JPS58159442A - アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法 - Google Patents

アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法

Info

Publication number
JPS58159442A
JPS58159442A JP4085482A JP4085482A JPS58159442A JP S58159442 A JPS58159442 A JP S58159442A JP 4085482 A JP4085482 A JP 4085482A JP 4085482 A JP4085482 A JP 4085482A JP S58159442 A JPS58159442 A JP S58159442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reactor
alcohol
acrylic acid
ester
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4085482A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0239496B2 (ja
Inventor
Makoto Hashimoto
眞 橋本
Hiroshi Yoshikawa
好川 博
Hitoshi Saito
仁 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP4085482A priority Critical patent/JPS58159442A/ja
Priority to DE19833308879 priority patent/DE3308879A1/de
Publication of JPS58159442A publication Critical patent/JPS58159442A/ja
Publication of JPH0239496B2 publication Critical patent/JPH0239496B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/08Preparation of carboxylic acid esters by reacting carboxylic acids or symmetrical anhydrides with the hydroxy or O-metal group of organic compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアクリル酸又はメタクリル酸と低級脂肪族アル
コールを強酸性陽イオン交換樹脂を触媒として、アクリ
ル酸エステル又はメタクリル酸エステルケ連続的に製造
する方法に関するものである。
更に詳しくは一本発明は、アクリル酸またはメタクリル
酸と低級脂肪族アルコールを強酸性イオン交換目脂を触
媒として反応させ−アクリル酸エステル丑たはメタクリ
ル酸エステルを製造−1−るKあたり、ニスデル什反応
器は第1反応器と第2反応器からなり、第1反応器では
新規なアクリル酸丑たはメタクリル酸及びアルコールな
モル比を実質的に1で反応させ、得らhた第1反応器反
応生成物を直接回収精製系に送り、第1反応器での未反
応アクリル酸寸たはメタクリル酸量及びアルコール量以
上の量の酸及びアルコールを回収精製系〜第2反応器間
で循環し。
第1反応器および第2反応器とも反応温度60〜ll0
C,滞溜時間03〜3時間で反応させることにより第1
反応器へ供給したアクリル酸丑たはメタクリル酸及びア
ルコールを実質的に100%反応させることを特徴とす
るアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造
方法に関するものである。
本発明でいう回収精製系とは、アクリル酸又はメタクリ
ル酸回収工程、低級脂肪族アルコール回収工程−抽出工
程、脱水工程等の反応生成物分離精製工程を言う。
又一本発明において、アクリル酸又はメタクリル酸及び
アルコールのモル比が実質的に1であるということは、
アクリル酸又はメタクリル酸に対しアルコールを等モル
使用する場合の他−副反応や蒸溜ロス等で失なわれるア
ルコール又は酸(アクリル酸又はメタクリル酸)を補充
する為にアルコール又は酸をわずかに過剰(例えば10
%以下の過剰(什)用いる場合も意味する。
エステル化反応を実施するにあたり強酸性陽イオン交換
樹脂を触媒とする方法は格式流通反応に適し、連続操作
が容易であり反応液に触媒の酸の混入がなく一後の精製
工程が有利に実施出来るため好寸しい方法である。一方
