JPS58111668A - 食品用防腐防黴剤 - Google Patents
食品用防腐防黴剤Info
- Publication number
- JPS58111668A JPS58111668A JP20814281A JP20814281A JPS58111668A JP S58111668 A JPS58111668 A JP S58111668A JP 20814281 A JP20814281 A JP 20814281A JP 20814281 A JP20814281 A JP 20814281A JP S58111668 A JPS58111668 A JP S58111668A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethanol
- food
- added
- present
- wood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエタノール臭を軽減したエタノール溶液からな
る食品用防腐防黴剤に関するものである。
る食品用防腐防黴剤に関するものである。
即ち本発明の第1の発明は木醋液を0.0(11%(重
量)〜1%(重It)(以下、単に%と記載するときは
、重量パーセントを意味するものとする。)を含有する
濃度50%(v/v)以上のエタノール溶液からなる食
品用防腐防黴剤に関するものであり、第2の発明は上記
木醋液とともに更は動物性フレーバーをO,001%〜
1%含有する濃[50%(v’v)以上のエタノール溶
液からなる食品用防腐防黴剤に関するものである。
量)〜1%(重It)(以下、単に%と記載するときは
、重量パーセントを意味するものとする。)を含有する
濃度50%(v/v)以上のエタノール溶液からなる食
品用防腐防黴剤に関するものであり、第2の発明は上記
木醋液とともに更は動物性フレーバーをO,001%〜
1%含有する濃[50%(v’v)以上のエタノール溶
液からなる食品用防腐防黴剤に関するものである。
近年、食品の保存性を高める方法として、エタノールの
利用が注目されてお9、漬物、味噌、醤油、食肉加工品
、水産練製品、和洋菓子、−類等、巾広く使用されつつ
ある。しかし、エタノールの持つ性質である蛋白質に対
する変性作用、澱粉に対する老化促進及びエタノール特
有の刺激臭の問題から、食品に対する添加量は、1〜3
%(V/W )の添加が実用的といわれている。エタノ
ールの刺激臭は1−3%(v/w)という低濃度の添加
でも食品の種類によっては、時として異臭としてとられ
る傾向も少なくない。このようなことから、エタノール
臭の軽減化又は絵具方法の開発が望まれている。
利用が注目されてお9、漬物、味噌、醤油、食肉加工品
、水産練製品、和洋菓子、−類等、巾広く使用されつつ
ある。しかし、エタノールの持つ性質である蛋白質に対
する変性作用、澱粉に対する老化促進及びエタノール特
有の刺激臭の問題から、食品に対する添加量は、1〜3
%(V/W )の添加が実用的といわれている。エタノ
ールの刺激臭は1−3%(v/w)という低濃度の添加
でも食品の種類によっては、時として異臭としてとられ
る傾向も少なくない。このようなことから、エタノール
臭の軽減化又は絵具方法の開発が望まれている。
本研究者らは、種々研究の結果、木醋液を溶存させたエ
タノール溶液、または木醋液とともに動物性フレーバー
を溶存させたエタノール溶液が、これらの物質を含まな
いエタノール溶液に比して、食品に添加した場合、エタ
ノールの刺激臭が軽減されることを見い出し、本発明を
完成した。
タノール溶液、または木醋液とともに動物性フレーバー
を溶存させたエタノール溶液が、これらの物質を含まな
いエタノール溶液に比して、食品に添加した場合、エタ
ノールの刺激臭が軽減されることを見い出し、本発明を
完成した。
本発明で使用される木酸液け20°CLおける比重が1
.1以下より好ましくは比重1.0以下のものがよく例
えば東海化成■製商品名香味煙5F−18(比重0.9
98±0.002(20℃)、pH2,5±0・2、有
機酸含量2.9±0・5%、メチルアルコール含量1%
以下)が好適である。
.1以下より好ましくは比重1.0以下のものがよく例
えば東海化成■製商品名香味煙5F−18(比重0.9
98±0.002(20℃)、pH2,5±0・2、有
機酸含量2.9±0・5%、メチルアルコール含量1%
以下)が好適である。
本発明において、木酸液とともに、動物性フレーバーを
含有する場合エタノール臭は更に軽減すれる。本発明で
使用する動物性フレーバーは比重l・1〜1・2、沸点
がエタノールと同様のものが望ましく、例えば、三乗化
学工業■製カニフレーバー/I6530 B Bノ比f
i1.120〜1.150 (20”C)のものが望ま
しい。
含有する場合エタノール臭は更に軽減すれる。本発明で
使用する動物性フレーバーは比重l・1〜1・2、沸点
がエタノールと同様のものが望ましく、例えば、三乗化
学工業■製カニフレーバー/I6530 B Bノ比f
i1.120〜1.150 (20”C)のものが望ま
しい。
木酸液及びカニフレーバーは□″、それぞれエタノール
溶液に対し、香味の点から0.001〜1%、好ましく
は、0.05〜0.6%より好ましくは0.1〜0・5
%が良い。
溶液に対し、香味の点から0.001〜1%、好ましく
は、0.05〜0.6%より好ましくは0.1〜0・5
%が良い。
以上であれば良く、好ましくは70%(V/V )以上
、例えば75〜95%(V/V)のものを用いると良い
