JPS58120612A - 塩化ビニルの乳化重合方法 - Google Patents

塩化ビニルの乳化重合方法

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JPS58120612A
JPS58120612A JP334882A JP334882A JPS58120612A JP S58120612 A JPS58120612 A JP S58120612A JP 334882 A JP334882 A JP 334882A JP 334882 A JP334882 A JP 334882A JP S58120612 A JPS58120612 A JP S58120612A
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JP
Japan
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vinyl chloride
polymerization
catalyst
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emulsion polymerization
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JP334882A
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Seiichi Masuko
益子 誠一
Hideyuki Itagaki
板垣 秀行
Takuichi Fukushima
福島 卓一
Nobuyuki Ito
信行 伊藤
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Polymerization Catalysts (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 重合体(以下塩化ビニル重合体類と称する)を得る重合
方法に関する。更に詳しくは塩化ビニルまたはこれと共
重合し得る単量体と塩化ビニルの混合物を乳化重合する
に際し、重合触媒としてd−−クミルパーオキシネオデ
カネートを使用する塩化かけることにより柔軟な組成物
となる為、軟質塩化ビニル樹脂として広く賞月されてい
る。これら軟質塩化ビニル樹脂は透明、不透明、白色又
は着色と様々の加工製品を作シ出しているが最近特に淡
い色合が好まれる様になって来ている。
しかして、塩化ビニル重合体類の色相が白色からはずれ
て“ると・淡“色合0加工平品とした場合製品の発色が
鮮やかでなく、くすんだ調子となってしまうという欠点
があシ、塩化ビニル重合体類の色相の改良が望まれてい
た。
本発明の目的は色相の良好な塩化ビニルの乳化重合方法
を提供することにある。
本発明者等は重合方法を鋭意検討した結果、重合触媒と
してα−クミルパーオキシネオデカネートを使用すれば
色相良好な塩化ビニル重合体類を得られることを発見し
本発明に到達した。
本発明に従って、 塩化ビニル、またはこれと共重合しうる単量体と塩化ビ
ニルの混合物を乳化重合するに際し、重合触媒としてα
−クミルパーオキシネオデカネートを使用することを特
徴とする色相良好な塩化ビニルの乳化重合方法。
が提供される。
本発明においては、重合触媒としてα−クミルパーオキ
シネオデカネートが用いられるが、重合反応速度を均一
化する為に他の触媒と組み合わせて使っても良い。組み
合わせて使用される他の触媒としては、ジイソプロピル
パーオキシジカーボネート、ジオクチルパーオキシジカ
ーボネート、ジラウリルパーオキシジカーボネート、ジ
セチルパーオキシジカーボネート、ジターシャリ−ブチ
ルパーオキシジカーボネート等のジアルキルパーオキシ
ジカーボネート、ジ(2−エトキシエチル)パーオキシ
ジカーボネート、ジ(2−メトキシプロピル)パーオキ
シジカーボネート、ジベンジルパーオキ7ジカーボネー
ト、ジシクロヘキシルパーオキシジカーボネート、ジタ
ーシャリーブチルシクロヘキシルバーオキシジカーボネ
−)等、2゜2′−アゾビス−2,4−ジメチルバレロ
ニトリル、2.2′−アゾビス−4−メトキシ−2,4
−ジメチルバレロニトリル等のアゾ化合物、ターシャリ
−ブチルパーオキシネオデカネート、ジターシャリーブ
チルオギザレート、インブチリルパーオキサイド等があ
げられる。
ただし、当然のことながら、組み合わせにα−クミルパ
ーオキシネオデカネートが含まれることが必須の要件で
ある。なお、組み合わせる触媒の数に制限はないが実質
的には2カいし4種類の触媒の組み合わせが好ましい。
組み合わせて用いられる触媒の中でのび一クミルパーオ
キシネオデカネートの割合は多い程、塩化ビニル重合体
類の色相は改善される。組み合わせて用いられる触媒の
中でのα−クミルパーオキシネオデカネートの割合は1
