JPH0436534Y2 - - Google Patents

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JPH0436534Y2
JPH0436534Y2 JP8572386U JP8572386U JPH0436534Y2 JP H0436534 Y2 JPH0436534 Y2 JP H0436534Y2 JP 8572386 U JP8572386 U JP 8572386U JP 8572386 U JP8572386 U JP 8572386U JP H0436534 Y2 JPH0436534 Y2 JP H0436534Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電磁継電器に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、電磁継電器としては、例えば、第6図お
よび第7図に示すように、2枚の復帰用板ばね3
0,35にて往復移動可能に挾持された可動ブロ
ツク20が、ベース2に装着された電磁石装置1
0の励磁、消磁に基づいて第6図中矢印A,B方
向に往復移動することにより、接点を開閉するも
のが提案されている。
このものでは、板ばね30の中央部に突片31
を設ける一方、その両端部に支持部32,33を
設けてある。そして、前記突片31がベース2の
位置決め用側壁部3の内面側に圧入されて支持さ
れているとともに、切り欠き部32a、貫通孔3
3aをそれぞれ設けた前記支持部32,33が、
可動ブロツク20に設けた位置決め用突起23
a,23bにそれぞれ遊係合または遊嵌されて支
持されている。
さらに、支持部32,33には舌片32b,3
3bが設けてある。この舌片32b,33bは、
例えば、可動ブロツク20に外部から衝撃力が加
わつたときに、図示しないケースの内側面に当接
し、可動ブロツク20が板ばね30から脱落する
のを防止するものである。
しかしながら、従来例にかかる電磁継電器で
は、板ばね30は、その中央部に設けた突片31
がベース2の位置決め用側壁部3の内面側に圧入
されて支持されているのに対し、板ばね30の両
端支持部32,33は可動ブロツク20にそれぞ
れ遊係合または遊嵌されて支持されているにすぎ
ないので、可動ブロツク20が矢印A方向に移動
する際、可動ブロツク20が板ばね30の支持部
32,33から脱落することがあるという問題点
がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案にかかる電磁継電器は、前記問題点を解
決するため、中央部をベースに固定した板ばねの
両端支持部のうち、少なくとも一方を、前記ベー
スに往復移動自在に設けられた可動ブロツクに遊
嵌もしくは遊係合し、前記ベースに設けた電磁石
装置の励磁、消磁に基づいて前記可動ブロツクを
往復移動させることにより、接点を開閉する電磁
継電器において、前記可動ブロツクに、前記板ば
ねの遊嵌もしくは遊係合した支持部近傍に係止す
る板ばね係止用爪部を設けた構成としてある。
(作用) したがつて、本考案によれば、可動ブロツクが
往復移動する際に、板ばねの両端支持部のうち、
前記可動ブロツクに遊嵌もしくは遊係合した支持
部近傍が、前記可動ブロツクに設けた板ばね係止
用爪部で位置規制されることになる。
(実施例) 以下、本考案にかかる一実施例を第1図ないし
第5図の添付図面に従つて説明する。
本実施例にかかる電磁継電器は、概略、固定ブ
ロツク1と、電磁石装置10と、可動ブロツク2
0と、2枚の復帰用板ばね30,35とから構成
されている。
固定ブロツク1はベース2と、アース基板6
と、固定端子9a,9b,9cとからなる。
ベース2はその上面の一方の側辺中央部に位置
決め用側壁部3を、また、他方の側辺角部に対向
する位置決め用角壁部4,5を一体に成形してあ
るとともに、その表面に導電性薄膜をメツキして
ある。
アース基板6は前記ベース2の下面に固定さ
れ、切り起こした複数本のアース端子7をベース
2の下面から突出する一方、固定端子9a,9
b,9cはベース2の他方の側辺に沿つて等間隔
に一列に設けられ、その両端部を前記ベース2の
上下面から突出している。ただし、前記固定端子
9bは、後述する可動台21の下方にあるため、
図示されていない。
なお、前記固定端子9a,9b,9cは前記導
