JP2555506B2 - 鋼材剪断機 - Google Patents

鋼材剪断機

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JP2555506B2
JP2555506B2 JP4075068A JP7506892A JP2555506B2 JP 2555506 B2 JP2555506 B2 JP 2555506B2 JP 4075068 A JP4075068 A JP 4075068A JP 7506892 A JP7506892 A JP 7506892A JP 2555506 B2 JP2555506 B2 JP 2555506B2
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    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パワーショベル等の
作業機械のアームの先端に取付けて、各種鋼材を剪断す
るのに使用される鋼材剪断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種鋼材剪断機としては、例えば特開
昭62−271619号公報にて開示されたものがあ
る。これは図12に示す様に、アーム(1)の先端に下
顎(2)を取付け、下顎(2)に上顎(3)を回転支軸
(4)にて開閉自在に取付け、アーム(1)上に設けた
油圧シリンダ(5)にて上顎(3)を開閉させるように
したもので、下顎(2)に対して上顎(3)を開閉させ
て、下顎(2)と上顎(3)とで鋼材(6)を挟んで剪
断する。
【0003】また他に鋼材を剪断できる破砕機として特
開平2−232470号公報にて開示されたものがあ
る。これは図13に示す様に、保持枠体(7)に下顎
(2)と上顎(3)の中間部を支軸(8)(8)にて枢
着し、下顎(2)と上顎(3)の後端間に連結した油圧
シリンダ(9)を伸縮動作させて、下顎(2)と上顎
(3)を交差させて、両者間に挟んだ鋼材を剪断するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の鋼材剪断機は、
アーム(1)の先端に下顎(2)を固定しているので、
鋼材剪断機の向きを自由に変えることができず、作業範
囲が限定されてしまう。また、上顎(3)のみを動かし
て開閉させているので、開度が小さく、開閉動作も遅
い。さらに大きな力を発生させるためには、大型の油圧
シリンダが必要であった。
【0005】また後者の破砕機は、剪断する鋼材の剪断
位置が決っており、その位置へ鋼材を誘導せねばなら
ず、作業が面倒であった。また、下顎(2)と上顎
(3)にねじれに対する対策が施されておらず、鋼材の
剪断時、下顎(2)と上顎(3)に大きなねじれ力が発
生し、下顎(2)と上顎(3)間が離れて、うまく剪断
できないことがある。
【0006】この発明は、鋼材を効果的に剪断でき、し
かも剪断作業が容易な鋼材剪断機を提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の鋼材剪断機
は、作業機械のアームの先端に取付けられる取付けブラ
ケットと、前記取付けブラケットに旋回自在に取付けた
保持枠体と、互いの咬みあわせ面を中央部が凹んだ形状
に形成し、互いに咬みあうように夫々専用の第1及び第
2支軸にて前記保持枠体に開閉自在に装着した下顎及び
上顎と、前記上顎の先端の非切断側側面が入る前記下顎
の先端内面に取付けた上顎案内用ライナーと、前記保持
枠体と重合する前記上顎及び下顎の両側面にそれぞれ前
記第1及び第2支軸を中心とする円弧状に装着した複数
の当て金と、前記各当て金と対向する前記保持枠体の両
側面に取付けられ、対応する当て金と摺接する出没調整
可能な複数の調整ピンと、前記第1及び第2支軸から等
距離離れ、かつ最も近い位置の下顎と上顎との間に回転
自在に間在させた同調ピンと、前記下顎と上顎との後端
間に取付けた油圧シリンダと、前記保持枠体に一定の旋
回力が作用するまで前記保持枠体を前記取付けブラケッ
トに固定する旋回ブレーキ機構とで構成したものであ
る。また同調ピンを省略したものもある。
【0008】また他の鋼材剪断機は、作業機械のアーム
の先端に取付けられる取付けブラケットと、前記取付け
ブラケットに旋回自在に取付けた保持枠体と、互いの咬
