JPS58113187A - ヘキサフルオロプロピレンオキシドを製造する方法 - Google Patents

ヘキサフルオロプロピレンオキシドを製造する方法

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JPS58113187A
JPS58113187A JP56210487A JP21048781A JPS58113187A JP S58113187 A JPS58113187 A JP S58113187A JP 56210487 A JP56210487 A JP 56210487A JP 21048781 A JP21048781 A JP 21048781A JP S58113187 A JPS58113187 A JP S58113187A
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polyethylene glycol
oxide according
hexafluoropropylene oxide
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JP56210487A
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Masanori Ikeda
正紀 池田
Atsushi Aoshima
青島 淳
Morikazu Miura
司和 三浦
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヘキサフルオロプロピレンオキンドC以下、
1(FPOと略記する)を製造する方法に関するもので
ある。さらに詳しく言えば、次亜塩累醒塩を酸化剤とし
て使用し、ヘキ→ノフルオロプロピレン(以下、HFP
と略記する)よりHFPOE 製造する方法に関するも
のである。
HFPOG:j 、ヘキサフルオロアセトン、パーフル
オロビニルエーテル等の有用な含フツ素化合物を製造す
るための中間体であり、又、HFPOのボリマーは熱媒
、潤滑油等の広軸な用途がある。
HFPOはHF Pのエボキン化反応Gこより製造され
44 ルが、HFPはプロピレンのような炭化水素系オ
レフィンや塩化アリルのような塩素化炭化水素系オレフ
ィンとは非常に異なった化学的性質を有するため、HF
Pをプロピレンや塩化アリルと同様の方法でエポキシ化
する事は困姉な場合が多い。
例エバ、プロピレン、塩化アリルとも、クロルヒドリン
を経由してアルカリにより閉環するクロルヒドリン法で
エポキシ化される。これに対してHFIJjクロルヒド
リン法でエポキシ化しようとした場合には、クロルヒド
リンが不安定でカルボニル化合物へ分解するため、HF
POに誘導する事はできない。
したがって、)IFPのエポキシ化方法としては、これ
まで、炭化水素糸オレフィンや塩素化炭化水素系オレフ
ィンのエポキシ化方法とは異なる各種の方法が提案され
てきたが、いずれも工業的に有利なHFPOの製造法と
は言えない。
従来、米国特許3,3jと003号に記載されている、
アルカリ性過酸化水素の媒質中において、HFPを)I
 F P Oに酸化する方法、あるいは、特公昭lIS
 −111g3号 公報に記載されている、不活性溶媒
の存在下においてRFPを酸素で)(FPOに酸化する
方法等が代表的な1(FPO製造方法として知られてい
る。しかしながら、これらのいずれの方法でも反応の制
御が難かしく、生成HFPOの分解抑制が困錘であった
り、あるいは、多量の副生成物が生成するなどして、高
収率でHFPOを得る事はできない。さらに、これらの
方法ではHFP転化率企高くすると1−IFPO選択率
が低下してしまうので、HFPを有効に用いるためには
、低HFP転化率で反応を止め、未反応のRFPをHF
POより分離回収して再使用する必要がある。ところが
、RFPの沸点(−2911″C)とHFPOの沸点(
−,27f″C)は非常に近接しており、両者を蒸留分
離する事は困姓であるので、その分離のためには特殊な
分離操作が必要とされる。その例としては、例えば、H
FPと臭素   へ[1 を反応させて高帥点のジブロム体にして)IFPOと 
  亜分離する方法、あるいは、米国特許3,3247
10号、米国特許11./3’A796号等に記載され
ている抽出蒸留分離法等が提案されているが、いずれも
繁雑な分離方法であり、HFPOの製造コストを大中に
増加させるものである。
一方、次亜塩素酸塩を用いる酸化方法として、次亜塩素
酸塩水溶液にアセトニトリル、ジグライム等の極性溶媒
を添加した系でHFPより)IFPOが生成する事が知
られている[IZV、AKAD、NAUK、5SSR。
SER,KHI肌、 79. (//) 2soq :
]が、本発明者らがこの方法を検討したところ、HFP
Oの選択率が70%前後であり、高収率を得る事はでき
なかった。この原因としては、この反応系が極性溶媒と
アルカリ性の次亜塩素酸塩水溶液との均一混合系である
ので、生成した1(FPOが容易にアルカリ性条件下で
水と反応して分解するためと思われる。又、この方法で
は反応後に反応系から極性溶媒を回収するという面倒な
工程も必要である。以上の点から、この反Fc、方法も
実用的なHF’PO製造技術にはなり得ない。
本発明者らは、このような従来方法の欠点を克 9 − 服し、HFPより藺単に、かつ高収率でHFPOを製造
する方法を見い出すべく鋭意検討した結果、次Ill!
