JPS58167519A - 細胞毒性複合体及びその製造法 - Google Patents

細胞毒性複合体及びその製造法

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JPS58167519A
JPS58167519A JP57049980A JP4998082A JPS58167519A JP S58167519 A JPS58167519 A JP S58167519A JP 57049980 A JP57049980 A JP 57049980A JP 4998082 A JP4998082 A JP 4998082A JP S58167519 A JPS58167519 A JP S58167519A
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JP57049980A
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Yoshinori Kato
加藤 喜規
Naoji Umemoto
梅本 直司
Hisashi Fukushima
福島 久
Takeshi Hara
健 原
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な細胞毒性複合体とその製造法に関する。
、更に詳しくFi、殺すべき細胞(以下標的細胞という
)の本つ特定の抗原と特異的に結合しつる免疫グロブリ
ン、あるいはその抗原結合部位を含むフラグメントから
なる構成部分と、細胞毒性物質を結合した重合体からな
る構成部分を有する、新規な細胞毒性複合体とその製造
方法に関するものである。
□1 従来、抗盾瘍抗体VCm胞毒性を結合して抗腫瘍剤を製
造することは公知である。
例えば、特開58SL−61840号KFi、抗腫瘍免
疫グロブリンと分子中にアミ7基又はカルボ中シル基を
有する制ガン剤を水溶性カルボジイミドの存在下に反応
させ、免疫グロブリン1分子当り5〜15分子の制ガン
剤がアミド結合で結合された抗腫瘍剤を得たことが開示
されている。また、特開@s 1−144723号には
、抗腫瘍抗体゛として抗腫瘍免疫グロブリンのIPab
’z量体を用い、これの遊離アミノ基に1過ゴウ素酸ナ
トリウムで酸化された制ガン剤(例えば、ダウノマイシ
ン)を結合させシッフ塩基とし、次いで水素化ホウ素ナ
トリウムにより生成結合を安定化させるととにより、F
ab’2量体と制ガン剤からなる抗腫瘍剤を得たことが
開示されている。更に、特開1@ S 1−12628
1号には、抗腫瘍免疫グロブリンと、1分子当り制ガン
剤を5〜s”o”o分子共有結合しているポリマーff
i体(例えば、ポリ′グルタミン酸)を、アミド結合に
よって結合させて抗腫瘍剤を得たことが開示されている
これらの方法で得られた抗腫瘍剤は、腫瘍細胞と選択的
に結合し腫瘍細胞に毒性を発揮することが期待されるも
のであシ、非常化興味のある薬剤であろうしかしながら
制ガン剤を直接抗体に結合する場合は、免疫グロブ17
ンに多数の制ガン剤分子を結合すると、抗体の抗原認識
活性が低下してしまうので、かかる困難を回避するため
には、少数の制ガン剤分子を結合する忙とどめざるをえ
危い。しかるに、後者の場合社、製造した抗体−薬剤結
合体の殺ガン細胞能が充分でないという困難に直面する
一方、ポリマーを薬剤の担体として用いる場合は、上記
の難点を改善することができると考えられる。しかし、
特開昭51−126281号記−の方注記−ポリマー担
体に多数の制ガン剤を結合する反応と、ポリマー−制ガ
ン剤結合体に抗体を結合する反応が同一な反応のため、
多数の抗体分子がポリマー担体に結合してしまい、その
ため得られる複合体が均一な−のとなり得ないのみなら
ず、治療剤として用いるのが不適当な高分子量物質も含
む、といった問題を生じるのである。
本発明者婢は、かかる先行技術の欠点を解決すべく鋭意
研究を行なった結果、抗体との結合反応に供する反応基
をlコだけ含有し、かつ、それとは異なる、薬剤を結合
するための、反応基を多数含むポリマー担体を用意し、
先づ多数の反応基によって多数の薬剤を該ポリマー担体
に結合重た後に%抗体との反応基によって抗体と結合す
る、という手順を踏むことによれば、治療剤として用い
るのが不適当な高分子物質を含まず、かつ、多数の薬剤
を結合した抗体−薬剤複合体を製造し得ることを見い出
し、不発明に到達した。
すなわち、本発明は殺すべき細胞のもっている特定の抗
原と特異的に結合し得る免疫グロブリンまたはその7ラ
グメントと、細胞毒性物質を結合した反応性重合体とを
共有結合させてなる式〔1〕 ・・・・・・・臼〕 で表わされる#l1lll毒性複合体、及び式[11〕