、エステル化反応は可逆反応であり、充分に反応を進行
させるためには生成した水又はエステルを反応系から除
去するか、4たは原料である酸又はアルコールのどちら
が一方を大過剰に使用しなければワンパスの反応では充
分な反応率を上げることは出来ない。
従って、反応生成物を反応系から除去することが困難な
格式流通反応に於て工業的に実施するための改良が種々
提案されている。即ち1反応液から未反応アクリル酸又
はメタクリル酸を最初の反応器ヘリサイクルするが又は
第2反応器でさらに反応を進行させる方法(特公昭48
−1369−公開公報54−106412、公開公報5
5−62047)−硫酸など通常の酸触媒と併用する方
法(特公昭49−382541、反応系を気液混和とし
て、生成した水及びエステルを気化せしめて平衡を移動
し1反応を進行させる方法(公開公報55−12274
0)などがある。しかるに、エステル化反応を工業的に
有利に実施するためには原料のアクリル酸又はメタクリ
ル酸のエステルへの高い転化率、アルコールの使用量の
低減及び回収、再使用が容易なこと、溶剤など他の薬剤
を使用しないこと、工程が単純で操作が容易なこと、な
どが挙げられるが前述の特許に記載された方法には一長
一短がある。
本発明者らは、これらのことを考慮し一鋭意検討した結
果、エステル化反応系と回収精製系とを機能的に組み合
わせることによりアクリル酸又はメタクリル酸のエステ
ルへの高い転化率。
アルコールの使用量の低減及び回収再使用の容易さ1反
応関連物質以外の成分を使用しない等ノ%徴を有する。
有利にアクリル酸エステル又5− はメタクリル酸エステルを製造する方法を発明した。以
下にこれを詳細に説明する。なお便宜上、以下の説明は
アクリル酸エステルについて行うが、メタクリル酸エス
テルについテモ全く同様である。なお− メタクリル酸
についてuff施例においてこれを具体的に説明した。
本発明によればエステル化反応器は第1反応器、第2反
応器よりなる。エステル化反応器は管式で内部に固体酸
触媒として強酸性イオン交換樹脂を充填しである。反応
は高められた温度で行う。寸ず第1反応器へは新規アク
リル酸及びアルコールを実質的にモル比1で供給する。
反応転化率はエステルの種類によって異なるが通常60
〜90%である。反応物は後述の第2反応器の反応物と
合し、回収精製系で処理される。回収精製系で各成分に
分離されて、回収されたアクリル酸及びアルコールは第
2反応器に循環し反応物は一ヒ述の如く第1反応器の反
応液と合し回収精製系で処理される。
つ寸り本発明の骨子を要約すると次のように 6− なる。
(11第1反応器へ供給されるアクリル酸とアルコール
のモル比が実質的に1である。
(2)第1反応器と第2反応器の反応物を合し、回収精
製系で処理する。
(3)回収された未反応アクリル酸とアルコール及び必
然的に随伴してくるエステル及び水は第2反応器へ供給
する。
さらに詳しく説明すると第1反応器ではアクリル酸とア
ルコールのモル比が実質的に1に固定されているので反
応転化率は平衡転化率の範囲内で自由に設定することが
出来るが、経済性及びイオン交換樹脂の劣化を考慮して
60〜90%に設定するのが好寸しい。第2反応器では
アルコールの量及び回収アクリル酸とアルコール及びア
クリル酸を回収する際に必然的に随伴してくるエステル
及び水の4成分の割合によって平衡転化率が定寸ろ。逆
に第2反応器での転化率を定めると必要なアルコール量
が定する。ここに本発明の狙いがあるのである。即ち、
第1反応器へ供給されるアクリル酸及び等モルのアルコ
ールを実質的に100%反応させてエステル及び水を生
成させろためには第1反応器での未反応分のアクリル酸
及びアルコールを第2反応器でエステルと水に転住させ
る必要がある。
しかるに第2反応器での転住率は1 (l 0%には出
来ないので運転初期に於ては循環アクリル酸及びアルコ
ールの蓄積が起こるが定常状態では一定となる。具体的
に説1明する。
第1反応器での転住率’r<70%、第2反応器での転
化率奏で50%(循環アクリル酸基準)と設定し、第1
反応器へ供給″ツーるアクリル酸(及びアルコール)を
1モルとすれば未反応アクリル酸(及びアルコール)は
03モルトナル。
03モルの未反応アクリル酸(及びアルコール)は第2
反応器で完全に反応するためには循環(蓄m )アクリ
ル酸(及びアルコール)の量ヲXモルとすれば次式が成
り立つ。
0.3 =XXO85・°・X−06 つ壕り第1反応器へ供給するアクリル酸(及びアルコー
ル)1モルに対し06モルのアクリル酸(及びアルコー
ル)が定常状態では第2反応器〜回収精製系を循環する
ことになる。ここで第2反応器での転化率の50%を達
成するためのアルコールの量は1回収精製系から必然的
に随伴してくるエステル及び水があるために第1反応器
へ供給するアクリル酸に対して等モルのアルコールだけ
では不足であるので過剰に使用する必要がある。この過
