JPS5819904B2 - 機械−油圧式変速機 - Google Patents

機械−油圧式変速機

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JPS5819904B2
JPS5819904B2 JP51046752A JP4675276A JPS5819904B2 JP S5819904 B2 JPS5819904 B2 JP S5819904B2 JP 51046752 A JP51046752 A JP 51046752A JP 4675276 A JP4675276 A JP 4675276A JP S5819904 B2 JPS5819904 B2 JP S5819904B2
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oil
oil passage
valve
spool
speed ratio
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JP51046752A
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高橋繁雄
水野清史
前田宏昭
渡辺司
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Publication of JPS5819904B2 publication Critical patent/JPS5819904B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H47/00Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing
    • F16H47/02Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing the fluid gearing being of the volumetric type
    • F16H47/04Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing the fluid gearing being of the volumetric type the mechanical gearing being of the type with members having orbital motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • F16H37/06Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts
    • F16H37/08Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts with differential gearing
    • F16H37/0833Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts with differential gearing with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts, i.e. with two or more internal power paths
    • F16H37/084Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts with differential gearing with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts, i.e. with two or more internal power paths at least one power path being a continuously variable transmission, i.e. CVT
    • F16H2037/088Power split variators with summing differentials, with the input of the CVT connected or connectable to the input shaft
    • F16H2037/0886Power split variators with summing differentials, with the input of the CVT connected or connectable to the input shaft with switching means, e.g. to change ranges

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は機械−油圧式変速機、特に当該変速機を装備し
た可変容積型油圧ポンプモータの容積変化に応じてその
速度比が制御されかつ速度比の変・化に応じて低速度比
域駆動列と高速度比域駆動列が選択的に完成されるよう
にした機械−油圧式変速機の改良に関するものである。
従来、この種型式の機械〜油圧式変速機においては、前
記可変容積型油圧ポンプモータの容積変化に応じて得ら
れる速度比の変化状態を検出し、この速度比が設定値に
達したとき低速度比域駆動列から高速度比域駆動列への
切換え又はその逆の切換えを達成するような構成が採用
されている。
ところで、このような構成を採用した機械−油圧・式変
速機においては、機械−油圧式変速機が前記両駆動列の
切換えが行なわれる設定速度比近傍にて運転され、例え
ば路面抵抗の変化、スロットル開度の変化等によって速
度比が設定値より上昇したり下降したりすると、その度
ごとに前記両駆動列の切換えが行なわれる。
このため、この変速機の耐久性を損ねることは勿論のこ
と、車輌の乗りごこちを悪くする。
本発明は、このような問題に対処しようとするもので、
以下にその一実施例を図面について説明する。
第1図において、エンジンEはフライホイール1を介し
て機械−油圧式変速機Hの入力軸2に連結されており、
この入力軸2にはIJ リーフ弁PVの作用により油路
P2 に一定油圧(ライン圧)を付与する油圧ポンプP
及びガバナバルブG1 が取付けられている。
また、この入力軸2の右端には歯車2aが固着されてお
り、この歯車2aには可変容積型の第1油圧ポンプモー
タM、の回転軸3に固着した歯車3aが噛合して℃・る
回転軸3上に軸方向へ摺動可能にスプライン結合した歯
車4はその右端にドッグギヤ4aを有しており、前後進
切換用フォークCFによって左右に押動されることによ
り、その右端停止位置にて回転軸3上に回転自在に取付
けた歯車5のドッグギヤ5aと噛合し、またその左端停
止位置にて反転軸6の左方歯車6aと噛合する。
なお、歯車5及び反転軸6の右方歯車6bは差動歯車機
構りの構成部材である中間軸7の歯車7aと常時噛合し
ている。
機械−油圧式変速機Hを構成している差動歯車機構りは
第1遊星歯車機構D1と第2遊星歯車機構D2を備えて
いる。
第1遊星歯車機構店の太陽歯車8aは第1反力軸8に固
着されており、この第1反力軸8の左端にはローレンジ
クラッチLCの出力歯車12aと噛合する歯車8bが固
着され、また第1反力軸8の右端には第2遊星歯車機構
D2のリング歯車8cが固着されている。
第1遊星歯車機構り、のリング歯車9aは中間軸7上に
回転自在に取付けた第2反力軸9に固着されており、こ
の第2反力軸9の左端にはバイレンジクラッチHCの出
力歯車13aと噛合する歯車9bが固着され、またこの
第2反力軸9の右端には第2遊星歯車機構D2の太陽歯
車9cが固着されている。
第1遊星歯車機構D1 の遊星歯車7bは第1反力軸8
上に回転自在に取付けた中間軸7の右端に設けたキャリ
ヤIc上に回転自在に取付けられ、また第2遊星歯車機
構D2の遊星歯車10aは出力軸10の左端に設けたキ
ャリヤ10b上に回転自在に取付けられている。
第2油圧ポンプモータM2は定容積型のもので油路P。
及びPlにより第1油圧ポングモータM。に接続されて
おり、その回転軸11上にはローレンジクラッチLC及
びバイレンジクラッチHCが取付げられている。
ローレンジクラッチLCは第2油圧ポンプモータM2の
回転軸11上に回転自在に取付けた出力軸12を有して
おり、油路P1□に油圧が付与されると回転軸11と一
体的に出力軸12を回転する。
バイレンジクラッチHCは、ローレンジクラッチLCと
同様に、回転軸11上に回転自在に取付けた出力軸13
を有しており、油路P16に油圧が付与されると回転軸
11と一体的に出力軸13を回転する。
しかして、この機械−油圧式変速機Hにおける第1油圧
ポンプモータM、の吐出容積Vと速度比e(出力軸10
0回転数/入力軸20回転数)の関係は、第3図に示し
たようになっている。
次に上記のように構成した機械−油圧式変速機Hの作動
を制御する制御装置を主として第2図を一参照して説明
する。
なお、第1図においては第2図にて詳細に示した油圧制
御回路を概略的に示しである。
第2図の第2B図において、マニュアルシフトバルブ2
0は、ハウジング21とスプール22と操作杆23とに
より構成されていて、ハウジング21には9個のポート
21a〜21iが穿設されている。
ハウジング21の第2ポー)21b及び第7ポート21
gはそれぞれ油路P2を介して油圧ポンプPに接続され
、第4ポート21dは油路P3を介してバイパスクラッ
チ弁40の第6ポート41fに接続されている。
またハウジング21の第6ポート21fは油路P4を介
して前後進切換用フォークCFを作動するアクチュエー
タ30の左室30aに接続され、第8ポー)21 hは
油路P、を介してアクチュエータ30の右室30bに接
続されるとともに第2D図に示した前後進反転弁80の
第7ポー)81gに接続されている。
スプール22は5個のランド22a〜22eを有してお
り、ハウジング21との間にて4個の環状通路20a〜
20dを形成している。
また、このスプール220ランド22bには環状通路2
0aと20bを連通する連通孔22fが穿設されている
操作杆23はその下端にてスプール22の右端に係合し
ており、前進位置F、中立位置N又は後進位置Rに選択
的に位置決めされるように構成されている。
しかして、このマニュアルシフトバルブ20においては
、操作杆23が中立位置N(図示位置)にあるとき、第
2ポー)21bに接続した油路P2が環状通路20a、
連通孔22f及び環状通路20bを通して第4ポー)2
1dに接続した油路P3に連通し、第7ポー)21gに
接続した油路P2がランド22dによって遮断される。
また操作杆23が前進位置Fにあるとき、第2ポート2
1bに接続した油路P2がランド22aによって遮断さ
