JPS5812904B2 - コウブンシザイリヨウノ チヤクシヨクホウホウ - Google Patents

コウブンシザイリヨウノ チヤクシヨクホウホウ

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JPS5812904B2
JPS5812904B2 JP7075275A JP7075275A JPS5812904B2 JP S5812904 B2 JPS5812904 B2 JP S5812904B2 JP 7075275 A JP7075275 A JP 7075275A JP 7075275 A JP7075275 A JP 7075275A JP S5812904 B2 JPS5812904 B2 JP S5812904B2
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JP
Japan
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原田俊明
古賀政博
島田恵造
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Publication date
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Priority to DE2626271A priority patent/DE2626271C3/de
Priority to CA254,649A priority patent/CA1078833A/en
Priority to FR7617926A priority patent/FR2314226A1/fr
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高分子材料の着色方法に関するものである。
本発明の目的は高分子材料よりなるフイルム、シート、
パイプ、繊維などの成型品を堅牢度のすぐれた黄色色調
に着色することにあり、それは一般式〔■〕 〔式中環A,Bはハロゲン原子、低級アルキル基、アル
コキシ基、フエニレン基で置換されていてもよい。
Xは非イオン化置換基で置換されていてもよい2個のカ
ルボニル基がオルト位又はペリ位で結合しているフエニ
レン基、ナフチレン基。
環Y、Zはハロゲン原子で置換されてきてもよい。
〕で示される化合物を用いることによって達成される。
本発明に用いられる前記化合物は次式のような互変異性
構造をとり得るが 本発明において一般式〔■〕で示される構造式はこのす
べての一般式〔■a〕〔■〕〔Ib〕を含む。
この化合物は新規な化合物であり、例えば下記の方法に
より製造することができる。
すなわち、下記一般式〔■〕 或は 〔式中Xは非イオン化置換基で置換されていても良く、
2個のカルボキシル基(カルボニル基)がオルト位又は
ペリ位で結合しているフエニレン基ナフチレン基〕 で表わされるジカルボン酸類又はそのジカルボン酸無水
物を下記一般式〔■〕 〔式中、環A,Bはハロゲン原子、アルキル基、フエニ
ル基、アルコキシ基で置換されていてもよい。
環Y,Zはハロゲン原子で置換されていてもよい〕 で表わされるキノリン誘導体と加熱反応させることによ
り製造することができる。
また一般式〔■〕で示される化合物を単離することなく
例えば8−アミノーキナルジンと下記式〔■〕 或は 〔式中Y,Zはハロゲン原子で置換されていてもよい〕 で表わされる2・3−ナフタレンジカルボン酸類又はそ
のジカルボン酸無水物を加熱下に反応させた後、一般式
〔■〕で示されるジカルボン酸類又はその酸無水物を加
えて加熱反応させることによって製造することができる
本発明方法においては、いかなる方法によって製造され
ようとも上記一般式〔■〕で示される化合物であれば全
て使用することができる。
本発明の着色法に用いられる化合物は例えば以下のもの
をあげることができる。
本発明の着色方法において特に高耐移行性が要求される
ものについては一般式〔■〕中のXで表わされるフエニ
レン基、ナフチレン基と環Y,Zからなるナフタレン環
の少なくとも一方がハロゲン原子を含むものが好ましく
、更に望ましくはこの両方ともハロゲン原子を有するも
のが最も好ましく用いられる。
また本発明の着色方法において着色される高分子材料と
してはポリオレフィン系、ポリスチレン系、ポリアクリ
ロニトリル系、ポリアクリレート系、ポリ塩化ビニル系
、ポリアセタール系、ポリアミド系、ポリカーボネート
系、アミン樹脂系、酢酸繊維素系、エポキシ樹脂系、ポ
リエステル系などがあげられる。
また上記高分子材料を含む塗料や印刷インキなどももち
ろん本発明の方法により着色される。
本発明を実施するには前記一般式〔■〕で示される化合
物の所要量を高分子材料等と配合し又は/及び加熱混練
し、圧縮成型法、射出成型法、カレンダー成型法、押出
成型法などの通常の成型加工法によりフィルム、シート
、繊維、パイプペレット等の成型品を着色することがで
きる。
また液状のモノマー、プレポリマーに一般式〔■〕で示
される化合物を配合して重合硬化させるキャスト成型法
によって着色することができる。
本発明の着色法により着色された材料はすぐれた耐熱性
、耐光性、耐薬品性のある、鮮明な着色性を示し従来の
黄色系顔料よりもすぐれた効果を有する。
次に実施例を示す。
実施例中「部」は「重量部」である。
実施例 1 下記構造式で表わされるキノフタロン顔料0.2部をポ
リスチレン樹脂200部に配合し溶融押出機により23
0℃で混合押出し黄色に着色したペレットを得た。
このペレットを下記表1に示す条件で射出成型して成型
板を得た。
この際射出条件による色調の変化はみられなかった。
この成型板をウエザーメーターで光照射した所変退色は
認められずブルースケールによる判定では6級以上であ
った。
本実施例に用いたキノフタロン顔料は次のようにして製
造した。
8−(2・3−ナフタレンジカルボイミノ)−キナルジ
ン338部、テトラクロルフタル酸無水物286部、塩
