JPS5815849B2 - 記録再生装置におけるシヤツトオフ機構 - Google Patents

記録再生装置におけるシヤツトオフ機構

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JPS5815849B2
JPS5815849B2 JP56117502A JP11750281A JPS5815849B2 JP S5815849 B2 JPS5815849 B2 JP S5815849B2 JP 56117502 A JP56117502 A JP 56117502A JP 11750281 A JP11750281 A JP 11750281A JP S5815849 B2 JPS5815849 B2 JP S5815849B2
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lever
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recording
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reel shaft
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高篠静雄
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えばテープレコーダに適用するのに最適な記
録再生装置におけるシャットオフ機構であって、特に。
(a) ’J−ル軸の回転によって所定方向に回動附
勢され、リール軸の回転停止と共に上記附勢が解除され
るようになされ、かつ第1凹部と第2凹部とを有する検
出部材、 (b) モータにて常時駆動される駆動部材。
(c) 上記駆動部材にて往復駆動され、リール軸が
回転している時には上記第1凹部内を第1のストローク
にて往復動し、リール軸が停止した時には上記第2凹部
内を第2のストロークにて往復動するピンを有する往復
動部材、 (d) 上記往復動部材が上記第2のストロークにて
往復動することにより作動し、再生釦又は記録釦のロッ
ク板を解除動作させるロック板作動部材。
とからなり、再生時又は記録時においてテープエンドに
よりリール軸の回転が停止した際に、再生釦又は記録釦
のロックを解除させるようにした記録再生装置における
シャットオフ機構に関するものである。
この種従来の装置では、停止状態において検出部材の回
動附勢が解除されて、この検出部材が自由に回転出来る
状態にあg為に、検出部材がリール軸による回動附勢方
向とは反対方向に回動されたま\で停止されていること
が往々にしである。
そしてこのような停止状態から再生状態又は記録状態に
切換えられるようなことがあると、再生釦又は記録釦が
押された瞬間に、駆動部材にて駆動された往復動部材の
ピンが検出部材の第2凹部内に不測に移動して第2のス
トロークにて往復動されてしまい、ロック板作動部材力
田ツク板を不測に解除動作してシャットオフ動作が不測
に行われてしまう。
即ち再生釦又は記録釦が押された瞬間にシャットオフ誤
動作が行われると言う大きな欠陥があった。
本発明はこのようなシャットオフ誤動作を防止すること
が出来るものを提供しようとするものである。
以下本発明をカセット式テープレコーダに適用した実施
例を図面に付き述べる。
このテープレコーダ1は通常のコンパクトカセット2を
使用するものであり、それでいてキャビネット3は超薄
形に構成され、全体として極めてコンパクトな外径を呈
している。
第1図は上記の如く特徴あるテープレコーダ1全体を示
すものである。
キャビネット3の右後角部には上面、右側面、後面の3
面が開放されたカセット装着部6が形成されていて、こ
のカセット装置部6にコンパクトカセット(以下単に力
、セットと記載する)2が上方から従来同様に装着され
るように構成されている。
なおこのカセット装着部6の上面、右側面、後面はキャ
ビネット3に枢着された開閉蓋Tによって開−されるよ
うに構成されている。
またキャビネット3の前端側でかつ右寄り位置には左側
から順次レビュー兼用の巻戻し釦8、停止釦9、再生釦
10、キュー兼用の早送り釦11、記録釦12の5つの
押釦が並べて設けられている。
またキャビネット3のカセット装着部6の左横にはエジ
ェクト釦13が設けられている。
第2図〜第4図は特徴あるメカ基板15とヘッド基板1
6との関係を示したものである。
メカ基板15は従来公知の如く板金加工されたものであ
ってキャビネット3内に内蔵されている。
このメカ基板15は前記カセット装着部6において、後
側が主平板部15aに形成され、前側がその主平板部1
5aに対して下方に凹まされた低所平板部15bに形成
されていて、これらは1段差部15cによって接続され
ている。
そして従来公知の供給及び巻取り用の左右一対のリール
軸17.18及びカセット押えバネ21等はメカ基板1
5の主平板部15a部分に取付けられ、キャプスタン6
0及び左右一対のカセット位置決めピン20at20b
等はメカ基板15の低所平板部15b部分でかつその後
側寄りに偏倚した位置に取付けられている。
一方ヘッド基板16は従来公知の如くはゾ丁字形をなし
ていて、左右方向に延びる前板部j6aと、これより後
方に延びる後板部16bとで構成されている。
しかしてこのヘッド基板16はその前板部16aと後板
部16bとの接続部に段差部16cが設けられていて、
後板部16bが前板部16aに対して低く構成されてい
る。
そしてその後板部16bが前記メカ基板15の低所平板
部15bから段差部15cにかけて切欠かれた長孔状の
切欠き22内に挿入されて、主平板部15aの下方位置
まで延出されている。
またこの際後板部16bの前端側は低所平板部15bと
面一状に構成されている。
なおヘッド基板16の前板部16aの上面には従来公知
の如く左側から順次消去ヘッド23、録再ヘッド24、
ピンチローラ25が取付けられている。
但し消去ヘッド23及びピンチローラ25は従来同様に
これらのレバー26.27によって夫々支点ピン28,
29を介して回動自在に取付けられ、かつ引張ばね30
.31によって夫々第2図時計方向側に回動附勢されて
いる。
また図中32は薄板にて成形された化粧板であり、この
化粧板32にもメカ基板15の主平板部15a、低所平
板部15b、段差部15cに夫々対応する主平板部32
a、低所平板部32b、段差部32cが形成されている
そしてこの化粧板32はメカ基板15の上面に密着する
ように重ねられて接着されている。
しかして上記の如くメカ基板15に下方に凹んだ低所平
板部15bを設け、かつこの低所平板部15b部分にお
いてこれと、ヘッド基板16の後板部16bとを面一に
構成したことにより、カセット2をヘッド基板15上に
極めて接近させた状態に装着させることが出来、これに
よりキャビネット3の超薄形化を可能にしている。
即ちカセット2には従来公知の如くそのカセット筐体2
aの前端の上下面に上下一対の膨出部2 b 、2 c
が形成されている。
しかるにこのカセット2を装着した際、下部側膨出部2
cを第3図に明示されるように、メカ基板15の主平板
部15aに対して下方に凹んだ低所平板部15b上の凹
空間部33内に入り込ませることが出来る。
しかしてこの事はカセット2をヘッド基板15の主平板
部15aに対して極めて接近した状態に装着させ得るこ
とになり、これがキャビネット3全体の超薄形化に大い
に寄与している。
第5図〜第25図は特徴あるモード切換え機構を示した
ものである。
先ず押釦装置部分を説明するが、これは第10図及び第
18図〜第25図に明示されている。
即ち前記5つの押釦8〜12は前記メカ基板15に架設
された共通の支点軸40によって夫々回転自在に枢支さ
れている。
そしてこれらの各押釦8〜12は夫々断面はゾ逆り字状
に合成樹脂成形されていて、停止釦9を除く他の押釦8
.10,11゜12の垂直片は夫々レバー押圧部8a、
10a。
11a、12aに構成され、停止釦9の垂直片は後述す
るロック板の作動部9aに構成されている。
またこれらの押釦のうち停止釦9、再生釦10、記録釦
12は板バネ41にて復動されるが、巻戻し釦8及び早
送り釦11は後述するレバーにて復動されるように構成
されている。
一方上記停止釦9を除く他の押釦8,10.1L12を
ロックする為のロック板43は合成樹脂成形されていて
、前述したキャビネット3全体の薄形化に寄与すべく、
このロック板43も超薄形に成形されている。
但しこの場合このロック板43は断面はKL字状をなす
補強板(金属板)14を下面に密着し、ロック板43に
一体的に成形された複数個の溶着ダボ45をこの補強板
44の複数個のダボ穴46に夫々挿通し、そしてこれら
の溶着ダボ45の溶着によりこれら43,44が一体的
に結合されて補強されている。
このロック板43はその両端を一対の支点1°ン4Tに
よって前記メカ基板15に回動自在に枢支されており、
復動用の引張バネ48によって第19図〜第23図で反
時計方向に回動附勢されている。
そしてこのロック板43の後縁側の上面部分には上記各
押釦8〜12に夫々対応する爪54,55,56,57
58が一体的に成形されている。
この際巻戻し釦8及び早送り釦11に対応する爪54.