れるとともに油路P3が第5ポート21eを通してリザ
ーバReをに連通し、第7ポー)21gに接続した油路
P2が環状通路20cを通して第6ポー)21fに接続
した油路P4 に連通ずるとともに油路P5が第9ポー
)21iを通してリザーバReに連通ずる。
更にまた、操作杆23が後進位置Rにあるとき、第2ポ
ート21bに接続した油路P2がランド22bによって
遮断されるとともに油路P3が第3ポート21cを通し
てリザーバReに連通し、第7ポート21gに接続した
油路P2が環状通路20dを通して第8ポート21bに
接続した油路P5 に連通ずるとともに油路P4が第5
ポー)21eを通してリザーバReに連通ずる。
アクチュエータ30は作動杆52と一体のピストン32
を有しており、このピストン32によってハウジング3
1内に油路P4に連通した左室30a及び油路P5に連
通した右室30bが形成されている。
また右室30bを形成しているノ・プリング31には環
状の突出部31aが内方に向けて形成され、この突出部
31a内を作動杆52の左端に一本的に設けた頭部33
が通過するときには、作動杆52の移動速度が遅くなる
バイパスクラッチ弁40は、両端にランドを有するスプ
ール42と、このスプール42を挾んで位置する一対の
ピストン43.44を具備しており、これらのスプール
42及びピストン43゜44によってハウジング41内
に左方より第1油室40a〜第4油室40dが形成され
るとともにスプール42によって環状通路40eが形成
されている。
ハウジング41は6個のポー)41a〜41fを有して
おり、その第1ポー)41aは油路P6を介してバイパ
スクラッチ弁制御バルブ50の第3ポート51c及び第
5ポート51eにそれぞれ接続されている。
また、・・プリング41の第2ポー)41bは油路P7
を介してガバナバルブG1 に接続され、第3ポー)4
1c及び第4ポー)41dは油路P8及び油路P9にそ
れぞれ連通している。
なお、油路P8及び油路P9は、第1図に示したように
、一対の油圧ポンプモータM1゜M2を接続する油路P
及びPlにそれぞれ接続されている。
スプール42は、第3油室40c内に介装した所定の弾
撥力を有する圧縮コイルスプリング45によって常に図
示左方へ押圧されており、第1油室40a内にライン圧
が付与されるとピストン43を介して右方へ押動されて
第3ポート41cと第4ポー)41 d間を遮断し、第
4油室40d内にライン圧が付与されるとピストン44
を介して左方に抑圧(又は押動)されて第3ポート41
cと第4ポー)41d間を連通ずるように構成されてい
る。
またこのスプール42は、第2油室40b内の油圧が所
定の値(エンジンEがアイドリンク運転しているときガ
バナバルブG、にて生じる油圧値)以上になると、この
油圧によってコイルスプリング45の弾撥力に抗して右
方に押動されて第3ポー)41cと第4ポー)41d間
を遮断する。
バイパスクラッチ弁制御バルブ50はハウジング51と
前記フォークCFを有する作動杆52の左端に一体的に
形成したスプールとにより構成されていて、ノ・プリン
グ51には5個のポート51a〜51eが設けられ、ス
プールには3個のランド52a〜52cが形成されてい
る。
しかして、この制御バルブ50においては、・・プリン
グ51とスプール(作動杆52)によって環状通路50
a及び50bが形成され、作動杆52の左端停止時(又
は右端停止時)には第2ポー)51bに接続した油路P
2 と第3ポー)51cに接続した油路P6の連通が第
2ランド52b(又は第1ランド52a)によって遮断
されるとともに第5ポー)51eに接続した油路P6(
又は第3ポート51cに接続した油路P6)が環状通路
50b(又は環状通路50a)を通してリザーバReに
連通し、作動杆52の移動時には環状通路50aを通し
て第2ポー)51bに接続した油路P2 と第3ポー)
5.1cに接続した油路P6 が一時的に連通ずる。
第2図の第2A図において、ガバナバルブG1は入力軸
2に固着されて入力軸2と一体的に回転し、この回転時
に作用する遠心力に応じて油路P2を通して付与される
ライン圧を制御し油路P7を介して速度比昇降指示油供
給バルブ70の第1ポー)71a、ライン圧制御バルブ
130の第1ポーN31a及びバイパスクラッチ弁40
の第2ポー)41 bにガバナ油圧を付与するものであ
る。
スロットル開度−油圧変換器60はスロットル開度に対
応する所定の油圧(スロットル油圧)を油路P1oに付
与するもので、・・ウジング61とスプール62とピス
トン64とカム板66を具備している。
ハウジング61は6個のポー)61a〜61fを有して
いて、第3ポート61cには油路P1oを介して速度比
昇降指示油供給バルブ70の第7ポー)71gが接続さ
れるとともにライン圧制御バルブ130の第11ポーN
31kが接続され、第4ポート61dには油路P2が接
続され第5ポート61eにはオリフィスC1を介して油
路P1oが接続されている。
スプール62は3個のランド62a〜62cを有してい
て、その右端にて所定の弾撥力を有する圧縮コイルスプ
リング63によって常に図示左方へ押圧されている。
ピストン64は、その右端にて所定の弾撥力を有する圧
縮コイルスプリング65を介してスプール62と弾撥的
に係合し、その左端にてカム板66のカム面66aに当
接しており、カム板66のカム面66aによって軸方向
へ押動されるようになっている。
カム板66はワイヤWを介してスロットルSに連結され
ており、ワイヤWの移動により回動するように構成され
ている。
しかして、このスロットル開度−油圧変換器60におい
ては、スロットル開度θと油路PIOに付与されるスロ
ットル油圧の関係が第2a図に示すようになっていて、
スロットル開度が小さいときにはエンジンブレーキが作
用するようにスロットル油圧が高く、またその他の開度
においては、そのスロットル開度においてエンジン出力
が略最大となるエンジン回転速度のときガバナバルブG
1 にて生ずるガバナ油圧に対応する値にスロットル油
圧が設定されている。
速度比昇降指示油供給バルブ70は7個のポートγ1a
〜71gを有するハウジング71と、4個のランド72
a〜72dを有するスプール72と、所定の弾撥力を有
する圧縮コイルスプリング13によって構成されていて
、ハウジング71の第3ポー)71cには油路P1□が
、第4ポート71dには油路P2が、第5ポート71e
には油路PI2がそれぞれ接続されている。
しかして、この供給バルブ70においては、ハウジング
71とスプール72によって2個の油室70a 、70
eと3個の環状通路70b〜70dが形成されている。
またこの供給バルブ70においては、エンジンEがアイ
ドリンク状態にて回転しているとき及びエンジンEが油
圧変換器60にて設定した回転速度より低い回転速度に
て回転しているとき、油路P2が油路pHに連結すると
ともに油路P12がリザーバReに連結し、エンジンE
が油圧変換器60にて設定した回転速度にて回転してい
るとき、油路P2が油路P11及びPI3から遮断され
、エンジンEが油圧変換器60にて設定した回転速度よ
り高い回転速度にて回転しているとき、油路P2が油路
P1□に連通するとともに油路pHがリザーバReに連
通ずる。
ライン圧制御バルブ130は、油路P7 に付与された
ガバナ油圧と油路PIOに付与されたスロットル油圧の
差によって作動し、油路pH又は油路P12を通して付
与されるライン圧を制御してその制御油圧を油路P2.
又は油路P25に付与するもので、ハウジング131と
スプール132と一対のピストン133,134を具備
している。
ハウジング131は11個のポート131a 〜131
kを有していて、その第1ポーN31aには油路P7が
接続され、第3ポーN31cにはオリフィス0□を介し
て油路P24が接続され、第4ポート131dには油路
pHが接続され、第5ポート131eには油路P24が
接続されている。
また、このハウジング131の第7ポー)131gには
油路P25が接続され、第8ポート131hには油路P
12が接続され、第9ポーt131iにはオリフィス0
3を介して油路P25が接続され、第11ポーN31k
には油路P1oが接続されている。
スプール132は5個のランド132a〜132eを有
していて、その上端にて所定の弾撥力を有する圧縮コイ
ルスプリング135を介してピストン133と係合し、
その下端にて所定の弾撥力を有する圧縮コイルスプリン
グ136を介してピストン134と係合している。
しかして、このライン圧制御バルブ130にお〜・ては
、ハウジング131とピストン133によって油路P7
に連通する油室130aが形成され、ハウジング13
1とピストン134によって油路P1oに連通する油室
130bが形成されている。
また、このライン圧制御バルブ130においては、・・
ウジング131とスプール132によって4個の環状油
室130c〜130fが形成されている。
このように構成したライン圧制御バルブ130において
は、油路P7から油室130aに付与されるガバナ油圧
が油路P1oから油室130bに付与されるスロットル
油圧と同じであるときには、油路P1□と油路P24間
及び油路P1□と油路P25間が共に遮断され油路P2
4又は油路P25内の制御油圧が共にゼロとなる。
またガバナ油圧がスロットル油圧より犬であるときには
、油路P12に付与されたライン圧が制御されガバナ油
圧とスロットル油圧の差に応じた制御油圧が油路P25
に付与され、更にガバナ油圧がスロットル油圧より小で
あるときには、油路pHに付与されたライン圧が制御さ
れガバナ油圧とスロットル油圧の差に応じた制御油圧が
油路P24に付与されるように構成されている。
第2図の第2C図に示した速度比検出バルブ100はハ
ウジング101とスプール102と所定の弾撥力を有す
る圧縮コイルスプリング103により構成されている。
ハウジング101は10個のポーN01a〜101jを
有していて、第10ポー)101 jには油路P7が接
続され、第3ポー[01cには油路P25が接続され、
第5ポート101 bには油路P14が接続され、第7
ポー1101 gには油路P15が接続され、第9ポー
NO1iには油路P24が接続され、第1ポート101
aには油路P13を介して出力軸10に取付けたガバナ
バルブG2 (構成及び機能はガバナバルブG1
と同じ)が接続されている。
スプール102は6個のランド102a〜102fを有
しており、その下端にてコイルスプリング103に係合
し上方へ押圧されている。
またこのスプール102はハウジング101との間にて
3個の油室100 a * 100 b 、100 g
と4個の環状通路100c〜100fを形成しており、
この内、環状通路100cと100dはスプール102
に穿設した連通孔102gによって連通され、また環状
通路100eと10ofはスプール102に穿設した連
