JPS58199204A - 重荷重用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、重荷重用空気入りラジアルタイヤに関し、
とくに最適なウェット性能、なかでもスキッドとそれに
伴う横すべりおよびスリップ、すなわちタイヤの空まわ
りの双方における抵抗性改善を両立させることにより、
重荷重用空気入りタイヤの走行操作とくにブレーキ制御
操作の安定性を一層向上させることについての開発成果
を開示しようとするものである。

重荷重用空気入りラジアルタイ１ヤは、トラックやパス
などに装着して供用されるが、こ＼に所定荷重を積載し
た状態での負荷走行と、空車でのし１わば無負荷走行と
では、輪重負荷に大差があり、そのため、上記した種類
のタイヤでは、その接地面積かはｙ半減に近く減少する
。

とくにこの種タイヤにおいて車両運行上の安全のために
厳しく要請される耐ウエツト性能は、トレッドパターン
に依存するところが大きく、その種別毎の長短を比較す
ると、およそ次の如くである。

リプパターン 空車時のトラクションが接地面積の上述著減のために悪
い反面、旋回走行試験での横すべり抵抗性において著し
くすぐれている。

ブロックパターン 空車状態でもリプパターンのものに比し）ラクションの
低下は殆どみられないが、旋回時における横すべり抵抗
性は荷重積載時のそれに比しはるかに悪化する。

ラグパターン とくに空車時において直進、旋回とも、上記リプ−ブロ
ック両パターンに比べて、横すべり抵抗も、トラクショ
ンも双方で好ましくなし）。

サイドリプ−センタブロックの如き、リプープロ゛ンク
複合パターン 直進時、旋回時とも両パターンを折衷しただけの性能に
止まり、所要の性能改＠番こＧｔ　、充分に寄与し得な
い。

発明者らは、負荷時および無負荷時における重荷車用空
気入りタイヤの接地挙動についてあまた実験を繰返し行
った結果、とくに空車の際におｃする接地面積の著しい
減小のためにトレッド部の中央域のみがトラクションを
受持ち、これに依存して制動に際しスリップを生じ易く
、こうしてスキッドに移行し方向安定性が失われて横す
べりに至る原因となること、そしてこの横すべりに対し
ては、上記のような接地面積の減少の下でも）レツド部
両側域における陵部とくにその側縁部分の寄与が大きい
ことなどが、次第に明らかとなった。

そこで上記知見に基いてさらに実験を進め、トレッド部
両側域でスキッド抵抗性に対する寄与がとくに大きく、
そしてトレッド部中央域はそこでの局部接地の下でも充
分に高いトテクションが得られてスリップを起し難くな
るような配慮を加え、上述リプタイブパターンの改善を
図った次にのべる構成により、この発明の目的とすると
ころが有利に成就することができたのである。

この発明は、タイヤコードを、タイヤの事実上のラジア
ル面内に配列した少くとも１層のゴム引き層よりなるカ
ーカスと、このカーカスのまわりを取囲んでタイヤの赤
道に対し比較的小さい角度の傾斜で互いに交差する金属
コードの配列とした少くとも２層のゴム引き層からなる
ベルトとによるボディ補強をそなえ、このボ、ディ補強
を包むゴム外皮がボディ補強のクラウン部分を外包した
トレッド部に、タイヤの周方向に連続してジグザグ状を
なし、トレッド部の幅に対して８〜１０％に当る溝幅で
延びる少くとも８本の主溝により互いに区画形成された
少くとも４つの陵部を有し、これらの陵部のうち少くと
もトレッド部□゛の両最外側域に位置する１対の第１の
陵部は実質上タイヤの周方向に連続する空気入りラジア
ルタイヤにして、前記第１の陵部を区画する主溝の溝縁
を除いた少くとも残りの主溝の各溝縁における陵部に、
それぞれ主溝に向いトレッド部の幅の０．５〜４％に当
る幅をもって開口する切欠きを、トレッド部の各陵部の
その陵部全体としての周方向及び軸方向のせん断抵抗が
トレッド部中央寄りの陵部はど小さくなり、かつ前記第
１の陵部を区画する主溝の内側に隣接する１対の第２の
陵部の切欠きについては、この陵部の内側縁部で外側縁
部に比してより柔軟となる配分で配設した重荷重用空気
入りラジアルタイヤである。