・・・・・・・・[1] で表わされる細胞毒性複合体、並び忙それらの製造方法
VC@するものである。
本発明において、式[1)の中のAb  で表わされる
、殺すべき細胞のもっている特定の抗原と特異的忙結合
しうる免疫グロブリン(細胞毒性複合体の誘導部)とは
次のような本のである。
腫瘍+111胞あるいは特定のリンパ球等の標的細胞あ
るいはそれらを含む組織で免疫されたヒト。
サル、ウマ、ウシ、ヤギ、ヒツジ、ウサギ、モルモット
、ハムスター、ラント、マウス等ノ動物から分離された
抗血清より、エタノール分画。
硫安分画、イオン交換あるいは分子篩カラムクーマドグ
ラフィー等の公知の手段によって#製される免疫グロブ
リン、あるいは標的細胞で免疫した動物よシ採取された
抗体産生細胞を発癌性のある物質で癌化させたり、ミエ
ローマ細胞と融合させてハイプリドーマを得、これの産
生するモノクロナルな抗体をいう。また標的細胞に結合
した免疫グロブリンを界面活性剤等で分離して得られる
、標的細胞に特異的な免疫グロブリンも不発明の免疫グ
ロブリンに含まれる。
免疫グロブリンには工gG、■gA、 IBM、 Ig
D。
IgICの5つのクラスが知られておシ、さらに各クラ
スはいくつかのサブクラスから成っていることが知られ
ている。しかし、その基本構造は、2本の重鎮と2本の
軽鎖とから成る点、また抗原結合活性をもつFaba分
とエフェクター活性をもつPc  部分から成る点にお
いて一致している。ただし、1gMはs量体、 IgA
は一部2量体で存在するが、Ia胞梅毒性複合体組繊浸
透性という面から考えると、これらをメルカプタ/で還
元し、!量体としてから、複合体の誘導部分に用いる方
が望ましい。
細胞毒性複合体の誘導部としては、免疫グロブリン分子
全体を用いてもよいが、それより4、その抗原結合部位
を含むが、Fc  部分をもたない7ラグメントを用い
る仁とが望ましい。それはFc  部分を含む複合体に
あっては、Fc  部分による標的細胞以外の細胞に対
する非特異的吸着及び細胞膜上のPc  ’Jセプター
との結合が起こり、細胞毒性複合体の殺すべき細胞九対
する選択性が減じるからである。さらに異種タンパクと
しての免疫グロブリンの抗原性は、Pc  部分におい
て%IC強いので、複合体の抗原性を低下させる点にお
いても、IFo  部分のない免疫グロブリンの7ラグ
メントが、m梅毒性複合体の誘導部として望ましいう一
般に、免疫グロブリンをパパイン(papain)、 
トリプシン(trypsin) 。
キモトリプシン(chymotrypsin)、プラス
ミン(plasmin)等の蛋白分解酵素で分解すると
、抗原結合部分を1つもつ、いわゆるFab 7ラグメ
ントが得られる。またペプシン(pepsin)分解。
条件によってはトリプシン分解によつ【も抗原結合部分
を2つもつ、いわゆるy (a b ’)Hフラグメン
トが得られる。このフラグメントはさらにメルカプタン
で処理すると、−価のFab’フラグメントになる。さ
らに免疫グロブリンを変性させつつ分解させると抗原結
合部分(バリアプル・リージョンvariable r
egion )のみが得られる。
これらの免疫グロブリン由来フラグメントは、原料とし
ての免疫グロブリンがいかなるクラス。
サブクラスであれ、いずれも本発明の複合体の誘導部と
して用いることができる。
式〔1〕で表わされる細胞毒性複合体におりて、Yは分
子中にアミノ基又はイミノ基を含む細胞毒性物質のアミ
ノ基又はイミノ基反応残基を表わす。本発明における細
胞毒性物質とは、そのままの状麿で細胞に毒性を発揮す
る物質、あるいはそのままでは毒性を発揮しないが、生
体内で細胞に毒性を発揮し得る物質に転換し得る物質を
いう。これらの例としては、 p −[N、N−ビス(2−クロロエチル)]フェニレ
ンジアミン p −’ [ビス(2−クロロエチル)アミノ〕L−フ
ェニルアラニン(メルフアラン)2−アギノー’M −
[p−ビス(2−クロロエチル)アξノ]フェニルー3
−ヒドロキシグロピオンアミド i−仙) H 1−(β−D−アラビノ75ノビル)シトシンtたはそ
のモノホスフェート 1−[5’−(2−アミノエチルホスホリル)−β−D
−アラビノフラノシル〕シトシン C几01( 2−アミノ−N−[p−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノコフェニル−3−ヒドロキシ−2−ヒドロキシメチル
グロピオンアミド 00H メトトレキセート アクチノマイシンD 011 マイトマイシンC X卿H,ダウノマイシン X鯰OH,アドリアマイシン 等が挙げられる。
2は水素原子又は1価の陽イオン、例えばHa+、 、
+、 NHa+である。
Wは2価の有機基を表わし1本発明の原料として用いる