塩素酸のアルカリ金属塩あるいは/および次亜塩素酸の
ベリリウムを除くアルカリ土類金属塩を酸化剤として使
用し、アルカリ金属イオンあるいは/およびベリリウム
を除くアルカリ土類金属イオンに対する親油性錯化剤の
存在下で、水相と有機相の二相糸で反応を行なうとHF
Pより高収率でHFPOが得られる事を見い出し、本発
明を完成した。
すなわち、本発明は、次亜塩素酸のアルカリ金属塩ある
いは/および次亜塩素酸のべIJ IJウムを除くアル
カリ土類金属塩を酸化剤として使用し、HFPよりHF
’POを製造するにあたり、アルカリ金属イオンあるい
は/およびベリリウムを除くアルカリ土類金属イオンに
対する親油性錯化剤の存在下で、水相と有機相の二相系
で反応を行なう串を特徴とする新規なHFPOW造法を
提供するものである。
本発明の二相系反応においては、実質的にはと10− んどすべてのHFPおよび生成HFPOは有機相中に含
まれている。本発明の方法によれば、HF’Pの転化率
を高くしても、高迩択率で)IFPOが得られるが、そ
の理由としては、生成HF P Oがアルカリ性の水溶
液と巣なった相中に存在するので、アルカリ性水溶液と
接触する事による1(FPOの分解が起こりにくいため
と思われる。したがって、本発明の方法Oこよれば、)
(F’P転化率を高くする事により繁雑なHFPとHF
POの分解工程やHF’Pのリサイクル工程を省略する
事も可能である。
反応後、有機相と水相は分離され、有機相から蒸留によ
りHFPOは容易に単離される。又、HF P Oが蒸
留除去された残存有機相中には、親油性錯化剤が含まれ
ており、この残存有機相はそのまま反応に循環再使用す
る事が出来るので、溶媒や触媒の回収が非常に簡単であ
る。
以上のよう昏こ、本発明の方法では、高収率で)IF’
POが得られ、かつ製造工程が非常に簡単になる。した
がって、本発明の方法を実施する際には反応装置の建設
費ならびに運転コストが安くなり、非常に経済的な1(
FPO製造プロセスが可能トなる。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明に用いられる次I11!塩紫酸のアルカリ金属塩
としては、次亜塩素酸リチウム、次曲塩素酸ナトリウム
、次1lI1.kji、 !酸カリウム、次Ill!塩
素酸ルビジウム、次「lii塩素酸セシウムがあり、又
、次亜塩素酸のベリリウムを除くアルカリ土類金Pi4
塩としては、例えば、次曲塩素酸マグネシウム、次亜塩
素酸カルシウム、次亜塩素酸ストロンチウム、次+lj
 塩素酸バリウム等が挙げられる。その中でも、特に次
穐塩累酸ナトリウムと次亜塩素酸カルシウムは、標白剤
、殺菌剤等の用途向けに工業的に大損生産されており、
安価で入手できるので、本発明の方法に用いる次IIl
!塩素酸塩として適している。
本発明においては、当該次能塩禦酸金挑塩は主に水相に
溶解させて使用されるが、その濃度については特に制限
は無い。通常は有効塩素濃度として7%から、2/%の
範囲が望ましく、特に好ましくは3%から20%の範囲
である。有効塩素濃度があまり低すぎる場合には大量の
水相を取り扱う必要があり、経済的に不利である。又、
有効塩素濃度が高すぎる場合には次亜塩素酸塩が不安定
となり、取り扱いにくくなる。
当該次亜塩素酸金稿塩とRFPの比は、任意に選択でき
るが、実質的な反応成績を得るためには、通常はHFP
 1モルに対し、次亜塩素酸イオンとして05グラム当
量から30グラム当量の範囲が望ましく、特に望ましく
はoサグラム当量がら10グラム当量の範囲である。
本発明の方法に使用されるアルカリ金属イオンあるいは
/およびベリリウムを除くアルカリ土類金属イオンに対
する親油性錯化剤は、当該金属イオンを錯化する能力と
、有機相との親和性を兼ね備えたものであればよいが、
当然、本発明の反応条件下で安定な構造でなければなら
ない。
本発明の方法に使用される親油性錯化剤としては、上記
の要件を満たすものであればよく、非常に広範な柚類の
化合物が挙げられる。以ドに、本発明の方法に使用され
る親油性錯化剤の例をボすが、これら番こ限定されるも
のではない。
−/3− (1)  大環状ポリエーテル;大環状ホリエーテルは
、通称「クラウンエーテル」(例え番ず、Pederm
en、工Arner。
Chem、Soc、、 凸2’19j、 70/7 (
/り67))と呼ばれており、アルカリ金属イオンやア
ルカリ土類金属イオンに対して強い配位能を示す事が知
られている。「クラウンエーテル」の大部分は、一般式
〔I」あるいはその面侠体として表わされ、その例とし
ては、例えば、Pedersen の命名法に従えば、
