JPS58113521A - 内燃機関のオイル戻し装置 - Google Patents
内燃機関のオイル戻し装置Info
- Publication number
- JPS58113521A JPS58113521A JP21328281A JP21328281A JPS58113521A JP S58113521 A JPS58113521 A JP S58113521A JP 21328281 A JP21328281 A JP 21328281A JP 21328281 A JP21328281 A JP 21328281A JP S58113521 A JPS58113521 A JP S58113521A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- chamber
- crank chamber
- pressure
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M9/00—Lubrication means having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M7/00
- F01M9/10—Lubrication of valve gear or auxiliaries
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、内燃機関において動弁機構に給油されたオイ
ルのクランク室側への戻し、及びクランク室とオイルパ
ンとの間を仕切る隔壁板上に溜るオイルのオイルパン側
への戻しを強制的に行うオイル戻し装置に関するもので
ある。
ルのクランク室側への戻し、及びクランク室とオイルパ
ンとの間を仕切る隔壁板上に溜るオイルのオイルパン側
への戻しを強制的に行うオイル戻し装置に関するもので
ある。
一般に内燃機関では動弁機構をｌＩ滑したオイルを戻す
のに、その勘弁機構を有するロッカー室とクランク室と
をオイル戻し通路で連通させ、このオイル戻し通路中オ
イルを自重落下して戻すようになっている。
のに、その勘弁機構を有するロッカー室とクランク室と
をオイル戻し通路で連通させ、このオイル戻し通路中オ
イルを自重落下して戻すようになっている。
また、特に高速用の機ｌｌＩζしてクランク室とオイル
パンとの闇を隔壁板で仕切り、オイルパン内のオイルが
跳ね上ってクランク軸の回転に対し抵抗となることを防
ぐようにした方式がある。そして、この場合には上述の
勘弁機構、クランク軸ジャーナル部等をｍ滑してクラン
ク室に戻るオイルのすべでは隔壁板上に溜ることになり
、このためこの隔壁板上のオイルをそこに開口して設け
た孔から上述のオイル戻し通路の場合と同様に自重落下
してオイルパン側に戻すようになっている。
パンとの闇を隔壁板で仕切り、オイルパン内のオイルが
跳ね上ってクランク軸の回転に対し抵抗となることを防
ぐようにした方式がある。そして、この場合には上述の
勘弁機構、クランク軸ジャーナル部等をｍ滑してクラン
ク室に戻るオイルのすべでは隔壁板上に溜ることになり
、このためこの隔壁板上のオイルをそこに開口して設け
た孔から上述のオイル戻し通路の場合と同様に自重落下
してオイルパン側に戻すようになっている。
ところで、クランク室にはピストンの往復運動に伴うピ
ストン背圧で圧力が正負に変動し、所謂脈動圧を生じて
おり、特に高速回転の場合にはこの脈動圧が非常に短い
周期で上述のオイル戻し通路や隔壁板の孔にも作用する
ことでそれらをｍｓ状態にすることがある。かかる高速
回転時には潤滑用のオイルポンプも高速で駆動して機関
各部への給油量が多く、このためむしろオイル戻し量を
多くする必要があるが、上述のようにオイルの戻しが損
われると、必然的にロッカー室、隔壁板に多儀のオイル
が頻回してオイル吹き等の不具合いを招く。
ストン背圧で圧力が正負に変動し、所謂脈動圧を生じて
おり、特に高速回転の場合にはこの脈動圧が非常に短い
周期で上述のオイル戻し通路や隔壁板の孔にも作用する
ことでそれらをｍｓ状態にすることがある。かかる高速
回転時には潤滑用のオイルポンプも高速で駆動して機関
各部への給油量が多く、このためむしろオイル戻し量を
