JPS5813528Y2 - 照明器具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多灯用の照明器具に関するもので、保安球セー
ドの取付動作に関連してルーバーと本体とを固定し、ル
ーバーが外観上一体感を有する様に構成した照明器具を
提供せんとするものである。

以下本考案の構成を図面に示す実施例にしたがって説明
すると次の通りである。

第１図乃至第３図に於いて、１は家屋の天井等に取付固
定される引掛ローゼット、２はローゼット１を覆って天
井等に固定されるフランジカバー３はローゼット１より
垂下させた補強コード、４は補強コード３の下端に取付
けられた所定形状の基台、５は補強コード３の途中に保
持せしめたコードケースで、これは、螺子６によって基
台４上に取付固定され且つ補強コード３の繰り出し長さ
を調整して基台４の天井からの吊り下げ位置を調節する
。

上記基台４ば、円弧状の３つの取付縁４ａを有し且つ当
該取付縁４ａの中央部分には取付片４ｂが形成されてお
り、又、その下面には各照明灯用の安定器７が取付けら
れている。

８は基台４の円周等配位置上に配置される円形状の例え
ばポリプロピレン樹脂を素材とする複数のセードであっ
て、その周縁所定位置には第２図の如く取付凹部８′が
形成されている。

そして、セード８の外周縁と基台４の取付縁４ａとを一
致させて、上記凹部８′を取付片４ｂ上に重合させ、し
かる後、凹部８′にセード取付金具９の外端部分を嵌め
込んで螺子１０によりセード８を基台４に取付固定する
。

１１はセード８の下面に吊持された複数のランプ支持バ
ネで、このランプ支持バネ１１によって環形ランプ１２
が支持される。

１３はセード８の下面中央部分に垂下させて取付けた取
付金具、１４は外周縁に開口突縁部１４ａを有する例え
ばスチロール樹脂製の複数個のルーバーであって、その
開口突縁部１４ａには切欠１４ｃを形成した円弧状端縁
１４ｂを有しており、そして、各ルーバー１４は、螺子
１５により取付金具１３を介して各セード８に装着され
る。

この時、各ルーバー１４の開口突縁部１４ａの端縁面１
４ｄが基台４の下部において衝合し、その衝合部分の中
央部に上記端縁１４ｂによって円形の開口部が形成され
る。

１６は基台４と略同形状で上面が開口した例えばスチロ
ール樹脂製の本体で・あって、その下面中央部には、第
３図の如く膨隆部１６ａが形成されており、且つこの膨
隆部１６ａの段面１６ｂの内周面円周等配位置上に突起
１６ｃが突設されている。

そして、この本体１６を、各ルーバー１４の衝合した開
口突縁部１４ａ内に嵌置して、上面開口部１６ｄを基台
４に嵌合させ、各安定器７を覆うと共に、その嵌置時上
記突起１６ｃがルーバー１４の開口突縁部端縁１４ｂと
第３図の如く重合一致する様に構成する。

１７は本体１６の膨隆部１６ａ上において基台４に螺子
１８によって取付固定されたスイッチ取付金具で、この
取付金具１７にソケット１９及びスイッチ２０が装着さ
れている。

２１ばその上部開口縁２１′を本体１６の膨隆部１６ａ
の裏側内側面よシ若干小径な円形状に形成した保安球用
セードであって、その上部開口縁２１′の外周面に、円
周等配位置上（図面では３個所）で且つ各ルーバー１４
の開口突縁部端縁１４ｂに形成された切欠１４ｃと対応
する位置に二段からなる挟持爪２２ａ、２２ｂが突設さ
れている。

そして、上段の挟持爪２２ａを各ルーバー１４の切欠１
４ｃを通過させて、保安球用セード２１の上端面２１′
′を、本体１６の膨隆部１６ａ下面に当接させて、セー
ド開口縁２１′を膨隆部１６ａ内に嵌め込み、しかる後
、上記保安球用セード２１を所定方向に回動させて、前
記の重合した端縁１４ｂと突起１６ｃとを挟持爪２２ａ
、２２ｂにより挾持し、ルーバー１４と本体１６とを
固定保持すると共に、保安球用セード２１を本体１６に
取付ける。

２３ば、保安球、−２４はスイッチ紐で、保安球２３は
上記、ソケット１９に取付けられて保安球用セード２１
内に突出配置し、また、スイッチ紐２４ば、上端をスイ
ッチ２０に取付け、保安球用セード２１を介して外部に
垂下させる。

以上説明した様に、本考案は、多灯用の照明器具におい
て、円周等配位置上に配置し且っ衝合用の開口突縁部を
形成した複数のルーバーと、各ルーバーの衝合した開口
突縁部上に装着され且つ下面に当該突縁部の開口端縁と
重合する突起を備えた本体と、上部開口縁の所定位置に
挟持爪を形成した保安球用セードとよりなり、この保安
球用セードを、前記の重合せる突縁部端縁と本体の突起
とをその挟持爪により挟持固定して本体に取付けたから
、各ルーバーは外観上一体感を有し極めて体裁がよい。

また、一体感をなす構造であるから、安定器を各ルーバ
ーの衝合部分に集結せしめることが可能となり、セード
の取付構造の簡略化を図ることができる。

したがって、重量が軽くなり引掛ローゼットにて吊シ下
げ可能な吊り下げ型照明器具とすることができる。

捷た、保安球セードの取付は極めて簡単であり、且つこ
の取付動作に関連してルーバーも挾持されるからルーバ
ーの保持がより確実となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の概略斜視説明図、第２図に本考案の分
解斜視説明図、第３図は要部断面説明図である。 １４・・・ルーバー、１４ａ・・・開口突縁部、１４ｂ
・・・端縁、１６・・・本体、１６ｃ・・・突起、２１
・・・保安球用セード、２１’・・・上部開口縁、２２
ａ 、２２ｂ−・・挟持爪。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 多灯用の照明器具に訃いて、円周等配位置上に配置し且
   つ衝合用の開口突縁部を形成した複数のルーバーと、各
   ルーバーの衝合した開口突縁部上に装着され且つ下面に
   当該突縁部の開目端縁と重合する突起を備えた本体と、
   上部開口縁の所定位置に挟持爪を形成した保安球用セー
   ドとよりなり、この保安球用セードを、前記の重合せる
   突縁部端縁と本体の突起とをその挟持爪より挾持固デし
   て本体に取付けたことを特徴とする照明器具。