JPH1199106A - 電気掃除機の床ブラシ - Google Patents

電気掃除機の床ブラシ

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JPH1199106A
JPH1199106A JP26476697A JP26476697A JPH1199106A JP H1199106 A JPH1199106 A JP H1199106A JP 26476697 A JP26476697 A JP 26476697A JP 26476697 A JP26476697 A JP 26476697A JP H1199106 A JPH1199106 A JP H1199106A
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JP
Japan
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cleaning body
brush
turbine
vacuum cleaner
cleaning
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Application number
JP26476697A
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English (en)
Inventor
Kazuo Chichii
一夫 乳井
Masayoshi Iizuka
政義 飯塚
Noriyuki Ishida
則之 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塵埃を吸入するための吸気を少なくすること
なく高トルクで回転清掃体を回転させることのできる電
気掃除機の床ブラシを得る。 【解決手段】 ブラシ部19bを有し、塵埃吸込口8に
臨ませて配設された清掃体19と、清掃体19と同軸上
に設けられたタービン21a,21bことを有する回転
清掃体17を備え、タービン21a,21bを吸入空気
によって回転させることによって清掃体19を回転させ
るようにした電気掃除機の床ブラシにおいて、タービン
21a,21bを回転させた吸入空気を清掃体19の軸
線に直交する方向から清掃体19に対して噴出させて清
掃体19の回転力を高めるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機の床ブ
ラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機の床ブラシとして、床
ブラシの内部に設けられたエアータービンによって清掃
体を回転させるようにしたタービンブラシが実用化され
ている。図7は特開昭60−119916号公報に示さ
れた従来のタービンブラシの分解斜視図である。この従
来例を図7に基づいて説明する。本体ケース51は上ケ
ース52と下ケース53とを結合して形成され、本体ケ
ース51には仕切壁54によリブラシ室55とタービン
室56と軸受室57とが形成されている。なお、ブラシ
室55とタービン室56とは連通されている。
【0003】ブラシ室55には回転ブラシ58が、ター
ビン室56にはタービン59がそれぞれ回転自在に収納
されている。このタービン59は、ファンシャフトの一
端部にファン61を取付けるとともに、スリーブ62を
取付けたもので、このスリーブ62は仕切壁54に保持
されている。ファンシャフトと回転ブラシ58とには軸
受室57においてベルト63が懸架されている。そし
て、本体ケース51にはブラシ室55と夕一ビン室56
とを仕切る仕切板64が収納されている。この仕切板6
4には通気口65が形成され、この通気口65にはファ
ン61の前方に位置するノズル66が形成されている。
この仕切板64の前方には通気ロ65を開閉する開閉板
67がスライド自在に設けられている。
【0004】上記のように構成された従来の床ブラシに
おいては、掃除機を運転するとノズル66からタービン
室56に外気が集中して流入することによってタービン
59が回転して、ベルト63を介して回転ブラシ58が
回転する。ここで、タービン59のファンシャフトの径
よりも回転ブラシ58のベルト懸架部の径を大きくする
ことによって、回転ブラシ58の回転トルクが高くなる
ように構成されている。
【0005】しかしながら上記の従来例の場合には、タ
ービン59と回転ブラシ58の回転伝達をベルト63を
介して行っているために、床ブラシ全体が大型化すると
いう問題があった。また、タービン室56が塵埃吸入空
気の通過路に配置されているため、床ブラシを持ち上げ
た場合にもタービン59は高速回転し、騒音を発するた
めに対策を講ずる必要があり、実際に同公報のものもこ
の対策がなされているが、このため構造が複雑化すると
共に、床ブラシが大型化することになっていた。
【0006】そこでかかる問題を解決するものとして例
えば、特開平9−28632号公報に示された床ブラシ
の発明がある。図8は同公報に示された床ブラシの上面
図、図9は図8に示した床ブラシの上断面図である。図
8及び図9に基づいて従来の床ブラシの構造を概説す
る。
【0007】床ブラシ100は、その略中央の高さ位置
で上下に2分割されており、外郭を形成する下ケース1