みあわせ面を中央部が凹んだ形状に形成し、互いに咬み
あうように夫々専用の第1及び第2支軸にて前記保持枠
体に開閉自在に装着した下顎及び上顎と、前記上顎の先
端の非切断側側面が入る前記下顎の先端内面に取付けた
上顎案内用ライナーと、前記保持枠体と重合する前記上
顎及び下顎の両側面にそれぞれ前記第1及び第2支軸を
中心とする円弧状に装着した複数の当て金と、前記各当
て金と対向する前記保持枠体の両側面に取付けられ、対
応する当て金と摺接する出没調整可能な複数の調整ピン
と、前記第1及び第2支軸から等距離離れ、かつ最も近
い位置の下顎と上顎との間に回転自在に間在させた同調
ピンと、前記下顎と上顎との後端間に取付けた油圧シリ
ンダと、前記取付けブラケットに取付けられて前記保持
枠体を旋回させる旋回モータとで構成したものである。
また同調ピンを省略したものもある。
【0009】また他の鋼材剪断機は、作業機械のアーム
の先端に取付けられる取付けブラケットと、前記取付け
ブラケットに旋回自在に取付けた保持枠体と、互いの咬
みあわせ面を中央部が凹んだ形状に形成し、互いに咬み
あうように夫々専用の第1及び第2支軸にて前記保持枠
体に開閉自在に装着した下顎及び上顎と、前記上顎の先
端の非切断側側面が入る前記下顎の先端内面に取付けた
上顎案内用ライナーと、前記保持枠体と重合する前記上
顎及び下顎の両側面にそれぞれ前記第1及び第2支軸を
中心とする円弧状に装着した複数の当て金と、前記各当
て金と対向する前記保持枠体の両側面に取付けられ、対
応する当て金と摺接する出没調整可能な複数の調整ピン
と、前記第1及び第2支軸から等距離離れ、かつ最も近
い位置の下顎と上顎との間に回転自在に間在させた同調
ピンと、前記保持枠体と上顎の後端間に取付けた油圧シ
リンダと、前記保持枠体に一定の旋回力が作用するまで
前記保持枠体を前記取付けブラケットに固定する旋回ブ
レーキ機構とで構成したものである。
【0010】また他の鋼材剪断機は、作業機械のアーム
の先端に取付けられる取付けブラケットと、前記取付け
ブラケットに旋回自在に取付けた保持枠体と、互いの咬
みあわせ面を中央部が凹んだ形状に形成し、互いに咬み
あうように夫々専用の第1及び第2支軸にて前記保持枠
体に開閉自在に装着した下顎及び上顎と、前記上顎の先
端の非切断側側面が入る前記下顎の先端内面に取付けた
上顎案内用ライナーと、前記保持枠体と重合する前記上
顎及び下顎の両側面にそれぞれ前記第1及び第2支軸を
中心とする円弧状に装着した複数の当て金と、前記各当
て金と対向する前記保持枠体の両側面に取付けられ、対
応する当て金と摺接する出没調整可能な複数の調整ピン
と、前記第1及び第2支軸から等距離離れ、かつ最も近
い位置の下顎と上顎との間に回転自在に間在させた同調
ピンと、前記保持枠体と上顎の後端間に取付けた油圧シ
リンダと、前記取付けブラケットに取付けられて前記保
持枠体を旋回させる旋回モータとで構成したものであ
る。
【0011】また他の鋼材剪断機は、作業機械のアーム
の先端に取付けられる取付けブラケットと、前記取付け
ブラケットに旋回自在に取付けた保持枠体と、互いの咬
みあわせ面を中央部が凹んだ形状に形成し、互いに咬み
あうように夫々専用の第1及び第2支軸にて前記保持枠
体に開閉自在に装着した下顎及び上顎と、前記上顎の先
端の非切断側側面が入る前記下顎の先端内面に取付けた
上顎案内用ライナーと、前記保持枠体と重合する前記上
顎及び下顎の両側面にそれぞれ前記第1及び第2支軸を
中心とする円弧状に装着した複数の当て金と、前記各当
て金と対向する前記保持枠体の両側面に取付けられ、対
応する当て金と摺接する出没調整可能な複数の調整ピン
と、前記下顎及び上顎の後端と前記保持枠体との間にそ
れぞれ取付けた第1・第2油圧シリンダと、前記保持枠
体に一定の旋回力が作用するまで前記保持枠体を前記取
付けブラケットに固定する旋回ブレーキ機構とで構成し
たものである。
【0012】また他の鋼材剪断機は、作業機械のアーム
の先端に取付けられる取付けブラケットと、前記取付け
ブラケットに旋回自在に取付けた保持枠体と、互いの咬
みあわせ面を中央部が凹んだ形状に形成し、互いに咬み
あうように夫々専用の第1及び第2支軸にて前記保持枠
体に開閉自在に装着した下顎及び上顎と、前記上顎の先
端の非切断側側面が入る前記下顎の先端内面に取付けた