57は小さな山に成形され、停止釦9に対応する爪55
は最も大きな山に成形され、再生釦10及び記録釦12
に対応する爪56,58は中間の大きさの山に成形され
ている。
なお停止釦9及び再生釦10を除く他の押釦8,11.
12はこれらが後述するように押された際、そのレバー
押圧部8aの下端をロック板43の後縁部433部分で
ロックされるように構成されているが、再生釦10のみ
はこれが後述するように押された際、前記爪56に成形
された段部56a部分でロックされるように構成されて
いる。
なお図中49はロック板43の右側端部に一体的に成形
された突片である。
なおこのロック板43による停止釦9を除く他の各押釦
8,10,11,12のロック並びにロック解除動作を
説明すれば、先ず再生釦10が第21図の如く押された
時には、そのし′バー押圧部10aが爪56を乗り越え
てその段部56aでロックされる。
なおこの状態で第25図の如く巻戻し釦8及び早送り釦
11を押しても、′これらのレバー押圧部8a、11a
が爪54.57に当接せず、この時ロック板43は何等
動作されない。
この事は再生釦10を押したま\(ロックしたま5)で
巻戻し釦8及び早送り釦11を押すことが可能となり、
後述するレビュー、キューの動作を行なえる。
同様に巻戻し釦8、早送り釦11、記録釦12が夫々第
19図、第23図、第24図の如く押された時にCiこ
れらの各レバー押圧部8a、11a。
12aが冬瓜54,57,5Bを乗り越えてロック板4
3の後縁部43aでロックされる。
そして上記各押釦8,10.1L12が夫々ロックされ
ている状態で停止釦9が押され\ば、その作動部9aが
爪55に当接してロック板43を大きく回動させる為、
上記各押釦8,10,11゜12のロックが解除されて
これらが夫々復動される。
なお本装置は後述するようにワンタッチ録音を可能にし
ている関係で、再生釦10が押されている状態で記録釦
12が押された時、或いは記録釦12が押されている状
態で再生釦10が押された時には、再生釦10及び記録
釦12のロックが解除されるようになっている。
また巻戻し釦8又は早送り釦11が押されている状態で
再生釦10又は記録釦12が押された時には、これらの
巻戻し釦8又は早送り釦11のロックが解除されるよう
になっており、更にまた巻戻し釦8及び早送り釦11は
これらのうち何れか一方が押されている状態で他方が押
された時、その先に押されている一方のロックが解除さ
れるようになっている。
次にモード切換え機構部分の詳細を説明するが、。
これは第5図〜第17図に明示されている。
先ずキャプスタン60が前記メカ基板15の所定位置に
軸支され、このキャプスタン60の下端にはフライホイ
ール61が固着されている。
なおこのフライホイール61にはその上下にプーリ62
,63 。
が形成されている。
またキャプスタン60の左横位置にはアンチローリング
用のフライホイール64が軸65を介してメカ基板15
に軸支されている。
なおこのフライホイール64にもプーリ66が形成され
ている。
メカ基板15の左側端部。位置にはモータ6Bが取付け
られていて、そのモータプーリ67と前記両フライホイ
ール6L64の両ブーIJ 62、66部分にベルト6
9が図の如く直角に捩られて巻掛けられている。
一方前記供給リール軸17の下端には2段ブーIJ70
.71が固着されている。
また前記巻取りリール軸18の下端側には上部側にプー
リ72が固着され、その下部側にプーリ73が回転自在
に遊嵌され、その下部にカラー74が固着され、このカ
ラー74の上部に嵌合されたワッシャー75と上記プー
リ。
T3との間に介在された圧縮バネ76によりこのブーI
J73が常時上方に弾性的に押圧されて、このプーリ7
3と上記プーリ12との間に介在されたフェルト等の摩
擦板77に常時弾性的番ζ押圧され、いわゆるリミッタ
−機構を構成している(第。
27図及び第28図参照)。
なお前記メカ基板15の所定位置にはカウンターT8が
取付けられていて、そのカウンター駆動軸79に固着さ
れたプーリ80と前記プーリ71とがベルト81によっ
て連動されている。
また前記巻取りリール軸18の後部脇位置には前記メカ
基板15に中間軸82が軸支されている。
この中間軸82にはプーリ83が固着されており、この
プーリ83と前記プーリ63とがベルト84によって連
動されている。
こ\で86は後述する再生及び記録時に巻取りリール軸
18を所定速度で駆動するアイドラであり、81は後述
する早送り及びキュ一時に巻取りリール軸18を高速度
で駆動するアイドラであり、88は後述する巻取り及び
レビュ一時に供給り一部17を高速度で逆転駆動するア
イドラである。
これらのアイドラ86,8γ、88は夫々ゴムローラに
構成されていて、上記アイドラ86は前記プーリ73と
前記プーリ83のボス部83aとの間に圧着、離間自在
に構成されている。
また上記アイドラ87は上下2段に構成されていて、上
部87aが前記プーリ72に、下部87bが前記フライ
ホイール61に夫々圧着、離間自在に構成されている。
更にまた上記アイドラ88はフライホイール61に圧着
離間自在に構成されている。
そして上記アイドラ86を先端に枢着したリンク89が
ピン90を介して後述するシャットオフ機構の誤動作防
止レバー91に枢支されている。
なおこの誤動作防止レバー91は支点ピン92を介して
前記メカ基板15に回動自在に枢支されており、その一
端部に一体的に成形されたアーム91aと前記ヘッド基
板16の後板部16bの後端の一部との間に張設された
引張バネ93によって第5図時計方向に回動附勢されて
いる。
なお上記後板部16bの後端近傍部分に一体的に成形さ
れたストッパー94に上記アーム91aが当接すること
で、上記レバー91の時計方向の回動角が規制されるよ
うに構成されている。
一方上記ヘッド基板16は前記メカ基板15に植設され
た一対のガイドピン96に一対の長孔9Tを介して係合
されて、従来公知の如く前後方向に往復動自在に構成X
でいる。
また9Bは再生レバーであり、この再生レバー9Bはそ
の後端側をピン99を介してリンク100に枢支され、
その前端側をメカ基板15に植設されたガイドピン10
1に長孔102を介して係合されている。
なお上記リンク100は支点ピン103を介してメカ基
板15に枢支されている。
従ってこの再生レバー98は前後方向に往復動自在に構
成されているが、上記ピン99に一端が係止された引張
バネ104によってこの再生レバー98は前方側にスラ
イド附勢されている。
そしてこの再生レバー98とヘッド基板16の前板部1
6aの一部に一体的に成形されたストッパー106との
間に張設された引張バネ105を介してヘッド基板16
が再生レバー98に追随して往復動されるように構成さ
れている。
なお再生レバー98の前端面98aの一部に前記再生釦
10のレバー押圧部10aが当接されており、また上記
ストッパー106がこの前端面98aに当接されている
前記アイドラ81を先端に枢着したリンク107がピン
108を介してリンク109の先端に枢支されており、
このリンク109は支点ピン110を介して前記メカ基
板15に枢支されている。
また前記アイドラ88は支点ピン111を介して前記メ