この発明では、第２の陵部の内側に隣接゛する主溝に開
口する該陵部の切欠きは、該陵部の中心部から縁部に向
かう間で深さを増大して該主溝に開「Ｊすること、陵部
を区画する主溝がタイヤの赤道と実質上平行をなし、ト
レッド部局長の少くとも５０％でより有利には７０〜９
０％にわたる合計長さを占める直状溝縁部分と、これに
対し８００〜８０°の角度で傾斜する斜状溝縁部分とを
３該斜状部分を介して隣接する直状部分がタイヤの軸方
向にトレッド部の幅の００５〜５％なかでも１〜８％に
当る隔りをおいて連ねたジグザグ形であること、主溝の
溝幅がトレッド部幅の４〜８％であることがそれぞれ好
ましく、また切欠きがトレッドに向けて拡がる外開きテ
ーパー縁を有すること、このテーパー縁の開口溝がトレ
ッド部の幅の０．７〜８％、さらにこのテーパー縁を除
いた。開口幅がトレッド部の幅の０．５〜２％であるこ
とも望ましく、切欠きについてはさらに切欠きを主溝で
隔たる陵部の相互間で千鳥状の交互配列とし、また陵部
を横切って延びる直状溝や、切欠きの二等分線に関して
千鳥状の交互配列、同じく二等分線の左右に独立した配
列、そして該二等分線を斜めに横切る斜状溝を介して左
右に連なる折れ線状溝であってもよく、またトレッド両
側域の陵部対が主溝の溝幅よりはるかに狭く、タイヤの
負荷転勤の際接地域で実質的に閉じ合わさる補助周溝を
含むものとすることなどが、とくに好適である。

さて、タイヤのボディ補強として、タイヤコード、通常
ナイロン、ポリエステル、ケプラーなどの有機繊維コー
ドを、タイヤの事実上のラジアル凹円に配列した少くと
も１層のゴム引き層よりなるカーカスと、このカーカス
のまわりを取囲んでタイヤの赤道に対し比較的小さい角
度の傾斜で互いに交差する金属コードとくにスチールコ
ードの配列とされる少くとも２層のゴム引き層からなる
ベルトとを用いた、いわゆるラジアルタイヤがとくに最
近に至って長足の進歩改善を遂げつ−ある道路網、なか
でももはや完備の域に達しようとして甚しく長大な距離
にわたる自動車用高速通行路の発達の下で、かような長
路における長時間の、供用に拘らず、すぐれた耐久寿命
を呈するが故に有利に適合することから、近年来需要の
伸長が著しいトラック・バス用のこの種のタイヤについ
てとくに高い輪重を負担すべく一般に７　、２５　”９
／ｅ−のごとき高内圧が適用され、上述ボディ補強の構
造との関連も相まって、負荷時と、除荷時との間に接地
挙動の上述着差がもたらされるところに由来した特有な
問題に関する解決を図ることがこの発明の主旨であり、
従ってこの発明では上述したボディ補強をもつタイヤを
、前提としてこれに立脚するものである。

そしてこのボディ補強を包むゴム外皮が、該補強のクラ
ウン部分を外包したトレッド部に施される溝の配列に依
存したいわゆる）レッドパターンも、その種別毎の長短
につきすでに触れたところに従って、いわゆる８本以上
の主溝、それも一般の慣例に従い）レッド部の幅に対し
８．０〜１０％の溝幅において区分された４つ以上の陵
部をもつ本質的にはりブタイブを前提とした改良を提案
するものであって、その構成の骨子と、これによるこの
発明目的に対する適合の本質的事項もすでにのべたとお
りである。

