JPS58193424A - 電子体重計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子体重計に係り、特に、過去の測定結果の
記憶、およびその利用に供しうる電子体重計に関するも
のである。

測定結果をデジタルで表示する体重計が、わが国内でも
発売されているが、その表示が、回転円盤から電子的な
デジタル表示になっただけで、エレクトロニクス技術を
特に有効に利用しているわけではなかったものである。

すなわち、たとえば、体重をばねによって機械的な位置
変化としたのち、デジタル表示の体重計では、これを差
動トランスなどのセンサーでアナログ電気量とし、さら
にＡ／Ｄ　（アナログ／デジタル）変換して、７セグメ
ント表示器をドライブしているが、コスト的には、機械
式の体重計より高いものとなっている。

本発明は、上記に鑑み、Ａｌ１）変換されたのちのデー
タを記録、再生するＩＣ（集積回路）が、アナログ部に
比ベコスト的に安く、技術的にも容易に実現できること
に着目して開発したものであるとともに、過去の測定値
を記憶し、必要時に、これを呼び出すことができるよう
にした電子体重計の提供を、その目的とするものである
。

なお付言すると、過去１回の測定比較のみでは、食前２
食後による増減などにより、体重の推移が正確に把握で
きないが、記録を２回以上とすることにより、体重の増
減を容易に把握せしめうるようにしたものである。

本発明の特徴は、測定値をデジタル表示するようにした
電子体重計において、その表示器と同一面上に、読み出
し、書き込みモードに係る切換スイッチと、実行スイッ
チとを設けるとともに、そのメモリに測定値を記録する
エリアを設けたマイクロプロセッサを備え、上記２個の
スイッチの操作により、測定値の書き込み、読み出しが
できるように構成した電子体重計にある。

なお、詳しくは、Ｃ−ＭＯ８ＩＣのごとく、消費電力の
小さなＩＣによってカレンダ計数と、過去データの保持
を常時行い、必要に応じてキー操作により、自己の過去
２回以上の体重測定結果を表示させることによって、小
さな電力で、有効な測定機能を付加するようにしたデジ
タル表示の電子体重計に係るもので、前記の機能を実行
するために、測定結果を記録、再生させるスイッチ２個
を表示パネル面に設け、マイクロプロセッサのメモリ部
に２回以上の過去情報を格納するエリアを設けて、過去
の測定結果を閲覧可能としたものである。

次に、本発明に係る実施例を、各図を参照して説明する
。

ここで、第１図は、本発明の一実施例に係る電子体重計
の外観斜視図、第２図は、その動作回路のブロック図、
第３図は、そのマイクロプロセッサのメモリ部における
測定値および測定日の収納の理解に供されるだめの概要
説明図、第４図ない　　　　１１し第８図は、そのマイ
クロプロセッサのフローチャート図である。

まず、第１図ないし第３図に基づいて説明する。

１は、電子体重計の本体、ＩＡは、踏板に係る本体上ケ
ース（以下、踏板という。）、２は本体下ケースで、内
部には踏板ＩＡのどこに荷重が負荷されても、正しい測
定が行えるように、周知の４節リンクと、機械的目盛板
に代る、後述のオプトエンコーダ（０，Ｅ、）１６が組
込まれている。

３は、測定結果を表示するインジケータ部で、本実施例
では、キー操作を容易にするため、本体１と分離して独
立したケースにまとめである。

４ａ、４ｂは、本体１とインジケータ部３を係合させる
係合爪で、インジケータ部３を棚や壁に取付けないとき
は、これを本体１と係合させて一体化できるようにした
ものであシ、５は、インジケータ部３を壁などに掛ける
ための穴である。

６は、本体１のオプトエンコーダ１６の出力をインジケ
ータ部３内の電子回路部に電気的に接続する接続ケーブ
ル、７は、接続ケーブル６の先端にある本体側プラグで
、これを、図示省略の本体リセプタクルに差込むと、体
重測定が可能となるものである。

８は、本体下ケース２の端面に設けられたフッ　。

トスイツチ（８Ｗ２）で、足先で蹴り込むことによりＯ
Ｎするようにしである。

１０は、インジケータ部３の上面左端に設けた３ステー
トのスライドスイッチ（８Ｗ１　）で、その三つの位置
は、「月日設定」、ｒＫｇ表示」、「Ｌｂ（ポンド）表
示」に対トするものである。