カ基板15に枢支されたリンク112の一端に枢着され
ている。
なおこのアイドラ88にはブーIJ113が一体的に成
形されていて、このプーリ113と前記プーリ70とが
ベルト114によって連動されている。
そしてこのベルト114によってリンク112が第5図
反時計方向に回動附勢されている。
また116は記録レバーであり、この記録レバー116
は支点ピン117を介して前記メカ基板15に回動自在
に枢支されている。
そしてこの記録レバー116はこれに一端が係止された
引張バネ127により第5図時計方向に回動附勢されて
いて、その一端116aが前貫己記録釦12のレバー押
圧部12aに当接されている。
またその一端116a上に枢着された逆円錐形状をなす
ローラ118が前記ヘッド基板16の前板部16aの前
端面16dの一部に当接されている。
なおこの記録レバー116の他端はリンク119及び一
対のピン120,121を介してスイッチ作動レバー1
22の一端に連結されている。
このスイッチ作動レバー122は支点ピン123を介し
て前記メカ基板15に回動自在に枢支されており、その
他端側に固着された板バネ124によって録音−再生の
回路切換えスイッチ125を作動するよう構成されてい
る。
なおこのスイッチ作動レバー122はその他端側に一端
が係止された引張バネ126によって第5図反時計方向
に回動附勢されている。
また128は早送りレバーであり、この早送りレバー1
28は前記メカ基板15に植設されたガイドピン129
に長孔130を介して係合され、かつメカ基板15に一
体的に成形されたスライドガイド(図示せず)にて案内
されて前後方向に往復動自在に構成されている。
そしてこの早送りレバー128はこれに一端が係止され
た引張バネ131によって前方側にスライド附勢されて
いて、その前端128aが前記早送り釦11のレバー押
圧部11aに当接されている。
なおこの早送りレバー128の後端にはコ字状の切欠き
132が成形されていて、この切欠き132にリンク1
33の一端133aが係合されている。
このリンク133は支点ピン134を介して前記メカ基
板15に枢支されていて、その他端が前記リンク109
の他端に当接されている。
またこれら両リンク133、109間には引張バネ13
5が張設されている。
更に前記ヘッド基板16の右端部から後方に一体的に延
出されたアーム136が上記リンク133の他端133
bに当接可能に構成されている。
また138は巻戻しレバーであり、この巻戻しレバー1
38は前記メカ基板15に植設された一対のガイドピン
139に一対の長孔140を介して係合されて前後方向
に往復動自在に構成されている。
そしてこの巻戻しレバー138はその前端138aに一
端が係止された引張バネ141によって前方側にスライ
ド附勢されていて、その前端138aが前記巻戻し釦8
のレバー押圧部8aに当接されている。
また巻戻しレバー138の後端部にストッパー142が
一体的に成形されていて。
このストッパー142に前記リンク112の他端に固着
された板バネ143が押圧されている。
なお144は支点ピン145を介して前記メカ基板15
に枢支されたリンクであり、このリンク144の一端1
44aは前記巻戻し釦8のレバー押圧部8aに当接され
、他端144bは前記ヘッド基板16の前板部16aの
一部に一体的に成形されたストッパー146に当接可能
に構成されている。
また148はブレーキレバーであり、このブレーキレバ
ー148は前記メカ基板15に植設された一対のガイド
ピン149に一対の長孔150を介して係合されて前後
方向に往復動自在に構成されている。
このブレーキレバー148(7)後端148bには板バ
ネ151が固着され、その板バネ151の両端に固着さ
れた一対のブレーキパッド152が前記両ブーIJ 7
0、72の周面に圧着離間自在に構成されている。
なおこのブレーキレバー148はこれに一端が係止され
た引張バネ153によって前方側にスライド附勢されて
いる。
一方前記軸65にはリンク154が枢支されており、こ
のリンク154の一端154aが前記ブレーキ−レバー
148の一部に一体的に成形されたストッパー155に
当接されている。
またこのリンリ154の左横位置には前記メカ基板15
にリンク156が支点ピン157を介して枢支されてお
り、このリンク156の一端156aに上記リンク15
4の他端154bが当接されている。
なおこのリンク156の他端156bは前記巻戻しレバ
ー138に成形された段部158に当接されている。
また前記再生レバー98の後端98bが上記リンク15
4の一端154aに当接可能に構成されている。
また巻戻しレバー138の後端138bがスイッチ作動
レバー122 (7)一部に一体的に成形されたストッ
パー159に当接可能に構成されている。
また160は消去ヘッド作動レバーであり、このレバー
160は支点ピン161を介して前記メカ基板15に枢
支されている。
そしてこのレバー160の一端160aに前記消去へラ
ドレバー26から垂下されたピン162が当接されてい
る5なおこのレバー160の他端は前記ピン121を介
して前記スイッチ作動レバー122に連結されている。
また164は誤消去防止爪検出レバーであり。
この検出レバー164はこれに一体的に成形された検出
片164aによって従来公知の如く前記カセット2の誤
消去防止爪の有無を検出する。
この検出レバー164は支点ピン165を介して前記メ
カ基板15に枢支されていて、これに一端が係止された
引張バネ166によって第5図反時計方向に回動附勢さ
れている。
なおこの検出レバー164の一端面164aに前記スイ
ッチ作動レバー122の後端122aが当接可能に構成
されている。
また168は誤動作防止レバーであり、このレバー16
8は前記支点ピン165を介して前記メカ基板15に枢
支されている。
そしてこのレバー168はこれに一端が係止された引張
バネ169により第5図反時計方向に回動附勢されてお
り、その一端168aが前記ブレーキレバー148の後
端148aに当接されている。
またこのレバー168の他端面168bに前記スイッチ
作動レバー122の後端122aが当接可能に構成され
ている。
また111はエジェクト防止レバーであり、このレバー
171は前記メカ基板15に植設された一対のガイドピ
ン112に長孔113を介して係合されて前後方向に往
復動自在に構成されている。
なおこのレバー171はこれに一体的に成形された一対
のストッパー174間で前記ヘッド基板16の左端部1
6eに係合されている。
次に以上述べた構造に基づき各モードの切換え状況を説
明する。
〔停止モード〕
この停止モードは第15図に明示されており、この時総
ての部材は図の如く復動しており、両ブレーキパッド1
52が両ブーIJ70,72の周面に圧着されて、両リ
ール軸17,18にはブレーキが掛けられている。
〔再生モード〕
この再生モードは第6図及び第7図に明示されている。
再生釦10を前述の如く押すと、そのレバー押圧部10
aが再生レバー98を後方に押す。
この結果引張バネ105を介してヘッド基板16が引張
られ、このヘッド基板16が弾性的に、かつ引張バネ1
04に抗して往動(後方へのスライド)される。
