JPH04504858A - 肝臓特異性インシュリン類似体 - Google Patents

肝臓特異性インシュリン類似体

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JPH04504858A
JPH04504858A JP2506816A JP50681690A JPH04504858A JP H04504858 A JPH04504858 A JP H04504858A JP 2506816 A JP2506816 A JP 2506816A JP 50681690 A JP50681690 A JP 50681690A JP H04504858 A JPH04504858 A JP H04504858A
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カツォヤニス,パナヨティス,ジー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 肝臓特異性インシュリン類似体 発明の背景 本発明は新規なインシュリン類似体およびその糖尿病治療用の医薬組成物におけ る使用に関する。
インシュリンはを椎動物の成長および物質交代を調整する上で重要な役割を果た すホルモンである。インシュリンが無くなると物質交代がひどく混乱し、多セの 細胞がグルコースおよびアミノ酸を正常に使用できなくなる。グルコースを代謝 できなくなると、人間では糖尿病、つまり炭水化物、脂肪およびタンパク質代謝 の異常を来す複雑な慢性物質交代異常を起こす。その最も顕著な臨床的形態では 、糖尿病の特徴はインシュリンまたはインシュリン活性の絶対的または相対的な 不足、およびそれに伴う糖尿、ケトン尿症、成長停止および陰性窒素平衡である 。これらの条件は最終的に、脂肪酸の過剰酸化による急性物質交代性酸性症によ る死、またはケトン体の発生に必要な十分な脂質貯蔵が不足するための衰弱につ ながる。衰弱は、著しい弱体化、極度の体重低下、および長期間のひどい食物不 足から生じる物質交代の低下を特徴とする状態と定義される。上−ランドの図解 医学辞典、第25版参照。
1920年代におけるインシュリンの発見および精製、およびその糖尿病との関 連により、この病気に対処する手段が与えられた。例えばブリス、インシュリン の発見(1983)、シカゴ大学出版、シカゴ、イリノイ州、参照。今日、糖尿 病患者に対するインシュリン投与は、この病気を克服するための第一の治療手段 である。
インシュリンは、約6000ダルトンのポリペプチドであり、AおよびBと呼ば れる2つの短いペプチド鎖が不変ジスルフィドブリッジにより互いに結合してで きている。研究されているほとんどすべてのインシュリンにおいて、21アミノ 酸長のA鎖は、内部ジスルフィドブリッジをも含んでいる。B鎖は30アミノ酸 の長さである。多くの成熟核タンパク質と同様に、インシュリンは前駆物質の形 で合成され、それが合成後に処理されて熟成した2ポリペプチド鎖の活性ホルモ ンになる。
インシュリンの直接の前駆物質は、BおよびA鎖が隣接する塩基性残基の対によ り、Cペプチドと呼ばれる約30アミノ酸の結合ペプチドに結合して構成される 単鎖ポリペプチドである、プロインシュリンである。プロインシュリン分子中の 3個のペプチドの順序は、NH2−8鎖−^rg−Arg−C−ペプチドーLy s−Arg−A鎖−〇〇OHである。しかし、インシュリン5RNAのの翻訳生 成物は、細胞膜を通して運ばれる、または細胞膜中に挿入されるタンパク質の性 格を持つ、NH2末端に24アミノ酸の疎水性の大きなシグナルペプチドを含む プロインシュリンであるプレプロインシュリンである。
プレプロインシュリンは、すい臓中に分布したランゲルハンス島内にあるすい臓 ベータ細胞中で合成される。シグナルペプチドの除去は粗内質細網内で起こり、 その結果生じる完全に折れ曲がった酸化されたプロインシュリンがゴルジ体に運 ばれ、分泌顆粒に組み合わされる。折れ曲がったプロインシュリンはジスルフィ ド結合により安定化される。分泌顆粒が熟成する間に、折れ曲がったプロインシ ュリン分子は対になった塩基性残基のところで特異性プロテアーゼにより開裂さ れ、インシュリンとC−ペプチドが解放される。
上記の様に、糖尿病の治療では、糖尿病患者に調整量のインシュリンを投与する 。その様に投与されるインシュリンは、大部分が動物、主としてウシおよびブタ のすい臓から得られている。ウシおよびブタのインシュリンはヒトのインシュリ ンと同様にだいたい同じ効力でホルモンの恒常性を維持するが、これらのインシ ュリンは異タンパク質であるために、免疫学的応答を引き出すことがあり、その 有用性が低下する。最近では、組換えDNA技術により生じたヒトインシュリン が治療用品に加えられている。組換えDNAまたは他の技術により生じたヒトイ ンシュリンを使用することにより、動物インシュリンの使用に見られる様な免疫 学的な問題は生じないと思われる。天然のヒトインシュリンが得られても、この ホルモンを糖尿病患者に投与することにより、正常な物質交代が常に十分に維持 されるわけではない。したがって、より活性の優れた別のインシュリンまたは他 の糖尿病治療手段がめられている。
米国特許074.558号は、天然のヒトインシュリンよりも活性の強い超活性 ヒトインシュリン、[■0−アスパラギン酸−81ヒトインシュリンを開示して いる。特に、[lO−アスパラギン酸−B]ヒトインシュリンは、天然インシュ リンよりも4〜5倍強力であることが確認されている。米国特許273.957 号および国際出願PCT/US88102289は他の超活性インシュリン類似 体、デス−ペンタペプチド(82B−830)−[AspBIO、y、B25− α−カルボキサミド]ヒトインシュリン、(826−830)−[GluBl’  、TyrB2” −a−カルボキサミド]ヒトインシュリン、および他の式デ ス(82B−830)−[:X”’ 、TyrB25−α−カルボキサミド]ヒ トインシュリン(式中、XはB鎖の位置10で置換した残基である)のインシュ リン類似体を開示している。これらのインシュリン類似体は天然のヒトインシュ リンの11〜20倍の効力を有する。上記のインシュリン類似体はすべて天然ヒ トインシュリンのAおよびB鎖に沿ってアミノ酸置換しており、これがその化合 物の効力を高め、あるいはその化合物の他の特性を変化させている。