上顎案内用ライナーと、前記保持枠体と重合する前記上
顎及び下顎の両側面にそれぞれ前記第1及び第2支軸を
中心とする円弧状に装着した複数の当て金と、前記各当
て金と対向する前記保持枠体の両側面に取付けられ、対
応する当て金と摺接する出没調整可能な複数の調整ピン
と、前記下顎及び上顎の後端と前記保持枠体との間にそ
れぞれ取付けた第1・第2油圧シリンダと、前記取付け
ブラケットに取付けられて前記保持枠体を旋回させる旋
回モータとで構成したものである。
【0013】
【作用】上記構成の鋼材剪断機は、下顎と上顎の咬みあ
わせ面を中央部が凹んだ形状になっているので、どの位
置で鋼材を挟んでも、鋼材を最も凹みかつ強い剪断力が
得られる根元に近い所へ案内して咬みあい、剪断する。
【0014】また、下顎及び上顎の両側を調整ピンにて
押えて上顎と保持枠体との間のガタつきをなくし、かつ
下顎に設けたライナーにて上顎の先端を案内してガタつ
きをなくすので、鋼材の剪断時、上顎と下顎とに大きな
ねじれ力が作用しても、ねじれを生じない。
【0015】また、上顎と下顎との間に同調ピンを介在
させたものでは、開閉時に同調ピンにて常に下顎と上顎
とが等角度移動するので、開閉角度が大きく、かつ素早
く開閉する。さらに同調ピンにて下顎と上顎とが連動す
るので、その開閉操作は、下顎と上顎の後端間に油圧シ
リンダを設けて開閉させることもできるし、他に上顎若
しくは下顎の後端と保持枠体との間に油圧シリンダを設
けて、上顎若しくは下顎の一方のみを操作し他方を追従
させて、下顎と上顎を開閉させることもできる。
【0016】また、下顎と上顎とを装着した保持枠体を
取付けブラケットに回転自在に取付け、かつ旋回ブレー
キ機構にて保持枠体に一定以上の旋回力が作用するまで
保持枠体を固定するようにしたものでは、下顎と上顎と
を鋼材に対して所定の角度で接近させることができ、し
かも鋼材を咬んだ時にはその咬む力で保持枠体が旋回
し、下顎と上顎とが鋼材に対して最適な状態に自動的に
修正される。
【0017】また、取付けブラケットに旋回モータを取
付けて保持枠体を旋回させるようにしたものでは、下顎
と上顎の角度を任意に変えることができ、あらゆる角度
の鋼材の剪断を行える。
【0018】従って、これら鋼材剪断機は、鋼材を下顎
と上顎の根元に近い部分でかつ最適な角度でガタつきな
く剪断できる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1乃至図11を
参照して説明する。
【0020】鋼材剪断機は、図1及び図2に示す様に、
パワーショベル等の各種作業機械(10)のアーム(1
9)の先端に取付ける取付けブラケット(11)の先端
に保持枠体(12)を旋回自在に取付け、保持枠体(1
2)に下顎(13)と上顎(14)とを咬みあうように
開閉自在に取付け、この下顎(13)と上顎(14)と
を油圧シリンダ(15)にて開閉させるようになってい
る。
【0021】取付けブラケット(11)は、取付け板
(16)の後端面に二本の取付けアーム(17)(1
8)を突設してあり、この二本の取付けアーム(17)
(18)を作業機械のアーム(19)の先端に被せて固
定する。また保持枠体(12)は、基盤(20)の先端
面に保持アーム(21)(22)を形成してある(図4
参照)。この保持枠体(12)は図4に示す様に、基盤
(20)の後端面にリングギヤ(23)を取付けてあ
り、このリングギヤ(23)を取付けブラケット(1
1)の取付け板(16)の先端面に取付けた固定リング
(24)内に挿入し、両者間にボール(25)を多数介
在させて、リングギヤ(23)及び固定リング(2
4)、ボール(25)とで軸受けを構成し、取付けブラ
ケット(11)に対して旋回自在に取付けてある。
【0022】また、取付けブラケット(11)と保持枠
体(12)との間に旋回ブレーキ機構(26)を設け
て、保持枠体(12)に一定の旋回力が作用するまで、
取付けブラケット(11)に固定するようにしてある。
旋回ブレーキ機構(26)は、取付けブラケット(1
1)の取付け板(16)にハウジング(27)を取付
け、ハウジング(27)に回転軸(30)を貫通させ、
軸受け(31)にて回転自在に支持させてある。回転軸
(30)には先端部にピニオン(32)をスプライン嵌
合させて取付け、ピニオン(32)をリングギヤ(2
