JPH119662A - 衛生製剤の調合装置および調合方法 - Google Patents

衛生製剤の調合装置および調合方法

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JPH119662A
JPH119662A JP10158020A JP15802098A JPH119662A JP H119662 A JPH119662 A JP H119662A JP 10158020 A JP10158020 A JP 10158020A JP 15802098 A JP15802098 A JP 15802098A JP H119662 A JPH119662 A JP H119662A
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concentrated chemical
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controller
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JP10158020A
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Richard V Mullen
リチャード ヴィー. ミュレン,
Scott P Bennett
スコット ピー. ベネット,
Steve E Pasek
スティーヴ イー. パセク,
Cathy M Paquette
キャシー エム. パケット,
David R Strehlow
デイヴィッド アール. ストレフロー,
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F35/00Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
    • B01F35/80Forming a predetermined ratio of the substances to be mixed
    • B01F35/88Forming a predetermined ratio of the substances to be mixed by feeding the materials batchwise
    • B01F35/882Forming a predetermined ratio of the substances to be mixed by feeding the materials batchwise using measuring chambers, e.g. volumetric pumps, for feeding the substances
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F33/00Other mixers; Mixing plants; Combinations of mixers
    • B01F33/80Mixing plants; Combinations of mixers
    • B01F33/84Mixing plants with mixing receptacles receiving material dispensed from several component receptacles, e.g. paint tins
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F35/00Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用地点で最終組成物を調合することできる
調合方法および装置を提供する。 【解決手段】 濃縮化学薬品を別々に使用場所に搬送
し、続いて該濃縮化学薬品を貯蔵容器で調合して最終組
成物または中間組成物を生成する。この処理において
は、適切な処方を計算し、続いてそのインターフェース
作用によって制御装置に適切な化学薬品濃縮物およびそ
れら濃縮物の適切な容積を調合させるコンピュータプロ
グラムを含む。そして、これを利用して所望の処方を作
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に衛生用および
洗浄用製剤を調合する調合方法および装置に関するもの
である。より具体的には、本発明は、使用場所へ化学薬
品濃縮物を搬送し、処方箋を作成し、さらに該処方箋を
使用場所で調合する調合方法および装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】典型的な衛生用組成物の製造では大型の
混合容器で成分を混合し、使い捨てのプラスチック容器
に梱包し、市販ルートを介して製造工場からしばしば何
百マイルも離れた末端ユーザに搬送される。しばしばこ
れらの製品は、配送前および使用前に販売系統内に何ヵ
月も放置される。このようなエージングのために、これ
ら組成物に用いることができる化学薬品は安定貯蔵期間
が長いものに限定される。したがって、その他の多くの
混合物および成分(例えば貯蔵期間が限定されている優
れた抗菌剤など)を使用することができない。
【0003】従来の多くの方法は、混合用液体の搬送お
よび使用場所での配分を含む。米国特許第515431
4号(Van Wormer)では、運搬具に搭載された使用場所
で液体を調合する化学薬品調合機が開示される。米国特
許第4641693号(Rakucewicz)は、また、清涼飲
料として使用する複数のシロップをトラックから同時に
送り出す調合装置を開示する。
【0004】米国特許第47321811号(Sollander
ら)は、地面に使用するか、または運搬具を覆う複数の
容器に充填する発泡カモフラージュ材を調合する装置を
開示する。この発泡装置は搬送を容易にするため、また
は当該運搬具のカモフラージュのために運搬具に取りつ
けられている。水をベースにした発泡液は収納装置を通
り、この装置では空気がファンによって吹き込まれ、液
体はノズルを通って放出されその結果発泡素材を生じ
る。所望のカモフラージュ模様を得るために染料が添加
される。当該特許では自動着色制御手段が用いられ、こ
れによって泡沫の色を周囲のそれに連続的に適合させる
ことができる。この色彩制御手段は光度計を含む。シグ
ナルはこの光度計からコンピュータにフィードバックさ
れ、コンピュータはこれらの色彩を比較することによっ
て発泡液への種々の着色剤の供給を制御する。
【0005】米国特許第5193720号(Mayberry)
は、二成分被覆組成物(例えばペンキ)を調合する移動
式調合装置を開示する。2種またはそれ以上の被覆組成
物を分離した状態で使用場所にカートで配送し、続いて
それらを使用場所で混合する。顧客の注文に応じた組成
および量を含む混合並びに調合操作のためにコンピュー
タ制御が提供される。
【0006】米国特許第5203366号(Czeckら)
は、化学薬品濃縮物を使用地点で調合する装置を開示す
る。この装置は軸の周囲に多岐管を含み、この多岐管は
その中心部に向かって放射状に伸びる複数の差し込み口
を有する。制御バルブはこの差し込み口に位置し、化学
薬品濃縮物の該多岐管への供給を制御し、化学薬品は陽
圧押出しポンプの作動によって多岐管に引き込まれる。
化学薬品濃縮物は充填ステーションで混合される。マイ
クロプロセッサ制御装置は調合装置の作動を管理し、多
岐管の下流に配置されている流速計から情報を受け取
る。この装置は水で希釈された化学薬品組成物または水
を添加されていない化学薬品濃縮物の混合物を生成する
ために用いることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、特に混合したとき不適合になるか、または一旦
混合すると保存期間が短くなる液体組成物(これらは使
用地点で続いて混合されるであろう)の搬送を開示して
いない。
【0008】当技術分野では、別々に濃縮化学薬品を使
用場所まで搬送し、個々の使用場所で必要な組成物を決
定し、当該決定組成物となるように濃縮化学薬品を混合
し、さらに当該決定組成物を使用場所に到達させる方法
および装置が必要とされている。
【0009】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、使用地点で最終組成物を調合することできる
調合方法および装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による調合は以下の構成を備える。即ち、使
用地点で所望の組成物を調合する調合方法であって、
(a)複数の濃縮物容器がその上に配置されてある運搬
具を用いて前記使用地点に濃縮化学薬品組成物を搬送す
る搬送工程と、前記複数の濃縮物容器それぞれは複数の
濃縮化学薬品組成物のうちの1つを貯蔵し、(b)所望
の組成物処方を作成する作成工程と、前記処方は少なく
とも1つの濃縮化学薬品組成物の予め定めた量を指定
し、(c)前記濃縮化学薬品組成物の少なくとも1つの
予め定めた量を前記使用地点で貯蔵容器に配送する配送
工程とを備える。
【0011】また、好ましくは、前記処方が前記濃縮化
学薬品組成物の少なくとも2つが混合されることを指定
する。
【0012】また、好ましくは、前記所望の処方がさら
に所定量の希釈剤を含み、予め定めた量の希釈剤を該貯
蔵容器に添加する添加工程を更に備える。
【0013】また、好ましくは、前記作成工程は、複数
の所定処方から所望の最終組成物処方を選択する選択工
程を含む。
【0014】また、好ましくは、前記作成工程は、顧客
の最終組成物処方を作成する工程を含む。
【0015】また、好ましくは、前記使用地点で必要と
される最終組成物の量を決定する決定工程を更に備え、
前記作成工程は、所望の処方の所定量の最終組成物を生
成するために必要とされる所定量の濃縮化学薬品組成物
を計算する工程を含む。
【0016】また、好ましくは、前記使用地点に配送さ
れる最終組成物のコストを前記貯蔵容器に配送される各
濃縮化学薬品組成物の量を基に計算する工程を更に備え
る。また、好ましくは、前記算出コストが記入された送
り状を作成する工程を更に備える。
【0017】また、好ましくは、前記濃縮化学薬品組成
物の少なくとも2つが濃縮された形態である場合には不
適合である。
【0018】また、好ましくは、前記最終組成物は、乳
首浸液である。
【0019】また、好ましくは、前記作成工程は、特定
の処方を指定する入力情報を受信する受信工程と、前記
処方に必要な所定量の濃縮化学薬品組成物を検索するた
めに、処方データベースにアクセスするアクセス工程と