多くする必要があるが、上述のようにオイルの戻しが損
われると、必然的にロッカー室、隔壁板に多儀のオイル
が頻回してオイル吹き等の不具合いを招く。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、クラン
ク室に生じるピストン背圧の圧力変動による脈動圧を利
用して、クランク室とロッカー室との閑、及びクランク
室とｆＩＩｍ！板を介してオイルパンの間に空気を循環
させ、この循環空気流によりロッカー室のオイルはクラ
ンク室に、クランク室の隔壁板上のオイルはオイルパン
にいずれも強制的に戻すようにして、特に高速回転時オ
イルが良好に戻るのを可能にした内燃機関のオイル戻し
装置を提供することを目的とする。
ク室に生じるピストン背圧の圧力変動による脈動圧を利
用して、クランク室とロッカー室との閑、及びクランク
室とｆＩＩｍ！板を介してオイルパンの間に空気を循環
させ、この循環空気流によりロッカー室のオイルはクラ
ンク室に、クランク室の隔壁板上のオイルはオイルパン
にいずれも強制的に戻すようにして、特に高速回転時オ
イルが良好に戻るのを可能にした内燃機関のオイル戻し
装置を提供することを目的とする。
尚、本発明においてクランク室を隔壁板で仕切って構成
した点に関する先行技術として、例えば特公昭４８−３
４００５号公報があるが、これは密閉したクランク室の
脈動圧により２次空気供給用のポンプ作用を行うもので
ある。また、クランク室の脈動圧でそのクランク室を介
して空気を一方向に流す点に関する先行技術として、例
えば特公昭４６−２３９７７号公報があるが、これは完
全なりローズドシステムで空気を循環させるものでなく
、且つクランク室の換気とブローバイガスの排出を行う
もので、いずれも本発明の目的とするオイル戻しには関
係がない５ 以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体的に説明
する。まず本発明はクランク室にピストン背圧により圧
力変動を生じ得るものであれば単気筒の内燃機関のみな
らず、多気筒の内燃機関にも適用することができる。即
ち、多気筒の内燃機関において４サイクル２気筒めよう
にピストンが同時に往復運動するものは共通のクランク
室をそのまま用いることが可能である。
した点に関する先行技術として、例えば特公昭４８−３
４００５号公報があるが、これは密閉したクランク室の
脈動圧により２次空気供給用のポンプ作用を行うもので
ある。また、クランク室の脈動圧でそのクランク室を介
して空気を一方向に流す点に関する先行技術として、例
えば特公昭４６−２３９７７号公報があるが、これは完
全なりローズドシステムで空気を循環させるものでなく
、且つクランク室の換気とブローバイガスの排出を行う
もので、いずれも本発明の目的とするオイル戻しには関
係がない５ 以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体的に説明
する。まず本発明はクランク室にピストン背圧により圧
力変動を生じ得るものであれば単気筒の内燃機関のみな
らず、多気筒の内燃機関にも適用することができる。即
ち、多気筒の内燃機関において４サイクル２気筒めよう
にピストンが同時に往復運動するものは共通のクランク
室をそのまま用いることが可能である。
そこで第１図の機関は単気筒または多気筒に関係なく、
クランク室において圧力変動を生じ得るものであり、符
号１はクランクケース、２はシリンダである。クランク
ケース１のシリンダ２下部のクランク室３にはクランク
軸４が回転自在に設けてあり、このクランク軸４がコン
ロッド５を介してシリンダ２に挿入されているピストン
６に連接し、クランクケース１の底部にはオイルパン７
が取付けられてそこにｌｌ潤滑用オイルが溜っている。
クランク室において圧力変動を生じ得るものであり、符
号１はクランクケース、２はシリンダである。クランク
ケース１のシリンダ２下部のクランク室３にはクランク
軸４が回転自在に設けてあり、このクランク軸４がコン
ロッド５を介してシリンダ２に挿入されているピストン
６に連接し、クランクケース１の底部にはオイルパン７
が取付けられてそこにｌｌ潤滑用オイルが溜っている。
シリンダの上部にはシリンダヘッド８が載置されて、燃