天然インシュリンおよび公知のインシュリン類似体の、現在のインシュリン配送 経路はどれも正常なすい臓からのインシュリン分泌を真似てはいない。通常、イ ンシュリンは内臓静脈循環系に入り、そのために肝臓は、末梢組織がさらされる 濃度よりも高い濃度にさらされる。標準のインシュリン皮下投与で、プラズマグ ルコース濃度は正常化できるが、グルコースの循環使用、およびタンパク質と脂 質の生産および利用は正常化されないことがある。その上、末梢の脈管組織は通 常より高いインシュリン濃度にさらされる。これらの物質交代異常性の長期的効 果は認められるが、末梢の過インシュリン症がアテローム性動脈硬化症の重大な 危険因子になり得るという明白な証拠がある。
肝臓特異性インシュリン類似体、つまり脂肪組織におけるよりも肝臓においてよ り活性の高いインシュリン類似体には、現在行われているインシュリン治療に対 して幾つかの利点がある。その様な類似体を使用することにより、末梢皮下投与 の際に好ましい肝臓における吸収を行うことができ、それによって肝臓と末梢組 織との間の物質交代平衡により近付けることができる。インシュリンの腹腔内注 射によりこのパターンを真似る試みがなされているが、この技術には、腹腔内に 到達するのが困難であり、腹膜炎を起こす危険性がある、という潜在的な欠点が ある。肝臓特異性インシュリンは、これらの危険性なしに腹腔内インシュリン注 射と同じ効果を発揮する。
発明の概要 新規なインシュリン類似体が合成され、肝臓特異性であることが分かった。これ らのインシュリン類似体は、AおよびB鎖において一つ以上のアミノ酸を置換し ている。特に、トリプトファンまたは他の大きな疎水性残基をインシュリンポリ ペプチドのA14およびA19位置で置換し、本発明で特許請求する肝臓特異性 インシュリンを調製する。トリプトファンまたは他の大きな疎水性残基をA13  、A15およびBlB位置で挿入しても肝臓特異性インシュリン類似体が得ら れると考えられる。
また、本発明は、本発明に係わるインシュリン類似体の治療上有効な量を医薬品 に使用できる担体と共に含む、糖尿病治療を必要とする糖尿病患者を治療するた めの医薬組成物にも関する。
さらに、本発明は、インシュリン治療を必要とする糖尿病患者に、本発明に係わ るヒトインシュリン類似体の治療上有効な量を医薬品に使用できる担体と共に投 与することからなる、糖尿病の治療方法にも関する。
図面の簡単な説明 図1は、セレックスーEカラム(200−350ml流出液)からの粗製ヒツジ [Trp141A鎖S−スルホン酸塩の溶離を示すクロマトグラムである。
図2Aは、CM−セルロースカラムからの、初期クロマトグラフィー分離におけ る、ヒツジB鎖S−スルホン酸塩とヒツジ[Trp141AtJ[S−スルホン 酸塩との混合物の溶離を示すクロマトグラムである。
図2Bは、図2Aに示すピークにおける物質の再クロマトグラフィーを示す、逆 相HPLCクロマトグラムである(140−1801流出液)。
図3は、天然インシュリンおよび[Trp14−A]インシュリンによる、ラッ トの脂肪細胞における脂肪形成の刺激を比較したグラフである。
図4は、グルコース分泌の抑制が天然インシュリンまたは[Trp’−^]イン シュリンの機能として決定される、PAO細胞におけるブドウ糖新生の抑制を比 較するグラフである。
発明の説明 本発明は、アミノ酸^1〜A2LからなるA鐘およびアミノ酸81〜B30から なるB鎖を有し、A14アミノ酸が、トリプトファン、ナフチルアラニン N7 −ダンシル−al γ−ジアミノ酪酸、ロイシン、バリン、フェニルアラニン、 および他の疎水性アミノ酸からなるグループから選択されたアミノ酸残基により 置換されたインシュリン類似体に関する。
また、本発明は、アミノ酸Al−A21からなるA鎖およびアミノ酸B1〜B3 0からなるB鎖を有し、トリプトファン、ナフチルアラニン N7−ダンシル− al γ−ジアミノ酪酸、ロイシン、バリン、フェニルアラニン、および他の疎 水性アミノ酸からなるグループから選択されたアミノ酸残基が、A13アミノ酸 、A14アミノ酸、A15アミノ酸、A19アミノ酸、81Bアミノ酸、および それらの組合わせからなるグループから選択されたアミノ酸に置換したインシュ リン類似体にも関する。
さらに、本発明は、式 を有するインシュリン類似体、[Trp’−Alインシュリンに関する。
用語インシュリン類似体とは、ヒト(および他の種族の)インシュリンの基本と なるAおよびB鎖構造を有し、天然インシュリンに存在するのと同じ位置で半シ スティン残基のすべてを含むタンパク質のことである。したがって、インシュリ ン類似体は天然インシュリンのジスルフィドブリッジ配置を維持している。有用 なインシュリン類似体は、分子の一方または両方の鎖における一つ以上のアミノ 酸の区別されるが、インシュリン効力の少なくともある部分はデル、Adv、  Prot、 Chers、(1972)、第26巻、330−382頁参照。
本発明のインシュリン類似体は、A14およびA19位置で天然のアミノ酸をト リプトファンで置き換えている点で天然インシュリンとは異なり、脂肪組繊にお けるよりも肝臓細胞において高い効力を有することが分かった。また、ナフチル アラニン、N −ダンシ5ルーa1 γ−ジアミノ酪酸、ロイシン、バリン、フ ェニルアラニン、および他の疎水性アミノ酸を、A13 、Al5およびB16 位置で天然のアミノ酸と置き換えたことにより天然インシュリンとは異なるイン シュリン類似体も、脂肪組織におけるよりも肝臓細胞において高い効力を有する と考えられる。
これらのインシュリンの最も重要な特性は、その肝臓特異性であり、それによっ て脂肪組織または抹消組織におけるよりも肝臓においてより活性が高い。例えば 、脂肪組織において、[Trp’−Alインシュリンは天然インシュリンの約6 0%の効力を示す(脂肪形成評価分析)のに体し、肝臓においては天然インシュ リンの90%の活性(ブドウ糖新生の抑制に関して)を示す。注意すべきは、イ ンシュリンは抹消組織(すなわち脂肪組織)でグルコースの利用を刺激インシュ リン分子内の^14アミノ酸残基を他の大きな残基、例えばナフチルアラニンお よびN −ダンシル−al γ−ジアミノ酪酸、または他の疎水性アミノ酸残基 、例えばロイシン、バリンまたはフェニルアラニンで置換することにより、やは り肝臓特異性インシュリン類似体が得られると考えられる。