を備える。
【0020】上記の目的を達成するための本発明による
調合装置は以下の構成を備える。即ち、使用地点で最終
組成物を調合する運搬具に搭載された調合装置であっ
て、(a)配送運搬具に搭載され、最終組成物の処方で
使用する濃縮化学薬品組成物を入れる複数の濃縮物容器
と、(b)各濃縮化学薬品組成物の計測量を前記使用地
点で貯蔵容器に選択的に配送し、複数の濃縮物容器が液
体が流れるように連結された少なくとも1つの配送機構
と、(c)前記配送機構を作動させ、少なくとも2つの
前記濃縮化学薬品組成物の所定量を含む所望の処方の最
終組成物を配送するように構成された制御装置とを備え
る。
【0021】また、好ましくは、前記配送機構は、複数
の固定拍動ポンプを含み、それらの各々が複数の濃縮物
容器に連結され、それによって前記制御装置が所定時間
ポンプを作動させて所定量の濃縮化学薬品組成物を配送
する。
【0022】また、好ましくは、前記配送機構は、さら
に複数の充填口を含み、それらの各々が複数のポンプの
1つと連結される。
【0023】また、好ましくは、前記制御装置は、複数
の所定の処方を含み、それによって所望の処方が複数の
所定の処方から選択される。
【0024】また、好ましくは、前記制御装置は、顧客
の最終組成物処方を作成するように構成される。
【0025】また、好ましくは、前記制御装置は、配送
されるべき最終組成物の量を入力情報として受け取り、
さらにそれらから所定量の濃縮化学薬品組成物を算出す
るように構成される。
【0026】また、好ましくは、前記制御装置は、貯蔵
容器に送られる各濃縮化学薬品組成物の量を基準にして
前記使用地点に配送される最終組成物のコストを算出
し、それによって送り状を作成するように構成された送
り状作成プログラムを含む。
【0027】上記の目的を達成するための本発明による
作成方法は以下の構成を備える。即ち、貯蔵容器で調合
するための最終組成物の所望の処方を作成し、前記所望
の処方が少なくとも2つの濃縮化学薬品組成物の所定量
を特定する当該所望の処方の作成方法であって、特定の
処方を指定する入力情報を受信し、調合されるべき製剤
の所望量を指定する入力情報を受信し、調合するべき少
なくとも2つの濃縮化学薬品組成物の各々の量を指定す
るコマンドを制御装置に出力し、さらに調合操作を開始
させるコマンドを制御装置に出力する。
【0028】また、好ましくは、前記製剤および調合さ
れた製剤量に関する情報を含む報告書を作成する。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の原理は以下を含む。複数
の濃縮物容器(この場合各濃縮物容器は複数の濃縮化学
薬品組成物のうちの1種を貯蔵する)を配置した運搬具
を用いて複数の濃縮化学薬品組成物を使用地点まで搬送
し、所望の組成物処方を決定し(当該所望の組成物処方
は少なくとも1種の濃縮化学薬品組成物および担体の予
め設定された量を指定する)、さらに当該所望の製剤を
生成してこれを使用地点に配送する。そのような所望の
製剤は最終組成物でも中間組成物でもよいことは理解さ
れよう。
【0030】本発明はまた、使用地点で最終組成物を調
合するために運搬具に搭載された調合装置を含む。当該
装置は、配送用運搬具に搭載された、最終組成物の製剤
化で使用する濃縮化学薬品組成物を入れる複数の濃縮物
容器、メーターで計測した各濃縮化学薬品組成物を貯蔵
容器に使用地点で選択的に配送するために、液体が流れ
るように複数の濃縮物容器が連結された少なくとも1つ
の配送機構、および少なくとも2種の濃縮化学薬品組成
物の予め設定した量を含む所望の最終組成物製剤を配送
する配送機構を作動させるように構成されている制御装
置を含む。
【0031】本発明の典型的な応用例は、ウシの***炎
の予防および制御処置用成分の濃度を変えながら担体液
に取り込ませる装置である。本発明は、複数の***炎処
置混合物(各混合物は標的群のそれぞれの***炎制御要
請に合致する)の調製に役立つ。
【0032】本発明はまた所望の最終組成物処方を作成
する方法を含む。当該方法は、特定の処方を指示する入
力情報を受け取り、調合されるべき製剤の所望量を指示
する入力情報を受け取り、調合すべき濃縮化学薬品組成
物の各々の量を指示するコマンドを制御装置に出力し、
さらに調合操作を開始するべきコマンドを制御装置に出
力する工程を含む。
【0033】本発明を好ましい実施態様に関して説明す
るが、どのような場合においても本発明はそのような構
成または本明細書で開示する成分に限定されないことは
理解されよう。本発明の特徴である種々の利点および特
色は、本明細書に添付されその一部分でもある請求の範
囲において特に指摘される。しかしながら、本発明、本
発明によって達成される利点および目的のより一層の理
解のために、本発明の好ましい実施態様を図解する図面
(さらに本明細書の部分を構成する)および付随の説明
文を参照として提供する。
【0034】上記で述べたように、本発明の原理は濃縮
化学薬品の使用場所への搬送に適する。使用場所で生成
組成物が決定されると、直ちにこの組成物が生成され使
用場所に配送される。本発明は典型的な応用例のウシ乳
首の浸液に関連して説明するが、そのような応用例は本
発明の原理を利用することができる数多くの応用例のう
ちの代表的なほんの1例であることは理解されよう。
【0035】本発明をより完全に説明するために、本発
明の原理にしたがって構築した装置を含むシステムの構
成要素の概要を第一に提示する。第二に、コンピュータ
のハードウェアの環境を続いて述べる。第三に配分のた
めの構成要素およびその操作について述べ、最後に当該
装置の操作の作業例を本発明の原理を利用できる典型的
な応用例にしたがって述べる。
【0036】<a.システムの構成要素と概要>先ず図
1に注目すると本発明の調合装置の模式図が示されてい
る。化学薬品濃縮物を含む3つの濃縮物容器10、12
および14が示される。しかしながら、当該調合装置が
用いられる環境で望ましいおよび/または必要とされる
上記以外の数の容器も提供されることは理解されよう。
容器10、12および14によって搬送される代表的な
化学薬品濃縮物は、それぞれヨウ素プレミックス、グリ
セリンプレミックスおよびソルビトールプレミックスを
含む。容器10、12および14は好ましくは化学薬品
を搬送するために丈夫で、さらにその環境で用いられる
化学薬品濃縮物と反応しない物質で構築される。したが
って、種々の金属およびプラスチックを種々の環境で用
いることができる。同様に、容器10、12および14
で搬送される化学薬品濃縮物の容積も環境に応じて変え
ることが可能で、各容器のサイズは異なっていてもよ
い。この代表的な応用例に関連して用いられる好ましい
実施態様では、容器10、12および14はポリエチレ
ンで構築され、0から3000ガロンの容積を有する。
【0037】3つの濃縮物容器10、12および14は
各々液体搬送手段に連結される。好ましい実施態様で
は、当該液体搬送手段は3つのT−拍動M−1ポンプ1
6、18および20並びにそれぞれホース22、24お
よび26で構成される。ポンプ16、18および20
は、1拍動当たり7オンスの容積を有する二重隔壁の空
気駆動式ポンプである。しかしながら、ポンプ16、1
8および20は、時間式ポンプおよび/またはパルス型
ポンプの両方を含むことができることは理解されよう。
例えば、ポンプの解除は時間式ポンプについては0.1
秒解除とすることができ、ONおよびOFF時間は0.
1秒解除に対応させることができる。
【0038】ポンプ16、18および20は、濃縮物を
それぞれホース28、30および32からソレノイドバ
ルブ式充填口34、36および38に搬送する。ソレノ
イドバルブ式口34、36および38は制御信号に感応
する(例えばこの口の作動は電気シグナルによって制御
できる)。制御装置47は、それぞれライン35、37
および39を介してこれらの制御信号を供給する。ライ
ン35、37および39は例えば電線でもよい。ホース
28、30および32はホースリール40、42および
44にそれぞれ収納することができる。
【0039】好ましい実施態様では、制御装置47は、
本発明の譲受け人の製造するタイプの制御装置(SABR
ETM)であっても良い。そのような制御装置47は、ユ
ーザによる操作と個々のユーザカスタマイズプログラミ
ングのために入力パッドおよび照明付きディスプレイを
含む。制御装置47はまた、プロセッサ46(図2で最
も明瞭、下記で説明)に繋がる複数の入出力ラインを含
む。プロセッサ46は、マイクロプロセッサ型のプログ
ラム作成可能なプロセッサチップを含む。
【0040】図1および図2では、3つのポンプ16、
18および20はプロセッサ46によって制御される。
制御装置47は、圧力源60とそれぞれ空気充填ライン
48、50および52との間に連結された複数のソレノ
イド54、56および58とともに空気充填ライン4
8、50および52によって3つのポンプ16、18お
よび20と連結される。操作時にはプロセッサ46(コ
ンピュータ100で動くコンピュータプログラム110
からのコマンドに応答、詳細は下記)は、ポンプ16、
18または20を作動させて関連化学薬品濃縮物の液体
を所定時間濃縮物容器10、12または14から使用場
所(例えば貯蔵容器64)のバルブ口34、36または
38に搬送する。ポンプ16、18および20が作動し
ているとき、プロセッサ46は信号を発生させてバルブ
口34、36および38を開口させる。
【0041】好ましくは貯蔵容器64は、オペレータお
よび/またはユーザに貯蔵容器64の液体量を表示する
計器を含む。1つまたは2つ以上のセンサ68もまた貯
蔵容器64に配置することができる。フィードバック経
路70はセンサ68とプロセッサ46を連結し経過情報
を提供する。センサ68は、pHセンサ、イオンセン
サ、温度センサまたは伝導率センサが可能で、それらは
各々当技術分野で周知である。他のセンサもまたプロセ
ッサ46に情報を提供するために用いることができるこ
とは理解されよう。プロセッサ46はセンサ68から出
るフィードバックシグナルを利用し、ポンプ16、18
および20に対するその制御を調節し所望量の化学薬品
濃縮物が調合されていることを担保する。
【0042】担体(例えば水または他の希釈剤)はホー
ス71から貯蔵容器64に送られて調合される。2つの
方法のうちいずれかを用いて正確な容積が調合される。
第一の方法では、オペレータインタフェースブロック1
12として働くコンピュータプログラム110(図4
A)によって、オペレータは適切な容積の水を手動で調
合するように指示される。また別の方法では、ホース7