。
、例えば75〜95%(V/V)のものを用いると良い
。
本発明の食品用防腐防黴剤は更に必要に応じて、乳酸、
クエン酸等の有機酸およびグリシン等を含有していても
よく、また場合によりサイクロデキストリン等のオリゴ
糖、又は、平均分子量500〜1万のベプタイドを含有
してもよい。オリゴ糖又はベプタイドを含む場合、これ
らのものの濃度は、1〜30に、好ましくは5〜lO%
が良い。
クエン酸等の有機酸およびグリシン等を含有していても
よく、また場合によりサイクロデキストリン等のオリゴ
糖、又は、平均分子量500〜1万のベプタイドを含有
してもよい。オリゴ糖又はベプタイドを含む場合、これ
らのものの濃度は、1〜30に、好ましくは5〜lO%
が良い。
つしよに混合してもよい。
次に本発明の効果を試験例により具体的に説明する。
試験例1
(1) 本発明の食品用防腐防黴剤の製造鏝度75%
(V/V )のエタノールに木酸液(東海化成■製、商
品名香味煙By−xs)を0.1%及び0.2%添加し
、本発明゛の食品用防腐防黴剤(al及び扁2)を製造
した。
(V/V )のエタノールに木酸液(東海化成■製、商
品名香味煙By−xs)を0.1%及び0.2%添加し
、本発明゛の食品用防腐防黴剤(al及び扁2)を製造
した。
(2) 生うどんに添加したときのアルコール臭小麦
粉に対して1%rv/w)および2に(v/w )添加
し、加水菫は32%として常法により生うどんを製造し
、各々1oofをポリエチレンフィルムで包装し、官能
試験のサンプルとした。
粉に対して1%rv/w)および2に(v/w )添加
し、加水菫は32%として常法により生うどんを製造し
、各々1oofをポリエチレンフィルムで包装し、官能
試験のサンプルとした。
試験結果を表1に示す。
表1 アルコール臭官能試験結果
上表において、評価基準は下記の通りである。
++ アルコール臭をはっきり感する。
+ アルコール臭を少し感する。
− アルコール臭を感じない。
試験例2
(1) 本発明の食品用防腐防黴剤の製造濃度75%
(V/V )のエタノールに試験例1で用いた木酸液を
それぞれ、0.1%及び0.2%更にカニフレーバー(
三乗化学工業■、カニフレーバー扁5308B)をそれ
ぞれ0.1%及び0.2%添加し、本発明の食品用防腐
防黴剤を得た。
(V/V )のエタノールに試験例1で用いた木酸液を
それぞれ、0.1%及び0.2%更にカニフレーバー(
三乗化学工業■、カニフレーバー扁5308B)をそれ
ぞれ0.1%及び0.2%添加し、本発明の食品用防腐
防黴剤を得た。
(2) 生うどんに添加したときのアルコール臭試験
例IK記載した同様にして試験サンプルを作り、官能試
験を行った。
例IK記載した同様にして試験サンプルを作り、官能試
験を行った。
その結果を表2に示す。
表2 アルコール臭官能試験結果
上表における評価基準は表1の場合と同じとした。
試験例3
(1) 本発明の食品用防腐防黴剤の製造一度75%
(V/V )のエタノールに試験例2とIrJ 禄にし
て、木酸フレーバー0.06%およびカニ7レーパー0
.06%を添加して食品用防腐防黴剤を得た。
(V/V )のエタノールに試験例2とIrJ 禄にし
て、木酸フレーバー0.06%およびカニ7レーパー0
.06%を添加して食品用防腐防黴剤を得た。
(2) 生中華麺に添加したときのアルコール臭本発
明品を小麦粉に対して3%、オリゴ糖液1〜3%添加し
、かん水1%、加水証30%として常法により生中華麺
を製造し、各々1OOfをポリエチレンフィルムで包装
し、官能試験のサンプルとした。
明品を小麦粉に対して3%、オリゴ糖液1〜3%添加し
、かん水1%、加水証30%として常法により生中華麺
を製造し、各々1OOfをポリエチレンフィルムで包装
し、官能試験のサンプルとした。
その結果、単に75%(V/V )エタノールを3%添
加したものはアルコール臭がかなり強いのに対し、上記
本発明品を添加した。もやではアルコール臭は著しく軽
減された。
加したものはアルコール臭がかなり強いのに対し、上記
本発明品を添加した。もやではアルコール臭は著しく軽
減された。
またオリゴ檀液を本発明品とともに中華麺に添加したも
のでは本発明品単独に比してアルコール臭の軽減効果が
認められた。
のでは本発明品単独に比してアルコール臭の軽減効果が
認められた。
本試験例において、75%(V/V)エタノールの代り
に90%エタノールを使用しても同様な結果が得られる
。
に90%エタノールを使用しても同様な結果が得られる
。
特許出願人 日本化薬株式会社
Claims (2)
- (1) 木醋液を0.001%〜1%(重量)含有す
る濃度50%(V/V )以上のエタノール溶液からな
る食品用防腐防黴剤 - (2) 木醋液を0.001%〜1%(重量)および
動物性フレーバーを0.001%〜1%(重量)含有す
る濃度50%(V/V )以上のエタノール溶液からな
る食品用防腐防黴剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20814281A JPS58111668A (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | 食品用防腐防黴剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20814281A JPS58111668A (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | 食品用防腐防黴剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58111668A true JPS58111668A (ja) | 1983-07-02 |
