JPH1199474A - 鏡面加工用超砥粒砥石 - Google Patents

鏡面加工用超砥粒砥石

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JPH1199474A
JPH1199474A JP30326597A JP30326597A JPH1199474A JP H1199474 A JPH1199474 A JP H1199474A JP 30326597 A JP30326597 A JP 30326597A JP 30326597 A JP30326597 A JP 30326597A JP H1199474 A JPH1199474 A JP H1199474A
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JP
Japan
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superabrasive
super
grindstone
peripheral speed
truing
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Application number
JP30326597A
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English (en)
Inventor
Kazunori Kadomura
和徳 門村
Toshio Fukunishi
利夫 福西
Akio Hara
昭夫 原
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Osaka Diamond Industrial Co Ltd
Original Assignee
Osaka Diamond Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】粗粒超砥粒を用いて、微粒超砥粒を用いたのと
同様な高品位の鏡面が得られる超砥粒砥石を提供する。 【解決手段】超砥粒の平均粒径が10〜200μmであ
るときは、超砥粒の先端部がツルーイングされて平坦部
を有し、相互の段差が3μm以内であり、さらにドレッ
シングされて該平坦部に深さが5μm以下の微小な溝又
は凹部が形成され、これが切れ刃として作用する。超砥
粒の平均粒径が200μmより大きいときは、超砥粒の
先端部がツルーイングされて平坦部を有し、相互の段差
が3μm以内であり、さらに該平坦部にレーザービーム
を照射して溝が形成され、ドレッシングされて平坦部の
みに5μm以下の微小な溝又は凹部が形成されこれが切
れ刃として作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン、ガラ
ス、セラミックス、フェライト等の硬脆材料を鏡面加工
するのに用いる超砥粒砥石及びそのツルーイング・ドレ
ッシング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、半導体における高集積化やセラミ
ックス、ガラス、フェライトなどの加工において超精密
化などの急激な技術革新により、高精度な鏡面加工が要
求されている。この鏡面加工は一般的にラッピング加工
と呼ばれる研削方法で、ラップ定盤と工作物の間にラッ
プ液に混合した遊離砥粒を供給して、ラップ定盤と工作
物に圧力を加えながら擦り合わせ、遊離砥粒の転動作用
と引っかき作用により工作物を削り、高精度な鏡面を得
る加工法である。しかし、ラッピング加工に際しては遊
離砥粒を多く消費するため、使用済みの遊離砥粒と切り
粉とラップ液の混合物、すなわちスラッジと呼ばれるも
のが大量に発生し作業環境の悪化と公害発生が大きな問
題となっていた。
【0003】この遊離砥粒を用いた研削方法を改め、固
定された微粒超砥粒による鏡面加工法の研究開発が盛ん
に行われている。固定された微粒超砥粒による鏡面加工
法としては、平均粒径が数μmの超砥粒を弾性的に保持
したレジンボンド超砥粒砥石による加工法や、メタルボ
ンド超砥粒砥石を電解によりボンド材を溶かしながらド
レッシングして研削するようにしたELID研削加工法