焼室９及びそれと連通する吸、排気ボー）−１０，１１
が形成され、シリンダヘッド８に被着されるロッカーカ
バー１２の内部のロッカー室１３に吸、排気ボート１０
．１１を開閉する吸、排気弁１４．１５の動弁機構１６
が設けである。そして、吸気ポート１０は更に吸気管１
７を介してエアクリーナ１８を具備する気化器１９に連
通する。
焼室９及びそれと連通する吸、排気ボー）−１０，１１
が形成され、シリンダヘッド８に被着されるロッカーカ
バー１２の内部のロッカー室１３に吸、排気ボート１０
．１１を開閉する吸、排気弁１４．１５の動弁機構１６
が設けである。そして、吸気ポート１０は更に吸気管１
７を介してエアクリーナ１８を具備する気化器１９に連
通する。
また、クランクケース１内のクランク室３とオイルパン
１との間には隔壁板２０が設けられて両者を分離するよ
うにされ、この場合の隔壁板２０はクランク軸４の回転
の邪摩にならないように一部が下方に彎曲されて同時に
オイル溜め用の凹部２１を形成している。こうして、ク
ランクケース１内には底の開口部が隔壁板２０で閉塞さ
れることで、クランク軸４の回転を許容し得る程度の密
閉した比較的狭いクランク室３が形成されることになり
、機関運転時ピストン６が上下に往復運動するときのピ
ストン背圧がすべてこのクランク室３に作用する。即ち
、ピストン６が上死点に移行する際の負圧と下死点に移
行する際の正圧でクランク室３の圧力が大きく変動し、
これによる脈動圧が顕著に生じる。
１との間には隔壁板２０が設けられて両者を分離するよ
うにされ、この場合の隔壁板２０はクランク軸４の回転
の邪摩にならないように一部が下方に彎曲されて同時に
オイル溜め用の凹部２１を形成している。こうして、ク
ランクケース１内には底の開口部が隔壁板２０で閉塞さ
れることで、クランク軸４の回転を許容し得る程度の密
閉した比較的狭いクランク室３が形成されることになり
、機関運転時ピストン６が上下に往復運動するときのピ
ストン背圧がすべてこのクランク室３に作用する。即ち
、ピストン６が上死点に移行する際の負圧と下死点に移
行する際の正圧でクランク室３の圧力が大きく変動し、
これによる脈動圧が顕著に生じる。
このような構成において、まず動弁機構１６を潤滑した
後のロッカー室１３の強制オイル戻しについて説明する
と、クランクケース１側にクランク室３の脈動圧の正圧
で開く逆止弁２２を備えた排出口２３、及びその脈動圧
の負圧で開く逆止弁２４を備えた吸入口２５が設けであ
る。また、ロッカーカバー１２側のオイル流入の恐れの
ない＾所に導入口２６があって、この導入口２６と上述
の排出口２３とが空気の排出通路２７で連通され、これ
に対しロッカーカバー１２側のオイルが溜っている底部
に導出口２８があって、この導出口２８がオイル戻しを
兼ねた吸入通路２９により上述の吸入口２５に連通しで
ある。こうしてクランク室３とロッカー室１３相互の間
に、排出通路２７側の往路と吸入通路２９側の復路によ
るクローズドシステムの空気の循環系路が構成されるの
である。
後のロッカー室１３の強制オイル戻しについて説明する
と、クランクケース１側にクランク室３の脈動圧の正圧
で開く逆止弁２２を備えた排出口２３、及びその脈動圧
の負圧で開く逆止弁２４を備えた吸入口２５が設けであ
る。また、ロッカーカバー１２側のオイル流入の恐れの
ない＾所に導入口２６があって、この導入口２６と上述
の排出口２３とが空気の排出通路２７で連通され、これ
に対しロッカーカバー１２側のオイルが溜っている底部
に導出口２８があって、この導出口２８がオイル戻しを
兼ねた吸入通路２９により上述の吸入口２５に連通しで
ある。こうしてクランク室３とロッカー室１３相互の間
に、排出通路２７側の往路と吸入通路２９側の復路によ
るクローズドシステムの空気の循環系路が構成されるの
である。
次いで、隔壁板２０の凹部２１に溜ったオイルの強制戻
しについて説明すると、この凹部２１の底部にクランク
室３の脈動圧の正圧で開く逆止弁３０を備えた孔３１が
穿設される。また、隔壁板２０の他の個所にクランク室
３の脈動圧の負圧で開く逆止弁−３２を備えた孔３３が
穿設されるのであり、こうしてクランク室３とオイルパ
ン１相互の闇にも、孔３１側の往路と孔３３側の復路に
