JPH1196568A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

Info

Publication number
JPH1196568A
JPH1196568A JP26172697A JP26172697A JPH1196568A JP H1196568 A JPH1196568 A JP H1196568A JP 26172697 A JP26172697 A JP 26172697A JP 26172697 A JP26172697 A JP 26172697A JP H1196568 A JPH1196568 A JP H1196568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording surface
signal
focus
recording
focus detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26172697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Kawaomo
悠 河面
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Columbia Co Ltd filed Critical Nippon Columbia Co Ltd
Priority to JP26172697A priority Critical patent/JPH1196568A/ja
Publication of JPH1196568A publication Critical patent/JPH1196568A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】多層記録光ディスクの記録面が何層目の記録面
であるかを直接的に判定可能な光ディスク再生装置を提
供する。 【解決手段】光ディスク再生装置の記録面判別手段は、
単一記録面近傍のフォーカス検出範囲の合焦または焦点
ずれ状態を示すFE1信号を各記録面毎に検出するサーボ
信号検出部26及び第1信号生成部31aと、全記録面に亘
るフォーカス検出範囲の合焦または焦点ずれ状態を示す
FE2信号を各記録面に対して検出する記録面信号検出部
28及び第2信号生成部31bと、各記録面毎にFE1信号が
検出されたときに同期したFE2信号の検出値を記録面の
層番号に直接的にまたは間接的に対応づけることが可能
な各メモリ値として予め記録するメモリ40と、再生時の
対象記録面のFE2信号の測定値を測定する測定部38と、
測定値と各メモリ値との比較から対象記録面の層番号を
判定する判別部39とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数層の記録面を
持った多層記録光ディスクの記録面を判別することが可
能な光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の光ディスクの高密度化に伴い、1
枚の光ディスクに複数の記録面を備えた多層記録光ディ
スクが開発されていて、この多層記録光ディスクとし
て、光ディスクの両面からそれぞれの記録面の信号を再
生する両面再生型ディスクや、片面を信号読み取り面と
し該読み取り面から複数の記録面の信号を再生する片面
再生型ディスク等がある。
【0003】この片面再生型ディスクを再生する場合に
は、対物レンズによりレーザ光を記録面上に収束してフ
ォーカス(焦点)を形成し、記録面上に形成された反射膜
から反射した反射光を得て、該反射光から検出したフォ
ーカスエラー信号に基づいて記録面と対物レンズとの距
離が常に一定になるようにアクチュエータ等によって対
物レンズのフォーカスを制御して、信号再生を実行して
いる。
【0004】そして、再生する多層記録光ディスクの記
録面が何層目の記録面であるかを判別する技術として、
信号読み取り面に一番近い記録面に当該ディスクの記録
面総数情報を記録すると共に、各記録面に何層目の記録
面であるかを表わす層番号情報を記録し、それらの情報