などが良く知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、レジンボンド
超砥粒砥石においては、微細超砥粒を使用するため砥石
の切れ味が悪く、しかも砥石磨耗が大きいので加工面の
形状や精度の低下が起きやすく、頻繁にツルーイング・
ドレッシングをしなければならない問題があった。メタ
ルボンド超砥粒砥石においては、レジンボンドと同程度
の鏡面を得ようとするとボンド材が高剛性であるためレ
ジンボンドよりも更に細かい超砥粒にする必要があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊離砥粒加工
を固定砥粒加工化できるだけでなく、粗粒超砥粒砥石を
RDでツルーイング・ドレッシングすることによって、
切れ味が極めて良好で、寿命の長い鏡面加工用超砥粒砥
石を提供することである。粗粒超砥粒により大きな容量
のチップポケットが切り粉の排出をスムーズにして高能
率加工を可能にし、平坦部の微小な溝又は凹部が作用砥
粒数を多くして微粒超砥粒と同様な高品位な表面粗さが
得られ、さらにニッケルメッキまたはロウ材により粗粒
超砥粒を強固に保持するので砥粒の脱落がほとんどなく
長寿命が得られる。すなわち粗粒と微粒の両者の特長を
兼ね備えた鏡面加工用超砥粒砥石を提供することを目的
とする。
【0006】その特徴とするところは、超砥粒が均一分
散して、ニッケルメッキまたはロウ材で一層固着された
超砥粒砥石であって、超砥粒の平均粒径が10〜200
μmの範囲内であるときは、超砥粒の先端部がツルーイ
ングされて平坦部を有し、相互の段差が3μm以内であ
り、さらにドレッシングされて該平坦部に5μm以下の
微小な溝又は凹部が形成された硬脆材料の鏡面加工用超
砥粒砥石である。ロウ材としてはAg−Cu系が好まし
いが、更に少量のTi等を含有したAg−Cu−Ti系
ロウ材が特にダイヤモンドの表面を良く濡らすのでより
好ましい。ロウ材又はニッケルメッキに、ダイヤモン
ド、CBN、SiC、Al等の硬質粒子を含有さ
せることによりボンド材の耐磨耗性を向上させ、砥粒保
持を一層強固なものにもできる。超砥粒の平均粒径は寿
命と砥粒保持力を考慮すると50μm以上であることが
好ましい。
【0007】ツルーイング後の平坦部の相互の段差は、
3μm以内である必要があり、より高品位な鏡面を得よ
うとするなら0.5μm以内が好ましい。またツルーイ
ング後に形成される超砥粒1個当たりの平坦部の面積
(S)が、 8×10−5mm≦S≦3×10−2mm 上記の範囲内である必要がある。
【0008】超砥粒の平均粒径が200μmより大きい
場合は、超砥粒の先端部がツルーイングされて平坦部を
有し、相互の段差が3μm以内であり、さらに該平坦部
にレーザービームを照射して溝が形成され、ドレッシン
グされて残された平坦部のみに5μm以下の微小な溝又
は凹部が形成された硬脆材料の鏡面加工用超砥粒砥石で
ある。ロウ材としてはAg−Cu系が好ましいが、更に
少量のTi等を含有したAg−Cu−Ti系ロウ材が特
にダイヤモンドの表面を良く濡らすのでより好ましい。
ロウ材又はニッケルメッキにダイヤモンド、CBN、S
iC、Al等の硬質粒子を含有させることにより
ボンド材の耐磨耗性を向上させ、砥粒保持を一層強固な
ものにもできる。超砥粒の平均粒径が200μmをこえ
る場合は、砥粒保持力が極めて大きく、砥粒の脱落がほ
とんどなく長寿命が期待できる。
【0009】上記のレーザービーム照射後に形成される
独立した平坦部の面積(S)は、 S≦5×10−2mm 上記の範囲内であり、好ましくは、 1×10−2mm
≦S≦3×10−2mmの範囲に設定する。ここ
で、独立した平坦部とはレーザー溝によって囲まれた平
坦部又はレーザー溝とボンド材(ニッケルメッキ、ロウ
材)によって囲まれた平坦部を示す。レーザー溝は深さ
が20μm以上で、かつ交差させて碁盤の目のように形
成するのがより好ましい
【0010】ツルーイング・ドレッシングするにはRD
を用いるのが能率、成形精度を考慮すると好ましいが、
RDの替わりにダイヤモンド粒度が#30(粒径650
μm)前後のメタルボンド砥石または電着砥石も用いる
