JPS5818601Y2 - 換気扇 - Google Patents

換気扇

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Publication number
JPS5818601Y2
JPS5818601Y2 JP16061878U JP16061878U JPS5818601Y2 JP S5818601 Y2 JPS5818601 Y2 JP S5818601Y2 JP 16061878 U JP16061878 U JP 16061878U JP 16061878 U JP16061878 U JP 16061878U JP S5818601 Y2 JPS5818601 Y2 JP S5818601Y2
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JP
Japan
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port
intake
exhaust
intake port
case
Prior art date
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Application number
JP16061878U
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English (en)
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JPS5575746U (ja
Inventor
博 安井
利美 織田
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は吸気用ファン及び排気用ファンを内設して同時
に吸排気作用を行う換気扇に関する。
一般に換気扇は室の壁面に内外に連通ずる矩形状の取付
孔を設けて該取付孔内に嵌合配置して取付けるようにし
ているが、この種換気扇は通常の排気専用のものに比べ
て外形が大きいから、通常の排気専用の換気扇を取付け
るべく既存の家屋に設けられた取付孔では大きさが小さ
く取付が不能である。
そこで、従来は既存の取付孔の周囲の壁面を切取って該
取付孔の内周寸法を広げる改造工事をしていたから、取
付工事が非常に面倒であり、また、賃借住宅等では家屋
の改造が許されない場合もあって、この種換気扇を使用
できない欠点があった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、既存の取付孔をそのまま利用して取付は得るとと
もに該取付孔が壁面の隅角部の近傍に形成されている場
合にも充分に対処でき、壁面を切取る等の改造工事が不
要となって取付工事を容易に行ない得る換気扇を提供す
るにある。
以下本考案の一実施例について第1図乃至第5図を参照
して説明する。
1は矩形箱状のケースで、これの内部を仕切板2で左右
に区分するとともに前面板3の右半部に開口部4を形成
して、この開口部4に下部に吹出口5を形成した化粧板
6を着脱可能に取付けている。
7は前面板3の左側上部に形成した吸入口である。
8は仕切板2よりも左側のケース1内を前後2室に仕切
る仕切板で、これに前後に回転軸9aを突出したモータ
9が取付けられている。
10は回転軸9aの前端部に設けられた排気用のシロッ
コファン、11は回転軸9aの後端部に設けられた吸気
用のシロッコファンで、仕切板8にはシロッコファン1
0及び11を囲繞するファンケーシング12及び13が
設けられている。
そして、ファンケーシング12の吸気側は仕切板8より
も前方の室14内に連通しており、ファンケーシング1
3の吸気側は仕切板8よりも後方の室15内に連通して
いる。
16はケース1の仕切板2より右側の部分の略中央部に
着脱可能に配設した断面が菱形の熱交換体で、図示はし
ないが例えばクラフト紙で形成された多数の熱交換板の
相互間に波形に形成した同じくクラフト紙製の隔板を配
設して通気路を形成するとともに隣接する隔板の向きを
異ならせて通気方向が熱交換体の内部で交差する2つの
通気路を形成した構成となっている。
そして、ケース1の右側の部分には熱交換体16の各頂
部に接する仕切板17.18,19.20が配設されて
内部が4つの室21乃至24に仕切られており、前方上
部の室21はファンケーシング12の吐出側と連通され
ており、後方上部の室22はファンケーシング13の吐
出側と連通されており、前方下部の室23は吹出口5と
連通されている。
25はケース1の背面側に例えばねじ止めによって固着
された背面板で、円形の第1及び第2の吸気口26及び
27が室15と連通するように形成されており、同じく
円形の第1及び第2の排気口28及び29が室24と連
通するように形成されている。
そして、第1の吸気口26と第1の排気口28は仕切板
2寄り即ち、背面板25の中央寄りに設けられており、
第2の吸気口27は第1の吸気口26よりも正面がら向
って左方向に所定の間隔を存して設けられており、第2
の排気口29は第1の排気口28よりも正面がら向って
右方向に所定の間隔を存して設けられている。
