JPS58161246A - ボタン型空気電池 - Google Patents
ボタン型空気電池Info
- Publication number
- JPS58161246A JPS58161246A JP4491582A JP4491582A JPS58161246A JP S58161246 A JPS58161246 A JP S58161246A JP 4491582 A JP4491582 A JP 4491582A JP 4491582 A JP4491582 A JP 4491582A JP S58161246 A JPS58161246 A JP S58161246A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- sealing
- inorganic compound
- air
- type air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M12/00—Hybrid cells; Manufacture thereof
- H01M12/04—Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type
- H01M12/06—Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type with one metallic and one gaseous electrode
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Hybrid Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ボタン型空気電池の空気供給孔を密封する密
封材に関するものである。
封材に関するものである。
一般的にボタン型空気電池は空気中の酸素を活物質とす
る触媒を主とした空気極（正極）と、アルカリ水溶液か
らなる電解液と、亜鉛負極とから主に構成され、電池容
器には空気供給孔が設けられていて、使用時に正極へ酸
素を供給していた。
る触媒を主とした空気極（正極）と、アルカリ水溶液か
らなる電解液と、亜鉛負極とから主に構成され、電池容
器には空気供給孔が設けられていて、使用時に正極へ酸
素を供給していた。
また、電池未使用の場合には外気としゃ断するために空
気供給孔は密封材でシールされているが、シール状態が
不完全であったり、密封材がガス易透過性であったりす
ると、電解液が蒸発してしまい電解液不足となったり、
逆に外気より炭酸ガスが流入して空気極の触媒能力を低
下させたりして電池性能に悪影響を及ぼす原因となって
いた。
気供給孔は密封材でシールされているが、シール状態が
不完全であったり、密封材がガス易透過性であったりす
ると、電解液が蒸発してしまい電解液不足となったり、
逆に外気より炭酸ガスが流入して空気極の触媒能力を低
下させたりして電池性能に悪影響を及ぼす原因となって
いた。
従来用いられている密封材は、ポリエステル単体シート
、ポリプロピレンシート、ポリエステルと紙との二層シ
ートなどが用いられていた。
、ポリプロピレンシート、ポリエステルと紙との二層シ
ートなどが用いられていた。
これらの中でとくにポリエステルを主体としたものはガ
ス不透過性にすぐれ、密封性は良好である。
ス不透過性にすぐれ、密封性は良好である。
しかしながら、電池を長期間保存した場合、負極の自己
消耗により、わづかづつではあるが水素ガスが発生して
くる。この水素ガスの蓄積により電池内圧が上昇し、ポ
リエステルよりなる密封材などを脹らませたり、密封材
の粘着層を破って電池内部と外気とが完全な導通状態に
なったりすることがあった。そこで改良策として、ポリ
エステルと紙とを貼シ合わせ、紙の方に粘着層を設けて
電池ケースに貼り付は密封材としたものもある。
消耗により、わづかづつではあるが水素ガスが発生して
くる。この水素ガスの蓄積により電池内圧が上昇し、ポ
リエステルよりなる密封材などを脹らませたり、密封材
の粘着層を破って電池内部と外気とが完全な導通状態に
なったりすることがあった。そこで改良策として、ポリ
エステルと紙とを貼シ合わせ、紙の方に粘着層を設けて
電池ケースに貼り付は密封材としたものもある。
この場合には紙層より、わづかに発生した水素ガスを徐
々に逸散させてやることができるので、前述したような
密封材の脹らみはなくなる。
々に逸散させてやることができるので、前述したような
密封材の脹らみはなくなる。
またポリエステル単体の場合は耐アルカリ性ではないの
に対し、紙は耐アルカリ性であるので万一空気孔より電
解液が漏液した場合には液を吸収しポリエステル層を保
護する。しかしながら湿気中に長時間放置した場合、紙
が劣化あるいは軟化してしまい、この紙層が電池内部と
外気の導通層となってしまうので長期間の使用には耐え
ない。
に対し、紙は耐アルカリ性であるので万一空気孔より電
解液が漏液した場合には液を吸収しポリエステル層を保
護する。しかしながら湿気中に長時間放置した場合、紙
が劣化あるいは軟化してしまい、この紙層が電池内部と
外気の導通層となってしまうので長期間の使用には耐え
ない。
そこで、本発明ではこれらの欠点を解消するために紙以
外の複合材料を検討したところ長期保存性にすぐれる密
閉材を提供することに成功した。
外の複合材料を検討したところ長期保存性にすぐれる密
閉材を提供することに成功した。
すなわち、ポリエステルからなるシートと無機化合物を
充填したポリプロピレンシートとを貼り合わせて°なる
複合シートを主体とした密封材を用いるものである。紙
では湿気に弱いものであるが、ポリプロピレンでは耐湿
性が著しく向上する。また単にポリプロピレンとポリエ
ステルのシートの貼り合わせの場合には４６℃や６０’
Ｃの保存下では軟化し、わん曲するため、こしがなくな
る状態となるが本発明の場合には無機充填物が入ってい
るので、耐熱性も向上し、６ｏ″Ｃ以上の高温下におい
てもこしが強くてわん曲せず外観上も非常に好捷しい。
充填したポリプロピレンシートとを貼り合わせて°なる
複合シートを主体とした密封材を用いるものである。紙
では湿気に弱いものであるが、ポリプロピレンでは耐湿
性が著しく向上する。また単にポリプロピレンとポリエ
ステルのシートの貼り合わせの場合には４６℃や６０’
Ｃの保存下では軟化し、わん曲するため、こしがなくな
る状態となるが本発明の場合には無機充填物が入ってい
るので、耐熱性も向上し、６ｏ″Ｃ以上の高温下におい
