JPS58147430A - プラスチツク物品表面へのプラズマ重合コ−テイング方法 - Google Patents
プラスチツク物品表面へのプラズマ重合コ−テイング方法Info
- Publication number
- JPS58147430A JPS58147430A JP57030174A JP3017482A JPS58147430A JP S58147430 A JPS58147430 A JP S58147430A JP 57030174 A JP57030174 A JP 57030174A JP 3017482 A JP3017482 A JP 3017482A JP S58147430 A JPS58147430 A JP S58147430A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic
- plasma polymerization
- plastic article
- silicon compound
- article
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D—PROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D1/00—Processes for applying liquids or other fluent materials
- B05D1/62—Plasma-deposition of organic layers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、プラスチック物品の表面硬度、耐薬品性など
の表面状態を改善するためにプラスチック物品表面への
プラズマ重合コーティング方法に関する。
の表面状態を改善するためにプラスチック物品表面への
プラズマ重合コーティング方法に関する。
ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリカーボネート及びポリジエチレングリコール
ビスアリルカーボネート（以下ＣＲ−３９と略す）など
のプラスチック成形物品は、その透明性、軽量性、易加
工性、耐衝撃性などにすぐれているが、耐摩耗性、耐溶
剤性に乏しく、表面に傷がつきやすくまた有機溶剤に侵
されやすいという欠点がある。
ニル、ポリカーボネート及びポリジエチレングリコール
ビスアリルカーボネート（以下ＣＲ−３９と略す）など
のプラスチック成形物品は、その透明性、軽量性、易加
工性、耐衝撃性などにすぐれているが、耐摩耗性、耐溶
剤性に乏しく、表面に傷がつきやすくまた有機溶剤に侵
されやすいという欠点がある。
本発明台らは、この様な欠点を解消する目的で研究を重
ねた結果、下記の本発明に到った。
ねた結果、下記の本発明に到った。
本発明は、プラスチック物品表面上で一般式（１）で表
わされるクイ素化合物と酸素との混合ガスをプラズマ重
合することにより、プラスチック物品表面上に （式中Ｒ１は炭素数７〜グのアルキル基および／または
フェニル基、Ｒはメトキシ、エトキシ。
わされるクイ素化合物と酸素との混合ガスをプラズマ重
合することにより、プラスチック物品表面上に （式中Ｒ１は炭素数７〜グのアルキル基および／または
フェニル基、Ｒはメトキシ、エトキシ。
プロポキシ、アセＦキシ電及び塩素元素から選ばれる７
種もしくは２種以上、ｎはｏ−ｐ）ケイ素化合物を有す
る被膜を形成させることを特徴とするプラスチック物品
表面へのプラズマ重合コーティング方法である。
種もしくは２種以上、ｎはｏ−ｐ）ケイ素化合物を有す
る被膜を形成させることを特徴とするプラスチック物品
表面へのプラズマ重合コーティング方法である。
、従来、プラスチックの耐擦傷性、耐溶剤性等を１ｉ’
ｙｌ−＋−させる方法として、プラスチック表面に塗料
を塗布後、焼付は硬化させる方法が種々提案され一部実
用化されている。この様な方式で得られる塗膜の耐擦傷
性等の性質は、塗膜を形成するビヒクルの官能基数に大
きく影響されるのに対し、本発明のプラズマ重合コーテ
ィング方法は、用いるモノマーの官能基数には必ずしも
影響されず、架橋密度の高い被膜が得られる。
ｙｌ−＋−させる方法として、プラスチック表面に塗料
を塗布後、焼付は硬化させる方法が種々提案され一部実
用化されている。この様な方式で得られる塗膜の耐擦傷
性等の性質は、塗膜を形成するビヒクルの官能基数に大
きく影響されるのに対し、本発明のプラズマ重合コーテ
ィング方法は、用いるモノマーの官能基数には必ずしも
影響されず、架橋密度の高い被膜が得られる。
本発明で用いる一般式（１）で表わされるケイ素化合物
としては、テトラメトキシシラン、テトラアセトキシシ
ラン、テトラエトキシシラン、テトラクロロシラン、メ