この際ヘッド基板16が所定距離移動したところで、再
生レバー98の後端98bがリンク154の一端154
aを介してブレーキレバー148のストッパー155に
当接してこれを押す為、ブレーキレバー148が引張バ
ネ153に抗して往動され、先ず両ブレーキパッド15
2が両ブーIJ 70、72から離間される。
そしてブレーキレバー148の往動により電源スィッチ
(図示せず)がONとなる。
そして電源スィッチによりモータ68が作動されると、
モータプーリ61、ベルト681両プーリ62,66を
介して両フライホイール61,64が夫々矢印方向に回
転されて、キャプスタン60が駆動される。
なおキャプスタン60が駆動され5ば、プーリ63、ベ
ルト84を介してプーリ83が矢印方向に回転される。
しかしてヘッド基板16の上記往動により引張バネ91
を介して誤動作防止レバー91が時計方向に回動されて
、アイドラ86がプーリ13及びプーリ83のボス部8
3aに接近する。
なおこの際ヘッド基板16の往動により消去ヘッド作動
レバー160の一端160aがピン162を相対的に後
方に押圧する為、ヘッド基板16上の消去へラドレバー
26が引張バネ30に抗して反時計方向に回動される。
この結果ヘッド基板16の往動により録再ヘッド24及
びピンチローラ25は前進されるが、消去ヘッド23は
復動位置に保持される。
そしてヘッド基板16が往動終了位置に達して録再ヘッ
ド24.及びピンチローラ25がカセット2内に従来公
知の如く挿入され。
録再ヘッド24がカセット2内のテープに接触され、ま
たピンチローラ25がキャプスタン60にテープを圧着
するのと殆んど同時にアイドラ86がプーリ73及びプ
ーリ83のボス部83aに圧着される。
この結果キャプスタン60によってテープが所定の速度
で走行駆動されると殆んど同時に、プーリ83の回転力
がアイドラ86.プーリ13、摩擦板TI、プーリ72
を介して巻取りリール軸18に摩擦伝達され、この巻取
りリール軸18によってカセット2内の巻取りリールハ
ブ(図示せず)が従来公知の如く駆動される。
以上により所望の再生が行なわれるが、ブレーキレバー
148が往動したことで、誤動作防止レバー168が引
張バネ169によって図の如く反時計方向に回動される
この結果上記再生モードで記録釦12を不測に押そうと
しても、スイッチ作動レバー122の後端122aが誤
動作防止レバー168の後端面168bに当接して、そ
のレバー122の時計方向への回動が阻止される為。
結果的に記録釦12を押すことが出来ない。
これにより再生モードで記録釦12を不測に押すような
誤動作が防止される。
〔記録モード〕
この記録モードは第8図〜第11図に明示されている。
なおこの記録モードへの切換えは、記録釦12のみを押
すだけで良く、再生釦10を同時に押す必要はない。
またこの際カセット2の誤消去防止爪176が折り取ら
れていない時には、その爪116によって誤消去防止爪
検出レバー164の検出片164aが押され、その検出
レバー164が第11図実線の如く引張バネ166に抗
して時計方向に回動されるが、誤消去防止爪116が折
り取られている時には、この検出レバー164は第11
図鎖線の状態を保持する。
従ってこの時には記録釦12を不測に押そうとしても、
スイッチ作動レバー122の後端122aが検出レバー
164の他端面164bに当接して、そのレバー122
の時計方向への回転が阻止される為、結果的に記録釦1
2を押すことが出来ず、いわゆる誤消去が防止される。
従ってこの記録モードへの切換えはカセット2の誤消去
防止爪116が折り取られていない時にのみ可能である
記録釦12を前述の如く押すと、そのレバー押圧部12
aが記録レバー116の一端116aを押す。
この結果ローラ118がヘッド基板16を押す為、この
ヘッド基板16が前述同様に往動される。
但し第10図に明示されるように、ローラ118はその
逆円錐面118aによってヘッド基板16の前端面16
dを押す為、この時のカム作用でヘッド基板16は後方
に押されながら、下方側への押圧分力を受けることにな
る。
従ってこのヘッド基板16の往動時に、このヘッド基板
16は常にメカ基板15の上面側に押え付けられながら
極めて効果的に往動されることになる為、この往動時に
おけるヘッド基板16の不測な浮上りは生じない。
なお本装置では前述した如くヘッド基板16の後板部1
6bをメカ基板15の低所平板部15bと面一に構成し
ているから、ヘッド基板16の不測な浮上りは重大な整
置を招き兼ねない。
そこでこのヘッド基板16の浮上りを防止することによ
り、超薄形をなす本装置においてヘッド基板16を極め
て円滑に往復動させ得ることになり、その意義は誠に大
きい。
しかしてヘッド基板16が往動されると、そのストッパ
ー106が再生レバー98を押す為、この再生レバー9
8が前述した再先モード時と同様に引張バネ105に抗
して押される。
この結果再生モード時と同様にテープ走行がなされるが
、この際には、記録レバー116が引張バネ127に抗
して反時計方向に回動される為、リンク119を介して
ネイツチ作動レバー122が引張バネ126に跣して時
計方向に回動され、その板バネ124によって回路切換
えスイッチ125が記録モード側に切換えられる。
またこの際には消去ヘッド作動レバー160が反時計方
向に回動される為、消去ヘッド23は録再ヘッド24と
共に前進してカセット2内に挿入される。
以上により所望の記録(録音)が行なわれるが。
ヘッド基板16が往動されたことで、そのアーム136
がリンク133の他端133bに接近する。
この結果上記記録モードで早送り釦11を不測に押そう
としても、リンク133の他端133bが上記アーム1
36に当接して、そのリンク133の時計方向への回転
が阻止される為、結果的に早送り釦11を押すことが出
来ない。
また同様にスイッチ作動レバー122が時計方向へ回動
されたことで、そのストッパー159が巻戻しレバー1
38の後端138bに接近する。
この結果上記記録モードで巻戻し釦8を不測に押そうと
しても。
巻戻しレバー138の後端138bがスイッチ作動レバ
ー122のストッパー159に当接して往動を阻止され
る為、結果的に巻戻し釦8を押すことが出来ない。
従って上記記録モードで早送り釦11及び巻戻し釦8を
不測に押すような誤動作が防止される。
〔早送りモード〕
この早送りモードは第12図及び第13図に明示されて
いる。
早送り釦11を前述の如く押すと、そのレバー押圧部1
1aが早送りレバー128を引張バネ131に抗して後
方に押す。
この結果リンク133が時計方向に回動され、引張バネ
135を介してリンク109が反時計方向に回動されて
リンク107を介してアイドラ81がプーリT2及びフ
ライホイール61間に圧着される。
なおこの際早送りレバー128の段部137がブレーキ
レバー148の前端148bに当接してこれを後方に押
す為、前述した再生モード時と同様の動作が行なわれる
しかしてこの時にはフライホイール61の回転力がアイ
ドラ8Tを介してブー912に伝えられる為1巻取リリ
ール軸1Bが矢印方向に高速度で駆動される。
従ってテープが高速度で巻取られ、所望の早送りが行な