１１．１２．１３は、インジケータ部３の上面に独立し
て設けられるキースイッチで、キースイッチ１ｉＳＷ３
）は、読み出し、書き込みモードの切換スイッチに係る
ものであり、キースイッチ１２（８Ｗ４）は個人指定ス
イッチに係るものであり、またキースイッチ１３（８Ｗ
５）は実行スイッチに係るものである。

しかして、上記のインジケータ部３の内部には、前述の
表示器９、スライドスイッチ１０、キースイッチ１１，
１２．１３を実装した図示省略の回路基板と、同じく図
示省略の電源用アルカリマンガン電池が収納されている
ものである。

１４．１５は、前述した回路基板に取付けられ、インジ
ケータ部３の上面から閲覧可能な表示灯（ＬＭＩ、ＬＭ
２）で、表示灯１４は、電子体重計に係る装置が書き込
み可能の状態にあることを示すもの、表示灯１５は、同
装置が記憶の読み出しモードにあることを示すものであ
る。

１６は、既述のように、本体１内に組込まれたオプトエ
ンコーダ（０，Ｅ、）で、２対のホトインタラプタと、
回転円板とよりなるものであるが、その構成は、本発明
に係るものと直接、関係がないので、その詳細説明を省
略する。

１７は、さきに述べた、表示器９などを実装した図示省
略の回路基板に、同じく実装された、４Ｂｉｔ−Ｃ−Ｍ
ＯＳマイコンニ係ルフルマイクロプロセッサ下、ＭＰＵ
という。）である。

このＭＰＵ１７に係るマイコンには、電源電池が挿入さ
れている間、常時働くカレンダ機能ト、−殻体重量ｌ定
のだめの演算のほか、第３図に示すごとく、３回の過去
の測定値に係る測定記録を日付とリンクしたものを５セ
ツト、常時記憶しておくレジスタを有しているものであ
る。

すなわち、第３図のＰＩ−Ｐ５は、個人指定スイッチに
係るキースイッチ１２によって指定された個人コードに
対応するレジスタ群である。

そして、図示の１００１は、個人コード°°１″の最も
新しい測定を記録した日付を格納する記録日記憶レジス
タ、１００２は、そのときの測定結実用記憶レジスタで
ある。

また、１００３は、前々回の記録日記憶レジスタ、１０
０５は、さらにその前の記録日記憶レジスタであり、そ
れぞれ、測定結実用記憶レジスタ１００４゜１００６を
有するものである。

これらのレジスタ群は、上記のＣ−ＭＯＳ　マイコンに
係るＭＰＵ１７におけるＲＡＭ　（ランダムアクセスメ
モリ）に設けてあり、電池が装置に収納されている間は
、表示および測定を行わないときでも常時通電されて、
記憶を保持するようにしたものである。

次に、ＭＰＵ１７のシーケンスについて、第４図ないし
第８図のフローチャート図により説明する。

しかして、第４図ないし第８図のフローチャート図にお
いて、それらのチャートにおける各ブロックの側方に付
した■、■・・・■の符号は、各ステップの番号を示す
ものであり、以下台ステップを、単に■、■・・・Ｏで
示すことにする。

ＭＰＵ１７は、通電によって割込みをマスクし、初期設
定を行ってのち、割込み待ちとなる。

これは、ＭＰＵ１７の電力消費を小さくするためであり
、メインプログラムはスタンバイ状態を続ける。待機状
態におけるインタラブドプログラムは、第４図に示すよ
うに、各スイッチ１０〜１３とフットスイッチ８をチェ
ックすることと、日付（カレンダー）の更新を行うこと
である。

待機プログラムはまず、■でＳＷｌ、すなわち月日設定
・Ｋｇ−Ｌｂ切換用３接点スイッチに係るスライドスイ
ッチ１０の位置をチェックする。

前記のスライドスイッチ１０が月日設定位置にあるとき
は、第５図のＯの月日設定ルーチンを実行する。前記の
スライドスイッチ１０がＫｇまたはＬ　ｂのときは、■
でＳＷ２、すなわちフットスイッチ８の０Ｎ−ＯＦＦを
チェックし、ＯＮであれば、第６図の体重測定ルーチン
Ｏを実行し、ＯＦＦのときは、■のｒｓＷ３チェック」
、すなわちモード切換えに係るキースイッチ１１をチェ
ックする。モード切換えのキースイッチ１１がＯＮされ
ると、第７図に示す記憶読み出しルーチンＯが実行され
、ＯＦＦのときは、■でカレンダの更新を行って元の位
置にループする。