通孔102hによって連通されている。
しかして、この検出バルブ100においては、第3ポー
N01cと環状通路100cの連通期間が、第9ポート
1011と環状通路100fの連通期間と同一であって
、この連通期間は主としてポ)101c及び1011と
軸方向の幅と、環状通路100c及び100fの軸方向
の幅によって設定されている。
このため、スプール102が油室100aと100g内
に付与される両油圧及びコイルスプリング103の弾撥
力によって摺動し、第3ポート101cと環状通路10
0C及び第9ポート1011と環状通路100fがそれ
ぞれ連通すると〔換言すれば、入力軸2と出力軸10の
回転数の比(速度比)eが、両クラッチLC。
HCが同期する設定速度比e*を含む所定の範囲内(第
3図にて示したe*1〜e*2内)であるとき〕、油路
P25が油路P14に連通するとともに油路P24が油
路P15に連通する。
速度比指示信号切換バルブ110は油路P14とPI3
又は油路P13とP2Oを選択的に連通させるバルブで
あって、ハウジング111とスプール112によって構
成されている。
ハウジング111は7個のポート111a〜111gを
有していて、その第1ポーN 11aには油路P16が
接続され、第2ポート111bには油路P14が接続さ
れ、第3ポーN11cには油路P18が接続されている
また、第5ポーN11eには油路P19が接続され、第
6ポー)111 fには油路P15が接続され、第7ポ
ー)111 gには油路P17が接続されている。
スプール112は、3個のランド112a〜112cを
有しハウジング1141との間にて一対の油室110a
、110dと一対の環状通路110b、110cを形成
しているもので、油室110a(又は油室110d)に
付与される油圧によって下動(又は上動)して油路P1
8を油路P14から遮断してリザーバReに連通ずると
同時に油路P15と油路P2O間を連通させる(か又は
油路P14と油路PI3間を連通させると同時に油路P
19を油路P15から遮断してリザーバReに連通ずる
)クラッチ切換バルブ120は油路P2を油路P16又
は油路P、7に選択的に連通させて主としてバイレンジ
クラッチHC又はローレンジクラッチLCにライン圧を
供給するバルブであって、ハウジング121とスプール
122と一対のピストン123.124を具備している
ハウジング121は9個のポート121a〜1211を
有していて、その第1ポーN21a及び第4ポート12
1dには油路P16が接続され、第6ポート121f及
び第9ポート1211には油路PI7が接続されている
また、このノ・ウジング121の第2ポート121bに
は油路P18が、第5ポート121eには油路P2が、
第8ポート121hには油路P19がそれぞれ接続され
ている。
スプール122は所定の受圧面を有する3個のランド1
22a〜122cを有しており、その上端にて所定の受
圧面を有するピストン123と係脱可能に係合しその下
端にて所定の受圧面を有するピストン124と係脱可能
に係合するとともに所定の弾撥力を有する復帰スプリン
グ125と係合して、ハウジング121との間にて一対
の油室120a。
120bと一対の環状通路120c、120dを形成し
ている。
ピストン123及び124はスプール122の位置を自
己保持するもので、ハウジング121との間にてそれぞ
れ油室120e又は120fを形成している。
しかして、このクラッチ切換バルブ120においては、
その作動タイミングがスプール122と両ピストン12
3,124の各受圧面積及び復帰スプリング1250弾
撥力により設定されており、各油室に油圧が付与されて
いないときにはスプリング125の弾撥力により、また
油室120bに所定値以上の制御油圧が付与されたとき
にはその制御油圧によってスプール122が上方へ押上
げられて、油路P2が環状通路120dを通して油路P
17に連通ずるとともに油路P16がリザーバReに連
通し、また油室120aに所定値以上の制御油圧が付与
されたときにはその制動油圧によってスプール122が
下方へ押下げられて、油路P2が環状通路120cを通
して油路P16に連通ずるとともに油路P17がリザー
バReに連通ずる。
なお、油路P2が油路P、7に連通しているときには油
路P2 のライン圧が油路PITを介して油室120f
にも付与され、このライン圧によりピストン124が上
動してスプール122をその位置に保持し、また油路P
2が油路P16に連通しているときには油路P2のライ
ン圧が油路P16を介して油室120eにも付与され、
このライン圧によりピストン123が下動してスプール
122をその位置に保持する。
第2図の第2D図において前後進反転弁80はマニュア
ルシフトバルブ20の操作杆23を後進位置Rへ切換え
たときにのみ作動するバルブであってハウジング81と
スプール82と復帰スプリング83により構成されてい
る。
ノ・ウジング81は7個のポー)81a〜81gを有し
ていて、その第2ポー)81b及び第6ポー)81fに
は油路P1□が接続され、第4ポー)81dには油路P
16が接続されている。
また、このハウジング81の第3ポー)81cには油路
P20が接続され、第5ポー)81eには油路P21が
接続されている。
スプール82は3個のランド82a〜82cを有しその
上端にて復帰スプリング83により下方へ押圧されてい
て、ハウジング81との間にて一対の環状通路80a、
80bと油室80cを形成している。
しかして、この前後進反転弁80においては、油室80
cにライン圧が付与されていないとき(前進時又は中立
時)、スプール82が復帰スプリング830作用により
下方に位置し油路P16を環状通路80aを通して油路
P20に連通ずるとともに第6ポー)81 fに接続し
た油路P1□を環状通路80bを通して油路P2□に連
通し、一方油室80cにライン圧が付与されると(後進
時)、スプール82が油室80c内のライン圧によって
復帰スプリング830作用に抗して上動され、第2ポー
)81 bに接続した油路P17が環状通路80aを通
して油路P2oに連通ずるとともに油路P、6が環状通
路80bを通して油路P2□に連通ずる。
スプールバルブ90は運転状態(マニ−1−7/l/
シフトバルブ20における操作杆23の位置及び作動し
ているクラッチの状態)に応じて速度比昇降指示油供給
バルブ70から供給される圧油を第1油圧ポンプ・モー
タM1 の斜板角度を変えるアクチュエータACに適確
に供給するバルブであって、ハウジング91とスプール
92によって構成されている。
ハウジング91は7個のポー)91a〜91gを有して
いて、その第1ポー)91aには油路P2oが接続され
、第2ボード91b及び第6ポー)91fには油路P1
□が接続され、第4ポート91dには油路pHが接続さ
れている。
また、このハウジング91の第3ポー)91cには油路
P22が接続され、第5ポー)91eには油路P23が
接続され、第7ポー)91gには油路P21が接続され
ている。
しかして、このスプールバルブ90においては、ハウジ
ング91とスプール92によって一対の油室90a、9
0bと一対の環状通路90 c s 90 dが形成さ
れ、油室90aに油圧が付与されると、スプール92が
下動して油路P1゜を環状通路90cを通して油路P2
□に連通ずるとともに第6ポー)91fに接続した油路
P1□を環状通路90dを通して油路P23に連通し、
また油室90bに油圧が付与されるとスプール92が上
動して第2ポー)91bに接続した油路P12を環状通
路90cを通して油路P2□に連通ずるとともに油路P
11を環状通路90dを通して油路P23に連通ずる。
上記のように構成した本実施例の作用について説明する
と、エンジンEの停止時においては、油路P2 に油圧
が付与されていないので、バイパスクラッチ弁40のス
プール42はコイルスプリング450作用によって左方
へ押圧されてその左端停止位置に位置し、油路P8 と
油路P9が連通している。
このため、油圧ポンプ・モータM19M2間の油路P。
とPlが油路P8、バイパスクラッチ弁40の環状通路
40e及び油路P9によって連通し、機械−油圧式変速
機Hが中立状態(入力軸2に駆動力を付与しても出力軸
10が回転しない状態)となっている。
しかして、エンジンEを始動するときには、マニュアル
シフトバルブ20の操作杆23を前進位置Fより中立位
置Nに操作して始動すれば、油圧ポンプP及びガバナバ
ルブG1 が作動し、油路P2 にライン圧が付与され
るとともに油路P7に入力軸2の回転数に応じたガバナ
油圧が付与される。
これにより、バイパスクラッチ弁40の油室40bに油
路P7 を通してガバナバルブG、がらガバナ油圧が付
与されるが、バイパスクラッチ弁40(7)油室40
dにはマニュアルシフトバルブ20の第2ポー)21b
に接続した油路P2 一環状通路20a一連通孔22f
−環状通路20b−油路P3 を通してライン圧が付与
されているので、いかなるエンジン回転時においてもス
プール42はピストン44を介して付与される油室40
d内の油圧力によってその左端停止位置に押圧され油路
P8と油路P、を連通させる。
このため、機械−油圧式変速機HはエンジンEの停止時
と同様に中立状態となり出力軸10が回転することはな
く、エンジンEの空吹かしができる。
またこの始動時には、クラッチ切換バルブ120におい
て、スプ−#122がコイルスプリング1250作用に
よりその上方停止位置に押圧されて油路P2を油路P1
7に連通させるとともに油路P、6をリザーバReに連
通しているので、油圧ポンプPから付与されるライン圧
が油路P17.に付与される。
このため、ローレンジクラッチLCが作動し、クラッチ
切換バルブ120のピストン124が上動してスプール
122を上方停止位置に保持し、速度比指示信号切換バ
ルブ110のスプール112が上動シて上方停止位置に
位置する。
また、油路P1□に付与されたライン圧は、前後進反転
弁80にも付与されコイルスプリング830作用により
下方に位置しているスプール82の環状通路80bを通
して油路P21に付与され、スプールバルブ90のスプ
ール92が上動して上方停止位置に位置し油路P1、を
油路P23に連通させる。
このようにして始動した後、エンジンEがアイドリンク
状態にて駆動しているときには、速度比昇降指示油供給
バルブ70においてスプール72がコイルスプリング7
30作用により上方に位置して油路P2 を油路P1、
に連通させるとともに油路P12をリザーバReに連通
させているので、油圧ポンプPから圧送される圧油が油
路P2−油路P1□−油路P23を通ってアクチュエー
タACの下室AC1に供給されアクチュエータACのピ
ストンAC3を上方停止位置にて押圧している。
これにより油圧ポンプモータM、の吐出容積が第3図の
−VMになっている。
またこのときには、ライン圧制御バルブ130において
