JPS5814148A - 静電荷像現像剤 - Google Patents

静電荷像現像剤

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JPS5814148A
JPS5814148A JP56112116A JP11211681A JPS5814148A JP S5814148 A JPS5814148 A JP S5814148A JP 56112116 A JP56112116 A JP 56112116A JP 11211681 A JP11211681 A JP 11211681A JP S5814148 A JPS5814148 A JP S5814148A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真法、静電記録法、静電印刷法などに
おける静電荷像を現像するための現像剤に関する。
電子写真法においては光導電性要素よりなる感光体に暗
所にて均一な表面電荷を与えた後、露光を行って静電荷
像を形成し、しかる後に現像して可視像を形成する。
一般に斯かる静電荷像を現像する方法は、液体現像法と
乾式現像法とに大別される。液体現像法は絶縁性有機液
体中に6穐の顔料や染料を微細粒子として分散して成る
液体現像剤を用いて現像す(2) る方法であり、又乾式現像法は天然又は合成の樹脂中に
カーボンブラック等の着色剤を分散含有してなるトナー
と、鉄、ガラスピーズ等のキャリアとからなる混合体を
使用する現像法である。又一般にキャリアは絶縁性キャ
リアと導電性キャリアに分ける事ができる。導電性キャ
リアとしては酸化された又は未酸化の鉄粉が用いられる
。又絶縁性キャリアとしては鉄、ニッケル、コバルト、
フェライト等の磁性体よりなるキャリア用核体粒子の表
面が絶縁性樹脂により被覆されたキャリアが代表的なも
のである。
又乾式現像法には前記トナーのみを主成分とした現像剤
を用いる所謂毛ブラシ法、インプレッション法、パウダ
ークラウド法のほか、鉄粉或いはガラスピーズ等よりな
るキャリアとトナーとの混合体を現像剤として用いる所
謂磁気ブラシ法、カスケード法がある。
これらの現像法により、現像剤中に含有される電荷を有
するトナー粒子等の検電粒子が静電荷像に付着して可視
像が形成される。この可視像は熱、(3) 圧力、溶媒蒸気等によりそのまま感光体上に或いは紙等
の他の像支持体に転写され、その後に定着される。
本発明は、上記現像方法のうち磁気ブラシ法及びカスケ
ード法に用いる現像剤、即ちトナー及びキャリアによっ
て構成される静電荷像現像剤に関するものである。
従来定着は、静電荷像を支持している光導電性感光体、
もしくは静電記鍮体上に、現像によって得られたトナー
像を直接融着させるか、或いは現像によって得られたト
ナー像を光導電性感光体もしくは靜電記碌体上から紙な
どの転写シート上に一旦転写した後これを融着させる事
によって行われる。その際トナー像の融着は溶媒蒸気と
の接触又は加熱方式の何れかKよって行なわれている。
加熱方式としては電気炉による非接触加熱方式及び加熱
ローラによる圧着加熱方式が一般に採用されている。
加熱ローラによる圧着加熱方式は、トナーに対して離型
性を有する材料で表面を形成した加熱ローラの表面に被
定着シートのトナー像面を圧接触させながら通過させる
事により定着を行なうものであり、一般に加熱ローラ定
着法と呼ばれている。
この方法は加熱ローラの表面と被定着シートのトナー像
面とが圧接触するため、トナー像を被定着シート上に融
着する際の熱効率が極めて良好であり、迅速に定着を行
なう事ができるので特に高速複写を目的とする転写方式
の電子写真複写機には極めて有効である。
しかしながらこの方法においては加熱μmう表面とトナ
ー像とが加熱溶融状態で圧接触するため、トナー像の一
部が加熱ローラ表面に付着して移転し、次の被定着シー
ト上に汚れを発生せしめる事がある。所謂オフセット現
象である。その為加熱ローラ表面に対してトナーが付着
しないようにする事が加熱定着法における必須要件の一
つとされている。
従来加熱ローラ表両にトナーを付着させないために、例
えば加熱ローラの表面をフッ素系樹脂などの離型性の優
れた材料で構成するとともにその(5) 表面にさらにシリコンオイルなどのオフセット防止用液
体を供給して液体の薄膜により加熱ローラの表面を被覆
する事が行なわれている。
この方法はオフセット現象を防止する点では極めて有効
なものであるが、オフセット防止用液体が加熱される事
により臭気を発生し、又オフセット防止用液体を供給す
るための装置を必要とするので、複写装置の機構が値線
