JPS5815082Y2 - 自転しながら公転運動する円板刃物の研摩機 - Google Patents

自転しながら公転運動する円板刃物の研摩機

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JPS5815082Y2
JPS5815082Y2 JP1979093283U JP9328379U JPS5815082Y2 JP S5815082 Y2 JPS5815082 Y2 JP S5815082Y2 JP 1979093283 U JP1979093283 U JP 1979093283U JP 9328379 U JP9328379 U JP 9328379U JP S5815082 Y2 JPS5815082 Y2 JP S5815082Y2
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JP
Japan
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abrasive body
blade
disc
blade portion
base shaft
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JP1979093283U
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JPS552600U (ja
Inventor
登 石津
Original Assignee
株式会社 石津製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社 石津製作所 filed Critical 株式会社 石津製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自転しながら公転運動する円板刃物の研摩機に
係るものである。
従来、この種の研摩機については実用新案出願公告昭4
6−13668号公報に示されているようなものがあっ
たが、特に円板刃物に対してその包刃部を研摩する場合
、上記実用新案出願公告昭46−13668号公報記載
の刃物の研摩機等による方法では、円板刃物と研摩体の
摩耗による寸法減少に対処するため、運転をしばしば停
止し、研摩体を円板刃物に対して送り込1なければなら
ないという問題があった。
この欠点の為、円板刃物を一要素とする機械装置(たと
えばロールペーパー切断装置)全体を長時間連続して運
転するのを困難にし、かつ刃物と研摩機を監視し調整す
る機械工の手を多く必要とした。
本案はこれら従来の方法による欠点を除くために考案さ
れたものでその実施例について以下説明する。
第1図、第2図及び第8図に示す装置は、架台22に取
付けられた固定軸受18.19によって基軸17を支持
し、該基軸17を鎖21及び鎖歯車20を介して回転さ
せるとともに、基軸17の一端にT字状に取付けたアー
ム16の一端に、ベアリング・・ウス14及び回転軸4
を介して円板刃物1を取付けて、該円板刃物1を回転軸
4によって自転させながら基軸170周りで公転させる
ようにしている。
円板刃物1は後フランジ2及び前7ランジ3で挿み、ベ
アリングハウス14内のころがり軸受で支えられた軸4
にナツト5で固定し、自由に回転できる構造とする。
円板刃物自転駆動用電動機13の回転をベルト式無段変
速主プーリ−iii・らベルト12を介して、同変速従
プーリー10により基軸17内を貫通する中間軸9へ伝
達し中間軸9の他端にあるベルト車Iから、ベルト8を
介して回転軸4上のベルト車6に回転を伝え円板刃物1
を自転させる。
尚、図示の装置は、円板刃物1が下方位置にきタトキに
長尺のロールペーパー或いはティッシュペーパー等ノ被
切断物90の定尺切断を行い、円板刃物1が下方位置を
通過して再び下方位置へ回転してくるlでの間に被切断
物90の送り込み(第8図矢印S)を行うようになって
いる。
図示の実施例は、上記の如き基本構造を有し、さらにこ
れに、自転しながら公転する円板刃物をその公転運動を
停止させることなく研摩することのできる研摩装置を付
加したものである。
この研摩装置は、円板刃物1の包刃部1aに対して一対
の研摩体56.56を適正姿勢で対置させ、さらに該研
摩体56.56を所定の時間間隔で円板刃物の包刃部1
aに対して間欠的に接触させ、さらに研摩体56及び円