油室130bに付与されるスロットル油圧が油室130
aに付与されるガバナ油圧より大きくなり、油路pHに
付与されたライン圧が制御されて油路P24に付与され
る(この状態を第1状態という。
)なお、上記説明においては、前進位置Fにあったマニ
ュアルシフトバルブ20の操作杆23を中立位置Nに操
作した後、エンジンEを始動した場合について説明した
が、後進位置Pにある操作杆23を中立位置Nに操作し
た後、エンジンEを始動してアイドリンク状態にて駆動
しているときには、操作杆23が後進位置Rにあったと
き付与されたライン圧によりアクチュエータ30のビス
トン23が左端停止位置に押動されている。
その他は前述の第■状態と同じであるのでその説明は省
略する。
(この状態を第■状態という。)ところで、前述の第■
状態にてマニュアルシフトバルブ20の操作杆23を中
立位置Nから前進位置Fに操作すると、マニュアルシフ
トバルブ20において、第2ポー)21bに接続した油
路P2 がスプール220ランド22aによって遮断さ
れ、また油路P3がリザーバReに連通ずるため、バイ
パスクラッチ弁40の油室40dに付与されたライン圧
がゼロとなる。
またこれと同時に、第7ポー)21gに接続した油路P
2が油路P4に連通するとともに油路P5がリザーバR
eに連通ずる。
(この状態を第■状態という)なお、前述の第■状態に
てマニュアルシフトバルブ20の操作杆23を中立位置
Nから前進位置Fに操作した場合には、マニュアル、シ
フトバルブ20において第7ポー)21 gに接続した
油軸P2が油路P4 に連通するとともに油路P5がリ
ザーバReに連通ずることによって、アクチュエータ3
0の左室30a内に油圧ポンプPからの圧油が圧送され
るとともに右室30b内の圧油が油路P5を通してリザ
ーバReに還流する。
これによりアクチュエータ30のピストン32が作動杆
52に設けた切換用フォークCFを伴なって右方へ摺動
スる。
このピストン32の右方摺動時には、制御バルブ50の
環状通路5Qaを通して油路P2が油路P6に一時的に
連通ずるため、油路P2から油路P6 にライン圧が一
時的に付与され、バイパスクラッチ弁40のスプール4
2がピストン43を介して付与される油室40a内のラ
イン圧によって右方へ押動されて油路P8と油路29間
を一時的に遮断し、第2油圧ポンプモータM2 がモー
タ作用をして歯車5を歯車4と同一方向へ略同一回転速
度にて回転せしめるため、切換用フォークCFによって
押動されている歯車4のドッグギヤ4aが歯車5のドッ
グギヤ5aと略同期された状態にて噛合し、前述の第■
状態となる。
その後、この第■状態にて、当該車輌を平坦路において
走行させるべく、図示しないアクセルペダルを少量踏み
込むと(スロットル開度0を第2a図の点Q、にすると
)、スロットル開度−油圧変換器60においてはペダル
踏込量(スロットル開度θ)に対応するスロットル油圧
が油路PIOに付与される。
このため、供給バルブ70においてスプール72が油路
P1oから付与されるスロットル油圧によって第■状態
より引き続き上方へ押圧され、油路P2が油路pHに連
通するとともに油路P1□がリザーバReに連通ずるの
で、アクチュエータACのピストンAC3がその上方停
止位置に押圧され第1油圧ポンプ・モータM1の吐出容
積が−VMに維持されエンジンEの負荷が最低に保たれ
る。
またこのときにも、ライン圧制御バルブ130において
油室130bに付与されるスロットル油圧が油室130
aに付与されるガバナ油圧より大きくなり、油路P、1
に付与されたライン圧が制御されて油路P24に付与さ
れる。
一方、エンジンEにおいては、このアクセルペダルの踏
込みによってスロットルSが開くので、エンジンEの回
転速度が急速に上昇し、ガバナバルブG1にて生ずるガ
バナ油圧が上昇する。
しかして、エンジンEの回転速度上昇に伴なって上昇し
たガバナバルブG1のガバナ油圧がペダル踏込量により
油圧変換器60にて設定されたスロットル油圧と同じ値
になると、供給バルブ70においてスプール72に作用
するガバナ油圧による押圧力がコイルスプリング730
弾撥力とスロットル油圧による押圧力の和と等しくなっ
て油路P2が両油路pHM PI3から遮断される。
このときには、ライン圧制御バルブ130において、油
室130bに付与されるスロットル油圧が油室130a
に付与されるガバナ油圧と等しくなり、油路P24に付
与された制御油圧がゼロとなる。
また、エンジンEの回転速度が更に上昇すると、ガバナ
バルブG1 にて生ずるガバナ油圧が上昇し、供給バ
ルブ70においてスプール72が下動する。
このため、油路P2が油路P12に連通するとともに油
路P1□がリザーバReに連通し、油圧ポンプPからの
圧油が油路P2−P、□−P22を通ってアクチュエー
タACの上室AC2に流入しピストンAC3を下方へ押
動する。
これにより、第1油圧ポンプモータM、の吐出容積が−
VM〜十VMに向って変化し、速度比eが上昇し始め、
出力軸・10が正回転を始めて車輌が走行を始める。
またこのときには、ライン圧制御バルブ130において
、油室130aに付与されるガノサ油圧が油室130b
に付与されるスロットル油圧より大きくなり、油路P1
□に付与されたライン圧が制御されて油路P25に付与
される。
なお、このとき、この速度比eの上昇により当該車輌の
走行抵抗(例えば、路面抵抗、空気抵抗等)がエンジン
Eに負荷として付与され、この負荷が速度比eの上昇に
伴ない増大するので、エンジンEにおいてはその回転速
度の上昇が抑えられる。
また、この速度比eの上昇過程においては、速度比検出
バルブ・100にて油室100aに付与されるガバナバ
ルブG2のガバナ油圧が順次上昇してスプール102を
下方へ押し下げるが、この低速走行時にはエンジン出力
が小さいことにより、速度比eがe*1 にまで上昇し
ないでもエンジンEの回転速度が負荷の増大によりペダ
ル踏込量によって定めた設定回転速度になるので、油路
P24が油路P15に、又油路P25が油路P14に連
通することがない。
しかるに、エンジンEの回転速度がペダル踏込量によっ
て定めた設定回転速度になると、供給バルブ70におい
てスプール72に作用するガバナ油圧による押圧力がコ
イルスプリング730弾撥力とスロットル油圧による押
圧力の和と等しくなって油路P2が両油路ptt t
PI3から遮断される。
これによりアクチュエータACへの圧油供給が遮断され
、第1油圧ポンプモータM、の吐出容積Vが設定値に保
持される。
したがって速度比eの上昇が止まり、当該車輌が定車速
にて低速走行する。
またこのときには、ライン圧制御バルブ130において
、油室130aに付与されるガバナ油圧が油室130b
に付与されるスロットル油圧と等しくなり、油路P25
に付与された制御油圧がゼロとなる。
また、このように定車速にて低速走行している当該車輌
が坂道にさしかかり坂道を登ろうとするときには、車輌
の走行抵抗が路面抵抗の増大により増大し、エンジンE
に作用する負荷が増大するので、アクセルペダルをその
ままにしていると、エンジンEの回転速度が低下する。
これにより、ガバナバルブG1 のガバブ油圧が低下す
るので、供給バルブ70におし・てスプール72が上動
し、油路P2が油路pHに連通するとともに油路P1□
がリザーバReに連通ずる。
このため、ポンプPの圧油が油路p2pHP23を通っ
てアクチュエータACの王室AC7に供給され、ピスト
ンAC3が上動するので、第1油圧ポンプモータM1
の吐出容積が−VMに向って変化し、速度比eが低下し
、車速が低下する。
このように速度比eが低下すると、車速の低下によって
エンジンEに作用する負荷の増大が抑えられるので、エ
ンジンEの回転速度は再び設定回転速度に・もどる。
またこのときには、ライン圧制御バルブ130において
油室130bに付与されるスロットル油圧が油室130
aに付与されるガバナ油圧より大きくなり、油路pHに
付与されたライン圧が制御されて油路P24に付与され
る。
また、定車速にて低速走行している当該車輌が坂道を下
ろうとするときには、車輌の走行抵抗が路面抵抗の減少
により減少し、エンジンEに作用する負荷が減少するの
で、アクセルペダルをそのままにしていると、エンジン
Eの回転速度が増加する。
これにより、ガバナバルブG1 のガバナ油圧が上昇す
るので、供給バルブ70においてスプール72が下動し
、油路P2が油路P12に連通するとともに油路pHが
リザーバReに連通ずる。
このため、ポンプPの圧油が油路p2P12−P2□を
通ってアクチュエータACの上室AC2に供給され、ピ
ストンAC3が下動するので、第1油圧ポンプモータM
、の吐出容積が+VMに向かって変化し、速度比eが増
加し、車速か上昇する。
またこのときには、ライン圧制御バルブ130において
、油室130aに付与されるガバナ油圧が油室130b
に付与されるスロットル油圧より太き(なり、油路P1
□に付与されたライン圧が制御されて油路P25に付与
される。
しかして、この速度比eの上昇により速度比eがe*1
〜e*2になると、速度比検出)くルブ100において
スプール102が下動して油路P24を油路P15に連
通するとともに油路P25を油路P□4に連通ずる。
このため、油路P25を通して付与される制御油圧が油
路P14及び油路P18を通してクラッチ切換バルブ1
20の油室120aに付与される。
しかるに、このとき油路P25 S PI3及びPI3
を通って油室120aに付与された制御油圧が所定の値
以上である場合(スロットル油圧とガバナ油圧の差が所
定の値以上である場合)には、この制御油圧によってス
プール122が下方へ押動される。
これによりクラッチ切換バルブ120において油路P2
が油路P16に連通すると同時に油路P17がリザーバ
Reに連通し、ローレンジクラッチLCの作動が解除さ
れるとともにハイレンジクラッチHCが作動し、低速度
比域から高速度比域に切替る。
また、このときには切換バルブ110においてスプール
112がその下端停止位置まで下降し、スプールバルブ
90においてスプール92がその下端停止位置まで下降
する。
これにより、その後更に速度比eが上昇するときには油
路P12を通して供給される圧油がアクチュエータAC
の王室AC,に流入してアクチュエータACのピストン
AC3を上方へ押動するため油圧ポンプモータM1 の
容積は+VMの近傍から−VMへと変化する。
このように速度比eが上昇し車速が上昇すると、車速の
上昇によってエンジンEに作用する負荷の減少が抑えら
れるので、エンジンEの回転速度は再び設定回転速度に
なる。
(なお、上述したように速度比eがe*1〜e*2に上
昇したとき、クラッチ切換バルブ120の油室120a
に付与された制御油圧が所定の値以下である場合には、
クラッチ切換バルブ120においてスプール122が下
動しないため、クラッチの切換がなされず、当該車輌は