さらに、トリプトファンまたは他の大きな残基、例えばナフチルアラニンおよび N −ダンシル−al γ−ジアミノ酪酸、または他の疎水性アミノ酸残基、例 えばロイシン、バリンまたはフェニルアラニンで、インシュリンポリペプチドの A13 、A15またはBIB位置で単一アミノ酸挿入しても、またはインシュ リン分子のA14−A15 、A13−Al4 、A14−A19およびA14 −BlB位置でアミノ酸を二重挿入しても肝臓特異性インシュリンが得られると 考えられる。さらに、ここに参考として含める、出願者の以前の出願、米国出願 第074.558および273.957号により、上記のインシュリン類似体の B鎖部分はBIOおよびB25位置で変性することができる。これらの置換によ り、肝臓特異性と考えられる超活性インシュリンが得られる。
特許請求するインシュリン類似体は、当業者には公知の各種の技術により製造す ることができる。例えば、インシュリン類似体の成分AおよびB鎖は、固相ペプ チド合成技術および溶液技術、例えば断片縮合を始めとする公知のペプチド合成 のいずれかにより合成できる。例えば、ペプチド合成技術の考察に関しては、エ リクソンおよびメリフィールド、タンパク質(197G)、第2巻、第3章、ア カデミツクプレス、ニューヨーク、ブレイクら、Proc、 Natl。
Acad、 Sci、(1983)、80巻、155B−1559頁参照。特許 請求するインシュリン類似体の幾つかは、無傷のすい臓性または組換えインシュ リンの還元または酸化性スルフィトリシスに続いて分離されるヒトまたはヒツジ B鎖を、ペプチド合成技術または組換えDNA法により調製した変性A鎖と組み 合わせることにより調製できる。
天然アミノ酸をいずれかの位置で置き換えたインシュリンのAまたはB鎖を製造 するための組換えDNA法には、その様なAまたはB鎖のアミノ酸配列をコード 化する試験管内合成されたDNAのクローニングおよび発現が含まれるが、これ らに限定するものではない。あるいは、ヒトインシュリンAまたはB鎖を発現す る生物、例えば微生物を、試験管内の部位特異的変異誘導の技術のいずれかによ り誘発して変性鎖を作ることができる。例えば、スミス、Ann。
Rev、 Genet、 (1985) 、19@、423−463頁、ホトス タインら、サイエンス(19115)、229巻、1193−1201頁参照。
一般に、変性A鎖を有するインシュリンを調製するには、公知の技術により得ら れるヒツジインシュリンB鎖を、いずれかの好適な技術により調製した変性A鎖 と組み合わせる。Bおよび変性A鎖は好ましくはその安定化されたS−スルホン 化した形であり、次いでそれを公知の方法により組換え、無傷の活性インシュリ ン類似体を形成する。公知の組換え技術は、カツォヤニス所有の米国特許第3. 420,810号およびチャンスら所有の米国特許第4.421.885号に開 示されている。米国特許第4,421.885号は、S−スルホン化したA鎖と S−スルホン化したB鎖を、水性媒体中で、ジチオトレイトールまたはシスティ ンの様なチオール還元剤の存在下で結合させる、インシュリンを形成するための 一段階方法を開示している。組換えの条件は、(1)pH約10,5、(2)総 タンパク質濃度約0.1〜5o■g/ml、および(3)混合物中に存在するA およびB鎖の総S−スルホン酸塩中に存在する各−5−SO3基あたり約0.4 〜2.53H基を生じる濃度のチオール還元剤を含む。酸素源を与えてインシュ リンS−8結合を形成させる環境中で、反応を約0〜5℃の温度に維持すること によりインシュリン類似体が形成される。
組換え反応が完了したら、インシュリン類似体を分離し、当業者には公知の各種 の技術により、純度および活性を評価分析する。インシュリンおよびインシュリ ン類似体を精製するための一般的に使用される技術は、高性能液体クロマトグラ フィー(HPLC)、ゲル濾過およびイオン交換クロマトグラフィーの様なりロ マトグラフィー技術である。生成物の純度は、とりわけ、HPLC,ポリアクリ ルアミドゲル電気泳動、アミノ酸分析およびアミノ酸配列測定を含む各種の技術 により測定できる。
一般に、インシュリン類似体はある程度の残留インシュ特表千4−504858  (5) リン活性を維持しているが、その様な類似体の効力は天然インシュリンのほんの 一部に過ぎない。USP標準におけるヒト、ウシおよびブタインシュリンの効力 は1gタンパク質あたり約25−2610 (国際単位)である。インシュリン 効力を測定するための標準評価分析には、とりわけ、(1)インシュリンの相対 的効力が、細胞膜上に存在するインシュリン受容体、例えばラットの肝臓プラズ マ薄膜部分、分離したラットの脂肪細胞または分離したラットの肝臓細胞に特異 的に結合した125I−インシュリンの50%を置き換えるのに必要なインシュ リン類似体に対するインシュリンの比率として定義されるインシュリン放射性受 容体評価分析、(2)相対的インシュリン効力が、[3−3H]グルコースの有 機抽出性物質(例えば脂質)への最大転換の50%を達成するのに必要なインシ ュリン類似体に対するインシュリンの比率として定義される、例えばラットの脂 肪細胞で行う脂肪形成評価分析、(3)インシュリン類似体の相対的効力が、グ ルコース−1イ14C]の[14CO2]への最大転換の50%を達成するため のインシュリン類似体に対するインシュリンの比率として定義されるグルコース 酸化評価分析、(4)インシュリンまたはインシュリン類似体が、特異的抗イン シュリン抗体に結合する際に1251−インシュリンと競合する効率を測定する ことにより、インシュリン類似体の免疫遺伝性を決定できるインシュリン放射性 免疫評価分析、(5)媒体へのグルコース分泌の抑制をインシュリンまたはイン シュリン類似体の濃度の関数として測定する、十分に分化したヘパトーマ細胞系 統(PAO)の融合単層上で行うブドウ糖新生の抑制であり、類似体の相対的効 力は、最大グルコース生産の半分を抑制するのに必要なインシュリン対類似体の 濃度の比率として定義される、および(6)特異的インシュリン受容体を有する ことが分かっている、培養したリンパ細胞の様な細胞へのインシュリンまたはイ ンシュリン類似体の結合を測定する他の評価分析がある。