3)の内周面に形成されたギヤ(33)に噛みあわせて
ある。また回転軸(30)の後端部にはハブ(34)を
キー結合し、ハブ(34)の外周にディスク(35)を
二枚の摩擦プレート(36)(37)で挟んだ状態で回
転自在に装着し、その後端に押えプレート(40)を回
転自在に装着し、回転軸(30)の後端面にボルト(4
1)にて取付けたバネ押え(42)との間にコイルバネ
(43)を圧縮間在させた構造となっており、ディスク
(35)の一部をハウジング(27)に係止させて回転
不能にしてある。
【0023】上記旋回ブレーキ機構(26)は、コイル
バネ(43)にて押えプレート(40)及び摩擦プレー
ト(36)(37)ディスク(35)をハブ(34)の
フランジ(44)に押しつけ、夫々の間の摩擦力でハブ
(34)及び回転軸(30)の回転を阻止し、これによ
りピニオン(32)及びリングギヤ(23)を介して保
持枠体(12)の旋回を阻止する。そして保持枠体(1
2)に前記摩擦力より大きな旋回力が作用すると、ディ
スク(35)と摩擦プレート(36)(37)との間で
滑りを生じ、ハブ(34)が回転して、保持枠体(1
2)を旋回させる。
【0024】また保持枠体(12)の旋回中心には取付
けブラケット(11)との間に油圧配管接続用スイベル
ジョイント(45)を組込んである。スイベルジョイン
ト(45)は、図4に示す様に、外筒(46)と旋回軸
(47)とからなり、旋回軸(47)を外筒(46)内
に旋回自在に保持させてある。そして外筒(46)に第
1通路(50)及び第2通路(51)を形成し、旋回軸
(47)に第3通路(52)及び第4通路(53)を形
成し、前記第1通路(50)と第3通路(52)とを外
筒(46)に形成された第1環状溝(54)を介して連
通し、前記第2通路(51)と第4通路(53)とを旋
回軸(47)に形成された第2環状溝(55)を介して
連通してある。
【0025】外筒(46)の第1通路(50)及び第2
通路(51)には作業機械側からの油圧配管(図示せ
ず)が接続され、旋回軸(47)の第3通路(52)及
び第4通路(53)には剪断用油圧シリンダ(15)へ
配管接続してある。従って保持枠体(12)が旋回して
も、常に油圧シリンダ(15)へ油を供給できるように
なっている。
【0026】保持枠体(12)に装着された下顎(1
3)と上顎(14)とは側面から見てほぼ対称な形状と
なっており、下顎(13)の先部は図3に示す様に上顎
(14)の先部が入る空間(56)を形成してある。ま
た下顎(13)と上顎(14)との剪断を行う咬みあわ
せ面(57)(58)を中央部が外側に凹んだ形状に形
成し、上顎(14)の剪断側側面に剪断刃(60)(6
1)を取付け、前記剪断刃(60)(61)と交差する
下顎(13)の内面に同じく剪断刃(62)(63)を
取付けてある。
【0027】前記下顎(13)は図5及び図6に示す様
に、保持枠体(12)の保持アーム(21)(22)内
に中間部を挿入し、保持アーム(21)(22)間に架
設された第1支軸(64)にブッシュ(65)を介して
揺動自在に支持させてある。一方上顎(14)は下顎
(13)に対向させて中間部を保持アーム(21)(2
2)内に挿入し、保持アーム(21)(22)間に架設
された第2支軸(66)にブッシュ(67)を介して揺
動自在に支持させてある。
【0028】そして下顎(13)及び上顎(14)との
間で第1支軸(64)及び第2支軸(66)から等距離
離れた最も近い位置に、同調ピン(70)を間在させて
ある。同調ピン(70)は下顎(13)及び上顎(1
4)にそれぞれ形成されたほぼ半円弧状の保持溝(7
1)(72)に保持させてある。従って、下顎(13)
と上顎(14)とは同調ピン(70)を介して連結さ
れ、開閉動作すると、同調ピン(70)が前後に移動
し、下顎(13)と上顎(14)とを同調させるととも
に、等角度で開閉させることができる。
【0029】また下顎(13)の保持アーム(21)
(22)と対向する両側面には、第1支軸(64)を中
心とする扇形の当て金(73)(74)を装着し、他方
保持アーム(21)(22)には図8に示す様に、調整
ピン(75)(76)を貫通させてねじ嵌合させ、ナッ
ト(77)(78)にて位置決めして、当て金(73)
(74)を両側から押えて、下顎(13)のガタつきを
なくしている。一方上顎(14)の保持アーム(21)