われる。
なおこの早送りモード時には前述した再生モード時と同
様に誤動作防止レバー168が反時計方向に回動され、
スイッチ作動レバー122の時計方向への回動が阻止さ
れる為、この早送りモード時には再生モード時と同様に
記録釦12を不測に押すことが出来ない。
〔巻戻しモード〕
この巻戻しモードは第14図及び第15図に明示されて
いる。
巻戻し釦8を前述の如く押すと。そのレバー押圧部8a
が巻戻しレバー138を引張バネ141に抗して後方に
押す。
この結果そのストッパー142が板バネ143を介して
リンク112を時計方向に回動させる為、アイドラ88
がフライホイール61に圧着される。
なおこの原券戻しレバー138の段部158がリンク1
56の他端156bを押し、このリンク156を時計方
向に回動する為、リンク154が反時計方向に回動され
、そのリンク154の一端154aがブレーキレバー1
48のストッパー155に当接してこれを後方に押す。
これにより前述した再生モード時と同様の動作が行なわ
れる。
しかしてこの時にはフライホイール61の回転力がアイ
ドラ88、プーリ113、ベルト112を介してプーリ
70に伝えられる為、供給リール軸11が矢印方向に高
速度でかつ逆転駆動される。
従ってテープが高速度で巻戻され、所望の巻戻しが行な
われる。
なおこの巻戻しモード時には前述した再生モード時と同
様に誤動作防止レバー168が反時計方向に回動され、
スイッチ作動レバー122の時計方向への回動が阻止さ
れる為、この巻戻しモード時においてもやはり記録釦1
2を不測に押すことが出来ない。
〔キューモード〕
このキューモードは第16図に明示されている。
前述した再生モードで早送り釦11が押されると、早送
りレバー128が後方に押され、リンク133が時計方
向に回動される。
この結果引張バネ135を介してリンク109が反時計
方向に回動されて、アイドラ80がフライホイール61
とプーリ72とに圧着されて、巻取りリール軸18が矢
印方向に高速度で駆動される。
そしてこれと同時に、リンク133の他端133bがヘ
ッド基板16のアーム136に当接してこれを前方へ押
し戻す。
これにより往動されていたヘッド基板16が引張バネ1
05に抗して前方側へ若干量押戻される為。
そのヘッド基板16上の録再ヘッド24及びピンチロー
ラ25も若干量前方側へ押戻され、録再ヘッド24はテ
ープとの接触を保持するが、ピンチローラ25はキャプ
スタン60から離れる。
またこの時ヘッド基板16のストッパー94が誤動作防
止レバー91のアーム91aに当接してこれを押す為、
このレバー91が反時計方向に回動されて、アイドラ8
6がプーリ73及びプーリ83のボス部83aから離間
される。
以上により記録釦12を押している間だけ、テープが再
生されながら高速度で巻取られ、所望のキュー動作が行
なわれる。
なお記録釦12から指を離せば、これが前述した如く復
動され、アイドラ87がフライホイール61及びプーリ
72から離れると同時にヘッド基板16が往動位置に復
帰する。
これにより前述した再生モードに自動的に切換えられて
、所望の再生が行なわれる。
〔レビューモード〕
このレビューモードは第1T図に明示されている。
前述した再生モードで巻戻し釦8が押されると、巻戻し
レバー138が押されて、リンク112が時計方向に回
動される。
この結果アイドラ88がフライホイール61に圧着され
て、供給リール軸17が矢印方向に高速度で逆転駆動さ
れる。
そしてこれと同時にリンク144が時計方向に回動され
て、その他端144bがヘッド基板16のストッパー1
46に当接してこれを前方へ押戻す。
これにより往動されていたヘッド基板16が引張バネ1
05に抗して前方側へ若干量押し戻されて。
前述したキューモード時と同様の動作が行なわれる。
以上により巻戻し釦8を押している間だけ、テープが再
生されながら高速度で巻戻され、所望のレビュー動作が
行なわれる。
なおキューモード時と同様巻戻し釦8を離せば、自動的
に再生モードに切換えられる。
第26図〜第34図は特徴あるシャットオフ機構を示し
たものである。
このシャットオフ機構は前記巻取リリール軸18の下端
部分に取付けられており、これには第1検出レバー17
7、第2検出レバー178、第1シヤツトオフレバー1
79、第2シヤツトオフレバー180、第3シヤツトオ
フレバー181゜前記誤動作防止レバー91、誤動作防
止板182等のレバー類が設けられている。
そして上記第1検出レバー177は前記巻取りリール軸
18の下端側に固着されている前記カラー74の下端部
74aの外周に相対回転自在に嵌合されている。
なおこの巻取りリール軸18の最下端部にはブツシュ1
85が固着されており、そのブツシュ185の鍔部18
5a上でこのブツシュ185の外周位置に上記誤動作防
止板182が相対回転自在に嵌合されている。
そして上記第1検出レバー171と上記誤動作防止板1
82との間でブツシュ185の外周に数回巻きされた巻
バネ186が介在され、その巻バネ186の上端186
aが第1検出レバー1T7に係止され、下端186bが
誤動作防止板182に係止されている。
そしてこの巻バネ186の圧縮反撥力により第1検出レ
バー177は常時上方に押圧附勢されて前記カラー74
に一体的に成形された鍔部74bの下面に圧着されてい
る。
従ってこの第1検出レバー177は巻取りリール軸18
の回転時に、カラー74の下端部74aの外周面及び鍔
部74bの下面部分で摩擦駆動力(但しこの摩擦力は非
常に弱い)を得て巻取りリール軸18の回転方向に回動
附勢されるように構成されている。
そして上記巻バネ186は上記の如く第1検出レバー1
77を上方に押圧すると同時に、この第1検出レバー1
17を第26図反時計方向に、誤動作防止板182を時
計方向に相対的に回動附勢している。
なおこの第1検出レバー177の端部には一側方に切欠
かれた切欠き187が形成されており、この切欠き18
7の一側面には第1凹部188.及び第2凹部189゛
が形成されている。
なお190は第1凹部188よりレバー先端側に設けら
れた頂部であり、この頂部190は第1凹部188と巻
取リリール軸18とを結ぶ直線位置より第29図で矢印
にて示される巻取りリール軸18功回転方向側に突出さ
れている。
前記第2検出レバー178は支点ピン191を介して前
記メカ基板15に回動自在に枢支されている。
この第2検出レバー178の一端178aには検出ピン
192が一体的に突設されており、この検出ピン192
は前記切欠き1B?内で往復動自在に構成されている。
また前記第1シヤツトオフレバー179は上記第2検出
レバー178の上記支点ピン191より他端178b側
位置に支点ピン193を介して回転自在に枢支されてい
る。
そしてこの第1シヤツトオフレバー179の一端179
a側位置に一端が係止された引張バネ194によって、
この第1検出レバー179が支点ピン193を中心に第
26図反時計方向に回動附勢されると共に、支点ピン1
93部分に加わるバネ力によって第2検出レバー178
も支点ピン191を中心に第26図反時計方向に回動附
勢されている。
なおこの第1シヤツトオフレバー119の一端179a