こ＼にトレッド部全体の陵部に、トレッドセンタ域から
外側へ漸増するせん断抵抗を有利に導くぺく該陵部に配
設する切欠きは、トレッド部の内側域で陵部を区分する
主溝により隔てられて向い合う溝縁のうち外側すなわち
トレッドセンタから遠い方で内側つまりトレッドセンタ
寄りの方についてとくに必要な場合はそれもともに除外
し、残りの各陵部を分離する溝縁に、それもトレッド部
の両側に向ってトレッドセンタ域に比しより浅い平均深
さにおいて配設することによって、トレッド部の両側域
で対をなす少くとも一対の陵部対が、その周線に沿う剛
性の事実上の連続性を呈し、ここに最大をなす剛性配分
を、トレッドセンタ域で最小ならしめ、もってトレッド
部両側域の陵部対によるリブタイプパターンの特徴、性
能を最大限に発揮させつ一トレッドセンタ域の陵部によ
るトラクション性能の飛躍改善を図ることができたので
ある。

陵部に配設する切欠きは、トラクション性能の改善のた
めにトレッド部の幅に対して０．５〜４％より好ましく
は０．７〜８％の開口幅とすることが必要で、０．５％
に満たないとタイヤの接地域に輪廻したときに閉じ合わ
さって、トラクションの増強に寄与しないおそれがある
一方１４％をこえるとヒールアンドシラ摩耗のような偏
摩耗欠陥を生じるうれいがあることによる。

さて第１図〜第８図にこの発明の各別実施例を、トレッ
ドパターンの具体配置につき、トラック・パＸ用１０，
０ＯＲ２０１４ＰＲサイズのタイヤに適用した場合で示
すが、上述したボディ補強を含めたタイヤの各部構造自
体は、従来方式に従うものとし、図解は省略した。

まず第１図は８本主溝で、トレッドセンタ域に横溝形切
欠き配設した２本の陸部列をもつ例、また第２図、第８
図は４本主溝を共通にそなえ、トレッドセンタとこれを
挾んで都合８本の陸部列における切欠きの配設要領を興
にする例をもって、この発明の実施態様を区別したが各
図番こおし・てｌは主溝、２は切欠き、そして８はサイ
プを示し、またはＴはトレッド部、Ｓｏはトレッド部Ｔ
の両側域で主溝１により区分形成された第１の陵部、Ｓ
　はトレッドセンタ寄りの第２の陸部列、また第２図第
８図でＳ、は）レッドセンタにお番する第８のｍ部列で
ある。

Ｆレッド部Ｔの幅Ｗは例示したサイズでｌ！ＯＱＩＩｍ
であり、これに対し主溝１の溝幅Ｗは０．０５ＳＷ。

ｆｓ深さをＨであられすものとして１４．Ｓｗ、そして
主溝１の断面形状は底丸で溝縁挟角が２０°または１０
°のＶ字形である。

第１図に示す実施例においては、溝幅Ｗ／がや＼挟＜０
．０８５１であるセンター主溝ＩＩを有し、また両側域
陵部対８□、Ｓ０を、それぞれＳｏと、１とに２分する
狭い補助周溝１′を０．ＯＩｓ　Ｗに溝幅Ｗ１において
そなえ、これらのトレッド周溝が一様に揃ってトレッド
部の幅方向に出入りする溝縁によって各陵部を区画形成
し、その直状部分Ｒ１は０．０９０　Ｗにわたってその
合計長さの占める割合いが７８％で周線に対する角度α
が！１０°をなす斜状部分Ｒ３により、これを介して隣
接する直状部分のトレッド部Ｔの幅方向での隔りｄが０
，０１５Ｗであるジグザグ形をなす。

トレッド部Ｔの両側域の陵部対Ｓ、　、　Ｓｌは、その
トレッドセンタ寄りの陸部列Ｓ、　、　Ｓ、と向い合う
溝縁に沿ったサイプ８を周上に事実上の等分配列でそな
えるのみとし、従ってトレッド部の周線に沿って剛性の
事実上の連続性を有するものとする。