剰のアルコールハ運転初期に加えるだけで定常状態に於
ては第2反応器〜回収精製系を循環することになる。但
しエーテルなどの副反応や蒸溜ロスなどでアルコールが
失われる場合は随時追加される。過剰に添加されるアル
コールの量は回収精製系から随伴してくるエステル及び
水の量を液々平衡、蒸溜条件などから求めトライアンド
エラ一方式で求めろことが出来る。
以上一本発明の詳細な説明したが本発明の有利な点を列
挙すれば次のようになる。
(1)第1反応器に供給されるアクリル酸及びア 9− ルコールrよ最終的には実質的K100%反応するので
第1反応器へ供給される原料は常に新規なものを使用す
ることが出来るので安定して操業出来るのである。
(2)本発明では一第2反応器へ循環するアクリル酸及
びアルコールはエステル及び水を成る程度随伴してもよ
い。反応生成物であるエステル及び水の存在は平衡反応
に於て不利であるので、各反応液組成物の間で共沸を形
成するエステル化製造プロセスに於ては各成分の分離は
非常に困難であり重要な問題となっている。
(3)  アルコールの使用量が少ない。
前述のように第2反応器での転化率は自由に設定出来る
が転化率をあ寸り」−げるのはアルコールの使用量が多
くなる。逆に、転化率をあ丑り下げるのはアクリル酸の
循環量が多くなり不適当である。適当な転化率を選ぶこ
とによりアルコールの使用tL極めて少なく出来ること
がわかった。アルコールの使用量10− が少ないことは後の精製工程に多大の利益をもたらすこ
とは明らかである。
本発明を実施するためにあたってエステル化の触媒の強
酸性イオン交換樹脂はポリスチレン系スルボン酸型カチ
オン交換樹脂等が使用出来ろ。例えばアンバーライト(
ローム・アンド・ハース社製)、ダウエックス(ダウケ
ミカル社製)、ダイヤイオン(三菱化成工業株式会社製
)などである。
エステル化反応の反応温度はイオン交換樹脂の安定性や
モノマーの重合及び副生成物の生成を少なくする点から
は低温が好ましいが反応速度の点からは余り低くするこ
とは好丑しくないので通常60〜110Cであり特に7
0〜100Cが好寸しい結果を与える。
反応圧力は通常は使用反応温度で反応系を液状に保つに
充分な圧力で行われるがエステルの種類により常圧又は
減圧下で反応系を気液混相としても樹脂の劣イヒな来た
さない場合があり。
この場合反応転化率を大巾に向上させることが出来るの
で好寸しい場合がある。
エステル(L反応は重合禁11−剤の存在下で行われろ
。重合禁1に剤としてはフェノチアジン、・・イトロキ
ノ乙ハイドロキノンモノメチルエーテルなどが使用され
、ろ。その使用情゛は通常、アクリル酸に対して0.0
01〜1重量%である。
反応時間は第1反応器−第2反応器とも0,3〜3時間
であり好寸しくけ05〜2時間である。
各反応器の反応転住率は自由に設定出来るが好丑しくは
第1反応器では60〜90%、第2反応器では40〜7
0%(循環アクリル酸基準)に設定される。各反応器は
生産量?一定にするために滞溜時間を一定にするが、反
応温度を調節することにより容易に設定され、た転化率
を達成することが出来る。
第1反応器及び第2反応器の反応物は合してアクリル酸
回収蒸溜塔で処理して未反応アクリル酸を回収する。こ
の場合、蒸溜塔の操作を適切に行うことにより未反応ア
クリル酸の殆ど全量と少量の水からなる缶出液を塔底よ
り収得し塔頂からは殆どアクリル酸を含寸ないエステル
−アルコール及び水よりt、【ろ混合液を溜出させるこ
とが出来る。ここで塔底に残す水の量は操作圧に於て液
温な75〜110Cにせしめる量とするのが好寸しい。
塔底より収得したアクリル酸は第2反応器に循環再使用
するが−この一部を真空蒸発器例えばフィルムエバポレ
ーターで処理して副生成物及び重合物を系外に除去する
塔頂より溜出したエステル、アルコール及び水の混合液
を抽出装置で水洗し−3成分液々平衡に相当するエステ
ルを含有するアルコール水溶液としてアルコール分を分
離する。
このアルコール水溶液はアルコール回収塔で蒸溜し、塔
頂より若干のエステル化反応するアルコールを回収しこ
れを第2反応器に循環再使用する。塔底より得られる水
は、エステル化反応で生成する量に相当する量は廃水と
して系外に除去し一残量の水は上記の抽出装置での水洗
用水として循環再使用する。
アルコールを分離したエステル液は溶解変相13− 当量の水を含み一常法により脱水塔で脱水した後−精製
塔で蒸溜して製品エステルを収得する。
不発明で使用する低級脂肪族アルコールとしテハ、メタ
ノール、エタノール等が挙げられる。
この発明方法の一実施態様を第1図によって説明する。
流路1よりアクリル酸とアルコールの混合物を第1反応
器Th−1に送太しエステル化反応を行い一反応物ケ流
路2より流出させる。
この反応物は第2反応器R,−2より流路4ケ経て流出