1内のバルブ73はライン76を介して制御装置47に
よって制御される。後者の実施態様では、フローセンサ
69は機能できる状態でホース71内に提供することが
できる。フローセンサ69はフィードバック信号経路7
4によってプロセッサ46に連結される。
【0043】ポンプ78(好ましくはT−拍動M−2
型)は、ホース80を介して混合組成物を貯蔵容器内で
再循環させて、一切の沈降を減少させ、さらに貯蔵容器
内で調合される濃縮化学薬品の完全な混合を担保する。
いずれの混合装置(例えば混合ポンプチューブ)も用い
ることができることは理解されよう。
【0044】搬送、使用場所での最終溶液の決定および
調合のために、本発明を構成する要素は好ましくは運搬
具上に配置される。図3は、そのような運搬具上に配置
された本発明の種々の構成要素を機能的に示す。運搬具
81は車輪83、84、86および88並びに台枠82
を含むように示されている。図3に示すように台枠82
内に配置された構成要素は、搬送/移動のために台枠8
2上に機能できる状態で搭載される。しかしながら、図
3に示す構成要素の配置に限定されるわけではなく、本
発明の利点をもたらす多くの配置が可能であることは理
解されよう。
【0045】上記に記載したように、化学薬品濃縮物は
ホース28、30および32から貯蔵容器に流れ込み、
混合されて最終組成物を生じる。貯蔵容器64は運搬具
81上に示されてはいないが、それもまた運搬具81に
搭載することができる。
【0046】<b.コンピュータのハードウェア環境>
図1はまた本発明のためのコンピュータのハードウェア
の環境を示す。本発明は好ましくはパーソナルラップト
ップパソコン100(すなわちペンティアム(Pentiu
mTM)チップまたはそれと同等なものをもつパソコン)
を用いて実施される。しかしながら、コンピュータ10
0は、専用コンピュータを含むまた別の型のコンピュー
タでもよいことは理解されよう。コンピュータ100は
モニタ102、フロッピーディスクドライブ104およ
び/またはハードディスクドライブ105を含む。好ま
しい実施態様では入力装置(例えばキーボード106お
よび/またはペン入力装置(不図示)も含まれる。ま
た、コンピュータ100は、プリンタ116のような出
力装置に接続される。
【0047】コンピュータ100は、オペレーティング
システム108(例えばウィンドウズ(WINDOWSTM)オペ
レーティングシステム)の制御下で作動する。これはモ
ニター102上のスクリーン表示によって図1に示され
ている。本発明は、好ましくは1つまたは2つ以上のコ
ンピュータプログラム110(これはモニター102上
に表示された”ウィンドウ”によって図1に示されてい
る)を用いて実施される。このプログラムはオペレーテ
ィングシステム108の制御下で作動する。一般にコン
ピュータプログラムはコンピュータ可読媒体(例えば1
つたは2つ以上の固定および/またはリムーバルデータ
記憶装置104)中で実現される。オペレーティングシ
ステム108の制御下で、コンピュータプログラム11
0は、データ記憶装置104からコンピュータ100の
メモリに読み込まれる。コンピュータプログラム110
は、コンピュータ100によって読み込むと、コンピュ
ータ100に本発明の工程または要素を実行させる指示
を含む。また図1に示すように、コンピュータ100は
RS−232Cシリアルリンク111によって制御装置
47と電気的に連結されている。
【0048】図1に図解した典型的な環境は本発明を限
定するものではないことは当業者には理解されよう。実
際、本発明の範囲から外れることなく他の別のハードウ
ェア環境を用いることができることは当業者には理解さ
れよう。
【0049】<c.移動式配分制御装置(MAC)の操
作>図4Aは、本発明の移動式配分制御装置(Mobile A
llocation Controller, MAC)の機能ブロックの模式図を
示す。好ましい実施態様では、このMACは3つの機能
的構成要素を含む。しかしながら、そのような機能的構
成要素は必ずしも分離された状態である必要がないこと
は理解されよう。例えば、ハードウェアおよび/または
ソフトウェアに機能を統合し種々の数の機能的構成要素
を得ることができる。
【0050】第一の構成要素はオペレータインタフェー
ス112である。このオペレータインタフェース112
は、全ての利用可能な配送用オプションを介してオペレ
ータを誘導するコンピュータプログラムの一部分であ
る。好ましい実施態様では、オペレータインタフェース
112はビジュアルベーシック(Visual Basic)で記述
されている。当該プログラムはまたパスワード保護方法
を採用してセットアップ情報へのアクセスを提供する。
第二の要素はSABRETMインタフェース114であ
る。この要素はもう1つのコンピュータプログラム11
0であるが、この要素はオペレータおよびセットアップ
実施者には”見ることができない”。SABRETMイン
タフェース114は、標準的通信プロトコルであるDD
Eプロトコルを用いてオペレータインタフェース112
と通信を行う。DDEプロトコルによる通信は、割り当
てられたトピック名を含むビジュアルベーシックのテキ
ストボックスを用いて達成される。各ボックスは1つの
数値を含む。これらのボックスの約半分はオペレータイ
ンタフェース112からSABRETMインタフェース1
14への通信に用いられる。残りのコードはオペレータ
インタフェースブロック112に情報を戻すために提供
される。以下の表1ではこれらボックスとその使用につ
いて述べられている。
【0051】
【表1】
【0052】制御装置47はRS−232Cシリアルリ
ンク111を介してSABRETMインタフェース114
と接続している。SABRETMインタフェース114の
目的は、オペレータインタフェース112から出される
コマンドを受け取り、それに応答して制御装置47にコ
マンドを送り、さらに制御装置47から情報を受け取っ
てその情報をオペレータインタフェース112に伝達す
ることである。
【0053】MACの第三の要素は上記で述べた制御装
置47である。図4Bは、制御装置47の作業の論理的
プログラム作成工程を示す(それはMACの一部分とし
て機能するので)。制御装置47は活動状態で待機して
いるかまたは種々の機能的態様で作動しているように本
明細書で述べられているが、一方、所望の機能的結果を
達成するためにプロセッサ46は種々の入力および出力
を基にプログラム作成工程を実行していることは理解さ
れよう。
【0054】先ず最初に、電源オンで制御装置47はブ
ロック400で示されるようにアイドルモードに入る。
アイドルモードで制御装置47の出力は完全に停止状態
で制御装置47はオペレータの操作を待つ。ブロック4
02は、”ロードモード(load mode)”(通信キーはR
S−232Cシリアルインタフェースを介して送られる
キーである)に入るためにSABRETMインタフェース
114から通信キーを受けている制御装置47を示す。
ロードモードは、制御装置47のためのプログラムを含
むアスキー(ASCII)テキストロードファイルを受信する
ために制御装置47が待機している状態である。ブロッ
ク404は、SABRETMインタフェース114からロ
ードファイルを受信する制御装置47を示す。制御装置
47の全ての制御特性は読み込み時点で利用可能であ
る。ブロック406は、アイルモードに復帰することに
よって、SABRETMインタフェース114からの”ロ
ードモード終了(exit load mode)”コマンドに応答し
ている制御装置47を示す。ブロック408で、制御装
置47はサイクル#1を選択し開始させるための通信キ
ーを受信する。サイクル#1は、分および秒で表される
総作動時間を発生させるポンプの入および切時間の組合
せである。ブロック410に移って、制御装置47はサ
イクル#1用にプログラムされた情報に従って作業を開
始する。例えば、ブロック404で示した”ロード”過
程中に読み込まれた論理体系情報を基にした適切な時間
でポンプ16、18および20をサイクルさせる。ブロ
ック412では、制御装置47は、”ポーズ(paus
e)”の通信キーが検出されるか否かをチェックし、も
し検出された場合は全ての制御出力を停止させ待機す
る。この制御出力は、制御装置47(例えば充填空気ラ
イン48、50および52;制御ライン35、37およ
び39;並びに制御ライン76)でのプログラミングに
よって制御される出力である。ブロック414では、制
御装置47は、”ストップ中止(stop)”の通信キーが
検出されるか否かをチェックし、これが検出された場合
はこのサイクルを終了させ、全ての制御出力を停止しア
イドルモードに復帰する。 ブロック416では、制御
装置47はステータス情報についての通信リクエストに
応答する。例えば、オペレーティングインタフェース1
12(SABRETMインタフェース114を介する)
は、サイクル進行およびポンプ時間またはパルスカウン
トについて制御装置47の情報を要求する場合がある。
この場合、ブロック416の後、制御装置47はブロッ
ク410に戻り、制御装置47がアイドリングモードに
復帰しサイクルが終了するまでブロック410、41
2、414および416間のループを維持する。
【0055】MACの一部分として、ハードディスクド
ライブ105および/またはフロッピーディスクドライ
ブ104のディスク(またはコンピュータ100に電気
的に接続された一切の他の記憶媒体)は以下の3つのデ
ータベースを含む:顧客データベース、製剤データベー
スおよび配送履歴データベース。このデータベースは、
好ましくはマイクロソフト社(Microsoft Corporation)
のアクセス(AccessTM)データベースソフトで特定され
る。このデータベースはコンピュータプログラム110
の情報を含む。顧客データベースは、顧客の氏名ととも
に各顧客について割り当てた製剤のリストを記憶する。
製剤データベースは各製剤について化学薬品濃縮物の割
合を含む。配送履歴データベースは各顧客に配送した製
剤の量および種類についての過去の情報を記憶する。
【0056】MACの操作では、全ての操作はモニタ1
02の初期画面から開始する。図5Aはこの初期画面を
示している。504〜514と番号を付した枠は、オペ
レータが起動できる当技術分野で周知のバーチャルボタ
ンを表している。画面のレイアウトは、パソコン操作に
関する最低限の知識でオペレータが製剤化を実施できる
ように提供される。好ましい実施態様では、オペレータ
が実施しなければならない工程は、数字で示された順序
で実施しなければならない番号付与ボタンとして画面に
示される。