これに対してトレッドセンタ寄りの陸部列ｓｓ。

Ｓ、は、それぞれトレッド部Ｔの幅に対しはｘｏ、ｘａ
Ｗに当る横幅Ｂで、そのは！１．９倍に当るピッチの下
に互いに千鳥状の交互配列をなす事実上のプルツク配列
であって、これらの各ブ四ツクを区分する切欠き２が第
１図（ａ）のイーイ、ローロ断面を、同図中’）　ｅ　
（０＞に示すように、トレッドセンタ側から外側に向け
て深さを漸増させた直状禽−塾らなる。

こ−に第１図（ｂ）のハーバ、二一二およびホーホ各断
面を同図（（１）　、　（ｅ）および（ｆ′）に示し、
切欠き２のトレッドにおける開口幅すはｏ、ｏｔｓｗで
、最大深さｈは主溝深さに対し０．７９Ｈ，最小深さｈ
′を０．ｔｌＨとし、この最大深さｈの部分と中間の傾
斜底の部分は、それぞれ０．４Ｗ、０．５Ｗに当る長さ
ｔ、ｔ’にわたって０．０１５Ｗに相当する狭幅ｂ′と
することにより、最小深さｈ′の部分とともにトレッド
に向は上開きのテーパーとする。

次に第２図とそのへ−へおよびシート各断面を同図Φ＞
　ｐ　（ｃ）に、そして第２図中）のチーチ、リーリお
よびヌーヌ各断面を同図（ｄ）　、　（１３）および（
０とに示したこの発明のタイヤの別個では、４本主溝１
により、トレッド部Ｔの両側域でタイヤの周線に沿う剛
性の事実上の連続性をもつ陵部対Ｓ□、Ｓ□の間に、８
本のブロック状陸部列Ｓ、　、　Ｓ、およびＳ。

を翁し、これに対し第８図（５Ｌ）と、そのルール、ヲ
ーヲおよびワーワ各断面を同図Φ”）　、　（０）およ
び（ｄ）に、そして第２図（ｂ）のカー力、ヨーヨ、同
第（０）のタータ、レーレ各断面を、同図（ｅ）　、　
（ｆ）　、　（ｇ）および（ロ）とに示したこの発明の
タイヤの他の例では、４本主１１と８本の陸部列Ｓ　、
Ｓ　およびＳ、に関し第２８ 図と類似するが、切込み２の配列が、前者の折線状溝配
列に対して区別される、相互独立の千鳥状の交互配列と
した点で、後者は相違している。

１ これらは、主溝１の溝幅Ｗは第１図の場合と同じ＜０．
０５５Ｗであるが、溝縁の直状部分Ｒ□が、０．０７５
　Ｗにわたってその合計長さの局長に占める割合いは第
２図の場合７５％、第８図の場合７９慢で、それぞれ周
線に対する角度力５４５°の斜状部分Ｒ，により、これ
を介して隣接する直状部分の）レッド部Ｔの幅方向での
隔りｄが、何れもｏ、ｏ　ｔ　ｓＷであるジグザグ形を
なし、溝縁挟角はｌＯｏとした。

一方切欠き２については、そのトレッドにお番する開口
幅をＱ、０１５Ｗとして、これらの例で＆ま何ｆｔも０
．１２５　Ｗに当る横幅Ｂをもつ陸部列を、第２図では
その１．６倍、第８図では２．８倍に当る周線上の配列
ピッチｐに配列した。

第２図の例で切欠き２は、同図（ａ）に示したトレッド
部Ｔの幅方向長さｔ、ｔ’がそれぞ才Ｌ　Ｏ，０３５Ｗ
ｓｏ、ｏａｗに当る点で交わる折線状とし、陸部列Ｓｓ
。

Ｓ　についてはトレッドセンタ側で最大深さｈｔＪ１ら
、最小深さｈ′に向けて段階的に浅く、またトレッドセ
ンタに位置する陸部列Ｓ、は、最大深さｈで連なるもの
とし、こ＼にｈ　、　ｈ／は第１図の場合と同様にそれ
ぞれ０．７９Ｈ，０ＪＩＨとし、さらに最大溝深さの部
分と、最小！ｌ深さに至る傾斜？薄酸部分とは、ｏ、ｏ
ｔａｗに相当する狭幅として、最小溝深さｈ′の部分と
ともに上開きテーノシをつ番すである。