電性薄膜から絶縁されていることは勿論である。
電磁石装置10は、スプール12にヨーク19
を結合一体化したもので、絶縁ベース2の中央部
に装着されている。
スプール12はコイル11を巻回した胴部(図
示せず)にI形鉄芯14を挿通し、その両端部を
突出させて磁極面としてある。そして、この磁極
面は前記ヨーク19の切り起こし部19a,19
bにそれぞれ対向している。なお、18,18は
前記スプール12から延在する台部13,13に
取り付けられたコイル端子である。
可動ブロツク20は可動台21の両側部に枠部
22,22を一体成形した平面略コ字形状の樹脂
成形品で、前記可動台21は、その下面に2枚の
可動接触片25a,25bを所定間隔を保つて平
行に、かつ、内側の端部が相互に対向するように
設けられており、前記可動接触片25aは一端が
固定端子9aと、他端(図示せず)が共通端子で
ある固定端子9b(図示せず)と接離する一方、
前記可動接触片25bは一端が固定端子9cと、
他端が共通端子9bとにそれぞれ接離する。ま
た、前記枠部22は永久磁石(図示せず)を挾持
した可動鉄片26a,26bを保持している。
さらに、前記可動ブロツク20の枠部22,2
2の先端面には位置決め用突起23a,23bが
設けてあり、この突起23a,23bの内側近傍
には後述する板ばね30を係止する断面略L字形
状の板ばね係止用爪部24a,24bが設けてあ
る。
なお、この可動ブロツク20は後述する復帰用
板ばね30,35にて往復移動可能挾着保持され
ている。
板ばね30は、その中央部に突片31を有する
とともに、その両端部に支持部32,33を有し
ている。支持部32および支持部33には切り欠
き部32aおよび貫通孔33aがそれぞれ設けて
あり、前記可動ブロツク20に設けた突起23
a,23bにそれぞれ遊係合または遊嵌するよう
になつている。
板ばね35は、その中央部を前記可動台21の
一側面に設けた突起21aで支持されるととも
に、その両端部を前記ベース2の位置決め用角壁
部4,5にそれぞれ挿入して支持されるようにな
つている。
本実施例にかかる電磁継電器の組み立て方法と
しては、ベース2の下方からアース基板6、固定
端子9a,9b,9cを組み込むとともに、その
上方から電磁石装置10を組み込む。
一方、可動台21の突起21aに板ばね35の
中央部を予め支持しておく。そして、板ばね35
の両端部をベース2の位置決め用角壁部4,5に
それぞれ挿入して位置決めするとともに、可動ブ
ロツク20の可動鉄片26a,26bを、鉄芯1
4とこの鉄芯14を間にして対向するヨーク19
の切り起こし部19a,19bとの間にそれぞれ
挿入して位置決めする。
次に、板ばね30を第3図に示すように内方に
腕曲させ、その突片31を位置決め用側壁部3の
内面側に上方から圧入して支持するとともに、支
持部32,33の近傍を係止用爪部24a,24
bにそれぞれ係合した後、支持部32の切り欠き
部32aを突起23aに遊係合するとともに、支
持部33の貫通孔33aを突起23bに遊嵌する
(第4図参照)。
なお、板ばね30の長さ方向の位置決め調整
は、板ばね30と側壁部3とで形成する空間部4
0に治具(図示せず)を挿入し、揺動させて行え
ばよい。
最後に、図示しないケースを固定ブロツク1に
嵌合して組み立てを完了する。
そして、本実施例にかかる電磁継電器は、無励
磁時にあつては第4図に示すような状態であり、
板ばね30,35のばね力にて可動ブロツク20
が図中矢印B方向に付勢され、永久磁石の磁力に
より、可動鉄片26a,26bが鉄芯14および
ヨーク19の切り起こし部19bにそれぞれ吸着
し、前述したように2枚の可動接触片25a,2
5bのうち、可動接触片25bが固定端子9b,
9c(第3図ないし第5図において固定端子9b
は図示せず)に接触し、可動接触片25aは固定
端子9a,9bから離間している。
次に、鉄芯14と可動鉄片26aとの間に反発
力が生ずるようにコイル11を励磁すると、鉄芯
14と可動鉄片26bとの間に吸引力が作用し、
板ばね30,35のばね力に抗して可動ブロツク
20が矢印A方向に移動するので、第5図に示す
ような状態となり、2本の可動接触片25a,2
5bのうち、可動接触片25bが固定端子9b,
9cから開離し、残る他の可動接触片25aが固
定端子9a,9bに接触する。
なお、この時、板ばね35の中央部と板ばね3
0の中央部とは、それぞれ可動台21の突起21
