JPS5814713Y2 - トランジスタインバ−タ - Google Patents

トランジスタインバ−タ

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JPS5814713Y2
JPS5814713Y2 JP1978011070U JP1107078U JPS5814713Y2 JP S5814713 Y2 JPS5814713 Y2 JP S5814713Y2 JP 1978011070 U JP1978011070 U JP 1978011070U JP 1107078 U JP1107078 U JP 1107078U JP S5814713 Y2 JPS5814713 Y2 JP S5814713Y2
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transistor
transformer
winding
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switching
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JPS54114717U (ja
Inventor
浩一 森田
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サンケン電気株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は対に接続したトランジスタの交互のオン・オフ
で直流を交流に変換するように構成したトランジスタイ
ンバータに関し、更に詳細には、トランジスタ出力電流
を電流トランス(変成器)で電流帰還してトランジスタ
駆動する電流帰還駆動型他励トランジスタインバータに
関する。
対に接続したトランジスタを交互にオン・オフしてDC
−AC変換するトランジスタインバータとして、例えば
特開昭50−103624号公報に記載されているよう
な電流帰還駆動型(CTドライブ型)他励インバータが
ある。
この形式のインバータは、種々の特長を有しているが、
一方のトランジスタから他方のトランジスタにオン状態
を切換える時に、トランジスタのストレージによって重
なって導通し、短絡することがあるという欠点があった
またこの短絡を防止するためには、両トランジスタが重
なって導通しないように休止期間を設けなければならず
、制御回路が複雑になるという欠点があった。
そこで、本考案の目的は、トランジスタのストレージ等
によって対のトランジスタが同時に導通することがない
トランジスタインバータを提供することにある。
上記目的を達成するための本考案は、理解を容易にする
ために実施例を示す図面の符号を参照して説明すると、
直流電源1と、前記直流電源1に夫々接続された第1及
び第2のスイッチングトランジスタ3,4と、前記第2
のスイッチングトランジスタ4のオフ時に於ける前記第
1のスイッチングトランジスタ3のオンによって第1の
方向の出力電圧状態となり、前記第1のスイッチングト
ランジスタ3のオフ時に於ける前記第2のスイッチング
トランジスタ4のオンによって前記第1の方向と逆の第
2の方向の出力電圧状態となるように前記第1及び第2
のスイッチングトランジスタ3.4に夫々接続された出
力変圧器2又は負荷10と、前記第1及び第2のスイッ
チングトランジスタ3,4のコレクタ電流の流れる回路
に直列に夫々接続された第1及び第2の変成器1次巻線
5,6又は前記第1及び第2のスイッチングトランジス
タ3.4のコレクタ電流が交互に流れる共通回路に接続
された共通の変成器1次巻線35と、前記第1及び第2
のスイッチングトランジスタ3,4のベース・エミッタ
間に夫々接続され且つ前記第1及び第2の変成器1次巻
線5,6又は共通の変成器1次巻線35からの正帰還に
よって前記第1及び第2のスイッチングトランジスタ3
,4を駆動するように前記第1及び第2の変成器1次巻
線5,6又は前記共通の変成器1次巻線35に夫々電磁
結合された第1及び第2の変成器2次巻線11.12と
、前記第1及び第2のスイッチングトランジスタ3,4
をオン・オフ駆動するために前記第1及び第2の変成器
1次巻線5,6又は前記共通の変成器1次巻線35及び
前記第1及び第2の変成器2次巻線11.12に電磁結
合された単−又は複数の変成器3次巻線13.14と、
前記第1のスイッチングトランジスタ3をオンする方向
の電圧を前記第1の変成器2次巻線11に発生させるよ
うに前記変成器3次巻線13.14に電流を流すことが
可能であると共に前記第2のスイッチングトランジスタ
4をオンする方向の電圧を前記第2の変成器2次巻線1
2に発生させるように前記変成器3次巻線13.14に
電流を流すことが可能なスイッチングトランジスタ駆動
制御回路と、前記第1及び第2の変成器2次巻線11.