第３図の例でとくに両側域の陵部対Ｓ１　ｊ　Ｓｌと向
い合う陸部列Ｓ、　、　Ｓ、の溝縁が、第８図中）　、
　（ｅ）の断面図を参照して明らかなように、主溝深さ
Ｈの０．０８５倍に当る極薄のサイプ４で、深さｈ′の
浅い切込み２の溝底を深さｈにわたって部分したほか、
トレッドセンタ域を占める陸部列Ｓ、の左右溝縁と、こ
れに向い合う陸部列Ｓ、　、　Ｓ、の溝縁には、それぞ
れ陸部列の溝幅のは！中ばに達する間にわたって最大深
さｈから最小深さｈ′に至るすでにのべたと同様な形状
のみぞを設け、こ−にｈは０．７９ＨＳｈ’は０．２１
Ｈとする。

上記したトレッドパターンによって、その両側ｊｊ２に
おいてタイヤの赤道に沿う剛性の事実上の連続ｉ生をも
ち、これに至る間に）レッド部全体の陵部が、トレッド
センタ域から外側に向は漸増する抵抗を有するものとな
り、こ−に上記のようにして、Ｌｌ（１’Ｈした供試タ
イヤにつき、これらと諸元寸法を同じくシ、トレッドパ
ターンのみが、第４図（ａ）。

（ｂ）　、　（０）および（（１）のような区別のある
比較タイヤとともに下記試験に供した。

試験方法 ａ、試験条件：リム７００Ｔ、内圧７．２５　ｋｇｆ／
Ｃ？ｌ”、荷重２水準 す、試験項目： （１）発進時トラクション性能試験法 （２）直進時ブレーキ性能試験法 （８）旋回時横すべり試験法 （４）偏摩耗（全体）特に肩落摩耗およびヒールアンド
トウ摩耗 成績は次表のとおりであり、各試験項目の内容は、後記
する。

（１）発進時Ｆラクション性能試験法 タイヤとウェット路面間に発生する摩擦力の直進方向の
すべり性能を測定評価するため、ウェッ１１の低μ路面
において、４輪自動車に供試タイヤを全輪装着し急加速
の一定条件により車速とタイヤ回転数のギャップからス
リップ率を求め、発進時ウエッ））ラクシ目ン性能の比
較を行った。

（２）直進時ブレーキ性能試験法＝（関連規格ＪＩＳＤ
１０１３自動車ブレーキ試験法に準拠）市が車輪をロッ
クして制動した場合の制動距離を測定することによって
タイヤの相違による制動性能の比較を行った。

（３）浚回時横すべり性能試験法 タイヤとウェッジ路面間に発生する摩擦力の横方向のす
べり性能を測定評価するため、ウェット状態のスキッド
パッド路面において、４輪自動車に供試タイヤを全輪装
着し一定した旋回試験により横方向すべり限界の速度及
び横方向すべり限界連用での旋回時間により旋回性能の
比較を行った。

（４）偏摩耗（全体）特に肩落摩耗およびヒールアンド
トウ摩耗評価 可変駆動制動車によりタイヤに駆動力、及び横加速度を
急速に加え、タイヤの耐摩耗、偏摩耗性を短期間で評価
を行う試験法であり、この試験法により摩耗性能、肩落
摩耗およびヒールアンドトウ摩耗の比較を行った。

以上の結果に従って、この発明の実施に当り、次の諸条
件を満足することがより望ましい。

１主溝の溝縁の稜線が互いに平行にトレッド部の周線に
沿ってその全周にわたり少くとも５０％なかでも７０〜
９０％の合計長さにわたる直状部分を、該周線に対し８
０〜８０’で交わる斜状部分でつないたジグザグ状をな
し、とくに斜状部分を介して隣接する直状部分のトレッ
ド部の幅方向の隔りは、トレッド部の幅の０．５〜５％
とくに望ましくは１〜８％とすること。