チルトリクロロシラン、フェニルトリメトキシシラン、
メチルトリクロロシラン、ジメチルジメトキシシラン、
ジメチルジクロロシラン、トリメチルメトキシシラン、
トリメチルクロロシラン、ナト２メチルシラン等を挙ケ
ることができる。蒸気圧が低（・ケイ素化合物、たとえ
ばフェニルトリメトキシシランを用いるときには、これ
を加熱してその気化を促進することが好ましい。これら
のケイ素化合物のみを用いプラスチック表面上へのプラ
ズマ重合コーティングを実施しても、プラズマ重合膜の
耐擦傷性が不充分で酸素ガスを併用しなければならない
。酸素ガスの併用により得られる膜中の珪素と酸素との
結合が増加して耐擦傷性が増大する。ケイ素化合物と酸
素ガスの比率は、流量ガス比（標準状１１ｓＴｐ）で／
： ０．！；−／ ： ３０．より好ましくは／：２
〜／：２０であり、ケイ素化合物の流量は、酸素ガスの
それより少ない方が通常、耐擦傷性が良好な被膜が得ら
れる。
としては、テトラメトキシシラン、テトラアセトキシシ
ラン、テトラエトキシシラン、テトラクロロシラン、メ
チルトリクロロシラン、フェニルトリメトキシシラン、
メチルトリクロロシラン、ジメチルジメトキシシラン、
ジメチルジクロロシラン、トリメチルメトキシシラン、
トリメチルクロロシラン、ナト２メチルシラン等を挙ケ
ることができる。蒸気圧が低（・ケイ素化合物、たとえ
ばフェニルトリメトキシシランを用いるときには、これ
を加熱してその気化を促進することが好ましい。これら
のケイ素化合物のみを用いプラスチック表面上へのプラ
ズマ重合コーティングを実施しても、プラズマ重合膜の
耐擦傷性が不充分で酸素ガスを併用しなければならない
。酸素ガスの併用により得られる膜中の珪素と酸素との
結合が増加して耐擦傷性が増大する。ケイ素化合物と酸
素ガスの比率は、流量ガス比（標準状１１ｓＴｐ）で／
： ０．！；−／ ： ３０．より好ましくは／：２
〜／：２０であり、ケイ素化合物の流量は、酸素ガスの
それより少ない方が通常、耐擦傷性が良好な被膜が得ら
れる。
次に、ブラズ辱重合条件につい七説明する。
用いるプラズマ重合装置は、公知のものでよく、例えば
ジャーナル・オブ・アプライド・ポリマー・サイエンス
（３ｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ａｐｐｌｉｅｄ Ｐｏｌｙｍ
ｅｒｓｃｉｅｎｃｅ ）第１７巻ｒｒｓ頁（／９７．？
）に記載されたイルジャー型内部電極方式、同誌第１ｊ
巻２２７７頁（／ｑ７／）に記載された管型無電極方式
等の装置を用いることができる。本発明を実施するに、
特に適するプラズマ重合装置を図面て示した。プラズマ
重合条件は、泪いる装置の大きさ、用いるモノマ一種□
、放電電力等に依存するが図面記載の装置を用いた場合
、ケイ素イビ合物モノマー流量０．０／〜ｚＣＣ（ＳＴ
Ｐ）７分、酸素ガス流量ｏ、５−ｓｏｃｃ（ＳＴＰ）／
ＣＣより好ましくはＩＯ−コ０ＣＣ（ＳＴＰ）７分、ガ
ス圧力０．／〜０．３；ト＋）チェリー、放電電力１ｏ
−ｓｏワットが漬していた。必要に応じプラスチック基
板を冷却してもよい。
ジャーナル・オブ・アプライド・ポリマー・サイエンス
（３ｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ａｐｐｌｉｅｄ Ｐｏｌｙｍ
ｅｒｓｃｉｅｎｃｅ ）第１７巻ｒｒｓ頁（／９７．？
）に記載されたイルジャー型内部電極方式、同誌第１ｊ
巻２２７７頁（／ｑ７／）に記載された管型無電極方式
等の装置を用いることができる。本発明を実施するに、
特に適するプラズマ重合装置を図面て示した。プラズマ
重合条件は、泪いる装置の大きさ、用いるモノマ一種□
、放電電力等に依存するが図面記載の装置を用いた場合
、ケイ素イビ合物モノマー流量０．０／〜ｚＣＣ（ＳＴ
Ｐ）７分、酸素ガス流量ｏ、５−ｓｏｃｃ（ＳＴＰ）／
ＣＣより好ましくはＩＯ−コ０ＣＣ（ＳＴＰ）７分、ガ
ス圧力０．／〜０．３；ト＋）チェリー、放電電力１ｏ
−ｓｏワットが漬していた。必要に応じプラスチック基
板を冷却してもよい。
この様な条件下でプラスチック表面上にプラズマ重合コ
ーティングを施す場合、適当な膜厚は０．３〜−０ミク
ロン、より好ましくは７〜１０ミクロンである。ｏ、ｓ
ミクロン以下だと耐擦傷性が不充分となり、また２０
ミクロン以上になると被膜にクラックが生じやすくなる
。
ーティングを施す場合、適当な膜厚は０．３〜−０ミク
ロン、より好ましくは７〜１０ミクロンである。ｏ、ｓ
ミクロン以下だと耐擦傷性が不充分となり、また２０
ミクロン以上になると被膜にクラックが生じやすくなる
。
以下実施例により説明する。
実施例１． 図面記載の曽型無電極方式プラズマ重合装
置／を用い、ＣＲ−３９平板を基材として、これにジメ
チルジメトキシシランと酸素の混合ガスでプラズマ重合
コーティングを行なった。