第５図に示す月日設定プログラムＯは、使用者が装置に
電池を入れたとき、使用者がスライドスイッチ１０（Ｓ
ＷＩ）を「月日設定」位置としたときに呼び出され、表
示器９に、月を１０００位と１００位の桁に、日を１０
位と１位の桁にそれぞれ表示する（Ｏ）。

表示はｏｏ−ｏｏ”であり、■でモード切換えのキース
イッチ１１（ＳＷ３）がＯＮされると、月をカウントア
ツプする。１２を超えると１に戻り、さらにカウントア
ツプする。

■でＳＷ４、すなわち個人コード指定に係るキースイッ
チ１２をチェックし、信号有りのときは、日の表示をカ
ウントアツプする。日付表示は、３１を超えると１に戻
ってカウントアツプを繰りかえすものである。

さらにＯのＳＷ５、すなわち実行スイッチに係るキース
イッチ１３のチェックにより、キースイッチ１３が押下
され信号が入ると、表示器９に表示された月日が＠のカ
レンダに設定されると同時に、″表示器９の月日表示に
代って、１ｏｏｏ位と１００位に時間が表示される（Ｏ
）。＠で再びＳＷ３、すなわちモード切換えに係るキー
スイッチ１１をチェックし、ＯＮのときは、表示器９の
時間をＯで更新する。■でＳＷ５　（実行スイッチに係
るキースイッチ１３）をチェックし、ＯＮのときは、表
示器９に表示された時間をカレンダに設定する（Ｏ）。

時間は２４時間タイマーとしである。

スライドスイッチ１ｏをＫｇまたはＬｂにセットしたと
き、表示器９の表示が消え、■でインタラブドを終了し
てメインルーチンに戻る。

また、さきの■でフットスイッチ８（ＳＷ２）の信号を
チェックする。

スライドスイッチ１０が“Ｋｇ”位置にあるときは、Ｏ
のＫｇ計算プログラムがセットされ、”　Ｌ　ｂ　”位
置にあるときは、ＯのＩ、ｂ計算プログラムがセットさ
れる。

そして、■で表示器９の点灯時間を決めるタイマーがス
タートする。

Ｏは、オプトエンコーダ１６の出力から、選定された上
記ＯのＫｇｚあるいはＯのＩ、　ｂによる演算実行を行
い、ホールト処理して結果をＯで表示器９に表示するも
のである。

次いでＯでタイマーに係るＯをチェックし、所定時間ま
では表示を保持しておくが、所定時間（約２０秒）後は
、表示器９による電池の消耗を防ぐため、■で表示器９
を消去して、■でメインルーチンに戻るものである。

さらに、第７図に示す測定結果の呼び出し記録に関する
プログラム○は、５Ｗ３（モづ切換えに係るキースイッ
チ１１）押下の第４図の■によって呼び出され、”ＲＥ
ＡＤ”を意味するＬＭ２ランプの表示灯１５と、表示器
９の１００位の桁に個人コード数字を表示する（■）。

個人コードナンバーは、第３図に示すレジスタ群のＰ１
〜Ｐ５に対応する１〜５の数であり、当初″′１″′が
表示される。Ｏで、再びＳＷ３をチェックし、ＯＮのと
きは、第８図の書き込みプログラム＠を呼び出すが、再
度ＳＷ３、すなわちモード切換えのキースイッチ１１を
押下すると、＠でチェースイッチ１２）をチェックし、
信号があれば、■で個人コード数字をカウントアツプし
、■で表示器９に数値を表示する。個人コード数が５に
なったときは、次の信号で１に戻ってカウントアツプを
繰り返す。

■で８Ｗ５　（実行スイッチに係るキースイッチ１３）
をチェックし、信号があったときは、ＯでカウンタＩを
１として、該当個人コードの最近の測定日、たとえば個
人コードが１では１００１イツチ１３）を押す信号を受
けると、表示器９の月日表示に代って、Ｏで測定結果１
００２を表示する。