12に直列に夫々接続され且つ前記第1及び第2のスイ
ッチングトランジスタ3,4にベース電流を夫々供給す
ることが可能なように形成されている第1及び第2の電
圧非直線素子と、前記第1及び第2の電圧非直線素子に
夫々並列に接続され且つ前記第1及び第2のスイッチン
グトランジスタ3.4を逆バイアスするように充電され
る第1及び第2のコンテ゛ンサ53.55とを具備して
いることを特徴とするトランジスタインバータに係わる
ものである。
上記考案によれば、例えば、第1のスイッチングトラン
ジスタ3がストレージでオンしている期間に第2のトラ
ンジスタ4をオンにする駆動制御信号が変成器3次巻線
13.14に供給されても、この1部が第1のスイッチ
ングトランジスタ3の帰還巻線である第1の変成器1次
巻線5の側に吸収され、コレクタ電流を打ち消すように
作用する。
又第1のコンデンサ53の電圧により第1のスイッチン
グトランジスタ3を逆バイアスする回路が形成され、第
2のスイッチングトランジスタ4をオンにするための駆
動電流は第1のスイッチングトランジスタ3をオフにす
るために使用され、第2のスイッチングトランジスタ4
をオンにすることが出来ない。
即ち第1のスイッチングトランジスタ3をオフにするた
めの動作が継続している間は第2の変成器2次巻線12
に第2のスイッチングトランジスタ4をオンにすること
が可能な電圧が発生せず、第1のスイッチングトランジ
スタ3がオフになるまで第2のスイッチングトランジス
タ4のオフを保持することが出来る。
即ち第1及び第2のコンテ゛ンサ53,55と帰還用の
第1及び第2の変成器1次巻線5,6とが協同して第1
及び第2のスイッチングトランジスタ3,4が同時にオ
ンになることを阻止する。
尚第1及び第2の変成器1次巻線5,6を設けない場合
には、変成器3次巻線13.14の第2のスイッチング
トランジスタ4をオン駆動するための電流を第1のスイ
ッチングトランジスタ3の逆バイアスベース回路で吸収
することが困難になり、第1のスイッチングトランジス
タ3のストレージ期間中に第2のスイッチングトランジ
スタ4がオンになる恐れがある。
次に図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の第1の実施例に係わるパルス幅制御形
のトランジスタインバータを示すものである。
このインバータに於いては、直流電源1の一端が出力変
圧器2の1次巻線のセンタタップに接続され、その他端
が変換用の第1及び第2のスイッチングトランジスタ3
,4のエミッタに夫々接続されている。
第1及第2のトランジスタ3,4のコレクタは変流器形
変成器(電流トランス)の第1及び第2の1次巻線5,
6を夫々介して出力変圧器の1次巻線の上半分7と下半
分8の一端に夫々接続されている。
出力変圧器2の2次巻線9には負荷10が接続されてい
る。
第1及び第2のトランジスタ3,4のベース・エミッタ
間には変流器の第1及び第2の1次巻線5及び6に電磁
的に結合された第1及び第2の2次巻線11.12が夫
々接続されている。
変流器結合の第1及び第2の1次巻線5,6と第1及び
第2の2次巻線11.12との比は負荷によって定まる
トランジスタ3,4のコレクタ電流による1次巻線5,
6の電流に於いてトランジスタ3.4が飽和動作するの
に十分なベース電流を供給することが出来る値になって
いる。
13.14は第1及び第2の変流器3次巻線であって、
これも第1及び第2の1次巻線5,6と第1及び第2の
2次巻線11.12に電磁的に結合されている。
この実施例では第1及び第2の3次巻線はセンタタップ
形式に形成され、そのセンタタップを抵抗15を介して
直流電源16の一端に接続されている。
直流電源16の他端と第1の3次巻線13の一端との間
には制御用トランジスタ17が接続されている。
尚トランジスタ17に逆並列にトランジスタオフ回路形
成のダイオード18が接続されている。
また直流電源16の他端と第2の3次巻線14の一端と
