JPS5812414Y2 - 電磁石装置 - Google Patents

電磁石装置

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JPS5812414Y2
JPS5812414Y2 JP3630377U JP3630377U JPS5812414Y2 JP S5812414 Y2 JPS5812414 Y2 JP S5812414Y2 JP 3630377 U JP3630377 U JP 3630377U JP 3630377 U JP3630377 U JP 3630377U JP S5812414 Y2 JPS5812414 Y2 JP S5812414Y2
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JP
Japan
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magnetic pole
pole piece
iron core
yoke
electromagnet device
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Expired
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JP3630377U
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JPS5437854U (ja
Inventor
節郎 駒木
正俊 佐々木
勝美 秋池
雅英 石川
Original Assignee
富士電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電磁継電器等に用いられる小型の電磁石装置
に関する。
電磁継電器等に用いられる電磁石装置にあっては、それ
を小形化するため、薄形の金属板をU字形に曲げて鉄心
と継鉄とを一体成形したものを用いる場合があるが、鉄
心の断面積は小さく、その端面によって形成されるアー
マチュア吸引のための磁極面が小さくなるという欠点を
有している。
この欠点を解消するため、従来、当該鉄心の端部に磁性
材からなるリング状の磁極片を嵌着して磁極面を増大す
ることが行われている。
しかし、U字形に一体成形された鉄心と継鉄との間隔は
本来狭いものであるため、上記の如く鉄心に磁極片を取
り付ければ、鉄心よりも継鉄寄りにある磁極片の部分と
継鉄との間に磁気抵抗の低い磁気回路が形成され、従っ
て多くの磁束が鉄心−継鉄−磁極片の経路を通って流れ
ることにより、このため、アーマチュアの吸引力が低下
するという難点を有している。
鉄心と継鉄とを71J体とし、それらを後から一体的に
構成したものにあっても同様のことがいえる。
本考案は斜上の点に鑑み、磁極片を鉄心と継鉄との間に
介在させることなく取り付けることにより上記の如き難
点を解消せんとするものである。
以下、本考案を添付図面に示した実施例に基づき詳記す
る。
第1図には、本考案に係る電磁石装置12を取り付けた
カードリフトオフ型の電磁継電器14を示している。
先ず、この電磁継電器14につき略説すれば、該継電器
は固定接触子16と、該接触子の両側に配置される可動
接触子18.20と、電磁石装置12のアーマチュア2
2に連接され、当該電磁石装置の作動によりアーマチュ
ア22が動かされるのに伴い可動接触子18.20のい
ずれか一方を選択的に固定接触子16に当接させるカー
ド26と、該カードをアーマチュア22との間に保持す
る板ばね28とを備えている。
上記電磁石装置12.固定接触子16及び可動接触子1
8.20は、夫々、別個に形成された絶縁性支持部材3
2,34,36.38により支持されており、各支持部
材の下端面から突出する各端子42.44.46.48
と夫々接続されている。
これらの支持部材は、夫々の基盤部32’、 34’、
36’、 38’を同一平面にならべるようにして重
ね合わせ、締着部材50を挿通して締着することにより
組み立てられる。
尚、図中、51はカバーを示す。
次に電磁石装置12につき詳述する。
先ず、当該電磁石装置の支持部材32は、第1及び第2
図に示す如く、基盤部32′と、端子42.42が挿通
されている端子支持部56.56と、前述のアーマチュ
ア22の被吸引部22′を挿入するためのアーマチュア
孔59及び該孔の上方位置に設けられ磁極片58を収納
するための磁極片収納部60を有する磁極片取付部62
とから階段状に形成されている。
磁極片取付部62の上面には筒状スプール64が一体的
に連設されており、該スプールにコイル66を巻回する
と共にその内孔68に、金属板をU字状に曲折して継鉄
70と一体に成形した鉄心72を圧入して電磁石を構成
している。
継鉄70はコイル66の一側に所定の間隔をおいて並行
に設けられている。
磁極片収納部60は上記アーマ・チュア孔59と共に磁
極片取付部62の継鉄側の側面に開口されており、また
該収納部はスプールの内孔68と連通されている。
磁極片58は、その継鉄側の開口から当該磁極片収納部
60の奥部に挿入されると共に鉄心72の下端部72′
はスプール64の内孔68から該収納部60内に延出さ
れて、当該下端部72′より奥部に挿入されている磁極
片58と係合する様になされており、従って、該鉄心の
下端部72′と継鉄70との間に磁極片58が介在しな
いようにされている。
第2図に示す実施例においては、磁極片58はその平面
形状がほぼE字状となるよう形成され、その両側部80
.82に他の部分より薄い圧入部84.86を突設する
と共に、アーマチュア孔59と磁極片収納部60との間
にあり当該磁極片取付部62の両側壁の内面から夫々対
向する如く突出する板状係止突起90.92を磁極片収
納部60の頂面から上記磁極片の圧入部84.86の厚
さとほぼ等しい間隔を離して設け、当該磁極片58をそ
の圧入部84.86が各係止突起90.92と磁極片収
納部60の頂面との間に圧入するようにしながら当該収
納部内に挿入し、しかる後、鉄心72をスプール64の
内孔68内に挿通して、その下端部72′に設けた切欠
98が磁極片58の中間突起100と嵌合され、且つ、
該切欠の両側部分が当該磁極片58の側部80と中間突
起100の間および側部82と中間突起100の間に挟
着される如くしである。
この場合、前述の記載からも明らかな如く、磁極片58
の中央突起100及び両側部80.82は鉄心72の継
鉄70側の面から継鉄側に突出しないようにする。
尚、磁極片収納部60の奥部(即ち右端部)は、第1図
に示すように、壁104により閉塞されており、磁極片
58を該壁と鉄心72との間で挾持し、その取付を確実