板刃物色刃部1aの摩耗に対応して研摩体56.56を
所定の進度で円板刃物色刃部1aに向けて送り込む作用
をするものである。
以下、その具体的構造について説明すると、基軸17と
ともに回転するアーム16の前面には台26が取付けら
れており、さらにアーム16の前面には前方へ突出する
支持板28が取付けられている。
台26の頂部に設けたストッパープレート27と支持板
28の間にはねじ棒29が架設されており、台26の前
面には、研摩体56.56を適正姿勢で保持する研摩体
保持台として作用し且つねじ棒29の回動時にその軸方
向に移動せしめられる摺動台23が配置されている。
この摺動台23は板部材25によって台26に対して非
回動で且つ摺動自在とされている。
摺動台23には第5図及び第6図に示す研摩体ユニツ)
Uを取付けるための丸棒24を取付け、裏面すなわち台
26側にはねじ棒29に対するめねじ34を取付けであ
る。
このねじ棒29に回転を与えると台26に対し摺動台2
3がねじ棒29の軸方向に位置の変化を生ずる。
尚、ねじ棒29の一端にはラチェットホイル36をピン
37により固定し、他端には座金30、スプリング31
、ナツト32及びナツトの回り止めピン33があり、ス
プリング31により軸方向に常にある引張り力が保持さ
れる状態に組み立てている。
台26にはこの他に支持板28及び平軸受35を取付け
ている。
ラチェットホイル36はその両側からリンク38及び3
9によって包1れる状態で組1れ、そのリンク38及び
39はラチェット用爪44及びピン43を保持し、さら
にスプリング46及びスプリングポスト47によりスプ
リングレバー45を引張った状態とし、ラチェツト爪4
4の先端をラチェットホイル36の外周溝部に押し付け
ている。
尚、図示の実施例においては、丸棒24によって研摩体
ユニツ)Uを取付けた摺動台23と、該摺動台23を円
板刃物1の方向に進退させるねじ棒29と、該ねじ棒2
9に所定角度の回転を与えるラチェット機構とによって
研摩体送り込み装置Aを構成している。
支持板28にはショルダースクリュー48で流体アクチ
ュエータとして作用する単動空気作動筒40の後部が保
持され、との単動空気作動筒40のロット先端にはジヨ
イント41が付けられ、リンク38及び39に対してピ
ン42で連結されている。
また支持板28には三通路式ローターシール78がフラ
ンジ49を介して取付けられている。
このローターシール78は基軸17と同軸状に配置され
、固定した加圧空気源82(第7図)に接続されている
空気管50,51.52から単動空気作動筒40及び後
述する研摩体流体作動装置として作用する複動空気作動
装置に加圧空気を送給する作用をする。
上記構造において空気管53に加圧空気を供給すると、
単動空気作動筒40のロンドが押し出されリンク38及
び39がねじ棒29を中心として揺動し、ピン43、ラ
チェツト爪44及びラチェットホイル36を介してねじ
棒29がわずかに回され、台26と揺動台230間に相
対的位置の変化が起り、この位置の変化を、円歩刃物1
と研摩体56の摩耗による寸法減少に対する研摩体の送
り込みとするものである。
送り込み作動が終了すると空気管53の加圧空気を抜き
単動空気作動筒40に内蔵されたばねの力によりロンド
が引き戻され加圧空気を供給する前の状態にジヨイント
41、ピン42、リンク38及び39、ピン43、ラチ
ェツト爪44が復帰する。
しかし、ラチェットホイル36及びねじ棒29はスプリ
ング31で与えられる軸方向引張り荷重により生ずる摩
擦力の為、そのitの状態を保持する。
これはラチェツト爪44がラチェットホイル36に対し
て爪の掛らない方向の回転となり、自由に復帰できるも
のであり、この場合台26に対する摺動台23の位置の
変化は起らず、次の送り込み作動1ではそのままの位置
を保つものである。
この送り込み作動を繰返し、台26上の摺動台23が支
持板28に近接する位置筐で来ると円板刃物1の自転、
公転を共に停止させ、ナツト32にスパナを掛け、ラチ
ェツト爪44上のスプリングレバー45の頭部を手で、
ラチェツト爪44先端とラチェットホイル36の外周溝
部とのかみ合いを外す方向に引き、ねじ棒29を送り込
み作動時の回転と逆の方向に回すことにより摺動台23
をストッパープレート27に当る位置1で復帰させる。
その後再び円板刃物1に対し研摩体56の取付は位置を
調整するものである。
次に、第5図及び第6図を参照して円板刃物1に対して