の間には制御用トランジスタ19が接続されている。
尚トランジスタ19に逆並列にトランジスタオフ回路形
成用のダイオード20が接続されている。
21.22は制御信号供給端子であって、このうち端子
21は固定されたパルス幅の信号を供給するものであり
、端子22は制御されたパルス幅の信号を供給するもの
である。
インバータ23の入力は端子21に結合され、その出力
はNANDゲート24の入力に結合されている。
NANDゲート24の入力には端子22も結合され、そ
の出力は制御用トランジスタ19のベースに結合されて
いる。
NANDゲート25の入力には端子21と22との両方
が結合され、その出力は制御用トランジスタ17のベー
スに結合されている。
尚トランジスタ3,4には保護用ダイオード50.51
が並列接続されている。
以上述べた回路が所謂電流帰還駆動型(CTドライブ型
)トランジスタインバータであるが、本考案では更に、
電流器(CT)とトランジスタ3との間即ち2次巻線1
1とトランジスタ3のベースとの間に第1の電圧非直線
素子としてのダイオード52と大容量の第1のコンデン
サ53との並列回路が接続され、また2次巻線12とト
ランジスタ4のベースとの間に第2の電圧非直線素子と
してのダイオード54と第2の大容量のコンデンサ55
との並列回路が接続されている。
次に第1図の回路の各部の波形をストレージを考慮しな
いで理想的に示す第2図を参照して第1図の回路の動作
を説明する。
端子21には第2図Aに示す如く周期T、デユティ比5
0%のパルス列を供給し、端子22には第2図Bに示す
如く端子21に供給する固定信号の周期Tの÷周期の制
御信号を供給する。
この端子22に供給する制御信号パルス幅は負荷10の
電圧又は電流を所定値にするように変えられる。
例えば、出力電圧を高めたいときには実線で示すパルス
幅T1から点線で示すパルス幅T2にする。
端子21.22に第2図A、Bに示す如き信号が入力さ
れると、インバータ23、NANDゲート24.25の
出力は夫々第2図C,D、Eに示す如くとなる。
時点t1に於いて、制御用トランジスタ17のベース信
号が低レベルになると、このトランジスタ17はオフに
なり、そのコレクタ電圧は第2図Gに示す如く高い。
この時他方の制御用トランジスタ19のベース信号は高
レベルであるので、このトランジスタ19はオンであっ
て、そのコレクタ電圧は第2図Fに示す如く低い。
トランジスタ17がオフであるので、直流電源16、抵
抗15、第1の3次巻線13、及びトランジスタ17か
ら成る回路には電流が流れない。
これに対して、トランジスタ19がオンであるので、直
流電源16、抵抗15、第2の3次巻線14、及びトラ
ンジスタ19から戊る閉回路には電流が流れる。
こめ結果、電磁的に結合されている第2の2次巻線12
にはトランジスタ4をオンにする方向の電圧が巻数比に
応じて誘起し、また第1の2次巻線11にはトランジス
タ3をオフにする方向の電圧が誘起する。
第2の2次巻線12の電圧によって第2のトランジスタ
4がオンになると、直流電源1、■次巻線の下半分8、
第2の1次巻線6、及びトランジスタ4から戒る閉回路
が形成され、直流電源1の電圧が1次巻線の下半分8に
加わり、これに対応した電圧が出力変圧器の2次巻線9
に第2図りに示す如く誘起される。
この時、トランジスタ4にコレクタ電流(負荷電流)が
流れ、同時に第2の1次巻線6にもコレクタ電流が流れ
る。
1次巻線6と2次巻線12とは所定の巻数比で変流器結
合され且つ2次巻線12に十分なベース電流が流れるよ
うになっているので、3次巻線14のみならず2次巻線
12の方からもベース電流が供給され、トランジスタ4
は飽和領域動作となる。
即ちトランジスタ4の出力電流が正帰還されてトランジ
スタ4が駆動される。
このトランジスタ4には負荷によって制限されたコレク
タ電流が流れる。
尚変流器(CT)は飽和しないように構成されているの
で、未飽和状態に保たれている。
第1の2次巻線11にはトランジスタ3をオフにする方