てもこしが強くてわん曲せず外観上も非常に好捷しい。
捷だ本発明の密封材はポリエステルの層を有するので、
外気とのしゃ断性は良く、電池内部より発生するわづか
の水素のみ無機化合物を充填したポリプロピレン層より
徐々に外部へ逸散させることができる。
外気とのしゃ断性は良く、電池内部より発生するわづか
の水素のみ無機化合物を充填したポリプロピレン層より
徐々に外部へ逸散させることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
第１図は本発明におけるボタン型空気電池の半裁断面図
である。
である。
図中、１は正極ケース、２は空気孔、３は空気拡散紙、
４は空気極撥水膜、５は正極触媒層、６はセパレータ、
７は含浸材、８は封口リング、９は封口板、１ｏは負極
唾鉛、１１はシール紙である。
４は空気極撥水膜、５は正極触媒層、６はセパレータ、
７は含浸材、８は封口リング、９は封口板、１ｏは負極
唾鉛、１１はシール紙である。
第２図は本発明の密封材の断面図である。１１−１は粘
着層、１１−２は無機化合物を充填したポリプロピレン
シート、１１−３はポリエステルシートである。
着層、１１−２は無機化合物を充填したポリプロピレン
シート、１１−３はポリエステルシートである。
本発明の密封材はポリエステルシート１１−３の厚さを
２６μ、ソリ力を充填したポリプロピレンシート１１−
２の厚さを約１００μとし、これを用いて電池Ａを３０
０ケ造った。比較として、上記と同じポリエステルシー
トと無機物を含浸しない紙とを貼り合わせた密封材を用
いて電池Ｂを３００ケ造った。それぞれ１ｏ○ケづつ常
温１年。
２６μ、ソリ力を充填したポリプロピレンシート１１−
２の厚さを約１００μとし、これを用いて電池Ａを３０
０ケ造った。比較として、上記と同じポリエステルシー
トと無機物を含浸しない紙とを貼り合わせた密封材を用
いて電池Ｂを３００ケ造った。それぞれ１ｏ○ケづつ常
温１年。
４６℃湿度９０％に２ケ月、８０ ’Ｇ Ｋ ２ケ月の
保存に入れ、シール状態での開路電圧と３０００連続放
電での比較試験を行なった。
保存に入れ、シール状態での開路電圧と３０００連続放
電での比較試験を行なった。
開路電圧は密閉状態では１．３ｖ以下を示すが密封不良
では外気の酸素により酸素電位がでるので１．４０Ｖ以
上となる。そこで１．４ｏｖ以上を不良初期よりの容量
劣化度を調べた。その結果を次表に示した。
では外気の酸素により酸素電位がでるので１．４０Ｖ以
上となる。そこで１．４ｏｖ以上を不良初期よりの容量
劣化度を調べた。その結果を次表に示した。
開路電圧では従来品Ｂがいづれの条件下でも１０ケ以上
の不良があるのに対し、本発明品人は非常に少なく常温
１年保存ではまったく不良がでなかった。とくに４６℃
、９０％湿度下では従来より大きく改良されている。
の不良があるのに対し、本発明品人は非常に少なく常温
１年保存ではまったく不良がでなかった。とくに４６℃
、９０％湿度下では従来より大きく改良されている。
また、容量劣化率も従来より大巾に改良されている。こ
れらのことから、本発明品は保存性にすぐれ、不良を大
巾に減少させる効果がある。
れらのことから、本発明品は保存性にすぐれ、不良を大
巾に減少させる効果がある。
丑だ、無機イン藷してはシリカの他に酸化チタ７ ２、
ン７酸化鉛、酸化カドミウムなどの無機顔料、アルミナ
、ケイ酸など種々あるが、いづれの場合も同じ効果があ
った。
、ケイ酸など種々あるが、いづれの場合も同じ効果があ
った。
また、ポリエステルシート層と無機化合物を充填したポ
リプロピレン層の間に、粘着層をラミネートの方法によ
っては介在させてもよい。
リプロピレン層の間に、粘着層をラミネートの方法によ
っては介在させてもよい。
第１図は本発明の実施例におけるボタン型空気電池の半
裁断面図、第２図は密封材の拡大断面図である。 １・・・・・・正極ケース、２・・・・・・空気孔、３
・・・・・空気拡散紙、４・・・・・・空気極撥水膜、
５・・・・・正極触媒層、６・・・・・・セパレータ、
７・・・・・・含浸紙、８・・・・・・封口リング、９
・・・・・・封口板、１０・・・・・・負極唾鉛、１１
・・・・・・密封材、１１−１・・・・・・粘着層、１
１−２・・・・・・ポリプロピレンシー）、１１−３・
・・・・ポリエステルシート。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 ／Ｑ 第２図
裁断面図、第２図は密封材の拡大断面図である。 １・・・・・・正極ケース、２・・・・・・空気孔、３
・・・・・空気拡散紙、４・・・・・・空気極撥水膜、
５・・・・・正極触媒層、６・・・・・・セパレータ、
７・・・・・・含浸紙、８・・・・・・封口リング、９
・・・・・・封口板、１０・・・・・・負極唾鉛、１１
・・・・・・密封材、１１−１・・・・・・粘着層、１
１−２・・・・・・ポリプロピレンシー）、１１−３・
・・・・ポリエステルシート。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 ／Ｑ 第２図
Claims (2)
- （１）ポリエステルシートと無機化合物を充填したポリ
プロピレンシートとの複合シートを主体とした密封材に
より空気供給孔を密封してなるボタン型空気電池。 - （２）前記無機化合物が、無機顔料、シリカ、アルミナ
及びケイ酸の群から選ばれたいずれかである特許請求範
囲第１項に記載のボタン型空気電池０
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4491582A JPS58161246A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | ボタン型空気電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4491582A JPS58161246A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | ボタン型空気電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58161246A true JPS58161246A (ja) | 1983-09-24 |
Family