本発明のインシュリン類似体は、糖尿病患者に投与するための医薬組成物に配合 することもできる。この医薬組成物は、糖尿病患者におけるホルモンの恒常性達 成を促進するのに有効な量の本発明のインシュリン類似体を、医薬に使用できる 担体と共に含む。糖尿病治療用のすべてのインシュリン製剤と同様に、個々の患 者におけるホルモンの恒常性を達成するための、有効成分の適切な治療のための 量を決定する必要がある。考慮すべき要因としては、糖尿病の病状および組成物 の投与経路がある。最終的には、糖尿病患者を治療している医師がこの医薬組成 物の量および投与経°路を決定する。天然インシュリンは、一般に1日に体重1 キログラムあたり約0.02〜約5単位のヒトインシュリン活性を与える投与量 で、黴者に与えられる。例えば、米国特許第4,652.547号参照。
本発明に係わるインシュリン類似体の治療上有効な量を含む医薬組成物は、イン シュリン治療を必要とする糖尿病患者に非経口的に投与することができる。好ま しくは、この組成物は筋肉内、皮下または静脈内投与する。また、この組成物は 鼻に噴霧して患者に投与することもできる。あるいは、長期間の恒常性調整には 、この組成物を埋め込みポンプに配合して患者に投与することもできる。長期間 にわたって調整量の薬剤を患者に与える、その様な埋め込み装置はこの技術では 公知である。組成物は、さらに医薬品に使用できる、患者に有害であってはなら ない担体を含むことができる。また、担体は、組成物の活性成分、すなわち[T rp14−AIインシュリンまたは他のインシュリン類似体に有害な影響を与え てはならない。有効成分として治療上有効な量の本発明に係わるインシュリン類 似体を含む医薬組成物のための好適な担体および他の添加剤は、インシュリン含 有組成物を提供する米国特許第4.852,547号に記載されている。
一例として、[Trp”−^]インシュリンの合成は、S〜スルホン化ヒツジB 鎖と、ヒツジインシュリンの[Trp’F A鎖(下記XX)のS−スルホン化 形態との相互作用により達成された。カツォヤニスら、バイオケミストリー、6 :2635−2642 (1967)およびチャンスら、Pept、 Proc 、^m、 Pept、 Symp、 7th 、 721−728(1981) に記載される方法に従った。A鎖類似体の合成は、重要な工程として、それぞれ のA鎖の完全なアミノ酸配列を含む、保護されたヘンエイコサペプチド(下記X lりの構築を含む。保護されたヘンエイコサベブチドの構築には、メリフィール ドら、J、 Am、 Chew。
論、または断片縮合法を使用した。後者の方法による合成では、C−末端ペプチ ド(配列A17−A21.を隣接するペプチド(配列A12−AlB)に結合さ せてC−末端デカペプチド(配列A12−A21)を調製した。この後者の化合 物を隣接するトリペプチド(配列A9−A11)と結合させてC−末端トリデカ ペプチド(配列A9− A21 >を調製し、これを今度は隣接するテトラペプ チド(配列A5−A8)と結合させテC−末端へブタデカペプチド(配列A”  −A21) ヲ調製した。最後の結合工程では、C−末端へブタデカペプチドと N−末端テトラペプチドを結合させて保護されたヘンエイコサペプチド(下記X llまたはXIX)を得た。各種アミノ酸の二次官能基を保護するために通常の 閉塞基を使用した(すなわちSer 、 Glu 、 AsnおよびTyrに対 してBzl sおよびCysに対してPMB)が、Trpのインドール官能基だ けはフジイら、Chew、 Pharm、 Bull、 (Japan)32. 2860−2665 (19&4)にしたがってMtsで保護した。保護された ヘンエイコサペプチドから閉塞基を、ヤジマおよびフジイ、J、 AI、Che II。
Soc、、 103.5887−5871(1981)およびフジイら、よ呈に したがって1−クレゾールおよびEDTを含むTEA中の1トリフルオロメタン スルホン酸−チオアニソールにより、最近オされた修正を使用して、あるいはタ ムら、J、 Aj Che■、Soc、、 105.8442−6455 (1 983)にしたがって低/高フッ化水素法および得られた還元生成物のスルフィ トリシスにより除去し、S−スルホン化鎖類似体xxを得た。
本発明を下記の実施例により説明するが、これらの実施例は本発明を限定するも のではない。
実施例]。
ヒツジ[:Trp14−AIインシュリンの合成■・Leu・OMeの溶液に、 DMP(50ml)中1.1JgのHCIを9.11のTEAと共に加え、続い て17.8 gのBoc−Gln −0Npを加えた。24時間後、この混合物 を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して少量にし、500 mlのAc0Etおよび 1001の水で希釈した。有機層をINのNH4OH,水、0,5NのHCIお よび水で洗浄し、除湿し、乾燥濃縮した。残留物をエーテル−石油エーテルで粉 末化し、酢酸エチル−エーテルから結晶化させた。
重量13.7 g(76,8%)、融点126℃、[α] 、 ”’−35,3 ゜(e I、メタノール)。
分析”17H3LN30B ’ 計算値: C54,7,H8,37,N 11.3実測値: C55,0,H8 ,28; N 11.3Z(OMe)−Trp(Mts)−Gln−Leu − OMe (If)化合物+(3,73g)のTFA−アニソール(8ml−2m l)溶液を室温で1.5時間保管し、減圧下で濃縮乾燥させた。残留物をエーテ ル−石油エーテル(1:2、V/V)の混合物で粉末化し、KOH上で減圧乾燥 させた。この物質を2.81のTEAを含む201のDMFに溶解した溶液を0 ℃に冷却し、フジイらによるZ(OMe)−Trl)−(Mts)−NHNH2 からオガワら、14aの方法にしたがって調製した6、21 gのアジドに加え た。この反応には、DMP(20ml)、DMF(3,5ml)中64 N H CI 、硝酸tert−ブチル(1,5ml)およびTEA(3,1ml)を使 用した。4℃で40時間後、この混合物をAc0Et(800ml)および飽和 NaCI(1001)で希釈した。有機層を10%クエン酸および飽和NaC1 で洗浄し、除湿し、濃縮乾燥させた。残留物をエーテルで粉末化し、エタノール から結晶化させた。