研摩体56を間欠的に接触させる機構について説明する
と、摺動台23に取付けられた丸棒24の先端部分には
直交穴付接手75及び支持棒73を介して研摩体56を
円板刃物1に間欠的に接触させるための複動空気作動装
置Bが取付けられている。
この複動空気作動装置Bは、円筒状の外筒64内に、研
摩体56取付用の軸59を支持する軸受60.61のた
めのベアリングハウジング62を嵌装させ、さらに外筒
64の両端を一対のシールリング63.65で密栓した
構造を有している。
ベアリングハウジング62の外周には環状の鍔83が形
成されており、外筒64にはこの鍔83を挾む位置にお
いて一対の空気管54.55が接続されている。
第5図においては、この空気管5455に切換弁80(
第7図)の切換えによって交互に圧力空気を供給すると
ベアリングハウジング62が鍔83に空気圧を受けてそ
の軸方向に出没する如く動作し、この動作によって円板
刃物色刃部1aに対して研摩体56が接触又は離脱する
ものである。
上記の複動空気作動装置Bは支持棒73の先端部に形成
されたホルダー71内において軸方向に摺動自在に保持
されている。
又、このホルダー71には調整ねじ68が螺合せしめら
れており、該調整ねじ68の先端部に相互回動自在に且
つカラー69及びピン70により軸方向相互移動不可能
に取付けられた連結部材66が複動空気作動装置Bの後
端に結合されている。
即ち、調整ねじ68をハンドル84によって回動させる
ことによって複動空気作動装置B全体を円板刃物1の方
向に進退可能とし、それによって円板刃物1に対する研
摩体56の接触調整とするものである。
又、この調整ねじ68はボルト72を締付けることによ
って所定の位置でロックされることができる。
さらに円板刃物1に対し、研摩体56の角度と位置を任
意に調整するために、ホルダー71は支持棒73の先端
にボルト74で固定され、支持棒73は第2図中の摺動
台23上の丸棒24に直交穴付接手75により保持され
、締付ボルト76及び77により固定される。
尚、通常の場合は、円板刃物−個に対し、その親方部1
a両面から研摩体56を各々−個、すなわち二個取付け
る場合が多い。
第7図は研摩体56の送り込み及び接触離脱作動を行わ
せるための加圧空気管の系統を示したものであり、空気
は、加圧空気源82から空気管81により供給され切換
弁79及び80によりそれぞれ送り込みと接触、離脱に
必要な方向へ加圧空気の供給を切り換えるものである。
渣た第7図中二点鎖線で四重れた部分は公転運動するた
め、該公転部分中に含1れている単動空気作動筒40及
び複動空気作動装置B、Bと静止部分中に含渣れている
加圧空気源82との間は三通路ローターシール78によ
って接続している。
尚、本考案を実施するにあたっては、流体作動装置Bと
して、複動空気作動装置にかえて、たとえば図示の単動
空気作動筒40のように、バネつきの単動空気筒を使用
することもできる。
このようにすれば切換弁80から流体作動装置Bに至る
空気管5154又は52.55の一方を省略することが
できる。
続いて本考案の効果を説明すると、本考案の自転しなが
ら公転運動する円板刃物の研摩機は、円板刃物1の公転
運動中も三通路ローターシール78を介して流体アクチ
ュエータ40に加圧空気等の圧力流体を供給することに
より研摩体56を所定の進度で円板刃物色刃部1aに向
けて送り込むことができるので、研摩体56が摩耗して
も装置を停止することなく円板刃物1の研摩を行わせる
ことができ、装置の長時間連続運転を可能ならしめる効
果がある。
さらに、本考案では基軸17の一端側にT字状に取付け
られて該基軸17とともに回転するアーム16の一端側
に円板刃物1を、又アーム16の他端側に研摩体送り込
み装置A及び流体アクチュエータ40を相互に対向配置
しているので主軸17に関して回転バランスがとれ、静
粛な運動を行うことができるとともに、軸受is、is
等の各部材に対する衝撃力を緩和せしめてその耐久性を
向上させることができるものである。
さらに又、ローターシールを設けているので公転運動中
にも支障なく流体アクチュエータへ圧力流体を供給でき
るものとなる。
尚、実施例の如く、円板刃物1に対して研摩体56を間
欠的に接触させるようにすれば、円板刃物1に熱歪や親
方部の変形が生じるのを可及的に防止し、又円板刃物1
及び研摩体56の摩耗量を減少させる等の効果を奏する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる装置において研摩体ユ
