JPS58134065A - ペプチドおよびそれを有効成分とするホルモン剤 - Google Patents

ペプチドおよびそれを有効成分とするホルモン剤

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JPS58134065A
JPS58134065A JP57016691A JP1669182A JPS58134065A JP S58134065 A JPS58134065 A JP S58134065A JP 57016691 A JP57016691 A JP 57016691A JP 1669182 A JP1669182 A JP 1669182A JP S58134065 A JPS58134065 A JP S58134065A
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JP
Japan
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peptide
reaction
amino acid
soluble
active ingredient
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JP57016691A
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English (en)
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Koji Kawauchi
川内 浩司
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Kaken Pharmaceutical Co Ltd
Suntory Ltd
Original Assignee
Kaken Pharmaceutical Co Ltd
Kaken Chemical Co Ltd
Suntory Ltd
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    • C07K7/04Linear peptides containing only normal peptide links
    • C07K7/08Linear peptides containing only normal peptide links having 12 to 20 amino acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
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    • C07K14/60Growth hormone-releasing factor [GH-RF], i.e. somatoliberin
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は脳下垂体から成長ホルモン(以下、GHと略す
)を放出させる作用を有する新規なぺプチドおよびその
塩、ならびにそれを有効成分とする成長ホルモン放出ホ
ルモン剤に関する。
OHは脳下垂体ホルモンの1種であり、成長を促進する
と共に全身の体細胞に直接、間接に作用してタンパク質
合成を高め、遊離脂肪酸の利用度を高めてエネルギー利
用効率を高める働きを有しており、現在のところ小人症
の治療薬として使用されているが、前記GHの作用から
みて体細胞の賦活を目的とする創傷治′癒剤としても大
いに期待できるものである。
しかしながらGliは種特異性が高く、インシュリンと
異なりウシやブタなどの脳下垂体から抽出されるGMを
ヒトに使用することができない。
しかも、たとえばヒ)GHは191個の7ミノ醗から構
成されている単純タンパク質であり分子量が大きい(約
22.000)ため、有機合成によって合成することは
できない。したがってGHを同種の動物の脳下垂体から
抽出してえているのが現状であり、供給量は少なく、小
人症の治療用としても充分な量とはいえない。
GHは前記のとおり脳下垂体ホルモンの1種であり、甲
状腺刺激ホルモン(TSH)や黄体形成ホルモン(LH
)などと同様に視床下部の支配を受けている。視床下部
からそれぞれの脳下垂体ホルモンの分泌を特異的に促す
遊離ホルモン(または放出ホルモン)(以下、RHと略
す)が分泌されていることが知られており、たとえGa
T8nでは甲状紳刺激ホルモン遊離ホルモン(TRH)
が、LHではLH(−R)Iが単離同定されている。
GMに対するRH,すなわちGH−RHについては、シ
ャリ−が1971年、ブタの視床下部組織から10個の
アミノ酸で構成されるペプチドがGH−RHであると発
表したが、その後の研究によりGM−RHとは何ら関係
のない物質であることが判明した。
それ以後、GH−RHと詔められろ物質は見出されてい
ない。
それとは別に、非特異的な作用でわずかにGM□ 1 を遊離せしめる物質が知られている。たとえばアルギニ
ン、グルカゴン、TRI(などはそのW&楢は不明であ