した反応物と合し流路5を通ってアクリル酸回収塔T−
1に導入されろ。T〜1では精溜により未反応アクリル
酸のはV全量を少量の水と共に塔底より流路7火通じて
流出させる。
このうち大部分は流路8を通じて第2反応器R。
−2に循環され、1部は副生成物及びポリマー分除去の
ため流路9を通じて真空蒸発器V−1で処理してアクリ
ル酸及び水を蒸発させ流路10より第2反応器に循環さ
せろ。副生成物及びポリマーは流路11より排出し焼却
処理する。
ゴー1の塔頂からは殆どアクリル酸ケ含寸ない14− エステル、アルコール及び水の混合液が部用するのでこ
れを流路6を通じて水洗塔T−2塔底に供給する。T−
2塔頂からは流路16を通じて水洗用水を供給する。T
−2内でエステル液と水が向流接触才ろことによりエス
テル液中のアルコールは水中に移行しアルコール水溶液
としてT −2塔底より流路13を経て流出しアルコー
ル回収蒸溜塔1’ −3に導入され鞘部により濃縮され
たアルコールはT−3塔頂より流路14を経て部用し、
前述の流路8及び10より来る回収アクリル酸と合し流
路3より第1反応器fL−2に導入されエステル化反応
を行う。
1’ −3の塔底からは流路15を経て缶出物としてア
ルコールをほとんど含有しない水が得られ。
このうちエステル化反応で生成する水に相当する計は流
路17を経て廃水として系外に排出し。
残りは流路16を経て前述の如< T −2塔頂へ水洗
用水として供給する。
T−2の塔頂からは溶解変分の水を含んだエステルが得
られ流路12を通じて脱水蒸溜塔T−4に供給する。
T−4塔「1からはエステルと水の共沸混合液が部用し
こ力、はデカンテーション−分液’c hいニスデル相
は塔頂に還流する。水相はその複重廃棄しても」:<、
又、有用成分を回収する為に1゛−2に循環′1−ろこ
とも出来ろ。T −4塔底から脱水されたエステルが得
られ−C′hi’l: R路18?通じて精製蒸留塔l
ll−5に供給さ!+−る。
T −5で鞘部し塔頂から流路19を通じて製品エステ
ル液中得し塔底から流路20%−通じて缶出液を得ろ。
これは真空蒸発器V−2によりエステルを蒸発回収し2
流路21より1” −4原刺供給ラインに循環し1重合
物ケ主とした高沸魚介は流路22より排出し焼却処理す
る。
以下実施例によりこの発明方法を更に詳細に説明するが
この発明は以下の実施例のみに限定きれるものではない
実施例1゜ ジャケットを有し、ポ1]スチレン系スルボン酸型カチ
オン交換樹脂60を充填した第1反応器に。
毎時アクリル酸3kg、エチルアルコール1.92 k
gよりなる反応原液にアクリル酸に対して0.01重量
%に相当するハイドロキノンを存在させて供給1〜だ。
ジャケット内には温水を通じ反応器内の温度ケ90rJ
:に維持した。この第1反応器内で、供給原液中のアク
リル酸の65%がアクリル酸エチルに転化した。第1反
応器から流出する反応液は後述の第2反応器から流出す
る反応液と共にアクリル酸回収蒸留塔に供給する。
アクリル酸回収蒸留塔は20段からなる多孔板塔で、こ
の中央に第1反応器及び第2反応器からの反応液を毎時
9.52kg供給する。この塔は塔頂圧力200 mm
T−1g還流比05で操作される。塔底からは2%の水
及び高沸点物を含むアクリル酸を毎時2.90kg抜出
し、このうち10%に相当する量は真空蒸発器で高沸点
物な除去し残りの90%と共に第2反応器に循環し反応
させる。蒸溜塔の塔頂からの晶出液は毎時6.62kg
であってその組成はエステル66%−アルコール20%
−水13%その他1%であってアクリル酸はトレーステ
アっ17− た。この晶出液は水洗塔底に供給する。水洗塔は30段
の多孔板式抽出楢であって、前記晶出液はこの塔内で塔
10から供給されろ水洗用水と向流接触してエチルアル
コールを分離する。この晶出液と水洗用水の使用割合は
1:1である。
水洗塔底からは毎時9.15Agの速度でエチルアルコ
ール水溶液が得らね、ろ。この中には13%のエステル
が含丑れろ。このエチルアルコール水溶液は30段の多
孔板式アルコール回収蒸溜塔で還流比3で操作し、塔頂
かもニスデル、アルコール、及び若干の水からなる混合
物を毎時1.72 kgで部用させ−これを前述の回収
アクリル酸と合1〜.第2反応器へ供給し反応させろ。
第2反応器は第1反応器と同様の形式のものを使用しイ
オン交換樹脂51を充填し1反応器度90?Tで操作す
る。第2反応器では供給アクリル酸の60%がアクリル
酸エチルに転化した。
アルコール回収塔底からは毎時7.43に9の速度で殆
ど有機物を含1ない水を抜出1〜 この中毎時o7ot
cttiw系外に廃水として除去し、残りは水洗18− 塔洗浄用水として水洗塔頂に供給する。
水洗塔頂からは溶解度分の水を含有するエステルが毎時
4.22 kLj流出し、これは後述の回収エステルと
共に脱水蒸溜塔で処理する。
脱水蒸溜塔は30段の多孔板式蒸溜塔で原料中の水はエ
