JPS58116230A - 車両シ−ト - Google Patents

車両シ−ト

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Publication number
JPS58116230A
JPS58116230A JP22512182A JP22512182A JPS58116230A JP S58116230 A JPS58116230 A JP S58116230A JP 22512182 A JP22512182 A JP 22512182A JP 22512182 A JP22512182 A JP 22512182A JP S58116230 A JPS58116230 A JP S58116230A
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JP
Japan
Prior art keywords
side wall
locking
rail
cushion support
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22512182A
Other languages
English (en)
Inventor
ヴアルタ−・ゲルトナ−
ヴオルフガング・ガスマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keiper Recaro GmbH and Co
Original Assignee
Keiper Recaro GmbH and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keiper Recaro GmbH and Co filed Critical Keiper Recaro GmbH and Co
Publication of JPS58116230A publication Critical patent/JPS58116230A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/04Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
    • B60N2/16Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable
    • B60N2/18Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable the front or the rear portion of the seat being adjustable, e.g. independently of each other
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    • B60N2/1842Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable the front or the rear portion of the seat being adjustable, e.g. independently of each other characterised by the cinematic pivoting about an axis located in the rear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N2/16Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable
    • B60N2/18Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable the front or the rear portion of the seat being adjustable, e.g. independently of each other
    • B60N2/1892Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable the front or the rear portion of the seat being adjustable, e.g. independently of each other characterised by a lock
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N2/16Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable
    • B60N2/18Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable the front or the rear portion of the seat being adjustable, e.g. independently of each other
    • B60N2/1896Stepwise movement mechanisms, e.g. ratchets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シートクッションの側面に配置されてシート
横方向に延びる軸を中心として旋回可能にシートのクツ
ンヨン支持体と結合されておりかつ少なくとも2つの異
なった旋回位置でロック装置によって位置固定される少
なくとも1つのクッション付き側壁を備え、前記ロック
装置の協働し合う部材をシートのクッション支持体及び
側壁のクッンヨ/支持体と結合した形式の車両シート特
に自動車シートに関するものである。゛ この形式の車両シートは一連の欠点を有し、例えば比較
的高価な構造を有し、迅速かつ簡便には調節できず、し
かも小さな段階での調節を可能にしない。むしろこの点
に関しては、座部又は・々ツクレスト(背凭れ)の縦方