lざ−クラウン−6、ジシクロへキシル−II−クラウ
ン−乙、ジベン/ −II−クラウン−乙、ペン”/−
/3−クラウン−5,ジベンソー/!;−クラウン−j
、 ジベンゾ−,2/−クラウン−7、ジベンゾ−,2
4’−クラウンーサ、ジベンゾ−30−クラウン−10
,ジシクロへキシル−2≠−クラウン−r等が挙げられ
る。
(11)  大環状アミノエーテル;大環状アミノニー
チー  /4’ − ルの例としては、双環性アミノエーテルと単環性アミノ
エーテルが挙げられる。
双環性アミノエーテルは、通称「クリプタンド」(例え
ば、Lehn、 Tetrahedron Lett、
、 2ざis、 2119 (/9乙9) ]と呼ばれ
ており、アルカリ金属イオンやアルカリ土類金槁イオン
に対して非常に強い配位能を示す事が知られている。「
クリプタンド」の大部分は一般式〔■〕あるいはその1
a侠体として表わされ、Co=O1/、2 ;p=DJ
、2 i q=0./、、2)その例としては、例えば
、以下のようなものが挙げられる。
口I−a〕        [、If−b][11−c
]           III−dl[11−e] 
         [1−f]単環性アミノエーテルの
例としては、一般式[mJあるいはその置換体として表
わされるものが挙げられる。その具体例を以下に示す。
〔川−aJ        [fil−b][11−c
 J        [凹−dJQll)  ポリエチ
レングリコールあるいはポリエチレングリコール誘導体
;ポリエチレングリコールは、いろいろの種類のポリエ
チレングリフールが使用77− できるか、重合度70以上のものが望ましい1、ポリエ
チレングリコール誘導体の例としては、一般式[N]あ
るいは[■〕で表わされる化合物およびその11 m体
、エチレンオキシドと他の七ツマ−との共重合体、ポリ
エチレングリコール構造を含有する界面活性剤等が挙げ
られる。
R30十CH2−CH2−0−)T−H〔■J(t≧!
; ; 84−炭素原子数/からざOまでの置侠あるい
は非1d侠炭化水素基) R40+ CH2−CH,−0→−R51V )(u、
23 i R4,R5=炭素原子M/からgoまでの1
a侠あるいは非直侠炭化水索基) 一般式[■lあるいは一般式EV’]で表わされるポリ
エチレングリコール誘導体としては、例えば、以下のよ
うなものが挙げられる。
n−C+aHsgO(−CH2CH20−+−H[IV
−aJn CgHryICH2−CH20雪−H[■−
bln−C,l−1「炉→+CH2−CH2−0iHC
■−c]CHsO−+−cH2−CH2−0−F−CH
s     t V −a ln−C4Hg0−f−C
H2−CH2−0すn−C4H(1〔V −b ]7g
− [V−c]           (V−d]エチレン
オキシドと他の七ツマ−との共重合体の例としては、エ
チレンオキシドープロピレンオキシドブロックコボリマ
ーが挙げられる。
ポリエチレングリコール構造を含有する界面活性剤の例
としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルチオエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキ
シエチレンアルギルフェニルエーテル硫酸エステル塩、
ホリオキシエチレンカルボン酸エステル、ポリオキシエ
チレン型アルキロールアミド、ポリオ千ジエチレンアル
キルエーテル等が挙げられる。
(lv)  ポリビニルピロリドンあるいは、ホ゛リビ
ニルピロリドン誘導体;ポリビニルピロリドン誘導体−
/9− としでは、例えば、ビニルピロリドンと他のモノマーと
の共重合体が挙げられる。
(V)  一般式〔■1で表わされるアミンオキシドあ
るいはその置換体; R,R7R8N→0〔■1 (Ra 、R7、Rsは炭化水素基で、R6、R7、R
8に含まれる炭素原子の数の合計が/、2以上。R6と
R7あるいは、R6、R7とR8が互いに連結して含窒
索複累環を形成してもよい。) その例としては、例えば、トリーn−オクチルアミンオ
キシド、4’−(j−ノニル)ピリジン−N−オキシド
等が挙げられる。
υI)大環状ポリエーテル、大環状アミノエーテル、ポ
リエチレングリコール、ポリエチレングリコール誘導体
およびそれらの置換体の酸素原子の一部スルホニル基あ
るいはR″−pく基で置換された化合物(ここで、R,
R7R−R”は水素原子又は置換あるいは非1a換炭化
水素基)。
その例としては、例えば、以下のような化合物が挙げら
れる。
[−a]         [M−b:]27− 以上、本発明の方法に使用され得る各棟親油性錯化剤の