向の電圧が誘起されている。
時点t2になって、端子22に付与していた信号が第2
図Bに示す如く低レベルとなると、NANDゲート25
の出力が第2図りに示す如く高レベルとなるため、制御
用トランジスタ17がオンになる。
これにより、第2の3次巻線14、第1の3次巻線13
、トランジスタ17、及びダイオード20から戊る短絡
回路が形成され、変流器(CT)に於ける磁束が保持状
態となり、1次巻線16と2次巻線12との巻数比に対
応したベース電流が付与されなくなる。
これによってt2でトランジスタ4はオフに転換する。
t2からt3の期間に於いてはトランジスタ17と19
との両方がオンであるので、直流電源16に基づいて流
れる電流による磁束はお互に打消しの方向であって、3
次巻線14からベース駆動制御信号が発生しない。
端子21.22が第2図A、Bのt3〜t4に示す信号
状態となると、トランジスタ17はオンに保たれている
がトランジスタ19はオフに転換する。
これにより、電源16、抵抗15.3次巻線13、及び
トランジスタ17から成る閉回路に流れる電流でトラン
ジスタ3のベース駆動制御信号が発生し、トランジスタ
3がオンになる。
トランジスタ3が一旦オンになるとトランジスタ4の場
合と同様に1次巻線5と2次巻線11との変流器結合で
コレクタ電流がベースに帰還されてトランジスタ3のオ
ンが保持される。
即ちトランジスタ3の出力電流の正帰還でトランジスタ
3が駆動される。
t4になってトランジスタ19がオンになると、3次巻
線13,14、トランジスタ19、及びダイオード18
から戊る閉回路が形成されて変流器(CT)に於ける磁
束が保持され、2次巻線11にトランジスタ3のオンを
維持することが出来るベース電流が流れなくなり、トラ
ンジスタ3はオフになる。
上述の動作の繰返しによって負荷10にはパルス幅制御
した電力を供給することが出来る。
以上、ダイオード52とコンデンサ53との並列回路及
びダイオード54とコンデンサ55との並列回路の働き
を除外して説明したが、第2図においてt2からt3ま
での時間が零又は零近傍になるとストレージの問題が発
生し、上記並列回路は極めて重要な働きをなす。
以下、これを説明する。今、トランジスタ4をオンにす
るベース電流がダイオード54を介して流れれば、ダイ
オード54の順方向電圧降下に相当する電圧値にコンデ
ンサ55が充電される。
次に、巻線14の電流を零にし、巻線13に電流を流せ
ば、前述したようにもう一方のトランジスタ3が導通し
ようとするが、しかし、一方のトランジスタ4がストレ
ージで導通している期間はコンデンサ55の働きで、も
う一方のトランジスタ3の導通が阻止される。
即ち、トランジスタ4のストレージ期間においては、第
1図に示す極性で充電されているコンデンサ55でトラ
ンジスタ4が逆バイアスされた状態となり、逆バイアス
方向の電流が流れ、またコンデンサ55の電圧が巻線1
2の抵抗骨に印加された状態となるので、巻線12の左
端が正、右端が負になる。
また巻線12のこの方向の電圧によって巻線11にこれ
に対応した電圧を誘起させることは不可能であるにして
も、巻線11の電圧は零となる。
即ち、トランジスタ17のオンによって流れる電流で巻
線11にトランジスタ3をオンにさせる電圧を誘起させ
ることは不可能であり、トランジスタ4を逆バイアスす
る方向に流れてしまう。
コンデンサ53.55は大容量であるので、逆バイアス
時に充電電圧の低下がほとんど生ぜず、第1図に示す極
性に充電された状態に保たれている。
従って、トランジスタ4のストレージ期間には、コンデ
ンサ53の電圧が、誘起電圧が零の巻線11を介してト
ランジスタ3のベースに逆バイアスとして加わり、トラ
ンジスタ3が導通することはない。
トランジスタ4のストレージ期間が過ぎると、このトラ
ンジスタ4の逆電流が流れなくなるから、巻線12の左
端が負、右端が正の電圧が生じ、トランジスタ4は逆バ
イアスされる。