になると共に、安定性の良い結果を得るためには高い精
度が要求されるので、複写装置が高価なものになるとい
う欠点がある。しかしながらオフセット防止用液体を供
給しない場合には定着ローラの表面にトナーが付着して
オフセット現象が発生するので、これらの欠点を有する
にも拘らずオフセット防止用液体の供給を行なわざるを
得ないのが現状である。
特公昭52−3304公報にこれらの欠点を補うために
開発されたオフセット防止剤を含むトナーに関する事項
が詳細に記載されている。オフセット防止剤を含有する
トナーを使用する事により、定着ローラの表面にシリコ
ンオイルを供給しない場(6) 合にも、オフセット現象を発生する事なく効率良(良好
な加熱ローラ定着を行なう事ができる。従って定着装置
の機構を簡素化する事ができると共に、例えばこのよう
な定着装置を組込んだ高速複写機の精度、安定度及び信
頼度を向上する事ができ、しかも価格の面でも低減化可
能という利点を有する。
しかしながらオフセット防止剤を含んだトナーはそれ自
体で流動性が悪(自由流動を示さない。
オフセット防止剤を含んだトナーと未被覆の鉄粉キャリ
アを混合して現像剤を作成した場合、トナー粒子表面に
存在していたオフセット防止剤が長期間の使用の間に未
被覆キャリアの表面に移動してキャリアの表面を汚染又
はその表面に付着してしまい、現像剤を劣化させてしま
り。しかも一般ニハオフセット防止剤であるポリプロピ
レンを含有するだけでは完全な非オフセット性が得られ
ていないのが現状である。従って非オフセット性を向上
させるためには、樹、脂自体にある程度の非オフセット
性を有する樹脂の組合せが必要となる。
(7) 即ち高分子量成分を有する樹脂とポリプロピレンとから
なるバインダーによるトナーである。
一方分子量が100.000以上の高分子量成分を含有
するスチレン系樹脂をバインダーとしたトナーは、非オ
フセット性に関しては非常に良好なものであるが、高分
子量成分が含有されているために軟化点が高(、逆に定
着性が悪い。従ってこの場合は低分子量成分を加えて軟
化点を下げ、オフセット発生温度と軟化点のバランスを
考慮してバインダー用の樹脂を決定する事が必要である
しかしこの場合は低分子量成分が相応に混入されるため
現像剤としての耐久性が悪くなる。即ち低分子量の樹脂
が未被覆の鉄粉キャリア表面に転位してキャリアの表面
を汚すのである。即ちオフセット防止剤であるポリプロ
ピレンと、樹脂の低分子量成分がキャリア表面を汚染す
る事になる。
この結果、未被覆のキャリアと、ポリプロピレン及び低
分子量成分を含んだ樹脂からなるトナーとにより構成さ
れる現像剤は、長期の使用においてトナーに対する摩擦
帯電特性が不安定となり、画像濃度変化及びカプリを発
生する。
具体的には現像剤の使用に伴い、鉄粉キャリアの粒子表
面にオフセット防止剤であるポリプロピレン及び低分子
量成分の樹脂が付着するため、キャリア粒子の電気抵抗
が増大して)くイアスミ流が低下し、しかも摩擦帯電特
性が不安定となり、この結果形成される画像濃度が低下
してカプリが増大する事となる。よって早期に現像剤を
交換する事が必要となり結局コストが高いものとなって
しまう。
上記欠点を解決すべくオフセット防止剤を含み、バイン
ダーが低分子量成分及び高分子量成分の樹脂からなるト
ナーを構成成分とした高耐久性の現像剤の出現が強(望
まれていた。
本発明の目的は、その表面にオフセット防止用液体を供
給しない定着ローラを使用した場合にも、オフセット現
象を発生させずに効率良(良好な加熱P−ラ定着を行な
う事ができるトナーを用いて高耐久性を実現できる現像
剤を提供する事にある。
本発明者等は樹脂被覆された鉄粉キャリアと、(9) :分子量が100,000以上の高分子量成分を10重
量−以上含有するスチレン系樹脂をバインダーとし、ポ
リプロピレンを含有したトナーとからなる現像剤が前記
目的を達成するものである事を見出した。
゛即ち本発明の現像剤は、その構成において、トナー表
面に含まれているオフセット防止剤であるポリプロピレ
ン及び低分子量成分の樹脂が、樹脂被覆されたキャリア
の表面に転位もしくは融着する事が未被覆キャリアを用
いた場合に比べて著しく少なく、耐久性に優れている点
で特に高速の電子写真複写機に好適であるという事を見
出したのである。
本発明において、キャリアの鉄粉粒子を被覆するための
樹脂としては、p−クロルスチレン、メチルスチレン等
のスチレン類;塩化ビニル、臭化ビニル、7ツ化ビニル
等のハロゲン化ビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、ベンジェ酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステ
ル類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ドデ
(10) シル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸3−クロル
エチル、アクリル酸フェニル、α−クロルアクリル酸メ
チル、メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸エチル、
メタアクリル酸ブチル等のα−メチレン脂肪族モノカル
ボン酸のエステル類;アクリロニトリル、メタアクリロ
ニトリル、アクリルアミド、ビニルメチルエーテル、ビ
ニルイソブチルエーテル、ビニルエチルエーテル等のビ
ニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルへキシル
ケトン、メチルイソプロペニルケトン等のビニルケトン
類などの単量体を重合させたホモポリマー或いは、この
他の樹脂としてエポキシ樹脂、ロジン変性フェノールホ
ルマリン樹脂、セルローズ樹脂、ポリエーテル樹脂、ポ
リビニルブチラール樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン
−ブタジェン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニルホル
マール樹脂、メラミン樹脂、ポリカーボネート樹脂、テ
フロン等のフッ素樹脂等の樹脂な単蝕で若しくはブレン
ドして使用することができる。
このうち、スチレン−アクリル系樹脂(伺えば(11) スチレン−メチルメタアクリレート、スチレン−ブチル
メタアクリレート等)、エポキシ樹脂、スチレン−ブタ
ジェン樹脂、ブチラール樹脂、セルローズ樹脂等が特に
有用である。
又感光体が有機光導電物質、硫化カドミウム等より成る
負帯電特性のものである場合には、テフロン等のフッ素
樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂の
ような樹脂が好適である。
本発明において用いるキャリアを製造するためには、前
述した樹脂を溶剤に溶解し塗布液を作り、この塗布液を
キャリア用核体粒子としての鉄粉の表面に塗布する。こ
の塗布のためには、浸漬法、スプレー法等を用いること
ができるが、特に流動化ベッド法によるのが好適である
。この流動化ベッド法は、流動化ベット装置内において
上昇する加圧ガス流により、核体粒子を平衡高さに迄上
昇浮遊させ、当該核体粒子が再び落下する迄の間に前記
塗布液を上方からスプレーして各粒子に塗布し、これを
繰返して所望の厚さの塗膜を形成する方法であり、この
方法により各粒子に均一な塗布を行なうことができる。
前記塗布液には相溶性の良い他の樹脂を混合し溶解して
も良い。
以上において用いられる溶剤としては、前記樹脂を溶解
するものであればよ(、例えばメタノール、エタノール
、ブタノール、イングロパノール等のアルコール類;メ
チレンクロライド、ジクロルエタン、トリクロルエチレ
ン等のハロゲン化炭化水素類;トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素類;アセトン、メチルエチルケトン等の
ケトン類;ソの他テトラヒドロフラン、ジオキサン等の
有機溶剤又はこれらの混合溶剤が用いられる。
以上において、核体粒子としての鉄粉は、その粒径が1
0〜1000ミクロン、特に20〜300ミクロンのも
のが好ましく、又樹脂被覆層の厚さは、0.1〜10ミ
クロン、特に02〜5ミクロンであることが好ましい。
斯くして得られるキャリアは、絶縁性であって球形であ
ることが好ましいが、導電性或いは非球形であっても本
発明の効果が失われるものではな℃1゜ (13) 本発明のトナーのバインダーとして用いるスチレン系樹
脂とは、スチレン類のホモポリマー又はコポリマーであ
る。ここにスチレン類としては、例、t ハスチレン、
0−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチル
スチレン、α−メチルスチレン、p−エチルスチレン、
2.4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、
p −tert −ブチルスチレン、p−n−へキシル
スチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニル
スチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシル
スチレン、p−メトキシスチレン、p−フェニルスチレ
ン、p−クロルスチレン、3.4−ジクロルスチレン等
を挙げることができる。
前記スチレン系樹脂なスチレン類のコポリマーとする場
合には、スチレン−アクリル共重合体が特に好ましい。
ここにアクリル成分のためのアクリル単量体としては、
例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロ
ピル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、
アクリ(14) ル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリ
ル酸ステアリル、アクリル酸2−クロルエチル、アクリ
ル酸フェニル、α−クロルアクリル酸メチル、メタアク
リル酸メチル、メタアクリル酸エチル、メタアクリル酸
グロビル、メタアクリル酸n−ブチル、メタアクリル酸
インブチル、メタアクリル酸n−オクチル、メタアクリ
ル酸ドデシル、メタアクリル酸ラウリル、メタアクリル
酸2−エチルヘキシル、メタアクリル酸ステアリル、メ
タアクリル酸フェニル、メタアクリル酸ジメチルアミン
エチル、メタアクリル酸ジエチルアミノエチル等のα−
メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類;アクリロニ
トリル、メタアクリロニトリル、アクリルアミド等のア
クリル酸もしくはメタアクリル酸誘導体、その他を挙げ
ることができる。これらの単量体は単独で或いは複数の
ものを組合せて用いることができる。そして特に、スチ
レン−メチルメタアクリレート−ブチルメタアクリレー
トの三成分より成るターポリマーが好まし℃1゜ (15) 他の好ましいスチレンコボリマートシては、スチレン−
ブタジェン共重合体を挙げることができる。
以上のスチレン系樹脂は、分子量が100,000以上
の高分子量成分を10重量%以上含有するものであるこ
とが必要であり、そうでないものを用いたときは、高い
オフセット発生温度が得られない。
斯かる高分子量成分を含有するスチレン系樹脂は、その
重合条件を適当に選択することにより、或いは架橋剤等
を利用して架橋重合体とすることによって容易に得るこ
とができる。
本明細書における分子量は、下記条件下におけるゲル・
パーミェーション・クロマトグラフィ(Gel per
meation ChromatographY )法
により求められるものである。温度25℃においてテト
ラヒドロフランを1ゴ/分の流速で流し、濃度0.4g
/dtのテトラヒドロ7ラン溶液を試料重量として8m
g注入し測定を行なう。試料の分子量測定に当っては、
該試料の有する分子量分布が、数種の単分散ポリスチレ
ン標準試料により作成された検量線の分子量の対数とカ
ウント数が直線となる範囲内接包含される測定条件を選
択する。上記測定は東洋曹達株式会社製HLC−802
UR装置を用い、カラムはTSK −GEL/CMH6
を使用した。
分子量が100,000以上の高分子量成分を10重量
−以上含有するようなスチレン−アクリル樹脂は、例え
ば次のようにして製造することができる。
合成例 容量1tのセパラブルフラスコにポリビニルアルコール
部分ケン化物「ゴーセノールGH−17J(日本合成社
製) 0.1 gを入れ、蒸留水100−に溶解し、そ
の中に下表のモノマー混合物Aを添加し、懸濁分散させ
、気相を窒素ガスにて置換した後80℃に昇温し、15
時間この温度に保って重合せしめる。その後温度40℃
まで冷却し、その中に下表のモノマー混合物Bを添加し
、温度40℃において2時間攪拌を続ける。次いで、ポ
リビニルアルコール部分ケン化f[ゴーセノールGH−
17J O,4gヲttr蒸1r水100dヲ別にvI
i製し、その水溶液を懸濁系に追加する。その後80℃
に(17) 再度昇温し、8時間この温度に保って重合を行ない、さ
らに95℃に昇温して2時間保ち、重合を完結する。そ
の後冷却し、脱水、洗浄を繰り返し、乾燥して樹脂を得
る。この樹脂は数平均分子置市が1.lX10’、数平
均分子量Mnに対する重量平均分子量MWの比Mw/M
nが4.5 、JISK2531−1960に規定され
る環球法により測定したときの軟化点が140±2℃の
ものであった。
なお、α−メチルスチレン(2量体)は、米国特許第2
429719号明細書の記載に準拠して合成しt、=2
.4−ジフェニル−4−メチル−1−ベンテント2.4
−ジフェニル−4−メチル−2−ベン(18) テンとの混合物で屈折率が1.569の部分のものであ
る。