例を示したが、これ以外にも、金属カチオンに対する配
位能を有するカルボニル基、スルフィニル基、スルホニ
ル基、ホスホリル基、エーテル基・アミノ基、ピリジン
環等の官能基を含有する各種の化合物が使用可能であり
、提示した錯化剤の例に限定されるものではない。又、
これらの親油性錯化剤が高分子化合物や各種不溶性担体
に、共有結合を含む各柚担持方法で担持されたものであ
ってもかまわない。
本発明の方法に用いられるアルカリ金属イオンあるいは
/およびベリリウムを除くアルカリ土類金属イオンに対
する親油性錯化剤の量は、親油性錯化剤Z剤の構造、溶
媒の棹類、要求される反l1ift速度等に応じて適宜
選択されるが、通常は使用される次亜塩素酸イオン/グ
ラム当針に対し、00001モルから70モルの範囲よ
り選ばれ、特に好ましくは、0、001モルから1モル
の範囲より選ばれる。親油性錯化剤の皺が少なすぎると
、実質的な反応速度が得られず、又、多すぎると反応速
度が速すぎて反応−,2,2− を制御する事が困難になったり、親油性錯化剤のコスト
負担が大きくなったりして経済的に不利である。
本発明の反trbは、水相と有機相の二相系で行なわれ
る。この場合の有機相はHFPを含有して水相と異なっ
た相を形成しておればよく、特にそれ以上の制限はなく
、例えば、主にRFP自身からなる相である事も出来、
あるいは水に強溶性の親油性錯化剤とHFPからなる相
である事も出来、さらには、水相に対し実質的に不混和
性あるいは難混和性の不活性溶剤とHFPからなる相で
ある事も出来る。
又、本発明の方法を実施する際には、実質的(こ大部分
のRFPを含有する有機相と、次亜塩素酸金属塩?含有
する水相があればよいのであって、この系にそれ以外の
他の相があってもかまわない。
例えば、有機相が相溶性の低い2種類の媒質よりなり二
相を形成していたり、あるいは親油性錯化剤が不溶性の
担体に担持されていて第三相を形成しているような場合
でも本発明の方法を行なう事が出来る。
本発明の方法に用いられる■機相用の水相に対して実質
的に不混和性、あるいは難混和性の不活性溶剤の例とし
ては、例えば、n−ヘキサン、n−オクタン、n−デカ
ン等の脂肪族炭化水素類;シクロヘキサン、メチルシク
ロヘキサン、デカリン等の脂環式炭化水素類;ベンゼン
、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ジイソプ
ロピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテル等のエーテル
類;塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、/、+
2−ジクロルエタン、クロルベンゼン等の塩素化炭化水
素類i /、、2−ジクロロ−/、 /、 、2..2
−テトラフルオロエタン、フルオロトリクロルメタン、
/、/、、2−)リクロロー/、2.2−トリフルオロ
エタン、/lいし一テトラクロローへ!−ジフルオロエ
タン等のクロロフルオロカーボン類薯バーフルフタン、
パーフルオロヘキサン、パーフルオロオ    jメタ
ン、パーフルオロデカン、ヘキサフルオロベンゼン等の
ペルフルオロカーホン類;あるいはこれらの混合溶媒等
が挙げられる。以上の各種溶媒の中でも、塩素化炭化水
素類は一般に親油性錯化剤に対する溶解性が高く、本発
明の方法に適している。又、クロロフルオロカーボン類
やペルフルオロカーボン類等の含フツ素化合物類もHF
PおよびHFPOの溶解度が高く、不発明の方法に適し
ている。
有機相と水相の容積比は反応方法、反応条件等に応じて
任意に選択できるが、有機相は通常は水相の003倍か
ら、20倍が望ましく、特に望ましくは0.2倍から5
倍の範囲である。
本発明を実施する場合の反応温度は、親油性錯化剤の量
、反応液組成、要求反応速度等に応じて決定されるが、
通常は一23″Cから100°Cの範囲が望ましく〜特
に望ましくは一20″Cからso′cの範囲である。反
応温度が低すぎると実質的な反応速度が得られなかった
り、場合によっては水相が凍って反応が出来なくなった
りする。又、反応温度が高ずぎるとHFPOの分解が顕
著になり、HFPO選択率が低下する。
一、2j 一 本発明を実施する場合の反応圧力は、有機相を液相に保
つに十分の圧力であれば特にそれ以上の制限はない。し
たがって、反応圧力は有機相の積石、組成によって選択
されるが、通常は/気圧から、20気圧の範囲が望まし
い。
本発明を実施する場合の反応方法としては、バッチ式、
半連続式、連続式いずれの反応方法もμJ能である。そ