ことも可能である。また、ドレッシングするかわりに、
レーザービーム又は電子ビームを照射して平坦部に微小
な溝又は凹部を形成しても良好な結果が得られる。
【0011】ツルーイング・ドレシング条件について
は、超砥粒砥石とRDを接触点において同一方向に回転
(ダウンドレッシング)させるとRDの半径磨耗が少な
く、良い結果が得られる。まず、ツルーイング条件の詳
細について説明する。周速度比(超砥粒砥石の周速度/
RDの周速度)の値(q)、RD接触幅(b)、RDの
トラバース量(F)、RDの1パス当たりの切り込み深
さ(a)、とするとツルーイング条件が、 0.01≦q≦0.1 F=(0.05〜0.3)×b/rev. 1μm≦a≦10μm 以上の範囲で設定される。より好ましくは以下の設定範
囲であり、特に周速度比(q)が0.01に近づく程ツ
ルーイング能率が向上する。 0.01≦q≦0.05 F=(0.2〜0.3)×b/rev. 1μm≦a≦3μm
【0012】次に、ドレッシング条件の詳細について説
明する。周速度比(超砥粒砥石の周速度/RDの周速
度)の値(qd)、RD接触幅(b)、RDのトラバー
ス量(Fd)、RDの1パス当たりの切り込み深さ(a
d)、とするとドレッシング条件が、 0.1≦qd≦0.9 F=(0.01〜0.2)×b/rev. 1μm≦ad≦5μm 以上の範囲で設定される。より好ましくは以下の設定範
囲であり、周速度比(q)が0.9に近づく程、RDの
クラッシング作用が大きくなって、超砥粒砥石の表面に
微細な溝又は凹部が多数形成され、超砥粒砥石の切れ味
が著しく向上する。 0.6≦qd≦0.9 F=(0.01〜0.1)×b/rev. 1μm≦ad≦3μm
【0013】上記のツルーイング・ドレッシング条件
は、ニッケルメッキまたはロウ材で平均粒径10μm以
上の超砥粒を一層固着した超砥粒砥石に限定されるもの
ではなく、平均粒径10μm以上のビトリファイドボン
ド超砥粒砥石にも十分適用ができるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を次の実施例
の項で説明する。
【0015】
【実施例】
(実施例1)ダイヤモンド砥粒を均一分散させて、ニッ
ケルメッキで一層固着した超砥粒砥石をRDでツルーイ
ング・ドレッシングした。そして、単結晶シリコンの鏡
面加工を行い、本発明の効果を確認した。以下に実験条
件の詳細を示す。 1.超砥粒砥石の仕様 サイズ Φ125−3w(6A2型) 超砥粒の粒度 ダイヤモンド(平均粒径150μm) 結合材 ニッケルメッキ 2.RDの仕様 サイズ Φ150−5t (1A1型) 粒度 平均粒径600μm 結合材 ニッケルメッキ 3.ツルーイング条件 超砥粒砥石周速度 47m/min (120r.p.m) RD周速度 1130m/min(2500r.p.m) 周速度比 0.04 切り込み量 1μm/pass トラバース速度 50mm/min(1.25mm/rev.) 4.ドレッシング条件 超砥粒砥石周速度 785m/min (2000r.p.m) RD周速度 1130m/min(2500r.p.m) 周速度比 0.67 切り込み量 1μm/pass トラバース速度 150mm/min(0.08mm/rev.) 5.研削テスト条件 超砥粒砥石周速度 67m/sec 切り込み量 2μm/pass 送り速度 10mm/min 工作物材質 単結晶シリコン 研削液 JIS W2 2%水溶液 6.結果 表面粗さ 0.01μmRa 切れ味良好で目ずまり無し。
【0016】(実施例2)実施例1よりも細かいのダイ
ヤモンド砥粒を均一分散させて、ニッケルメッキで一層
固着した超砥粒砥石をRDでツルーイング・ドレッシン
グした。そして、単結晶シリコンの鏡面加工を行い、本
発明の効果を確認した。以下に実験条件の詳細を示す。
1.超砥粒砥石の仕様サイズ Φ125−
3w(6A2型)超砥粒の粒度 ダイヤモンド
(平均粒径50μm)結合材 ニッケルメ
ッキ2.RDの仕様サイズ Φ150−5
t (1A1型)粒度 平均粒径600
μm結合材 ニッケルメッキ3.ツルーイ
ング条件超砥粒砥石周速度 47m/min (1
20r.p.m)RD周速度 1130m/m
in(2500r.p.m)周速度比 0.