に基づいて所望の記録面を判別するものがあり、例え
ば、特開平8−147762 号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、記録面毎にその都度フォーカス制御すると
共にトラッキング制御し、記録面の再生信号中に含まれ
る総数情報や層番号情報から記録面を判別しているの
で、フォーカス制御やトラッキング制御等を伴った判別
処理は煩雑であるという欠点がある。
【0006】また、信号再生する次の記録面へ移動する
場合に、焦点を形成している記録面からトラッキング制
御のみを、またはフォーカス及びトラッキングの両制御
を一度外し、アクチュエータに電圧を付加して対物レン
ズを上下方向にフォーカスジャンプさせて、次の記録面
を横切った時に発生するフォーカスエラー信号に基づい
て、再度、トラッキング制御を、またはフォーカス制御
及びトラッキング制御を開始している。そのために希望
する記録面への移動処理も複雑であり、かつ、移動に時
間が掛かるという欠点もある。
【0007】従って、本発明の目的は、記録面を直接的
に判別することが可能な多層記録光ディスク用の光ディ
スク再生装置を提供することにある。また、他の目的
は、対象記録面の層番号を直接的に判定することが可能
な多層記録光ディスク用の光ディスク再生装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明による光ディスク再生装置の特徴は、複数層からなる
記録面を持った多層記録光ディスクを再生するための光
ディスク再生装置において、一つの前記記録面の近傍に
フォーカス検出範囲を有する第1のフォーカス検出手段
と、全ての前記記録面に亘ってフォーカス検出範囲を有
する第2のフォーカス検出手段とを設け、これらの前記
フォーカス検出手段からの検出信号を用いて前記記録面
の判別を可能としたことにある。
【0009】また、他の特徴は、複数層の記録面を有す
る多層記録光ディスクについて再生する当該記録面を判
別する記録面判別手段を備える光ディスク再生装置であ
って前記記録面判別手段は、一つの前記記録面の近傍の
フォーカス検出範囲の対物レンズの合焦または焦点ずれ
状態を示す第1フォーカスエラー信号を前記各記録面毎
に検出する第1のフォーカス検出手段と、全ての前記記
録面に亘るフォーカス検出範囲の前記対物レンズの合焦
または焦点ずれ状態を示す第2フォーカスエラー信号を
それぞれ検出する第2のフォーカス検出手段とを設け、
前記第1のフォーカス検出手段が当該フォーカス検出範
囲にて前記第1フォーカスエラー信号を検出したときに
同期して、前記第2のフォーカス検出手段が前記第2フ
ォーカスエラー信号を検出するよう構成され、検出され
た前記各記録面毎の前記第1フォーカスエラー信号およ
び前記第2フォーカスエラー信号を、前記第1のフォー
カス検出手段が前記第1フォーカスエラー信号を検出し
たときの前記記録面のそれぞれの層番号に直接的にまた
は間接的に対応づけることが可能な各メモリ値として予
め記録するメモリ手段と、再生時の対象記録面の前記第
2フォーカスエラー信号の測定値を測定する測定手段
と、前記測定値と前記各メモリ値との比較から前記対象
記録面の前記層番号を判定する判別手段とを設けるとこ
ろにある。
【0010】本発明によれば、全ての記録面に亘る広い
フォーカス検出範囲を有した第2フォーカスエラー信号
を検出する第2のフォーカス検出手段を設け、記録面に
対する該第2フォーカスエラー信号の、予め記録したメ
モリ値と測定値との比較より判別対象の記録面を直接的
に判別することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明による一
実施例の光ディスク再生装置を示す構成図である。図2
は、本発明による一実施例の第1および第2のフォーカ
ス検出手段を示す構成図である。図3は、本発明による
一実施例の検出判定回路の構成を示す図である。図1〜
図3を参照しながら各構成について説明する。図1にお
いて、本実施例の光ディスク再生装置は、光ピックアッ
プ部21と、駆動部22と、判別処理部29と、サーボ制御部