向に延びる軸を夫々中心として側壁を旋回させることの
↑きる別の形式の車両シートの方が、まだ増しである。
しかしながらこのように側壁旋回軸が縦方向に延びる場
合はシート横方向でのシートの所要スペースは側壁の旋
回位置に関連しているので、これ又差し障りがある。
従って本発明の課題は、車両シート特に自動車シートを
改良して、調節可能な各側壁を迅速かつ簡便に所要の又
は所望の位置へもたらすことがfき、しかも構造が単純
で、かつ、7−ト横方向でのシートの所要スペースを側
壁の調整位置に左右されないようにすることによって、
車両内の有効空間を最適に活用できるようにすることで
ある。
この課題を解決する本発明の要旨とするところは、ロッ
ク装置が、側壁の旋回用軸から間隔をおいて配置された
2つの相関的なロック部材を有し、両口ツク部材のうち
の一方が、側壁の旋回運動時には他方のロック部材に沿
って通り過ぎかつロック装置の作用時には選択可能位置
で他方のロック部材と協働するように構成されている点
にある。
本発明の解決策は、座部に側壁を有するノートの場合に
も、パックレストにのみ又は・2ツクレスト並びに座部
に側壁を有しているようなシートの場合にも有利である
。また座部及び(又は)・ぐツクレストの両側壁あるい
は、外側寄り乃至車両通路寄りにのみ設けられる側壁も
本発明のように構成することができる。
側壁の旋回範囲は、請求の範囲第2項に記載したように
一方のロック部材を構成することによって特に単純な形
式で任意の大きさにすることができる。
原則として側壁の無段階調節は必要でないのf、有利な
実施態様では両方のロック部材は請求の範囲第3項に記
載のように構成されている。
本発明の車両シートを請求の範囲第4項に記載のように
構成すれば、シート横方向で側壁に作用する力に対して
充分な安定性を側壁に与えるための付加的な手段が大抵
は必要でなくなるがゆえに特に有利である。この場合、
構造をできるだけ単純にするという意味合いから、請求
の範囲第5項に記載のように構成することによって、横
方向力はシートのクッション支持体へひいてはシート架
台へと有利に導くことができる。
側壁を請求の範囲第6項に記載のように構成すれば、シ
ードの外側寸法をシート横方向で変えることなしに、座
部面つまり着座面の有効幅を変化させることが可能にな
る。
請求の範囲第7項に記載のように側壁のクッション支持
体を構成すれば、経費並びに重量の点から見て有利であ
る。
側壁の調節を〒きるだけ簡便かつ迅速に行ないうるよう
にするために有利な実施態様↑はロック装置は請求の範
囲第10項に記載のように構成されている。この場合は
、ロック装置の操作部材を操作する必要なしに少なくと
も一方の旋回方向で側壁の調節を行なうことが可能であ
る。また請求の範囲第11項及び第12項に記載のよう
に構成すれば、着座者は一方の旋回方向でだけ調節力を
側壁に加えればよいので、側壁の迅速かつ簡便な調節が
可能になる。それのみならず、このように構成すること
によって個々の部品がカタカタ騒音を発生する不都合が
避けられる。
有利な実施態様の場合のようにロック部材が、旋回可能
に支承されたレバー大府しかつロック装置を作動せずに
一方の旋回方向での側壁調節が実施できる場合にはロッ
ク装置を請求の範囲第12項に記載のように構成するの
が特に有利である。それ・というのは、このように構成
すれ   ゛ば側壁の調節中にロック装置の操作部材の
グリップの往復動が避けられるか、らである。
ロック部材が、グリップを備えた旋回可能に支承され九
し・々−を有している場合には、係止レールの係止部に
係合するロック部材部分が、前記し・々−に設けた爪で
ある必要はない。例えば旋回可能々レバーによって、係
止レールと協働するロックビンが作動されてもよい。
請求の範囲第14項又は第15項に記載のロック部材を
有する実施態様は、構造が単純になるがゆえに特に有利
である。
ロック装置のロック作用を解除するためにグリップの操
作によって、ロック部材を保持するクッション支持体に
対して前記ロック部材を相対的に運動させる代りに、本
発明のシートを請求の範囲第16項に記載のよりに構成
する限り、ロック部材と、該ロック部材を保持するクッ
ション支持体とを固定的に結合することも可能〒ある。
それというのは側壁全体が、ロック部材を解離又は、係
止する方向に着座者によって動かされるから〒ある。
請求の範囲第17項に記載のように構成すれば、構造の
やはり単純な実施態様が得られる。
更に又、請求の範囲第18項に記載の実施態様では、側
壁のクッションから突出した操作部材を用いることなく
、可動ロック部材の作動が可能になる。勿論側の実施態
様の場合にも、請求の範囲第18項に記載の彎曲した板
ばねによって一方のロック部材を動かすことが可能〒あ
る。
この場合前記板ばねは、彎曲度を減少させる方向で負荷
を受けた際に板ばねの自由端部が、ロック部材をその係
止位置から離脱移動させる方向に運動するように配置さ
れればよい。
次に図面につき本発明の実施例を詳説する。
第1図乃至第4図に示した第1実施例は自動車シートで
あるが、図面では座部クッション1と、該座部クッショ
ンを支持するクッション支持体の一方の縦材2と、座部
の一方の側壁3が示されているにすかない。座部の他側
に設けられている図示を省いた他方の側壁は本実施例で
は側壁3に対して鋺映対称に同じように構成・配置され
ている。しかし他側の側壁は異なった配置・構成形式を
有していてもよく、例えば調節不能に座部クッションの
クッション支持体又はシート架台と結合されていて゛も
よい。これは、乗車・降車を容易にするため並びにシー
ト幅及びサイド支持面を変化させるためには、シートの
外側寄りの側壁3だけが移動調節〒きれば充分だからで
ある。
側壁3は、第2図に示したようにクッション4を有し、
該クッションの横断面の外側輪郭は、角隅に丸味をもち
かっ長辺を直立させた1つの長方形とは次の点フ異なっ
ている。すなわち内る。この欠如によって内側面の上方
部分4′は、前記内側面の下方部分の位置している旋回
平面と鋭角を成しかつ座部クッション1の着座面1′と
は鈍角を成している。側壁3が最低位置にある場合には
着座面1′から側壁3が上方へ突出する度合が最小にな