ニットを省略した状態の側面図、第2図は第1図の装置
において研摩体ユニットをそなえた状態の■−■矢視図
、第3図は第1図の装置における研摩体送り込み機構部
拡大断面図、第4図は第3図におけるIV−IV矢視断
面図、第5図は研摩体送り出し機構部の断面図、第6図
は第5図におけるVI−VI矢視図、第7図は第1図の
装置における加圧空気の供給系統図、第8図は第1図及
び第2図の装置において円板刃物が角度900だけ公転
した状態の斜視図である。 1・・・・・・円板刃物、1a・・・・・・親方部、1
6・・・・・・アーム、17・・・・・・基軸、18.
19・・・・・・固定軸受、23・・・・・・研摩体保
持台、40・・・・・・流体アクチュエータ、56・・
・・・・研摩体、78・・・・・・ローターシール、8
2・・・・・・流体圧力源、A・・・・・・研摩体送り
込み装置、B・・・・・・流体作動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定軸受18.19に支持されて連続回転する基軸17
    の一端側にアーム16をT字状に取付ける一方、該アー
    ム16の一端側に、前記基軸17に対してその回転軸4
    が偏心的且つ平行に配置されて該基軸170周りで公転
    しながら適宜の駆動装置によって自転せしめられる円板
    刃物1を設け、且つ該アーム16の他端側に前記円板刃
    物1の包刃部1aに対置した研摩体56を保持し且つ該
    研摩体56を前記円板刃物色刃部1aに向かわしめる方
    向に移動可能とした摺動台23を有する研摩体送り込み
    装置Aと、前記研摩体送り込み装置Aの摺動台23を研
    摩体56をして前記円板刃物色刃部1aに近接させる方
    向に駆動する流体アクチュエータ40とを設けるととも
    に、前記流体アクチュエータ40はこれを前記基軸17
    0回転中も該基軸17と同軸配置されたローターシール
    T8を介して適宜の流体圧力源82に接続せしめる如く
    シ、もって前記基軸170回転中においても前記流体ア
    クチュエータ40により前記研摩体56をその摩耗量に
    応じて所定の進度で前記円板刃物色刃部1aに向けて近
    接させ得る如くしたことを特徴とする自転しながら公転
    運動する円板刃物の研摩機。
JP1979093283U 1979-07-05 1979-07-05 自転しながら公転運動する円板刃物の研摩機 Expired JPS5815082Y2 (ja)

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JP1979093283U JPS5815082Y2 (ja) 1979-07-05 1979-07-05 自転しながら公転運動する円板刃物の研摩機

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JPS552600U JPS552600U (ja) 1980-01-09
JPS5815082Y2 true JPS5815082Y2 (ja) 1983-03-26

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JP (1) JPS5815082Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2879633A (en) * 1956-12-04 1959-03-31 Gilbertville Woven Label Corp Sharpening device for cutting wheel

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2879633A (en) * 1956-12-04 1959-03-31 Gilbertville Woven Label Corp Sharpening device for cutting wheel

Also Published As

Publication number Publication date
JPS552600U (ja) 1980-01-09

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