置／を用い、ＣＲ−３９平板を基材として、これにジメ
チルジメトキシシランと酸素の混合ガスでプラズマ重合
コーティングを行なった。
なお図においそ、ＡＭＰは高周波発振器、Ｗは電力計、
■ＭＣは同調回路、Ａは酸素ガス供給器、Ｍはケイ素化
合物モノマー供給器、■は真空計、Ｔはトラップ、Ｐは
ポンプ、Ｓは試料の基材、ＣＷは冷却水を示している。
■ＭＣは同調回路、Ａは酸素ガス供給器、Ｍはケイ素化
合物モノマー供給器、■は真空計、Ｔはトラップ、Ｐは
ポンプ、Ｓは試料の基材、ＣＷは冷却水を示している。
重合条件は下記の通りであった。
ジメチルジメトキシシラン流量 ｊｃ’ｃ（ＳＴＰ
）／分酸素ガス流量 ／ｊｃｃ（ＳＴＰ
）／分 ４゜ガス圧力 ａ
３３トリチェリー放電局波数 ／、ｌ
Ｊｄ ＭＨｚ放電電力 ３０ワ
ット放屯時間 ３０分 この様にして０Ｒ−３９平板上に得られたプラズマ重合
膜は、膜厚ダミクロン、無色透明で耐擦傷性及び付着性
が極めて良好であった。
）／分酸素ガス流量 ／ｊｃｃ（ＳＴＰ
）／分 ４゜ガス圧力 ａ
３３トリチェリー放電局波数 ／、ｌ
Ｊｄ ＭＨｚ放電電力 ３０ワ
ット放屯時間 ３０分 この様にして０Ｒ−３９平板上に得られたプラズマ重合
膜は、膜厚ダミクロン、無色透明で耐擦傷性及び付着性
が極めて良好であった。
また、このプラズマ重合膜をＸＩｓ光電子分光法にて分
析した結果、石英に類似の元素構造であった。
析した結果、石英に類似の元素構造であった。
実施例２
実施例／でＣＲ−ｊ、９平板に換え、ポリカーボネート
基板を用いた他は実施例１と同様に実施した結果、耐擦
傷性良好な無色透明な被膜が得られた。
基板を用いた他は実施例１と同様に実施した結果、耐擦
傷性良好な無色透明な被膜が得られた。
比較例／。
酸素ガスを用いずに、その他は実施例１と同様に実施し
た。得られた被膜の耐擦傷性は不充分でプラスチックの
保護被膜としての効果は認められなかった。
た。得られた被膜の耐擦傷性は不充分でプラスチックの
保護被膜としての効果は認められなかった。
図面は本発明を実施するためのプラズマ重合装置の一例
の概略を示す側面図である。 ／・・・プラズマ重合装置 Ｓ・・・プラスチック基材 図面の浄″ａ（内容に変死なし） 手 続 補 正 書（自発） 昭和５７年３月９日 特許庁長官殿 ２ 発明の名称 プラスチック物品表面へのプラズマ重合コーティング方
法 ３ 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府大阪市東区道修町ｑ丁目！番地名 称
（ｇｏｏ＞ 日本板硝子株式会社代表者 菅
沼 俊 彦 １代理人 住所 東京都港区新橋／丁目／ざ番／６号日生新橋ビ
ルよＦ ７ 補正の内容 図面を別紙の通り補正する。
の概略を示す側面図である。 ／・・・プラズマ重合装置 Ｓ・・・プラスチック基材 図面の浄″ａ（内容に変死なし） 手 続 補 正 書（自発） 昭和５７年３月９日 特許庁長官殿 ２ 発明の名称 プラスチック物品表面へのプラズマ重合コーティング方
法 ３ 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府大阪市東区道修町ｑ丁目！番地名 称
（ｇｏｏ＞ 日本板硝子株式会社代表者 菅
沼 俊 彦 １代理人 住所 東京都港区新橋／丁目／ざ番／６号日生新橋ビ
ルよＦ ７ 補正の内容 図面を別紙の通り補正する。
Claims (3)
- （１） プラスチック物品の表面上で、一般式（１）
で表わされるケイ素化合物と ＲｌＳ、Ｒ２（１） ｌ４−ｎ （式中Ｒ１は炭素数／−１のアルキル基および／または
フェニル基 Ｒ２はメトキシ、エトキシ。 プロポキシ、アセトキシ基及び塩素元素から選ばれる７
種もしくは２種以上、ｎは。〜４Ｉ）酸素との混合ガス
をプラズマ重合することによりプラスチツタ物品表面上
にケイ素化合物を有する被膜？形成させることを特徴と
するプラスチック物品表面へのプラズマ重合コーティン
グ方法。 - （２）前記ケイ素化合物が、テトラクロロシラン、メチ
ルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシランジメチル
ジメトキシシラン、トリメチルクロロシラン、トリメチ
ルメトキシシランから選ばれる１種もしくは２種以上で
ある特許請求の範囲第１項記載の方法。 - （３）前記プラスチックが、ポリメチルメタクリレート
、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルポリカーボネート及び
ポリジエチレングリコールビスアリルカーボネートから
選ばれるプラスチックである特許請求の範囲第１項記載