るがG)Iを遊離させる作用を有するといわれている。
そのほかプロスタグランジン1、テオフィリン、環状ア
デニル酸などもGMを遊離させる作用を有するといわれ
ているが、それらの作用は原理的にも特異的ではないこ
とは明らかである。また、神経伝達ペプチドなども多少
GMを遊離させる作用を有していると考えられているが
、これとても特異的に作用するとは考えられていない。
一方、視床下部に存在するRHに種特異性がないことが
、TRHやha−RHにおける研究の結果から明らかに
されている。
本発明者は叙上の知見に基づき鋭意研究を重ねた結果、
サケの脳下垂体の抽出物から視床下部由来の新規なペプ
チドを単離し、該ペプチドが特異的に他の動物のOHを
遊離せしめることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、構造式(I): H−Amp −?hr −1ist −Arg −cy
s −Met −val−G/y −Arg −Va/
 −Tyr −Arg −Pro −(!s −Trp
 −G/It −’VsLl −OH(I)で示され、
つぎの物性を有するペプチドまたはその塩に関する。
(リ 紫外#i!吸収スペクトル: Max 280m
m(2)  エールリッヒ反応、坂口反応およびパラり
反応にいずれも陽性 (8)塩基性 (4)水、メタノールおよび酢最に溶解、酢膳エチル、
酢酸ブチル、エチルエーテル、ヘキサン、石油エーテル
、ベンゼンおよび々ロロホルムに難溶 (5)白色の粉末 なお、本明細書中の各略号は、それぞゎつぎのアミノ酢
を示す。
As+p :アスパラギン酸 Thr :スレオニン Met :メチオニン Arg :アルギニン 07s ニー>シスチン vI!Ll:バリン aty ニゲリシン Tyr :チロシン Pro ニブロリン Trp : )リプトファン G/11 iグルタミン G/u :グルタミン酸 Asx :アスパラギン*tたはアスパラギンQ/x 
:グルタ虐ン#またはグルタミン本発明のペプチドの塩
としては、たとえば塩酸、硫帛、酢酸、乳階、タエン酸
、シュウ醗、7マール醗、マレイン酸などとの酸付加塩
があげられる。
本発明のペプチドは、サケの脳下垂体から抽出すること
によりうろことができる。なお、サナの脳下垂体の構造
は哺乳動物と−は異なり、視床下部が脳下垂体の中に入
りこんでいるため視床下部のみを採取することはできな
い。したがって脳下垂体と視床下部の両者め採取物から
抽出を行なわなけわ・ばならない。上って本明細書にお
いては「サケの脳下垂体」を視床下部を含むものとして
用いている。
本発明のペプチドは、サケから採取され凍結されている
新鮮なサケの脳下垂体を7七トンなどで抽出し、塩析後
、その上澄液をゲル沖過クロマトグラフィーやイオン交
換りpマドグラフィーにより単離し、逆相型嶌連液体゛
′クロマトグラフィー(以下、HPLOと略す)によっ
て精製することができる。えられたペプチドに、たと゛
えば希塩酸などの無msを加えて凍結乾燥または結〃化
することなどによって容易に酸付加塩の形にすることが
できる。・ 本発明のペプチドはサケの視床下部由来のGH−RHで
あり、GHを特異的に遊離せしめる作用ヲ有シ、シかも
種特異性を有さない。したがって該ペプチドを有効成分
とするGH放出ホルモン剤は、ヒトの小人症や創傷の治
療に利用できるのみならず、種特異性がないため家畜の
成長促進用として用いるととができる。
本発明のベプチ゛)ドのような生理活性ペプチドは一般
に生体内に受□容体があり、その受容体に特異的に作用
して特異的な反応番惹き起すものであり、Gl(−RH
も受容体のある脳下垂体では反応してGHを遊離させる
が、受容体のない他の組織では無作用である。またL−
アミノ酸のみからなる本発明のペプチドは生体内の各種
プロテアーゼで順次分解されてしまうため作用が持続せ
ず、したがって毒作用は現われない。
一方、ペプチドでこの程度の大きさのものは抗原性をも
たないから、繰返し投与しても抗体産生を惹き起さず、
アナフイラキシーシ冒ツタを起すこともない。
投与量はGMよりも少量で効果を発揮し、upAgオー
ダーでその効果が現われる。またGHの投与の例におい
てみられるように投与量を増加すると効果もあがると考
えら、れ、mp/’kpオーダーまでの投与も可能であ
り、通常1np/’kg〜10リハpが適当である。
投与方法はペプチドで一般に採用されている注射(静脈
内、筋肉内、皮下)による方法でよい。経口投与では消
化管中で分解されて活性を失なうため適当ではないが、
消化管中で分解を受けないような製剤的工夫、たとえば
リボソーム中に入れる(マイクルカブ七ル)などの処方
によって経口投与も可能になる。その峰か直腸、舌下、
鼻などの消化管以外の粘膜から吸収させる投与方法も採
用でき、そのばあい串刺、舌下錠、点鼻スプレーなどに
製剤すればよい。賦形剤としては本発明のペプチドを分
解しないもので通常用いられているものが用いられろ。
つぎに実施例および試験例をあげて本発明を説明する。
実施例 雌性シロサナから採取した新鮮な脳下垂体約100pを
35%塩酸とア七トン(1+28)の混合液400鳳!