の端面には支点ピン193を中心とした円弧状をなす部
分歯車195が成形されている。
一方前記中間軸82に取付けられた前記プーリ83のボ
ス部83aの端部には歯車196が一体的に成形されて
おり、この歯車196に減速用の歯車197,198,
199,200が順次連動されている。
なお歯車197と198及び199と200とは夫々上
下2段に一体成形された歯車であって、これらは夫々軸
201.202を介して前記メカ基板15に軸支されて
いる。
しかして前記部分歯車195は上記減速最終段の歯車2
00に噛合、離脱自在に構成されている。
一方歯車199の下面にはカム203が一体的に成形さ
れていて、このカム203が前記第2検出レバー118
の他端178bの側面に接触して回転されるように構成
されている。
前記第2シヤツトオフレバー180ははゾL字状をなし
ていて支点ピン205を介して前記メカ基板15に枢支
されている。
そしてこの第2シヤツトオフレバー180の一端180
aに前記第1シヤツトオフレバー179の他端179b
が当接可能に構成され、第2シヤツトオフレバー180
の他端180bに前記第3シヤツトオフレバー181の
一端181aがピン206を介して連結されている。
なおこの第3シヤツトオフレバー181は前記ロック板
43の一端部位置にまで延出されていて、前記メカ基板
15に植設されたガイドピン207に長孔213を介し
て係合され、前後方向に往復動自在に構成されている。
そしてこの第3シヤツトオフレバー181の他端(前端
)181bは前記ロック板43の突片49に当接可能に
構成されている。
一方前記誤動作防止レバー91の他端側には第1保合部
及び第2保合部である2つのアーム208゜209が一
体的に成形されており、これら両アーム208,209
は前記第2検出レバー118の一端178aと、前記誤
動作防止板182に一体的に成形されたアーム210と
に当接可能に構成されている。
なお上記アーム210の先端210aはほぼL字状に屈
曲されて、前記アイドラ88を前記リンク112に枢着
しているアイドラ軸211の下端に当接可能に構成され
ている。
なお当然のことながらこのアイドラ軸211は下方に所
定長さに延長されている。
また前記第3シヤツトオフレバー181はこれに一端が
係止された引張バネ212によって前方側にスライド附
勢されている。
更にまた第1シヤツトオフレバー119の他端119b
が第2シヤツトオフレバー180の一端180aに当接
していることで、この第1シヤツトオフレバー179の
前記引張バネ194による回転角度が規制されている。
次に以上述べたシャットオフ機構の動作を説明する。
なおこのシャットオフ動作は従来公知の如く再生モード
又は記録モードでテープエンドとなった時に行なわれて
、テープの走行を自動停止させるものである。
第26図は停止モードを示したものであり、この時には
誤動作防止レバー91が前述の如く反時計方向に回動さ
れており、その両アーム208゜209が第2検出レバ
ー118の一端118a及び誤動作防止板182のアー
ム210に夫々当接して、第2検出レバー118を引張
バネ194に抗して時計方向に回動させ、また誤動作防
止板182を反時計方向に回動させている。
なお誤動作防止板182の上記反時計方向への回動によ
って巻バネ186が捩られ、第1検出レバー117が反
時計方向に回動される一方、第2検出レバー118の時
計方向への回動により、検出ピン192が切欠き18γ
の外側に移動され、この検出ピン192に第1検出レバ
ー177が当接されている5即ち停止モードでは、第1
検出レバー177が反時計方向に強制的に回動され、ま
た第2検出レバー17Bが時計方向に強制的に回動され
て、この第1検出レバー177が検出ピン192に強制
的に当接されると共に、この検出ピン192が切欠き1
81の外側で、少なくとも第1凹部188より外側位置
へ押出されていることになる。
しかしてこのことは再生モード又は記録モードの開始直
前に、検出ピン192が切欠き181の第2凹部189
内に不測に落ち込み、後述するシャットオフ動作が不測
に行なわれることを防止する。
何故ならば、停止モードでは巻取りリール軸18の回転
が停止しており、第1検出レバー111は巻取りリール
軸18の周りで何れの方向にも自由に回転出来る状態に
ある。
一方カム203はどの位置で停止しているか不明である
この為第1検出レバー111及び第2検出レバー17B
が夫夫第26図鎖線の位置にあり、検出ピン192が第
2凹部189内に落ち込んだ状態となっていることも予
想される。
しかしてこの状態の時には鎖線の如く部分歯車195が
歯車200に係合することになり、この状態で再生モー
ド又は記録モードが開始され、前記モータ68が作動す
れば後述するシャットオフ動作が行なわれることになる
従ってこのことは前記再生釦10又は記録釦12を押し
たとたんに、これらの押釦10,12のロックが解除さ
れることになり、いわゆるシャットオフ誤動作を招くこ
とになる。
第32図は再生モード又は記録モードでテープが走行さ
れている時の状態を示したものである。
先ずこの再生モード又は記録モードでは前述の如くヘッ
ド基板16が往動され、誤動作防止レバー91が時計方
向に回動されている為、この時には両アーム208.2
09が゛夫々第2検出レバー178の一端118a及び
誤動作防止板182のアーム210から離間されている
一方この時にはアイドラ86がプーリ73及びプーリ8
3のボス部83aに圧着されていて1巻取りリール軸1
8が矢印方向に所定の速度で回転されている。
なおこの時ブー983に伝えられているモータ68の回
転力が歯車196、197.198,199を介して歯
車200に伝えられており、この歯車200及びカム2
03が低速度で矢印方向に回転されている。
そして巻取りリール軸18が矢印方向に回転している間
、第1検出レバー111は前述した摩擦駆動力により同
方向に回動附勢されることになる。
一方カム203の回動によって、このカム203が第2
検出レバー118の他端178bの側面に間欠的に接触
して回動する為、このカム203に伴い、かつ引張バネ
194との共同作用で第2検出レバー118が時計方向
及び反時計方向に交互に往復動eことになる。
しかしてこの時における第2検出レバー178の往復動
ストロークS1は第32図で実線と鎖線とで示す角度範
囲である。
即ち先ず第2検出レバー178がカム203で蹴られて
時計方向に最大限に回動された時には、検出ピン192
は実線の位置に達する。
この時第1検出レバー177の頂部190を検出ピン1
92が押す為、第1検出レバー177は前述の摩擦駆動
力に逆らって矢印の逆方向に回動され、実線の状態にな
る。
そして引続きのカム203の回動に伴ってこのカム20
3が第2検出レバー118から離れると、この第2検出
レバー178は引張バネ194によって反時計方向に回
動され、検出ピン192が切欠き181の奥部側に向っ
て移動を開始する。
しかるにこの時第1検出レバー177は常時矢印方向に
回動附勢されている為、上記検出ピン192の移動に伴
って鎖線の位置へ向って矢印方向に回動する。
この結果検出ピン192は頂部190から第1凹部18