るが、この側壁3の最低位置では、前記内側面の上方部
分4′から下方部分への移行点は前記着座面1′の高さ
に位置している。
しかしこの移行点は着座面1′よりもやや低位又はやや
高位に位置していてもよい。第2図では側壁3の最低位
置は鎖線フ示されている。この最低位置において、着座
者の有効シート幅は最大値になる。最高位置では側壁3
は、−1第2図に実線で示した位置を占める。この場合
着座者の有効シート幅は最小値になる。しかしシート横
方向でのクツシ当74の弾性的な可祷度合は:クッショ
ンが着座者の大腿部の形状に適合〒きるほど太きい。従
って、クッション生の無負荷状態において側壁内側面の
上方部分4′から下方部分への移行点にある折曲部が邪
魔になることはなく、この折曲部は着座時の負荷によっ
て、程度の差こそあれほぼ完全に消滅する。シート幅を
変化させるために側壁3の位置を変化させることによっ
て、シートの横方向所要スペースが変動することはない
ので、著しく有利である。
本実施例ではクッション4の前半部の高さは、第1図に
示したように後半部の約2倍である。
これに基づき側壁3を調節した場合に、着座者の有効シ
ート幅及び着座塵のサイド支持面に作用するのは事実上
側壁の前半部分においてだけである。また本実施例では
側壁3とその旋回範囲は、クッション牛の前半部が側壁
3の最低位置においても着座面1′を超えて突出するよ
うに選ばれている。しかし側壁3の最低位置におい 。
テクッション4の上面が、座部クッション1の着座面1
′によって規定された面内に位置するようにしてもよい
のは勿論であシ、この場合はシート幅が単に拡張される
だけであり、着座者のためのサイド支持面はもはや存在
しない訳である。
クッション生の内部にはクッション支持体5が設けられ
ており、該クッション支持体は本実施例ではプラスチッ
ク製であるが、金属部材であってもよい。クッション支
持体5は、僅かな間隔をおいて並列的に位置する2枚の
扁平なプレート6を有し、該プレートはクッション4の
高さ方向及び長さ方向に延在し、従って本実施例では鉛
直平面内に位置している。後端部へ向って高さを減じる
両プレート6はその上縁に沿ってウェブ部分によって互
に結合されて一体に構成されている。上から下へ向って
延在しかつ相互間隔をおいて配置された複数のリブ7は
両プレート6を付加的に結合しかつ下向きに開いた複数
のポケットを形成している。
座部寄りのプレート6の後端部は、はぼ逆U字形の軸受
体8の一方の脚片と結合されており、該軸受体8は、ク
ッション支持体の前記縦材2に上方からかぶさっている
。軸受体8の両脚片並びに縦材2をシート横方向で貫通
する1本のねじ9は旋回軸を形成し、該旋回軸を支点と
して側壁3は旋回することができる。要するに本実施例
では側壁3の旋回運動はシート縦方向に平行な鉛直平面
内を行なわれる。
前記縦材2の前端範囲において該縦材には、上向きに延
びるレール10の下端部が固定されており、該レールは
、クッション支持体5の前方終端部分において、しかも
前記のリブ7によって形成された複数のポケットのうち
の1つのポケット内で両プレート6間に遊びなしに、又
はせいぜい微小の遊びを以て係合している。それゆえに
クッション支持体5は旋回運動時にはねじ9によってば
かりでなくレール10によってもガイドされる。更に又
レール10は、側壁3に加えられる横方向力を吸収しか
つ該横方向力を縦材2へ導く。
レール10の前縁は、第1図に示したようにラックとし
て構成されており、該ラックの歯11は鋸歯形を有して
いる。歯11の上位歯面がレール10の長手方向に対し
て垂直に位置して鋭角を成している。
歯11の構成に基づいてレール10は側壁3を任意の旋
回位置に選択的に固定させるロック装置の係止レールを
も形成している。このロック装置は、レール10と協働
する素子として爪12を有し、該爪は、ねじ9に平行に
プレート6内に固定配置された1本のビン13上に旋回
可能に支承されておりかつ該ビンから下向きに延在しか
つ屈曲自由端で以て歯11の間に係合する。前記ピン1
3上には爪12と並んで扁平な操作し・ζ−14が支承
されており、該操作し・ζ−は前方でクッション支持体
5から突出しかつ突出端部にグリップ15を保持してい
る。着座者が前記グリップ15を掴みかつ、操作し・ζ
−14に作用する戻しばね16の力に抗して上方に引上
げうるようにするため、また他面においてグリップ15
が邪魔にならないようにするため、第1図から判るよう
にクッション生は前面側に、前方に向ってだけ開いた凹
設部4“を有し、該凹設部内にグリップ15が支障なく
操作できるように位置している。第4図に示すように操
作し・ζ−14の下向旋回範囲はストップビン17によ
って制限される。操作レ−′?−1+の上向旋回運動時
には、爪12の突起に接する連行ビン18が、爪12を
歯11との噛合い状態に保とうとする双脚ばね19の力
に抗して爪12を連行する。歯11が鋸歯形ネあるので
、着座者が手をクッション4の上面に載せてグリップ1
5を予め引上げたのちには、側壁3は下向きにだけ旋回
することができる。その場合、一端が縦材2にかつ他端
がクッション支持体5に係合している張設された引張ば
ね20が着座者の所望に応じて側壁3を下向旋回させる
。新たな調節位置でのロックはグリップ15を放すこと
によって行なわれる。側壁3を上向旋回させるために′
は着座者は、側壁3の前端を下から掴むか又は凹設部4
″を掴んで所望分だけ引上げればよい。この場合、歯1
1の鋸歯形に基づいて爪12は歯11を超えて摺動する
。側壁3の上向旋回時には操作レバー14及びグリップ
15はいかなる運動も行なわない。それというのは、第
4図から判るように爪12は時計回り方向の回転運動を
操作レバー14に伝達できないからである。
要するに側壁3の調節はきわめて簡便であり、また全調
節範囲にわたって比較的小さなステップで行なうことが
できる。それというのは、レール10に微細な歯列を設
けるのに何の困難もないからである。また引張ばね20
と双脚ばね19を設けたことによって、強い車両震動の
場合にもロック・装置がガタガタ騒音を発するようなこ
とはない。
また鋸歯形を前記とは逆方向に設けることも可能であり