反応性重合体を得る過程で何ら反応に関与しない不活性
な基である限り特に限定されない。これらの基としては
、例えば、2−アミノエタンチオール残基(−CkhC
Hs−)の如き直鎖の、あるいはシスティンベンジルエ
ステル残基ルキレン基、4−アミノチオフェノール残基
(Q )の如き置換基を有しない、あるいは置換基を有
するフェニレン基が挙げられるが、炭素数1〜4のアル
キレン基が特に好ましい。
R+は水素原子又は炭素数五〜4のアルキル基であるが
、好ましいのは水素原子である。
R鵞はα−アミノ酸の6位側鎖又はその誘導体(但しカ
ルボキシル基を有する基は除く入、であり、例えば砿−
アミノ酸がグリシンの場合は九wm ii 、アラニン
の場合はRt−OFIm、 フェニルアラニンの場合は
Rt −OHt D 、セリンの場合はR雪−0&OH
である。式[1)の複合体において、かかるa−アミノ
酸からなる単位は、細胞毒性物質との結合には何ら関与
しないが、複合体の脂溶性や水溶性、あるいはS絶膜と
のiK和性等を調節するのに役立つものである。従って
、脂溶性や水溶性の調節が格別に必要ない場合にけ、か
かるa−アミノ酸単位を含有しないものの方(式〔1)
においてq−0)が実用的に有利である。
mは1〜4の整数を表わすが、好ましいのはmが1又は
2の場合である。なお、弐mで表わされる複合体として
は、例えば、m−1のものとmm2のものが混在してい
る様な重合体も含むう n#′i細胞毒性物質が結合した構成本位の数を表わし
、pは細胞毒性物質が結合していない構成単位の数を表
わし、qけ側鎖にカルボキシル基を有しないα−アミノ
酸単位(側鎖は修飾されていてもよい)の数を表わすが
、これらの本位の重合体中での配列状態は任意である。
即ち、式[1] においては、便宜上ブロック重合体の
如く表わしであるが、これに限られるものではなく、通
常の方法で得られるものはランダム配列の重合体である
。n−s〜150G、好ましくはtG〜500であり、
pwQ〜1500、好ましくはoNsooであ夛、q−
o〜150G。
好ましくはq −0−S OOである。
8IおよびBtは硫黄原子を表わすが、8+aAbで表
わされる抗体またはその7ラグメントに発生又は導入さ
れたチオール基又は活性ジスルフィド基に由来する硫黄
原子であシ、 fhは細胞毒性物質を結合した反応性重
合体上のチオール基又は活性ジスルフィド基に由来する
硫黄原子を表わすう B1およびBwは2僅の有機基を表わすが、これらは抗
体またはその72グメントと細胞毒性物質を結合した反
応性重合体とを結合する際に用いることができる後述す
る架橋剤に由来する本のである。
本発明における式〔I〕で表わされる細胞毒性複合体に
おいてt鵞smQの場合、即ち、細胞毒性複合体が下記
式(1−1) ・・・・・・・〔ト五〕 で表わされる場合は、該複合体は発生を九は導入したチ
オール基を有する下記式〔厘〕Al:+(−(B→@、
 8 tFL ] v               
・・・・・・・ 〔厘〕で表わされる抗体又はその72
グメントと、下記式CW〕 ・・・・・ [IIQ で表わされる活性ジスルフィド基を有する、細胞毒性物
質を結合した反応性重合体を反応せしめるととKよって
これを製造することができる、式[ff) において、
Xは水素原子又はlIシの硫黄原子と共に活性ジスルフ
ィド結合を形成しうる基を表わすが、後者としては、例
えば2−ビー2−ピリジルチオ基(0WN−C%−8−
) 、 2−ベンゾチアゾイルチオ基(α>8− ) 
+ 2−ぺと 一フェニルアミノーN′−フェニルイミノメチル式(1
−11で表わされる細胞−性複合体は、又、誘導または
導入した活性ジスルフィド基を持つ、下記式〔v〕 (合と同じである。            )士表わ
される抗体またはそのフラグメントと、下記式[W] co      aooz ・・・・・・(W) で表わされるチオール基を有する、細胞毒性物質を結合
した反応性重合体を反応せしめることKよっても、これ
を製造することができる。
本発明におゆる式[11で表わされる細胞毒性1複合体
において t、−1の場合、即ち細胞毒性複合体が下記
式[1−*] ・・・・・ [1−2] で表わされる場合は、発生または導入されたチオール基
を有する式〔厘〕で表わされる抗体またはその7ラグメ
ントと、式〔■〕で表わされる細胞毒性物質を結合した
、チオール基を有する反応性重合体とを、チオール基と
反応し得る官能基を2個有等る架橋剤を用いて結合する
ことKよりこれを製造することができる。この目的のた
めに好適に用いることができる架橋剤とじて[B4は2
価の有機基である。] で表わされる架橋剤あるいはベンゾキノンをあげること
ができる。式〔■′〕で表わされる架橋剤の具体例とし
