JPH0215141Y2 - - Google Patents

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JPH0215141Y2
JPH0215141Y2 JP1986108323U JP10832386U JPH0215141Y2 JP H0215141 Y2 JPH0215141 Y2 JP H0215141Y2 JP 1986108323 U JP1986108323 U JP 1986108323U JP 10832386 U JP10832386 U JP 10832386U JP H0215141 Y2 JPH0215141 Y2 JP H0215141Y2
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JP
Japan
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lever
brake
operating
drum
operating rod
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JP1986108323U
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JPS6316315U (ja
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は各種機器、車輌、船舶における応答
系、たとえばパワーシヨベルなどの建設機械にお
けるキヤブレター或いは油圧シリンダーの操作関
係に用いられるところの操作装置に関する。
<従来の技術> 従来のこの種の操作装置には、たとえば実公昭
56−30911号公報に提案されている「レバー機構
のロツク装置」がある。
この装置の構成は、バネ力で第1ロツクピンを
ロツクプレートの外周面に押圧させると共にロツ
ク部材を通じて第2ロツクピンを同ロツクプレー
トの内周面に押圧させて、両ロツクピンによりロ
ツクプレートを挾着してロツクする機構構造のも
のである。
<考案が解決しようとする問題点> ところが、前記した従来装置では、「ブレーキ
力」イコール「バネ力」であるため、所要のブレ
ーキ力を得るためにそのバネ力も強いものに制限
される。
そしてブレーキを解除する際にはそのバネ力を
上回る力が必要であり、総じてレバー操作が重い
問題を抱えている。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、弱いバネ力で必要十分なブレーキ力が得ら
れ、しかもブレーキ解除をバネ力を下回る力で行
えて、レバー操作の軽い操作装置を提供するにあ
る。
<問題を解決するための手段> 本考案が叙上の技術的課題を達成するために講
じた手段は、ドラム2を有するレバーベース1に
操作レバー3をドラム2と同軸線状に揺動自在に
軸支し、操作レバー3にブレーキシユー4をドラ
ム2内面と対面した態様に備えると共にブレーキ
カム軸5を同カム軸5の回動に従動してブレーキ
シユー4がドラム2に対して接離動作するように
設け、ブレーキカム軸5と一体に揺動可能なブレ
ーキレバー6にリンク15を介して作動杆7をそ
のブレーキレバー6とリンク15の連結ピン16
軸心がブレーキレバー6の揺動軸心すなわちブレ
ーキカム軸5軸心と作動杆7およびリンク15の
連結ピン17軸心とで構成される大略直角三角形
の直角頂に位置する態様にして連動せしめ、この
作動杆7に同作動杆7を通じてドラム2にブレー
キシユー4を圧接状に付勢可能な押しバネ8を連
動させ、且つ作動杆7に操作レバー3における握
り部13側面の押釦18の後退に従動して揺動し
て作動杆7を押しバネ8に抗して作動可能なリフ
トレバー19を有する操作要素9とを連動せしめ
てなる構成としたことを特徴とする。
<作用> 操作要素が操作されていない状態では、ドラム
にブレーキシユーがブレーキカム軸およびブレー
キレバーそしてリンクおよび作動杆を通じて増
圧、負荷されている押しバネ圧を受けて圧接して
いて、操作レバーは停止状態にブレーキロツクさ
れ続ける。
押釦が押されてリフトレバーが揺動された状態
では、同操作要素と作動杆そしてリンクおよびブ
レーキレバーおよびブレーキカム軸を経て運動し
ているブレーキシユーが、ブレーキレバーそして
リンクを経て増大された操作力を受けて作動して
ドラムから離れてブレーキロツク解除し、操作レ
バーは自在に揺動可能な状態となる。
これにより、操作レバーはそのレバー操作が軽
くて所望の揺動角度位置に微調整且つ同位置に停
止ロツク自在である。
<実施例> 以下図面を参照して本考案の実施の一例を詳細
に説明する。
図中Aは操作装置であり、この操作装置Aはレ
バーベース1の軸部10に操作レバー3を揺動自
在に枢着すると共に揺動レバー3の揺動方向の前
後に配置せしめた一対のストツパー11で操作レ
バー3の揺動角度範囲を一方位置aと他方位置b
との間に規制且つ角度調整可能にしており、また
操作レバー3のブレーキロツク要素A1を備えて
いる。
ブレーキロツク要素A1はレバーベース1にド
ラム2を軸部10と同軸線状に一体成型し、操作
レバー3にはブレーキシユー4を支軸12でドラ
ム2内面と対面する態様に備えていて、ドラム2
に対してブレーキシユー4が操作レバー3上端の
握り部13における操作要素9の否操作時には引
張りバネ14に抗して圧接して操作レバー3を停
止状態にブレーキロツクし、そして操作要素9の
操作時には引張りバネ14に引張られてドラム2
から離れて位置して操作レバー3の揺動を妨げな
いようにしている。
ブレーキカム軸5は握り部13から軸部10を
経た延長線上にブレーキシユー4と連動させて設
けていて、同カム軸5の回動によりブレーキシユ
ー4がドラム2に対して接離動作するようにして
いる。
このブレーキカム軸5と一体のブレーキレバー
6は操作要素9に至る作動杆7とリンク15を経
て連動していて、このブレーキレバー6は作動杆
7およびリンク15を経て負荷される押しバネ8
圧を受けて時計方向に揺動して、同方向に回転せ
しめるブレーキカム軸5によりブレーキシユー4
をドラム2に圧接自在にし、また押しバネ8に抗
して作動杆7が引上げられるのにともない反時計
方向に揺動して、ブレーキシユー4が引張りバネ
14圧によりドラム2から離動するようにしてい
る。
このブレーキレバー6とリンク15の連動関係
は両者の連結ピン16軸心がブレーキレバー6の
揺動軸心すなわちブレーキカム軸5軸心と作動杆
7およびリンク15の連結ピン17軸心とで構成
される直角三角形の直角頂に位置する態様にして
いて、押しバネ8の弱いバネ圧或いは操作要素9
の軽い操作力でブレーキレバー6が揺動するよう