aとベース2の位置決め用側壁部3に固定されて
いるため、ほぼ真直の状態となる。
また、板ばね30は、前述したように、その中
央部に設けた突片31がベース2の位置規制用側
壁部3の内面側に圧入されて固定されているが、
板ばね30の支持部32,33は可動ブロツク2
0の突起23a,23bにそれぞれ遊係合または
遊嵌しているにすぎない。このため、可動ブロツ
ク20が矢印A方向に急に移動すると、可動ブロ
ツク20の突起23a,23bが板ばね30の切
り欠き部32a、貫通孔33aから抜け出ようと
するが、突起23a,23bの内側近傍に突設し
た係止用爪部24a,24bが、板ばね30の支
持部32,33の近傍にそれぞれ係止するので、
板ばね30から可動ブロツク20が脱落するのを
防止する。
そして、コイル11の励磁を解くと、可動ブロ
ツク20は矢印B方向に移動し、元の状態に復帰
する。このとき、板ばね30の舌部32b,33
bが図示しないケースの内側面に当接し、板ばね
30から可動ブロツク20が脱落するのを防止す
る。
したがつて、本実施例によれば、コイル11の
励磁、消磁に基づき、可動ブロツク20が矢印
A,B方向に往復移動しても、板ばね30の舌片
32b,33bおよび可動ブロツク20の係止用
爪部24a,24bが、板ばね30の位置規制を
行なうので、可動ブロツク20が板ばね30から
脱落することがないという利点がある。
なお、前述の実施例では、板ばね30の支持部
32,33に切り欠き部32a、貫通孔33aを
それぞれ設ける場合について説明したが、必ずし
もこれに限らず、支持部32,33の両者ともに
切り欠き部または貫通孔を設けてもよいことは勿
論である。
また、係止用爪部は必ずしも一対設ける必要は
なく、例えば、板ばねの一方の支持部を可動ブロ
ツクに固定支持し、残る他方の支持部を可動ブロ
ツクに遊嵌もしくは遊係合する場合には、他方の
支持部近傍に係止する板ばね係止用爪部を可動ブ
ロツクに一つ設けておくだけでもよい。
さらに、板ばね30の舌片は必ずしも必要でな
く、必要に応じて設ければよいことは勿論であ
る。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、可動ブロツクの往復移動の際、可動ブロツク
に設けた板ばね係止用爪部が板ばねの支持部近傍
に係止し、板ばねの位置規制を行なうので、可動
ブロツクが板ばねから脱落しないという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案にかかる一実施例
を示し、第1図は全体斜視図、第2図は正面図、
第3図および第4図は組み立て方法を説明するた
めの平面図、第5図は組み立て完了後を示す平面
図、第6図および第7図は従来例にかかる一実施
例を示す全体斜視図および正面図である。 2……ベース、10……電磁石装置、20可動
ブロツク、24a,24b……板ばね係止用爪
部、30……板ばね、31……突片(中央部)、
32,33……支持部。32a……切り欠き部、
32b……貫通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中央部をベースに固定した板ばねの両端支持部
    のうち、少なくとも一方を、前記ベースに往復移
    動自在に設けられた可動ブロツクに遊嵌もしくは
    遊係合し、前記ベースに設けた電磁石装置の励
    磁、消磁に基づいて前記可動ブロツクを往復移動
    させることにより、接点を開閉する電磁継電器に
    おいて、 前記可動ブロツクに、前記板ばねの遊嵌もしく
    は遊係合した支持部近傍に係止する板ばね係止用
    爪部を設けたことを特徴とする電磁継電器。
JP8572386U 1986-06-04 1986-06-04 Expired JPH0436534Y2 (ja)

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JP8572386U JPH0436534Y2 (ja) 1986-06-04 1986-06-04

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JPS62197239U JPS62197239U (ja) 1987-12-15
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