の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57030174A JPS58147430A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | プラスチツク物品表面へのプラズマ重合コ−テイング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57030174A JPS58147430A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | プラスチツク物品表面へのプラズマ重合コ−テイング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58147430A true JPS58147430A (ja) | 1983-09-02 |
Family
ID=12296382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57030174A Pending JPS58147430A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | プラスチツク物品表面へのプラズマ重合コ−テイング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58147430A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0252870A2 (en) * | 1986-07-09 | 1988-01-13 | Battelle Memorial Institute | Abrasion-resistant plasma coatings |
| JPS63116848A (ja) * | 1986-11-05 | 1988-05-21 | 尾池工業株式会社 | ノンホツトステイツクフイルムまたはシ−ト |
| JPH01315433A (ja) * | 1988-06-15 | 1989-12-20 | Polyplastics Co | 耐候性ポリアセタール樹脂成形品 |
| JPH04107270A (ja) * | 1990-08-29 | 1992-04-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | プラスチック表面の硬化方法 |
| JPH09143289A (ja) * | 1995-11-20 | 1997-06-03 | Agency Of Ind Science & Technol | プラスチック成形体の劣化防止方法 |
| WO2013151169A1 (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-10 | 三菱レイヨン株式会社 | ハードコート層を有する積層体及びその製造方法 |
-
1982
- 1982-02-26 JP JP57030174A patent/JPS58147430A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0252870A2 (en) * | 1986-07-09 | 1988-01-13 | Battelle Memorial Institute | Abrasion-resistant plasma coatings |
| JPS63116848A (ja) * | 1986-11-05 | 1988-05-21 | 尾池工業株式会社 | ノンホツトステイツクフイルムまたはシ−ト |
| JPH01315433A (ja) * | 1988-06-15 | 1989-12-20 | Polyplastics Co | 耐候性ポリアセタール樹脂成形品 |
| JPH04107270A (ja) * | 1990-08-29 | 1992-04-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | プラスチック表面の硬化方法 |
| JPH09143289A (ja) * | 1995-11-20 | 1997-06-03 | Agency Of Ind Science & Technol | プラスチック成形体の劣化防止方法 |
| WO2013151169A1 (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-10 | 三菱レイヨン株式会社 | ハードコート層を有する積層体及びその製造方法 |
| JPWO2013151169A1 (ja) * | 2012-04-06 | 2015-12-17 | 三菱レイヨン株式会社 | ハードコート層を有する積層体及びその製造方法 |
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