、このようにすれば、特に降車を容易にするべく側壁3
を下向旋回させるためには該側壁に単に上から押圧力を
加えればよいことになる。下向旋回不能に側壁を噛合式
にロックする必要がない限り、各歯11の両歯面は、調
節時に爪12を態々操作し・ζ−14によって解離させ
る必要がないほど強い勾配を有することもできる。この
場合操作レバー14及びグリップ15は不要になる。
第5図に示した第1実施例の変化態様はロック装置の構
成の点だけ異なっているにすぎない。
従って第1実施例に照応した相当部分には同一符号に1
00を加えて示し、また以下の説明もロック装置の構成
だけに限った。
縦材102に固定されていて側壁103のクッション支
持体105内に遊びなく又は少なくともほぼ遊びなく下
から係合しているレール110は上端範囲でU形状に成
形されておシ、このU形成形部の両脚片はクッション支
持体l○5のプレート106に接している。クッション
支持体105の高さ方向に延在するウエゾ部分は複数の
孔111を有し、これらの孔は、側壁103の旋回方向
に並んだ孔列を形成しかっ係止孔として働く。これらの
係止孔と協働する係止素子は、スリーブ121内で縦方
向に摺動可能かつ回動不能にガイドされてばね負荷され
たロックビン112から成っている。ロックビン112
及びスリーブ121は市販の構成部材であり、スリーブ
は、ロックビン112の自由端部112′が孔111内
へ侵入できるようにクッション支持体105内で位置固
定されている。
レール110のU形状に成形された上端部の、スリーブ
121に向って屈曲された部分122はスリーブ121
のストッパとして役立ち、ひいては側壁103の旋回範
囲を制限する。
ロックビン112の後端部は、第5図から判るように横
ピンを有し、該横ピンは、アングルレバ−として構成さ
れた操作し・ζ−114のスロットに係合している。操
作し・S−114はビン113上に旋回可能に支承され
ており、該操作し・ζ−の一方のアーム及び、該アーム
の自由端に配置されたグリップ115は、クッション1
04の前面側、に設けられた凹設部104〃内に入り込
んでいる。
グリップ115を作動する必要なしに一方の旋回方向で
側壁103を調節しうるようにすることが所望される限
り、第5図に示したように、孔111と協働するロック
ビン112の自由端部112′に斜め面取りを施すこと
が可能である。
第6図及び第7図に示した第2実施例は自動車シートで
あシ、該自動車シートの軸225を中心として旋回可能
な・ζツクレスト(背凭れ)は一方の側に側壁203を
有している。鏡映対称に構成・配置された側壁(図示せ
ず)が・ζツクレストの他方の側に設けられている。し
かしながら第6図ではこの自動車シートのうち、ノ々ツ
クレストのためのクッション支持体202の一部分並び
に側壁203しか図示されていない。
このシートはその座部範囲にやはり側壁を有することも
でき、該側壁は原理的に側壁203と同じように構成さ
れてもよい。しかし又、第1図乃至第5゛図に示した側
壁を座部に設けることも可能であるのは勿論であり、該
側壁は、ノ々ツクレストに適した輪郭を賦与する限りパ
ックレスト用の側壁としても使用することができる。
ところで側壁203は、着座者の腰部から胸郭の下部分
にかけてサイドから支えるために役立つ。従って側壁2
03のクッション204は前記の範囲にわたっている。
クッション204はクッション支持体205によって支
持され、該クッション支持体は第6図に示したように上
端範囲に、・ζツクレストの旋回軸225に平行な軸2
09を中心として旋回可能にノζツクレストのクッショ
ン支持体202と連結されている。
従って側壁203はクシジョン支持体202の側面で、
実質的に鉛直な平面内で前後に向って旋回することがで
き、この場合側壁203の下端が最大の旋回運動行程を
行なう。・ぐツクレストのクッションを超える側壁20
3の張出し分が、・ζツクレストの縦方向形状に関連し
ているのは勿論であるが、着座者に側面からの良好な支
持作用を与えるのに充分な寸法である。
クッション支持体205は金属製でもよいが、本実施例
では並列的に相互間隔をおいて配置された2枚のプレー
ト206(第7図)を有するプラスチック体から成り、
前記の両プレートは縁部範囲において、かつ又図示を省
いたリブによって、互に結合されており、従って狭幅で
はあるが形状安定性のある中空体を形成している。
第6図に示すようにクッション支持体205は下半部に
おいて、軸209を中心とする1本の円軌道に沿って延
びる溝227を有し、該溝の両側面を形成する壁228
は互に並行に延びかつほぼ長方形の溝形状を規定してい
る。溝227はノコツクレストのクッション支持体20
2に向って、その溝幅の一部分でのみ開いている。
それというのは、クッション支持体202寄りのプレー
ト206の帯状区分206′が、第6図から判るように
軸209寄りの壁228を超えて延びているからである
。溝227内には、本実施例では金属から成るレール2
10が配置されており、該レールは溝227の形状に相
応して湾曲されておりかつ例えばねじ又はリベットによ
ってクッション支持体202に固定されている。第7図
から判るように前記レール210はL形断面形状を有し
ている。レールの一方の脚部は帯状区分206′に背面
から係合しているのでレール227はクッション支持体
205のだめのガイドを形成し、このガイドは、シート
横方向に作用する力をも吸収しかつ・々ツクレストのク
ッション支持体202に導入することができる。
同時にレール21○は、側壁203を選択可能な旋回位
置でロックするロック装置の一方の構成要素を形成して
いる。従って、帯状区分206′に背面から係合しかつ
軸209の方に向いているレール210の脚部は、軸2
09の方に向いた台形状の複数の歯211を有し、該歯
は溝227の縦方向に延びるラックを生ぜしめかつ歯間
隙に夫々1つの係止部を形成している。
ロック装置の他方の構成要素はスライダ212によって
形成され、該スライダはクッション支持体205の、軸
209に関して半径方向に延びるガイド229内で並進
摺動可能でありかつ横方向ずれ不能に形状嵌合式に支承
されている。