即ち、第2の吸気口27及び第2の排気口29は第1の
吸気口26及び第1の排気口28よりも背面板25の左
右外側寄りに設けられている。
30,31.32は背面板25の上部に形成されたスリ
ット状の3個の係合孔で、係合孔31は背面板25の中
央部に設けられており、係合孔30及び32は係合孔3
1の左右に夫々所定の間隔を存して設けられている。
さて、33は換気しようとする部屋の壁面34に形成さ
れた取付孔で、これは壁面34を形成する時に予め矩形
枠状の木枠35を配設することによって設けられたもの
であり、以下この取付孔33が壁面34の右隅部近傍に
設けられている場合について第1図及び第2図を参照し
ながら説明する。
36は木枠35の室内側端面にねし止め等によって固着
した矩形枠状の支持枠で、これの上部及び下部の夫々中
央に室内側に指向する支持部37及び38を一体に延設
するとともに支持部37の先端に上方に折曲された係合
部37 aを形成し、支持部38の先端に下方に折曲さ
れた当接部38 aを形成している。
39は横長な前面が開放した矩形箱状をなす連通ケース
で、これは前面周縁部に形成されたフランジ40を背面
板25に当接させて該背面板25の中央部にねし止め固
定されており、長手方向の一端部たる左端部を第1の吸
気口28に連通させている。
41は連通ケース39の背面部39 aに長手方向の他
端部たる右端部より形成された連通口であり、42.4
3は第2の吸気口27及び第1の排気口28に夫々着脱
可能に装着された蓋である。
而して、ケース1は背面板25に設けられた係合孔32
を係合部37 aに係合させ且つ該背面板25を当接部
38 aに当接させることによって支持枠36及び木枠
35を介して壁面34に取付けられ、ケース1の中央部
が取付孔33の中心よりも左寄りに片寄って取付けられ
る。
また、この状態において、連通口41及び第2の排気口
29は取付孔33に対向状態を呈する。
44及び45は一端部を連通口41及び第2の排気口2
9に連通させた吸気管及び排気管で、これらを取付孔3
3を貫通させて他端部を室外側に突出させている。
46は取付孔33の室外側に位置して壁面34に固着さ
れたウェザ−カバーで、内部に吸排気のショートサーキ
ットを防止するための仕切板47が設けられている。
尚、48は背面板25の外周部と壁面34との間に配設
したフェルト等の遮蔽部材で、取付孔33から室内側へ
外気が侵入することを防止している。
次に以上のように構成した本実施例の作用について説明
する。
モータ9に通電して回転軸9aを回転駆動すると、シロ
ッコファン10.11が送風作用を行うが、まず、室外
側から室内側への吸気流は第3図に矢印Aで示すように
吸気管44.連通口41、連通ケース39を介して第1
の吸気口26から室15内に吸引され、更にシロッコフ
ァン11によって室22及び熱交換体16を介して室2
3に送風され、以って吹出口5から室内側に送風される
−前室内側から室外側−8の排気流は第3図に矢印Bで
示すように吸気ロアから室14を介してシロッコファン
11に吸入され、更に室21及び熱交換体16を介して
室24に送風され、第2の排気口29及び排気管45を
介して室外側に送風される。
そして、熱交換体16内を室22から室23に向けて流
通する吸気流と、同熱交換体16内を室21から室24
に向けて流通する排気流との間で熱交換が行われる。
ところで、取付孔33が壁面34の左隅部に形成されて
いる場合について第4図を参照して説明するに、第1図
乃至第3図の取付状態と異なる部分のみ説明する。
即ち、連通ケース39を第1図及び第2図の場合とは左
右逆にして取付けるとともに蓋42で第1の吸気口26
を閉塞し且つ蓋43で第2の排気口29を閉塞する。
そして、係合孔30を係合部37 aに係合させ且つ背
面板25を当接部38aに当接させることによって、ケ
ース1はその中央部が取付孔33の中心よりも右側に片
寄って取付けられる。
この状態において、連通口41及び第2の吸気口27が
取付孔33と対向状態を呈するがら、吸気管44を第2
の吸気口27に連結し、排気管45を連通口41に連結
する。
従って、モータ9に通電してシロッコファン10.11
を回転駆動すると、室外側から室内側への吸気流は、第
4図に矢印A′で示すように吸気管44及び第2の吸気
口27を介して室15内に吸入され以降は第1図と同様
の経路を通って吹出口5から室内側に吹出され、室内側
から室外側への排気流は第4図に矢印B′で示すように
吸入ロアから第1図と同様の経路を通って室24に至り
、更に第1の排気口28.連通ケース39、連通口41
及び排気管45を順に介して室外側に排出される。
また、壁面34に取付孔33が形成されていない場合に
ついて第5図を参照して説明する。
この場合、支持枠36を壁面34の所望の位置にねし止
め等によって固着し、係合孔31を係合部37 aに係
合させ且つ背面板25を当接部38 aに当接させると
ケース1はその中央部が支持枠36の中心部に合致した
状態に取付けられる。
そして、蓋42.43によって第2の吸気口及び排気口
27及び29を閉塞するとともに連通ケース39を背面
板25から取外しておき、壁面34に第1の吸気口及び
排気口26及び28と対向する丸穴を穿設して該丸穴を