ID=12704750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4491582A Pending JPS58161246A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | ボタン型空気電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58161246A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002190291A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-05 | Sumitomo Chem Co Ltd | セパレータおよびリチウムイオン二次電池 |
| WO2007001997A2 (en) * | 2005-06-24 | 2007-01-04 | Eveready Battery Company, Inc. | Air cell with modified sealing tab |
| US7405014B2 (en) | 2003-12-22 | 2008-07-29 | Eveready Battery Company, Inc. | Tab system for a metal-air electrochemical cell |
| JP2014186884A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Nissan Motor Co Ltd | 空気電池ユニット |
-
1982
- 1982-03-19 JP JP4491582A patent/JPS58161246A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002190291A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-05 | Sumitomo Chem Co Ltd | セパレータおよびリチウムイオン二次電池 |
| US7405014B2 (en) | 2003-12-22 | 2008-07-29 | Eveready Battery Company, Inc. | Tab system for a metal-air electrochemical cell |
| WO2007001997A2 (en) * | 2005-06-24 | 2007-01-04 | Eveready Battery Company, Inc. | Air cell with modified sealing tab |
| WO2007001997A3 (en) * | 2005-06-24 | 2007-02-15 | Eveready Battery Inc | Air cell with modified sealing tab |
| JP2008544463A (ja) * | 2005-06-24 | 2008-12-04 | エバレデイ バツテリ カンパニー インコーポレーテツド | 密封タブを修正した空気セル |
| US7563531B2 (en) | 2005-06-24 | 2009-07-21 | Eveready Battery Company, Inc. | Air cell with modified sealing tab |
| AU2006262463B2 (en) * | 2005-06-24 | 2010-11-11 | Eveready Battery Company, Inc. | Air cell with modified sealing tab |
| AU2006262463C1 (en) * | 2005-06-24 | 2011-04-14 | Eveready Battery Company, Inc. | Air cell with modified sealing tab |
| JP2014186884A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Nissan Motor Co Ltd | 空気電池ユニット |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0230039B1 (en) | Seal tab for a metal-air electrochemical cell | |
| JPH10154521A (ja) | 固体高分子型燃料電池 | |
| US4448860A (en) | Galvanic element with integral getter | |
| US3980497A (en) | Separators for alkaline batteries | |
| US3669746A (en) | Separators for secondary alkaline batteries having a zinc-containing electrode | |
| JPS58197655A (ja) | 電池 | |
| JPS59194361A (ja) | 空気電池 | |
| JPS58161246A (ja) | ボタン型空気電池 | |
| JP3530339B2 (ja) | 固体高分子型燃料電池およびその製造方法 | |
| JPS5955314A (ja) | 酸素ガス選択透過性複合膜の製造方法 | |
| JPH0417259A (ja) | 電池 | |
| JPS58164173A (ja) | ボタン型空気電池 | |
| EP0052282A2 (en) | Apparatus for use in an electrochemical cell and electrochemical cell | |
| JPS58161273A (ja) | ボタン型空気電池 | |
| JPS63138668A (ja) | 薄型空気電池 | |
| JPH0766811B2 (ja) | 空気電池 | |
| JPS5936818B2 (ja) | コンデンサ | |
| JPS58206080A (ja) | 空気電池 | |
| JPS60257069A (ja) | 薄形電池 | |
| JPS58186173A (ja) | 空気電池 | |
| JPS63224161A (ja) | 空気電池用密封材 | |
| JPS5931566A (ja) | 電池 | |
| JPS60240053A (ja) | 薄形電池 | |
| JPS6226566B2 (ja) | ||
| JPS62126570A (ja) | 空気電池用密封材 |