設定回転速度以上にて回転しているエンジンにより速度
比e又はその近傍にて運転される。
次に、上記のように平坦路を定速にて低速走行している
車輌において、アクセルペダルを深く踏み込んだ場合(
スロットル開度θを第2a図の点Q2にした場合)につ
いて説明する。
この場合、アクセルペダルの踏込みによりスロットル開
度−油圧変換器60においてはペダル踏込量に対応する
スロットル油圧が油路P1oに付与される。
このため、供給バルブ70においてスプール72が油路
P、。
から付与されるスロットル油圧によって上方へ押動され
、油路P2が油路P11に連通するとともに油路P12
がリザーバReに連通ずるので、アクチュエータACの
ピストンAC3が上方へ押動され第1油圧ポンプモータ
M1 の吐出容積が−VMに向かって変化し、速度比e
が低下してエンジンEに作用する負荷を減少する。
またこのときには、ライン圧制御バルブ130において
油室130bに付与されるスロットル油圧が油室130
aに付与されろガバナ油圧より大きくなり、油路pHに
付与されたライン圧が制御されて油路P24に付与され
る。
一方、このときエンジンEにおいては、アクセルペダル
の踏込みによってスロットルSが更に開くので、エンジ
ンEの回転速度が急速に上昇し、ガバナバルブG、にて
生ずるガバナ油圧が上昇する。
なお、このときには、速度比eが低下するが、エンジン
Eの回転速度が上昇するので出力軸100回転速度は下
がることはない。
(即ち車速が下がることはな℃・。)しかして、エンジ
ンEの回転速度上昇に伴なって上昇したガバナバルブG
1のガバナ油圧がペダル踏込量により油圧変換器60に
て設定されたスロットル油圧に対応した値になると、供
給バルブ70においてスプール72に作用するガバナ油
圧による押圧力がコイルスプリング730弾撥力とスロ
ットル油圧による押圧力の和と等しくなって油路P2が
両油路P11tP1□から遮断される。
このときには、ライン圧制御バルブ130において、油
室130bに付与されるスロットル油圧が油室130a
に付与されるガバナ油圧と等しくなり、油路P24に付
与された制御油圧がゼロとなる。
また、エンジンEの回転速度が更に上昇すると、ガバナ
バルブG1 にて生ずるガバナ油圧が上昇し、供給バル
ブ70においてスプール72が下動する。
このため、油路P2が油路P12に連通ずるとともに油
路pHがリザーバReに連通し、油圧ポンプPからの圧
油が油路p2P12 P22を通ってアクチュエータ
ACの上室AC2に流入しピストンAC3を下方へ押動
する。
これにより、第1油圧ポンプモータM1 の吐出容積が
+VMに向かって変化し、速度比eが上昇して、車速か
上昇する。
またこのときには、ライン圧制御バルブ130において
、油室130aに付与されるガバナ油圧が油室130b
に付与されるスロットル油圧より大きくなり、油路P1
2に付与されたライン圧が制御されて油路P25に付与
される。
なお、この速度比e、車速の上昇によってエンジンEに
作用する負荷が増大するが、エンジン出力が太きいため
エンジンEの回転速度は低下せず、速度比eは上昇し続
ける。
かくして、速度比eが上昇してe*、になると、検出バ
ルブ100においてスプール102が下動して油路P2
4を油路P15に連通ずるとともに油路P25を油路P
14に連通する。
このため、油路P25を通して付与される制御油圧が油
路P14及び油路P18を通してクラッチ切換バルブ1
20の油室120aに付与される。
しかるに、このとき油路P25 S PI3及びPI3
を通って油室120aに付与された制御油圧が所定の値
以上である場合(スロットル油圧とガバナ油圧の差が所
定の値以上である場合)には、この制御油圧によってス
プール122が下方へ押動される。
これによりクラッチ切換バルブ120において油路P2
が油路P、6に連通すると同時に油路P□7がリザーバ
Reに連通し、ローレンジクラッチLCの作動が解除さ
れるとともにバイレンジクラッチHCが作動し、低速度
比域から高速度比域に切替る。
また、このときには切換バルブ110においてスプール
112がその下端停止位置まで下降し、スプールバルブ
90においてスプール92がその下端停止位置まで下降
する。
これにより、その後更に速度比eが上昇するときには油
路P1□を通して供給される圧油がアクチュエータAC
の王室AC1に流入してアクチュエータACのピストン
AC3を上方へ押動するため油圧ポンプモータM、の容
積は+VMの近傍から−VMへと変化し、速度比eが上
昇して、車速が上昇する。
このように速度比eが上昇し車速が上昇すると車輌の走
行抵抗が空気抵抗等の増大により増大しついにはエンジ
ンEの回転速度が設定回転速度となる。
このため、供給バルブ70においてスプールT2に作用
するガバナ油圧による押圧力がコイルスプリング730
弾撥力とスロットル油圧による押圧力の和と等しくなっ
て油路P2が両油路pH* Pl2から遮断される。
これによりアクチュエータACへの圧油供給が遮断され
、第1油圧ポンプモータM1 の吐出容積Vが設定値に
保持される。
したがって速度比eの上昇が止まり、当該車輌が定車速
にて高速定行する。
(なお、上述したように速度比eがe*1〜e*2に上
昇したとき、クラッチ切換バルブ120の油室120a
に付与された制御油圧が所定の値以下である場合には、
クラッチ切換バルブ120においてスプール122が下
動しないため、クラッチの切換がなされず、当該車輌は
設定回転速度以上にて回転しているエンジンにより速度
比e又はその近傍にて運転される。
)ところで、このように定車速にて高速走行している当
該車輌において、アクセルペダルをもどすと、油圧変換
器60にて生ずるスロットル油圧が第2a図に示すよう
に増大するので、供給バルブ70のスプール72が上方
へ押動され、油路P2が油路Pitに連通するとともに
油路P1□がリザーバReに連通ずる。
このため、ポンプPの圧油が油路p2pHP22を通っ
てアクチュエータACの上室AC2に供給され、ピスト
ンAc2が下動する。
これにより第1油圧ポンプモータM1の吐出容積が+V
Mに向かって変化し、速度比eが低下する。
またこのときには、ライン圧制御バルブ130において
油室130bに付与されるスロットル油圧が油室130
aに付与されるガバナ油圧より大きくなり、油路pHに
付与されたライン圧が制御されて油路P24に付与され
る。
かくし* て速度比eが下降してe 2〜e*1になると、検出バ
ルブ100においてスプール102が上動して油路P2
4を油路P15に連通するとともに油路P25を油路P
14に連通ずる。
このため、油路P24を通して付与される制御油圧が油
路P7.及びPl9を通してクラッチ切換バルブ120
の油室120bに付与される。
しかるに、このとき油路P24゜Pl5及びPl、を通
って油室120bに付与された制御油圧が所定の値以上
である場合(スロットル油圧とガバナ油圧の差が所定の
値以上である場合:にば、クラッチ切換バルブ120に
おいては、スプール122がこの制御油圧によって上動
し、油路P2が油路P1□に連通すると同時に油路pt
aがリザーバReに連通し、バイレンジクラッチHCの
作動が解除されるとともにローレンジクラッチLCが作
動し、高速度比域から低速度比域に切替る。
また、このときには切換バルブ110においてスプール
112がその上端停止位置まで上昇し、スプールバルブ
90においてスプール92がその上端停止位置まで上昇
する。
その後更に速度比eが低下するときには油路pttを通
して供給される圧油がアクチュエータACの王室AC,
に流入しテヒストンAC3を上方へ押動するため油圧ポ
ンプモータM、の容積は+VMの近傍から−VMへと順
次変化する。
また、このときには、アクセルペダルをもどすことによ
りエンジン出力が低下する。
このため、エンジンEにおいては、出力が低下するにも
拘わらず、速度比eの低下によりエンジン回転速度が上
げられ、エンジンブレーキが作用する。
(なお、上述したように速度比eがe*、〜e*2に下
降したとき、クラッチ切換バルブ120の油室120b
に付与された制御油圧が所定の値以下である場合には、
クラッチ切換バルブ120においてスプール122が上
動しないため、クラッチO切換がなされず、当該車輌は
設定回転速度以下にて回転しているエンジンEにより速
度比e*又はその近傍にて運転される。
)また、上述したように定車速にて高速走行している当
該車輌が坂道にさしかかり坂道を登ろうとするときには
、車輌の走行抵抗が増大し、エンジンEに作用する負荷
が増大するので、アクセルペダルをそのままにしている
と、エンジンEの回転速度が低下する。
これにより、ガバナバルブG1のガノサ油圧が低下する
ので、供給バルブ70においてスプール72が上動し、
油路P2が油路pHに連通するとともに油路P1□がリ
ザーバReに連通ずる。
このため、ポンプPの圧油が油路P2−P11−P2□
を通ってアクチュエータACの上室AC2に供給され、
ピストンAC3が下動するので、第1油圧ポンプモータ
M1 の吐出容積が+VMに向かって変化し、速度比e
が低下し、車速か低下する。
これにより、エンジンEに作用する負荷の増大が抑えら
れてエンジンEの回転速度の低下が抑えられる。
またこのときには、ライン圧制御バルブ130において
油室130bに付与されるスロットル油圧が油室130
aに付与されるガバナ油圧より大きくなり、油路pHに
付与されたライン圧が制御されて油路P24に付与され
る。
なお、このとき、速度比eがe*2の直前まで低下して
もエンジンEの回転速度が設定回転速度にならなければ
、供給バルブ70が油路P1□に圧油を供給し続けるた
め、速度比eは更に低下し、速度比eが下降してe*2
〜e*、になると、検出バルブ100においてスプール
102が上動して油路P24を油路P15に連通ずると
ともに油路P25を油路P14に連通ずる。
このため、油路P24を通して付与される制御油圧が油
路P15及びPI3を通してクラッチ切換バルブ120
の油室120bに付与される。
しかるに、このとき油路P24 * PI3及びPI3
を通って油室120bに付与された制御油圧が所定の値
以上である場合(スロットル油圧とガバナ油圧の差が所
定の値以上である場合)には、クラッチ切換バルブ12
0においては、スプール122がこの制御油圧によって
上動し、油路P2が油路PI7に連通すると同時に油路
pt6がリザーバReに連通し、バイレンジクラッチH
Cの作動が解除されるとともにローレンジクラッチLC
が作動し、高速度比域から低速度比域に切替る。
また、このときには切換バルブ110においてスプール
112がその上端停止位置まで上昇し、スプールバルブ
90においてスプール92がその上端停止位置まで上昇
チる。
その後更に速度比eが低下するときには、油路P11を
