JPS5820273Y2 - 吸入器 - Google Patents

吸入器

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Publication number
JPS5820273Y2
JPS5820273Y2 JP1978147305U JP14730578U JPS5820273Y2 JP S5820273 Y2 JPS5820273 Y2 JP S5820273Y2 JP 1978147305 U JP1978147305 U JP 1978147305U JP 14730578 U JP14730578 U JP 14730578U JP S5820273 Y2 JPS5820273 Y2 JP S5820273Y2
Authority
JP
Japan
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nozzle
tank
steam
spray
box
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978147305U
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English (en)
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JPS5578348U (ja
Inventor
拓治 谷崎
Original Assignee
株式会社愛知電機工作所
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Publication date
Application filed by 株式会社愛知電機工作所 filed Critical 株式会社愛知電機工作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は薬液を蒸気と混合させてのどや気管、気管支に
まで霧状にして送りこみ、各容管の粘膜と組織の活動を
活発にさせて感冒の予防や扁桃線炎等の治療あるいは公
害、タバコ等で痛めたのどや気管等の機能回復に使用す
る吸入器の構造に関するものである。
近年、工場の排煙や自動車の排気ガス等により大気が著
しく汚染されている地域に住んで人の間でのどや気管を
痛める人が多くなってきている。
又、一般家庭では冬季暖房により室内が乾燥しすぎての
どを痛めることも多い。
この場合、多くは専門医により直接のどに薬を塗布して
もらうか、医院に備付けである吸入器により薬液を患部
に噴霧させて治療していたが、治療は長期にわたり通院
して行わなければならないので非常に面倒であった。
又、医院に備付けである蒸気発生装置付の吸入器を利用
すれば家庭においても簡易に治療を行うことが出来るが
、この種機器は医療機関用に開発されているため高価で
あり、又、取扱操作も面倒である等一般家庭で使用する
ことは困難であった。
本考案は上述の点に鑑み、感冒の予防あるいは痛めたの
ど等の治療や機能回復を一般家庭で吸入器療法により手
軽に行うことが出来る小型軽量で取扱い操作が簡易な吸
入器を提供するもので、以下本考案の実施例を図により
説明すると、1は本案吸入器の函体で、前部には隔壁体
2により薬液槽3が形成され、この薬液槽3の後背部に
は画状の嵌合凹部4が一体に区画形成されている。
5は上下に分割可能に設けられたタンク収容函で、上部
を函体1の開口面より上方に突出させて函体1の嵌合凹
部4に収納装着される。
6は蒸気発生タンクで、第2図に示すように、給水ロア
を設けた給水頭部8をタンク収容函5の上方に突出させ
、底部はタンク収容函5の底面と所要の空間を保ってタ
ンク収容函5の上部内側面にパツキンを介して垂下固定
されており、この蒸気発生タンク6の底部外側には、周
縁から内方に向ってヒーター9、温度過昇防止器10、
温度調節器11とがそれぞれ蒸気発生タンク6の底面に
固着した支持板12に固定支持されている。
12は給水ロアの開閉蓋で、給水ロア周縁の鍔上に乗載
され、一端が蒸気発生タンク6の上面に支着した板状の
押圧ばね13の自由端に押圧されて給水ロアを閉塞して
いる。
14はノズル支持金具で、金属板を略十字状に打抜いた
板体の横方向に突出する突出片の一方を第3図に示すよ
うに二つ切りして切片を互いに逆方向にノズル支持金具
14と直角に折曲した係合片15,15’が段違い状に
形成され、このノズル支持金具14は、保合片15.1
5’に穿設した孔部16をタンク収容函5の前壁上部に
段違いに突設された掛止ピン17に嵌め込むことにより
、タンク収容函5の前部に着脱自在に取付られる。
18はノズル支持金具14の上部突出端に設けた筒状部
に先端が挟着されてノズル支持金具14に水平に取付ら
れた蒸気噴出ノズルで、このノズル18の後端にはその
端部に嵌着された環状パツキン19の外周に掛止されて
基端がノズル18に溶着され、このノズル18の後端か
ら後方に水平に突出する自由端となる先端に弧状の挟着
部20を設けた板状の弾性挟着片21が3乃至4個周方
向に等間隔で取付られており、上記蒸気噴出ノズル18
は、ノズル支持金具14を掛止ピン17に係合片15,
15’を掛止してタンク収容函5に取付ると、タンク収
容函5から突出する蒸気発生タンク6の給水頭部8に前
方に向って水平に突設された蒸気給送パイプ22の先端
に嵌着した環状金具23に弾性挟着片21の挟着部20
が弾性挟着片21の弾性力に抗して掛止されて蒸気噴出