より、前々回体重１００６を表示しだのち、ＳＷ５ンル
ーチンに＠から戻る。

書き込みの場合は、装置が書き込み状態であることを知
らせるＬＭＩランプの表示灯１４を第８図のＯで点灯さ
せる。ＯでＳＷ４　（個人指定の個人コードに係るキー
スイッチ１２）をチェックし、信号があれば、個人コー
ド数をプラス１して表示器９に＠で表示する。（）でＳ
Ｗ５　（実行スイッチに係るキースイッチ１３）をチェ
ックし、信号があれば、記録すべき測定値が第６図のホ
ールト処理Ｏ済みであるか否かを＠でチェックし、ホニ
ルトされているときは、その測定値を該当個人コードの
最も新しい記録位置にＯで収納する。個人コード１にあ
っては、１００２にホールトされていた測定値を収納し
、同時に、それまで１００２に収納されていたデータを
１００４へ転送し、さらに１００４に収納されていたデ
ータを１００６へ転送する。１００６のレジスタの内容
は、はき出されてなくなる。測定日データも同時にシフ
トし、Ｏでホールトしたときのカレンダ情報を１００１
に収納し、１００１丙のデータは１００３へ、１００３
データは１００５のレジスタへそれぞれ転送される。

転送が完全に行われ、測定日および測定値が確実に記録
されたことを使用者に知らせるために、＠で、月日表示
を１秒行い、次に１秒間の消去ののち、表示器９に測定
値を１秒間表示し、ホー戻る。

ホールトされた測定値がないときは、■で、ＬＭ１ラン
プに係る表示灯１４を所定時間点滅さこれまでの説明で
明らかなように、本実施例に係る電子体重計では、単に
読み取り部をデジタルにすることだけではなく、マイク
ロプロセッサのメモリ部に過去の測定値を記録し、キー
操作により、これを閲覧できるので、自己の体重の増減
を容易に把握することができるものである。

また、体重は、食事の前後などで増減があり、前回と現
在の比較だけでは、体重の推移が明確につかめないが、
記録を過去２回以上とすることにより、増減の傾向をよ
り正確に把握することができるようにしたものである。

さらに、本実施例に係る電子体重計では、Ｃ−ＭＯＳマ
イコンに係るマイクロプロセッサを、常時スタンバイ状
態とし、間けつ的な割込み処理により体重測定および記
録、再生を行わせるので、メインプログラムを常時実行
させる手法に係るものと比べ、電池の消耗を少なくする
ことができるものである。

以上に述べたところをも総合して、本発明によるときは
、過去の体重の測定結果の記憶、およびその効果的利用
に供しうる電子体重計を得ることができるものであり、
健康管理上においてすぐれた効果を奏する発明というこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例に係る電子体重計の外観斜
視図、第２図は、その動作回路のブロック図、第３図は
、そのマイクロプロセッサのメモリ部における測定値お
よび測定日の収納の理解に供されるだめの概要説明図、
第４図ないし第８図は、そのマイクロプロセッサのフロ
ーチャート図である。 １・・・本体、ＩＡ・・・本体上ケース、３・・・イン
ジケータ部、訃・・フットスイッチ、９・・・表示器、
１０・・・スライドスイッチ、１１，１２．１３・・・
キースイッチ、１４．１５・・・表示灯、１６・・・オ
プトエンコｊ１２目 ＃！４　目 茅６目 茅７目

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、測定値をデジタル表示するようにした電子体重計に
   おいて、その表示器と同一面上に、読み出し、書き込み
   モードに係る切換スイッチと、実行スイッチとを設ける
   とともに、そのメモリに測定値を記録するエリアを設け
   たマイクロプロセッサを備え、上記２個のスイッチの操
   作により、測定値の書き込み、読み出しができるように
   構成したことを特徴とする電子体重計。 ２、特許請求の範囲第１項記載のものにおいて、マイク
   ロプロセッサに、過去２回以上の測定結果を記憶、再生
   するのに供される２個以上のメモリエリアを設けたもの
   である電子体重計。 ３、特許請求の範囲第１項記載のものにおいて、表示器
   と同一面上に、個人コード指定スイッチを具備せしめる
   とともに、マイクロプロセッサのメモリに個人コードに
   対応する２個以上のメモリエリアを設け、個人コードで
   指定される２個以上の独立した測定結果を記録、再生で
   きるように構成したものである電子体重計。