重量3.8 g(45%)、融点10−173℃、[α] 、−41,4’(c  l、DMP ’)。
分析”4LH51N5010S: 計算値、 CB1.1. H6,4; N 8.7実測値: Cet、o; H e、5: N 11.5BoC−Leu−Trp(Mts)−Gin−Leu  ・OMe (III)化合物11(2,0g’)のTFA−アニソール−EDT (10ml−1ml−0,3ml)溶液を0℃で30分間、室温で30分間保管 し、次いで化合物11の合成で記載した様に処理した。得られたH(X−脱保護 ベブチド塩をTEA(0,8ml)を含み0℃に冷却したDMF(35ml)に 溶解した溶液に1.7 gのHoe−Leu ・ONpを加えた。室温で24時 間後、混合物を6001のAc0Etで希釈し、INのNH401(、飽和Na C1,0,5NのHCIおよび飽和NaC1で順次洗浄し、除湿し、濃縮して少 量にした。析出した生成物を集め、AeOEtから再結晶させた。
重量1.51 g(71%)、融点188−190℃、[α] D−20,6″ (c l、DMF )。
分析”43H62N6010S: 計算値:C60,4; H7,3,N 9.8実測値: C60,1,H7,5 ,N 9.84MのMSA加水分解後のアミノ酸分析の結果はG l u t、 。Leu化合物+11(4,46g)のTPA−アニソール−EDT(15ml −1,2m1−0.8 ml)による脱閉塞および得られたN −脱保護ペプチ ド塩の分離を、化合物IIIの合成で記載した様にして行なった。この物質のT EA(1,1−1)を含むDMF(80ml)溶液に2.07 gのBoc−8 et(Bzl) ・OHを0℃で加え、続いて1.85 gのN、N’−ジシク ロへキシルカルボジイミドおよび1.08 gの1−ヒドロキシベンゾトリアゾ ールを加えた。室温で24時間後、尿素副生成物を濾別し、濾液を6001のA eOEtで希釈し、1001のNaClで飽和させた。有機層を通常通り洗浄、 除湿および少量に濃縮した。析出した生成物を集め、酢酸エチル−エーテルから 再析出させた。
(c l、DMP )。
分析” 53H73N7012”” 計算値: C61,7: H7,1; N 9.5実測値+ CBL、4. H 7,2,N 9.34MのMS^加水分解後のアミノ酸分析の結果はSe r  1.。Glul、OLeu、oTri)0.7であったODMF(35ml)お よびヒドラジン水和物(1,0ml)を含むエタノール(10ml)の混合物に 溶解した化合物1vの溶液を室温で24時間保存し、2001の50%水性エタ ノールで希釈した。
析出した生成物を集め、メタノール−水から再析出させた。
重量4.8 g(94%)、融点203−205℃、[α] 25−8.1°( c I、DMSO)。
分析”52H73N9011S’ 計算値: C80,5,H7,1; N 12.2実測値: C60,9,Hγ 、4; N 12.04MのMSA加水分解物は5erO,g Glul、oL eu2.o Trpg4製した7、39 gのBoc−Cys(PMB)−As n 拳0BzlのTFA−アニソール(151m1−3 ml)溶液を0℃で3 0分間および室温で1.5時間保存し、次いで減圧下で濃縮した。残留物をエー テルおよび石油エーテル(1:1 v/v)の混合物で粉末化し、KOH上減圧 下で乾燥させた。この物質の、TEA(2,3ml)を含み0℃に冷却したDM F(GOmりの溶液に、7gのBoe−Tyr(Bzl) ・ONpを加えた。
室温で24時間後、この混合物を6001のAc0Etおよび1001の1Nの NH4OHで希釈した。有機層を洗浄(INのNH4OH,0,5NのHCIお よび水)し、除湿し、少量に濃縮した。析出した生成物を集め、Ac0Etから 再結晶させた。
重量8.7 g(84%)、融点174−175℃、[α] 、−18,6゜( c l、DMP )。
分析:C43H5ON409S: 計算値: C64,8,H8,30N 7.0実測値: C64,0,H6,3 5N 7.0Boc−^sn−Tyr(Bzl)−Cys(PMB)−Asn  ・0Bzl (Vlり8.2 g (7)化合物Vl’fl−TFA−7ニア  −ル(22a+1−2.2 ml> テ上記の様に閉塞した。残留物をエーテル で粉末化し、沈殿したN(Z−脱保護ベブチド塩を濾別し、Kol(上で減圧下 で乾燥させた。この生成物の、TEA(1,8ml)を含み0℃に冷却したDM P(50ml)の溶液に、3.9gのBoc−Asn ・ONpを加えた。室温 で24時間後、反応混合物を2001のメタノールで希釈し、沈殿した生成物を 濾別し、洗浄(INのNH40H50,5NのHCIおよび水)し、除湿し、D MP−メタノールから再結晶させた。
重量8 g(64%)、融点237−238℃、[α] 、−37,4’(c  I、DMP )。
分析”47H56N8011S’ 計算値: C61,8,H6,18N 9.2実測値: Cat、e; H8, 30N 9.1Boa−Glu(OBzl)−Asn−Tyr(Bzl)−Cy s(PMB)−Asn ・0Bzl(Vlll) 化合物Vll(5,5g)の脱閉塞およびN −脱保護ペプチド塩の分離を、化 合物Vl+の合成で記載した様にして行なった。この生成物の、TEA(0,8 5if)を含み0℃に冷却したDMF″(50ml)の溶液に、3.3gのBo a−Glu−(OBz1戸ONp (サンドリンら、He1v、 Chin、  Acta、 46: 1637−1889(1963)の方法により調製した) を加えた。この反応混合物を化合物VI+の合成における様に処理した。
重量5.6 g(81%)、融点206−207℃、[αコD−41.4゜(c  l、DMP )。
分析”59”69N7°14S0 計算値+ CB2.8. H6,14,N 8.7実測値、 CB2.3. H 5,94,N 8.56NのHCI加水分解におけるアミノ酸比; Asp 1 .8 Glu t、。
Tyr Cys(PMB)は測定されなかった。