02と、この下ケース102の上部後方に配設された上
ケース103及び上ケース103の前方に設置された吸
込口カバー106とにより形成されている。下ケース1
02の内部には塵埃の掻き上げ、掃除面の空拭き等を行
う回転清掃体115が配設されている。回転清掃体11
5の両端には回転軸116が圧入されており、すべり軸
受117によって回動自在に軸支されている。さらに、
回転清掃体115の両端に圧入された左右2本の回転軸
116には、タービン120Aが挿入されている。さら
に、このタービン120Aと対向するようにタービン1
20Bが配設され、これら2つのタービン120A,1
20Bによってタービン120が構成されている。
【0008】次に、回転清掃体115を回転させるため
の動作について説明する。タービン120へ吹き付ける
空気は上ケース103の上部及び後部に設けられた吸気
口126より吸気される。そして、吸気口126より吸
気された空気は、図9の矢印で示すように、通風路12
9Aを通って下ケース102と一体に形成された案内壁
130によって絞り込まれてタービン120に吹き付け
られる。
【0009】また、タービン120(回転清掃体11
5)のトルクを向上させるために、吸込口カバー106
の背面図である図10に示すように吸込口カバー106
の側面に空気導入口131を設け、この空気導入口13
1から吸入される空気もタービン120に吹き付けるよ
うにしている。さらに、図11に示すように、下ケース
102の下面前部に切欠部132を設け、この切欠き部
132から吸気された空気もタービン120に吹き付け
るようにして、タービン120(回転清掃体115)の
トルクを向上させるようにしている。
【0010】特開平9−28632号公報に示された従
来の電気掃除機の床ブラシでは、タービン120を回転
清掃体115と同軸上に形成することによって床ブラシ
の小型化を実現している。また、タービン12を回転さ
せるための外気を塵埃の吸入口とは別の吸入口から取り
込むことによって、吸入の抵抗が大きい場合には、より
タービン120の回転が早くなり、効率的な清掃ができ
るように工夫されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−28632号公報の床ブラシはタービン120を回
転清掃体115と同軸状に形成しているため、特開昭6
0−119916号公報に示された床ブラシのように、
回転清掃体の回転数をタービンの回転数より減速して回
転清掃体のトルクを上げることができず、毛足の長い絨
毯を清掃する際に回転清掃体が絨毯の抵抗により停止し
てしまうことが懸念される。この点、特開平9−286
32号公報においては、空気導入口131及び切欠部1
32を設け、これらからの吸入空気をタービン120に
吹き付けることにより回転清掃体115のトルクを高め
るようにしている。
【0012】しかし、あくまでもタービン120に対し
て吸気を吹き付けるものであり、床ブラシを必要以上に
大きく出来ないという制限の下ではタービンの大きさに
も限界があり、十分なトルクを得ることはできない。ま
た、タービン120を回転させるための吸気口を別途設
けているため、その分、本来の目的である塵埃を吸入す
るための吸気が少なくなり、吸入効率が落ちてしまうと
いうという問題点があった。
【0013】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたものであり、塵埃を吸入するための吸気を少な
くすることなく高トルクで回転清掃体を回転させること
のできる電気掃除機の床ブラシを得ることを目的とする
ものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気掃除機
の床ブラシは、ブラシ部を有し、塵埃吸込口に臨ませて
配設された清掃体と、この清掃体と同軸上に設けられた
タービンとを有する回転清掃体を備え、タービンを吸入
空気によって回転させることによって前記清掃体を回転
させるようにしたものにおいて、タービンを回転させた
吸入空気を前記清掃体の軸線に直交する方向から清掃体
に対して噴出させて清掃体の回転力を高めるようにした
ものである。
【0015】また、ブラシ部を有し、塵埃吸込口に臨ま
せて配設された清掃体と、この清掃体と同軸上に設けら
れたタービンとを有する回転清掃体を備え、タービンを
吸入空気によって回転させることによって前記清掃体を
回転させるようにしたものにおいて、タービン設置部側
に第1開口部を有し、清掃体設置部側に前記清掃体に対
向する第2開口部を有する通風路を備え、タービンを回
転させた吸入空気を前記第1開口部から前記通風路に導
入して第2開口部から前記清掃体に向けて噴出させてこ
の清掃体の回転力を高めるようにしたものである。
【0016】さらに、ブラシ部を前記清掃体の回転方向
と逆方向に傾斜又は湾曲させて設置したものである。
【0017】また、ブラシ部を前記清掃体に直立させる
と共に、タービンを回転させた吸入空気を、この吸入空
気が吹き付けられたときに清掃体の回転を加速するよう
に作用するブラシ部に向けて噴出するようにしたもので
ある。
【0018】さらに、ブラシ部を前記清掃体の回転方向
と逆方向に傾斜又は湾曲させて設置すると共に、前記タ
ービンを回転させた吸入空気を、この吸入空気が吹き付
けられたときに清掃体の回転を加速するように作用する