通して供給される圧油がアクチュエータACの下室AC
1に流入してピストンAC3を上方へ押動するため油圧
ポンプモータM1 の容積は+VMの近傍から−VMへ
と順次変化し、速度比eが低下する。
(なお、上述したように速度比eがe*、〜e*2に下
降したとき、クラッチ切換バルブ120の油室120b
に付与された制御油圧が所定の値以下である場合には、
クラッチ切換バルブ120においてスプール122が上
動しないため、クラッチの切換がなされず、当該車輌は
設定回転速度以下にて回転しているエンジンEにより速
度比e*又はそ々近傍にて運転される。
)また、定車速にて高速走行している当該車輌が坂道を
下ろうとするときには、車輌の走行抵抗が減少し、エン
ジンに作用する路面負荷が減少するので、アクセルペダ
ルをそのままにしていると、エンジンEの回転速度が上
昇する。
これにより、ガバナバルブG、のガバナ油圧が上昇する
ので、供給バルブ70においてスプール72が下動し、
油路P2が油路P12に連通ずるとともに油路pHがリ
ザーバReに連通ずる。
このため、油圧ポンプPの圧油が油路p2P12 P
23を通ってアクチュエータACの下室AC1に供給さ
れ、ピストンAC3が上動するので、第1油圧ポンプモ
ータM、の吐出容積Vが−VMに向かって変化し、速度
比eが増加し、車速が上昇する。
またこのときには、ライン圧制御バルブ130において
、油室130aに付与されるガバナ油圧が油室130b
に付与されるスロットル油圧より大きくなり、油路P1
2に付与されたライン圧が制御されて油路P25に付与
される。
このように速度比eが上昇し車速が上昇すると、エンジ
ンEに作用する負荷の減少が抑えられるので、エンジン
Eの回転速度は再び設定回転速度になる。
次に逆転運転する場合について説明すると、前進位置F
にある操作杆23¥中立位置Nに操作した後、後進位置
Rに操作してアイドリンク状態にてエンジンEを駆動し
ているときには、マニュアルシフトバルブ20において
第7ポート21gに接続した油路P2が油路P5に連通
することによって、前後進反転弁80の油室80cにラ
イン圧が付与され、スプール82がコイルスプリング8
30作用に抗して上動する。
これにより油路P、7が油路P20に連通し、ライン圧
が油路P2.P17及びP2Oを通してスプールバルブ
90の油室90aに付与される。
このためスプール92が下動して油路pHを油路P2゜
に連通し、油圧ポンプPからの圧油が油路P2tP11
及びP2□を通してアクチュエータACの上室AC2
に流入する。
その結果、アクチュエータACのピストンAC3がその
下死点まで移動し、油圧ポンプモータM1 の吐出容積
が−VMから+VMに変化する。
また、この操作杆23の操作時には、油路P4がリザー
バReに連通するので、アクチュエータ30の右室30
b内に油圧ポンプPからの圧油が圧送されるとともに左
室30a内の圧油が油路P4を通ってリザーバReに還
流する。
これによりアクチュエータ30のピストン32が作動杆
52に設けた切換用のフォークCFを伴なって左方へ摺
動し、歯車4のドッグギヤ4aと歯車5のドックギヤ5
aとの噛み合いが外れる。
このピストン32の左方摺動時には、制御バルブ50の
環状通路50aを通して油路P2が油路P6に一時的に
連通ずるため、油路P2から油路P6にライン圧が一時
的に付与され、バイパスクラッチ弁40のスプール42
がピストン43を介して付与される油室40a内の油圧
によって右方へ押動されて油路P8と油路29間を一時
的に遮断する。
これにより、第2油圧ポンプモータM2がモータ作用を
して歯車6aを歯車4と同一方向へ略同−速度にて回転
せしめるため、切換用フォークCFによって押動されて
いる歯車4が歯車6と略同期された状態にて噛合する。
(この状態を第■状態という。
)なお、上記説明においては、操作杆23を前進位置F
−中立位置N−後進位置Rと操作した例について説明し
たが、操作杆23を後進位置R−中立位置N−後進位置
Rと操作しエンジンEをアイドリンク状態にて駆動して
いるときには、マニュアルシフトバルブ20において、
油路P2が油路P5 に連通するとともに油路P3及び
P4がリザーバReに連通ずることにより上述した第■
状態となる。
その後、この第■状態にてアクセルペダルを踏込めば、
出力軸10が逆転駆動される。
なお、この作動は上述した正転運転時の作動説明及び第
3図から容易に理解されると思うので、その説明は省略
する。
次に第4図〜第10図を参照して上記実施例の部分的な
変形例を説明する。
第4図は第2A図にて示したガバナバルブG1、スロッ
トル開度−油圧変換器60、供給バルブ70及びライン
圧制御バルブ130を等価的に置き換えた電気制御回路
図を示しており、図において、サーボアンプSAには、
スロットル開度θに応じて第4B図のごとく定められた
電圧n。
(上記実施例の油路P、oVC付与される油圧に相当す
る)と、入力軸2に取付けた公知の回転数センサS1か
も周波数−電圧変換回路FVを介して付与される回転数
に応じた電圧ne(上記実施例の油路P7に付与される
油圧に相当する)が付与されている。
なお、電圧n。はポテンショメータPMによってスロッ
トル開度θから第4A図のように一次的に求められた電
圧n。
′を2個の増幅器Al gA2 とA−D変換器A−D
、リードオンリメモリーROM、D−A変換器D−Aを
主体とする関数変換回路C1により変換することにより
求められている。
しかして、このサーボアンプSAにては電圧ne と
電圧n。
が常に比較・増幅され、no>n。の場合にはサーボア
ンプSAからサーボバルブSvにダウン信号(負電圧)
が伝達され、またno>neの場合にはサーボアンプS
AからサーボバルブSvにアップ信号(正電圧)が伝達
される。
これにより、サーボバルブSVにお(・ては、ダウン信
号伝達時、油路P2が油路pHに連通するとともに油路
P1□がリザーバReに連通し、またアップ信号伝達時
、油路P2が油路P1□に連通するとともに油路pHが
リザーバReに連通し、更に信号が伝達されないとき、
油路P2が両油路pH及びP1□から遮断される。
第5図は第2C図にて示した各バルブを等価的に置き換
えた電気制御回路図を示しており、また第6図は第5図
にて示した制御回路200によって制御されるソレノイ
ドバルブ220を示している。
ソレノイドバルブ220は、7個のポートを有するハウ
ジング221と、3個のランドを有するスプール222
と、このスプール222を常に図示下方へ付勢する復帰
スプリング223と、スプール222の下端に当接しソ
レノイド2250通電時上動してスプール222を上方
へ押動するプランジャ224とにより構成されており、
ハウジング221とスプール222によって一対の環状
通路220a 、220bが形成されている。
しかして、このソレノイドバルブ220においては、そ
の作動時、プランジャ224が上動してスプール222
をスプリング2230作用に抗して上方へ押動するので
、第4ポー)221dに接続した油路P2が環状通路2
20bを通して第5ポート221eに接続した油路P1
6に連通ずるとともに第3ポー)221cに接続した油
路P17が環状通路220aを通してリザーバReに連
通し、またその非作動時、スプール222が復帰スプリ
ング2230作用によりその下端停止位置に位置し、油
路P2が環状通路220aを通して油路P17に連通ず
るとともに油路P16が環状通路220bを通してリザ
ーバReに連通ずる。
また制御回路200は、第5図にて示したように、上記
変形例にて述べた電圧ne(入力軸20回転により生ず
る電圧)に速度比e*2を乗する積算回路201と、電
圧ne に速度比e*1を乗する積算回路202と、積
算回路201にて求められた出力電圧〜・e*2と出力
軸10に取付けた回転数センサS2からの出力電圧nd
とを比較する比較回路203と、回転数センサS2
からの出力電圧顯と積算回路202にて求められた出力
電圧〜・e*1とを比較する比較回路204とを具備し
ている。
しかして、比較回路203にてはn8・e ”2> n
dのとき出力電圧がリレー駆動回路205のトランジス
タT、に付与され、また比較回路204にては−〉ne
−e*1のとき出力電圧がリレー駆動回路208のトラ
ンジスタT2に付与されるよう構成されている。
また、トランジスタT1 に電圧が付与されるとリー
ドリレー206を介して常開型接点207が閉じ、トラ
ンジスタT2 に電圧が付与されるとリードリレー20
9を介して常開型接点210が閉じるように構成されて
いる。
このため両トランジスタT1゜T2 に電圧が付与され
両常開型接点207゜210が閉じると、ソレノイドバ
ルブ220の駆動回路C3と上述したサーボアンプSA
とを接続する回路C2が閉成される。
またこの制御回路200には、サーボアンプSAにて生
じるアップ信号と所定の値の信号α(クラッチ切換バル
ブ120の油室120aに付与される制御油圧の所定値
に相当する)とを比較する比較回路211と、サーボア
ンプSAにて生じるダウン信号と所定の値の信号β(ク
ラッチ切換バルブ120の油室120bに付与される制
御油圧の所定値に相当する)とを比較する比較回路21
2が組込まれており、比較回路211にては、(アップ
信号)〉(信号α)のとき出力電圧がリレー駆動回路2
13のトランジスタT3に付与され、また比較回路21
2にては、(ダウン信号)〉(信号β)のとき出力電圧
がリレー駆動回路214のトランジスタT4 に付与さ
れるように構成されている。
これにより、サーボアンプSAにてアップ信号が出れば
比較回路211にて比較され、(アップ信号)〉(信号
α)である場合には、出力電圧がトランジスタT3 に
付与されリードリレー215を介して常開型接点216
が閉じ、またサーボアンプ’SAにてダウン信号が出れ
ば比較回路212にて比較され、(ダウン信号)〉(信
号β)である場合には、出力電圧がトランジスタT4
に付与されリードリレー217を介して常閉型接点21
8が開く。
換言すれば、この制御回路200においては、速度比e
がe*1〜e*2内であれば回路C2に介装した両常開
型接点207,210が閉じ、このときサーボアンプS
Aからアップ信号が出てこの値が所定値α以上である場
合には駆動回路C3内の常開型接点216が閉じソレノ
イドバルブ220のソレノイド225が通電する。
(なお、この通電は駆動回路C3中に介装した電磁スイ
ッチ2190作用により自己保持される。
)また、回路C2に介装した両常開型接点207,21
0が閉じた状態にてサーボアンプSAからダウン信号が
出てこの値が所定値β以上である場合には、駆動回路C
3内の常閉型接点218が開きソレノイド225への通
電が遮断される。
したがって、この制御回路200により制御されるソレ
ノイドバルブ220によっても上記実施例と同様の作動
が得られる。
第7図は、第2c図にて示した速度比検出バルブ100