30と、信号生成部31とを含み構成される。すなわち、駆
動部22は、電動モータから構成され、サーボ制御部30の
スピンドルサーボ制御に従って再生する光ディスク5を
回転駆動する。
【0012】光ピックアップ部21は、図2に示すよう
に、照光部24と、サーボ信号検出部26と、記録面信号
検出部28とを備え、光ディスク5の記録面に対面移動
して、その記録面に記録されている信号を再生する機構
部である。上記の照光部24は、レーザ1,コリメートレ
ンズ2,第1のビームスプリッタ3及び対物レンズ4を
含み構成される。サーボ信号検出部26は、第1収束レン
ズ7,第1シリンドリカルレンズ8及び第1光検出器9
を含み構成される。そして、記録面信号検出部28は、分
岐機構としての第2ビームスプリッタ6と、第2収束レ
ンズ10,第2シリンドリカルレンズ11および第2光検出
器12を含み構成される。
【0013】次に、信号生成部31は、図3の検出判定回
路に示すように、サーボ信号検出部26の第1光検出器9
からの各出力信号を加算及び減算し、 再生信号(以下、
HF信号という), 第1フォーカスエラー信号(以下、
FE1信号という)を生成して出力する第1信号生成部3
1aと、記録面信号検出部28の第2光検出器12からの各
出力信号を加算及び減算し、 第2フォーカスエラー信
号(以下、FE2信号という)を生成して出力する第2信
号生成部31bと、トラッキングエラー信号(以下、TK
信号という)を生成して出力するTK部( 符号省略)とか
ら構成される演算回路である。
【0014】従って、本実施例では、第1のフォーカス
検出手段は、サーボ信号検出部26と第1信号生成部31a
とから構成され、単一記録面近傍範囲をフォーカス検出
対象範囲とするFE1信号を各記録面毎にそれぞれ検出
する。第2のフォーカス検出手段は、記録面信号検出部
28と第2信号生成部31bとから構成され、全記録面に亘
る範囲をフォーカス検出対象範囲とするFE2信号を各
記録面に対してそれぞれ検出する。
【0015】判別処理部29は、FE2基準化部36及び記
録面検出部37からなる測定部38と、判別部39と、メモリ
40とから構成される。そして、測定部38は、再生時の対
象記録面のFE2信号の測定値を測定する。メモリ40
は、各記録面毎にFE1信号が検出されたときのFE2
信号の各検出値を、記録面の層番号に直接的にまたは間
接的に対応づけることが可能なそれぞれのメモリ値とし
て、予め記録する。判別部39は、測定値と各メモリ値と
の比較から記録面を判別する。なお、本実施例では、メ
モリ手段はメモリ40から、測定手段は測定部38から、判
別手段は判別部39から構成される。
【0016】サーボ制御部30は、信号生成部31からのF
E1信号およびTK信号、かつ、判別処理部29が実行し
た記録面の判別の結果の一例としてのジャンプ信号( 以
下、J信号という)に基づいて、 光ピックアップ部21及
び駆動部22のそれぞれに対して制御信号を出力して、光
ピックアップ部21に対するフォーカスサーチ,フォーカ
スサーボ,トラッキングサーボ,フォーカスジャンプ,
スライドサーボなどの制御と、駆動部22のスピンドルサ
ーボなどの制御を実行するものである。尚、本実施例で
は、判別処理部29,サーボ制御部30及び信号生成部31は
コンピュータから構成される。また、サーボ制御部30と
光ピックアップ部21との間にはサーボ制御部30が出力し
た制御信号によって対物レンズ4を移動駆動するための
アクチェータ(図示省略)が設置されている。
【0017】次に、上記本発明による光ディスク再生装
置の動作について、光ピックアップ部21、信号生成部31
ならびに判別処理部29の動作から説明する。図2におい
て、光ピックアップ部21の照光部24は、レーザ1から出
射したレーザ光を、コリメートレンズ2で平行光に整形
し、第1ビームスプリッタ3を通過させ、サーボ制御部
30によって駆動制御されている対物レンズ4により、光
ディスク5の記録面に焦点を結ぶように照射する。そし
て、光ディスク5の記録面で反射したレーザ光を、対物
レンズ4に再び通過させ、第1ビームスプリッタ3によ