ブラシ部に向けて噴出するようにしたものである。
【0019】また、タービンを回転させた吸入空気を加
速させてブラシ部に向かって噴出するようにしたもので
ある。
【0020】さらに、第1開口部の開口面積を第2開口
部の面積よりも大きく設定したものである。
【0021】
【発明の実施の形態】 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1に係る電気
掃除機の床ブラシ1の平面断面図、図2はその分解斜視
図である。以下、図1及び図2に基づいて、この実施の
形態の構成を説明する。図において、1は床ブラシ、3
は床ブラシ1を構成する下ケース、5は下ケース1の上
方に設置されて床ブラシ1を構成する上ケースである。
下ケース3には、後述の清掃体を収納する清掃体収納部
7、清掃体収納部7の両端にタービンを収納するタービ
ン収納部9a,9b、後述のカップリングを収納するカ
ップリング収納部11がそれぞれ形成されている。
【0022】また、清掃体収納部7の下方は開口してお
り塵埃吸入口8が設けられ、またタービン収納部9a,
9bの後方側には開口10a,10bが設けられてい
る。12は回転清掃体収納部7とカップリング収納部1
1とを仕切る仕切壁であり、仕切壁12の両端部には開
口10a,10bよりも小面積の切欠き部12a,12
bが形成されている。
【0023】また、上ケース5の前端側には壁部5aが
形成され、該壁部5aの両端部には第1切欠部5b,5
cと、その内側に第1切欠部5b,5cよりも小面積の
第2切欠部5d,5eとが形成されている。そして、上
ケース5を下ケース3上に設置したときに、上ケース5
の第1切欠部5b,5cと下ケース3の開口10a,1
0bとが対向して第1通風口14a,14bが構成さ
れ、また上ケース5の第2切欠部5d,5eと下ケース
3の開口12a,12bとが対向して第2通風口16
a,16bが構成される。なお、第1通風口14a,1
4bの方が第2通風口16a,16bよりも大面積であ
る。また、上ケース5を下ケース3上に設置したときに
は、カップリング収納部11の両側部に、第1通風口1
4a,14bから第2通風口16a,16bに至る通風
路18a,18bが形成される。
【0024】13a,13bは下ケース3の底面に設置
される前車輪、15a,15bは前車輪13a,13b
の後方に設置される後車輪である。17は塵埃の掻き上
げを行う回転清掃体であり、図3の拡大図に示すよう
に、軸状の清掃体19の両端部にタービン21a,21
bを取り付けた構造である。清掃体19は軸部19a
と、この軸部19aの表面に螺旋状に取り付けられたブ
ラシ部19bとから構成されており、ブラシ部19bは
回転方向と逆の方向に傾斜又は湾曲させて設置されてい
る。また、タービン21a,21bは円筒状の筒体の表
面に複数の開口部を有する構造であり、図3に示すよう
に、内側に吸入空気が流入して、開口部から流出するこ
とによって回転する構造である。
【0025】23a,23bは回転清掃体17の両端部
に取り付けられた軸受けであり、回転清掃体17を回転
自在に軸支するものである。25は一端側が下ケース3
のカップリング収納部11に回動自在に設置されたカッ
プリング、27はカップリング25に連結されたエル
ボ、29a,29bはエルボ27の抜け止め用のストッ
パ、31はエルボカバーである。33は上ケース5の前
方に設置される前蓋であり、前蓋33の上面両端部には
回転清掃体17を回転させるための空気を吸入する吸気
口33a,33bが設けられている。
【0026】35a,35bは前蓋33を上ケース5に
保持するためのノブ、37は下ケース3と、上ケース5
及び前蓋33との間に設置されるバンパーである。
【0027】次に、動作について説明する。床ブラシ1
の下面を床面につけて掃除機を運転すると、下ケース3
の下面に形成された塵埃吸入口8から塵埃を含んだ空気
が吸入されると共に、前蓋33の両端に設けられた吸入
口33a,33bからタービン21a,21b回転用の
空気が吸入される。吸入口33a,33bから吸入され
た空気は、図1及び図3に示すように、タービン21
a,21bの内側を通り、タービン21a,21bの外
周部に形成された開口部から流出してタービンを回転さ
せる。
【0028】タービン21a,21bの開口部から流出
した空気は、下ケース3と上ケース5によって形成され
た第1通風口14a,14bから通風路18a,18b
に流入して、第2通風口16a,16bから清掃体収納
部7に流出する。そして、清掃体収納部7に噴出した空
気は、図4に示すように、清掃体19のブラシ19bに
当たり、回転清掃体17の回転力を高める働きをする。
このとき、ブラシ19bが回転清掃体17の回転方向と
逆方向に傾斜又は湾曲させて設置されているので、第2
通風口16a,16bから噴出した気流は、図4に示す
ように、回転清掃体17を回転するように作用すると共
に、反対の作用する気流はブラシの表面に沿って流れる
ので、気流全体としては回転清掃体17を回転させるよ
うに作用する。
【0029】この実施の形態においては、タービン21
a,21bの内部を通過して、一旦タービン21a,2
1bの回転に利用した空気を、さらにブラシ部19bに
向けて噴出させることによって、回転清掃体17の回転
トルクを高めることができるのである。また、第1通風