よるクローズドシステムの空気の循環系路が構成される
。
しについて説明すると、この凹部２１の底部にクランク
室３の脈動圧の正圧で開く逆止弁３０を備えた孔３１が
穿設される。また、隔壁板２０の他の個所にクランク室
３の脈動圧の負圧で開く逆止弁−３２を備えた孔３３が
穿設されるのであり、こうしてクランク室３とオイルパ
ン１相互の闇にも、孔３１側の往路と孔３３側の復路に
よるクローズドシステムの空気の循環系路が構成される
。
本発明はこのように構成されているから、機関運転時ク
ランク室３の脈動圧の正圧で逆止弁２２が開いてクラン
ク室３内の空気の一部が排出通路２１を経てロッカー室
１３に排出され、このとき同時に隔壁板２０側の逆止弁
３０も開いてオイルパン１に排゛出される。次いで、上
記脈動圧の負圧で他の逆止弁２４が開いてロッカー室１
３から吸入通路２９を経て空気が吸引され、このとき同
時に隔壁板２０側の他の逆止弁３２も開いてオイルパン
７がら空気が吸引されるのであり、こうしてクランク室
３とロッカー室１３及びオイルパン７相互の閤を空気が
同時に循環する。ここで、ロッカー室１３側の導出口２
８はそのオイルが溜っている底部に設けであるので、上
述の吸引作用の際の空気流でロッカー室１３のオイルが
空気と共に吸引されて、強制的にクランク室３に戻るこ
とになる。
ランク室３の脈動圧の正圧で逆止弁２２が開いてクラン
ク室３内の空気の一部が排出通路２１を経てロッカー室
１３に排出され、このとき同時に隔壁板２０側の逆止弁
３０も開いてオイルパン１に排゛出される。次いで、上
記脈動圧の負圧で他の逆止弁２４が開いてロッカー室１
３から吸入通路２９を経て空気が吸引され、このとき同
時に隔壁板２０側の他の逆止弁３２も開いてオイルパン
７がら空気が吸引されるのであり、こうしてクランク室
３とロッカー室１３及びオイルパン７相互の閤を空気が
同時に循環する。ここで、ロッカー室１３側の導出口２
８はそのオイルが溜っている底部に設けであるので、上
述の吸引作用の際の空気流でロッカー室１３のオイルが
空気と共に吸引されて、強制的にクランク室３に戻るこ
とになる。
また、こうしてロッカー室１３から強制的にクランク室
３に戻されたオイル、及びクランク室３内でクランク軸
４、ピストン６とシリンダ２の摺接部等をｒＲ渭したオ
イルは隔壁板２０上に落下してその凹部２１に溜まるが
、この凹部２１の底部の孔３１にはクランク室３の脈動
圧の正圧の際の排出作用による空気流がある。そのため
、この空気流で空気と共に凹部２１に溜っているオイル
も排出されて強制的にオイルパン７に戻ることになり、
且つそこに溜る。そして、オイルパン１に溜っているオ
イルはクランク室３の脈動圧が作用せず、そのオイルパ
ン７内を単に空気が一方向に流れるだけであるため静止
した状態に保持されている。
３に戻されたオイル、及びクランク室３内でクランク軸
４、ピストン６とシリンダ２の摺接部等をｒＲ渭したオ
イルは隔壁板２０上に落下してその凹部２１に溜まるが
、この凹部２１の底部の孔３１にはクランク室３の脈動
圧の正圧の際の排出作用による空気流がある。そのため
、この空気流で空気と共に凹部２１に溜っているオイル
も排出されて強制的にオイルパン７に戻ることになり、
且つそこに溜る。そして、オイルパン１に溜っているオ
イルはクランク室３の脈動圧が作用せず、そのオイルパ
ン７内を単に空気が一方向に流れるだけであるため静止
した状態に保持されている。
かくして、クランク室３の正負の脈動圧に同期し、その
負圧の際にロッカー室１３のオイルの強制戻しが、次い
でその正圧の際に隔壁板２０の凹部２１のオイルの強制
戻しが交互に繰返えして行われる。
負圧の際にロッカー室１３のオイルの強制戻しが、次い
でその正圧の際に隔壁板２０の凹部２１のオイルの強制
戻しが交互に繰返えして行われる。
そして、クランク室３の脈動圧の周期と共にオイルの強
制戻し作用は、オイルポンプの圧送によるＩｍ酒作用と
等しく機関回転数に応じて変化するため、高速回転時潤
滑油量が増大するとそれに適応してオイルの強制戻しも
多量に行われる。
制戻し作用は、オイルポンプの圧送によるＩｍ酒作用と
等しく機関回転数に応じて変化するため、高速回転時潤
滑油量が増大するとそれに適応してオイルの強制戻しも
多量に行われる。
