JPS581302B2 - ロック装置 - Google Patents
ロック装置Info
- Publication number
- JPS581302B2 JPS581302B2 JP15165378A JP15165378A JPS581302B2 JP S581302 B2 JPS581302 B2 JP S581302B2 JP 15165378 A JP15165378 A JP 15165378A JP 15165378 A JP15165378 A JP 15165378A JP S581302 B2 JPS581302 B2 JP S581302B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- lock
- plate
- driven
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は索またはロンド等の従動部材を一方向に自動的
にロックする装置に関する。
にロックする装置に関する。
更に詳しくは、一方向に常に荷重がかけられている前記
従動部材を、他方向または戻し方向に操作した場合に、
前記操作を止めた位置で従動部材が極めて正確に、かつ
自動的にロックしうる装置に関する。
従動部材を、他方向または戻し方向に操作した場合に、
前記操作を止めた位置で従動部材が極めて正確に、かつ
自動的にロックしうる装置に関する。
このような装置は、例えば舶用機関のスロットルの如き
従動機器を遠隔操作する装置において強く要望される。
従動機器を遠隔操作する装置において強く要望される。
即ちレバーの操作等によってスロットルを操作し、その
状態でレバーから手を離した場合、スロットルの操作状
態が幾分変化すると舟艇の航行速度が変化するので、こ
の様な変化を全くおこさないロック装置が要求される。
状態でレバーから手を離した場合、スロットルの操作状
態が幾分変化すると舟艇の航行速度が変化するので、こ
の様な変化を全くおこさないロック装置が要求される。
ところで従来のこの種の装置にあっては、前記操作レバ
ーの操作を止めた状態から幾分変化してはじめてロツク
される等、充分に満足しうるものがなかった。
ーの操作を止めた状態から幾分変化してはじめてロツク
される等、充分に満足しうるものがなかった。
本発明の主たる目的は、前記従動部材を操作した位置か
ら全く変化することなくロックしうる装置を提供するに
ある。
ら全く変化することなくロックしうる装置を提供するに
ある。
更に他の目的は、構造が簡単で、安価に提供できるロッ
ク装置を提供するにある。
ク装置を提供するにある。
其の他の目的は次下に述べる説明で明らかとなろう。
本発明の実施例をロック装置が回転しうる場合に例をと
って図面によって説明すると、第1図において、1は取
付板、2は前記取付板に軸26によって枢着されかつ平
行な一定長のロック面3,4が設けられたロックプレー
ト(第3図参照)である。
って図面によって説明すると、第1図において、1は取
付板、2は前記取付板に軸26によって枢着されかつ平
行な一定長のロック面3,4が設けられたロックプレー
ト(第3図参照)である。
該ロックプレートの図において手前位置(以下、上とい
う)には、2本のロツクピン6,7が前記ロックプレー
ト2方向に植設されたロック部材5が設けてある。
う)には、2本のロツクピン6,7が前記ロックプレー
ト2方向に植設されたロック部材5が設けてある。
前記rンクピン6はロック面3に前記ロツクピン7はロ
ック面4に図示の如く傾斜して当接しうる如くなされて
いる。
ック面4に図示の如く傾斜して当接しうる如くなされて
いる。
ロック部材5(第4図参照)には、ロツクピン6位置か
ら更に伸びる第1アーム8と該アームの端部に上方向の
折曲部9が設けられ、かつロツクピン7位置から更に伸
びる番2アーム10が設けられ、該第2アームの端部に
は上方向の折曲部11が設けられている。
ら更に伸びる第1アーム8と該アームの端部に上方向の
折曲部9が設けられ、かつロツクピン7位置から更に伸
びる番2アーム10が設けられ、該第2アームの端部に
は上方向の折曲部11が設けられている。
ロック部材5の上には駆動板12(第5図参照)がロッ
クプレートの長手方向に平行に位置し、該駆動板には図
において上に位置した従動板16(第6図参照)が設け
られ、該従動板には従動部材15の一端が固着又は掛止
(以下、固着と総称する)されている。
クプレートの長手方向に平行に位置し、該駆動板には図
において上に位置した従動板16(第6図参照)が設け
られ、該従動板には従動部材15の一端が固着又は掛止
(以下、固着と総称する)されている。
該従動板16には図において左右に伸びた第1腕17と
第2腕18が設けられ、駆動板12と従動板16は、長
孔21、22とピン23,24によってロックプレート
2の長手方向に摺動可能に組付けられている。
第2腕18が設けられ、駆動板12と従動板16は、長
孔21、22とピン23,24によってロックプレート
2の長手方向に摺動可能に組付けられている。
前記ロックプレート2、ロック部材5、駆動板12およ
び従動板16は図示しないが互に上下方向に離れない構
造とされている。
び従動板16は図示しないが互に上下方向に離れない構
造とされている。
かつ前記第1アーム8と第1腕17はばね25によって
離される方向に押圧されており、更に第1作動部13は
折曲部9に当接しうる如く、第2作動部14は折曲部1
1に当接しうる如く、また第2腕18は第2作動部14
と反対方向から折曲部11に当接しうる如くなされてい
る。
離される方向に押圧されており、更に第1作動部13は