ては、N、)f’−(1,2−フェニレン)4.4′−
ビス(マレオイルアミノ)アゾペ/ゼンあげることがで
きる。
本反応を行なり場合は、2段階の反応として行なうのが
好ましい。即ち、最初に、式[a+]で表わされる抗体
又はその7ラグメントか、あるいは式[W]で表わされ
る細胞毒性物質を結合した反応性重合体に、過剰の、例
えば式〔w′〕で表わされる架橋剤を反応させ、精製処
理をほどこして1式〔■〕あるいは式〔■〕 co       cooz 7      ・・・・・〔■〕2 で表わされるルイミド基が導入された反応中間体を得る
。次に、反応中間体〔■〕K対しては式[1[]で表わ
される細胞毒性物質を結合した反応性重合体を、又、反
応中間体[K] K対しては式〔厘〕で表わされる抗体
又はそのフラグメントを作用せしめる。以上の反応手順
により1目的物質であみ式[1−4] K相当する物質
を製造することができる。
本発明における、細胞毒性物質を結合した、下記式〔厘
〕 ・・・・・・[fi〕 で表わされるJII胞毒梅毒合体を製造するためには、
導入されたマレイミド基をもり下記式〔■〕で表わされ
る抗体又はその7ラグメントと、式[W]で表わされる
、細胞毒性物質を結合した反応性重合体を反応させるこ
とKよシこれを達成できる。
かかる式[1]および式〔韮〕で示される細胞毒性複合
体の製造原料である、式(W)および式[1〕で表わさ
れる、細胞毒物を結合した反応性重合体は本発明者等に
よる発明(特開昭57−9724及び57−18727
3の方法で製造されるが、その概略を説明すると以下の
通りである。              ・。
例えば、グルタミン酸ベンジルエステル(r−ペンジル
ーL−グルタミン酸)にホスゲンを作用させてr−ベン
ジル−L−グルタメートN−カルメン酸無水物を得、こ
れを、例えばシスタミン(khMOF1*0F1tB8
Q山cutaa雪)を用いて重合させ重合体とし、この
重合体を酸分解又はアルカリ分解すると下記式の重合体
が得られる。
9& CO鵞H 次いでこの物を、メルカプタンで処理してジスルフィド
結合を切断するととKより、末端にチオール基を有する
下記のごときポリーL−’グルタミン酸が得られる。
CH童 00*H 次いで、これKI?!i性ジスルフジスルフィド化合物
用させることにより、末端に活性ジスルフィド基を有す
る下記のごときポリ−L−グルタミン酸を得ることかで
龜る。
ut co禦H かかる末端活性ポリ−L−グルタミン酸に、例えば、カ
ルボジイミド試薬の存在下にアミノ基を含有する細胞毒
性物質を反応させるととKより、式[y] K相当する
下記式 0 (式中Yは細胞毒性物質残基を表わす   )で示され
るごとき、活性ジスルフィド基を有する、細胞毒性物質
を結合した反応性重合体を得ることかできる。さらKこ
の物をメルカプタンで処理することにより、チオール基
を生成せしめれば、式[1] K相当する下記式 0vki と で示されるごとき、チオール基を有する細胞毒性物質を
結合した反応性重合体を得ることができる。従って、式
[1]で表わされる細胞毒性物質を結合した反応性重合
体は、式[W]で表わされる細胞毒性物質を結合した反
応性重合体に、メルカプタンや水素化ホウ素化合物を作
用させて、ジスルフィド結合を還元的に切断することに
より容易忙得られる物質であろう 次に抗体く免疫グロブリン)またはそのフラグメントに
チオール基を発生または導入する方法について述べる。
先づ、免疫グロブリンまたはその7ラグメントにチオー
ル基を発生せしめる方法、即ち、式〔厘〕においてt、
−o1c相当する抗体又はその7ラグメントの製造法に
りいて述べる。免疫グロブリンには、工gG、工gA、
工gM。
工gD、 Igl  の5つのクラスが知られているが
、IgM iiS量体、 ll(Aは一部z量体で存在
する。
これらをメルカプタンで還元し、l量体とすることkよ
ジチオール基を発生せしめることができる。また、例え
ば工gGのある種のサックラスけ、前述した方法、即ち
トリプシン分解とメルカプタン処理をほどこすととKよ
りチオール基を1個持つFab’に導くことができる。
次に1免疫グロブリンまたはそのフラグメントにチオー
ル基を導入する方法、即ち式[11] においてt、−
IK相当する抗体またはその7ラグメン)f)製造法に
ついて述べる。免疫グロブリンまたはその7ラグメント
に1適当な架橋剤を反応させ、必要ならさらに適当な処
理をほどこすことによりこれを遂行できる。この目的の
ために好適に用いることができる架橋剤としては、例え
ば、下記式[Xl Xl−8−81−BS−(!−Q+    ・・・・・