ｉ切欠きが半径方向外方部分で外開きテーパーをなし該
部分より幅の狭い半径方向内方部分が一定幅にのびるこ
と。

＆切欠きは、互いに隣接する溝縁の相互間で千鳥状交互
配置とすること。

表切欠きの最大幅はトレッド幅の０．７〜８％にするこ
と。

６切欠きの半径方向内方部分の幅は、トレッド幅の好ま
しくは０．５〜２％にすること。

ａ切欠きは、半径方向外方のテーノぐ状部分の深さが隣
接主溝深さの５〜５０％、好ましくＧま１０〜３０％で
かつ半径方向内方の最深部Ｇｔ同じく５０〜１００％好
ましくは１０〜９０％の範囲の部分を少くとも有するも
のとすること。

フ、切欠きは、トレッド部局上で実質上等間隔に配列す
ること。

８切欠きの隣接主溝への開口幅は他の切欠き部分の幅に
比して大きくすること。

９、切欠きが隣接主溝深さに対し５０〜１００％を占め
る最深部の部分が当該陵部横幅の少なくと−も１０％好
ましくは２０％であること。

１（Ｌ切欠きの半径方向外方部分外開きをテーノザの挟
角は、６〜９０°とくにｌθ〜６０°とすること。

１Ｌ切欠きの深さを、実質上直線的に変更すること。

１１両側区域の陵部対間に位置する陸部列に配置される
切欠きの配列ピッチは少くとも該陵部の横幅より大きく
、好ましくは該陵部の横幅の１．８倍以上とすること。

１１Ｌ両区域の陵部対がこれを区画してし）る主溝に面
する該陵部の少くとも突出した部分に番ま切欠きの開口
幅よりはるかに狭い幅のサイプな配置すること。

１４）レッド部の両側端はラウンド又＆まテーノぐ状形
状を呈し、少くとも該区域にはトレッド部の主溝の溝幅
と実質上回等かそれ以下の間隔でタイヤの軸方向に切込
んだサイプを配置すること。

以上のべたように、この発明は従来考えられもしなかっ
た新しい発明課題に基づき漸新で力）つ独自のパターン
を提供することにより従来両立しなかった重荷重用空気
入りラジアルタイヤの軽負荷、特に空車時の直進時およ
び旋回時のウェット性能を正規荷重下のウェット性能の
犠牲なしに同時に向］二したものである。

【図面の簡単な説明】

第１図、（ａ）は、この発明の実施例を示すトレッド展
開図、■）はイーイ断面図、（Ｃ）はり一ロ断面図、（
ｃｌ）　、　（ｅ）　、　（ｆ）は同図Φ）のハーバ、
二一二およびホーホ各断面図、 第２図の（ａ）は別の実施例を示すトレッド展開図、（
ｂ）はへ−へ断面図、（Ｃ）は）−Ｆ断面図、（（１）
　ｌ　（ｅ）　ｊ（ｎは、同図Φ）のチーチ、リーりお
よびヌーヌ各断面図であり、 第３図（ａ）は他の実施例を示すトレッド展開図、（ｂ
）はルール断面図、（０）はチーチ断面図、（ｄ）はワ
ーワ断面図で（ｅ）　、　（ｆ’ｌ　、　（ｇ）および
（ロ）は同図Φ）のカー力。 ヨーヨ、同１ｍ　（Ｏｆ）のタータ、レーレ各断面図で
あり、第４図（ａ）　ｔ　（ｂ）ｔ　（ｃ）　＊　（ｄ
）は在来の）レッドパターンについての比較例を示すト
レッド展開図である。 １・・・主溝　　　　　　　２・・＝切欠きｓｌ、ｓ、
、ｓ、・・・陸部 第２図 （ａ） （ｂ） （（１ ｒｄ）　　＜ｅ）＜ｆ） 第３図 （ａ＞ （ｂ）　　　　　（ｅ）　（ｆ） Ｃｄ　） 第 （ａ ｌＣ，） ４［ミ１ （ｂ （ｄ・