本発明現像剤に係るトナーに含有せしめるポリプロピレ
ンは、比較的低い融着温度を必要とする事から、比較的
低分子量のものが望ましく、平均分子量が1000〜4
5000のもの、特に好ましくは平均分子量が2000
〜20000 の程度のものを有効に使用し得る。又環
球法による軟化点では80°C〜180℃の軟化点を有
するポリプロピレンが好ましく、特に好ましくは100
℃〜160℃のものである。
これら有用なポリプロピレンは三洋化成工業社から「ビ
スコール550PJ、「ビスコール660 P Jの商
品名で市販されている。ポリプロピレンのトナーに対す
る添加量は、トナーの樹脂成分ioo重量部に対して一
般に0.1〜50重量部であり、特に好ましくは1〜2
0重量部である。
本発明におけるトナーは、以上の如きスチレン系樹脂よ
り成り、ポリプロピレンを含有するバインダー中に着色
剤及び必要に応じて添加される特性改良剤を含有して成
るものである。
着色剤としては、カーボンブラック、二グロシ(19) ン染料(C81,450415B) 、アニリンブルー
(C,I。
450405 ) 、カルコオイルブ/I/ −(C,
1,4azoecBlue3)、クロムイxロー(C0
I。、% 14090 )、ウルトラマリンブルー(C
,I。477103 ) 、デュポンオイルレッド(C
,1,/l626105 ) 、キノリンイエロー(C
1、A 47005 )、メチレンブルークロライド(
c、r。鷹52015 )、フタロシアニンブルー(C
,I。74160 )、マラカイトグリーンオフサレー
ト(C,I。442000λランプブラツク(C0I 
、477266 ) 、ローズベンガル(C,1,44
5435)、これらの混合物、その他を挙げることがで
きる。これら着色剤は、十分な濃度の可視像が形成され
るに十分な割合で含有されることが必要であり、通常バ
インダー100重量部に対して1〜20重量部程度であ
る。
以下本発明の実施例について説明するが、これらにより
本発明が限定されるものではない。
〔キャリアの製造〕
1)キャリア1 平均分子量15万のスチレン−メチルメタアクリレート
樹脂5gをメチルエチルケトン300−中に溶解して塗
布液を調製し、200〜300メツシ二の焼結鉄粉[E
FV8 J (日本鉄粉社製)1 kgを前記塗布液中
に入れ、上澄液を除去した後写真用バット中で攪拌しな
がら熱風を吹き付けて乾燥し、次に粉体を温度100℃
のオープン中で2時間熱処理し、以って樹脂被膜を有す
るキャリア1を得た。このキャリア1の体積固有抵抗は
2.3X10’Ω・cmであった。
なお、「体積固有抵抗IJは、面積10dl、深さ1c
mの凹所な有し内円底面が真鍮の電極板とされた容器内
に試料1gを入れ、上方から重さ1 kgの真鍮電極を
試料層上に載せた条件下で測定された値である。
2)キャリア2 酢酸酪酸セルロース樹脂3gをメチルエチルケトン30
0 sg中に溶解して塗布液を調製し、200〜300
メツシユのスチール鉄粉[DSP −179DJ(同和
鉄粉社製) 1 kgを前記塗布液中に入れ、上澄液を
除去した後写真用バット内申で攪拌しながら熱風を吹き
付けて乾燥し、次に粉体な温(21) 度120℃のオープン中で1時間熱処理し、以って樹脂
被膜を有するキャリア2を得た。このキャリア2の体積
固有抵抗は4.5X10”Ω・cmであった。
3)キャリア3 平均分子量10万のメタアクリル酸メチル−アクリル酸
エチルの共重合体樹脂3gをメチルエチルケトン300
−中に溶解した塗布液を用い、200〜300メツシユ
の焼結鉄粉I TEFVS J (日本鉄粉社製)1k
gを用いたほかは、キャリア1の製造と同様にし【、樹
脂被膜を有するキャリア3を得た。このキャリア3の体
積固有抵抗はi、5xio’Ω・cmであった。
4)キャリア4 エポキシ樹脂20gをメチルエチルケトン30〇−中に
溶解して塗布液を調製し、流動化ベッド装置を用いて平
均粒径100ミクロンの球形鋼ショツ)1kgに、流動
乾燥温度を60℃とした条件下でスプレーし、次に粉体
を温度100℃のオープン中で2時間熱処理し、以って
樹脂(22) 被膜を有するキャリア4を得た。このキャリア4の体積
固有抵抗は10′4Ω・Cm以上であった。
5)キャリア5 エポキシ樹脂の代りにポリビニルブチラール樹脂「エス
レツクBJ(種水化学社製)を用いたほかは、キャリア
4の製造と同様にして、樹脂被膜を有するキャリア5を
得た。このギヤ9フ50体積固有抵抗は6.8 X 1
0”Ω・cmであった。
6)キャリア6 平均分子量13万のスチレン−ブチルメタアクリレート
樹脂を被覆用樹脂とし1て用〜へ鉄粉1”:・DI9P
