JPS5942936Y2 - 正座用腰掛付座ぶとん - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は正座用腰掛何座ふとんに関するものであ
る。

従来ある正座用腰掛は脚部が鉄製のもの木製のもの等が
あるが畳又は敷物の上及び座ふとんの土などで使用する
場合にそのものを脚部で傷つけやすい、なお座ふとんを
用いる場合は座ふとんにクッションがあり腰掛をその上
で使用すれば安定性がない。

収納して置く場合は座ふとん・腰掛と別個に収納しなけ
ればならない等の欠点がある。

その欠点をのぞくため本案は考案したものでその構成を
図面とともに説明する、 本考案の座ふとん本体１はウレタンフオーム等のクッシ
ョン材１３を用いて足への当りを柔らかくしそのクッシ
ョン材１３を座２が格納し得る大きさ及び深さの窪みを
作り脚部３と４が固定可能な取り付は板１０を接着剤等
で接着し布又はビニールレザー等の外被材１２を縫製加
工した物を被せたものである。

座２は合板等の座板１１にウレタンフオーム等のクッシ
ョン材１３を接着併用し長時間使用して居ても臀部に苦
痛を感じない様に配慮し布又はビニールレザー等の外被
材１２で被せたものである。

脚部は前脚３と後脚４から成り軽量にするため鉄線を使
用し座２の前部、後部に合せた適度の大きさに梯形状に
屈曲させたもので且つ丸棒のため座２を格納する場合に
折畳を円滑にする。

座ぶとん本体１に脚部３と４の取り付は方法は鉄線がは
まり込む蒲鉾状の押え金物８を座ぶとん本体１内の取り
付は板１０に前後の脚部３と４と共にそれぞれに取り付
は固定させる。

脚部３と４は丸棒のため座２を取り付けても前後に揺れ
動き安定しない、これを補なうためと座２が座ぶとん本
体１に格納された際にスライド用金物６を保護するため
の補助金物９を前脚３と後脚４の外側に取り付は固定す
る。

座２と脚部３と４の接続方法は前脚３の場合座板１１に
ばね性のあるコの字型のとめ金物５を下向に取り付けあ
らかじめ座ふとん本体１に取り付けである前脚３を立て
て差し込み座２と接続する。

後脚４の場合塵ふとん本体１に取り付けられた後脚４の
上部が座２の格納に必要な長さのスライドさせる穴を横
にあけた金物６に通し左右対称に座板に取り付ける。

腰掛何座ふとんを使用中はスライド用金物６の穴の最後
部に止めて置く必要がありその位置の前部に横に動くバ
ネ付とめ金物７を取り付は脚部４がスライドする事を防
止する。

座ぶとん本体１に座２を格納する場合は座２の前部を持
ち上げ前脚３から離して前脚３を倒して後脚４が止めで
あるバネ付とめ金物７を中心でつまむととめ金物７が中
心に動くため後脚４がはずれ前部に後脚４をスライドさ
せながら倒して座２を格納する。

他に脚部の構成は木材・鉄板等を使用して脚部の高ざの
中心で中折れにして折たたみ格納出来るもの、座２の前
後を逆にして脚部をＶの字型に鉄板又は木材等を組立て
蝶番を用いて倒す事に依り格納する方法Ｘ型の脚部など
種々と考えられるが本考案は前述の脚部での説明の通り
軽量で操作が容易であるので鉄線を使用したものである
。

とん本体１にクッションがあるが腰掛を上に乗せて使用
して居るのと違い脚部３と４が固定されているため安定
して長時間正しい姿勢が保てなおあぐら座りをした場合
でも安定し足のしびれやくるぶし等も痛くなる様な事は
ない０本考案の腰掛何座ふとんを押入れ等に収納する場
合は座２を格納する事に依り積み重ねて置く事が出来る
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の腰掛何座ふとんの側面図、第２図は座
を格納した状態を示す側面透視図、第３図は平面図、第
４図は側面から見た脚部を示すＡ−Ａ線断面図、第５図
は前面から見た脚部を示すＢ−Ｂ線断面図、第６図は座
の格納過程の状態を示す断面図、第７図は後部とめ全部
分の正面拡大図と動きを示す図。 １・・・座ぶとん本体、２・・・座、３・・・前脚、４
・・・後脚、５・・・前脚とめ金、６・・・スライド用
金物、７・・・後脚とめ金、８・・・脚部固定金物、９
・・・補助金物、１０・・・取り付は板、１１・・・座
板、１２・・・外被材、１３・・・クッション材。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 座ふとん本体１の中に脚部３と４を固定するため取り付
   は板１０をクッション材１３に埋設した座ふとん本体１
   及び腰掛部の座２に座板１１にクッション材１３を併用
   し脚部３と４で***せしめ且つ脚部３と４を操作に依り
   ***部分を座ふとん本体１の中に格納する事の出来る正
   座用腰掛何座ふとん。