折曲部9に当接しうる如く、第2作動部14は折曲部1
1に当接しうる如く、また第2腕18は第2作動部14
と反対方向から折曲部11に当接しうる如くなされてい
る。
本発明の作用と効果を説明すると、従動部材15が常に
A方向に引かれているので従動板16も常にA方向に引
かれており、従動板の第2腕18はロック部材5の第2
アーム10をC方向に押圧しているので、ばね25で第
1アーム8がD方向に押圧されてロツクピン6,7はロ
ック面34を挾圧し、これによってロック部材5はロッ
クプレートに対し移動しない。
A方向に引かれているので従動板16も常にA方向に引
かれており、従動板の第2腕18はロック部材5の第2
アーム10をC方向に押圧しているので、ばね25で第
1アーム8がD方向に押圧されてロツクピン6,7はロ
ック面34を挾圧し、これによってロック部材5はロッ
クプレートに対し移動しない。
この場合、従動部材15によって従動板16がA方向に
強く引かれると、前記第2腕の第2アームに対する当接
が強い圧接となるから、前記両ロツクピン6,7による
両ロック面3,4の挾圧は強くなり、従動板16は全く
A方向には移動することがない。
強く引かれると、前記第2腕の第2アームに対する当接
が強い圧接となるから、前記両ロツクピン6,7による
両ロック面3,4の挾圧は強くなり、従動板16は全く
A方向には移動することがない。
したがって従動部材15にかゝるA方向のいかなる荷重
によっても従動部材はA方向に作動しない。
によっても従動部材はA方向に作動しない。
この状態で駆動板12をA方向に押し操作すると、駆動
板は従動板16に摺動可能に組付けられているから駆動
板のみがA方向に移動し、第2図に示されている如く第
1作動部13がロツク部材の第1アームをばね25の反
発力に抗してE方向に押し、ロツクピン6,7の傾斜が
幾分水平方向になり、ロック面3,4との圧接がとかれ
るからロック部材5はロックプレート2に対しA方向に
移動し、これによって従動板16および従動部材15は
A方向に操作することができる。
板は従動板16に摺動可能に組付けられているから駆動
板のみがA方向に移動し、第2図に示されている如く第
1作動部13がロツク部材の第1アームをばね25の反
発力に抗してE方向に押し、ロツクピン6,7の傾斜が
幾分水平方向になり、ロック面3,4との圧接がとかれ
るからロック部材5はロックプレート2に対しA方向に
移動し、これによって従動板16および従動部材15は
A方向に操作することができる。
駆動板12をB方向に操作した場合は、第1図において
第2作動部14がロック部材5の第2アームをF方向に
押すので、この場合も両ロツクピン6,7の傾斜が幾分
水平方向になり、両ロツクピンによる両ロック面の挾圧
がとかれるので、従動板16および従動部材15をB方
向に操作することができる。
第2作動部14がロック部材5の第2アームをF方向に
押すので、この場合も両ロツクピン6,7の傾斜が幾分
水平方向になり、両ロツクピンによる両ロック面の挾圧
がとかれるので、従動板16および従動部材15をB方
向に操作することができる。
前述の作用において、両ロツクピン6,7はばね25の
反発力によって両ロック面3,4に対し挾圧接するか該
圧接がゆるめられるかの何れかであって決して両ロツク
ピンが両ロック面から離れることがないから、駆動板1
2のAまたはB方向の操作を止めた位置で、前記ロック
がなされ、その間に従動板16がA方向に全く戻ること
がない。
反発力によって両ロック面3,4に対し挾圧接するか該
圧接がゆるめられるかの何れかであって決して両ロツク
ピンが両ロック面から離れることがないから、駆動板1
2のAまたはB方向の操作を止めた位置で、前記ロック
がなされ、その間に従動板16がA方向に全く戻ること
がない。
一般に駆動板12は、図示しない円板にピン等によって
取付孔12を枢着している場合が多いがこの場合にあっ
ても、ロックプレート2は軸26によって取付板1に枢
着して用いうるので、本発明の使用範囲は広く、かつ前
述の如く板状の部品点数の少い構造であるから極めて安
価に提供でき加えて極めて小型となし得るから、この点
からも種々な装置に用いることができる。
取付孔12を枢着している場合が多いがこの場合にあっ
ても、ロックプレート2は軸26によって取付板1に枢
着して用いうるので、本発明の使用範囲は広く、かつ前
述の如く板状の部品点数の少い構造であるから極めて安
価に提供でき加えて極めて小型となし得るから、この点
からも種々な装置に用いることができる。
図面は本発明の実施例にかゝるものであって、第1図は
本発明の正面図、第2図は第1図の作用を示す正面図、
第3図はロックプレートの正面図第4図はロック部材の
正面図、第5図は駆動板の正面図、第6図は従動板の正
面図である。 1:取付板、2:ロックプレート、3,4:ロック面、
5:ロック部材、6,7:ロツクピン、8:第1アーム
、10:第2アーム、12:駆動板、13:第1作動部
、14:第2作動部、15:従動部材、16:従動板、
17:第1腕、18:第2腕、21,22:長孔、23
、24:ピン、25:ばね。
本発明の正面図、第2図は第1図の作用を示す正面図、
第3図はロックプレートの正面図第4図はロック部材の
正面図、第5図は駆動板の正面図、第6図は従動板の正
面図である。 1:取付板、2:ロックプレート、3,4:ロック面、
5:ロック部材、6,7:ロツクピン、8:第1アーム
、10:第2アーム、12:駆動板、13:第1作動部
、14:第2作動部、15:従動部材、16:従動板、
17:第1腕、18:第2腕、21,22:長孔、23