1.0゜ Boc−8et (Bz 1)−Leu−Trp (Mt s ) −G l  n−Leu−G I u (OBz l ) −Asn−T凾■ (Bzl)−Cys(PMB)−Asn ・OBzl (IX)化合物Vll+ (2,3g)の脱閉塞およびN(Z−脱保護ペプチド塩の分離を、化合物Vli の合成で記載した様にして行なった。この生成物の、TEA(0,42ml)を 含み0℃に冷却したDMF(35ml)の溶液に、2.98 gの、化合物Vか ら調製したアジド(オガワら、上記による)を加えた。この反応には、DIP( 201)、DMP(0,92ml)中8.3 N HCI 、亜硝酸tert− ブチル(0,42ml)およびTEA(0,98ml)を使用した。4℃で48 時間後、反応混合物をAc0Et(20ml)および5%クエン酸(1001) で希釈し、沈殿した生成物を濾別し、水およびメタノールで洗浄し、DMF−メ タノールから再結晶化させた。
重量1.55 g(38%)、融点245−246℃、[αコD−15.7’( c I、 DMSO)。
分析” 106 H131N14023S2 °2H20:計算値: C61, 5: H6,6,N 9.5実測値: C81,4; H6,5,N 9.76 NのHCI加水分解におけるアミノ酸比:Asp 2.OSer o、9Glu  Leu Tyr TrpおよびCys (PMB)は測定さ2、L 2.1  1.0゜ れなかった。
Boc−G l y−Va I −Cys (PMB) −8et (Bz I  ) −Leu−Trp (Mt s ) −G l n−keu− G I u (OBz I )−^sn−Tyr(Bzl)−Cys(PMB) −Asn ・0Bzl (X)化合物IX(0,95g)ノTFA−アニソール −EDT(5ml−0,11ml−0,08ml)溶液を0℃で30分間、室温 で1.5時間保存した。
過剰のTFAを減圧下で蒸発させて除去し、残留物をエーテルで粉末化した。形 成された沈殿物を濾別し、Kol上で減圧下で乾燥させた。この生成物の、TE A(0,09ml)を含むDMF(25ml)の溶液に、オガワら、↓呈により 、Boa−G l y−Val−Cys(PMB)−NHNH2から調製した0 、82 gのアジドを加えた。この反応には、DMP(10ml)、DMF(0 ,51get)中8.3 NHCI 、亜硝酸tert−ブチル(0,24mり およびTEA(0,49ml)を使用した。4℃で48時間後、反応混合物をA c0Et(20ml)および5%クエン酸(60ml)で希釈し、沈殿した生成 物を集め、DH!′−メタノールから再結晶化させた。
重量0.93 g(82%)、融点267−2fi8℃、[αコD−+7.4” (c l、DMSO)。
分析” 124 H15B N17027S3 °3H20:計算値: C80 ,4,He、e; N 9.7実測値: C60,3,H6,4,N 9.96 NのHCI加水分解におけるアミノ酸比: ASpt、9S13r g、9Gl u 2.OGly 1.Ovat 1.OLeu 2.L Tyr O,9o  TrpおよびCys (PMB)は測定されなかった。
Boc−G l n−Cys (PMB) −Cys (PMB) −A I  a−G I y−Va 1−Cys (PMB) −9et(Bz l )−L eu−Trp (Mts )−G l n−Leu−G l u (OBz l  )−Asn−Tyr (Bz l )@− Cys(PMB)−Asn・OBz! (XI)化合物X(0,li2 g)  ノTFA−7二7−ルーEDT(5at−0,5ml−0,1ml)による脱閉 塞およびN(X−脱保護ベブチド塩の分離を上記の様にして行なった。この生成 物の、TEA(0,1ml)を含むDMF(40ml)の溶液に、オガワら、上 星により、Boc−G I y−Cys (PMB) −Cys (PMB)− A l a−NHNH2から調製した1、06gのアジドを加えた。この反応に は、DMP(20if)、D)IF(0,431+)中8.3 N HCI 、 亜硝酸tert−ブチル(0,2111)およびTEA(0,42ml)を使用 した。4℃で48時間後、反応混合物を200 mlのメタノールで希釈し、沈 殿したヘプタデカペプチド誘導体を集め、DMP−メタノールから再結晶化させ た。
重量0.85 g、融点〉270℃、[α] 25−21.4°(c l、DM SO)。
8NのHCI加水分解におけるアミノ酸比: Asp 2.a Ser O,9 Glu 3.I Gly 1.OAla 1.2 Vat O,9Leu 1. 9 Tyr o4 。TrpおよびCys (PMB)は測定されなかった。
z−Gly−11e−Val−Glu(OBu t)−Gln−Cys(PMB )−Cys(PMB)−Ala−G I y−V’a l −Cys (PMB )−3er (Bz l ) −Leu−Trp (Mts) −G l n− Leu−G hu (OBzl)−Asn−Tyr(Bzl)−Cys(PMB)−Asn−OBz l (Xll)化合物XI(0,6g) ノTFA−7ニソールーEDT(8g l−0,8ml−0,1ml)による脱閉塞および得られた生成物の分離を上記 の様にして行なった。この生成物の、TEA(0,06ml)を含むDMF(4 0ml)の溶液に、z−Gly−11e−Vat−Glu(OBu t)−NH NH2(力゛ソオヤニスら、J、 As、 Chet Soc、、 8g:58 22−5625(198B)の方法により調製)から調製した0、49 gのア ジドを加えた。この反応には、DMF(20ml)、DMP(0,25ml)中 6.3NHCI、亜硝酸tert−ブチル(0,Hml)およびTEA(0,3 ml)を使用した。4℃で48時間後、反応混合物をメタノール(200ml) で希釈し、沈殿した、保護されたヘンエイコサペプチドを集め、DNF−メタノ ールから再結晶化させた。
重量0.53 g(78%)、融点〉270℃、6NのHCI加水分解における アミノ酸比; ASI) 2.oSer o、9Glu 4.OGly 2.I AlaCys (PMB)は測定されなかった。
B、 S−スルホン化[Trp141 A鎖(XX)ノ合成保護されたヘンエイ コサペプチドX1l(200mg)を、チオアニソール(0,6B it) 、 催−クレゾール(0,59ml)およびEDT(0,47if)を含むTEA( 4,3ml)中IMのトリフルオロメタンスルホン酸で0℃で2時間処理した。