・[X]1 で表わされる架橋剤、下記式〔夏〕 1m−8−lm−8−8−B官・・・・・(:)[)1 1−HL で表わされる架橋剤、下記式〔罵〕 H8−BS −0−Qt         ・・・・・
〔罵〕1 N■・HL で表わされる架橋剤、下記式[Xll]で表わされる架
橋剤(2−イミノチ第2クトンλ下記式〔窟〕 で表わされる架橋剤(N−アセチルホモシスティン)、
下記式〔茸〕 で表わされる架橋剤(S−アセチルメルカプトコハク酸
無水物)等をあげることができる。これらの架橋剤によ
シ免疫グロブリン又aその7ラグメントを処理した場合
、直ちにチオール基を免疫グロブリン又はそのフラグメ
ン)K導入できる場合、即ち式[Xff)、 [■]、
〔π〕で表わされる架橋剤を使用する場合以外の場合、
即ち、式[’X]、〔夏〕、〔で〕で処理した場合は、
さらに該免疫グロブリン又はその7ラグメントを、それ
ぞれメルカプタンやアルカリで処理するととKより、該
免疫グロブリン又はそのフラグメント上にチオール基を
導入することができる。
次に、抗体またはそのフラグメン)k活性ジスルフィド
基を誘導又は導入する方法について述べる。先ず免疫グ
ロブリン又はそのフラグメン)K活性ジスルフィド基を
発生せしめる方法。
即ち式〔v〕においてt、−OK相当する抗体およびそ
の7ラグメントの製造法について述べる。
前述したIBMや工gムの1部あるいはyat/7ラグ
メントはチオール基を発生しているが、これらに後述す
る活性ジスルフィド化合物を反応することKより、これ
を遂行することができる。
次に抗体又はそのフラグメントに活性ジスルフィド基を
導入する方法について述べる。抗体又はそのフラグメン
)K式(X) 、  式(Xl等−7’表わされる活性
ジスルフィド基導入剤を作用させるか、又は、式[)[
]、 [XI]、 [lff]のごときチオール基導入
剤を作用して抗体又はその7ラグメントにチオール基を
導入した後に、これらKvk述する活性ジスルフィド化
合物を反応することによりこれを遂行することができる
上記の目的に用いることができる活性ジスルフィド化合
物としては、例えば、2−ピリジルs、シスルフイY 
(c)P−s−808)、 5.5’ −シチオビス(
2−ニトロ安息香酸) N−オキシ−2−ピリジルスルフィド ↓    ↓ 0 2−ベンゾチアゾイルジスルフィド N−フェニルアミノ−N′−フェニルイミノメチけるこ
とができる。
父、萌述のP (a t/ )t  のヒンジ部分のジ
スルフィド結合を、例えば亜硫酸イオンによりスルホ化
分解して分子中KB−スルホ基(−s−sor)  を
有するyet/を得ることができるが、この物も。
式〔■〕で表わされる細胞毒性物質を結合した反応性重
合体と好適に反応して、式(1−11で表わされる細胞
毒性複合体を生成する。
次に、抗体又はその7ラグメントにマレイミド基を導入
し式〔■〕で表わされる反応原料を得る方法を述べる。
抗体又は、その7ラグメントに下記式〔双〕 0      0 で表わされる架橋剤を反応せしめ、精製等の操作を加え
ることKよりこれを遂行することができる。〔店〕で表
わされる架橋剤の具体例とじてことができる。
本発明における修飾した抗体(免疫グロブリン)および
その7ラグメントと、細胞毒性物質を結合した反応性重
合体との反応による細胞毒性複合体の製造は、下記の条
件下に実施される。
反応は、修飾した抗体およびそのフラグメントのPH5
−9の緩衝液中濃度が、O,S〜100q/−(より好
ましくは1〜zosp/d)Kなるよう[I14整され
た溶液と、細胞毒性物質を結合した反応性重合体の水溶
液、又は、上記の同一の緩衝液溶液を混合し、その゛ま
ま放置、又はゆるやかに攪拌するととKより進行する。
混合量は、抗体のモル数に対してo、t −t oモル
量の重合体を用いるのが好適である。反応温度は0〜5
0℃である。反応時間は反応スケール。
反応条件にもよるが、一般に2日間以内である。
複合体の反応混合物からの分離、精製は通常用いられる
操作1例えば、分子ふるいのカラムクロマトグラフィー
、透析、アフイニライクロマトグラフイーを用いて行う
ことができる。
抗体またはその7ラグメントと細胞毒性物質を結合した
重合体より成る細胞毒性複合体を製造する反応において
、抗体またはそのフラグメントに架橋剤を反応させる場
合は、架橋剤を反応せしめる蛋白1モルに対し、架橋剤
を1〜100モル用いるのが好ましい。反応は抗体また
はそのフラグメントの、pH5−9の緩衝液中蛋白am
が0.5〜l OOK9 / Ill (より好ましく
は五〜20■/d ) KなるようK11l整された溶
液に、0〜50℃で攪拌しながら架橋剤の水溶液または
架橋剤が水に溶けない場合は、架橋剤を少量の有機溶媒
1例えば、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド、l、2−ジメトキシエタン、メタノール、