ノズル18を蒸気給送パイプ22に取外し自在に連結装
着する。
この際、パツキン19は環状金具23に密接しているの
で、蒸気は漏出しない。
24はノズル支持金具14の前部突出端に設けた筒状部
に上方端を蒸気噴出ノズル18の先端と直角に臨ませて
挟着した液体吸上げ用ノズルで、このノズル24の下端
には薬液槽3内に挿入される吸上げパイプ25が嵌着さ
れている。
26は函体1に取外し可能に被着されるカバーで、この
カバー26の前面−側には蒸気噴射ノズル18と同一直
線上の位置に大径の螺装27が内方に向って膨出形成さ
れ、この螺装27には有底筒体の底部に蒸気噴出ノズル
18と同一直線上の位置において噴霧液通過用の小径な
透孔28を穿設し、先端に大径の噴霧口29を開口した
噴霧量調整用の噴霧ノズル30が透孔28を蒸気噴出ノ
ズル18と対向させて進退可能に螺装されておる。
31はカバ−26前面の螺装27下部を略正方形に切欠
いた窓孔で、この窓孔31は薬液を補給したり、窓孔3
1から薬液槽3をのぞいて薬液がどの程度残留している
か確認をすることが出来る。
32は上端に把手33と係止片34とを有して下端を函
体1の両側面に固着した可撓性の樹脂よりなるクランプ
で、カバー26の両側面に設けた係止段部35に係止片
34を掛止して函体1に被冠されたカバー26を固定す
る。
36は電源コード、37はカバ−26前面の窓孔34の
横に取付けたランプで、点灯時は吸入器が正常に動作し
ていることを表示する。
次に本案吸入器の動作について説明すると、先づ薬液を
噴霧してのど等を治療する場合は、図示しない電源スィ
ッチを投入してヒーター9に通電し、蒸気発生タンク6
内の水を加温し、タンク6内の湯が沸騰して蒸気が発生
すると、この蒸気は蒸気給送パイプ22を経て蒸気噴出
ノズル18から噴出される。
この際、蒸気噴出ノズル18の先端はノズル支持金具1
4によって液体吸上げ用ノズル24の先端と直角に臨ま
せであるため、蒸気噴出ノズル18から蒸気が噴出する
と、液体吸上げ用ノズル24から薬液槽3の薬液が吸出
しされ、この薬液は霧状になると同時に蒸気と混合して
暖められて噴霧ノズル30の透孔28を通って噴霧口2
9から外部に拡散噴霧される。
この噴霧液は噴霧ノズル30の前で口を大きく開けてい
るだけで口腔あるいはのどに噴霧されて患部を治療する
薬液の噴霧量を調整する場合は、噴霧ノズル30を回動
して螺装27の外側に徐々に引き出すことにより(第2
図に2点鎖線で示す)、噴霧液は透孔28からの通過面
積が縮小されて拡散することなくほとんど棒状となって
噴霧ノズル30から噴霧され、患部に集中的に噴霧させ
ることが出来る。
又、逆に噴霧ノズル30を蒸気噴出ノズル18側(第2
図に実線で示すもの)に接近させた場合は透孔28から
の通過面積が増大し、噴霧口29から拡散されて大量に
噴出させることが出来、口腔内全体に噴霧させることが
出来る。
噴霧中、噴霧ノズル30の透孔28から噴出されずに噴
霧ノズル30の後壁や螺装27の内周面に吹き付けられ
た噴霧液は露結して薬液槽3内に滴下して外部には漏出
しない。
薬液の補給は、薬液を入れた図示しないコツプによりカ
バー26の前面に開口した窓孔31から薬液槽3に注ぎ
込んで補給する。
又、蒸気発生タンク5内への水の補給は、クランプ32
の係止を解いてカバー26を函体1から取り外し、この
あと、開閉蓋12を押圧ばね13に抗して給水ロアから
取り外して給水ロアより蒸気発生タンク5内に適量の水
を補給する。
補給後は逆の順序で蒸気発生タンク6の給水ロアを閉じ
カバー26を函体1にクランプ32により掛止して被着
する。
次に、蒸気噴出ノズル18を掃除する場合は、カバー2
6を外してノズル支持金具14をノズル18に設けた弾
性挟着片21の弾性力に抗して蒸気の噴出方向に少し強
く引張ると、弾性挟着片21と蒸気給送パイプ22に装
着した環状金具23との挟着が解離されると同時にノズ
ル支持金具14の係合片15,15’が掛止ピン17等
の掛止部から外れて、ノズル支持金具14は容易にタン
ク収容函5の前壁から取り外すことが出来、針金や針等
により蒸気噴射ノズル18や液体吸上げ用ノズル24を
容易に掃除することが出来る。
本考案は上述のように、掛止ピン等の掛止部を前壁に形
成したタンク収容函に蒸気給送パイプを前方に向って突
設した蒸気発生タンクを収納し、上記蒸気給送パイプに
は液体吸上げ用ノズルを垂設してタンク収容函前壁の掛
止部と係合する係合片を備えたノズル支持金具に弾性挟
着片を後端に設けて先端を液体吸上げノズルの先端と直
角に臨ませて水平に取付けた蒸気噴出ノズルを弾性挟着
片を介して着脱自在に連結し、函体上部に被着されたカ
バーの前部に上記蒸気噴出ノズルと対向して噴霧ノズル
を進退可能に螺装して噴霧量を可調整として薬液又は蒸
気の粒子をのど等に噴霧させるようにしたもので、従来
のように、のどの治療に際してはその都度専門医に通院
して治療を行う必要は全くなく、市販の薬品を適量に薄
めて薬液槽に充填し、この薬液を蒸気噴出ノズルから噴
出される蒸気により吸い上げて直接のどや気管に蒸気と
共に噴霧させて治療を行うと共に、噴霧量は噴霧ノズル
を回動させてカバーに設けた螺装内を進退させることに
より容易に設定することが出来るため、大人から子供ま
で必要量の薬液を適確に噴霧することが出来、家庭で手
軽に且つ容易にのど等の治療を行うことが出来る。
しかも、薬液の補給はカバーの前部に開口された窓孔か
ら容易に函体の薬液槽に補給することが出来、蒸気発生
タンク内への水の補給はカバーをクランプによる係止を
解いて底面から外すのみで容易に給水口より補給するこ