次いでこの溶液を一10℃に冷却し、強く攪拌しながら濃NH40H(5if) を含む8Mの塩化グアニジンを滴下して加えた。この工程中、混合物の温度は5 ℃未満に維持した。得られた混合物(p)I約5)をエーテル(各501)で3 回抽出し、NH4OHでpH8,9に調節した水層に1.2gの亜硫酸ナトリウ ムおよび0.6gの凸子オン酸ナトリウムを加えた。混合物を室温で3.5時間 攪拌し、5peCtrapOr薄膜チユーブN093の中に入れ、蒸留水を4回 交換して(各4リツトル)4℃で24時間透析した。
透析液の凍結乾燥により、粗製S−スルホン化鎖類似体が得られたので、これを 61の0.015MのNH4HCO3に溶解し、0゜015MのN)I4HCO 3で平衡化し、溶離するセフアゾ・ノクスG−15カラム(4,2x45 c+ s)上でクロマトグラフィーにかけた。
l5CO分光光度計で観察して主要ピークに相当する溶離液を凍結乾燥し、ヒツ ジインシュリン[Trp14]A!ll5−スルホン酸塩を白色粉末として得た 二重量130.51go精製するために、この物質(71,3gg)を[1,i )Iのトリス−)IC+緩衝液(pH7,0,3ml)に溶解し、同じ緩衝液で 平衡化したセレ・ンクスーEカラム(1,2x43 c+g)にかけた。カラム の溶離はトリス−HCl緩衝液(pH7,0)およびチューら、バイオケミスト リー、26.696B−6971(1987)に記載されている直線NaCl勾 配で行なった。l5CO分光光度計および導電性メーター(ラジオメーター、コ ペンハーゲン)で観察したクロマトグラフィーパターンを図1に示す。主要ピー クに相当する溶出液(230−3601)を集め、上記の様に透析し、凍結乾燥 させた二重量35.41g 。
合成鎖類似体のアミノ酸分析は、シンプソンら、」、BL。
1、Cheil、 251.1938−1940(197B)の方法における様 に、一方は6NのHCIを使用し、他方は4MのMSA(Trp測定用)を使用 する2種の酸水解物で行なった。モル比で表したアミノ酸組成物は理論的に予想 した値と一致していた。合成鎖類似体のアミノペプチダーゼMによる消化および 消化物のアミノ酸分析により、予想されたモル比が得られた。合成物質は酵素に より完全に消化され、合成工程で構成アミノ酸の立体化学的純度が保存されたこ とを示している。
C,ヒツジ[Trp’−AUインシュリンの合成および分離ヒツジ[Trp’− ^1インシュリンの合成を、チャンスら、上記、の方法により、ジチオトレイト ールの存在下で、S−スルホン化[Trp14コヒツジA鎖(XX)と、S−ス ルホン化ヒツジ(ウシと同じ)B鎖との相互作用により行なった。ヒツジB鎖S −スルホン酸塩(10B)(カツォヤニスら、バイオケよびジチオトレイトール (6,83mg)を0.1Mのグリシン緩衝液(pH1O,5、B ml)に加 えた溶液を4℃で24時間攪拌し、カツォヤニスら、バイオケミストリー、6. 285B−2668(1967)により記載されている様にして処理した。この 組み合わせ混合物からのインシュリン類似体の分離および精製は、CM−セルロ ースカラム(0,9x24 c■)上で、酢酸塩緩衝液(Na” 、0.024 M、pH3,3)およびカツォヤニスら、上記、に記載される指数NaCl勾配 により行なった。l5CO分光光度計および導電性メーター(ラジオメーター、 コペ、ンハーゲン)により観察して得られた溶離パターンを図2Aに示す。
カツォヤニスら、12、により、塩酸塩としてピクリン酸塩により、溶離液(1 45−175ml)から1.3 Bの[Trp14−Alインシュリンを分離し た。この物質の最終的な精製は、LKB液体クロマトグラフィー機構に接続した VydacR21+1 TPカラム(0,45x25 c+e)上で逆相HPL Cにより行なった。クロマトグラフィーは、0.5■l/winの流量で0゜1 %TFA中2−プロパツールの10−50%直線勾配で60分間かけて行なった (図2B)。
主要ピークの溶出液を凍結乾燥することにより、高純度のヒツジ[Trp’−A lインシュリンが得られた。
この合成物質の6NのHCI加水分解後のアミノ酸分析により、モル比で表した 組成は理論値と良く一致していた。
ftI表平4−504858 (9) 23:1405−1413(1984)に記載されている物質および分析方法を 使用した。受容体結合研究用の125.−インシュリンおよび脂肪形成用[3− 3H1はデュポンNENリサーチプロダクツから入手した。酢酸セルロース薄膜 フィルター、0,2μ■孔径は、サルトリウスの製品を使用した。ガラス繊維フ ィルター、GFC型はホワットマンから入手した。コラゲナーゼ、II型粗製は ワーシントンから入手した。シンチレーション液フィルトロン−XR、ハイドロ フルオアRおよびソルシント−ORはナショナルディアグノスティクスの製品で ある。結晶ウシインシュリンはシグマから、無脂肪酸ウシ血清アルブミンはベー リンガーーマンハイムバイオケミカルスから入手した。
A、インシュリン受容体結合評価分析 [Trp’−Alインシュリンの、インシュリン受容体に対する1251−イン シュリンの特異的結合を抑制する能力は、プラズマ薄膜を強化したラット肝臓部 分、分離したラットの脂肪細胞、および分離したラットの肝臓細胞で試験した。
最初の2つの方法はパークら、バイオケミストリー、19:4547−4556 (1980)により行なった。
大まかに言うと、3重の0.2 ml培養液は、I−インシュリン、3xlO”  M、標識を付けていないインシュリン、または実施例1で調製した[Trp1 4−Alインシュリン、および0.6%部分Vウシ血清アルブミンを含む、pH 7,4の0.1Mリン酸ナトリウム中のプラズマ薄膜(20−40μlのタンパ ク質)を含む。24℃で45分間培養した後、これらの混合物を、2.01の氷 冷した、0.L%部分Vウシ血清アルブミンを含むpH7,4の0.1Mリン酸 ナトリウムで希釈し、直ちに酢酸セルロースフィルターを通して濾過した。フィ ルターを氷冷した緩衝液で2回洗浄し、乾燥させ、次いで放射能をフィルトロン −xRを使用してシンチレーション計数器中で測定した。相対的効力は、受容体 標本に対する1251−インシュリンの特異的結合を50%抑制するのに必要な 、[Trp’−Alインシュリンに対する標識を付けていないインシュリンの濃 度比としてめた。この評価分析で、[Trp14−Alインシュリンは天然ホル モンの約60%の効力を示した。
