下供給
されるようにしてあり、この塗料供給パイプ13は絶縁
アーム15の先端に支持体16にて支持され、一端を塗
料供給源1Tに連結された塗料チューブ18の他端を上
記塗料供給パイプ13の後端に連結しである。
19はエア供給源で、エアチューブ2020aを介して
エアモータ10及び軸受部23に高圧エアを供給し、エ
アモータ10を回転駆動するとともに、軸受部23から
回転軸9のパイプ孔28、基体7の貫通孔29を介して
空気室30に高圧エアが送入され、ジェットノズル25
かう被塗装物体6方向に向う環筒状のジェット気流とし
て噴出される。
21は高圧発生源で、電線22を介して軸受部23に設
けた端子31に連結され、回転軸9、基体7を介して回
転カップ3に高電圧を印加するようにしである。
また被塗装物体6は接地電位に保たれる。
24は突出部4の突周面に螺着した蓋体で、この蓋体2
4は液体塗料2が突出部4の突筒面側に回り込むのを防
止するためのものである。
かくて上記実施例において、塗料供給パイプ13先端1
4から回転カップ3の後部の内周面1に流下された液体
塗料2は回転カップ30回転に伴って円周方向に均一化
され、同時に高速回転状態にある回転カップ3の遠心力
により該液体塗料2は回転カップ3の後部内周面1に施
されたテーパに沿って前方に移動し、さらにトンネル部
8を通過して回転カップ3前部の内周面1に至った液体
塗料2は該内周面1にフィルム状に拡がり、ついに突出
部4の後面部に至る。
このため突出部4の後面部に至った液体塗料2は相隣接
せる塗料供給路5,5の開口部間の壁面に当って周方向
に広かって、均一に漸次塗料供給路5内に穿設された該
塗料供給路5の傾斜に沿って液体塗料2は開口部12方
向に移動し、この開口部12に比較的少量づつの液体塗
料2が連続的に供給されることになる。
開口部12から出た液体塗料2は傾斜面を形成する突出
部4の前方端面4aに遠心力によって広カリ、より一層
薄膜化される。
しかしてこの薄膜化された液体塗料2はジェットノズル
25に噴流するジェット気流の作用により機械的に噴化
され被塗装物体6方向の初速度が与えられる。
この後高電圧状態の回転カップ3内を通過する過程で液
体塗料2は荷電されていることにより、霧化された液体
塗料2の各霧化粒子は荷電状態にあり、このため霧化塗
料は静電界の作用により加速されながら被塗装物体6方
向に飛翔し、静電作用により被塗装物体6に被着し、塗
膜を形成するのである。
本発明は内周面にフィルム状の液体塗料が供給される回
転カップの先部内周面の全周に亘って環状の突出部を突
設しであるから、液体塗料が突出部の後端面に衝突して
周方向に均一に広がることができるものであって、上述
のように回転カップ内周面と連続しかつ回転カップの中
心軸に対して平行乃至は前方に広がる方向に穿設された
塗料供給路の開口部に回転カップ先端へ至る傾斜面を形
成しであるので、塗料供給路の開口部から吐出された液
体塗料は遠心力によって傾斜面に沿って広げられ、この
広がりで液体塗料の良好な薄膜化が得られるものであり
、しかも回転カップの先端外周の後部にジェットノズル
を設けて被塗装物体方向への霧化塗料の末流を包み込む
ような環筒状のジェット気流を形成しであるので、塗料
供給路から供給される液体塗料をジェットノズルに噴流
するジェット気流の作用により良好に微細に霧化するこ
とができるものであって、水性塗料のように従来静電的
な霧化が困難であり静電塗装に不向きであるとされてき
た液体塗料についても良好に霧化することができる効果
を有し、更に回転カップと被塗装物体との間に高電圧を
印加するものであるから、液体塗料が回転カップを通過
する過程で十分帯電されることになり、ジェットノズル
部分で霧化された液体塗料粒子も荷電状態にあるため、
該荷電粒子は静電的に加速されながら飛翔し、被塗装物
体に静電作用により被着することになって従来の静電塗
装装置と変らない良好な塗装効率が得られる利点を有す
るものであり、またジェットノズルより噴出された環筒
状のジェット気流により被塗装物体方向に向う霧化塗料
の末流が包み込まれることになるため、不必要な方向へ
の霧化塗料の飛散を生じることがなく均一な塗装パター
ンを得ることができるとともに、上記霧化塗料の末流が
環筒状のジェット気流により強化されることになるため
、回転カップを被塗装物体に対し平行移動したりあるい
は首振りしたりしながら塗装作業を行うことができ、一
台の装置で広範囲の塗装を行うことができる効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の拡大断面図、第2図は同上の
正面図、第3図aは同上の側面図、第3図すは同上の蓋
体を取外した状態の側面図、第4図は同上の使用状態の
概略図、第5図は同上の供給路拡大断面図であり、1は
内周面、2は液体塗料、3は回転カップ、4は突出部、
4aは前方端面、5は塗料供給路、6は被塗装物体、2
5はジェットノズルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内周面にフィルム状の液体塗料が供給される回転カ
    ップの先部内周面の全周に亘って環状の突出部を突設し
    、この突出部後方の回転カップ内周面と連続しかつ回転
    カップの中心軸に対して平行乃至前方に広がる方向に突
    出部を貫通させて塗料供給路を形成すると共に、突出部
    の前方端面を回転カップの中心軸に対して前方に広がり
    かつ回転カップの先端へ至る傾斜面にて形成し、回転カ
    ップの先端外周の後部にジェットノズルを設けて被塗装
    物体方向への霧化塗料の末流を包み込むような環筒状の
    ジェット気流を形成し、上記回転カップと被塗装物体と
    の間に高電圧を印加するようにして成ることを特徴とす
    る静電塗装装置。
JP1255276A 1976-02-07 1976-02-07 静電塗装装置 Expired JPS5820661B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1255276A JPS5820661B2 (ja) 1976-02-07 1976-02-07 静電塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1255276A JPS5820661B2 (ja) 1976-02-07 1976-02-07 静電塗装装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18256382A Division JPS5888060A (ja) 1982-10-18 1982-10-18 静電塗装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5295756A JPS5295756A (en) 1977-08-11
JPS5820661B2 true JPS5820661B2 (ja) 1983-04-25

Family

ID=11808487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1255276A Expired JPS5820661B2 (ja) 1976-02-07 1976-02-07 静電塗装装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53143867U (ja) * 1977-04-19 1978-11-13
JPS5942936Y2 (ja) * 1982-03-29 1984-12-18 久義 梶谷 正座用腰掛付座ぶとん
JPH1015440A (ja) * 1996-07-08 1998-01-20 Ransburg Ind Kk 静電塗装機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5295756A (en) 1977-08-11

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