エタノール、アセトン等に溶かした溶液を添加して行な
われる。
反応時間は反応しスケール、反応条件によるが、一般に
2日間以内である。修飾抗体の精製は透析または分子ふ
るいのカラムクロマトグラフィーにより低分子を除いて
おζなう。
チオール基を含有する式〔W)で表わされる醸合体に、
例えば式〔■′〕で表わされる架橋剤を反応せしめる場
合も同様な条件でこれを行うことができる。
以下、実施例により本発明を詳述する。
実施例! (イ) マウス白血病Lt210iC特異的な免疫グロ
ブリンの調製 DBA/2crマウスで継代された1ウス白血病細胞L
1210を、D B A / 20Fwウス の腹水よ
り取り出し、その約10−個を70インド完全アジユバ
ントとのエマルジョンとし、家兎に静脈注射した。その
後!K、1週間間隔で3回、それぞれ約10@個(QL
12101@胞をアジユバノドと共に皮下注射し、最終
投与Hから7日後および10日後に採血した。得られた
血液をプールし、血清を分離し、その血清を56℃、3
0分間加熱、非動化した。
こうして得られた抗L1210血清20(1m/に、硫
安の飽和水溶液200mを加えて、生じた沈澱を遠心分
離によって分取した。この沈澱を0.01 Mリン酸緩
衝液(pH7,6) 50 dK溶屏し、fK同緩II
液に対して十分に透析した。この透析内液を同じ緩衝液
で平衡化したDIeAEセルロースカラムクロIマドグ
ラフィー(カラムサイズ3 esm X 94 exa
 ) Kかけて、未吸着分−として抗L1210IgG
を含む溶液を得た。
(ロ) 免疫グロブリンより F(at1′)、フラグ
メントの分離 上記0)の如くして得られた抗L12101gGの1.
21Fを0.1 M酢酸緩衝液(pH4,5) 40i
1に溶解し、24吋のペプシンを添加して、37℃で約
18時間分解した後、分解生成物を生理食塩水中でセフ
ァデックスG200カラムクロマトグラフイー(カラム
サイズ3.5am、 X 140 cm ) Kかけて
、分子量約10万のところに流出する蛋白を取り出した
。これは8D8−PAGICKかけると、純粋なF(a
b’)*フラグメントであることが確認された。
(ハ) Fab’フラグメントの調製 上記(→の如くして得られたP (a b’)sフラグ
メント26吋を含む0.01 M トリス・塩酸−0,
14M塩化ナトリウム−2WE Mml:DTA溶液(
pH(8,3) 1.Oilに、15mMの2−メルカ
プトエタノール水溶液を0.2d加えて、37℃で1時
間還元した、反応後、その浴液を5WLM酢酸緩衝液−
0,14M塩化ナトリウム−1m MKDTA溶液(p
H5,5)で平衡化したセファデックスG 25 (Q
、8 CmX 4’Ocm )のゲル口過によりz−メ
ルカプトエタノールを除去し、チオール基tat有する
Fab’フラグメントを得た。
に) Fab’フラグメント(1)と活性ジスルフィド
基を有し、ダウノマイシンを結合したポリーL−グルタ
メート(2)との反応による、細胞毒性複合体(3)の
製造。
C山      箔 1 C00へNa ■ Y+ (2) Cル      C山 1 C山      C山 1 Co        Co鵞Na (3) 上記(ハ)の如くして得られたFab’フラグメントの
溶液(11,1897M ) l−K、活性ジスルフィ
ド基を有し、ダウノマイシンを結合したポリ−シーグル
タメートのナトリウム塩(2)の溶液(活性ジスルフィ
ド当量t、1x1o−’mo1e /d ) 2.2−
を添加し、0.1 M塩化ナナトリウム2111MII
iDTAを含む5011Mグリシン・ナトリウム塩緩衝
液・(pH9,2) K。
4℃で、48時間透析しつつ反応させ、目的とする複合
体を得た。反応物は、更11(10,1il−塩化ナト
リウム溶液に透析した。
GtIL t 21 G細胞に対する複合体(見)のa
m毒性 上記に)の如くして得られた複合体(3)の標的細胞L
1210に対する細胞毒性を検討した。
24大の培養プレー)1+1:、5X10  個のL1
21G細胞を含むRPMI 1640  培地(10憾
牛脂児血清、20μMの2−メルカプト−エタノールと
O,IQ/−のカナマイシンを含む)0.9dを分注し
、更に檎々の濃度の被検サンプル0.1−を加え、5憾
Cot雰囲気下で37℃で48時間培養後、トリノシン
プルー染色法により生細胞数を測定した。
その結果、第1表に示す如く、複合体(見)は、標的細
胞L+1210に対し濃度依存的に1着しい細胞増殖抑
制効果を示した。尚、培養は2系列行い、値はその平均
で示した。
実施例2 (イ)活性チオール基を導入したXgGの調製実施例t
oeoの如くして得られた、1gG2.4譜を含む0.