0〜100重量%が好ましく、20〜100重量%が更
に好ましい。
本発明において塩化ビニルの単独重合に使用される触媒
の使用量は触媒の種類、重合温度および重合機の除熱能
力(両帯設備の除熱能力を含む)等によって決定される
が通常、塩化ビニル100重量部当シα−クミルパーオ
キシネオデカネートは0005〜03重量部、組み合わ
せられる触媒はO,OO5〜03重量部である。
触媒の使用量がO,OO5重量部未満では、触媒として
の効果が少く、0.3重量部を越えると重合速度の制御
が困難であり、重合反応が暴走する恐れがある。
また、本発明において塩化ビニルの共重合に使用される
触媒の使用量は同様にコモノマーの種類、重合温度およ
び重合機の除熱能力(両帯設備の除熱能力を含む)等に
よって決定されるが通常、塩化ビニルとコモノマー10
0重量部当りα−クミルパーオキシネオデカネートは0
005〜30重量部、組み合わせられる触媒はO,OO
5〜30重量部である。
触媒の使用量がO,OO5重量部未満では、触媒として
の効果が少く、30重量部を越えると重合速度の制御が
困難であり、重合反応が暴走する恐れがある。
本発明の触媒系を使用することによシ、色相の良好な塩
化ビニル重合体類を得ることができる。
本発明の方法は一般に当業界で行なわれているベースト
レジン製造方法に適用できる。即ち塩化ビニルと水との
割合は一般に塩化ビニル100重量部に対し水80〜3
00重量部であり、また重合温度は通常35〜70℃で
ある。塩化ビニルのほかに塩化ビニルと共重合可能な他
の単量体たとエバエチレン、プロピレン、l−ブテン、
1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、l−オク
テン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−
ドデセン、1−トリデセン、1−テトラデセン等の炭素
数が2〜30のdオレフィン、アクリル酸もしくはその
エステル類、メタクリル酸もしくはそのエステル類、フ
マール酸もしくはそのエステル類、マレイン酸もしくは
そのエステル類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ア
ルキルビニルエーテル1謡ニル化合物及びこれらの混合
物を共存させることができる。
本発明においては公知の乳化剤が使用される。
本発明において使用する乳化剤としては、たとえハ、ア
ルキルスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、ア
ルキルアルコール硫酸エステル塩、脂肪酸塩、ジアルキ
ルスルホコハク酸塩のような通常の陰イオン系界面活性
剤のうち一種又は二種以−トがあげられる。これらの塩
としてはアルカリ金属塩が一般的である。又陰イオン系
界面活性剤の他に非イオン界面活性剤、例えば高級脂肪
酸のグリセリンエステル、グリコールエステル又はソル
ビタンエステル、高級アルコール縮合物、高級脂肪酸縮
合物、ポリプロピレン縮合物など、あるいは乳化助剤と
してセチルアルコール及びラウリルアルコールなどの高
級アルコール類、ラウリル酸、パルミチン酸及びステア
リン酸などの高級脂肪酸又はそのエステルなどの一種又
は二種以上を前記陰イオン界面活性剤と併用することも
できる。5これらの乳化剤の合計量は単量体100重量
部当り01〜5重量部である。
また芳香族炭化水素、高級脂肪族炭化水素、塩素化パラ
フィンのようなハロゲン化炭化水素、重炭酸ナトリウム
、アンモニア等のPH調節剤、連鎖移動剤等を重合助剤
として併用してもよい。
捷だ、乳化剤、重合開始剤、水、塩化ビニル単量体そし
て必要ならその他の重合助剤を重合反応に先立って予備
混合し、しかる後高剪断力を適用して均質化する必要が
ある。該均質化は公知の均質化方法例えば一段または二
段加圧式高圧ポンプ、コロイドミル、ホモミキサー、ノ
ズル又はオリフィスよシの高圧噴出及び超音波などを用
いることができる。
以下実施例、比較例により本発明を具体的に説明するが
、これらは単なる例示であり本発明の範囲を限定するも
のではない。尚実施例、比較例中の部は重量部である。
実施例1 容積10004の攪拌機付予備混合容器に蒸留水450
 Kg、ソデイウムラウリルサルフエート3に9、ラウ
リルアルコール6Kg、及びα−クミルパーオキシネオ
デカネー)0.12にり、ジオクチルパーオキシジカー
ボネート0.06 Kgを装入し空間部を窒素置換した
後容器内を減圧にして塩化ビニル単量体300 Kgを
装入し、容器内温度を30℃に保ち乍ら30分間攪拌混
合した。次に予備攪拌機中の液を加圧式ホモジナイザー
で均質化した後、真空ポンプで35!llf1gabs
の減圧状態とした容積+ooo−gのグラスライニング
重合反応機に装入し、50℃において反応させ圧力が5
 Kg/cr/l G圧に達する壕で反応を続けた。反