口14a,14bよりも第2通風口16a,16bが小
面積に形成されているので、第1通風口14a,14b
から流入した気流は加速されて第2通風口16a,16
bから噴出することになり、ブラシ部19bに高速で衝
突するので、回転清掃体17の回転トルクを高める作用
が大きい。
【0030】実施の形態2.図5は実施の形態2の説明
図である。この実施の形態2においては、ブラシ19b
を傾斜又は湾曲させることなく軸部19aにほぼ直立さ
せて設置すると共に、第2通風口16a,16bの位置
を清掃体19の中心よりも上方になるようにしたもので
ある。
【0031】この実施の形態によれば、第2通風口16
a,16bから噴出する気流は清掃体19の上側に位置
するブラシ部19bにのみ当たることになり、回転清掃
体17の回転方向にのみ作用する。したがって、第2通
風口16a,16bから噴出する気流の全てが回転清掃
体17の回転方向に作用することになり、回転清掃体1
7のトルクをさらに高めることができる。
【0032】実施の形態3.図6は実施の形態3の説明
図である。この実施の形態3においては、ブラシ19b
を回転方向と逆の方向に傾斜又は湾曲させると共に、第
2通風口16a,16bの位置を清掃体19の中心より
も上方になるようにしたものである。
【0033】この実施の形態によれば、第2通風口16
a,16bから噴出する気流は清掃体19の上側に位置
するブラシ部19bにのみ当たることになり、回転清掃
体17の回転方向にのみ作用する。また、ブラシ19b
の回転方向と逆の方向に傾斜又は湾曲しているので、第
2通風口16a,16bから噴出する気流がブラシ19
bに確実に当たり、回転清掃体17の回転トルクを高め
る作用をする。
【0034】なお、上記の実施の形態1乃至3において
は、第1通風口14a,14b及び第2通風口16a,
16bを設けているので、床ブラシ1を水洗いした場合
にこれら第1通風口14a,14b及び第2通風口16
a,16bから水が流出しやすく、水切れがよくなり便
利である。
【0035】なお、上記の実施の形態1乃至3において
は、タービン21a,21bを回転させた吸入空気を第
1通風口14a,14bから取り込み、第2通風口16
a,16bからブラシ部19bに噴出させることによっ
て、回転清掃体17の回転トルクを高めるようにしてい
るが、本発明はこれに限られるものではなく、要はター
ビン21a,21bを回転させた吸入空気を回転清掃体
17の軸線に直交する方向からブラシ部19bに対して
噴出させて回転清掃体17の回転力を高めるようにすれ
ばよいのである。
【0036】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0037】タービンを回転させた吸入空気を前記清掃
体の軸線に直交する方向から清掃体に対して噴出させて
該清掃体の回転力を高めるようにすることにより、塵埃
の吸い込み空気を少なくすることなく清掃体の回転トル
クを大きくすることができ、これによって効率的な清掃
が可能となる。
【0038】また、タービンを回転させた吸入空気を第
1開口部から前記通風路に導入して第2開口部から清掃
体に向けて噴出させて前記清掃体の回転力を高めるよう
にすることにより、塵埃の吸い込み空気を少なくするこ
となく清掃体の回転トルクを大きくすることができ、こ
れによって効率的な清掃が可能となる。
【0039】さらに、ブラシ部を清掃体の回転方向と逆
方向に傾斜又は湾曲させて設置することにより、清掃体
の回転方向に作用する噴出空気を確実に受け止めること
ができると共に清掃体の反回転方向に作用する噴出空気
を通過させることができ、清掃体の回転トルクを効率的
に大きくすることができる。
【0040】また、ブラシ部を前記清掃体に直立させる
と共に、タービンを回転させた吸入空気を、この吸入空
気が吹き付けられたときに清掃体の回転を加速するよう
に作用するブラシ部に向けて噴出するようにすることに
より、噴出空気は清掃体の回転力を高めることにだけ作
用させることができ、より効率的に回転トルクを大きく
することができる。
【0041】さらに、ブラシ部を前記清掃体の回転方向
と逆方向に傾斜又は湾曲させて設置すると共に、前記タ
ービンを回転させた吸入空気を、この吸入空気が吹き付
けられたときに清掃体の回転を加速するように作用する
ブラシ部に向けて噴出するようにすることにより、清掃
体の回転方向に作用する噴出空気を確実に受け止めるこ
とができると共に噴出空気は清掃体の回転力を高めるこ
とにだけ作用させることができ、より効率的に回転トル
クを大きくすることができる。
【0042】また、タービンを回転させた吸入空気を加
速させてブラシ部に向かって噴出するようにすることに
より、清掃体に勢いよく空気を噴出させることができ、
清掃体の回転トルクを高めることができる。
【0043】さらに、第1開口部の開口面積を第2開口
部の面積よりも大きく設定することにより、清掃体に勢
いよく空気を噴出させることができ、清掃体の回転トル
クを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機の
床ブラシの平面断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機の
床ブラシの分解斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機の