第7図から判るように、軸209の方に向いているスラ
イダ212の端部はフック状に構成されている。該フッ
ク状端部は、クッション支持体202から離反した方の
プレート206内に形成されたガイドスロットを貫通し
、かつ、歯211を有するレール210の脚部に係合し
ている。これによってスライダ212も、ノコツクレス
トの横方向で側壁203に作用する力をレール210へ
導くのに役立つ。第7図から判るようにスライダ212
のフック状端部のヨーク部分には歯状突起212′が一
体成形されている。
該歯状突起の横断面形状は、歯211間に形成された係
止部の形状に適合している。それというのは歯状突起2
12′はロック位置において前記係止部の1つに係合し
く第6図参照)、ひいては側壁203を旋回運動不能に
噛合式にロックするからである。一端でスライダ212
に、また他端では軸209から離反した方の壁228に
支えられていてスライダ212同様にガイド229内に
位置しかつゾレローPのがけられた圧縮コイルばね21
9は、スライダ212の歯状突起212′をレール21
○の歯間隙に噛合わせた状態に保つ。側壁203を旋回
できるようにするためには、スライダ212の下端部に
一体成形されていて側壁203を幾分超えて下向きに突
出したグリップ215によって着座者はスライダ212
を上方へ摺動させ係止部から歯状突起212′を解離さ
せねばならない。次いで側壁203を例えば、第6図に
実線で示した位置から破線で示した位置へ旋回させたの
ち、ただグリップ215を再び解放すればよい。グリッ
プを解放すれば圧縮コイルばね219の作用によってス
ライダ212は再びロック位置へ移動する。場合によっ
ては係止部に歯状突起212′を整合させるために側壁
203の旋回位置を僅かに修正すればよい。
第8図及び第9図に示した第2実施例の変化態様は第6
図及び第7図の場合と同じく車両シートであり、該車両
シートのノコツクレストは、該ノζツクレストの旋回軸
に平行な軸309を中心として旋回可能に懸垂式に配置
された側壁303を有している。この変化態様が第6図
及び第7図の第2実施例と実質的に異なっている点はロ
ック装置の構成が異なっていることだけでしかないので
、この異なった点のみを次に説明する。
なお、まだ説明していない残りの実施例の場合も同様に
、照応した構成部分には、1の位と10の位で同じ数の
対照符号を付した。
側壁303のクッション支持体305の軸309に同心
的な1つの円弧に沿って延びる溝227は外向きに開い
ておりかつ、溝底を形成するウェブ部分に、溝の縦方向
に延在するスロット330を有し、該スロットを2本の
スペーサビン331が貫通し、両スペーサビンは・々ツ
クレストのクッション支持体302と固定的に結合され
ており、かつ、溝227内に配置されたレール310を
クッション支持体302と固定的に結合している。要す
るにレール310はこの変化態様においても・々ツクレ
ストの横方向で側壁30−3に作用する力を・々ツクレ
ストのクッション支持体302へ導入する。
軸309から峡反していて溝327を側方で制限する壁
328内に切除部332が穿設されており、該切除部を
爪312が貫通し、この爪は、軸309に平行にクッシ
ョン支持体305内で固定的に配置されたビン313上
に旋回可能に支承されている。この爪312はレール3
10と協働してロック装置を形成し、前記レール310
は爪312寄りの縁範囲に複数の歯311を有しかつ歯
間隙に夫々1つの係止部を形成している。係止部の形状
及び、該形状に適合した爪の自由端の形状は、ロック状
態で側壁303を旋回不能に保つように選ばれている。
爪312を操作するために、ビン313から下向きに延
び、要するに爪に対してほぼ直角に延びる操作し・ζ−
314が前記型312に一体成形されており、該操作レ
バーは、・側壁303のクッション304の下縁を超え
て下方に突出するグリップ315を有している。係止部
と爪312との噛合を解除するためには、操作し・之−
314に作用している戻しばね316の力に抗して着座
者が前記グリップ315を前方へ引がねばならない。所
望の新たな旋回位置が側壁3゜3に得られるとグリップ
315は再び解放賽れる。この解放に伴なって戻しばね
316は自動的にロックを生ぜしめる。いずれにしても
係止部への爪の正しい噛合を可能にするために旋回位置
は僅かに修正されねばならない。
第10図に示した第3実施例は1,6ツクレストのクッ
ション支持体402に側壁403を枢着する形式及び該
側壁の形状については第6図乃至第9図に示した第2実
施例に合致しているが、両者の相違点はロック装置が異
なっていることと、側壁403のクッション支持体40
5が管フレームであることだけである。しかしまた本実
施例のロック装置は、クッション支持体としてプラスチ
ック体を有する側壁の場合にも設けることができる。な
お念のために付記しておくが、他の実施例の場合と同様
に、・々ツクレストの他側に設けられる側壁は鏡映対称
に等しく構成・配置されておシ、かつ該側壁構造は原理
的に座部のためにも適用することができる。
ノζツクレストのクッション支持体402の、側壁40
3に面した側にはi/−ル410が例えば溶接又はリベ
ット締結によって固定されている。金属から成るこのレ
ール410はZ形の断面形状を有している。クッション
支持体402から間隔をおいて位置しかつ下向きの、要
するに旋回用の軸409から離反する方向のレール脚部
は縦方向スロット430を有し、該縦方向スロットは、
軸409に同心的な1つの円弧に沿って延びている。縦
方向スロット430の下縁を制限するレール帯状縁部に
は、前記縦方向スロットの方に向って開いていて相互間
隔をおいて分配された複数の係止部411が設けられて
おシ、該係止部は本実施例では半円形の成形溝である。
Z形断面のレール410の、縦方向スロット430を有
する脚部に溝形レール405′が下側からかぶさってお
り、該溝形レールは、側壁403の下端部に沿って延び
る、側壁用クッション支持体405の部分を形成してい
る。従ってレール410は本実施例においても、枢支用
の軸409から離隔した方の側壁端部のためのガイドを
形成し、かつ、・々ツク、レストの横方向で側壁403