貫通するように吸気管44及び排気管45を挿通させ、
前記吸気管44を第1の吸気口26に連結し、排気管4
5を第1の排気口28に連結する。
而して、この取付状態においてモータ9に通電すると、
吸気流は第4図に矢印A“で示すように吸気管44及び
第1の吸気口26を介して室15に吸入され、その後第
1図と同様の経路を通って吹出口5から室内に送風され
、排気流は第4図に矢印B//で示すように吸入ロアか
ら吸入されて第1図と同様の経路で室24に到りその後
第1の排気口28及び排気管45を介して室外に排出さ
れる。
尚、壁面34の内部に柱等があって第1の吸気口及び排
気口26及び28と対向する丸穴を形成できない場合に
は、第3図の場合或いは第4図の場合と同様に挿通ケー
ス39を使用して支持枠36に対してケース1を右寄り
或いは左寄りに取付けられるから、吸気管44及び排気
管45を通過させる丸穴を柱等をよけて設けることがで
き、従ってケース1を任意の位置に取付けることが可能
となる。
尚、上記実施例では連通ケース39を背面板25に向き
を変えて付は直すようにしているが、第6図に示すよう
に連通ケース49に2個の連通口49a及び49 bを
設けて、これら連通口49 a及び49bの一方を蓋5
0によって選択的に閉塞する構成とすれば、連通ケース
49を背面板25に向きを変えて付は直すことを要しな
い。
また、上記実施例では支持枠36を矩形枠状としたが、
第7図に示すように取付孔33を閉塞できる矩形状をな
す支持枠51を設けて、吸気管44及び排気管46を通
過させる丸穴52.52を形成する構成とすれば、遮蔽
部材48を省略することができる。
本考案は以上の説明から明らかなように、ケースの背面
板の中央寄りに第1の吸気口及び第1の排気口を設け、
前記背面板の左右外側寄りに位置して第2の吸気口及び
第2の排気口を設け、背面板の外側に第1の吸気口又は
第1の排気口と連通ずるように取付けられるとともに第
1の吸気口に連通させた時に第2の排気口に近接し且つ
第1の排気口に連通させた時の第2の吸気口に近接し得
る連通口を有する連通ケースを設ける構成としたから、
通常の換気扇を取付けるべく壁面に形成された既存の取
付孔をそのまま使用して取り付けられることは勿論、そ
の取付孔が壁面の隅角部近傍に形成されている場合もケ
ースを取付孔に対して左寄り又は右寄りに取付けて充分
に対処することができ、壁面を切取る等の改造工事が不
要となって取付工事を容易に行ない得る換気扇を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すものであり
、第1図は正面図、第2図は第1図のIIII線に沿う
縦断側面図、第3図は壁面の左隅角部に取付孔が設けら
れている場合の取付状態を示す分解斜視図、第4図は壁
面の右隅角部に取付孔が設けられている場合の取付状態
を示す分解斜視図、第5図は壁面に取付孔が設けられて
いない場合の取付状態を示す分解斜視図、第6図及び第
7図は夫々本考案の他の実施例を示す連通ケース及び支
持枠の各単体斜視図である。 図面中、1はケース、5は吹出口、7は吸入口、9はモ
ータ、10及び11はシロッコファン、16は熱交換体
、25は背面板、26は第1の吸気口、27は第2の吸
気口、28は第1の排気口、29は第2の排気口、33
は取付孔、34は壁面、36は支持枠、39は連通ケー
ス、41は連通口、42及び43は蓋、44は吸気管、
45は排気管、49は連通ケース、49a及び49 b
は連通口、50は蓋、51は支持枠である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸気用ファン及び排気用のファンを内設したケースと、
    このケースの背面板の中央部寄りに所定の間隔を存して
    設けられた第1の吸気口及び第1の排気口と、これら第
    1の吸気口及び第1の排気口よりも左右外側寄りに位置
    して前記背面板に設けられ該第1の吸気口及び第1の排
    気口と左右に所定の間隔を存して隣接する第2の吸気口
    及び第2の排気口と、前記背面板の外側に前記第1の吸
    気口又は第1の排気口と連通ずるように取付けられると
    ともに第1の吸気口に連通させた時に前記第2の排気口
    に近接し且つ第1の排気口に連通させた時に第2の吸気
    口に近接し得る連通口を有する連通ケースと、前記第1
    及び第2の吸気口並びに第1及び第2の排気口の各一方
    を閉塞する蓋とを具備してなる換気扇。
JP16061878U 1978-11-20 1978-11-20 換気扇 Expired JPS5818601Y2 (ja)

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JP16061878U JPS5818601Y2 (ja) 1978-11-20 1978-11-20 換気扇

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JPS5575746U JPS5575746U (ja) 1980-05-24
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