次いで第２図において、単気筒または４サイクル２気筒
以外の多気筒の場合について説明すると、クランクケー
ス１内を隔壁３４で仕切り、且つ共通のオイルパン７に
対してはＦｉｌｌ板２０で仕切って分離させることによ
り、各気筒毎に完全に独立した例えば３気筒の３個のク
ランク室３ａ、 ３ｂ、 ３ｃが形成されて、各クラン
ク室毎に脈動圧を生じるようになっている。そして、各
クランク室３ａ、 ３ｂ、 ３ｃとロッカー室１３との
闇では、各クランク室毎の逆止弁２２ａ 、 ２２ｂ
、 ２２ｃを有する排気通路２７、及び逆止弁２４ａ
、 ２４ｂ 、 ２４ｃを有する吸入通路２９が、連通
される。また、各クランク室３ａ、 ３ｂ、 ３ｃとオ
イルパン７との間でも、各クランク室毎の逆止弁３０ａ
、 ３０ｂ 、 ３０ｃを有する排出通路３５、及び
逆止弁３２ａ 、 ３２ｂ 、 ３２ｃを有する吸入通
路３６が連通されて、いずれも空気の循環系路が構成さ
れる。
以外の多気筒の場合について説明すると、クランクケー
ス１内を隔壁３４で仕切り、且つ共通のオイルパン７に
対してはＦｉｌｌ板２０で仕切って分離させることによ
り、各気筒毎に完全に独立した例えば３気筒の３個のク
ランク室３ａ、 ３ｂ、 ３ｃが形成されて、各クラン
ク室毎に脈動圧を生じるようになっている。そして、各
クランク室３ａ、 ３ｂ、 ３ｃとロッカー室１３との
闇では、各クランク室毎の逆止弁２２ａ 、 ２２ｂ
、 ２２ｃを有する排気通路２７、及び逆止弁２４ａ
、 ２４ｂ 、 ２４ｃを有する吸入通路２９が、連通
される。また、各クランク室３ａ、 ３ｂ、 ３ｃとオ
イルパン７との間でも、各クランク室毎の逆止弁３０ａ
、 ３０ｂ 、 ３０ｃを有する排出通路３５、及び
逆止弁３２ａ 、 ３２ｂ 、 ３２ｃを有する吸入通
路３６が連通されて、いずれも空気の循環系路が構成さ
れる。
かくしてこの実施例では、各クランク室３ａ、 ３ｂ。
３Ｃの脈動圧の正圧がロッカー室１３に絶え間なく作用
することで、それが加圧状態になり得るため、脈動圧が
負圧になる際のオイル強制戻しが一層効果的に行われる
。また、同様に各クランク室３ａ。
することで、それが加圧状態になり得るため、脈動圧が
負圧になる際のオイル強制戻しが一層効果的に行われる
。また、同様に各クランク室３ａ。
３ｂ、 ３ｃの脈動圧の正圧がオイルパン７側にも絶え
１なく作用してそれが加圧状態になり得るので、オイル
パン７内のオイルレベルの安定化が図れる。
１なく作用してそれが加圧状態になり得るので、オイル
パン７内のオイルレベルの安定化が図れる。
以上の説明から明らかなように本発明によると、クラン
ク室３とオイルパン７の間を隔壁板２０で仕切る構造に
おいて、その隔壁板２０及びロッカー室１３に溜ってい
るオイルを、クランク室３の脈動圧による循環空気流で
強制的に戻すので、オイルの戻りが非常に良くなって高
速回転時の不具合がなくなる。また、脈動圧の負圧と正
圧でロッカー室１３と隔壁板２０のオイル戻しを分担し
て交互に繰返えして行うので、各オイルの強制戻しがい
ずれも確実に行われ、脈動圧の利用に無駄がない。
ク室３とオイルパン７の間を隔壁板２０で仕切る構造に
おいて、その隔壁板２０及びロッカー室１３に溜ってい
るオイルを、クランク室３の脈動圧による循環空気流で
強制的に戻すので、オイルの戻りが非常に良くなって高
速回転時の不具合がなくなる。また、脈動圧の負圧と正
圧でロッカー室１３と隔壁板２０のオイル戻しを分担し
て交互に繰返えして行うので、各オイルの強制戻しがい
ずれも確実に行われ、脈動圧の利用に無駄がない。
第１図は本発明による装置の実施例を示す断面図、第２
図μ他の実施例を示す模式図である。 ３ 、３ａ、 ３ｂ、 ３ｃ・・・クランク室、７・・
・オイルパン、１３・・・ロッカー室、２０−・・隔壁
板、２２．２２ａ 、 ２２ｂ 。 ２２ｃ 、 ２４．２４ａ 、 ２４ｂ 、 ２４ｃｍ
・・逆止弁、２７ ・・・排出通路、２９ ・・・吸入
通路、３０．３０ａ 、 ３０ｂ 、 ３０ｃ 、 ３
２゜３２ａ 、 ３２ｂ 、 ３２ｃｍ・・逆止弁、３
１．３３−・・孔、３４−１壁、３５・・・排出通路、
３６川吸入通路。 特許出願人 富士重工業株式会社 代理人弁理士 小 橋 信 浄 同 弁理士 村 井 進 第１図 第２図