また巻線11の左端が負、右端が正の電圧が生じ、これ
によってトランジスタ3が導通状態になる。
上述から明らかなように、トランジスタ3,4のベース
駆動回路にダイオード52 、54とコンテ゛ンサ53
.55を接続することによって、一方のトランジスタの
ストレージ期間に他方のトランジスタをオンにするため
の他励信号が発生しても、一方のトランジスタのストレ
ージ期間が終了するまでは、他方のトランジスタが決し
てオンにならない。
従って、短絡による事故は発生しない。
また、休止期間を考慮して制御回路を構成する必要がな
いので、回路を簡略にすることが出来る。
また、正帰還で駆動するので、ベース駆動回路に抵抗を
挿入する必要がなく、電力損失が少なくなる゛、。
また他励駆動回路の容量を小さくすることが出来る。
次に本考案の第2の実施:例を示す第3図について述べ
る。
但し、この実施例及び以下の実施例において第1図の回
路の構成要素と実質的に同じ働きをする構成要素には同
一の符号をイスしでその説明を省略する。
この実施例ではハーフブリッジ型のトランジスタインバ
ータに本考案が適用されている。
この回路に於いて、31.32はコンデンサである。
トランジスタ3及び4は第1図の回路と全く同じ動作で
オン・オフを交互に繰返し、トランジスタ3がオンのと
きにはここから負荷10に第1の方向で電流が流れ、ト
ランジスタ4がオンのときにはこれを介して第2の方向
で負荷10に電流が流れる。
負荷10の位置に出力変圧器の1次巻線を接続し、その
2次巻線に負荷を接続しても同様な動作となる。
第4図は本考案の第3の実施例を示すものである。
この実施例では変流器(CT)の1次巻線35をトラン
ジスタ3と4との両方のコレクタ電流が流れるラインに
接続している。
このようにしても同様な動作となる。
以上本考案の実施例について述べたが、本考案は上述の
実施例に限定されるものではなく、更に変形可能なもの
である。
例えば、第5図に示す如くトランジスタ3と4とを対に
接続すると共にトランジスタ3’、4’も対に接続した
ブリッジ型インバータ回路に適用可能である。
この回路の場合はトランジスタ3,3′がオンで負荷1
0に第1の方向の電流が流れ、4,4′がオンで負荷1
0に第2の方向の電流が流れる。
トランジスタ3.3’、4.4’のコレクタ電流を流す
変成器1次巻線35はこのように負荷10に直列せずに
、夫々のトランジスタに直列に4個設けてもよい。
また駆動制御回路を第6図に示すように形式してもよい
この第6図では3次巻線13.14をセンタタップ形式
にせずに、ダイオード41.42で結合している。
夫々の巻線13.14が変流器1次巻線5,6及び2次
巻線11.12に電磁結合されていることは前述の実施
例と同じである。
又トランジスタ17.19のベース回路も第1図のそれ
と同じである。
又トランジスタ17.19の制御回路は、これ等を交互
にオン・オフ出来る回路であればどのような回路で゛も
よい。
またコンテ゛ンサ31,32の代りに第1及び第2の直
流電源を接続してもよい。
またダイオード52.54の代りにツェナーダイオード
等の別の電圧非直線素子を使用してもよい。
またトランジスタ17.19を単純に交互にオン・オフ
してパルス幅制御をしないインバータにも勿論適用可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例に係わるトランジスタイ
ンバータの回路図、第2図は第1図の回路の各部の波形
図、第3図は本考案の第2の実施例に係わるトランジス
タインバータの回路図、第4図は本考案の第3の実施例
に係わるトランジスタインバータの回路図、第5図及び
第6図は変形例を示す回路図である。 尚図面に用いられている符号において、1は直流電源、
2は出力変圧器、3,4はトランジスタ、5,6は1次
巻線、10は負荷、11.12は2次巻線、13.14
は3次巻線、16は直流電源、17はトランジスタ、1
8はダイオード、19はトランジスタ、20はダイオー