にする一方でブレーキレバー6の反時計方向の揺
動をリンク15が突支棒となつて阻止し、ブレー
キロツクを確実にすると共に操作要素9によるロ
ツク解除操作をたやすくしている。
作動杆7は操作レバー3の筒部3a内に通され
て目隠しされて、操作要素9とリンク15を一休
連動状に連絡せしめている。
又、作動杆7はリンク15と対称状に配設され
ている補助リンク15aと連動していて、ブレー
キレバー6の揺動時およびブレーキロツク時にお
いてリンク15を通じて作動杆7に働く曲げ応力
が実質的に解消するようにしている。
押しバネ8は筒部3a内に内蔵されて作動杆7
と連絡していて、そのバネ力により同作動杆7を
通じてブレーキシユー4がドラムに圧接したとこ
ろのブレーキロツク状態に付勢している。
接作要素9は押釦18を握り部13の側面部に
設けて、操作レバー3を揺動操作するべく握り部
13を握るその手の指で押し易くしており、握り
部13内で押釦18後端に接触しているリフトレ
バー19には作動杆7上端部を一体連動状に連結
して、押釦18が押動されてるのにともないリフ
トレバー19が揺動して作動杆7が押しバネ8圧
に抗して引上げられ、押しバネ8のバネ力を下回
る押釦18の押し力でもつて同押バネ8によるブ
レーキロツクを解除しうるようにしている。
それにより、たとえばエンジンのキヤブレター
(図示せず)が操作レバー3下端の連結部20に
コントロールケーブル21で連動状に連絡してい
る態様で、操作レバー3の一方位置aがエンジン
のストツプ状態に設定されている時、その一方位
置aにブレーキロツク要素A1で自動的にブレー
キロツクされている操作レバー3を、押釦18を
押してブレーキロツク解除して他方位置c側に揺
動させ、(第3図)、又その所望の揺動角度たとえ
ばアイドリング位置cで押釦18を離してブレー
キロツクさせて(第1図)、エンジン出力をエン
ジンストツプ状態からアイドリング状態そして最
高出力状態まで無段階に制御操作自在である。
<考案の効果> したがつて本考案によれば次の利点がある。
バネ力を上回る力で必要十分にして確実にブ
レーキロツクでき、しかもそのバネ力を下回る
押し力で押釦を押してブレーキロツクを確実に
解除することができ、レバー操作が軽くて取扱
いやすく有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案操作装置の一実施例を示す側面
図。第2図は−線に沿える縦断面図。第3図
はブレーキロツク解除して揺動レバーを他方位置
側に揺動せしめた状態の側面図である。 図中、aは一方位置、bは他方位置、1はレバ
ーベース、2はドラム、3は操作レバー、4はド
ラムシユー、5はブレーキカム軸、6はブレーキ
レバー、7は作動杆、8は押しバネ、9は操作要
素、15はリンク、16,17は連結ピン、18
は押釦、19はリフトレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドラム2を有するレバーベース1に操作レバー
    3をドラム2と同軸線状に揺動自在に軸支し、操
    作レバー3にブレーキシユー4をドラム2内面と
    対面した態様に備えると共にブレーキカム軸5を
    同カム軸5の回動に従動してブレーキシユー4が
    ドラム2に対して接離動作するように設け、ブレ
    ーキカム軸5と一体に揺動可能なブレーキレバー
    6にリンク15を介して作動杆7を、そのブレー
    キレバー6とリンク15の連結ピン16軸心がブ
    レーキレバー6の揺動軸心すなわちブレーキカム
    軸5軸心と作動杆7およびリンク15の連結ピン
    17軸心とで構成される大略直角三角形の直角頂
    に位置する態様にして連動せしめ、この作動杆7
    に同作動杆7を通じてドラム2にブレーキシユー
    4を圧接状に付勢可能な押しバネ8を連動させ、
    且つ作動杆7に操作レバー3における握り部13
    側面の押釦18の後退に従動して揺動して作動杆
    7を押しバネ8に抗して作動可能なリフトレバー
    19を有する操作要素9とを連動せしめてなる操
    作装置。
JP1986108323U 1986-07-14 1986-07-14 Expired JPH0215141Y2 (ja)

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JP1986108323U JPH0215141Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

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JP1986108323U JPH0215141Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

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Publication Number Publication Date
JPS6316315U JPS6316315U (ja) 1988-02-03
JPH0215141Y2 true JPH0215141Y2 (ja) 1990-04-24

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ID=30985414

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JP1986108323U Expired JPH0215141Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

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JP (1) JPH0215141Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5630911U (ja) * 1979-08-20 1981-03-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5630911U (ja) * 1979-08-20 1981-03-25

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Publication number Publication date
JPS6316315U (ja) 1988-02-03

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