Family
ID=16551326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20814281A Pending JPS58111668A (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | 食品用防腐防黴剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58111668A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4738469A (en) * | 1985-12-23 | 1988-04-19 | Mazda Motor Corporation | Structural arrangements for supporting steering devices |
US4946195A (en) * | 1988-03-08 | 1990-08-07 | Mazda Motor Corporation | Steering assembly supporting construction of a motor vehicle |
JPH08336361A (ja) * | 1995-06-12 | 1996-12-24 | Urashima:Kk | 食品用添加剤 |
KR100385445B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2003-05-27 | 이상현 | 목초액을 주재로 한 무독성 필름의 제조방법 |
-
1981
- 1981-12-24 JP JP20814281A patent/JPS58111668A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4738469A (en) * | 1985-12-23 | 1988-04-19 | Mazda Motor Corporation | Structural arrangements for supporting steering devices |
US4946195A (en) * | 1988-03-08 | 1990-08-07 | Mazda Motor Corporation | Steering assembly supporting construction of a motor vehicle |
JPH08336361A (ja) * | 1995-06-12 | 1996-12-24 | Urashima:Kk | 食品用添加剤 |
KR100385445B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2003-05-27 | 이상현 | 목초액을 주재로 한 무독성 필름의 제조방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61500468A (ja) | 食品添加用組成物 | |
US3615597A (en) | Solid food condiment | |
JPS58111668A (ja) | 食品用防腐防黴剤 | |
Hashimoto | Application of cyclodextrins to foods, toiletries and other products in Japan | |
JP3711074B2 (ja) | アルコール含有食品 | |
JP3158610B2 (ja) | 高塩分含有食品用保存剤 | |
JP3195438B2 (ja) | 食品添加剤 | |
JPS61152269A (ja) | 食品用防腐剤 | |
JP2777680B2 (ja) | 抗微生物及び防虫効果を有する塩味調味料及びその製造方法 | |
JPH0348786B2 (ja) | ||
JPS63112971A (ja) | 食品品質保持剤 | |
JPS57194774A (en) | Storing method of food | |
JP7042310B2 (ja) | 生中華麺及びその製造方法並びに生中華麺の保存臭抑制方法及び生中華麺の保存臭抑制剤 | |
JPS63251058A (ja) | 麺類の製造方法 | |
JPH01128761A (ja) | 固形料理用調味料 | |
JPH01128775A (ja) | 食品用保存剤 | |
JPS5836362A (ja) | 保存性の高い生麺の製造法 | |
JP3140824B2 (ja) | シクロデキストリン包接イソチオシアン酸アリル含有食品 | |
JPH10155439A (ja) | 生麺の品質改良剤および各種麺の原料粉 | |
JPS63157948A (ja) | 麺類の製造方法と麺類製造用プレミツクス粉 | |
JP2001078707A (ja) | わさび風味食品 | |
JPH037565A (ja) | 食品保存剤 | |
JPS5851881A (ja) | 食品の保存方法 | |
JP2000245374A (ja) | 品質の改良された麺類、その製造法および品質改良剤 | |
JPS6258974A (ja) | 食品の保存剤組成物 |