の例としては、例えば、HFPおよび親油性錯化剤を含
む有機相と、次亜塩素酸金属塩を含む水相との向流反応
あるいは並流反応が挙げられる。これらの方法は通常使
用される向流反応装置あるいは並流反応装置で容易に実
施される。
又、反応により生成したJ(FPOは、実質的にほとん
どすべてが有機相中に含まれるので、有機相の蒸留によ
りHFPOを容易に単離、稍製する事ができる。HFP
Oが恭留除去された残存有機相中には、親油性錯化剤が
含まれているが、この有機相(まそのまま反応に循環再
使用する事ができる。
以下に、実施例および比較例で本発明をさらに詳しく説
明するが、かかる説明は何ら本発明を限−,26− 定するものではない。
実施例/ テフロン攪拌子が入った内容量jO−の耐圧びンOコク
ロロホルム11m1、有効塩素8度/ 、2%の次亜塩
素酸す) l)ラム水溶液2o rnl、 HFP o
Jシ(3,3ミリモル)および触媒としてジシクロへキ
シル−/ざ−クラウン−1[Pedersenの命名法
による;J、 Am、 Chem、 Soc、、 19
.7017 (/9/;7) ] 0./2りを充填す
る。
次各こ、この反応液をO″Cに冷やした後、マグネチツ
クスターラーにより反応容器内の攪拌子を回転させ反応
液を混合して反応を開始する。反応中は反応温度をO″
Cに保つ。30分後に攪拌子の回転を止め反応液を静置
して水相とクロロホルム相を分離させ、クロロホルム相
中に含まれるHFPとHFPOをガスクロマトグラフィ
ーにより定量したところ、HFPの転化率7t%、)(
FPOの選択率にg%であった。
比較例/ 実施例/と同様の反応を、触媒のジシクロへキシル−/
I−クラウン−6を使用しないで行なった。
その結果、HFPOの生成は痕跡量であり、はぼすべて
のHFPが回収された。
実施例2 実施例/と同様の反応を、触媒のジシクロへキシル−/
ざ−クラウンー≦を0./2にlのがわりにooりqを
使用して、又、反応温度をO″Cのがわりに反応温度グ
O″Cで行なったところ、1(FPの転化率75%、H
FPOの選択率77%であった。
実施例3 実施例/と同様の反応を、反応温度0 ’Cのかわりに
反応温度−/j’cで、又、反応時間30分のかわりに
反応時間1時間で行なったところ、HFPの転化率74
7%、HFPOの選択率Hコであった。
実施例弘〜10 実施例/と同様の反応を、触媒のジシクロへキシル−7
ざ−クラウンー乙のがわりに、各柿大環状ポリエーテル
および大環状アミノエーテルを使用して行なった。その
結果を表10こ示す。
実施例// 実施例7と同様の反応を、触媒のクリプトフィックス2
22Bをo、olIgのかわりに02’lりを使用し、
溶媒をクロロホルムの力)わりに/、 /、コートリク
ロロー/、 2.2−トリフルオロエタン(以後、F−
//3と略称する)を使用し、又、RFPをajgのか
わりにi!;9 (10ミリモル)を使用して行なった
その結果、反応時間3時間で、HFPの転化率llざ%
、HFPOの選択率7/%であった。
実施例7.2 実施例/と同様の反応を、触媒のジシクロへキシル−l
ざ−クラウン−6のかわりに、以下に示す表  / 29− 米に                 11711/
 −米3  a Pedersenの命名法による。〔
工Am、Chem、Soc、、 J’?。
70/7 (/りご7)〕 沫ダ〜修7 :メルク社製品名 淳r :  so%トルエン溶液 なりリブトフィックスS(メルク社製品名)0.3を3
0− りを使用して行なったところ、反応時間ダ時間でHFP
の転化率53%、HFPOの選択率7g%であった。
実施例/3 実施例//と同様の反応を、触媒のクリプトフィックス
、222 BのかわりにクリプトフィックスSを0./
29使用して行なったところ、反応時間グ時間でHFP
の転化率53%、HFPOの選択率72%であった。
実施例/lI 実施例//と同様の反応を、触媒のクリプトフィックス
、2.2.2B 0.211!11のかわり番こ非イオ
ン性界面活性剤ポリオキシエチレンオレイルエーテル(
@、品名ニッサンノニオンE−230;日本油脂株式会
社製、 )ILB /A4 ) 0.12 gを使用し
て行なったところ、反応時間2時間で、HFPの転化率
77%、RFPO実施例/3 実施例/と同様の反応を、触媒のジシクロへキシル−/
ざ−クラウン−6のかわりに、ポリビニルピロリドン(
平均分子量pt)、ooo  > (113乙シを使用
して行なったところ、反応時間/時間で、HFPの転化
率7.2%、HFPOの選択率1/%であった。
実施例/乙 実施例/と同様の操作を行なうが、次亜塩素酸ナトリウ