ステルとの共沸混合物として塔頂から溜出し、これはデ
カンテーション分液して、エステル相は塔頂に還流し、
水相は廃水として系外に除去する。脱水蒸溜塔底からは
殆ど水分を含1ないエステルを毎時4.36 kg抜出
し、これを精製蒸溜塔に供給する。
精製蒸溜塔は20段の多孔板式蒸溜塔で還流比02で操
作される。塔頂からは製品規格を満足するアクリル酸エ
チルを毎時4.07 kg溜部用せる。
塔底からは重合物を含むエステルを得るのでこれからは
真空蒸発によりエステル分を回収し1缶残分は焼却処理
する。回収したエステル分は脱水蒸溜塔に供給される。
実施例2 実施例1と同様の方法及び装置を使用してアクリル酸メ
チルを製j侍する。
イオン交換樹脂45βを充填した第1反応器に毎時アク
リル酸3.60kg−メチルアルコール1.60kgを
供給し、反応温度80cでエステル化反応を行い、アク
リル酸の69%がアクリル酸メチルに転化し、この反応
液は第2反応器の反応液と共にアクリル酸回収蒸溜塔に
供給する。この塔は塔頂圧力250 mm11g、還流
比0.5で操作される。
塔底からは3%の水及び高沸点物ケ含むアクリル酸を毎
時<、49icg抜出し、このうち10%に相当する量
は真空蒸発器で高沸点物を除去し、残りの90%と共眞
第2反応器に供給する。堵: rr+がらの留出液は毎
時6.22 kgで、その組成はエステル74%、アル
コール11%及び水15%であって。
アクリル酸はトレースであった。この留出液は有機相5
.49に9Cm時)−水4flO,73に9 (4yQ
)カらなり、その中有様相を水洗塔底に供給し塔頂より
供給され、ろ水洗用水と向流接触してメチルアルコール
を分離する。この留出液と水洗用水の使用割合は3:1
である。
水洗塔底からは毎時2.9−2 kgの速度でメチルア
ルコール水溶液が得られろ。この中には8,5%のエス
テルが含寸れる。このアルコール水溶液と前記アクリル
酸回収塔部出液水相な合し、アルコール回収蒸溜塔に供
給する。この塔は還流比2で塔頂からはメチルアルコー
ルとエステルの混合液トして毎時1.05 kg溜部用
、これを前述の回収アクリル酸と合し、第2反応器へ供
給し反応させる。
第2反応器は第1反応器と同様の形式のものを使用し、
イオン交換樹脂5石を充填し1反応器度80tZ’で操
作する。第2反応器では供給アクリル酸の50%がアク
リル酸メチルに転化した。アルコール回収蒸溜塔底から
は殆ど有機物を含有しない水を毎時2.617Cg抜出
し−この中毎時0.88 k、gを系外に廃水として除
去し、残りは水洗塔洗浄用水として水洗塔頂に供給する
水洗塔頂からは溶解度分の水を含有するエステルが毎時
4..40kg流出し、これは後述の回収エステルと共
に脱水蒸溜塔で処理する。
脱水蒸溜塔頂からは水はエステルとの共沸混合21− 液として溜出し、とf′Lはデカンテーション分液して
エステル相は塔頂(C還流し、水相は水洗塔洗浄用水と
して水洗塔頂に供給する。
脱水蒸溜塔底からは殆ど水分を含なないエステルが毎時
4.67/cg得られ、これを精製蒸溜塔に供給する。
精製塔頂から毎時4.20 kgで製品規格を満足する
アクリル酸メチルを溜出させろ。塔底からは重合物を含
むエステルを得るので真空蒸発によりエステル分ケ回収
し、回収したエステル分は脱水蒸溜塔に供給される。
実施例3 実施例1と同様の方法及び装置を使用してメタクリル酸
メチルを製造する。
イオン交換樹脂7.01を充填した第1反応器に毎時メ
タクリル酸447に9−メチルアルコール1、66 k
41を供給し一反応温度80Cでエステル化反応を行い
、メタクリル酸の60%がメタクリル酸メチルに転化し
、この反応液は第2反応器反応生成液と共にメタクリル
酸回収蒸溜塔に供給する。
メタクリル酸回収蒸溜塔は塔頂圧200 mmIrg還
22− 流化0.5で操作し、塔底からは2係の水分を含有する
メタクリル酸を毎時3.12 kg抜出し、この中10
%は真空蒸発器により高沸点物を除去し、残りの90係
と共に第2反応器に供給する。
塔頂かもの晶出液は毎時7.461c9であってその組
成はエステル72%−アルコール15%及び水13%で
あリーメタクリル酸はトレースであった。
この晶出液は有機相6.33に9C毎時)、水相1、、
]31(g(毎時)からなり−これを2相に分離し有機
相は水洗塔内で塔頂より供給される水洗用水と向流接触
1〜でメチルアルコールを分離する。
この晶出液と水洗用水の使用割合は1:0.3である。
水洗塔底からは毎時3. OOkgの速度でメチルアル
コール水溶液が得られる。この中には34%のエステル
が含寸れろ。このアルコール水溶液と前記アクリル酸回
収蒸溜塔溜出液水相を合し、アルコール回収塔に供給す
る。この塔は還流比2で操作され、塔頂からはメチルア
ルコールとエステルの混合液として毎時1.36 kf
l溜出部用−これを前述の回収メタクリル酸と合し、第