 −135CJ(同和鉄粉社製)を用いたほかは、キャ
リア4の製造と同様にして、樹脂被膜を有するキャリア
6を得た。このキャリア6の体積固有抵抗1j 、1o
14Ω・cm以上であった。
〔トナーの製造〕
1)トナー1 分子量が100,000以上の高分子量成分を25重量
%含有するスチレン−アクリル樹脂「エス(23) レッジ」(積水化学社$4!7100重量部と、低軟化
点ポリプロピレン[ビスコール660PJ(三洋化成工
業社製)3.5重量部と、カーボンブラック10重量部
とをボールミルで混合し、練肉、粉砕、分級の各工程に
よる通常のトナーの製造方法に従い、平均粒径itsミ
クロンのトナー1を得た。
2ントナー2 分子量が100,000以上の高分子量成分を15重量
SS官有るスチレン−2−エチルへキシルアクリレート
(軟化点138℃)100重量部と、低軟化点ポリプロ
ピレン「ビスコール660PJ5重量部と、カーボンブ
ラック10重量部とを用い、トナー1の製造と同様にし
て、平均粒径12.9ミクロンのトナー2を得た。
3 ) ト ナー 3 分子量がioo、ooo以上の高分子量成分を38重量
−含有するスチレン−アクリル樹脂(覆水化学社製サン
プル)100重量部と、低軟化点ポリプロピレン[ビス
コール550P J (三洋化成工業社製24重量部と
、カーボンブラック10重量部とを用い、トナー1の製
造と同様にして、平均粒径12.9ミクロンのトナー3
を得た。
実施例 以上のキャリア1〜6のうちの一種と、トナー1〜3の
うちの一種とを次表に示す組合せにより、同表に示すト
ナー濃度(重量%)となる割合で混合して合計611の
本発明静電荷偉現偉剤を作り、電子写真複写機1’−U
 −BiX W (改造型)」(小西六写真工業社If
りを用いて各現曽剤について連続複写による耐久性試験
を行なった。結果は表に示す通りである。尚表中「高分
子量成分」とは、トナーのバインダーの分子量が100
,000以上の成分を表わす。
(25) 表 以上の結果からも理解されるように、本発明静電荷g1
現像剤は、多数に亘る現像に供されてもカブリが生ずる
ことがな(、良好な現像を達成することができて大きな
耐久性を有し、しかもオフセット現象による画像汚れも
な(、優れた複写画像が得られる。
比較例1 分子量がioo、ooo以上の高分子量成分を8重量%
含有するスチレン−アクリル樹脂をバインダー(26) として用いたほかはトナー1の製造と同様にして得たト
ナーと、既述のキャリア1とによりトナー濃度が5重量
−の比較現像剤を作り、実施例と同様の耐久性試験を行
なったところ、複写回数が1万回に達する前に、オフセ
ット現象による汚れが甚だしくなり、又カブリも発生し
たので実験を中止した。
比較例2 200〜300メツシユノ鉄粉[Erv−IIIJ(日
本鉄粉社製)と、既述のトナー1とによりトナー濃度が
5重量−の比較現像剤を作り、実施例と同機の耐久性試
験を行なったところ、定着性は十分であったが、複写回
数が1万回に達する前にカブリが発生したので実験を中
止した。
代理人  弁理士  大 井 正 彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)樹脂により被覆された鉄粉粒子より成るキャリアと
    、分子量が100,000以上の高分子量成分を10重
    量%以上含有するスチレン系樹脂をバインダーとし、ポ
    リプロピレンを含有するトナーとより成ることを特命と
    する静電荷像現像剤。
JP56112116A 1981-07-13 1981-07-20 静電荷像現像剤 Granted JPS5814148A (ja)

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JP56112116A JPS5814148A (ja) 1981-07-20 1981-07-20 静電荷像現像剤
GB08219496A GB2105051B (en) 1981-07-13 1982-07-06 Electrostatic image developer
US06/395,965 US4572885A (en) 1981-07-13 1982-07-07 Developer composition for developing an electrostatic image
DE3226010A DE3226010C2 (de) 1981-07-13 1982-07-12 Elektrostatographischer Entwickler

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