の変形例を示した図であって、図中符号140は下降速
度比検出バルブを示し、符号150は上昇速度比検出バ
ルブを示している。
下降速度比検出バルブ140は油路P24と油路P2O
間を連通又は遮断するバルブであって、ハウジング14
1とスプール142とピストン143を具備している。
ハウジング141は9個のポーN41a〜1411を有
しており、その第1ポN41aには油路P13が接続さ
れ、第3ポーN41cには油路P1□が接続され、第4
ポート141dには油路P24が接続されている。
またこのハウジング141の第5ポーN41e及び第9
ポーN41iには油路P19が接続され、第7ポー)1
41gには油路P7が接続されている。
なお、第2ポート141bには油路P13が接続され、
第8ポーN41hには油路P7が接続されている。
スプール142は3個のランド142a。142b、1
42cを有しており、その上端にてピストン143と係
脱可能に係合するとともに所定の弾撥力を有するコイル
スプリング145と係合してハウジング141間にて一
対の油室140a。
140bと環状通路140cを形成している。
、ピストン143はハウジング141とによって油室1
40dを形成し、またスプール142のランド142c
はハウジング141とによって油室140eを形成して
いる。
しかして、この下降速度比検出バルブ140においては
、ローレンジクラッチLCが作動状態にあると、油室1
40a内に油路P1□を通してライン圧が付与されるた
め、速度比eがどのように変化しても、スプール142
はその下端停止位置に押圧され油路P24と油路P2O
間の通路を遮断する。
また、この下降速度比検出バルブ140においては、バ
イレンジクラッチHCが作動状態にあると、スプール1
42が油室140b内に付与されるガバナバルブG1か
らの油圧による上方への押圧力とコイルスプリング14
50弾撥力及びピストン143を介して付与されろ油室
140d内のガバナバルブG2からの油圧による下方へ
の押圧力との差によって上下動し、速度比eがe*2以
下になると、油路P24と油路P2O間に連通ずる。
上昇速度比検出バルブ150は油路P26と油路pts
間を連通又は遮断するバルブであって、下降速度比検出
バルブ140と実質的に同様に構成されているので、同
一部分には類似符号を付してその説明は省略する。
しかして、この上昇速度比検出バルブ150においては
、ローレンジクラッチLCが作動状態にあると、スプー
ル152が油室150b内に付与され、るガバナバルブ
G2がらの油圧による下方への押圧力とコイルスプリン
グ1550弾撥力及びピストン153を介して付与され
る油室150d内のガバナバルブG1からの油圧による
上方への押圧力との差によって上下動し、速度比eがe
*1以上になると、油路P25と油路pis間が連通ず
る。
また、この上昇速度比検出バルブ150においては、バ
イレンジクラッチHCが作動状態にあると、油室150
a内に油路P16を通してライン圧が付与されるため、
速度比eがどのように変化しても、スプール152はそ
の上端停止位置に押圧され油路P25と油路218間の
連通を遮断する。
第8図は第2C図及び第7図にて示したクラッチ切換バ
ルブ120の変形例を示した図であって、図中符号16
0はローレンジクラッチ切換バルブを示し、符号170
はハイレンジクラッチ切換バルブを示して(・る。
ローレンジクラッチ切換バルブ160は、油路P□7を
油路P2又はリザーバReに接続するとともに油路P1
6′を油路P16又はリザーバReに接続する切換バル
ブであって、ハウジング161とスプール162とピス
トン163を具備している。
ハウジング161は9個のポート161a〜1611を
有しており、その第1ポート161a及び第4ポー)1
61 dには油路P1□が接続され。
第2ポー)161bには油路P19が接続され、第5ポ
ーN61eには油路P2が接続されている3また、この
ハウジング161の第6ポー)161 fには油路P1
6が接続され、第7ポーN61gには油路P16′が接
続され、第9ポーN61iには油路P18が接続されて
いる。
(なお、油路P16′の他端は上昇速度比検出バルブ1
50の第3ポー)151 cに接続されている。
)スプール162は所定の受圧面を有する3個のランド
162a〜162cを有しており、その上端にて所定の
弾撥力を有するコイルスプリング164と係合しその下
端にて所定の受圧面を有するピストン163と係脱可能
に係合して、ハウジング161との間にて一対の油室1
60a、160bと一対の環状通路160 c 、 1
60dを形成している。
ピストン163はスプール162の上動位置を自己保持
するもので、ハウジング161との間にて油室160e
を形成している。
しかして、このローレンジクラッチ切換バルブ160に
おいては、その作動タイミングがスプール162とピス
トン163の各受圧面積及びコイルスプリング1640
弾撥力により設定されており、スプール162が下動し
た状態にて油室160aに第1設定値(クラッチ切換バ
ルブ120の油室120bに付与される制御油圧の所定
値よりも小さい値)以上の制御油圧が付与されるとその
制御油圧によってスプール162が上方へ押し上げられ
、第4ポート161dに接続した油路P1□が油路P2
に連通するとともに油路P16′が油路pieとの連通
を遮断されてリザーバReに連通ずる。
またこのようにスプール162が上動した状態にて油室
160bに第2設定値(クラッチ切換バルブ120の油
室120aに付与される制御油圧の所定値に相当する値
)以上の制御油圧が付与されるとその制御油圧によって
スプール162が下方へ押し下げられ、第4ポー)16
1 dに接続した油路P17が油路P2 との連通を遮
断されてリザーバReに連通ずるとともに油路P16′
が油路P□6に連通ずる。
ハイレンジクラッチ切換バルブ170は、油路P16を
油路P2又はリザーバReに接続するとともに油路P1
□′を油路P17又はリザーバReに接続する切換バル
ブであって、ローレンジクラッチ切換バルブ160と実
質的に同様に構成されているので、同一部分には類似符
号を付してその説明は省略する。
しかして、このハイレンジクラッチ切換バルブ170に
おいては、その作動タイミングがスプール172とピス
トン173の各受圧面積及びコイルスプリング1740
弾撥力によりローレンジクラッチ切換バルブ160の作
動タイミングとは異なった値に設定されており、スプー
ル172が上動した状態にて油室170aに第1設定値
(クラッチ切換バルブ120の油室120aに付与され
る制御油圧の所定値よりも小さい値)以上の制御油圧が
付与されるとその制御油圧によってスプール172が下
方へ押し下げられ、第4ポーN 71 dに接続した油
路P16が油路P2に連通するとともに油路P17′が
油路P1□との連通を遮断されてリザーバReに連通ず
る。
またこのようにスプール172が下動した状態にて油室
170bに第2設定値(クラッチ切換バルブ120の油
室120bに付与される制御油圧の所定値に相当する値
)以上の制御油圧が付与されるとその制御油圧によって
スプール172が上方へ押し上げられ、第イボ−)17
1 dに接続した油路ptaが油路P2 との連通な
遮断されてリザ→”Reに連通ずるとともに油路P1□
′が油路P17に連通ずる。
すなわち、この第8図に示したローレンジクラッチ切換
バルブ160と・・イレンジクラッチ切換バルブ170
かもなるクラッチ切換バルブにおいては、ローレンジク
ラッチLCのみが作動し且つ・ * 速度比eかe 1〜e*2になっている場合において、
油路P□8に油圧が供給され、油路P18の油圧が第1
設定値に達すると、ハイレンジクラッチ切換バルブ17
0のスプール172が下動して油路P16にライン圧が
供給され、ローレンジクラッチLCとハイレンジクラッ
チHCが共に作動する。
その後、油路P18の油圧が上昇して第2設定値に達し
た時には、ローレンジクラッチ切換バルブ160のスプ
ール162が下動して油路P17をリザーバReに連通
し、ローレンジクラッチLCの作動を解除する。
しかしながら、油路P18の油圧が第2設定値に達しな
い時には該油圧が第1設定値より低くなっても両クラッ
チLC,HCが作動し続け、油路P19に油圧が供給さ
れ且つ該油圧が第2設定値に達した時、・・イレンジク
ラッチ切換バルブ170のスプール172が上動してハ
イレンジクラッチHCの作動を再び解除する。
ハイレンジクラッチHCのみが作動し且つ速度比eIJ
″−e*1〜e*2になっている場合において、油路P
19に油圧が供給され、該油圧が第1設定値に達すると
、ローレンジクラッチ切換バルブ160のスプール16
2が上動して油路P1□にライン圧が供給され、ハイレ
ンジクラッチHCとローレンジクラッチLCが共に作動
した状態となる。
その後、油路P19の油圧が上昇して第2設定値に達し
た時には、ハイレンジクラッチ切換バルブ170のスプ
ール172が上動して油路P□6をリザーバReに連通
し、ノ・イレンジクラッチHCの作動を解除する。
しかしながら、油路P19の油圧が第2設定値に達しな
い時には該油圧が第1設定値より低くなっても両クラッ
チが作動し続け、油路P18に第2設定値の油圧が供給
された時、スプール162が下動してローレンジクラッ
チLCの作動を再び解除する。
第9図は第8図にて示した各バルブを等制約に置き換え
た電気制御回路図を示しており、また第10図は第9図
にて示した制御回路230によって制御されるソレノイ
ドバルブ240を示している。
ソレノイドバルブ240は、7個のポートを有するハウ
ジング241と、3個のランドを有するスプール242
と、このスプール242を中立位置に弾撥的に支持する
一対のコイルスプリング243.244と、スプール2
42に対向して配置した一対のソレノイド245.24
6及びプランジャ247,248とにより構成されてお
り、ハウジング241とスプール242によって一対の
環状通路240a 、240bが形成されている。
しかして、このソレノイドバルブ240においては、両
ソレノイド245,246が共に非通電状態であると、
両コイルスプリング243.244の作用によりスプー
ル242が中立位置にあって油路P2を油路pi6及び
Pl、に連通する。
また、このソレノイドバルブ240においては、ソレノ
イド245が通電されると、シランジャ247がスプー
ル242を下方へ押動するので、油路P2と油路P12
間の連通が遮断され、ソレノイド246が通電されると
、プランジャ248がスプール242を上方へ押動する
ので、油路P2 と油路PI3間の連通が遮断される。
制御回路230は、第9図にて示したように、第5図に
て示した制御回路200に、一対の比較回路231.2
32と、一対のリレー駆動回路233.234と、ソレ