に作用する力を嵌合によって吸収する。
溝形レール生05′には、やはり溝形断面を形成する爪
412の一方の終端区分が下側からかぶさっており、前
記爪は、軸409に平行に配置されて縦方向スロット4
30を貫通するピン413上に旋回可能に支承されてお
り、該ピンは溝形レール405′に固定配置されている
。前記ビン413に平行にかつ該ピンから間隔をおいて
爪412内には爪ビン412′が配置されており、該爪
ビンは、選定旋回位置に側壁403をロックするために
係止部411の1つに嵌合する。一端で溝形レール40
5′に、また他端では爪412に支えられプレロードの
かけられた圧縮コイルばね419は爪ビン412′を選
定係止部411と嵌合した状態に保つ。側壁403リツ
プ415として構成されていて側壁403のクッション
404の下縁から下向きに突出した爪412の自由端部
を、圧縮コイルばね419の力に抗して押上げねばなら
ない。この押上げによって爪412が旋回運動を行なう
と爪ピン412′は係止部から離脱して縦方向スロット
430内へ入る。こうして側壁403は旋回可能になる
。この場合、爪の旋回軸を形成するビン413だけでな
く爪ピン412′も縦方向スロット43o内を移動する
。所望の新たな旋回位置でグリップ415は再び放され
る。係止部411の1つに爪ビン412′が正しく嵌合
すると側壁は再び自動的にロックされる。
第1乃至第3実施例とは異なって、第11図及び第12
図に示した第4実施例では、(第6図乃至第1o図の実
施例では自動車シートのパックレストに設けられていた
が、かかるシートの座部にも設けることのできる)側壁
503は、該側壁を支持するクッション支持体502に
対して、シート横方向に延びる軸509を中心として旋
回可能であるばかりではなく、付加的に又、前記軸50
9に対して半径方向にシフト可能に該軸と連結されてい
る。軸509は、座部に対して・々ツクレストを相対的
に旋回させる場合の支点を成す旋回軸525に平行に配
置されておりかつプレート534によってノ々ツクレス
トのクッション支持体502と固定的に結合されている
。従って側壁503を軸509の半径方向でシフト可能
にするために軸509から半径方向にロッド535が突
設されており、該ロッドは多角形断面形状又は扁平面取
り部を有し、かつ、軸509上で回動可能かつ軸方向に
摺動不能に支承されたブツシュ536によって保持され
る。・、側壁503の、管フレームとして構成されたク
ッション支持体505の上端部は、ロッド535上で該
ロッドの縦方向に摺動可能に、しかじ回動不能にガイド
されている。ロッド535を囲繞したプレロードのかけ
られた圧縮コイルばね519は、ロッド535に沿って
摺動可能に支承されたクッション支持体505の端部を
ロッド535の自由端の方に押圧しており、これは、側
壁503を下向きのソフト方向に負荷することを意味し
ている。
ノ々ツクレストのクッション支持体5o2の、側壁50
3に面した方の側には、側壁の下端の高さで(本実施例
では金属製の)レール510が固定されており、該レー
ルは、軸509の方に向って開いた溝形断面形状を有し
、がっ、軸509に同心的な1つの円弧に沿って延びて
おり、あるいはこの円弧の曲率半径が犬であるがゆえに
直線状に構成されてもよい。これは前述の実施例につい
ても該当する。側壁503のクッション504は、レー
ル51○に整合された凹設部504′を有し、この凹設
部内にレール510は嵌合している。凹設部504′内
には側壁503のクッション支持体505の下端部も侵
入している。この下端部は本実施例では、レール510
の溝形成形部内に係合するように構成されている。しか
しこの下端部は、レールの−方の脚部に上側からかぶさ
るように構成されていてもよい。倒れの場合にもレール
510は側壁のための付加的なガイドを形成し、このガ
イドは、シート横方向で側壁に作用する力を吸収する。
レール510内には、上向きの複数の歯511を有する
ラック510’が配置されている。該ラック510′は
例えば複数本の横ピンによってレール510と固定結合
されている。側壁5゜3のクッション支持体505の下
端部を形成するガイ1体505′はレール510の溝形
断面形状に適合した四角形断面形状を有しかつ下向きに
突出した1つの係止歯512を備え、該係止歯は、前述
の実施例の爪の自由端と同様に1つの係止部内に係合し
、これによって側壁を選定旋回位置にロックする。
側壁503を別の旋回位置へもたらすためには、着座者
は該側壁を圧縮コイルばね519の力に抗して上方今、
つまシ軸509の方に向って引上げ又は押上げなければ
ならない。この操体壁503を新たな旋回位置へもたら
したのち該側壁は再び解放される。次いで該側壁は圧縮
コイルばね519の力によって下方に移動し、それに伴
なって係止歯512は再び係止部の1つに噛合う。
側壁503のクッション支持体5050下i部がレール
510の一方の脚部にかぶさっている限りでは、該脚部
をラックとして構成することも可能である。この場合係
止歯は例えば1本の横ピンによって形成され、該横ピン
は、レールにかぶさるクッション支持体の2つの脚部内
に固定されている。
第13図乃至第16図に示した本発明の自動車シートの
第5実施例は少なくとも座部の一方の側に側壁603を
有し、該側壁は、シート横方向に延びる軸609を中心
として旋回可能に座部クッション601のクッション支
持体602に枢着されている。側壁の形状をそれ相応に
形成すれば該側壁はシートの・々ツク1ノスト(図示せ
ず)のクツンヨン支持体にも枢着することができる。
側壁603のクッション支持体605は1枚のプレート
から成り、該プレートの上向きの前縁区域は、座部から
離れる方向に高められている。
クッション支持体605の後端部で旋回軸609を通す
ために設けられた開口に同心的に前縁区域の近くで第1
のスロツ)640がクッション支持体605内に設けら
れておシ、該スロットを、座部クッション支持体602
に固定されたビンが貫通しており、該ビンは、シート横
方向で側壁に加えられる力を座部クッション支持体に導
入するために前記スロット640にかぶさるヘッドを有
している。なお念のために付記しておくが前記旋回軸6