で抽出し、ついで80%ア七トン水溶液280mBで抽
出した。それぞれえられた抽出液を合わせて101のア
七トンに攪拌しながら加えて沈殿させ、酸性ア七トン沈
殿物5.0.をえた。この沈殿愉を水90mtに加えて
pH3,0としく若干ずれたときは0.1N−水増化ナ
トリウムまたは0.IN−塩酸で調整する)、これに1
0mlの飽和食埃水を加えて塩析したのち沈殿を遠心分
離し、上i%1をゲル濾過クロマトグラフィー(セファ
デックスG25(M)、5.5om X68amのカラ
人使用)に付し、0.1M酢酸で溶出した(7ラクシヨ
ン量、10m//7ラクシヨン)。そのカラムクロマト
グラムを第1図に示す。第1図に示すQl)分画320
mzをUM−2メンブランフィルタ−(アミコン社製)
を用いて脱塩したのち凍結乾燥して白色の粉末i 39
yt+、をえた。えられた粉末をイオン交換クロマトグ
ラフィー(OM−セルロース、1.6cmX65 、O
cmのカラ人使用)に付し、酢酸アンモニウム緩衝液(
0,0IN 5pH4,6) 500m/ ニ対シテ酢
醗アンモニウム緩衝液(0,1M N pH7−0)を
滴下してグラジェント溶出した。そのイオン交換クリマ
ドグラムを第2図に示す。第2図に示す(8)分1i1
110114を凍結乾燥して[GH−RH1,5りをえ
た。
見られた粗G)I−RHをHPLO(ファインパックシ
ル 018.0.46!l X 2.5Q、−のカラム
(日本分光゛工業■製)使用、0.01M酢酸アンモニ
ウム緩衝液(pH5,0)で調整)に付し、イソプリパ
ノールを用いて直線グラディエンド(イソプロパツール
濃度15%→45%)溶出を行なった(フラクション量
、1m//フラクション)。その溶出曲線を第3図に示
す。なお、HPLOはつぎの条件で行なった。温度:室
温流量:1m1Z分。第3図に示すη)分画13.3m
/を凍結乾燥して純度99%以上の本発明のペプチド0
.51mpをえた。
えられたペプチドの物性はつぎのとおりであった。
物質の形状:白色の粉末 分 子 量:500〜3000 (ゲル沖過法による)
呈色反応:エールリッヒ反応■、坂口反応■、パウリ反
応■ 溶 解 性:水、メタノールおよび酢酸に溶解、酢酸エ
チル、酢i1フチル、エチルエーテル、石油エーテル、
ヘキサン、ベンゼンおよびクロロホルム仁難溶 塩基性、中性、所性の区別:塩基性 ■11゜ 紫外線吸収スペクトル:第4図に示す。
測定は0.1N−酢酸中、0 、166mMの濃度で行
なった。
つぎにえられたペプチド500μ9を蒸留水51Tl/
に溶かし、0.1m−塩酸数滴を茄えて階柱とし、これ
を凍結乾燥して本発明のペプチドの塩酸塩を500μ、
えた。
つeに見られたペプチドのアミノ酸組成およびアミノ醗
配列を調べた。
分析例1 〔酸加水分解によるアミノ市組成〕実施例で
えられたペプチドを6Nm酸中で110°018時間加
水分解反応に付したサンプルをIO44QQアミ7市自
動分析器(LKBバイオクロム社製)を用いてアミノ醗
分析をした。その結果をつぎに示す。
アミノ酸 実測値     理論値 ハx       1.0       1Thr  
           1.0           
   1G/u       1.1       1
1.2 Pro                      
          IG/y1.1       1 0ys       1.9       2Va/ 
      5.OS Met         2 、0         
2T’fr          O、81Arg   
      2 、5          3Trp 
         1.2           lな
お、 Oysの実測値は過ギil醗化で決定した。
分析例2[N末端アミノ醗〕 タンシル法(ハートレイら、バイオキミヵ・バイオフイ
ジカ・アクタ、21巻、第58頁(1956年))にし
たがって実施例でえられたペプチドのN末端アミノ酸を
調べた結果、Asxであることが判明した。
分析例3(O末端アミノ酸〕 、ヒドラジン分解法(赤堀ら、ブレチン・ケミカル・ソ
賃イエティ・ジャパン、25看、第214 @(195
2年)にしたがって実施例でえられたペプチドのO末端
アミノ酸を調べた結果、Va/であることが判明した。