04切り込み量 2μm/passトラバース
速度 150mm/min(1.25mm/re
v.)4.ドレッシング条件超砥粒砥石周速度 78
5m/min (2000r.p.m)RD周速度
1130m/min(2500r.p.m)周速
度比 0.67切り込み量 1μm
/passトラバース速度 150mm/min
(0.08mm/rev.)5.研削テスト条件超砥粒
砥石周速度 67m/sec切り込み量 2
μm/pass送り速度 10mm/min
工作物材質 単結晶シリコン研削液
JIS W2 2%水溶液6.結果表面粗さ
0.02μmRa切れ味良好で目ずまり無し。
【0017】(実施例3)実施例1、2よりも粗いダイ
ヤモンド砥粒を均一分散させて、ロウ材で一層固着した
超砥粒砥石をRDでツルーイング後、平坦面にレーザー
ビームを照射して溝を形成し、さらにRDでドレッシン
グした。そして、単結晶シリコンの鏡面加工を行い、本
発明の効果を確認した。以下に実験条件の詳細を示す。 1.超砥粒砥石の仕様 サイズ Φ125−3w(6A2型) 超砥粒の粒度 ダイヤモンド(平均粒径650μm) 結合材 ロウ材(Ag−Cu−Ti系) 2.RDの仕様 サイズ Φ150−5t (1A1型) 粒度 平均粒径600μm 結合材 ニッケルメッキ 3.ツルーイング条件 超砥粒砥石周速度 47m/min (120r.p.m) RD周速度 1130m/min(2500r.p.m) 周速度比 0.04 切り込み量 1μm/pass トラバース速度 150mm/min(1.25mm/rev.) 4.レーザービーム照射条件 レーザー溝は超砥粒砥石の軸に対して同心円状に形成した。 レーザー出力 2.5W(砥粒層法線方向照射) レーザー溝の深さ 30μm レーザー溝の幅 20μm レーザー溝のピッチ 50μm 5.ドレッシング条件 超砥粒砥石周速度 785m/min (2000r.p.m) RD周速度 1130m/min(2500r.p.m) 周速度比 0.67 切り込み量 1μm/pass トラバース速度 150mm/min(0.08mm/rev.) 6.研削テスト条件 超砥粒砥石周速度 67m/sec 切り込み量 2μm/pass 送り速度 10mm/min 工作物材質 単結晶シリコン 研削液 JIS W2 2%水溶液 7.結果 表面粗さ 0.01μmRa 切れ味極めて良好で、目ずまり無し。
【0018】図4は、実施例3のツルーイング・ドレッ
シング後の超砥粒先端部の電子顕微鏡写真である。微小
な溝、凹部が形成され、これが切れ刃として作用し高能
率な鏡面加工を可能にする。図5は、超砥粒先端部を立
体的に示す3次元像である。図5は、超砥粒先端部の断
面形状である。これから図4及び図5の微小な溝、凹部
の深さは0.3〜0.5μmであることがわかる。
【0019】図7は、ツルーイングした後(ドレッシン
グされる前)の超砥粒先端部の電子顕微鏡写真である。
超砥粒の先端部がRDでツルーイングされて、さらにレ
ーザービーム照射による溝が形成され、幅約30μmの
スジ状平坦部が形成されているのが認められる。図8
は、超砥粒先端部の3次元像である。図9は、超砥粒先
端部の断面形状である。
【0020】
【発明の効果】粗粒超砥粒砥石をツルーイング・ドレシ
ングすることにより、シリコン、ガラス、セラミック
ス、フェライト等の硬脆材料を高品位、高能率に鏡面加
工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ツルーイング後の部分断面模式図
【図2】図1にレーザー溝を形成した後の部分断面模式
【図3】図2にドレシングした、本発明の超砥粒砥石の
部分断面模式図
【図4】実施例3の超砥粒先端部の電子顕微鏡写真
【図5】実施例3の超砥粒先端部の拡大3次元像
【図6】実施例3の超砥粒先端部の拡大断面図
【図7】実施例3のツルーイング後の超砥粒先端部の電
子顕微鏡写真
【図8】実施例3のツルーイング後の超砥粒先端部の拡
大3次元像
【図9】実施例3のツルーイング後の超砥粒先端部の拡
大断面図
【図10】ツルーイング・ドレッシングのレイアウトを
示す図
【図11】ツルーイング・ドレッシングの状態を示す図
【符号の説明】