、24:ピン、25:ばね。
Claims (1)
- 1 取付板に枢着または固着され、一定長の平行な二つ
のロック面が設けられたロックプレートと、前記二つの
ロック面を斜めに挾む如く位置する二つのロックピンと
該両ロツクピンより前記ロックプレートの長手方向に対
し横方向に伸びる第1アームおよび第2アームを有する
ロック部材と、前記第1アームに当接しうる第1作動部
と前記第2アームに当接しうる第2作動部とを有する駆
動板と、該駆動板に対し前記長手方向に摺動しうる如く
組付けられた従動板と、該従動板の横方向にそれぞれ設
けられた第1腕および第2腕と、前記第1腕と前記第1
アームの間に適当に圧縮して介在させたばね25と、前
記第2腕が前記第2アームに当接しうる如く構成された
ことを特徴とするロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15165378A JPS581302B2 (ja) | 1978-12-07 | 1978-12-07 | ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15165378A JPS581302B2 (ja) | 1978-12-07 | 1978-12-07 | ロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5578839A JPS5578839A (en) | 1980-06-13 |
JPS581302B2 true JPS581302B2 (ja) | 1983-01-11 |
Family
ID=15523269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15165378A Expired JPS581302B2 (ja) | 1978-12-07 | 1978-12-07 | ロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581302B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE29912741U1 (de) * | 1999-07-21 | 1999-12-02 | Trw Automotive Safety Sys Gmbh | Baugruppe aus einer Lenkwelle und einem Lenkrad |
-
1978
- 1978-12-07 JP JP15165378A patent/JPS581302B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5578839A (en) | 1980-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5695029A (en) | Shift lever device | |
US4695819A (en) | Pedal device | |
JPS5937198B2 (ja) | ステ−プラ保持装置及び該装置とステ−プラとのアセンブリ | |
US5261290A (en) | Control lever system for a hydraulic pump | |
JPS581302B2 (ja) | ロック装置 | |
US4834442A (en) | Lifting clamp | |
US5397870A (en) | Lever operating device for a switch | |
KR950701857A (ko) | 조정가능한 스패너(adjustable spanner) | |
US5662002A (en) | Manual control device for controlling acceleration, braking, and the like | |
JPS6039355Y2 (ja) | 舶用機関の制御装置 | |
US4106362A (en) | Control linkage for torque converter transmission or the like | |
US4445394A (en) | Control lever arrangements | |
US4043211A (en) | Apparatus for transmitting a command signal | |
KR860002664A (ko) | 커플링 및 그 클램프 | |
JPH0460270A (ja) | 自動車のシフトロック装置 | |
JPH0215141Y2 (ja) | ||
JPS5810120U (ja) | オ−トマチック・トランスミッション・コントロ−ルディバイス | |
EP0003864B1 (en) | Device slidably arranged on a guide-rod with means for securing the device thereon | |
JPS5849897Y2 (ja) | クロ−ラ式走行車の操向装置 | |
US3064763A (en) | Auxiliary brake applying mechanism | |
JPH0244428Y2 (ja) | ||
JPH05177569A (ja) | 自動工具交換用カップラー | |
KR830001172B1 (ko) | 듀오 서어보형 파아킹 브레이크 | |
JPS6243383Y2 (ja) | ||
JPS581303B2 (ja) | ロック装置 |