分析例1〜3がら、本発明のペプチドは1111117
個の7ミノ醗からなるヘブタデカペプ餐ドであり、N末
端アミノ酸はAsx5Q末端はVa/てあり、理論上の
分子量が2210であることが明らかになった。
分析例4〔アミノ酸配列〕 実施例で見られたペプチド66μワ(約30nモル′)
を用い1エドマン−ダンシル法(クレーら、バイオケミ
カル・ジャーナル、89I?、第379頁(1965年
))にしたがってN末端側からアミノ酸の配列を調べた
。その結果はつぎのとおりであった。
H−A!IX −Thr −Met −Arg −OH
H−Met −Vhl −G/y −Arg −Vhl
 −Tyr −Arg −Pro −OR。
H−G/X −Vhl −OH 分析例5〔アミノ酸配列〕 実施例で見られたペプチド88μ、(約4oηモル)を
カルボキシメチル化したものを用いて、材木らによる7
0レツセン・イソシアネート法(アグリカルチエラル・
アンド・バイオロジカル・ケミストリー、44巻、第1
559〜1563頁(1978年))にしたがってN末
端アミノ酸の配列を調べた。
その結果はつぎのとおりであった。
なお、材木らによる70レツセン・イソシアネート法は
、微量のサンプルでアミノ酸配列を決定するのにとくに
信頼のおける分析法である。
H−Asp −Thr −Met −Arg −Oys
 −M@t −Vhl −G/7− Arg −Vhl
 −Tyr −Arg −Pro −Oys −Trp
 −C)l!′1− Va7+ −OH分析例4〜5お
よび分析例1〜3より、本発明のペプチドは分析−5で
決定されたアミノ酸配列を有していることがわかった。
つぎにキモトリプシン消化およびトリプシン消化によっ
てそれぞれえられた酵素分解物のアミノ酸組r、N末端
アミノ酸およびアミノ酸配列を調べ、分析例5で決定し
たペプチドのアミノ酸配列を確認した。
分析例6〔キモトリプシン消化〕 実施例でえられたペプチド110りを0.2MrcF、
1!?アンモニウム緩衝−液(p)(8,0)中で37
00にて1時間キモトリプシン畢化した(キモトリプシ
ン・基質=1:250、重攪比)。えられた消化液を1
(PIIO(イソプロパツール濃度を5H2O%に変え
て溶出を行なったほかは実施例に記載の条件)に付した
。その溶出曲線を第5図に示す。第5図に示す(0−2
)、(σ−4)および(0−15)分画をそれぞれ分析
例1および2と同様にしてそれらのアミノ酸組成とN末
端アミノ酸を調べた。結果をつぎに示す。
((+−2)分画 アミノ酸 実測値     理論値 Asx        1.0       1Thr
−1,01 Met        1.0       1Arg
        O、61 N末端アミノ酸: Asx (0−4)分画 アミノ酸 実測値     理論値 G/7       1.0       1Vae2
.2       2 ’f7r        0 、9       1A
rg        O、81 に末端アミノ酸: Vhl (0−15)分画 アミノ酸 実測値    理論値 G/X       1.O1 Pro       1.2      1Cy日  
    1.82 Vhl       1.0      1Mθt  
           O,91kg       1
.3      1Trp             
+ (工iルリッヒ猷声紋神舒玲礪ψした。)N末端ア
ミノ酸: Arg つぎに(0−2)および(0−4”)分画はそのままで
、(0−1?i)分画はカルボキシメチル化したのち、
それぞれ分析例4と同様にしてそれらのアミノ酸配列を
調べた。なお、Trpの同定はチオグリコール酸による
加水分解を用いたエドマン−ダンシル法でDN8−Tr
pとして同定した。また、C!ys 1′IDN5−C
m−0ysとして同定した。結果をつぎに示°4、(C
−2)分画 H−Arx−Thr−Mst−Arg−OH(0−4)
分画 H−Vhl −G/y −Arg −Vhl −Tar
 −OH(o、15 )分画 Val −OH 分析例7〔トリプシン消化〕 実施例でえられたペプチド88μg(約30nモル)を
用いて0.2M酢酸アンモニウム緩衝液(pH8,0)
中で37°Cにて4時間トリプシン消化した(トリプシ
ン:基質=i:so、重量比)。見られた消化液をHP