(22)と対向する両側面にも、上記と同様に、第2支
軸(66)を中心とする扇形の当て金(80)(81)
を装着し、かつ保持アーム(21)(22)に前記当て
金(80)(81)を両側から押える調整ピン(82)
(83)を位置決め自在に取付けてある。
【0030】また上顎(14)の先端部の非切断側側面
と交差する下顎(13)の先端部の内面に図7に示す様
に、上顎(14)を案内してガタつきをなくすライナー
(84)を取付けてある。上顎(14)にも必要に応じ
てライナー(84)と接触する当て金(85)を取付け
る。
【0031】剪断用油圧シリンダ(15)は、保持枠体
(12)の保持アーム(21)(22)の間に配置さ
れ、シリンダ本体(86)を上顎(14)の後端に揺動
自在に結合し、ピストンロッド(87)を下顎(13)
の後端に揺動自在に結合してある。従って、この油圧シ
リンダ(15)が伸縮動作することにより、下顎(1
3)と上顎(14)とを開閉させて、鋼材の剪断を行
う。
【0032】上記構成の鋼材剪断機は、下顎(13)と
上顎(14)とを開放させた状態で、作業機械のアーム
を操作して鋼材をくわえさせた後、油圧シリンダ(1
5)を伸長動作させて下顎(13)と上顎(14)とを
閉じて鋼材を剪断させる。この剪断時、鋼材剪断機が鋼
材をねじれた状態でくわえこんでも、剪断時、鋼材の反
力によって、下顎(13)と上顎(14)とに大きな旋
回力が作用し、旋回ブレーキ機構(26)のブレーキ力
に打ち勝ち、保持枠体(12)及び下顎(13)、上顎
(14)を旋回させて、鋼材剪断機を最適な角度に自動
修正する。しかも、下顎(13)と上顎(14)の咬み
あわせ面の傾斜により、鋼材を下顎(13)と上顎(1
4)の根元に近い谷底部分に案内して剪断するので、鋼
材剪断機に大きな負荷を与えることなく剪断を行える。
また下顎(13)及び上顎(14)は保持枠体(12)
に装着された調整ピン(75)(76)・(80)(8
1)にて両側から押されてガタつきを生じず、かつ上顎
(14)も下顎(13)に装着されたライナー(84)
に案内されて、ガタつきを生じないので、確実に剪断で
きる。
【0033】また、上記鋼材剪断機は、下顎(13)と
上顎(14)との間に同調ピン(70)を介在させて、
下顎(13)と上顎(14)とを等角度開閉させるよう
にしているが、同調ピン(70)は必ずしも設ける必要
はなく、省略してもよい。この場合、下顎(13)と上
顎(14)とは等角度で開閉しないが、鋼材を挟み込む
と、最終的に下顎(13)と上顎(14)とで鋼材を咬
み込んで剪断する。
【0034】上記実施例では一本の油圧シリンダ(8
6)を下顎(13)と上顎(14)とに跨がって取付け
て、下顎(13)と上顎(14)とを開閉させるように
したが、他に図9に示す様に、保持枠体(12)の基盤
(20)と上顎(14)との間に油圧シリンダ(86)
を取付けて、油圧シリンダ(86)にて上顎(14)の
み動かして、上顎(14)の動きを同調ピン(70)を
介して下顎(13)に伝達し、これにより上顎(14)
と下顎(13)とを開閉させて、鋼材を剪断するように
してもよい。
【0035】上記構造としても、下顎(13)と上顎
(14)とは同調ピン(70)にて同期移動するように
連結されているので、上顎(14)のみ動かしても問題
なく鋼材を剪断できる。
【0036】また他に第10図に示す様に、保持枠体
(12)の基盤(20)と下顎(13)及び上顎(1
4)との間にそれぞれ第1・第2油圧シリンダ(90)
(91)を取付け、第1・第2油圧シリンダ(90)
(91)を同時に作動させて、下顎(13)と上顎(1
4)とを開閉させて鋼材を剪断するようにしてもよい。
但し、この場合、下顎(13)と上顎(14)との間の
同調ピン(70)は外しておく。また、第1・第2油圧
シリンダ(90)(91)に対して油圧配管をシリーズ
で配管させておき、一系統の油圧供給装置でもって第1
・第2油圧シリンダ(90)(91)へ同時に油圧を供
給するようにする。
【0037】このようにすれば、一系統の油圧供給装置
であっても、鋼材の剪断時、一方の油圧シリンダが停止
しても、他方の油圧シリンダが継続して動き、鋼材を確
実に挟んで剪断できる。例えば上顎(14)が先に鋼材
に当って停止すると、第2油圧シリンダ(91)が停止
し、以後第1油圧シリンダ(90)へ油圧が供給され