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　タイヤコードを、タイヤの事実上のラジアル面内に
   配列した少くとも１層のゴム引き層よりなるカーカスと
   、このカーカスのまわりを取囲んでタイヤの赤道に対し
   比較的小さい角度の傾斜で互いに交差する金属コードの
   配列とした少くとも２層のゴム引き層からなるベルトと
   によるボディ補強をそなえ、このボディ補強を包むゴム
   外皮がボディ補強のクラウン部分を外包したトレッド部
   に、タイヤの周方向に連続してジグザグ状をなし、トレ
   ッド部の幅に対して８〜１０％に当る溝幅で延びる少く
   とも８本の主溝により互いに区画形成された少くとも４
   つの陵部を有し、これらの陵部のうち少なくとも）レッ
   ド部の両最外側域に位置する１対の第１の陵部は実質上
   タイヤの周方向に連続する空気入りラジアルタイヤにし
   て、前記第１の陵部な区画する主溝の溝縁を除いた少く
   とも残りの主溝の各溝縁における陵部に、それぞれ主溝
   に向いトレッド部の幅の０．５〜４％に当る幅をもって
   開口する切欠きを、）レッド部の各陵部のその陵部全体
   としての局方向及び軸方向のせん断抵抗がトレッド部中
   央寄りの陵部はど小さくなりかつ前記第１の陵部を区画
   する主溝の内側に隣接する１対の第２の陵部の切欠きに
   ついては、この陵部の内側縁部で外側縁部に比してより
   柔軟となる配分で配設したことを特徴とする空気入りラ
   ジアルタイヤ。 龜　第２の陵部の内側に隣接する主溝に開口する該陵部
   の切欠きは、該陵部の中心部から縁部に向かう間で深さ
   を増大して該主溝に開口するものであるｌ記載のタイヤ
   。 ＆　陵部を区画する主溝が、タイヤの赤道と実質上平行
   をなし、トレッド部局長の少くとも５％で、より有利に
   は７０〜９０％にわたる合計長さを占める直状溝縁部分
   と、これに対し８０°〜ｓ　ｏ’の角度で傾斜する斜状
   溝縁部分とを、該斜状部分を介して隣接する直状部分が
   タイヤの軸方向にトレッド部の幅の０．５〜５％なかで
   も１〜８＜Ｌ−当る隔りをおいて連ねたジグザグ形であ
   るｌまたは２記載のタイヤ。 転　主溝の溝幅がトレッド部の幅の８．６〜８％である
   １、２または３記載のタイヤ。 翫　切欠きが、トレッドに向けて拡がる外開きテーパー
   縁を有する１、！、ｌまたは偽記載のタイヤ。 ａ　切欠きのトレッドにおけるテーパー縁の開口幅がト
   レッド部の幅の０．７〜８％であるｂ記載のタイヤ。 デ　切欠きのテーパー縁を除いた開口幅がトレッド部の
   幅の０．５〜２％である５または６記載のタイヤ。 ＆　切欠きが主溝で隔たる陵部の相互間で千鳥状の交互
   配列である１、２．ｆ３，４，５．６または７記載のタ
   イヤ。 ９、　切欠きが陵部を横切って延びる直状溝である８記
   載のタイヤ。 ｌＯ切欠きが陵部の二等分線に関して千鳥状の交互配列
   である８記載のタイヤ。 ＩＬ　　切欠きが陵部の二等分線に関して左右に独立し
   た配列である１０記載のタイヤ。 １ｚ　　切欠きが陵部の二等分線を斜めに横切る斜状溝
   を介して左右に連なる折れ線状溝である１０記載のタイ
   ヤ。 １＆　　）レッド両側域の陵部対が、主溝の溝幅よりは
   るかに狭く、タイヤの負荷転勤の際接地域で実質的に閉
   じ合わさる補助周溝を含むものである１記載のタイヤ。