LO(イソプロパツール11度を→50%に変えて溶出
を行なったほかは実施例に記載の条件)に付した。その
溶出曲線を第6図に示す。
第6図に示す(T−6)、(T−8) 、(T−26)
および(T−28)分画をそれぞれ分析例1および2と
同様にしてそれらのアミ/、、、、酸・、:組成および
N*端アミノ酸を調べた。結果はつぎのとおりであった
(T−6)分画 アミ7市 実測値     理論値 Asx        1.0       11rh
r0.91 Met        1.0       1Arg
1.01 N末端アミノ酸: A8X (T−8)分画 76′酬    実測値     flL論使V酊  
        1・31 Tyr           1−”        
   1Aj″gi、o           iN末
端アミノ酸: Val (T−26)分画 アミノ酸  。
、1、  実測値     理論値 G/X  、l・1i1”、   o°91Pro  
、、  、、  ”I’・      1.3    
      1111ゝ Off            1.0       
    10ys1.62 VB、l            1’9      
     2−t             COIA
rg             O,91Trp   
          +(エールリッ改樺代吻牡均廟阿
しへ )翼末端アミノ@ : Pr。
(T−28)分画 アミノ酸 実#値     理論値 G/X        1.1       1Pro
        1.3        ICkN  
      1.3       10ys     
   1.6       2Thz        
2.7       31Jet        1.
11 Tyr        O,81 ムrg        2.(12 Trp             + (エールリッヒ
試庫i陣崎均廟曙しな、)N末端アミノ酸: Val つぎに(T−6)、(’l’−8)および(T−26)
分画はそのままで、(T−28)分画はカルボキシメチ
ル化したのち、それぞれ分析例4と同様にしてそれらの
アミノ酸配列を調べた。結果はつぎのとおりであった。
(T−6)分画 H−A!IX −The −Met −Arg −OH
(T−8)分画 H−Val −Tyr −Arg −OH(T−26)
分画 (T−28)分画 分析例6および7の結果は、分析例5で決宇された本発
明のペプチドのアミノ醐配列と何ら矛盾せず、その配列
が正しいことは明らかである0 処方例 〔注射液〕 本発明のペプチド0.1mpとグリシン50町を滅菌精
製水5Ialに溶解したものをバイヤルビン10本に分
注し、凍結乾燥に付して保存する。使用時に滅菌した生
理食塩水を加えて注射液とする。
試験例 カラム(セファデックスG25を直径1論mの注射器の
シリンダーに0.3〜0.5m/充填し、a、1mm小
面血清含むクレプスリンガ−緩衝液を0.5m11分で
流す)の上端にウィスター系雄性ラットから採取した脳
下垂体前葉の細片を置き、対照液(上記のタレブスリン
ガー緩衝液)、TRH(2μg/ml )溶液および実
施例でえられた本発明のペプチド(2μ9/!II/)
溶液をこの順序で1mrfつ展開し、流出液をフラクシ
ョンコレクターで1m/ずつ分画し、各7ラクシヨンご
とに抗うツ)GH抗体(N工H標品)を用い妃・ニラジ
オイムノアッセイ法で放出されるラットGHの□量を測
定した。
結果を第1表に示す。
第   2    表 第1表から明らかなごとく、本発明のペプチドは対照液
に比、ぺて約5倍のGHの放出が訃められる。また非特
異的なGH−RE様の作用があるとされているTI’j
Hに比してGHの放出量はほぼ同程度であるが、放出様
式が特異的であった。これはTRHのばあい幅の、広い
放出を示すのに対し、本発明のペプチドでは放出が幅の
狭いものであることかられかる。
以上の結果から、禾発明のペプチドはサケのG)(−R
Eであり、異種”’i動物の。・の放出を特異的に促進
する作用を有することは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例におけるゲル濾過りpマドグラフィーに