8内にすべり込むことになり、鎖線の如くこの第1凹部
188内に完全に入り込むことによって、それ以上切欠
き181の奥部側への移動を阻止される。
そしてこの瞬間に第2検出レバー178の引張バネ19
4による反時計方向への回動は阻止される。
以上により再生モード又は記録モードでのテープ走行中
、第2検出レバー178力以トロークS。
の角度範囲内で終始往復していることになる。
なおこの際、第2検出レバー17Bの上記往復動に伴い
第1シヤツトオフレバー119の部分歯車195が歯車
200に対して遠近移動されることになるが、この時に
は第2検出レバー178が鎖線の如く反時計方向に最も
回動されても1部分歯車195は歯車200に係合する
ことが出来ない構成になっている。
第33図はシャットオフ動作の瞬間を示したものである
前述した再生モード又は記録モードでテープエンドとな
り1巻取りリール軸18の回転が止まると、第1検出レ
バー177にこれまで与えられていた摩擦駆動力も解除
され、この瞬間にこの第1検出レバー177は巻取りリ
ール軸1Bの周りで何れの方向にも自由に回転出来る状
態になる。
これに対してカム203は引続き回動しているから。
第2検出レバー118はこれまでの往復動作を継続して
行なっている。
そして検出ピン192が鎖線の位置へ一旦移動された時
に、この検出ピン192が第1検出レバー17Tの頂部
190を蹴り、この第1検出レバー177は図に示され
た位置へ復動されて、そのま−その位置で停止される。
しかしてこの後第2検出レバー178が引張バネ194
によって反時計方向に回動されると、検出ピン192は
切欠き181の奥部側に向って移動するが、この時には
検出ピン192が第1凹部188に入り込むことが出来
ず、実線の如く第2凹部189内に落ち込むことになる
即ちこの時には第2検出レバー118がこれまでの往復
動ストロークS1よりも拡大された大きなストロークS
2で反時計方向に回動されることになる。
この結果第1シヤツトオフレバー179が上方側に大き
く移動され、その部分歯車195が歯車200に実線の
如く係合される。
しかしてこの瞬間に歯車200によって部分歯車195
が駆動され、第1シヤツトオフレバー179が引張バネ
194に抗して支点ピン193を中心に鎖線の如く時計
方向に強制的に回動される。
この結果第2シヤツトオフレバー180を介して第3シ
ヤツトオフレバー181が引張バネ212に抗して第2
9図実線の如く後方に引かれる。
するとその他端181bがロック板43の突片49を後
方に引く為、ロック板43が引張バネ48に抗して下方
に回動され、これまでロックされていた再生釦10又は
記録釦12のロックが解除される。
なおこれらの押釦10,12力釦ツク解除され\ば、前
述した停止モードとなり、テープの駆動は停止する。
第34図はレビューモード時における誤動作防止作用を
説明するものである。
レビューモードにおいては前述した如くアイドラ88が
フライホイール61に圧着され、テープが高速度で巻戻
されている。
そしてこの時巻取りリール軸18はテープによって駆動
されて、再生モード及び記録モード時とは逆に矢印方向
に逆回転駆動される。
一方策1検出レバ一177には巻取りリール軸18が回
転する限り前述した摩擦駆動力が与えられるから、この
レビューモード時においては、この第1検出レバー17
7は巻取りリール軸18の回転方向、つまり再生モード
及び記録モード時とは逆方向に回動附勢されることにな
る。
しかして第1検出レバー177が矢印方向に逆回動附勢
され5ば、この検出レバー177は検出ピン192から
離れることになるから、この検出レバー177が第33
図で示した位置へ移動されることは火を見るより明らか
である。
そしてこの状態になればその瞬間に前述したシャットオ
フ動作が不測に行なわれてしまうことになる。
従ってレビューモード時には常にシャットオフ誤動作が
可能な状況下に置かれることになり、誠に不都合である
しかるに本装置によれば、レビューモード時には、アイ
ドラ88がフライホイール61に圧着される際、そのア
イドラ軸211の下端が誤動作防止板182のアーム2
10の先端210aに当接してこれを押す為、この誤動
作防止板182が反時計方向に回動されることになる。
そして誤動作防止板182が反時計方向に回動され5ば
巻バネ186を介して第1検出レバー177が反時計方
向、即ち巻取りリール軸18の回転方向である矢印方向
とは反対方向に回動される。
つまりレビューモード時においても第1検出レバー11
7は再生モード及び記録モード時と同方向に弾性的に回
動附勢されることになり、これにより再生モード及び記
録モード時と同様の働きをなす。
従ってこのレビューモード時においても、第2検出レバ
ー178はストロークS1の角度範囲内で往復動される
ことになり、前述したシャットオフ誤動作を防止するこ
とが出来る。
第35図〜第37図は特徴あるエジェクト機構部分を示
したものである。
前記エジェクト釦13は板バネ214の一端214a上
に固着されている。
そしてこの板バネ214の他端214bは前記メカ基板
15の所定位置に一対の加締ピン215によって加締ら
れている。
一方この板バネ214の一端214aの下部位置で前記
メカ基板15にはエジェクトレバー216が水平な支点
ピン217を介して上下方向に回動自在に枢着されてい
る。
そしてこのエジェクトレバー216は上記支点ピン21
7部分に巻回された巻バネ218によって第36図時計
方向に回動附勢されていて、その先端216aをメカ基
板15上に当接した状態で水平に位置決めされている。
なおこのエジェクトレバー216は前記カセット装着部
6に装着される前記カセット2の下側に挿入されており
、その他端216bは前記板バネ214の一端214a
の下部に当接されている。
また前記エジェクト防止レバー111は上記エジェクト
レバー216に対して直交するように配置されていて、
これが往動された時その先端171aが上記エジェクト
レバー216の先端216a上に重なるように構成され
ている。
今所望の記録又は再生等の作業終了後前記開閉蓋7を開
き、第36図鎖線の如くエジェクト釦13を押すと、板
バネ214がその弾性に抗して下方に撓み、その一端2
14aがエジェクトレバー216の他端216bを下方
に押す。
この結果このエジェクトレバー216が支点ピン217
を中心に巻バネ218に抗して上方に回動され、その先
端216aがカセット2の一端下面を蹴り上げる。
これによりカセット2がカセット装着部6の上方にエジ
ェクトされる。
なおこのカセットエジェクト後エジェクト釦13から指
を離せば、エジェクト釦13が板バネ214によって上
方に復動され、またエジェクトレバー216は巻バネ2
18によって下方に復動される。
と〜において板バネ214はエジェクト釦13の支持部
材と復動用のバネ部材とを兼用しており。
構造が非常に簡素である上に、スペースファクターが非
常に良くリキャビネット3全体の薄形化に大いに寄与し
ている。
なおエジェクト防止レバー171は前述した再生モード
及び記録モード時において前記ヘッド基板16が往動さ
れると、これに連動して往動され、その先端171aが
エジェクトレバー216の先端216a上に重なるよう