て、下顎(13)のみが動き、下顎(13)と上顎(1
4)とで鋼材を挟んで剪断する。逆に下顎(13)が先
に鋼材に当って停止すると、上顎(14)が継続して動
き、鋼材を剪断する。
【0038】また、上記実施例は取付けブラケット(1
1)に旋回ブレーキ機構(26)を設けて、保持枠体
(12)を取付けブラケット(11)に対して固定して
おき、一定以上の負荷が作用した時に保持枠体(12)
を旋回させるようにしたが、他に旋回ブレーキ機構(2
6)に代えて図11に示す様に、取付けブラケット(1
1)の取付け板(16)に旋回モータ、例えば油圧モー
タ(92)を取付け、油圧モータ(92)の出力軸(9
3)に取付けた駆動歯車(94)をリングギヤ(23)
のギヤ(33)に噛みあわせて、油圧モータ(92)に
て保持枠体(12)を旋回させるようにしてもよい。
【0039】油圧モータ(92)にて保持枠体(12)
を旋回させる構造であれば、鋼材の剪断時、油圧モータ
(92)にて保持枠体(12)を旋回させて、上顎(1
4)と下顎(13)との角度を鋼材に合せた後、鋼材を
挟んで剪断させる。
【0040】
【発明の効果】この発明によれば、下顎と上顎の咬みあ
わせ面を中央部が凹んだ形状に形成したので、下顎と上
顎とで鋼材をくわえれば、鋼材を下顎と上顎の剪断に適
した根元に近い部分に自動的に移動させることができ
る。しかも下顎及び上顎の両側を調整ピンにて押えて上
顎と保持枠体との間のガタつきをなくし、かつ下顎に設
けたライナーにて上顎の先端を案内してガタつきをなく
すので、下顎と上顎はガタつきなく開閉するので、鋼材
を確実に剪断できる。また下顎と上顎とに過大な負荷が
作用しないので、耐久性が非常によい。
【0041】また、保持枠体を取付けブラケットに回転
自在に取付け、かつ旋回ブレーキ機構にて保持枠体に一
定以上の旋回力が作用するまで保持枠体を保持させるこ
とにより、下顎と上顎とが鋼材に対して傾いて剪断を行
っても、鋼材を咬んだ際に下顎と上顎とを自動的に旋回
させて自己修正させ、最適な角度で剪断できる。
【0042】また保持枠体と取付けブラケットとの間に
旋回モータを設けたものでは、下顎と上顎とを任意の角
度に旋回させることができ、あらゆる角度の鋼材の剪断
を容易に行える。
【0043】また、下顎と上顎との間に同調ピンを介在
させて下顎と上顎とを等角度で開閉させるようにしたも
のでは、一本の油圧シリンダにて下顎と上顎との開閉を
正確に行え、全体構成をコンパクトにすることができ
る。
【0044】また、下顎と上顎とをそれぞれ独立させて
開閉させるものでは、非常に強い力で剪断を行え、大き
な鋼材の剪断を簡単かつ確実に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鋼材剪断機の側面図
【図2】本発明の鋼材剪断機を備えたパワーショベルの
側面図
【図3】本発明の下顎と上顎の先部の形状を示す斜視図
【図4】本発明の旋回ブレーキ機構を示す拡大断面図
【図5】本発明の下顎と上顎の支持部を示す拡大断面図
【図6】図4におけるA−Aに沿う断面図
【図7】本発明の下顎の先端部の断面図
【図8】本発明の調整ピンの取付け部の断面図
【図9】本発明の鋼材剪断機の他の実施例を示す側面図
【図10】本発明の鋼材剪断機の他の実施例を示す側面
【図11】本発明の保持枠体の旋回部の他の実施例を示
す断面図
【図12】従来の剪断機の側面図
【図13】従来の破砕機の側面図
【符号の説明】
11 取付けブラケット 12 保持枠体 13 下顎 14 上顎 15 油圧シリンダ 26 旋回ブレーキ機構 64 第1支軸 66 第2支軸 73 当て金 74 当て金 75 調整ピン 76 調整ピン 86 油圧シリンダ 90 第1シリンダ 91 第2シリンダ 92 旋回モータ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業機械のアームの先端に取付けられる取
    付けブラケットと、前記取付けブラケットに旋回自在に
    取付けた保持枠体と、互いの咬みあわせ面を中央部が凹
    んだ形状に形成し、互いに咬みあうように夫々専用の第
    1及び第2支軸にて前記保持枠体に開閉自在に装着した
    下顎及び上顎と、前記上顎の先端の非切断側側面が入る
    前記下顎の先端内面に取付けた上顎案内用ライナーと、