にしているが、該鉄心と磁極片との結合を強固にすれば
必ずしも壁104を設ける必要はない。
第3図には、磁極片の他の実施例を示す。
該磁極片58は第2図に示すものと同様、鉄心の切欠9
8と嵌合される中間突起100’と、両側部分の圧入部
84’、86’とを有しているが、第2図に示した磁極
片58における鉄心の下端部72′を両側から挾持する
ための部分82.82が設けられていない。
該磁極片58′の取付は第2図のものと同様である。
尚、アーマチュア22は金属板をほぼL字状に曲折して
形成されており、その取付は、当該アーマチュアの曲折
部110の内角稜110′を継鉄70の下端縁112に
当接すると共に、該継鉄70の両側縁部114.114
に設けられた係止爪116,116により係止されるほ
ぼT字状の押えばね118の下方部分120を、当該ア
ーマチュア22の上方延出部122における曲折部11
0の近傍に設けた開口123を通して外側に延出せしめ
、該下方部分120の曲折先端124によりその曲折部
110を継鉄70の下端縁112に押圧することにより
、該縁を中心に枢動可能なるように取り付けられている
アーマチュア22の曲折部110より下方の被吸引部2
2′は支持部材32のアーマチュア孔59内に挿入され
、前述の鉄心72と磁極片58の下端面により形成され
ている磁極面と対向するようになされている。
従って、当該電磁石装置が作動されると被吸引部22′
は当該磁極面に吸引され、それにより当該アーマチュア
が継鉄70の下端縁112を中心に図においては反時計
方向に回動され、それに伴いカード26が左方へ動かさ
れ、固定接触子16に対し左側の可動接触子18が当接
されている図示の状態から該可動接触子18が離されて
他方の可動接触子20が当接する状態となる。
尚、アーマチュア22の上方延出部に設けに一対の孔1
28,128は、上述のカード26の一端を挿入し支持
するためのものであり、また押えばね118に設けた一
対の孔130,130は当該押えばねを継鉄70に係止
するため、該継鉄の係止爪116.116にb合される
ようになっている。
また、支持部材32に設けた一対の円孔132,132
は、前述した締着部材50を挿通するための孔を示す。
斜上の通り、本考案に係る電磁石装置においては、鉄心
に取り付ける磁極片58または58′を、コイルを巻回
したスプール64の一端に設けた収納部60内に収納す
ると共に、スプールの内孔68に挿入した鉄心の端部を
該磁極片よりも継鉄寄りに延出して当該磁極片と係合さ
せるようにしたので、鉄心と継鉄との間に磁極片を介在
させることがなく、従ってリング状の磁極片を鉄心に嵌
着して磁極面を形成する従来方法にみられる、鉄心と継
鉄との間に磁極片の一部が介在するためにこの一部と継
鉄との間に磁気抵抗の低い磁気回路が形成されてアーマ
チュアの吸引力が低下するといった難点が解消された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電磁石装置が取り付けられたカー
ドリフトオフ型の電磁継電器の側面図;第2図は第1図
に示した電磁石装置の分解斜視図;第3図は第2図に示
した電磁石装置に取り付けられる磁極片の他の実施例を
示す斜視図である。 22・・・・・・アーマチュア;32・・・・・・支持
部材;58・・・・・・磁極片;60・・・・・・磁極
片収納部;64・・・・・・スプール;66・・・・・
・コイル;68・・・・・・内孔;70・・・・・・継
鉄;72・・・・・・鉄心。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)鉄心と;これと並行する継鉄と;鉄心を収装する
    内孔を有するスプールと;該スプールに巻回されたコイ
    ルと;アーマチュアと;上記鉄心に係合されてアーマチ
    ュア吸引のための磁極面を形成する磁極片とを有する電
    磁石装置において、上記スプールの一端に磁極片収納部
    を設け、該収納部に磁極片を収納設定するとともに、同
    スプールの内孔に収納した鉄心の端部を同磁極片収納部
    内に延出し、上記磁極片が当該鉄心の端部より継鉄側と
    はならない状態で当該磁極片に係合させたことを特徴と
    する電磁石装置。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電磁石装
    置において、上記収納部は上記継鉄側に向う開口を有し
    、磁極片は該開口から当該収納部の奥部に挿入すると共
    に鉄心の端部を該収納部内に延出して当該端部より奥部
    にある磁極片と係合させることを特徴とする電磁石装置
  3. (3)実用新案登録請求の範囲第1若しくは第2項に記
    載の電磁石装置において、磁極片及び鉄心の端部に夫々
    補完的に対応する凹凸を設け、該凹凸を噛合して当該磁
    極片と鉄心端部とを係合したことを特徴とする電磁石装
    置。
JP3630377U 1977-03-25 1977-03-25 電磁石装置 Expired JPS5812414Y2 (ja)

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JP3630377U JPS5812414Y2 (ja) 1977-03-25 1977-03-25 電磁石装置

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JP3630377U JPS5812414Y2 (ja) 1977-03-25 1977-03-25 電磁石装置

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JPS5437854U JPS5437854U (ja) 1979-03-12
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JP3630377U Expired JPS5812414Y2 (ja) 1977-03-25 1977-03-25 電磁石装置

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JPS61124617A (ja) * 1984-11-22 1986-06-12 Toray Ind Inc 口金面の清掃装置

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JPS5437854U (ja) 1979-03-12

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