ム20−のかわりに、有効塩素含有量65%の高度サラ
シ粉(主成分は次亜塩素酸カルシウム)44/;9を含
む水溶液20m1を使用して、又、反応温度O″Cのか
わりに、反1心温度20℃で反応を行なったところ、反
応時間/時間で、RFPの転化率75%、HF P O
の選択率73%であった。
実施例/7 度72%の次曲塩素酸ナトリウム水溶液−〇−のかわり
に、有効塩素濃度7%の次亜塩素酸カリウム水溶液30
111を使用して反応を行なったところ、HFPの転化
率70%、HFPOの選択率77%であった。
実施例/l 実施例//と同様の反応を、触媒のクリプトフィックス
222Bのかわりに、トリーn−オクチルアミン−N−
オキサイド0./、29を使用して行なったところ、反
応時間/時間で、RFPの転化率2ノ%、HFPOの選
択率ダO%であった。
実施例/9 実施例//と同様の反応を、触媒のクリプトフィックス
22λBの力)わりに、 4/−(j−ノニル)ピリジ
ン−N−オキサイドo/29を使用して行なったところ
、反応時間2時間で、RFPの転化率13%、 )(F
POの選択率32%であった。
特許出願人 旭化成工業株式会社 代理人弁理士 星   野     透33− 手続補正書(自発) 昭和57年−月77日 昭和tg年 特許 願第、210弘g7号2、発明の名
称 へキサフルオロプロピレンオキシドを3、や、Eヶ
t6□  製造する方法 事件との関係 特許出願人 4、代理人 住所  東京都新宿区四谷3丁目7番地かつ新ビルtB
6、 補正により増加する発明の数 なし7、補正の対
象 明細書の[特許請求の範囲コの橢 「発明の詳Z≦外ブミ\欄 8 補正の内容 (′シ用鼾の通り) 補正の内容 明細書の記載を次のとおり補正する。
(1)特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。
(2)  第1/負72行目 「蒸留により」を「蒸留等の分離操作により」と訂正す
る。
(3)  第11頁/3行目 「蒸留除去」を「除去」と訂正する〇 (4)  第20頁下からj行目 正する。
(5)  第、20頁下からj行目 (6)  第20真下から3行目 r RXf、 R11SR”は]をr R,R’、π′
は」と訂正する。
(力 第22負j行目 「ピリジン環等」を「ピリジン環、イミダゾール環、フ
ラン環等jと訂正する。
(8)  第、26貞7行目 「半連続式、連続式」を「半流通式、流通式1と訂正す
る。
(9)  第26頁/≠〜/J−行目 「有機相の蒸留により」を「有機相から蒸留等の分離操
作により」と訂正する。
001  第2を頁/を行目 「蒸留除去」を「除去」と訂正する。
(11)  第27頁3行目 「テフロン攪拌子」を「フッ素樹脂でコーティングした
攪拌子」と訂正する。
(ロ) 第22貞10行目 「以下に示す」を「以下に示すよう」と訂正する。
以  上 一/  − 特許請求の範囲 (1)  次亜塩素酸のアルカリ金属塩あるいは/およ
び次亜塩素酸のベリリウムを除くアルカリ土類金属塩を
酸化剤として使用し、ヘキサフルオロプロピレンヨリヘ
キサフルオロプロピレンオキシドを製造するにあたり、
アルカリ金属イオンあるいは/およびベリリウムを除く
アルカリ土類金属イオンに対する親油性錯化剤の存在下
で、水相と有機相の二相糸で反応を行なう事を特徴とす
るヘキサフルオロプロピレンオキシドの製造法。
(2)、  m化剤として、次亜塩素酸す) IJウム
を使用する特許請求の範囲第1項記載のへキサフルオロ
プロピレンオキシドの製造法。
(3)、  m化剤として、次亜塩素酸カルシウムを使
用する特許請求の範囲第1項記載のへキサフルオロプロ
ピレンオキシドの製造法。
(4)、親油性錯化剤か大環状ポリエーテルである特許
請求の範囲第1項記載のへキサフルオロプロピレンオキ
シドの製造法。
(5)、大環状ポリエーテルが、一般式(I)で表わさ
一/−  2− れる化合物あるいはその置換体である特許請求の範囲第
り項記載のへキサフルオロプロピレンオキシドの製造法
(6>  親油性錯化剤が大環状アミノエーテルである
特許請求の範囲第1項記載のへキサフルオロプロピレン
オキシドの製造法。
(7)、大環状アミンエーテルが、一般式〔R3テ表わ
される化合物あるいはその置換体である特許請求の範囲
第を項記載のへキサフルオロプロピレンオキシドの製造
法。
(o−0、へコ; p=o、八Jiq =0.パノ) 
2− (8)、大環状アミンエーテルが、一般式(II)で表
わされる化合物あるいはその置換体である特許請求の範
囲第6項記載のへキサフルオロプロピ1/ンオキシドの
製造法。