に構成されているから、この再生モード及び記録モード
時においてはエジェクト釦13を押そうとしてもエジェ
クトレバー216の上方への回動がこのエジェクト防止
レバー111によって阻止される。
従って結果的にこの再生モード及び記録モード時におい
てはエジェクト釦13を押すことが出来ず、再生モード
及び記録モード途中でカセット2を不測にエジェクトし
てしまうような誤動作を未然に防止することが出来る。
本発明は上述の如く。
(a) IJ−ル軸の回転によって所定方向に回動附
勢され、リール軸の回転停止と共に上記附勢が解除され
るようになされ、かつ第1凹部と第2凹部とを有する検
出部材。
(b) モータにて常時駆動される駆動部材。
(c) 上記駆動部材にて往復駆動され1、リール軸
が回転している時には上記第1凹部内を第1のストロー
クにて往復動し、リール軸が停止した時には上記第2凹
部内を第2のストロークにて往復動するピンを有する往
復動部材。
(d) 上記往復動部材が上記第2のストロークにて
往復動することにより作動し、再生釦又は記録釦のロッ
ク板を解除動作させるロック板作動部材。
とからなり、再生時又は記録時においてテープエンドに
よりリール軸の回転が停止した際に、再生釦又は記録釦
のロックを解除させるようにした記録再生装置における
シャットオフ機構において。
(e) 停止時には第1の位置にあり、上記再生釦又
は記録釦が操作されるとその第1の位置から第2の位置
に摺動されるヘッド基板。
(f) 上記ヘッド基板の第1の位置から第2の位置へ
の摺動に連動して第1の位置から第2の位置へ回動され
るようになされ、かつ第1係合部と第2係合部とを有す
る誤動作防止レバー、とを有し、停止時には上記第1の
位置にある上記誤動作防止レバーの上記第1係合部によ
り上記往復動部材のピンが上記検出部材の上記第2凹部
内に移動するのを阻止すると共に、上記第2係合部によ
り上記検出部材を上記所定方向に回動附勢するように構
成したことを特徴とする記録再生装置におけるシャット
オフ機構である。
従って本発明によれば、停止状態で再生釦又は記録釦が
押された瞬間に往復動部材が不測に第2のストロークで
往復動されてシャットオフ誤動作が行なわれてしまうよ
うなことを確実に防止することが出来て、信頼性の非常
に高いものが得られる。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明をカセット式テープレコーダに適用した一
実施例を示したものであって、第1図は全体の斜視図、
第2図はメカ基板とヘッド基板との関係を示した要部の
分解斜視図、第3図は組立てた状態における第2図■−
■線での拡大断面図、第4図は同第2図IV−IV線で
の拡大断面図、第5図は停止モードをメカ基板を除いた
状態で示した拡大平面図、第6図は再生モード関係をメ
カ基板を除いた状態で示した拡大平面図、第1図は同上
の斜視図、第8図は記録モード関係をメカ基板を除いた
状態で示した拡大平面図、第9図は同上の斜視図、第1
0図は第8図X−X線断面図、第11図はカセットの誤
消去防止爪と記録釦との関係を示した一部切欠拡大平面
図、第12図は早送りモード関係をメカ基板を除いた状
態で示した拡大平面図、第13図は同上の斜視図、第1
4図は巻戻しモード関係をメカ基板を除いた状態で示し
た拡大平面図、第15図は同上の斜視図、第16図はキ
ューモード関係をメカ基板を除いた状態で示した拡大平
面図、第17図はレビューモード関係18図はロック板
と押釦とを示した一部切欠拡大斜視図、第19図は第1
8図XIX−XIX線断面図、第20図は第18図へ一
豆線断面図、第21図は第18図XXI−XXI線断面
図、第22図は第18図℃皿 −xxu線断図面、第2
3図は第18図℃皿−■線断面図、第24図はロック板
の拡大分解斜視図、第25図はキュー又はレビュ一時に
おける押釦とロック板との関係を示した要部の拡大断面
図、第26図はシャットオフ機構をメカ基板を除いた状
態で示した拡大平面図、第27図は第26図豆■−へ■
線断面図、第28図は同上の分解斜視図、第29図はシ
ャットオフ機構とロック板との関係をメカ基板を除いた
状態で示した拡大平面図、第30図は第29図の右側面
図、第31図は同上の斜視図、第32図〜第34図はシ
ャットオフ機構の動作をメカ基板を除いた状態で示した
拡大平面図、第35図はエジェクト機構を示した拡大平
面図、第36図は第35図XXXVI −XXXVI線
断面図、第37図は同上の分解斜視図である。 また図面に用いられた符号において、9は停止釦、10
は再生釦、12は記録釦、16はヘッド基板、18は巻
取りリール軸、43はロック板。 91は誤動作防止レバー、177は第1検出レバー、1
78は第2検出レバー、179は第1シヤツトオフレバ
ー、180は第2シヤツトオフレバー、181は第3シ
ヤツトオフレバー、182は誤動作防止板、188は第
1凹部、189は第2凹部、192は検出ピン、208
,209はアーム、211はアイドラ軸である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) ’)−ル軸の回転によって所定方向に
    回動附勢され、リール軸の回転停止と共に上記附勢が解
    除されるようになされ、かつ第1凹部と第2凹部とを有
    する検出部材。 (b) モータにて常時駆動される駆動部材。 (C) 上記駆動部材にて往復駆動され、リール軸が
    回転している時には上記第1凹部内を第1のストローク
    にて往復動し、リール軸が停止した時には上記第2凹部
    内を第2のストロークにて往復動するピンを有する往復
    動部材。 (d) 上記往復動部材が上記第2のストロークにて
    往復動することにより作動し、再生釦又は記録釦のロッ
    ク板を解除動作させるロック板作動部材、とからなり、
    再生時又は記録時においてテープエンドによりリール軸
    の回転が停止した際に、再生釦又は記録釦のロックを解
    除さ讐るようにした記録再生装置におけるシャットオフ
    機構において、(e) 停止時には第1の位置にあり
    、上記再生釦又は記録釦が操作されるとその第1の位置
    から第2の位置に摺動されるヘッド基板、 (f) 上記ヘッド基板の第1の位置から第2の位置
    への摺動に連動して第1の位置から第2の位置へ回動さ
    れるようになされ、かつ第1係合部と第2保合部とを有
    する誤動作防止レバー、とを有し、停止時には上記第1
    の位置にある上記誤動作防止レバーの上記第1係合部に
    より上記往復動部材のピンが上記検出部材の上記第2凹
    部内に移動するのを阻止すると共に、上記第2係合部に
    より上記検出部材を上記所定方向に回動附勢するように
    構成したことを特徴とする記録再生装置におけるシャッ
    トオフ機構。
JP56117502A 1981-07-27 1981-07-27 記録再生装置におけるシヤツトオフ機構 Expired JPS5815849B2 (ja)

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