2反応器へ供給し反応させろ。第2反応器はイオン交換
樹脂5沼を充填し反応温度90iCで操作する。第2反
応器では供給メタクリル酸の60%がメタクリル酸メチ
ルに転作した。
アルコール回収蒸溜塔底からは殆ど有機物を含有しない
水を毎時2.77 k、g抜出し、この中位時0、87
1cgを系外に廃水として除去し、残りは水洗塔洗浄用
水として水洗塔頂に供給する。
水洗塔頂から溶解度分の水を含有するエステルが毎時5
.23 kg流出し、これを脱水蒸溜塔で処理する。
以下実施例1と同様に処理して製品規格を満足するメタ
クリル酸メチルケ毎時5.07 kg収得した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施態様の一例を示したフローシート
である。 R−,1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1
反応器R1−2・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ 第2反応器1” −1・・・・・・・・・・・・・
・・・・・酸回収塔T−2・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・水洗塔T−3・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・アルコール回収塔T−4・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・脱水塔T−5・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・精製塔特許出
願人 日本化薬株式会社 25−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 アクリル酸またはメタクリル酸と低級脂ivj族
    アルコールケ強酸性イオン交換樹脂を触媒として反応さ
    せ、アクリル酸エステル寸たはメタクリル酸エステルを
    製造するにあたり一エステル化反応器は第1反応器と第
    2反応器からなり、第1反応器では新規なアクリル酸ま
    たはメタクリル酸及びアルコールなモル比を実質的に1
    で反応させ、得られた第1反応器反応生成物ケ直接回収
    精製系に送り、第1反応器での未反応アクリル酸寸たは
    メタクリル酸量及びアルコール喰以−Fの量の酸及びア
    ルコールケ回収精製系〜第2反応器間で循環し、第1反
    応器および第2反応器とも反応温度60〜110C1滞
    溜時間03〜3時間で反応させろことにより第1反応器
    へ供給したアクリル酸4たはメタクリル酸及びアルコー
    ルケ実質的(lこ100%反応さぜろことを特徴とする
    アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方
    法。
JP4085482A 1982-03-17 1982-03-17 アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法 Granted JPS58159442A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4085482A JPS58159442A (ja) 1982-03-17 1982-03-17 アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法
DE19833308879 DE3308879A1 (de) 1982-03-17 1983-03-12 Verfahren zur herstellung von acrylsaeure- oder methacrylsaeureestern

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4085482A JPS58159442A (ja) 1982-03-17 1982-03-17 アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58159442A true JPS58159442A (ja) 1983-09-21
JPH0239496B2 JPH0239496B2 (ja) 1990-09-05

Family

ID=12592143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4085482A Granted JPS58159442A (ja) 1982-03-17 1982-03-17 アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS58159442A (ja)