(r ” ()%へx ; s = O1/、2; R
,、R2=H又は炭素原子数/から、t。
までの置換あるいは非置換炭化水素基)(9)、  &
油性錯化剤がポリエチレングリコールあるいはポリエチ
レングリコール誘導体である特許請求の範囲第1項記載
のへキサフルオロプロピレンオキシドの製造法。
(+0)、  ホリエチレングリコールが重合度10以
上のポリエチレングリコールである特許請求の範囲第9
項記載のへキサフルオロプロピレンオキシトノ製造法0 (n)、  ポリエチレングリコール誘導体が、一般式
(M)で表わされる化合物あるいはその置換体である特
許請求の範囲第9項記載のへキサフルオロプロピレンオ
キシドの製造法。
R,O−←CH2−CH2−0六二H(■〕(t−=2
J i R3=炭素原子数/から10までの置換あるい
は非置換炭化水素基) (12)、ポリエチレングリコール誘導体が、一般式(
V)で表わされる化合物あるいはその置換体である特F
F 請求の1lffl第91jI記載のへキサフルオロ
プロピレンオキシドの製造法。
R,O−+CH2−CH2−0+−R5LV)(u 、
23 i R4、R5”炭素原子数/からs’oまでの
置換あるいは非置換炭化水素基) ++:])、  ポリエチレングリコール誘導体が、エ
チレンオキシドと他のモノマーとの共重合体である特許
請求の範囲第9項記載のへキサフルオロプロピレンオキ
シドの製造法。
H+4.4.  ポリエチレングリコール誘導体か、ポ
リエチレングリコール構造を含有する界Ujn活性剤で
あるや□g*nmvp□@ i ilk &) w −
)−t −7/l/オ。7゜  (浦 ピレンオキシドの製造法。             
 1F+5)、  親油性錯化剤が、ポリビニルピロリ
ドンアルいは、ポリビニルピロリドン島導体である特許
請求の範囲第1項記載のへキサフルオロプロピレンオキ
シドの製造法。
(16)、  ′a油性絽化剤か、一般式〔■Jで表わ
されるアミンオキシドあるいはその置換体である特許請
求の範囲第1項記載のへキサフルオロプロピレンオキシ
ドの製造法。
R6R7R8N→0〔■〕 (R6、R7、Rgは炭化水素基で、R6、R1、R8
に含まれる炭素原子の数の合計が72以上。RoとR7
、あるいはR,、R,とR8が互いに連結して含窒累複
素環を形成してもよい。) (+7)、  親油性錯化剤か、大環状ポリエーテル、
大塊状アミノエーテル、ポリエチレングリコール、ポリ
エチレングリコール誘導体およびそれらの1に挟体の酸
素原子の一部又はすべてが、窒素原子(R−N<1であ
る特許請求の範囲第1項記載のへキサフルオロプロピレ
ンオキシドの製造法(ここで、R,R’、R〃j− は水素原子又はN換あるいは非置換炭化水素基)。
特許出願人 旭化成工業株式会社 代理人弁理士 星  野    透 −乙 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)0次亜塩素酸のアルカリ金属塩あるいは/および
    次亜塩素酸のべIJ IJウムを除くアルカリ土類金属
    塩を酸化剤として使用し、ヘキサフルオロプロピレンよ
    りヘキサフルオロプロピレンオキシドを製造するにあた
    り、アルカリ金属イオンあるいは/およびベリリウムを
    除くアルカリ土類金属イオンに対する親油性錯化剤の存
    在下で、水相と有機相の二相系で反応を行なう事を特徴
    とするヘキサフルオロプロピレンオキシドの製造法。 (21,fvI化剤として、次亜塩素酸す) IJウム
    を使用する特許請求の範囲第1項記載のへキサフルオロ
    プロピレンオキシドの製造法。 (3)、酸化剤として、次牝塩素酸カルシウムを使用す
    る特許請求の範囲第1項記載のへキサフルオロプロピレ
    ンオキシドの製造法。 (4)、親油性錯化剤が大環状ポリエーテルである特許
    請求の範囲@/項記載のへキサフルオロプロピレンオキ
    シドの製造法。 (5)、大環状ポリエーテルが、一般式〔■〕で表わさ
    れる化合物あるいはその置換体である特許請求の範囲 シドの製造法。 (6)、親油性錯化剤が大環状アミノエーテルである特
    許請求の範囲第/項記載のへキサ7ルオロプロピレンオ
    キシドの製造法。 (7)、大環状アミ/エーテルが、一般式[11]で表
    わされる化合物あるいはそのia置換体ある特許請求の
    &t 囲mt項記載のへキサフルオロプロピレンオキシ
    ドの製造法。 (o−0、/、−! i p =0. /1.2 i 
    q =O1l、2)(8)、大環状アミノエーテルが、