応終了後未反応単量体を回収し、重合体のラテックスは
スプレードライヤーにより乾燥後粉砕し製品として取得
した。
得られた重合体粒子は粒径0,2〜2μに広く分布して
おり、ベーストレジンとして好適々性能を有していた。
このベーストレジン100部にジオクチルフタレート6
0部、有機錫系安定剤1部、酸化チタン2部を加えプラ
スチゾルを調整し、フェロ板上でアプリケーターを用い
1謁の厚みとし、ギヤーオーブン中で180℃、10分
間キュアーさせフィルムを得た。測色色差計により黄色
度を測定したところ1.3であり、目視により鮮明な白
色が観察された。
比較例I α−クミルバーオキシネオデカネー) 0.12 Ky
の代りに2,2′−アゾビス−2,4−ジメチルノくレ
ロニ) IJル0.2 Kgを用いたほかは実施例1と
同様にしてフィルムを得た。黄色度は43であシ、目視
によシ淡黄色が観察された。
実施例2 容積10004の攪拌機付予備混合容器に蒸留水450
Kg、ソデイウムラウリルサルフエート3Kg、−yウ
リルアルコール3Kg、ミリスチルアルコ−ル3 Ky
及0− d−クミルパーオキシネオデカネート0.15
 Kgを装入し空間部を窒素置換した後容器内を減圧に
して塩化ビニル単量体270 Kg、酢酸ビニル30K
gを装入し、容器内温度を30℃に保ち乍ら30分間攪
拌混合した。次に予備攪拌機中の液を加圧式ホモジナイ
ザーで均質化した後、真空ポンプで351111[1g
abSの減圧状態とした容積1000−eのグラスライ
ニング重合反応機に装入し、50℃において反応させ圧
力が5 KgA1itG圧に達するまで反応を続けた。
反応終了後未反応単量体を回収し、重合体のラテックス
はスプレードライヤーによシ乾燥後粉砕し製品として取
得した。
得られた重合体粒子は粒径02〜3μに広く分布してお
りベーストレジンとして好適な性能を有していた。この
ベーストレジン100部にジオクチルフタレート60部
、有機錫系安定剤1部、酸化チタン2部を加えプラスチ
ノルを調整し、フェロ板上でアプリケーターを用い1寵
の厚みとし、ギヤーオープン中で160℃、10分間キ
ュアーさせフィルムを得た。測色色差計により黄色度を
測定し7たとこる1、1であシ目視によシ鮮明な白色が
観察された。
比較例2 d−クミルパーオキシネオデカネート0.15 Kgの
代シにジオクチルパーオキシジカーボネート0、17 
K9を用いたほかは実施例ネと同様にしてフ・イルムを
得た。黄色度は3.9であシ、目視により淡黄色が観察
された。
特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. l塩化ビニル、またはこれと共重合しうる単量体と塩化
    ビニルの混合物を乳化重合するに際し、重合触媒として
    d−クミルパーオキシネオデカネートヲ使用することを
    特徴とする色相良好な塩化ビニルの乳化重合方法。
JP334882A 1982-01-14 1982-01-14 塩化ビニルの乳化重合方法 Granted JPS58120612A (ja)

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JP334882A JPS58120612A (ja) 1982-01-14 1982-01-14 塩化ビニルの乳化重合方法

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Publications (2)

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JPS58120612A true JPS58120612A (ja) 1983-07-18
JPH0358363B2 JPH0358363B2 (ja) 1991-09-05

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ID=11554845

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS543847A (en) * 1977-06-08 1979-01-12 Squibb & Sons Inc Adhesive for artificial hemorrhoids and intestine and application thereof

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS543847A (en) * 1977-06-08 1979-01-12 Squibb & Sons Inc Adhesive for artificial hemorrhoids and intestine and application thereof

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