よって見られたカラムクロマトグラム、第2図は実施例
におけるイオに交換クロマトグラフィーによってえられ
たイオン交換クロマトグラム、第3E!Jは実施例にお
ける1(PLOの溶出曲線、第4図は本発明のペプチド
の紫外線吸収スペクトルチャート、第5図は分析例6に
おけるHPL(!の溶出曲線、第6図は分析例7におけ
るHPLOの溶出曲線である。 手続補正書(自発) 昭和58年1月31日 1177件の表示 昭和57年特許願第 16691   号2発明の名称 ペプチドおよびそれを有効成分とするホルモン剤3補正
をする者 4代理人〒540: 5補正の対象 (1)  明細書の「特許請求の範囲」の欄(2)明細
書の「発明の詳細な説明」の欄6補正の内容 (1)  明細書の「特許請求の範囲」を別紙[−補正
された特許請求の範囲」のとおり補正する。 (2)明細書5頁19行のrGInJをrGluJと補
正する。 (8)同13頁16行のrGI uJをrGI XJと
補正する。 (4)  同14頁7〜9行の「ハートレイら・・・・
・・・1956年」を「グレーら、バイオケミカル・ジ
ャーナル、89−巻、第379頁(1963年」と補正
する□(5)同15頁1行の1分子量が2210 Jを
[分子にが三塩階塩として2210Jと補正する。 (6)  rnl 15頁5 行の「を用い」を[をカ
ルボキシメチル化したも□のを用い」と補正する、1 (7)  同15頁5〜7行の「クレーら・・・・・・
・1963年1を「ハートレイら、バイオキミカ・バイ
Aフイジカ・アクタ、21巻、第58頁(1956年〜
jと補正する。 (8)  同15頁10〜12行の[)l −ksx 
−Thr −M@t −Arg −OH、H−M@t 
−VB −0ff−Arg −VIL/ −Tyr −
Arg −Pro −圓、H−GtX−Va/ −OH
Jを と補正する。 (9)  同16頁5行のrGznlをrGIuJと補
正する。 7添付書類の目録 (1)補正された特許請求の範囲          
 1通補正された待rfIT#求の範囲 rI  ml造式(1): でボされ、つぎの物性を′有するペプチドまたはその福
。 (1)  紫外Sta収スペクトル? Max 280
nm(2)  エールリッヒ反応、坂口反応およびパウ
リ反応にいずれも陽性 (3ン 塩基性 (4)  水、メタノールおよび酢酸に溶解、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、エチルエーテル、ヘキサン、石油エー
テル、ベンゼンおよびり田ロホルムにll1lf@ (5) 白色の粉末 2  N6式(1): %式% ( で示され、つきの物性t−i’vるペプチドまたはその
塩を有効成分とする成長ホルモン放出ホルモン剤。 (1)紫外線吸収スペクトル: Max 280nm(
2)エールリッヒ反応、坂口反応およびパウリ反応にい
ずれも陽性 (3)  塩基性 (4)水、メタノールおよび酢酸に溶解、酢酸エチル、
酢酸ブチル、エチルエーテル、ヘキサン、石油エーテル
、ベンゼンおよびクロロホルムに離溶 (5)白色の粉末」 以  ト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 構造式(1): で示され、つぎの物性を有するペプチドまたはその塩。 (1)  紫外線吸収スペクトル: Max 280T
    1m(2)  エールリッヒ反応、坂口反応およびパウ
    リ反応にいずれも陽性 (8)塩基性 (4)水、メタノールおよび酢酸に溶解、酢酸エチル、
    酢酸ブチル、エチルエーテル、ヘキサン、石油エーテル
    、ベンゼンおよびクロ四ホルムに難溶 (5)白色の粉末 2 構造式(1): で示され、つぎの物性を有するペプチドまたはその塩を
    有効成分とする成長ホルモン放出ホルモン剤。 (1)  紫外線吸収スペクトル: Mhx2B0nm
    (2)  エールリッヒ反応、坂口反応およびパウリ反
    応にいずれも陽性 (3)塩基性 (4)水、メタノールおよび酢酸に溶解、酢酸エチル、
    酢酸ブチル、エチルエーテル、ヘキサン、石油エーテル
    、ベンゼンおよびりpロホルムに難溶 (5)白色の粉末
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