    一般式〔■」で表オ〕される化合物あるいはその置換体
    である特許請求の範囲第4項記載のへキサフルオロプロ
    ピレンオキシドの製造法。 (r−OJ、2;S−0、/、、2; R,、R2=H
    又は炭素原子数lから10までの置換あるいは非置換炭
    化水素基)(9)、親油性錯化剤がポリエチレングリコ
    ールあるいはポリエチレングリコールあ導体である特許
    請オキシドの製造法。 (10)、ポリエチレングリコールが重合度70以上の
    ポリエチレングリコールである特許請求の範囲第9項記
    載のへキサフルオロプロピレンオキシドの製造法。 (II)、  ポリエチレングリコール誘導体が、一般
    式[■]で表わされる化合物あるいはその置換体である
    特許請求の範囲第9項記載のへキサフルオロプロピレン
    オキシドの製造法。 R,0−(−CH2−CH2−0←H[IV]む (t=j ; R3=炭素原子数/がらざ0までの置換
    あるいは非1a侠炭化水素基) L12)、  ポリエチレングリコール誘導体が、一般
    式[V]で表オ)される化合物あるいはその置換体であ
    る特許請求の範囲@9項記載のへキサフルオロプロピレ
    ンオキシドの製造法。 1(40−+CH2−CH2−0ヤ島   〔■〕(u
     、、43; R4,R,=炭素原子数7からgo!で
    の置換あるいは非1a侠炭化水素基) ga)、  ポリエチレングリコール誘導体が、エチレ
    ンオキシドと他のモノマーとの共重合体である特許請求
    の範囲第9項記載のへキサフルオロプロピレンオキシド
    の製造法。 (14)  ポリエチレングリコール誘導体が、ポリエ
    チレングリコール構造を含有する界面活性剤である特許
    請求の範囲第9項記載のへキサフルオロプロピレンオキ
    シドの製造法。 (+5)、  親油性錯化剤が、ポリビニルピロリドン
    あるいは、ポリビニルピロリドン誘導体である特許請求
    の範囲第1′gA記載のへキサフルオロプロピレンオキ
    シドの製造法。 (+a)、  親油性錯化剤が、一般式〔■〕で表わさ
    れるアミンオキシドあるいはその置換体である特許請求
    の範囲第/項記載のへキサフルオロプロピレンオキシド
    の製造法。 R6R7R8N→0〔■〕 (R6,R,、R8は炭化水素基で、R6、R7、R8
    に含まれる炭素原子の数の合計が72以上。R6とR7
    、あるいはR6、R7とR8が互いに連結して含窒素複
    素環を形成してもよい。)5− (1q)、  親油性錯化剤が、大環状ボIJ エーテ
    ル、大環状アミンエーテル、ポリエチレングリコール、
    ポリエチレングリコール誘導体およびそれらの置換体の
    酸素原子の一部又はすべてが、窒素原子CR,−N41
    u換された化合物より歳ばれた化合物である特許請求の
    HH第1項記載のへルサフルオロブロビレンオキシドの
    製造法(ここで、R,R′、R:R’は水素原子又は置
    換あるいは非置換炭化水素基)。
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CA000402298A CA1220216A (en) 1981-05-06 1982-05-05 Process for the production of hexafluoropropylene oxide
US07/072,189 US4902810A (en) 1981-05-06 1987-07-06 Process for the production of hexafluoropropylene oxide
JP63320863A JPH01193257A (ja) 1981-12-26 1988-12-20 ヘキサフルオロプロピレンオキシドを製造する方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100468527B1 (ko) * 2001-10-23 2005-01-27 한국과학기술연구원 헥사플루오로프로필렌과 과산화수소로부터헥사플로오로프로필렌 옥사이드를 제조하는 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849372A (ja) * 1981-09-19 1983-03-23 Daikin Ind Ltd ヘキサフルオロプロペンオキシドの製法

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