ド、52.54はダイオード、53,55はコンテ゛ン
サである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直流電源1と、 前記直流電源1に夫々接続された第1及び第2のスイッ
    チングトランジスタ3,4と、 前記第2のスイッチングトランジスタ4のオフ時に於け
    る前記第1のスイッチングトランジスタ3のオンによっ
    て第1の方向の出力電圧状態となり、前記第1のスイッ
    チングトランジスタ3のオフ時に於ける前記第2のスイ
    ッチングトランジスタ4のオンによって前記第1の方向
    と逆の第2の方向の出力電圧状態となるように前記第1
    及び第2のスイッチングトランジスタ3,4に夫々接続
    された出力変圧器2又は負荷10と、 前記第1及び第2のスイッチングトランジスタ3.4の
    コレクタ電流の流れる回路に直列に夫々接続された第1
    及び第2の変成器1次巻線5,6又は前記第1及び第2
    のスイッチングトランジスタ3.4のコレクタ電流が交
    互に流れる共通回路に接続された共通の変成器1次巻線
    35と、 前記第1及び第2のスイッチングトランジスタ3.4の
    ベース・エミッタ間に夫々接続され且つ前記第1及び第
    2の変成器1次巻線5,6又は共通の変成器1次巻線3
    5からの正帰還によって前記第1及び第2のスイッチン
    グトランジスタ3,4を駆動するように前記第1及び第
    2の変成器1次巻線5.6又は前記共通の変成器1次巻
    線35に夫々電磁結合された第1及び第2の変成器2次
    巻線11゜12と、 前記第1及び第2のスイッチングトランジスタ3.4を
    オン・オフ駆動するために前記第1及び第2の変成器1
    次巻線5,6又は前記共通の変成器1次巻線35及び前
    記第1及び第2の変成器2次巻線11.126’こ電磁
    結合された変成器3次巻線13.14と、 前記第1のスイッチングトランジスタ3をオンする方向
    の電圧を前記第1の変成器2次巻線11に発生させるよ
    うに前記変成器3次巻線13.14に電流を流すことが
    可能であると共に前記第2のスイッチングトランジスタ
    4をオンする方向の電圧を前記第2の変成器2次巻線1
    2に発生させるように前記変成器3次巻線13.14に
    電流を流すことが可能なスイッチングトランジスタ駆動
    制御回路と、 前記第1及び第2の変成器2次巻線11.12に直列に
    夫々接続され且つ前記第1及び第2のスイッチングトラ
    ンジスタ3,4にベース電流を夫々供給することが可能
    なように形成されている第1及び第2の電圧非直線素子
    と、 前記第1及び第2の電圧非直線素子に夫々並列に接続さ
    れ且つ前記第1及び第2のスイッチングトランジスタ3
    ,4を逆バイアスするように充電される第1及び第2の
    コンデ゛ンサ53 、55と、を具備していることを特
    徴とするトランジスタインバータ。
JP1978011070U 1978-02-01 1978-02-01 トランジスタインバ−タ Expired JPS5814713Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5270317A (en) * 1975-12-08 1977-06-11 Sanken Electric Co Ltd Transistor circuit

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5270317A (en) * 1975-12-08 1977-06-11 Sanken Electric Co Ltd Transistor circuit

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