DE (1) DE3308879A1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61176555A (ja) * 1985-01-30 1986-08-08 Nippon Oil & Fats Co Ltd アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの製造法
JPH01139547A (ja) * 1987-04-16 1989-06-01 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd 高純度メタクリル酸エステルの製造方法
JPH02279654A (ja) * 1989-04-21 1990-11-15 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd メタクリル酸エステルの製造方法
JPH02279655A (ja) * 1989-04-21 1990-11-15 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd アクリル酸エステルの製造方法
JPH09316034A (ja) * 1996-05-29 1997-12-09 Toagosei Co Ltd (メタ)アクリル酸低級アルキルエステルの製造における低級アルキルアルコールの回収方法及びそのエステルの製造方法
JP2002255896A (ja) * 2000-12-26 2002-09-11 Atofina 不飽和カルボン酸エステルの改良された製造方法
US7491841B2 (en) 2006-07-11 2009-02-17 Nippon Shokubai Co., Ltd. Process for producing acrylic ester
JP2015157800A (ja) * 2014-01-22 2015-09-03 三洋化成工業株式会社 固体酸触媒反応装置及びエステルの製造方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1308737C (en) * 1987-04-16 1992-10-13 Syoichi Matsumoto Process for producing methacrylic ester
DE19536178A1 (de) * 1995-09-28 1997-04-03 Basf Ag Verfahren und Vorrichtung zur kontinuierlichen Herstellung von Alkylestern der (Meth)acrylsäure
WO1998052903A1 (en) * 1997-05-20 1998-11-26 Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation Processes for conducting equilibrium-limited reactions
DE10062754A1 (de) * 2000-12-15 2002-06-20 Mg Technologies Ag Verfahren zum Herstellen eines Esters der Acrylsäure oder Methacrylsäure

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS481369U (ja) * 1971-05-17 1973-01-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS481369U (ja) * 1971-05-17 1973-01-09

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61176555A (ja) * 1985-01-30 1986-08-08 Nippon Oil & Fats Co Ltd アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの製造法
JPH01139547A (ja) * 1987-04-16 1989-06-01 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd 高純度メタクリル酸エステルの製造方法
JPH02279654A (ja) * 1989-04-21 1990-11-15 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd メタクリル酸エステルの製造方法