1 Mリン酸緩衝液(0,1M塩化ナナトリウム含む、
 pH7,5) 2−に、1.6WLMのN−サクシン
イミジル−3−(2−ピリジルチオ)プロピオネートを
含むエタノールO,OS*を添加し、時々攪拌しながら
室温30分反応させた。次いで、上記緩衝液で平衡化し
たセファデックスG−25のカラム(o、8℃mx4g
C薦)にその反応液をかけ、過剰の試薬を除去した。こ
うして1分子当91.8ケの3−(2−ピリジル)ジチ
オプロピオニル基を含む1gGが得られた。
(ロ) ジチオプロピオニル1gG(4)と、チオール
基を有しダウノマイシンを結合したポリ−シーグルタメ
ート(5)との反応による、細胞毒性複合体(見)の製
造っ “′咬) ! (!、) 上記0)の頗〈シて得られた3−(2−ピリジル)ジチ
オプロピオニルIgG (4) 0.74119を含む
溶液4dに、チオール基を有し、ダウノマイシンを結合
したポリ−シーグルタメート(5)の溶液(末端BH相
当1.I X lo−’mo1e/d ) G、05 
m添加し、室温で16時間反応させた、用いた緩衝液は
上記(イ)と同じであるうこうして得られた複合体(6
)は、限外ろ過失によ)濃縮し、0゜sl塩化ナトリウ
ム溶液に透析した。
(9L l 210 Jl胞に対する複合体の細胞毒性
上記←)の如くして得られた複合体(6)の、標的g 
胞L l 2 i 0 K対するm梅毒性を、上記実施
例1の(へ)K示した方法に従って検討した。
その結果、第2表に示す如く、マイトマイシフ相当でl
sMの複合体(6)を添加すると。
L121G細胞の増殖が抑制された。
第2表 実施例3 (イ) マレイミド基を導入したF’(aビ)雪の調製
実施例1の(ロ)の如くして得られたF(abす、10
■を含む1011Mリン酸緩衝液(PH6,5)1.1
4 sdK、 M−ヒドロキシザクシンイミジル−m−
マレイミド安息香酸0.42wgを含むM、M−ジメチ
ルホルムアミド0.05−を添加し、室温で40分反応
させた。反応後は、0.14 M塩化ナトリウム、II
IM−元DTAを含む51℃M酢酸緩債液(pHs、s
 ) Ic透析して過剰の試薬を除き、m−マレイミド
ベンゾイルF (a b’)@を得た。
←)H−wレイミドベンゾイル′F(ab′)l(′L
)と、チオール基を有しメルフアランを結合したポリー
L−グルタメー)−L−アラニン共重合体(8)との反
応による、細胞毒性複合体(9)COCへ、Na 1”   惺) CへNa 上記0)の如くして得られ九m−マレイミドベンゾイル
F(ab’)言7) 6.9 mgを含む溶液o、7s
dK、チオール基を有し、メルフアランを結合したポリ
ーL−グルタメートーL−アラ二ン共重合体(8)(末
端SR相轟8.OXl 0−’mole /d )を含
む上記ピ)の酢酸緩衝液0.47a/を添加し、更に0
.6MIJン酸緩衝液(pH6,5) 0.15 dを
加え、4℃で16時間反応させた。こうして得られた複
合体(9)は、0.91+塩化ナトリウム溶液に透析し
た。
HL s 21 G細胞に対する複合体の細胞毒性上記
(ロ)の如くして得られた複合体(9)の標的細胞L1
21OK対する細胞毒性を検討した。
遠心管に:、5X104個のL12’IO細胞を含むR
PM164G培地(to%牛脂児血清。
20*Mの2−メルカグトエタノールと0.1η/−の
カナマイシンを含む)0.9−を分注し、更に種々の濃
度の被検サンプル0.1−を=j、37℃で20分プレ
インキエペーションし先後、遠心して上清を除き、新た
に1上記の培地1−を添加して、1!にOCh雰囲気下
[37℃で48時間培養した。培養後、トリパンブルー
染色法によシ生細胞数を測定した。
その結果、第3!!に示す如く、メルフアラン相4io
oμ輩の複合体でブレインキュベーションした時、Ll
、210細胞に対する増殖抑制効果が現れた。20分の
ブレインキュベーションで試薬を除いているにも拘らず
、効果が現れていることから、初期の20分で、複合体
と細胞の結合が相当程度おこっている−のと考えられる
。冑、培養は2系列行い、値は、その平均で示した。
実施例4 (イ) マレイミド基を導入したFab’の調製上記実
施例1の(ハ)の如くして得られた、遊離チオール基1
ケを有するpat/lo叩を含む5111M酢酸緩衝液
(0,14M塩化ナトリウム。
1−1111−1l1を含む、 pH5,5) 5.7
’dと、1.219の0−フェニレンジマレイドを含t
rM緩衝液2−とを混合し、30℃で60分反応させた
後、同緩衝液に透析し過剰の試薬を除いた。
(ロ) マレイミド基導入Fa b’(Mq )と、チ
オール基を有しアラ−・〕を結合したポリ−も一グルメ
メー ト(lt)との反応による、細胞毒性複合体(1
2)の製造。
(10) COCへNa Y4    (1す 上記の如くして得られた0−フェニレンシマレイジルF
aゾ(10) 9.8 Qを含む上記0)の緩衝液7.