ノイドバルブ240におけるソレノイド246の駆動回
路C4を付加したものであって、駆動回路C3がソレノ
イドバルブ240におけるソレノイド245の駆動回路
となっている。
比較回路231はサーボアンプSAにて生じるアップ信
号と所定の値の信号γとを比較する回路であって、(ア
ップ信号)〉(信号γ)のとき出力電圧がリレー駆動回
路233のトランジスタT5 に付与されるように構成
され、また比較回路232はサーボアンプSAにて生じ
るダウン信号と所定の値の信号δとを比較する回路であ
って、(ダウン信号)〉(信号δ)のとき出力電圧がリ
レー駆動回路234のトランジスタT6に付与されろよ
うに構成されている。
またトランジスタT5 に電圧が付与されるとリードリ
レー235を介して常閉型接点238が開き、トランジ
スタT6 に電圧が付与されるとリードリレー237を
介して常開型接点236が閉じるように構成されている
なお、この制御回路230においては、信号αとγの関
係がα〉γに設定され、また信号βとδの関係がβくδ
に設定されている。
このように構成した制御回路230においては、エンジ
ンEの始動と同時に図示しない電気回路からリレー駆動
回路234のトランジスタT、に一時的に電圧が付与さ
れるので、駆動回路C4が閉・成されソレノイド246
が通電する。
(なお、この通電は駆動回路C4中に介装した電磁スイ
ッチ239によって自己保持される。
)これにより、ソレノイドバルブ240においてスプー
ル242がプランジャ248によって上動され油路P2
と油路pta間の連通が遮断される。
このような状態にて速度比eが上昇しe*1〜e*2に
なると、回路C2が第5図において説明したごとく、閉
成されるので、サーボアンプSAにて生じるアップ信号
が比較回路211及び231に付与される。
し・かして、このときサーボアンプSAにて生じるアッ
プ信号が信号γより犬であると、比較回路231からト
ランジスタT、に出力電圧が付与されるため、常閉型接
点238が開きソレノイド246への通電が遮断される
これによりソレノイドバルブ240においてはスプール
242が中立位置に復帰し油路P2が油路pta及びP
1□に連通する。
またサーボアンプSAにて生じるアンプ信号が信号αよ
り犬であると、比較回路211がらトランジスタT3に
出力電圧が付与されるため、常開型接点216が閉じソ
レノイド245が通電される。
これによりソレノイドバルブ240においてはスプール
242がプランジャ247によって下方へ押動され油路
P2 と油路P07間の連通が遮断される。
また、このように油路P2 と油路217間が遮断され
た状態にて速度比eが下降しe*2〜e*1になると、
回路C2が再び閉成されるので、サーボアンプSAにて
生じるダウン信号が比較回路212及び232に付与さ
れる。
しかして、この□ときサーボアンプSAにて生じるダウ
ン信号が信号βより犬であると、比較回路212からト
ランジスタT4に出力電圧が付与されるため、常閉型接
点218が開きソレノイド245への通電が遮断される
これによりソレノイドバルブ240においてはスプール
242が中立位置に再び復帰し油路P2が油路P16及
びP1□に連通する。
またサーボアンプSAにて生じるダウン信号が信号δよ
り大であると、比較回路232からトランジスタT6に
跡力電圧が付与されるため、常開型接点236が閉じソ
レノイド246が通電される。
これによりソレノイドバルブ240においてはスプール
242がプランジャ248によって上方へ押動され油路
P2 と油路PI3間の連通が遮断される。
なお、上記実施例においては、速度比検出バルブとして
速度比。
が。*1〜e*2内にあるとき油路P24と油路P15
及び通路P25と油路P14と共に連通ずる速度比検出
バルブ100又は下降速度比検出バルブ140と上昇速
度比検出バルブ150とからなる速度比検出バルブを採
用した例について説明したが、これを速度比eがe*、
にあるときのみ油路P24と油路P15及び油路P25
と油路P14を共に連通ずる速度比検出バルブに代えて
実施しても、本発明による作用・効果は上記実施例と実
質的に同様となる。
(この変形例を実施する場合には、例えば第7図及び第
8図にて示した下降速度比検出バルブ140の作動時期
を変え、速度比eがe*1以下になると、油路P24と
油路P2O間が連通ずるようにすればよい。
また、この変形例を電気的に実施する場合には、例えば
第5図にて示した制御回路200における積算回路20
1を電圧n。
に速度比e*、を乗する回路に置換すればよい。
)また、上記実施例及び変形例においては、速度比eを
、入力軸2に取付げたガバナバルブG、又は回転数セン
サS1 と、出力軸10に取付げたガバナバルブG2
又は回転数センサS2 とによって得られた信号により
求めた例を示したが、この速度比eは入力軸2、出力軸
10、ローレンジクラッチLC及びハイレンジクラッチ
HCのいずれか2部材の回転速度を検出することにより
求められるものである。
また、上記実施例及び変形例においては、本発明を出力
分割形の機械−油圧式変速機に実施した例を示したが、
本発明は入力分割形の機械−油圧式変速機又はその地形
式の機械−油圧式変速機にも実施できるものである。
以上詳述したとおり、本発明においては、上記実施例に
て例示したごとく、前記ライン圧制御バルブ130によ
って前記クラッチ切換バルブ120に付与される油圧を
制御して、スロットル油圧とガバナ油圧の差が一定値以
上に達したときにのみクラッチ切換バルブ120の切換
え作動を行なわせるようにしたことにその構成上の特徴
があり、これによって種機械−油圧式変速機におけるク
ラッチ手段の不必要な切換え作動を防止して車輌の乗り
ごこちを良好にすることができ、かつ変速機の耐久性を
高めることができる。
□図面の簡単な説明 第1図は本発明による機械−油圧式変速機の一実施例を
示す概略的構成図、第2図は第1図にて示した機械−油
圧式変速機の作動を制御する制御装置を示していて、第
2A図はスロットル開度−油圧変換器、供給バルブ及び
ライン圧制御バルブを主体とする構成図、第2B図はマ
ニュアルシフトバルブ、バイパスクラッチ弁及び前後進
切換用フォークを主体とする構成図、第2C図は速度比
検出バルブ、速度比指示信号切換バルブ及びクラ)ツチ
切換バルブを主体とする構成図、第2D図はクラッチ装
置、前後進反転弁、スプールバルブ及びアクチュエータ
の構成図である。
なお第2a図はスロットル開度とスロットル油圧の関係
を示すグラフである。
第3図は速度比と可変容積型油圧1ポンプモータの吐出
容積との関係を示すグラフ、第4図は第2A図にて示し
た構成部材の電気的変形例を示す電気回路図であって、
第4A図はスロットル開度とポテンショメータにより求
められる電圧との関係を示すグラフ、第4B図はスロッ
トル開度と関数変換回路により求められる電圧との関係
を示すグラフである。
第5図は第2C図にて示した構成部材の電気的変形例を
示す電気制御回路図、第6図は第5図にて示した電気制
御回路によってその作動を制御されるソレノイドバルブ
の1構成である。
第7図は第2C図にて示した速度比検出バルブの変形例
を示す構成図、第8図は第2C図及び第7図にて示した
クラッチ切換バルブの変形例を示す構成図、第9図は第
8図にて示した構成部材の電気的変形例を示す電気制御
回路図、フ第10図は第9図にて示した電気制御回路に
よってそめ作動を制御されるソレノイドバルブの構成図
である。
符号の説明、2・・・・・・入力軸、10・・・・・・
出力軸、20・・−・・・マニュアルシフトバルブ、4
0・・−・・−バイパスクラッチ弁、60・・・・・・
スロットル開度−油圧変換器、70・・・・・・速度比
昇降指示油供給バルブ、80・・・・・・前後進反転弁
、90・・・・・・スプールバルブ、100・・・・・
・速度比検出バルブ、110・・・−・・速度比指示信
号切換バルブ、120・・・・・・クラッチ切換バルブ
、130・・・・・・ライン圧制御バルブ、140・・
−・・・下降速度比検出バルブ、150・・・・・・上
昇速度比検出バルブ、160・・・・・・ローレンジク
ラッチ切換バルブ、170・・・・・・バイレンジクラ
ッチ切換バルブ、200・・・・・・電気制御回路、2
20・・・・・・ソレノイドバルブ、230・・・・・
・電気制御回路、240・・・・・・ソレノイドバルブ
、AC・・・・・・アクチュエータ、D・−・・・・差
動歯車機構、E・・・・・・エンジン、G1・・・・・
・入力軸に取付げたガバナバルブ、G2・・・・・・出
力軸に取付けたガバナバルブ、H・・−・・・機械−油
圧式変速機、Ml・−・・・・可変容積型の第1油圧ポ
ンプモータ、M2・・・・・・定容積型の第2油圧ポン
プモータ、S・・−・・・スロットル、Sl・・・・・
・入力軸に取付けた回転数センサ、S2・・・・・・出
力軸に取付けた回転数センサ、LC・・・・・・ローレ
ンジクラッチ、HC・・−・・・バイレンジクラッチ、
θ・−・・・スロットル開度、。
・、。・・・速度比。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 人力軸と出力軸間に低速度比域駆動夕1比高速度比
    域駆動列を完成する動力伝達機構と、前記入力軸又は出
    力軸に作動的に接続される第1油圧ポンプモータと、 この第1油圧ポンプモータによってその作動を制御され
    かつ前記動力伝達機構の低速又は高速度比域駆動列に選
    択的に接続される第2油圧ポンプモータと、 当該変速機の速度比を変化させるため前記両油圧ポンプ
    モータの少なくとも一方の容積を制御するアクチュエー
    タと、 エンジンのスロットル開度に対応する信号と前記入力軸
    の回転速度に対応する信号に応答して前記アクチュエー
    タに供給される圧油の供給方向を制御する供給バルブと
    、 前記第1油圧ポンプモータ又は第2油圧ポンプモータを
    前記動力伝達機構の各駆動列に選択的に接続するクラッ
    チ手段と、 前記入力軸と出力軸の相対的速度を検出する速度比検出
    手段と、 この速度比検出手段からの信号に応答して作動し前記ク
    ラッチ手段の切換え作動を制御するクラッチ制御手段と
    を備えた機械−油圧式変速機において、 エンジンのスロットル開度に対応する信号と前記入力軸
    の回転速度に対応する信号に応答して前記クラッチ制御
    手段の作動を制御し前記両信号の差が所定の値以上に達
    したときにのみ前記クラッチ制御手段の作動を有効にす
    る手段を設けたことを特徴とする機械−油圧式変速機。
JP51046752A 1976-04-23 1976-04-23 機械−油圧式変速機 Expired JPS5819904B2 (ja)

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