B、脂肪形成評価分析 これらの評価分析は、ウシインシュリンと比較したインシュリン類似体の、 [ 3−3H]グルコースを脂質に変換する能力を測定する。
脂肪細胞は、体重200−300 gの雄のラットから得た副翠丸および腎周囲 の脂肪パッドをり、OB/mlのコラゲナーゼで37℃で60分間培養し、続い てガーゼを通して濾過し、次いで目の細かい絹で濾過して調製した。細胞を臨床 遠心分離機中で浮遊により2回洗浄してから分散物を使用した。
培養媒体は、推奨されたカルシウムの半分、0.5 mMのグルコース、および 3%の無脂肪酸ウシ血清アルブミン、を含むクレブスリンガ−重炭酸塩および気 相として95%02−5%CO2を使用した。3種類の脂肪形成培養は、1.( l allの脂肪細胞分散物(20−40mg乾燥重量細胞)およびウシインシ ュリンまたは実施例1で調製した[Trp’−Alインシュリンを含む。細胞を 37℃で45分間前培養した後、[3−3Hlグルコースを加えた。培養を60 分間続け、0.2 mlの5N−H2SO4および脂質を抽出するための0.2 1のコーンオイルを加えて停止させた。試料は101のソルシント−ORで、室 温で30分間抽出した後、シンチレーション計数器中で放射能を計数した。これ らの条件下では、[3−3H]グルコースはシンチレーションフルオアを含む有 機相に抽出されず、本質的に計数されなかった。脂肪形成のゼロおよび100% 刺激は、それぞれ、9.lxlO−10Mインシュリン(5,5ng/ml)が 存在しない、および存在する状態で観察した放射能として決定した。相対的効力 は、脂肪形成の最大刺激の50%をもたらすのに必要な、[Trp14−Alイ ンシュリンに対するインシュリンの濃度比としてめた。
図3は、分離したラットの脂肪細胞における、実施例1で調製した[Trp”− Alインシュリン(−ム一)およびウシインシュリン(−・−)による [3− 3旧グルコースの有機抽出性物質(すなわち脂質)への刺激を示す。最大値のパ ーセントを表す刺激は、働筋濃度の関数としてプロットした。このデータは、4 回行なった代表的な評価分析における3重測定の平均を表す。
両インシュリンに対して、脂肪形成の同じ最大刺激が観察され、半最大刺激は約 2倍の働筋濃度により得られた。
したがって、脂肪形成における合成インシュリンの効力(天然ホルモンと比較し て約60%)は、脂肪細胞を使用する受容体結合評価分析におけるその挙動を反 映している。
C,ブドウ糖新生の抑制 この評価分析は、十分に分化したヘパトーマ細胞系統の融合単層について行なっ た(ラウリスら、エンドクリノロジーfill:2519−2524(1988 ) )が、その際、グルコース生産を市販のグルコースオキシダーゼキット(シ グマ キットNo、510−^、シグマテクニカルブレティン510.1983 )で監視した。媒体へのグルコース分泌の抑制は、インシュリンまたはインシュ リン類似体の濃度の関数としてめ、類似体の相対的効力はグルコース生産の半最 大抑制を行なうのに必要な、類似体に対するインシュリンの濃度比としてめた。
細胞培養およびグルコース生産はラウリスら、上記に記載される様にして行なっ た。
図4は、最大値のパーセントとして表し、インシュリン(−・−)および[Tr p14−^]インシュリン(−ム−)濃度の関数として表した、PAO細胞にお けるブドウ糖新生の抑制を示す。
両インシュリンに対して、ブドウ糖新生の同じ最大抑制が観察され、半最大抑制 はほぼ同濃度の働筋により得られた。
ブドウ糖新生の抑制における合成インシュリンの効力は、天然ホルモンに対して 約90%と計算される。
廿−一 (□紬。)−m− 00AT 280 nm FIG、 2A FIG、 28 分 補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の7第1項)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.アミノ酸A1〜A21からなるA鎖およびアミノ酸B1〜B30からなるB 鎖を有し、A14アミノ酸が、トリプトファン、ナフチルアラニン、Nγ−ダン シル−a,γ−ジアミノ酪酸、ロイシン、バリン、フェニルアラニン、および他 の疎水性アミノ酸からなるグループから選択されたアミノ酸残基により置換され たインシュリン類似体。
  2. 2.アミノ酸A1〜A21からなるA鎖およびアミノ酸B1〜B30からなるB 鎖を有し、トリプトファンがA鎖中で、A13アミノ酸、A14アミノ酸、A1 5アミノ酸、A19アミノ酸、B16アミノ酸、およびそれらの組合わせからな るグループから選択されたアミノ酸に置換したインシュリン類似体。
  3. 3.B10アミノ酸がアスパラギン酸であることを特徴とする請求項1または2 のインシュリン類似体。
  4. 4.B25〜B30アミノ酸がチロシン(NH2)で置換されていることを特徴 とする請求項3のインシュリン類似体。
  5. 5.式 【配列があります】 を有するインシュリン類似体
  6. 6.糖尿病治療を必要とする患者における糖尿病を治療するための医薬組成物で あって、治療上有効な量の請求項1〜5のインシュリン類似体を、医薬品に使用 できる担体と共に含むことを特徴とする医薬組成物。
  7. 7.筋肉内投与用の請求項6の医薬組成物。
  8. 8.皮下投与用の請求項6の医薬組成物。
  9. 9.静脈内投与用の請求項6の医薬組成物。
  10. 10.埋め込みポンプにより投与するための請求項6の医薬組成物。
  11. 11.経鼻噴霧により投与するための請求項6の医薬組成物。
  12. 12.糖尿病治療を必要とする患者における糖尿病を治療するための方法であっ て、治療上有効な量の請求項1〜5のインシュリン類似体を、医薬品に使用でき る担体と共にその患者に投与することを特徴とする方法。
  13. 13.インシュリン類似体を筋肉内投与することを特徴とする請求項12の方法 。
  14. 14.インシュリン類似体を皮下投与することを特徴とする請求項12の方法。
  15. 15.インシュリン類似体を静脈内投与することを特徴とする請求項12の方法 。
  16. 16.インシュリン類似体を埋め込みポンプにより投与することを特徴とする請 求項12の方法。
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