【0057】コンピュータ100とユーザとの間のイン
タフェースは、どのような形態(例えばバーチャルボタ
ン、キーボード106、タッチスクリーンまたはコンピ
ュータ分野で既知の他のいずれかの方法)でもよいこと
は特記されるべきであろう。上記に記載したように、”
マウス”型入力装置も更に(またはキーボードの代わり
に)含むことができる。したがって、本明細書で全体を
通してバーチャルボタンを使用していることは本発明を
限定するものではない。
【0058】図5Aに示した画面から、オペレータは2
つの経路を進むことができる。第一の経路は”セットア
ップ操作”経路である。この経路は通常はMAC機能を
立ち上げたい実施者が用いることができ、一般に事務所
またはプラント所在場所で実施される。”セットアップ
操作”経路は、”アンロック(Unlock)”ボタン514
を起動することによってオペレータが選択する。第二の
経路は”フィールドオペレーション(FIELD OPERATIO
N)”経路である。この後者の経路は顧客所在場所(例
えば使用場所)で最終生成物を実際に製剤化する実施者
によって用いられる。”フィールドオペレーション”経
路は、オペレータが504〜512の番号のボタンを正
しい順序で選択したときに選択される。
【0059】第一の経路(セットアップ操作経路)は一
般に以下の工程を含む。オペレータは”アンロック”ボ
タン514を選択する。次に図5Bに示す画面がモニタ
ーに現れる。好ましい実施態様では、続いてコンピュー
タプログラム110は、ユーザにレベル1のパスワード
またはレベル2のパスワードを求める。ユーザの反応に
応じて、レベル1またはレベル2のアクセスが受け入れ
られる。
【0060】レベル1のアクセスが受け入れられた場
合、続いて図5Bに示す画面がモニターに現れ、ユーザ
は顧客データベースの顧客リストを編集することができ
る。レベル1のアクセスを用いるセットアップ者はハー
ドディスクドライブ105に記憶された配送履歴をフロ
ッピーディスクドライブ104のフロッピーディスクへ
移動を開始することができる。このデータは、データベ
ースまたはスプレッドシートプログラムによって読み出
すことができるフォーマットでディスクに保存される。
データベースまたはスプレッドシートプログラムに直接
配送履歴ファイルを移す能力は、請求書作成文書の自動
調製を可能にする。
【0061】レベル2のアクセスが実施される場合は、
図5Cに示す画面がモニターに現れ、セットアップ者
は、ポンプ16、18および20の操作パラメーターと
同様、使用されているポンプ16、18および20の型
を記述する情報を編集することができる。例えば、セッ
トアップ者は、ポンプ16、18および20が化学薬品
濃縮物の粘性に応じて拍動当たりポンプで押し出す濃縮
物の容積を特定し、適切なポンプ拍動率を設定すること
ができる。濃縮物の粘性が高ければ高いほど、化学薬品
濃縮物をポンプシリンダーの内外に送る拍動当たりの時
間は長くなる。
【0062】レベル2のアクセスを用いるセットアップ
者は、レベル1の作業の全てを実施できるほか最終生成
製剤も編集できる。当業者にはMACの操作に関連して
他のパスワードおよびアクセス体系も用いることができ
ることは理解されよう。本明細書で述べるパスワードア
クセスを限定されたものと解するべきではなく、これら
は実施態様の例として提供される。
【0063】レベル1のアクセスのセットアップ者は、
新規なものを付加し、顧客情報を編集または削除し、さ
らに承認製剤表から生成製剤を選択するために、”顧客
(Customers)”と標識されたボタン522を起動させ
ることができる。レベル2アクセスのセットアップ者
は、化学薬品ポンプのセットアップ情報の付加、編集、
削除のために”セットアップ(setup)”と標識された
ボタン521を起動させることができる。このポンプセ
ットアップ情報は、T−拍動ポンプ用”ONタイム”お
よび”OFFタイム”を含む。このポンプセットアップ
情報はまた、拍動当たりまたは秒当たりのガロンによる
容積要素を含む。また”セットアップ”に含まれるもの
は、初級(レベル1)および上級(レベル2)パスコー
ドのためのパスコードである。セットアップ者は、新規
なものを付加し、100単位当たりのユニットとしての
原料およびそれらの個々の特性を編集し削除するため
に”処方箋(Formulas)”(レベル2)と標識されたボ
タン526を起動させることができる。セットアップ者
は、DDEの作業をモニターするために”DDE”(レ
ベル2)と標識されたボタン528を起動させることが
できる。セットアップ者は、”セットアップ操作”を終
了して図5Aに示した画面に戻るために”ロック(Loc
k)”と標識されたボタン530を起動させることがで
きる。セットアップ者は、日付入りのレポートの画面上
作成、ディスク移動データ(ハードドライブからフロッ
ピーディスクドライブ104に移動させるデータ)の作
成、レポート領域の消去のために”レポート(Report
s)”と標識されたボタン532を起動させることがで
きる。セットアップ者は、コンピュータプログラム11
0を終了するために”終了(Exit)”と標識されたボタ
ン534を起動させることができる。
【0064】ボタン536および538(”ポーズ(Pa
use)”および”中止(Quit)”と標識)はセットアッ
プ操作では起動しない。”アバウト(About)”と標識
されたボタン540の起動によってコンピュータプログ
ラム110についての情報がモニターに表示される。
【0065】図5Aに示すモニター102上の開始画面
から実施できる第二の経路はフィールドオペレーション
経路である。フィールドオペレーション経路は(例えば
組成物を調合することを所望するとき)使用場所で実施
される経路である。図6は、オペレータが野外操作経路
を選択したとき、オペレータインタフェース112が実
施する工程を示すフローチャートである。
【0066】ブロック600は、オペレータによるボタ
ン504の起動に応答して顧客データベースにアクセス
しモニター102に顧客リストを表示するオペレータイ
ンタフェース112を表している。ブロック602は当
該リストから顧客を選択するオペレータを示す。ブロッ
ク604は、(オペレータによるボタン506の起動に
応答して)顧客データベースにアクセスし、選択した顧
客の承認された製剤リストを検索し当該製剤リストをオ
ペレータに提示するオペレータインタフェース112を
示す。ブロック606は提示された製剤リストから製剤
を選択するオペレータを示す。ブロック608は、化学
薬品濃縮物の割合を知るために製剤データベースにアク
セスするオペレータインタフェース112を示す。ブロ
ック609は、オペレータによるボタン508の起動に
応答して、貯蔵容器64の最終組成物の現在量および最
終生成物の所望量を含む情報の入力を求めるオペレータ
インタフェース112を示す。提示された情報から、オ
ペレータインタフェース112は調合されるべき各化学
薬品濃縮物の量を計算する。
【0067】ブロック610は、濃縮物容器10、12
および14から指示された製剤を調合し貯蔵容器64に
送るために、(ボタン510の起動によって)オペレー
タのリクエストを受信したことを表している。休止また
は製剤化の中止のためにまた制御装置47にソフトのボ
タンが提供されることは理解されよう。
【0068】ブロック612は、製剤化の結果(例えば
どのような製剤がどれくらい調合されたか)を配送履歴
データベースに記録するオペレータインタフェース11
2を示す。配送履歴データベースの情報にアクセスして
記録および送り状をプリントアウトすることができる。
ブロック614は、在庫調べおよび請求書作成システム
を転送するために配送履歴データベースに含まれる配送
履歴をディスクまたは他の有形の媒体に記憶することを
要求しているオペレータを示す。ブロック614によっ
て表されたオペレータの要求はボタン512を起動させ
ることによって実行される。オペレータインタフェース
112はまた顧客のために打ち出した配送報告書の作成
を促すことができる。
【0069】図7は、図6のブロック609で表した機
能プログラム作成工程を実行するオペレータインタフェ
ース112のサブルーチンを示す。具体的には、図7に
示すこれらの工程は調合されるべき濃縮化学薬品および
水の量の算出を含む。ブロック700は、”Enter Quan
tities(量の入力)”ボタン508を起動することによ
って量の入力を所望するオペレータを表している。ブロ
ック702は、貯蔵容器64の計器の現在の値をオペレ
ータに入力するように促すオペレータインタフェース1
12を示す。この読みは、最新の調合作業の前に貯蔵容
器64に既に存在する製剤量を示す。ブロック704
は、貯蔵容器64の最大収容容積をオペレータに入力す
るように促すオペレータインタフェース112を示す。
ブロック706は、貯蔵容器64の最大収容容積から貯
蔵容器64の最終組成物の開始レベル(ブロック702
で表されたプロンプトに対応してオペレータが入力)を
減じることによって製剤化生成物の配送量を算出するオ
ペレータインタフェース112を表している。この配送
量は、最大収容容積まで貯蔵容器64に添加されねばな
らない製剤化生成物の量(濃縮化学薬品および水の合
計)である。ブロック708は、配送される製剤化生成
物量を処方するために必要な各化学薬品濃縮物の量を計
算するオペレータインタフェース112を示す。ブロッ
ク710は、加えられるべき化学薬品の総量を貯蔵容器
64に添加しているオペレータインタフェース112を
示す。ブロック712は、配送量(ブロック706のプ
ログラムによって算出)から全化学薬品量(ブロック7
10のオペレータインタフェース112によって決定)
を減じ、それによって貯蔵容器64に添加すべき水の量
を計算しているオペレータインタフェース112を表
す。ブロック714は、水が添加されるべき貯蔵容器6
4の計器上の点である、”水添加後の計器の読み”を計
算しているオペレータインタフェース112を示してい
る。この”水添加後の計器の読み”は、ブロック712
で算出された水の量をブロック702で表されたプロン
プトに対応してオペレータが入力した現在の計器の読み
に足すことによって算出される。ブロック716は、水
が”水添加後の計器の読み”レベルに達するまでタンク
に水を添加するようにオペレータに促すオペレータイン
タフェース112を示す。
【0070】図8は、調合されるべき生成物の製剤化に
含まれる機能プログラム作成工程を示す。図6のブロッ
ク610によって表される機能は図8に示されるサブル
ーチンによって実行される。先ず最初にブロック800