化亜鉛40部及びトリクロルベンゼン2000部を沸点
で還流下3時間反応し、次いでジメチルホルムアミド5
00部を加え還流下1時間攪拌する。
冷却後ろ別し黄色の反応生成物をジメチルホルムアミド
1000部で洗浄し、最後にエタノールを用いて洗浄す
る。
乾燥後融点360℃以上、可視スペクトルで444mμ
付近に極大吸収を有する黄色顔料が得られる。
元素分析の結果は下記の通りで計算値とほゞ一致した。
また下記構造式を有するキノフタロン顔料を用いて上記
と同様にしてポリスチレン樹脂を着色し、上記表1に示
す条件で射出成型して成型板を得た。
射出条件による色調の変化はほとんどみられなかった。
実施例 2 実施例1で用いた式(1−1)で示されるキノフタロン
顔料3部をポリカーボネート樹脂2000部に配合し2
60〜265℃で溶融押出し、黄色に着色したペレット
を得た。
このペレットをシリンダ一温度280℃で常法により射
出成型し成型板を得た。
この成型板はウエザーメーターによる光照射で変退色は
認められず、ブルースケールによる判定は6級以上であ
った。
実施例 3 下記構造式で表わされるキノフタロン顔料1部とルチル
型酸化チタン5部をABS樹脂1000部に配合し溶融
押出機により220〜230℃で混合押出し黄色に着色
したペレットを得た。
このペレットを表1に示す条件下で射出成型して鮮明な
黄色に着色した成型板を得た。
この際、射出条件による色調の変化は認められなかった
また、この成型板をウエザーメーターで光照射しても変
退色は認められず、ブルースケールによる判定では6級
以上であった。
実施例 4 下記構造式で表わされるキノフタロン顔料2部とジ−(
2−エチルヘキシル)フタレート300部をポリ塩化ビ
ニル樹脂700部と混合したのち二本ロールで155〜
160℃で練り合せ、耐移行性、耐熱性、耐光性にすぐ
れた黄色シートを得た。
実施例 5 実施例3で用いた(3−1)で表わされるキノフタロン
顔料0.6部とルチル型酸化チタン3部をポリプロピレ
ン600部に配合し押出機により220〜230℃で混
合押出し黄色に着色したペレットを得た。
このペレットを下記表3に示す条件で射出成型して鮮明
な黄色に着色した成型板を得た。
この際射出条件による色の変化は認められず、すぐれた
耐熱性を示した。
実施例 6 下記構造式を有するキノフタロン顔料0.5部を予備重
合を行なったメチルメタクリレートシラツプ500部に
添加、混合しこの着色シラツプをガラスセル中に注入し
て50〜70℃で6時間ついで100〜120℃で3時
間重合させたのち、冷却剥離させて堅牢な黄色ポリメチ
ルメタクリレート樹脂板を得た。
実施例 7 実施例1で用いたと同様のキノフタロン顔料1部、炭酸
カルシウム386部、ステアリン酸亜鉛4部、スチレン
モノマー25部、微粉末ポリスチレン35部をボールミ
ルで混合し、これにガラス繊維300部、イソフタル酸
型不飽和ポリエステル樹脂240部、水酸化カルシウム
10部を混合して重合開始剤を加えて180℃で加熱成
型した。
鮮明な黄色に着色された強化ポリエステル成型品が得ら
れた。
実施例 8 下記構造式を有するキノフタロン化合物1部を高級アル
キルベンゼンスルホン酸ソーダ3部を含む水3000部
中に均一に分散し、O−フエニルフェノール4部を加え
、この染浴中にポリエステル繊維100部を浸漬し10
0〜120℃で2時間染色した。
染色後水洗し高級アルコール硫酸エステル4部を含む水
3000部で70℃20分間ソーピンク処理して黄色の
染色物が得られた。
同様にして下記構造式を有するキノフタロン化合物を用
いてポリエステル繊維を染色し、緑味黄色の染色物が得
られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高分子材料を一般式〔■〕 〔式中環A,Bはハロゲン原子、低級アルキル基、アル
    コキシ基、フエニル基で置換されていてもよい。 Xはハロゲン原子又はフエニルスルホニル基で置換され
    ていてもよい2個のカルボニル基がオルト位又はペリ位
    で結合しているフエニレン基又はナフチレン基。 環Y,Zはハロゲン原子で置換されていてもよい。 〕で示される化合物を用いて着色することを特徴とする
    高分子材料の着色方法。
JP7075275A 1975-06-12 1975-06-13 コウブンシザイリヨウノ チヤクシヨクホウホウ Expired JPS5812904B2 (ja)

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JP7075275A JPS5812904B2 (ja) 1975-06-13 1975-06-13 コウブンシザイリヨウノ チヤクシヨクホウホウ
GB23365/76A GB1520944A (en) 1975-06-12 1976-06-07 Quinoline derivatives for use als colouring agents
US05/694,034 US4077960A (en) 1975-06-12 1976-06-08 Imido-quinoline dyes
DE2626271A DE2626271C3 (de) 1975-06-12 1976-06-11 Chinolinderivate, Verfahren zu ihrer Herstellung und Verwendung derselben zum Färben
CA254,649A CA1078833A (en) 1975-06-12 1976-06-11 Quinoline derivatives
FR7617926A FR2314226A1 (fr) 1975-06-12 1976-06-14 Derives de la quinoleine utilisables comme matieres colorantes

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