JPH02279655A (ja) * 1989-04-21 1990-11-15 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd アクリル酸エステルの製造方法
JPH09316034A (ja) * 1996-05-29 1997-12-09 Toagosei Co Ltd (メタ)アクリル酸低級アルキルエステルの製造における低級アルキルアルコールの回収方法及びそのエステルの製造方法
JP2002255896A (ja) * 2000-12-26 2002-09-11 Atofina 不飽和カルボン酸エステルの改良された製造方法
US7491841B2 (en) 2006-07-11 2009-02-17 Nippon Shokubai Co., Ltd. Process for producing acrylic ester
JP2015157800A (ja) * 2014-01-22 2015-09-03 三洋化成工業株式会社 固体酸触媒反応装置及びエステルの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE3308879A1 (de) 1983-09-29
JPH0239496B2 (ja) 1990-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5362918A (en) Process for producing acetaldehyde dimethylacetal
US4250328A (en) Method for separation of an ester from a reaction mixture
US3776947A (en) Continuous esterification process
JPS58159442A (ja) アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法
CA2171228A1 (en) Process for purifying acetic acid
US4824998A (en) Process for producing tau-butyl methacrylate
US6392088B1 (en) Process for the production of dimethylesters of unsaturated dicarboxylic anhydrides
US3308163A (en) Process for preparing peroxy compounds
JP3532763B2 (ja) メタクリル酸メチルの精製法
ES2935290T3 (es) Procedimiento optimizado para la preparación de metacrilato de alquilo mediante reducción de productos secundarios perturbadores
JPH0244296B2 (ja)
US3821286A (en) Process for the production of methyl methacrylate
US5637761A (en) Process for the continuous preparation of esters of lower aliphatic carboxylic acids with lower alcohols
WO2001056970A1 (fr) Procede de production de terephtalate de bis-?-hydroxyethyle de grande purete
US4968834A (en) Recovery of acrylic acid and/or ethyl acrylate from black acid
JPH10279523A (ja) (メタ)アクリル酸エステルの製造方法
US3703539A (en) Preparation of esters of unsaturated monocarboxylic acids
US4381973A (en) Process for the preparation of pyrocatechol and hydroquinone
JPH0240651B2 (ja)
JPS6345659B2 (ja)
JP2003321419A (ja) 高純度(メタ)アクリル酸の製造方法
JPS6320415B2 (ja)
JPS58192851A (ja) アクリル酸またはメタクリル酸と高級アルコ−ルとのエステル類の製法
NL192039C (nl) Werkwijze ter bereiding van glycidylacrylaat of glycidylmethacrylaat.
JP3166295B2 (ja) アセタールの分離法