1 超砥粒砥石 2 RD(ダイヤモンドロータリードレッサ) 3 超砥粒 4 レーザー溝 5 微細な溝(凹部) b RDの接触幅 L レーザービームの照射方向 P レーザー溝のピッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超砥粒が均一分散して、ニッケルメッキま
    たはロウ材で一層固着された超砥粒砥石であって、超砥
    粒の平均粒径が10〜200μmの範囲内であり、超砥
    粒の先端部がツルーイングされて平坦部を有し、相互の
    段差が3μm以内であり、さらにドレッシングされて該
    平坦部に深さが5μm以下の微小な溝又は凹部が形成さ
    れて、これが切れ刃として作用し、硬脆材料の鏡面加工
    に用いることを特徴とする超砥粒砥石。
  2. 【請求項2】上記のツルーイング後に形成される超砥粒
    1個当たりの平坦部の面積(S)が、 8×10−5mm≦S≦3×10−2mm を満足するツルーイングがなされたことを特徴とする請
    求項1記載の超砥粒砥石。
  3. 【請求項3】超砥粒が均一分散して、ニッケルメッキま
    たはロウ材で一層固着された超砥粒砥石であって、超砥
    粒の平均粒径が200μmより大きく、超砥粒の先端部
    がツルーイングされて平坦部を有し、相互の段差が3μ
    m以内であり、該平坦部にレーザービームを照射して溝
    が形成され、さらにドレッシングされて残された平坦部
    のみに深さが5μm以下の微小な溝又は凹部が形成され
    て、これが切れ刃として作用し、硬脆材料の鏡面加工に
    用いることを特徴とする超砥粒砥石。
  4. 【請求項4】上記のレーザービーム照射後に形成される
    独立した平坦部の面積(S)が、 S≦5×10−2mm を満足するレーザービームによる溝が形成されたことを
    特徴とする請求項3記載の超砥粒砥石。
  5. 【請求項5】上記のツルーイングは、ダイヤモンドロー
    タリードレッサ(RD)を用いて行われるものであっ
    て、超砥粒砥石とRDが接触点において同一方向に回転
    し、周速度比(超砥粒砥石の周速度/RDの周速度)の
    値(q)が、 0.01≦q≦0.1 RDの接触幅を(b)とすると、超砥粒砥石1回転当た
    りのRDのトラバース量(F)が、 F=(0.05〜0.3)×b/rev. RDの1パス当たりの切り込み深さ(a)が、 1μm≦a≦10μm 以上の範囲で設定されたことを特徴とする請求項1、
    2、3、または4記載の超砥粒砥石。
  6. 【請求項6】上記のドレッシングは、ダイヤモンドロー
    タリードレッサ(RD)を用いて行われるものであっ
    て、超砥粒砥石とRDが接触点において同一方向に回転
    し、周速度比(超砥粒砥石の周速度/RDの周速度)の
    値(qd)が、 0.1≦qd≦0.9 RDの接触幅を(b)とすると、超砥粒砥石1回転当た
    りのRDのトラバース量(Fd)が、 Fd=(0.01〜0.2)×b/rev. RDの1パス当たりの切り込み深さ(ad)が、 1μm≦ad≦5μm 以上の範囲で設定されたことを特徴とする請求項1、
    2、3、4、または5記載の超砥粒砥石。
JP30326597A 1997-09-29 1997-09-29 鏡面加工用超砥粒砥石 Pending JPH1199474A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2371921A1 (fr) * 1976-11-05 1978-06-23 Unilever Nv Composition hydratante destinee au traitement de la peau
JP2002283235A (ja) * 2001-03-22 2002-10-03 Toyoda Mach Works Ltd 端面研削用砥石車のツルーイング方法
US6793562B2 (en) 2001-04-23 2004-09-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Grinder and method of and apparatus for non-contact conditioning of tool

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