で”製剤化生成物(Formulate Product)”ボタン51
0を起動することによって特定の生成物を処方すること
を所望するオペレータが表されている。ブロック802
は、以前に計算した所望の化学薬品ポンプのONの秒数
またはパルスカウントをDDEボックスにロードするオ
ペレータインタフェース112を示す。このポンプON
の秒数は、特定のポンプがこのポンプに連結した化学薬
品濃縮物の所望量の調合のためにポンプ送出しなければ
ならない時間を指す。パルスカウントは、特定のポンプ
が、このポンプに連結した化学薬品濃縮物の所望量をポ
ンプ送出するために行わなければならない拍動の回数を
指す。パルスカウントと容積との間の関係はポンプシリ
ンダーの容積によって決定できる。
【0071】ブロック804は、SABRETMインタフ
ェース114がDDEのコマンド送出をリセット(−
1)に設定することによってコマンドに応答しているか
否かをチェックし、さらにSABRETMインタフェース
114から応答を得ているオペレータインタフェース1
12を表す。SABRETMインタフェース114から応
答がない場合、オペレータインタフェース112はブロ
ック813によって表されるようにオペレータにエラー
を知らせる。SABRETMインタフェース114が応答
する場合、SABRETMインタフェース114はブロッ
ク806によって表されるように制御装置46に新規な
テキストファイルをロードする。このテキストファイル
は、DDEボックスに存在する全ての情報(例えば水の
量および、調合されねばならない各濃縮化学薬品の量
(パルスカウントまたはポンプのONの時間で表され
る))を含む。テキストファイルの制御装置47への読み
込みにエラーがある場合、ブロック809で表されるよ
うにエラーメッセージがモニター102に表示される。
テキストファイルがエラーなしに制御装置46に読み込
まれた場合、ブロック808で表されるようにオペレー
タインタフェースは112は制御装置47に製剤化を開
始するように指示する。
【0072】制御装置に製剤化の開始を指示するについ
てエラーがある場合は、オペレータインタフェース11
2は、ブロック809で表すようにモニター102にエ
ラーメッセージを表示する。ブロック809はまた、調
合操作の完了をモニターするために制御装置47から戻
ってくる反応値を監視するオペレータインタフェース1
12を表す。
【0073】調合操作が完了するとき、オペレータイン
タフェース112はブロック810によって表されるよ
うに制御装置47をリセットし、それによってテキスト
ファイル中の情報を制御装置46のメモリーから排除す
る。制御装置47は各製剤について再びプログラム作成
が実施されるので、種々の製剤の数は支援コンピュータ
100のデータベースの最大収容能力によってのみ制限
されよう。正確な限界はハードドライブ105のスペー
スで決まるが、数千の処方を容易に収めることができ
る。さらにまた、制御装置47の機能不良の場合には未
知のセットアッププログラムをもつ新しい制御装置(工
場の新しい制御装置47を含む)を代わりに配置し、オ
ペレータの余分な作業を全く必要としないで操作できる
であろう。制御装置47のリセットでエラーがある場合
は、オペレータインタフェース112はブロック811
によって表されるようにこのエラーをユーザに知らせ
る。ブロック812は、配送履歴データベースにこの配
送を記録しているオペレータインタフェース112を表
す。
【0074】図9は、オペレータインタフェース112
およびSABRETMインタフェース114の操作で実行
される機能プログラム作成工程を示す。これらのプログ
ラム作成工程は、一般に図8のブロック806、80
8、809、810および811によって表されるサブ
ルーチンを構成する。
【0075】ブロック900は、これが図8のブロック
806、808、809、810および811によって
指令される”インタフェースコマンド”のサブ−アクシ
ョンであることを表す。以下の説明は全てのDDEコマ
ンドに応用される一般的説明である。
【0076】ブロック902はDDEコマンド送出ボッ
クスにコマンド値を配置しているオペレータインタフェ
ース112を表す。例えば、DDEコマンド送出ボック
スの”−1”コマンド値は、制御装置46をリセットさ
せるオペレータインタフェースからSABRETMインタ
フェース114へのコマンドを表す。標準的なDDE通
信プロトコルが用いられる。ブロック904は、予想さ
れる応答についてDDEコマンド応答ボックスを検査し
ているオペレータインタフェース112を表す。予想さ
れる応答が得られない場合はその次の工程はブロック9
12で示されるが、これは後で簡単に説明される。予想
される応答が得られた場合、オペレータインタフェース
112は、ブロック906によって表されるようにそれ
が完結するようにサブアクティビティーを設定し、続い
てブロック908に進む。ブロック908は、DDEボ
ックスの内容を基に制御装置47が操作にしたがって製
剤を調製するか否かを判定するオペレータインタフェー
スを表す。制御装置47が操作にしたがって製剤を調製
する場合は、オペレータインタフェース112は、DD
Eボックス内のインタフェースによって報告される最終
および実際の化学薬品量をブロック910によって表さ
れるように調整(buffer)する。制御装置47がブロッ
ク908で操作にしたがって製剤を調製しない場合(ま
たはブロック910が完了した場合)は、その次の工程
はブロック912によって表される。
【0077】ブロック912は、エラー(−1)応答に
ついてDDEコマンド応答ボックスをチェックしている
オペレータインタフェース112を表す。エラー応答が
ある場合、オペレータインタフェース112はブロック
934まで続ける。そのアクティビティーが完了せず、
さらにエラーが発生しなかった場合、操作はブロック9
04によって表されるこのループの作業に戻る。エラー
が存在する場合、ブロック914によって表されるよう
に操作は呼び出し機能(ブロック806、808または
810によって表される)に戻る。オペレータインタフ
ェース112は、ブロック916によって表されるよう
にこのプロセスが現時点で休止モードになっているか否
かをチェックする。このプロセスが休止モードでない場
合、ブロック918は、”time out(一時中止)”時間
を越えていないかどうかを判定するためにチェックして
いるオペレータインタフェース112を表す。”一時中
止”時間を過ぎている場合、オペレータインタフェース
112はブロック934まで続く。アクティビティーが
完了していないでエラーも発生していない場合、操作は
ブロック904によって表されるこのループの作業に戻
る。エラーが存在する場合、ブロック920によって表
されるように操作は呼び出し機能(ブロック806、8
08または810によって表される)に戻る。 次に、
オペレータインタフェース112は、ブロック922に
よって表されるように制御装置46が製剤を調製してい
るか否かを判定するためにチェックする。制御装置46
が製剤を調製していない場合は、オペレータインタフェ
ース112は、ブロック924によって表されるように
モニター102上の”中止”ボタンが起動されているか
否かを判定する。”中止”ボタンが押されている場合
は、ブロック932は、中止(Abort、停止)が要請され
ていることを製剤生成(製剤生成は図8に示される)ま
で戻って報告しているインタフェースコマンドを表
す。”中止”ボタンが起動されていない場合、ブロック
926は、”一時停止”ボタンが押されているか否かを
判定しているオペレータインタフェース112を表
す。”一時停止”ボタンが起動されている場合、ブロッ
ク930によって表されるようにオペレータインタフェ
ース112はDDEコマンド送出ボックスを”3”(休
止)に設定する。
【0078】”休止”ボタンが起動されていない場合、
ブロック928は、調合されるべきその特定の濃縮化学
薬品の総量と比較しながら、各ポンプについて既に送り
出した濃縮化学薬品の割合を計算するためにDDEボッ
クスで報告された実際の化学薬品使用量を用いているオ
ペレータインタフェース112を表す。ブロック928
はまた、ポンプが何であれ、製剤割合が完了するように
最少の割合が完結するのを表示しているオペレータイン
タフェースを表す。ブロック934は、ブロック902
で要請されたアクティビティーが完了したか否か、さら
にエラーが発生したか否かを判定しているオペレータイ
ンタフェース112を表す。このアクティビティーが完
了せず、エラーも発生していない場合、操作はブロック
904に戻る。アクティビティーが完了するか、または
エラーがある場合は、操作は終了し呼び出し機能に戻る
(すなわち図8のブロック806、808または810
の1つによって表されたように)。
【0079】<d.応用>本発明の代表的な応用例の1
つはウシの***炎治療の場合である。本発明の組成物
は、しばしば”乳首浸液”として記述される典型的な乳
房炎制御および予防処置を含むが、もちろん他の無菌的
局所適用方法(例えば乳首に噴霧または清拭または発泡
させる方法)も用いることができる。乳首浸液として用
いる場合(乳首浸液は特に有効な応用例である)、動物
の乳首は本発明の組成物を含む容器または入れ物に浸さ
れる。好ましくは、乳首の遠位端から1/2または3/
4が処置物で被覆される。
【0080】本発明の組成物は、乳首に容易に適用させ
ることができるように十分に低い粘性を有する。しかし
ながら、これらの組成物は好ましくは乳首の端から完全
にしたたり落ちるほど希薄ではない。これらの乳首浸液
は均等に被覆し、乳首の皮膚上に有効な連続層を形成す
る。適用後組成物が乳首からわずかに流れ落ち、乳頭管
口の上に厚い層または栓を形成するのが望ましい。その
ようにして組成物は乳頭管への細菌の侵入に対してより
有効な予防壁を提供する。
【0081】バランスのとれた製剤による乳首の浸漬に
よって3つのきわめて重要な機能が達成される。浸漬
は、乳首の末端に付着している最後の乳汁滴(これは手
当てされずに残留する場合は感染性生物の良好な培地に
なる)を排除する。浸漬は、乳首の皮膚の表面に存在す
るほとんどの生物を殺し、病原生物の乳頭管への伝達を
抑制する。また浸漬は、劣悪な環境因子に曝されること
によって生じる刺激から乳首の皮膚を保護し、小さな皮
膚の損傷および乳首の病巣の治癒を助け、さらに乳首お
よび***の全体的な健康に貢献する。
【0082】本発明にしたがって調合された乳首浸液
は、一般に担体、抗菌剤もしくは抗菌剤混合物、流動性
改変剤もしくは改変剤混合物、皮膚軟化剤もしくは軟化
剤混合物、緩衝系、界面活性剤もしくは界面活性剤混合