    前記保持枠体と重合する前記上顎及び下顎の両側面にそ
    れぞれ前記第1及び第2支軸を中心とする円弧状に装着
    した複数の当て金と、前記各当て金と対向する前記保持
    枠体の両側面に取付けられ、対応する当て金と摺接する
    出没調整可能な複数の調整ピンと、前記第1及び第2支
    軸から等距離離れ、かつ最も近い位置の下顎と上顎との
    間に回転自在に間在させた同調ピンと、前記下顎と上顎
    との後端間に取付けた油圧シリンダと、前記保持枠体に
    一定の旋回力が作用するまで前記保持枠体を前記取付け
    ブラケットに固定する旋回ブレーキ機構とで構成したこ
    とを特徴とする鋼材剪断機。
  2. 【請求項2】作業機械のアームの先端に取付けられる取
    付けブラケットと、前記取付けブラケットに旋回自在に
    取付けた保持枠体と、互いの咬みあわせ面を中央部が凹
    んだ形状に形成し、互いに咬みあうように夫々専用の第
    1及び第2支軸にて前記保持枠体に開閉自在に装着した
    下顎及び上顎と、前記上顎の先端の非切断側側面が入る
    前記下顎の先端内面に取付けた上顎案内用ライナーと、
    前記保持枠体と重合する前記上顎及び下顎の両側面にそ
    れぞれ前記第1及び第2支軸を中心とする円弧状に装着
    した複数の当て金と、前記各当て金と対向する前記保持
    枠体の両側面に取付けられ、対応する当て金と摺接する
    出没調整可能な複数の調整ピンと、前記第1及び第2支
    軸から等距離離れ、かつ最も近い位置の下顎と上顎との
    間に回転自在に間在させた同調ピンと、前記下顎と上顎
    との後端間に取付けた油圧シリンダと、前記取付けブラ
    ケットに取付けられて前記保持枠体を旋回させる旋回モ
    ータとで構成したことを特徴とする鋼材剪断機。
  3. 【請求項3】作業機械のアームの先端に取付けられる取
    付けブラケットと、前記取付けブラケットに旋回自在に
    取付けた保持枠体と、互いの咬みあわせ面を中央部が凹
    んだ形状に形成し、互いに咬みあうように夫々専用の第
    1及び第2支軸にて前記保持枠体に開閉自在に装着した
    下顎及び上顎と、前記上顎の先端の非切断側側面が入る
    前記下顎の先端内面に取付けた上顎案内用ライナーと、
    前記保持枠体と重合する前記上顎及び下顎の両側面にそ
    れぞれ前記第1及び第2支軸を中心とする円弧状に装着
    した複数の当て金と、前記各当て金と対向する前記保持
    枠体の両側面に取付けられ、対応する当て金と摺接する
    出没調整可能な複数の調整ピンと、前記下顎と上顎との
    後端間に取付けた油圧シリンダと、前記保持枠体に一定
    の旋回力が作用するまで前記保持枠体を前記取付けブラ
    ケットに固定する旋回ブレーキ機構とで構成したことを
    特徴とする鋼材剪断機。
  4. 【請求項4】作業機械のアームの先端に取付けられる取
    付けブラケットと、前記取付けブラケットに旋回自在に
    取付けた保持枠体と、互いの咬みあわせ面を中央部が凹
    んだ形状に形成し、互いに咬みあうように夫々専用の第
    1及び第2支軸にて前記保持枠体に開閉自在に装着した
    下顎及び上顎と、前記上顎の先端の非切断側側面が入る
    前記下顎の先端内面に取付けた上顎案内用ライナーと、
    前記保持枠体と重合する前記上顎及び下顎の両側面にそ
    れぞれ前記第1及び第2支軸を中心とする円弧状に装着
    した複数の当て金と、前記各当て金と対向する前記保持
    枠体の両側面に取付けられ、対応する当て金と摺接する
    出没調整可能な複数の調整ピンと、前記下顎と上顎との
    後端間に取付けた油圧シリンダと、前記取付けブラケッ
    トに取付けられて前記保持枠体を旋回させる旋回モータ
    とで構成したことを特徴とする鋼材剪断機。
  5. 【請求項5】作業機械のアームの先端に取付けられる取
    付けブラケットと、前記取付けブラケットに旋回自在に
    取付けた保持枠体と、互いの咬みあわせ面を中央部が凹
    んだ形状に形成し、互いに咬みあうように夫々専用の第
    1及び第2支軸にて前記保持枠体に開閉自在に装着した