床ブラシの腰部構成の斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機の
床ブラシの断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る電気掃除機の
床ブラシの断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3に係る電気掃除機の
床ブラシの断面図である。
【図7】 従来の電気掃除機の床ブラシの一例の分解斜
視図である。
【図8】 従来の電気掃除機の床ブラシの他の例の平面
図である。
【図9】 図8に示した従来の電気掃除機の床ブラシの
平面断面図である。
【図10】 図8に示した従来の電気掃除機の部品図で
ある。
【図11】 図8に示した従来の電気掃除機の床ブラシ
の底面図である。
【符号の説明】 1 床ブラシ、14a,14b 第1開口部、16a,
16b 第2開口部、17 回転清掃体、18a,18
b 通風路、19 清掃体、19b ブラシ部、21
a,21b タービン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 則之 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシ部を有し、塵埃吸込口に臨ませて
    配設された清掃体と、該清掃体と同軸上に設けられたタ
    ービンとを有する回転清掃体を備え、前記タービンを吸
    入空気によって回転させることによって前記清掃体を回
    転させるようにした電気掃除機の床ブラシにおいて、 前記タービンを回転させた吸入空気を前記清掃体の軸線
    に直交する方向から前記清掃体に対して噴出させて該清
    掃体の回転力を高めるようにしたことを特徴とする電気
    掃除機の床ブラシ。
  2. 【請求項2】 ブラシ部を有し、塵埃吸込口に臨ませて
    配設された清掃体と、該清掃体と同軸上に設けられたタ
    ービンとを有する回転清掃体を備え、前記タービンを吸
    入空気によって回転させることによって前記清掃体を回
    転させるようにした電気掃除機の床ブラシにおいて、 前記タービン設置部側に第1開口部を有し、前記清掃体
    設置部側に前記清掃体に対向する第2開口部を有する通
    風路を備え、 前記タービンを回転させた吸入空気を前記第1開口部か
    ら前記通風路に導入して前記第2開口部から前記清掃体
    に向けて噴出させて前記清掃体の回転力を高めるように
    したことを特徴とする電気掃除機の床ブラシ。
  3. 【請求項3】 前記ブラシ部を前記清掃体の回転方向と
    逆方向に傾斜又は湾曲させて設置したことを特徴とする
    請求項1又は2記載の電気掃除機の床ブラシ。
  4. 【請求項4】 前記ブラシ部を前記清掃体に直立させる
    と共に、前記タービンを回転させた吸入空気を、該吸入
    空気が吹き付けられたときに前記清掃体の回転を加速す
    るように作用するブラシ部に向けて噴出するようにした
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電気掃除機の床
    ブラシ。
  5. 【請求項5】 前記ブラシ部を前記清掃体の回転方向と
    逆方向に傾斜又は湾曲させて設置すると共に、前記ター
    ビンを回転させた吸入空気を、該吸入空気が吹き付けら
    れたときに前記清掃体の回転を加速するように作用する
    ブラシ部に向けて噴出するようにしたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の電気掃除機の床ブラシ。
  6. 【請求項6】 前記タービンを回転させた吸入空気を加
    速させて前記ブラシ部に向かって噴出するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の電気掃
    除機の床ブラシ。
  7. 【請求項7】 前記第1開口部の開口面積を前記第2開
    口部の面積よりも大きく設定したことを特徴とする請求
    項2記載の電気掃除機の床ブラシ。
JP26476697A 1997-09-30 1997-09-30 電気掃除機の床ブラシ Pending JPH1199106A (ja)

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JP26476697A JPH1199106A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 電気掃除機の床ブラシ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101450996B1 (ko) * 2013-01-08 2014-10-15 엘지전자 주식회사 청소기의 노즐

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KR101450996B1 (ko) * 2013-01-08 2014-10-15 엘지전자 주식회사 청소기의 노즐

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