物、発色団もしくは着色剤および他の補助剤もしくは付
加物を含む。
【0083】本発明の好ましい組成物は、一般に安全と
みなされるか、食品添加物もしくはそうでなければ食品
用純度をもつ成分を含み、それ自体もしくは混合物とし
て乳汁または乳汁副産物と不適合なものであってはなら
ない。同様に、成分の含有が抗菌的効能のためであれ、
製剤の物理的統合性のためであれ、または乳首の治癒と
健康を促進するためであれ、それらの総合効果について
協調的に作用する成分が指定組成物のために選択されな
ければならない。
【0084】<1.担体>一般に該組成物は、活性成分
を希釈するために機能し、目的の表面への適用を促進す
る担体を含む。該担体は、一般に水性または有機性の液
体、例えば水、油、界面活性剤、アルコール、エステ
ル、エーテル、またはこれらのいずれかの有機もしくは
水性混合物である。水が本発明の組成物の担体または希
釈剤として好ましいが、その普遍的な入手可能性および
他の希釈剤を凌ぐ明白な経済的利点のためである。
【0085】水のpHは可溶化成分(例えば硬度)によ
って変化するという事実は当業者には周知であるが、水
の処理またはよく検討された緩衝系は水に由来するこれ
らの変動を補正し、したがって最終使用組成物に対する
物理的、化学的または抗菌的干渉の一切のおそれを中和
することができる。
【0086】<2.抗菌剤>多数の無機および有機抗菌
剤を乳首浸液組成物に用いることができるが、これらに
は塩素および臭素遊離化合物(例えばアルカリおよびア
ルカリ土類次亜塩素酸塩および次亜臭素酸塩、イソシア
ヌル酸塩、ヒダントインの塩素付加誘導体、スルファミ
ド、アミンなど)、界面活性剤またはポリマー(例えば
ポリビニルピロリドン)の沃素遊離複合体(ヨードフォ
アと称される)、四級アンモニア化合物、クロルヘキシ
ジン塩、過酸化物およびペルオキシ酸化合物、プロトン
付加短鎖カルボン酸(例えばR=C7−C11、R−CO
OH)、酸性化陰イオン界面活性剤並びに二酸化塩素が
含まれるが、これらに限定されるものではない。
【0087】ウシ***炎の制御のためにこれまで研究さ
れてきたこれらの局所適用抗菌剤のうち、ヨードフォ
ア、酸性化陰イオン界面活性剤およびクロルヘキシジン
塩が、現時点で乳牛管理者に広く受け入れられ(使用が
一般に安全であるとみなされている)、***炎誘発性微
生物に対して有効であることが証明されているように思
われ、本発明の組成物として好ましい。
【0088】<3.流動性改変剤>本発明の組成物はま
た、粘性を強化するかまたは濃厚にし、さらに乳首の皮
膚表面に水性処置物を粘着させるために、1種または2
種以上の流動性改変剤を含有することができる。粘着に
よって、組成物は一過性または常在病原性細菌とのより
長時間の接触を維持することが可能になり、微生物学的
効果を促進させ、さらに過剰な滴下による損失を食い止
める。該流動性改変剤は、フィルム形成物またはフィル
ム形成物と協調的に作用して新たな保護を提供するバリ
アーを形成する物質でもよい。
【0089】有用な水に可溶性または分散性の流動性改
変剤は、無機および有機性改変剤に分類できる。有機濃
厚化剤はさらに天然および合成濃厚化ポリマーに分類さ
れ、後者はさらに合成天然ベースおよび合成石油ベース
に分けられる。
【0090】無機濃厚化剤は一般に、表面対かさ比が大
きい粒子を作出するために燻蒸または沈降させた化合
物、例えば珪酸マグネシウムアルミニウムコロイド(Ve
egumTM)、コロイド粘土(ベントナイト)、またはシリ
カ(Cab-O-SilsTM)である。
【0091】使用される天然のヒドロゲル濃厚化剤は主
として植物由来浸出物である。例えば、トラガカントゴ
ム、カラヤゴムおよびアラビアゴム;および抽出物(例
えばカラギーナン、ローカストビーンゴム(locust bea
n gum)、グアーゴムおよびペクチン;または純粋な培養
醗酵生成物(例えばキサンタンゴム)は全て本発明で有
用である。化学的にはこれらの物質の全ては複合酸性多
糖類の塩である。使用される合成天然ベース濃厚化剤は
セルロース誘導体で、この場合、直鎖状アンヒドログル
コースポリマー上の遊離ヒドロキシル基はエーテル化ま
たはエステル化されて、水に溶解して粘稠な溶液を生じ
る物質群を生じる。この物質群にはアルキルおよびヒド
ロキシルアルキルセルロース、特にメチルセルロース、
ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ヒドロキシブチルメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースおよび
カルボキシメチルセルロースが含まれる。合成石油ベー
ス水溶性ポリマーは適切なモノマーの直接重合化によっ
て製造され、代表的なものはポリビニルピロリドン、ポ
リビニルメチルエーテル、ポリアクリル酸およびポリメ
タクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキシ
ド並びにポリエチレンイミンである。
【0092】本発明でより有用な好ましい水性濃厚化剤
は、極めて偽塑性が高く(非ニュートン迅速緩和)、ポ
リマー間の相互作用から硬い三次元構造を生じる傾向を
もたず、低いもしくは無視できる粘弾特性を有し、さら
に高いゲル強度をもつものである。そのような流動特性
は、滑らかな流動を呈する外観をもつ乳首浸液組成物で
明らかであって、乳首の上に垂らして用いるのが容易
で、塗布器を取り外したとき漿剤の流れを形成せずに均
一に被覆され、顕著に沈下することなく有るべき場所に
しっかりと保持される。そのような例または好ましい流
動特性を有する濃厚化剤はキサンタンゴムおよびヒドロ
キシルアルキルセルロースである。
【0093】流動性改変剤が本発明の組成物に別個の成
分として添加されない場合がしばしばあるが、これは十
分な粘性が他の構成物質によって混合物に付与されてい
るためである。例えば、抗菌剤として沃素を用いる***
炎制御処置では、十分な粘性がヨードフォア複合体の界
面活性剤によって組成物に付与される。これは、水性担
体内に形成される界面活性剤の三次元凝集を作り上げる
ミセル構造によって惹起されるコロイド化学および表面
化学の周知の現象である。また別の例は高レベルの皮膚
軟化剤(例えばグリセリンまたはソルビトール)を含む
組成物である。これらのポリオールは、水素結合を介し
て担体の水分子と結合することによって組成物を乾燥さ
せ、これは粘性増強の効果を有する。
【0094】一般に、本発明で用いられる濃厚化剤の濃
度は、最終組成物によって、および乳首への適用方法に
よって決定される。噴霧または霧状散布は、容易で効果
的な処置のために浸漬よりも低い組成物粘性を必要とす
る。フィルム性バリアー形成浸液は、典型的にはより優
れた予防効果を担保する厚い被覆を形成させるために明
らかに高い粘性を必要とする。
【0095】<4.皮膚軟化剤>本発明の乳首浸液組成
物はまた、皮膚を滑らかにし、状態を整え、さらに薬剤
を適用した乳首表面の刺激(これらは、抗菌剤、搾乳器
の機械的作用、または環境条件(例えば風による冷え、
乾燥、擦り傷および日焼け)のいずれかによって生じる
であろう)を減少させその治癒を促進させるために皮膚
軟化剤および/または湿潤剤を含む。水溶性または水に
分散性のいずれの調整剤も本発明で用いることができ
る。例えば多価アルコールのような組成物が本発明で有
用で、グリセリン、ソルビトール、マンニトール並びに
プロピレングリコールおよびそのホモポリマー;単純な
モノヒドリルアルコールの脂肪酸エステル(パルミチン
酸イソプロピルまたはミリスチン酸イソプロピルを含
む)および同様なエステル;脂肪酸のポリオールエステ
ル;並びにエトキシル化ラノリン、植物油および同様な
天然の誘導体(例えばアロエ、Aloe)が含まれる。本発
明で用いられるべき好ましい皮膚軟化剤にはグリセリ
ン、ソルビトールおよびプロピレングリコールが含まれ
る。
【0096】<5.緩衝系>緩衝溶液の古典的定義は弱
酸およびその共役弱塩基の両方を含む溶液で、そのpH
は、酸またはアルカリの添加に際してわずかしか変化し
ない。この弱酸はアルカリが添加されたとき緩衝剤にな
り、弱塩基は酸が添加されたとき緩衝剤になる。本発明
で述べる組成物のpH維持は、抗菌剤の微生物学的有効
性を抑制するか、または乳首に毒性作用もしくは刺激作
用をもたらす望ましくない化学変化を最小限にするため
に必要である。組成物のpHを予め定めた範囲内に維持
する所望の効果をもち、適合性を有するいずれの有機も
しくは無機物質またはそれら物質の混合物も、本発明の
緩衝剤または緩衝系として利用することができる。主に
懸念されるものは、希釈剤および担体として用いられる
水によって組成物にもち込まれる天然に存在する化学物
質により生じるpHシフト;および成分が変化するか、
または濃度が変動するにつれ組成物内で成立する化学的
平衡に時に付随するpH浮動である。
【0097】実際には、ウシの***炎制御処置のpH
は、主に組成物に含まれる抗菌剤の選択に左右され、最
低約pH2から最高で約11.0まで変動しえる。これ
は、通常では最適有効性は特異的であり狭いpH範囲で
生じるためである。したがって、緩衝剤または緩衝系は
抗菌剤の至適pH範囲にしたがって選択されなければな
らない。ヨードフォアが抗菌剤の場合ではpH範囲は典
型的には約2.5から5.0で、低い方の値は乳首表面
の過剰な刺激を防ぐ限界である。代表的な好ましい緩衝
系はクエン酸およびそのアルカリ金属塩であろう。しか
しながら、有機の食品酸味付加剤および対応する共役弱
塩基はいずれも用いることができるであろう。
【0098】<6.界面活性剤>本発明の界面活性剤ま
たは界面活性剤混合物は、適合性を有する水溶性または
水に分散性の非イオン性または陰イオン性表面活性剤、
または各々もしくは両方のタイプの混合物から選択する
ことができる。
【0099】非イオン性および陰イオン性界面活性剤で
は、多様で包括的な品揃え、低価格、さらに最も重要な
こととして表面の湿潤を目的とする優れた洗浄剤が提供
される。表面活性剤または”湿潤剤”は、***炎誘発性
病原体の危険に曝されている組織表面への本発明の浸透
活性を高めるために機能する。
【0100】本発明で有用な非イオン性界面活性剤は、
一般に有機疎水基および有機親水基が存在するという特
徴を有し、さらにこれらは、典型的には有機鎖式化合
物、ルキル芳香族化合物、またはポリオキシアルキレン
疎水性化合物と親水性アルカリ性酸化物部分(通常はエ
チレンオキシドまたはその多水和生成物、ポリエチレン
グリコール)との縮合によって生成される。実際にはヒ
ドロキシル、カルボキシル、アミノまたは反応性水素原