図μ他の実施例を示す模式図である。 ３ 、３ａ、 ３ｂ、 ３ｃ・・・クランク室、７・・
・オイルパン、１３・・・ロッカー室、２０−・・隔壁
板、２２．２２ａ 、 ２２ｂ 。 ２２ｃ 、 ２４．２４ａ 、 ２４ｂ 、 ２４ｃｍ
・・逆止弁、２７ ・・・排出通路、２９ ・・・吸入
通路、３０．３０ａ 、 ３０ｂ 、 ３０ｃ 、 ３
２゜３２ａ 、 ３２ｂ 、 ３２ｃｍ・・逆止弁、３
１．３３−・・孔、３４−１壁、３５・・・排出通路、
３６川吸入通路。 特許出願人 富士重工業株式会社 代理人弁理士 小 橋 信 浄 同 弁理士 村 井 進 第１図 第２図
Claims (2)
- （１） ピストン背圧による圧力変動で脈動圧を生じ
るクランク室とロッカー室相互の間、及び該クランク室
に対し隔壁板で仕切っであるオイルパン相互の間に、い
ずれも上記クランク室の脈動圧で空気を循環させる循環
系路を構成し、該循環系路の空気流で上記ロッカー室に
溜るオイルを上記クランク室に、上記隔壁板上に溜るオ
イルを上記オイルパンにそれぞれ強制的に戻すように構
成したことを特徴とする内燃機関のオイル戻し装置。 - （２） ピストン背圧による圧力変動で脈動圧を生じ
るように各気筒毎に独立させた複数個のクランク室と、
オイルパンとを隔壁板で仕切って分離させ、各クランク
室とロッカー室相互の間、及び各クランク室とオイルパ
ン相互の間に、いずれも各クランク室の脈動圧で空気を
循環させる循環系路を各別に構成し、該循環系路の空気
流で各クランク室毎に上記ロッカー室のオイルを各クラ
ンク室に、該各クランク室内の上記隔壁板上のオイルを
上記オイルパンにそれぞれ強制的に戻すように構成した
ことを特徴とする内燃機関のオイル戻し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21328281A JPS58113521A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 内燃機関のオイル戻し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21328281A JPS58113521A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 内燃機関のオイル戻し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58113521A true JPS58113521A (ja) | 1983-07-06 |
Family
ID=16636521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21328281A Pending JPS58113521A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 内燃機関のオイル戻し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58113521A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61123814U (ja) * | 1985-01-23 | 1986-08-04 | ||
| US4938184A (en) * | 1989-09-21 | 1990-07-03 | General Motors Corporation | Engine oil return system |
| US6167990B1 (en) | 1999-02-03 | 2001-01-02 | Industrial Technology Research Institute | Lubricating device for four-stroke engine |
-
1981
- 1981-12-28 JP JP21328281A patent/JPS58113521A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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