    下顎及び上顎と、前記上顎の先端の非切断側側面が入る
    前記下顎の先端内面に取付けた上顎案内用ライナーと、
    前記保持枠体と重合する前記上顎及び下顎の両側面にそ
    れぞれ前記第1及び第2支軸を中心とする円弧状に装着
    した複数の当て金と、前記各当て金と対向する前記保持
    枠体の両側面に取付けられ、対応する当て金と摺接する
    出没調整可能な複数の調整ピンと、前記第1及び第2支
    軸から等距離離れ、かつ最も近い位置の下顎と上顎との
    間に回転自在に間在させた同調ピンと、前記保持枠体と
    上顎の後端間に取付けた油圧シリンダと、前記保持枠体
    に一定の旋回力が作用するまで前記保持枠体を前記取付
    けブラケットに固定する旋回ブレーキ機構とで構成した
    ことを特徴とする鋼材剪断機。
  6. 【請求項6】作業機械のアームの先端に取付けられる取
    付けブラケットと、前記取付けブラケットに旋回自在に
    取付けた保持枠体と、互いの咬みあわせ面を中央部が凹
    んだ形状に形成し、互いに咬みあうように夫々専用の第
    1及び第2支軸にて前記保持枠体に開閉自在に装着した
    下顎及び上顎と、前記上顎の先端の非切断側側面が入る
    前記下顎の先端内面に取付けた上顎案内用ライナーと、
    前記保持枠体と重合する前記上顎及び下顎の両側面にそ
    れぞれ前記第1及び第2支軸を中心とする円弧状に装着
    した複数の当て金と、前記各当て金と対向する前記保持
    枠体の両側面に取付けられ、対応する当て金と摺接する
    出没調整可能な複数の調整ピンと、前記第1及び第2支
    軸から等距離離れ、かつ最も近い位置の下顎と上顎との
    間に回転自在に間在させた同調ピンと、前記保持枠体と
    上顎の後端間に取付けた油圧シリンダと、前記取付けブ
    ラケットに取付けられて前記保持枠体を旋回させる旋回
    モータとで構成したことを特徴とする鋼材剪断機。
  7. 【請求項7】作業機械のアームの先端に取付けられる取
    付けブラケットと、前記取付けブラケットに旋回自在に
    取付けた保持枠体と、互いの咬みあわせ面を中央部が凹
    んだ形状に形成し、互いに咬みあうように夫々専用の第
    1及び第2支軸にて前記保持枠体に開閉自在に装着した
    下顎及び上顎と、前記上顎の先端の非切断側側面が入る
    前記下顎の先端内面に取付けた上顎案内用ライナーと、
    前記保持枠体と重合する前記上顎及び下顎の両側面にそ
    れぞれ前記第1及び第2支軸を中心とする円弧状に装着
    した複数の当て金と、前記各当て金と対向する前記保持
    枠体の両側面に取付けられ、対応する当て金と摺接する
    出没調整可能な複数の調整ピンと、前記下顎及び上顎の
    後端と前記保持枠体との間にそれぞれ取付けた第1・第
    2油圧シリンダと、前記保持枠体に一定の旋回力が作用
    するまで前記保持枠体を前記取付けブラケットに固定す
    る旋回ブレーキ機構とで構成したことを特徴とする鋼材
    剪断機。
  8. 【請求項8】作業機械のアームの先端に取付けられる取
    付けブラケットと、前記取付けブラケットに旋回自在に
    取付けた保持枠体と、互いの咬みあわせ面を中央部が凹
    んだ形状に形成し、互いに咬みあうように夫々専用の第
    1及び第2支軸にて前記保持枠体に開閉自在に装着した
    下顎及び上顎と、前記上顎の先端の非切断側側面が入る
    前記下顎の先端内面に取付けた上顎案内用ライナーと、
    前記保持枠体と重合する前記上顎及び下顎の両側面にそ
    れぞれ前記第1及び第2支軸を中心とする円弧状に装着
    した複数の当て金と、前記各当て金と対向する前記保持
    枠体の両側面に取付けられ、対応する当て金と摺接する
    出没調整可能な複数の調整ピンと、前記下顎及び上顎の
    後端と前記保持枠体との間にそれぞれ取付けた第1・第
    2油圧シリンダと、前記取付けブラケットに取付けられ
    て前記保持枠体を旋回させる旋回モータとで構成したこ
    とを特徴とする鋼材剪断機。
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