子をもつアミド基のいずれかを、エチレンオキシドまた
はその多水和付加物またはそのアルコキシレン(例えば
プロピレンオキシド)との混合物と縮合させて非イオン
性表面活性剤を生成することができる。特定の疎水性化
合物のいずれかと縮合する親水性ポリオキシアルキレン
部分の長さは容易に調節して、所望の親水性と疎水性の
バランスを有する水に分散性または水溶性の化合物を生
成することができる。本発明で有用な非イオン性界面活
性剤には以下が含まれる: 1.開始剤反応性水素化合物としてプロピレングリコー
ル、エチレングリコール、グリセロール、トリメチロー
ルプロパンおよびエチレンジアミンをベースにしたブロ
ックポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン重合化
合物。開始剤の連続的プロポキシル化およびエトキシル
化によって生成される重合化合物は、例えばバズフコー
ポレーション(BASF Corp.)の製造による商標名プルロ
ニック(PluronicR)として市販されている。
【0101】プルロニックは、プロピレンオキシドをプ
ロピレングリコールの2つのヒドロキシル基に加えるこ
とによって生成された疎水性ベースとエチレンオキシド
とを縮合させて生成した二官能基(2つの反応性水素)
化合物である。当該分子のこの疎水性部分は約1000
から約4000の重量がある。この疎水部を親水基の間
にはさむために続いてエチレンオキシドを添加し、最終
分子の約10重量%から約80重量%を構成するように
長さを制御する。
【0102】テトロニック(TetronicR)は、プロピレ
ンオキシドおよびエチレンオキシドをエチレンジアミン
に連続的に添加して得られる四官能基ブロックコポリマ
ーである。このプロピレンオキシドハイドロタイプの分
子量は約500から約7000の範囲であり、ヒドロフ
ィル、エチレンオキシドは、当該分子の約10重量%か
ら約80重量%を構成するように添加される。
【0103】2.アルキル成分が約8から約18の炭素
原子を含むアルキルフェノールの1モルと約3から約5
0モルのエチレンオキシドとの縮合生成物。アルキル基
は、例えばジイソブチレン、ジアミル、重合プロピレ
ン、イソクチル、ノニルおよびジノニルよって代表され
る。この化学反応の市販化合物は、例えばローヌ・プー
ランが製造する商標名イゲパル(IgepalR)およびユニ
オンカーバイドが製造する商標名トリトン(TritonR
として入手できる。
【0104】3.約6から約24の炭素原子をもつ飽和
または不飽和の直鎖もしくは分枝鎖アルコールの1モル
と約3から約50モルのエチレンオキシドとの縮合生成
物。アルコール部分は、上記で述べた範囲の炭素を有す
るアルコールの混合物から成るか、またはこの範囲内で
特定の数の炭素原子を有する1種のアルコールから成
る。同様な市販界面活性剤は、例えばシェルケミカルカ
ンパニーの製造する商標名ノエドール(NoedolR)およ
びビスタケミカルカンパニーの製造する商標名アルフォ
ニック(AlfonicR)として入手できる。
【0105】4.約8から約18の炭素原子をもつ飽和
または不飽和の直鎖もしくは分枝鎖カルボン酸の1モル
と約6から約50モルのエチレンオキシドとの縮合生成
物。この酸部分は、上記で述べた範囲の炭素原子を有す
る酸の混合物から成るか、またはこの範囲内で特定の数
の炭素原子を有する1種の酸から成る。この化学反応の
市販化合物は、例えばヘンケルコーポレーションが製造
する商標名ノパルコル(NopalcolR)およびリポケミカ
ルズ社(Lipo Chemicals, Inc.)が製造する商標名リポ
ペッグ(LipopegR)として入手できる。
【0106】エトキシル化カルボン酸の他に、一般にポ
リエチレングリコールエステルと称されるもの;グリセ
リド、グリセリンおよび多価(多糖類またはソルビタン
/ソルビトール)アルコールとの反応によって生成され
る他のアルカノイック酸エステルは本発明で用いること
ができる。これらのエステル部分の全ては、その分子上
に1つまたは2つ以上の反応性水素部位を有するが、こ
れは更なるアシル化またはエチレンオキシド(アルコキ
シド)付加を受けこれら物質の親水性を制御することが
できる。
【0107】5.エチレンオキシドをエチレングリコー
ルに加えて指定の分子量を有する親水部を提供し、続い
て該分子の外側(末端)に疎水ブロック得るためにプロ
ピレンオキシドを加えることによって改変(本質的には
反転)した(1)の化合物。該分子の疎水部分の分子量
は約1000から約3100で、中央の親水部は最終分
子の約10重量%から約80重量%を含む。これらの反
転プルロニクス(PluronicsR)は、商標名プルロニック
(PluronicR)界面活性剤としてバズフコーポレーショ
ンによって製造されている。
【0108】同様に、テトロニック界面活性剤は、エチ
レンオキシドおよびプロピレンオキシドをエチレンジア
ミンに連続的に添加することにより、バズフコーポレー
ションによって製造されている。該分子の疎水性部分は
約2100から約6700の分子量を有し、中央の親水
部は最終分子の10重量%から80重量%を含む。
【0109】6.以下の一般式に対応する第四アミンオ
キシド: R1(OR4)nN(R2)(R3)→0 式中、矢印は半極性結合の慣用的表現で;R1、R2およ
びR3は脂肪族、芳香族、複素環またはそれらの組合せ
であろう。一般に、問題の洗剤の酸化アミンについて
は、R1は約8から約24の炭素原子をもつアルキルラ
ジカルで;R2およびR3は、アルキルまたは1−3の炭
素原子をもつヒドロキシアルキルおよびその混合物から
成る群から選ばれ;R4は2から3の炭素原子を含むア
ルカリ性の基またはヒドロキシアルキレン基で;nは0
から約20の範囲である。
【0110】有用な水溶性酸化アミン界面活性剤は、コ
コナッツまたは獣脂アルキルジ(低級アルキル)アミン
オキシドから選ばれる。
【0111】本発明で実施される組成物で使用される最
も好ましい非イオン性界面活性剤は(1)、(2)およ
び(3)群の化合物を含む。
【0112】本発明で有用なものはまた、疎水部の荷電
が負であるために陰イオン性として分類される表面活性
物質;またはpHが中性またはそれより高くならない限
り分子の疎水部分が電荷を運ばない界面活性剤(例えば
カルボン酸)である。カルボン酸塩、スルホン酸塩、硫
酸塩およびリン酸塩は、陰イオン界面活性剤に見出され
る極性(親水性)可溶化基である。これらの極性基と結
合する陽イオン(対イオン)のうち、ナトリウム、リチ
ウムおよびカリウムは水溶性を付与する。
【0113】適切な合成水溶性陰イオン化合物の例は、
アルキル単環式芳香族スルホン酸(例えば直鎖または分
枝鎖のアルキル基に約5から約18の炭素原子を含むア
ルキルベンゼンスルホン酸)のアルカリ金属(例えばナ
トリウム、リチウムおよびカリウム)塩で、例えばアル
キルベンゼンスルホン酸の塩またはアルキルトルエン、
キシレン、クメンおよびフェノールスルホン酸の塩であ
る。他の陰イオン性洗剤はオレフィンスルホン酸で、長
鎖アルケンスルホン酸、長鎖ヒドロキシアルカンスルホ
ン酸またはアルケンスルホン酸およびヒドロキシアルカ
ナエスルホン酸の混合物を含む。さらにまた含まれるも
のは、硫酸アルキル、硫酸アルキルポリ(エチレンオキ
シ)エーテルおよび芳香族ポリ(エチレンオキシ)硫酸
塩、例えばエチレンオキシドおよびノニルフェノールの
硫酸塩または縮合生成物(通常は分子につき1から6個
のオキシエチレン基を含む)である。
【0114】<7.発色団または着色剤>錯塩の沃素は
発色団としての利点を提供する。すなわち乳首に用いた
とき容易に見ることができる。他の抗菌剤はこの特色を
もたない。したがって本発明の組成物は、水溶性または
水に分散性の発色剤(染料または色素剤)、または組成
物を発色させる薬剤の混合物を含むことができる。これ
らは乳首の皮膚に明瞭なコントラストを与え、乳首が処
置されたことを乳牛の管理者が目で識別することを可能
にする。
【0115】<8.他のアジュバント>また別には、本
発明の組成物は、任意の成分(すなわちアジュバント)
をいくつでも含むことができる。提供される利点に応じ
て組成物中の担体の部分的または完全な代用としてアジ
ュバントを用いることができる。一般に、物理的および
化学的安定性、バリアーフィルム形成、乳首の健康維
持、効能、物理的形状、製造工程並びに美学的観点から
本発明の適用に役立つ規定のアジュバントを本発明にし
たがって本組成物に含有させることができる。もちろん
これらの機能は既に述べた組成物の成分によって完全に
達成されるが、しかし処方の状態または適用状況または
実施の状況によってまた別の効果の必要性が生じる可能
性があり、このような新たな効果は、また別の無機もし
くは有機薬剤またはその混合物を該組成物に導入するこ
とによって達成されるであろう。規定のアジュバント
は、本組成物の物理的な完全性および貯蔵安定性を維持
するために用いられるカップリング剤、安定剤またはハ
イドロトロープを含む。この最後のものについては、一
官能基および多官能基アルコールをいくつでも用いるこ
とができる。バリアーフィルムまたは予防的保護を提供
するためにデザインされた組成物では、また別のフィル
ム形成アジュバントが含まれるが、これらは典型的には
濃厚化剤、例えばポリビニルアルコールおよびラテック
スポリマー(例えばエチルアクリレート/メチルメタク
リレートコポリマー)と協調的に作用する。
【0116】場合によって本発明の組成物は、医薬、例
えばパラアミノ安息香酸のような遮光剤、治療作用およ
び新組織の形成刺激を提供するアラントインのような治
癒促進剤;保存料、例えば細菌の増殖を遅延させ、保存
期間を延長させるメチルパラベン、プロピルパラベン、
ソルビン酸、安息香酸またはその塩;抗酸化剤、例えば
酸化または加水分解を遅延させるBHT(ブチル化ヒド
ロキシトルエン)、BHA(ブチル化ヒドロキシアニゾ
ール)、TBHQ(tert−ブチルヒドロキノン)または
没食子酸プロピル;金属イオン封鎖剤、例えばアミノポ
リアセテート、ポリホスホネート、アミンポリホスホネ
ート、ポリカルボキシレートおよび濃縮ホスフェート;
および製造加工剤、例えば混合を促進するために用いら
れる消泡添加剤を含むことができる。
【0117】***炎制御処置で有用な多様な成分を本明
細書の組成物に含有させることができる。このリストは
必要なもの全てを網羅することを意図したものではな
く、ここに挙げられていないが当技術分野で周知である
他の任意の成分もまた本組成物に加えることができる。
これらの例はいずれの場合においても限定を意図するも
のではない。ある事例では、個々のアジュバントのいく