09は、クッション支持体605が軸方向にずれるのを
防止する役目も掌る。やはり旋回軸609に同心的に延
びる第2のスロツ)641が上縁区域の近くで旋回軸6
09から第1スロツート640よりも幾らか小さな間隔
をおいてクッション支持体605内に設けられている。
座部クッション支持体602に固定されていて旋回軸6
09に平行に配置されたビン610が前記第2のスロッ
ト641を貫通し、該ビンは、側壁603を選定ロック
位置にロックさせるロック装置の第1のロック部材を形
成している。ビン610はリング円板状のカラーを有し
、該カラーは、座部から離反した方の側で、第2スロツ
ト641の低められた縁の上にかぶさっている。従って
クッション支持体605の、座部から離反した方の側面
からは、ビン610の、カラーに接続した終端部分だけ
が突出しているにすぎない。
ビン610に所属した第2のロック部材はスライダ61
2として構成されており、該スライダは、座部から離反
した方の側でクッション支持体605に設けられている
1がイドレール644内で縦方向に摺動可能にガイドさ
れている。
スライダ612の摺動方向は第2スロツト641の縦方
向に対して少なくともほぼ直角に延びている。金属素材
から押抜かれて成るスライダ612は、ビン610寄シ
の終端区分に゛、第2スロツト641の延在方向で相互
間隔をおいて配設された2つの係止部645を有してい
る。
しかしただ1つの係止部又は比較的多数の係止部が設け
られていてもよい。側壁603の旋回位置に応じてビン
610の終端部分は係止部645の1つに係合する。こ
のロック位置においてスライダ612はビン610のカ
ラーの上にかぶさる。従ってシート横方向でクッション
支持体605に作用する力はビン610を介しても座部
クッション支持体602へも伝えられる。
本実施例では第2スロツト641の長さは、ビン610
が第2スロツト641の一方又は他方の端部に位置する
場合にビン610の終端部分がスライダ612の一方又
は他方の縦辺に接するように選ばれている。従って側壁
603はその旋回範囲の両路端位置においても、ビン6
10とスライダ612から成るロック装置によってロッ
クされる。
円弧状に湾曲された板ばね646の一端が固定されてお
シ、該板ばねの他端はクッション支持体605に固定さ
れている。板ばね646はほぼスライダ612の運動方
向で、該スライダの係止部645を有する端部を超えて
延在しかつ側壁603の外側の方に向って湾曲している
。この湾曲した部位で加圧プレート647がクッション
体内に埋込まれており、該加圧プレート647を着座者
は、例えば側壁を上側から掴んで内方に向って、つまり
クッション支持体605に向けて押圧することができる
。加圧プレート647に加えられた押圧力によって板ば
ね646の湾曲度(曲率)は減少する。その際スライダ
612は、ビン610を解放する解放位置へ後退する。
加圧プレート647を放すと板ばね646は再び元の曲
率に戻る。それに基づいて側壁603は再び自動的にロ
ックされる。いずれにしても板ばね646による負荷を
受けて係止が行なわれるまで僅かな旋回運動が必要であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を一部破断して示した略示
側面図、第2図は第1図の■−■線に沿った断面図、第
3図はクッションを取外した状態で示した第1図の側壁
並びに該側壁を支持するシート架台部分の平面図、第4
図は第1図に示した実施例の部分的拡大図、第5図は第
1実施例の変化態様を一部縦方向で破断して示した略示
側面図、第6図は本発明の第2実施例の略示側面図、第
7図は第6図の■−■線に沿った断面図、第8図は第2
実施例の変化態様の略示側面図、第9図はクッションを
取外した状態〒示した第8図の側壁の縦断面図、第10
図は本発明の第3実施例の略示側面図、第11図は本発
明の第4実施例の略示側面図、第12図は第11図に示
した側壁を縦断面して示すと共に該側壁を支持する・々
ツクレスト(背凭れ)のクッション支持体を概略的に示
した図、第13図は第14図の■−X■線に沿って示し
だ本発明の第5実施例の縦断面図、第14図は第13図
に示した第5実施例の平面図、第15図は第13図のx
v −xv線に沿った断面図、第16図は第13図の一
部分の拡大図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 シートクッションの側面に配置されてシート横方
    向に延びる軸を中心として旋回可能にシートのクッショ
    ン支持体と結合されており、かつ少なくとも2つの異な
    った旋回位置でロック装置によって位置固定される少な
    くとも1つのクッション付き側壁を備え、前記ロック装
    置の協働する部材をシートのクッション支持体及び側壁
    のクッション支持体と結合した形式の車両シートにおい
    て、ロック装置が、側壁(3;103;203;303
    ;403;503;603)の旋回用軸(9;209;
    309 ;409 ;509 ;609 )から間隔を
    おいて配置された2つの相関的なロック部材(10,1
    2;110,112,112’;210.212.21
    2’;310,312;410.412,412’;5
    10.512;610.612)を有し、両口ツク部材
    のうちの一方が、側壁(3;103;203;303 
    ;403 ;503 ;603 )の旋回運動時には他
    方のロック部材に沿って通り過ぎかつロック装置の作用
    時には選択可能位置〒他方のロック部材と協働するよう
    に構成されていることを特徴とする、車両シート。 2一方のロック部材が、少なくとも大体において側壁(
    3,103;203;303;403;503)の運動
    方向に延びるレール(10;110;210;310;
    410;510)である、特許請求の範囲第1項記載の
    車両シート。 3、一方のロック部材(10;110;210;310
    ;410 ;510 ;、612 ’)をレールとして