8−に、チオール基を有しアラ−Cを結合したポリ−シ
ーグルタメート(11) (末端BH相当a、o x 
t o−’mole/ d )を含む同緩衝液0.67
1d及び0.5Mリン酸緩衝液(pH6,5)o、aw
Jを添加し、30℃で60分反応させた。
こうして得られた複合体(1z)は、更K O,99に
塩化す) IJウム溶液に透析した。
ぐ→ L121G細胞に対する複合体の細胞毒性上記(
ロ)の如くして得られた複合体(12)の標的細胞L1
210iC対する細胞毒性を、上記実施例3のf→に示
した方法に従って検討した。
その結果、第4表に示す如(、AraO相当10jMの
複合体でプレインキユペーションシた時、L1210細
胞に対し中程度の細胞毒性を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、前記式[11で表わされる細胞毒性複合体。 ・・・・・・〔!〕 2、 下記式[1] %式%[111 で表わされる細胞毒性複合体。 3. 弐mおよび式[fll においてWが炭素数1〜
    4のアルキレン基である。特許請求の範囲第1項および
    第2項記載の細胞毒性複合体。 4、発生または導入したチオール基を有する下記式[[
    ] %式% で表わされる抗体又はその7ラグメントと、下記式[’
    M] 0)       0OOZ 】 Y         ・・・・・[W]で表わされる細
    胞毒性物質を結合した反応性重合体を反応せしめること
    を特徴とする、下記式[1−1] %式%] で表わされる細胞毒性複合体の製造法。 5、#導または導入した活性ジスルフィド基を有する下
    記式(Vl Ab ++B+)H8+X]v           
       −・・ =  〔V)で表わされる抗体又はその
    7ラグメントと、下記式1j!] −・・・・・・・[%] で表わされる、チオール基を有する細胞毒性物質を結合
    した反応性重合体を反応させるととを特徴とする、前記
    式t:t−t〕で表わされる細胞毒性複合体の製造法。 6、発生または導入されたチオール基を有する前記式〔
    II〕で表わされる抗体又はその7ラグメントと、前記
    式([〕で表わされる、チオール基を有する細胞毒性物
    質を結合した反応性重合体を、千オール基と反応し得る
    官能基を2個有する架橋剤を用いて結合することを特徴
    とする、下記式(1−23 %式%[12] で表わされる、細胞毒性複合体の製造法つ7、 導入さ
    れたマレイミド基を一つ下記式〔■〕で表わされる抗体
    又はその7ラグメントと、式〔V)で表わされる、チオ
    ール基を有する細胞毒性物質を結合した反応性重合体を
    反応させることを特徴とする、式〔lで表わされる細胞
    毒性複合体の製造法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60172935A (ja) * 1984-02-16 1985-09-06 Green Cross Corp:The 制癌作用物質複合体の製造方法
US4556689A (en) * 1983-05-23 1985-12-03 Sumitomo Chemical Company, Limited Complex of biologically active protein with reactive high polymer having bonded thereto bifunctional chelate
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JPS6156198A (ja) * 1984-05-23 1986-03-20 サノフイ イオノフオアと高分子とをカツプリングさせた包合体およびその使用法
JPS61186400A (ja) * 1984-12-20 1986-08-20 メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド 細菌由来中性多糖類と免疫原性タン白との安定な、共有結合された多糖―タンパク質結合体、該結合体の製造方法並びに該結合体を含む医薬組成物
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