つかは他の区分とオーバーラップするかもしれない。使
用されるアジュバントは該組成物の抗菌活性に干渉しな
いよう、さらに生成物の物理的化学的不安定性を避ける
ように選択されるであろう。
【0118】下記の表2は本発明の構成成分の濃度につ
いてのガイドラインを提供する。
【0119】
【表2】
【0120】使用に際しては乳首浸液の成分は別々の容
器で使用場所に搬送される。例えば、1つの容器は抗菌
剤を含み、別の容器は皮膚軟化剤を含むことができる。
これらの系は使用地点で貯蔵容器中で担体と混合され
る。使用地点で濃縮物を混合することによって、例えば
緩衝系と皮膚軟化剤との間の不適合性は避けられる。
【0121】明瞭には示さなかったが、種々の構成成分
(例えばコンピュータ100、ポンプ16、18および
20など)は適切な動力源および当該周辺構成成分に連
結し、それらの付随する態様で作動させることができる
ことは理解されよう。
【0122】前述した本発明の好ましい実施態様は説明
と開示を目的として提供され、開示した正確な形態に本
発明を限定することを意図するものではない。本発明の
範囲は、この詳細な説明によってではなくむしろ添付の
請求の範囲によって限定される。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用地点で最終組成物を調合することできる調合方法お
よび装置を提供できる。
【0124】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理にしたがって構築した装置の機能
的構成要素を典型的な濃縮化学薬品とともに示した模式
図である。
【図2】図1のブロック47で用いられる制御装置46
の機能ブロックの略図である。
【図3】配送車に載せた本発明の装置の上面図である。
【図4A】コンピュータのハード部分、スフトインタフ
ェースおよびそれらと図2の制御装置ブロック46との
連結を示す機能ブロックの略図である。
【図4B】制御装置ブロック46によって実行されるプ
ログラム作成工程を図解した論理体系の流れを示す模式
図である。
【図5A】操作中にオペレータインタフェースのプログ
ラム作成ブロック112によって最初に得られるユーザ
インタフェースによる画面表示を示す図である。
【図5B】レベル1(下級レベル)パスコードを入力し
受容された後のオペレータインタフェースプログラム1
12によって得られるユーザインタフェース画面を示す
図である。
【図5C】レベル2(上級レベル)パスコードを入力し
受容された後のオペレータインタフェースプログラム1
12によって得られるユーザインタフェース画面を示す
図である。
【図6】オペレータインタフェースのプログラム作成ブ
ロック112の操作による基本的データの流れを示す論
理体系の流れの模式図である。
【図7】化学薬品濃縮物および担体(例えば水)の量を
計算しているときのオペレータインタフェースのプログ
ラム作成ブロック112の操作を示す論理体系の流れの
模式図である。
【図8】製剤生成時のオペレータインタフェースのプロ
グラム作成ブロック112のプログラム作成工程を示す
論理体系の流れの模式図である。
【図9A】本発明のオペレータインタフェースのプログ
ラム作成ブロック112と制御装置46との間のインタ
フェースを示す論理体系の流れの模式図である。
【図9B】本発明のオペレータインタフェースのプログ
ラム作成ブロック112と制御装置46との間のインタ
フェースを示す論理体系の流れの模式図である。
フロントページの続き (72)発明者 ベネット, スコット ピー. アメリカ合衆国 ミネソタ州 55082, スティルウォーター,オーク グレン ト レイル 2065 (72)発明者 パセク, スティーヴ イー. アメリカ合衆国 ミネソタ州 55126, ショアヴュー,ドーン アヴェニュー ノ ース 961 (72)発明者 パケット, キャシー エム. アメリカ合衆国 ミネソタ州 55406,ミ ネアポリス,39ス アヴェニュー サウス 3832 (72)発明者 ストレフロー, デイヴィッド アール. アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 53130, ヘールズ コーナー,サウス 109ス ストリート 5835

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用地点で所望の組成物を調合する調合
    方法であって、(a)複数の濃縮物容器がその上に配置
    されてある運搬具を用いて前記使用地点に濃縮化学薬品
    組成物を搬送する搬送工程と、前記複数の濃縮物容器そ
    れぞれは複数の濃縮化学薬品組成物のうちの1つを貯蔵
    し、(b)所望の組成物処方を作成する作成工程と、前
    記処方は少なくとも1つの濃縮化学薬品組成物の予め定
    めた量を指定し、(c)前記濃縮化学薬品組成物の少な
    くとも1つの予め定めた量を前記使用地点で貯蔵容器に
    配送する配送工程とを備えることを特徴とする調合方
    法。
  2. 【請求項2】 前記処方が前記濃縮化学薬品組成物の少
    なくとも2つが混合されることを指定することを特徴と
    する請求項1に記載の調合方法。
  3. 【請求項3】 前記所望の処方がさらに所定量の希釈剤
    を含み、 予め定めた量の希釈剤を該貯蔵容器に添加する添加工程
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の調合方
    法。
  4. 【請求項4】 前記作成工程は、複数の所定処方から所
    望の最終組成物処方を選択する選択工程を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の調合方法。
  5. 【請求項5】 前記作成工程は、顧客の最終組成物処方
    を作成する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載
    の調合方法。
  6. 【請求項6】 前記使用地点で必要とされる最終組成物
    の量を決定する決定工程を更に備え、 前記作成工程は、所望の処方の所定量の最終組成物を生
    成するために必要とされる所定量の濃縮化学薬品組成物
    を計算する工程を含むことを特徴とする請求項2に記載
    の調合方法。
  7. 【請求項7】 前記使用地点に配送される最終組成物の
    コストを前記貯蔵容器に配送される各濃縮化学薬品組成
    物の量を基に計算する工程を更に備えることを特徴とす
    る請求項6に記載の調合方法。
  8. 【請求項8】 前記算出コストが記入された送り状を作
    成する工程を更に備えることを特徴とする請求項7に記
    載の調合方法。
  9. 【請求項9】 前記濃縮化学薬品組成物の少なくとも2
    つが濃縮された形態である場合には不適合であることを
    特徴とする請求項2に記載の調合方法。
  10. 【請求項10】 前記最終組成物は、乳首浸液であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の調合方法。
  11. 【請求項11】 前記作成工程は、特定の処方を指定す
    る入力情報を受信する受信工程と、 前記処方に必要な所定量の濃縮化学薬品組成物を検索す
    るために、処方データベースにアクセスするアクセス工
    程とを備えることを特徴とする請求項2に記載の調合方
    法。
  12. 【請求項12】 使用地点で最終組成物を調合する運搬
    具に搭載された調合装置であって、 (a)配送運搬具に搭載され、最終組成物の処方で使用
    する濃縮化学薬品組成物を入れる複数の濃縮物容器と、 (b)各濃縮化学薬品組成物の計測量を前記使用地点で
    貯蔵容器に選択的に配送し、複数の濃縮物容器が液体が
    流れるように連結された少なくとも1つの配送機構と、 (c)前記配送機構を作動させ、少なくとも2つの前記
    濃縮化学薬品組成物の所定量を含む所望の処方の最終組
    成物を配送するように構成された制御装置とを備えるこ
    とを特徴とする調合装置。
  13. 【請求項13】 前記配送機構は、複数の固定拍動ポン
    プを含み、それらの各々が複数の濃縮物容器に連結さ
    れ、それによって前記制御装置が所定時間ポンプを作動
    させて所定量の濃縮化学薬品組成物を配送することを特
    徴とする請求項12に記載の調合装置。
  14. 【請求項14】 前記配送機構は、さらに複数の充填口
    を含み、それらの各々が複数のポンプの1つと連結され
    ることを特徴とする請求項13に記載の調合装置。
  15. 【請求項15】 前記制御装置は、複数の所定の処方を
    含み、それによって所望の処方が複数の所定の処方から
    選択されることを特徴とする請求項13に記載の調合装
    置。
  16. 【請求項16】 前記制御装置は、顧客の最終組成物処
    方を作成するように構成されることを特徴とする請求項
    13に記載の調合装置。
  17. 【請求項17】 前記制御装置は、配送されるべき最終
    組成物の量を入力情報として受け取り、さらにそれらか
    ら所定量の濃縮化学薬品組成物を算出するように構成さ
    れることを特徴とする請求項13に記載の調合装置。
  18. 【請求項18】 前記制御装置は、貯蔵容器に送られる
    各濃縮化学薬品組成物の量を基準にして前記使用地点に
    配送される最終組成物のコストを算出し、それによって
    送り状を作成するように構成された送り状作成プログラ
    ムを含むことを特徴とする請求項13に記載の調合装
    置。
  19. 【請求項19】 貯蔵容器で調合するための最終組成物
    の所望の処方を作成し、前記所望の処方が少なくとも2
    つの濃縮化学薬品組成物の所定量を特定する当該所望の
    処方の作成方法であって、 特定の処方を指定する入力情報を受信し、 調合されるべき製剤の所望量を指定する入力情報を受信
    し、 調合するべき少なくとも2つの濃縮化学薬品組成物の各
    々の量を指定するコマンドを制御装置に出力し、 さらに調合操作を開始させるコマンドを制御装置に出力
    することを特徴とする作成方法。
  20. 【請求項20】 前記製剤および調合された製剤量に関
    する情報を含む報告書を作成することを特徴とする請求
    項19に記載の作成方法。
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