    構成した場合、該レールが、ロック装置の作用時に1つ
    の係止要素を形成する他方のロック部材(12;112
    .112’;212.212’;312;412.41
    2’;512;610)を係合させる少なくとも1つの
    係止部を有している、特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の車両シート。 4、 レールが、その縦方向で相互間隔をおいて配設さ
    れた複数の係止部を有する係止レール(10;110;
    210;310;410;510)である、特許請求の
    範囲第3項記載の車両シート。 5、 レール(10;110;210;310;410
    ;510)が、該レールをシート横方向で嵌合式に保持
    するガイド内に係合している、特許請求の範囲第4項記
    載の車両シート。 6 側壁(3;103;203;303;403 ;5
    03 ;603)の自由端からの両口ツク部材(10,
    12;110,112.112’;210,212 ;
    310,312 ;410.412,412’;510
    ,512;610.612)の距離が、側壁旋回用の軸
    (9;209 ;309 ;409 ;509 ;60
    9)からの距離よりも小である、特許請求の範囲第1項
    乃至第5項のいずれか1項記載の車7 側壁(3;10
    3;203;303)のクッション支持体(5;105
    ;205;305)がプラスチック体でありミかつ、金
    属から成る係止レール(10;110;210;31O
    )のためのガイドが前記プラスチック体と一体に構成さ
    れている、特許請求の範囲第3項乃至第6項のいずれか
    1項記載の車両シート。 8 係止レール(10)に設けられた複数の係止部の少
    なくとも一方の側面及び、該係止部内に係合するロック
    部材(112)の部分(112’)の少なくとも一方の
    側面又はその何れかが、自縛作用域外に勾配を有してい
    る、特許請求の範囲第3項乃至第7項のいずれか1項記
    載の車両シート。 9 係止部が、順次続く鋸歯状の夫々2つの歯間の歯間
    隙によって形成されている、特許請求の範囲第8項記載
    の車両シート。 10、側壁(3)に回転モーメントを及ぼす戻しばね(
    20)の一端が側壁(3)のクッション支持体(5)に
    、また他端がシートのクッション支持体(2)に係合し
    ている、特許請求の範囲第1項乃至第9項のいずれか1
    項記載の車両シート。 11、  ロック部材が、旋回可能に支承されてばね負
    荷されたし・ζ−(12,14;114;312.31
    4;412)を有している、特許請求の範囲第3項乃至
    第10項のいずれか1項記載の車両シート。 12、  レバーが、旋回可能に互に連結された少なく
    とも2つのアーム(12,14)並びにプレロードのか
    けられたばね(19)を有し、前記の両アームの相対的
    な旋回度が一方の方向でストン・e(18)によって制
    限されており、かつ前記ばねが、前記ストン・ξによっ
    て規定された位置に両アームを保とうとする、特許請求
    の範囲第11項記載の車両シート。 13、  ロック部材が、縦方向摺動可能にガイドされ
    てレバー(114)によって操作可能なロックピン(1
    12,112’)を有している、特許請求の範囲第11
    項又は第12項記載の車両ノート。 14、  ロック部材が、並進運動可能な、ばね負荷さ
    れたスライダ(212)として構成されている、特許請
    求の範囲第3項乃至第10項のいずれか1項記載の車両
    シート。 15  スライダ(212)の運動方向が、側壁(20
    3)の旋回用軸(209)に関して少なくともほぼ半径
    方向に選ばれている、特許請求の範囲第・14項記載の
    車両シート。 16  側壁(503)が、その縦方向にはシフト可能
    かつ側壁縦軸線を中心としては回動不能に旋回用軸(5
    09)と結合されておシ、・−かつ係止レール(510
    )のみならず、側壁(503)の縦方向シフトによって
    係止可餌・係止解除可能な係止歯(5’12 )もまた
    、前記係止レール及び係止歯を保持するクッション支持
    体(505)と固定的に結合されている、特許請求の範
    囲第3項乃至第15項のいずれか1項記載の車両シート
    。 17.  係止部材(610)がシートのクッション支
    持体(602)と固定的に結合されており、かつ、前記
    係止部材と協働するロック部材(612)が、前記係止
    部材の運動経路に対して直角な方向で係止部材に対して
    相対運動可能に側壁(603)のクッション支持体(6
    05)でガイドされている、特許請求の範囲第1項乃至
    第3項のいずれか1項記載の車両シート。 18、  ロック部材が、並進運動可能なスライダ(6
    12)として構成されており、該スライダが、係止部材
    (610)の方に向いた端部に単数又は複数の係止部(
    645)を有し、かつ前記スライダ(612)には、側
    壁(603)の外面の方に向って彎曲された板ばね(6
    46)の一端が作動部材として係合しており、また前記
    板ばねは他端↑前記側壁(603)のクッション支持体
    (605)に固定されており、かつ板ばねの彎曲塵の減
    少時に前記スライダ(612)を解放位置へ移動させる
    、特許請求の範囲第17項記載の車両7−ト 。 19、側壁(603)のクッション支持体(605)が
    、ビン(610)として構成された係止部材を通すため
    のスロツ)(641)を有し、前記ビン(610)が、
    前記スロット(641)の縁部とスライダ(612) 
    トノ間に係合するカラーを有している、特許請求の範囲
    第18項記載の車両シート。
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