とが出来る。
又、蒸気噴出ノズルや液体吸上げ用ノズルを取付けたノ
ズル支持金具は、保合片を介してタンク収容函の前壁に
ワンタッチで着脱することができる構造となっているの
で、吸入器の使用後、上記ノズル支持金具をタンク収容
函から一動作で取外して蒸気噴出ノズルや液体吸上げ用
ノズルを水洗いしたり、消毒することが可能なため、吸
入器自体の掃除が容易に行い得、しかも、使用後は衛生
的に保管することができる利点もある。
更に、噴霧ノズルは蒸気噴出ノズルに接近した状態でカ
バーの螺装に螺装されているので、噴霧液はカバー内で
拡散することなく、はは゛−直線状態となって噴霧ノズ
ルから噴出されるため、噴霧液の効率的な使用により治
療の促進をはかることができるほか、噴霧ノズルによっ
て噴霧液の拡散を抑制することができるので、噴霧液が
治療者の顔面や衣服等に付着して不快感を与えるといっ
た問題を解消することができる。
又、噴霧ノズルには噴霧液を排出させるための小径な小
孔が開口しているのみであるから、螺装に螺装すること
により、栓の役割を果してカバー内にほこり等の侵入を
抑制して吸入器内を清潔に保つことができるとともに、
噴霧ノズル自体も螺装から容易に取外すことが可能なた
め、水洗等が簡易に行い得、常に吸入器を清潔な状態で
使用、保管することができ、本考案の吸入器は構造が簡
素で取扱操作が至便であり、しかも安価に製作すること
ができる等、家庭用の吸入器として幾多の優れた効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の吸入器の斜視図、第2図は本案吸入器
の縦断側面図、第3図はノズル支持金具をタンク収容函
から取り外した状態を示す斜視図である。 1:函体、3:薬液槽、6:蒸気発生タンク、14:ノ
ズル支持金具、18:蒸気噴出ノズル、22:蒸気給送
パイプ、24:液体吸上げ用ノズル、26:カバー30
:噴霧ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 掛止部を前壁に設けたタンク収容函内に、蒸気給送パイ
    プを前方に向けて突設した給水頭部を上方に突出させて
    設けた蒸気発生タンクを収納し、上記蒸気給送パイプの
    先端には、液体吸上げ用ノズルを垂設してタンク収容函
    の前壁に設けた掛止部に着脱自在に係合する保合片を形
    成したノズル支持金具に弾性挟着片を後端に装置して上
    記液体吸上げ用ノズルの先端とその先端を直角に臨ませ
    て水平に取付けられた蒸気噴出ノズルを、上記弾性挟着
    片を介して連結せしめてタンク収容函の前面に着脱自在
    に装着し、このタンク収容函を、前部に薬液槽を備えた
    函体の嵌合凹部に収納装置し、上記函体の上部に取外し
    可能に被着したカバーの前部−側には、上記蒸気噴出ノ
    ズル側に向けて大径な螺筒を一体に突出形成し、この螺
    簡に蒸気噴出ノズルと同一直線上の位置において噴霧液
    通過用の小径な透孔を穿孔した有底筒体状の噴霧ノズル
    を進退可能に取付けて成る吸入器。
JP1978147305U 1978-10-26 1978-10-26 吸入器 Expired JPS5820273Y2 (ja)

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JP1978147305U JPS5820273Y2 (ja) 1978-10-26 1978-10-26 吸入器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978147305U JPS5820273Y2 (ja) 1978-10-26 1978-10-26 吸入器

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Publication Number Publication Date
JPS5578348U JPS5578348U (ja) 1980-05-30
JPS5820273Y2 true JPS5820273Y2 (ja) 1983-04-26

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ID=29128638

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978147305U Expired JPS5820273Y2 (ja) 1978-10-26 1978-10-26 吸入器

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JP (1) JPS5820273Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5041757U (ja) * 1973-08-18 1975-04-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5041757U (ja) * 1973-08-18 1975-04-26

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Publication number Publication date
JPS5578348U (ja) 1980-05-30

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