り、サーボ信号検出部26および記録面信号検出部28の方
向に導いている。該光ディスク5から導びかれた反射光
は、記録面信号検出部28の第2ビームスプリッタ6によ
って、通過する光(第1反射光)と反射される光(第2反
射光)に分けられて、サーボ信号検出部26および記録面
信号検出部28にそれぞれ入射する。
【0018】そして、サーボ信号検出部26において、第
1反射光は、第1収束レンズ7と第1シリンドリカルレ
ンズ8を通過し、第1光検出器9上に集光する。また、
記録面信号検出部28においては、第2反射光は、第2収
束レンズ10と第2シリンドリカルレンズ11を通過し、第
2光検出器12上に集光する。
【0019】一方、第1光検出器9は、図3に示すよう
な6分割検出器であり、A〜Fの各信号を出力する。そし
て、信号生成部31の第1信号生成部31aは、対角線上に
位置する検出部位の出力をそれぞれ加算( A+C,B+D)
し、 それぞれの加算信号を減算((A+C)-(B+D))して、F
E1信号を生成する。 また、第1光検出器9の全ての
出力を加算(A+B+C+D)して、再生信号としてのHF信号
を生成する。 さらに、信号生成部31は、検出部位(E,F)
の出力を減算して、TK信号を生成する。
【0020】また、第2光検出器12は、図3に示すよう
な4分割検出器であり、A〜Dの各信号を出力する。そし
て、第2信号生成部31bは、対角線上に位置する検出部
位の出力をそれぞれ加算(A+C,B+D)し、 それぞれの加
算信号を減算((A+C)-(B+D))して、FE2信号を生成す
る。そして、信号生成部31で生成されたFE1信号,F
E2信号,HF信号は、判別処理部29に供給され、HF
信号及びTK信号は、サーボ制御部30に供給される。
【0021】次に、FE1信号及びFE2信号の具体的
な検出動作について説明する。図4は、各光検出器に照
射された反射光と各フォーカスエラー信号の関係を示す
図である。図4(a)に示すように、第1収束レンズ7と
第1シリンドリカルレンズ8を通過し第1光検出器9上
に集光した第1反射光は、単一記録面近傍範囲をフォー
カス検出範囲とするFE1信号を各記録面毎にそれぞれ
検出することができるように、光ディスク5の各記録面
の1つ1つに対して対物レンズ4の焦点を結ぶように照
射される。
【0022】そして、対物レンズ4の焦点が、光ディス
ク5の1つの記録面からずれると楕円の形状になり、焦
点が合っていれば(合焦すれば)円形になる。 即ち、(1)
光ディスク5の記録面に合焦しているときは、出力電圧
がゼロ(0V)であり、(2)ディスク記録面から焦点がずれ
るにしたがって、最大+X(V)または最大-X(V)の出力電圧
を生じ、(3)完全に大きく焦点が外れると、再び出力電
圧がゼロ(0V)になるという略S字状のフォーカスエラ
ー特性曲線が描かれる。即ち、第1のフォーカス検出手
段としてのサーボ信号検出部26及び第1信号生成部31a
は、一つの記録面の近傍のフォーカス検出範囲の対物レ
ンズ4の合焦または焦点ずれ状態を示すFE1信号を、
即ち、上記図4(a)に示すようなフォーカスエラー特性
曲線を示すFE1信号を、各記録面毎に検出する構成と
なっている。
【0023】一方、図4(b)に示すように、第2収束レ
ンズ10と第2シリンドリカルレンズ11を通過し第2光検
出器12上に集光した第2反射光は、全記録面に亘る範囲
をフォーカス検出範囲とするFE2信号を各記録面に対
してそれぞれ検出することができるように、光ディスク
5の全記録面のうちのほぼ中央に位置する記録面に対物
レンズ4の焦点を結ぶようにして照射される。図4(b)
の例では第2記録面にて合焦するように構成されてい
る。
【0024】そして、対物レンズ4の焦点が、 (1)光デ
ィスク5の第2記録面に合焦しているときには円形にな
り、出力電圧がゼロ(0V)となる。また、(2)第2記録面
から第1記録面の方に焦点がずれるに従って楕円形にな
り、 最大-X(V)の出力電圧を生じ、逆に第3記録面の方
に焦点がずれると最大+X(V)の出力電圧を生じる。 更
に、(3)大きく焦点が外れると、再び出力電圧がゼロ(0
V)になるという、全記録面にまたがり拡大された略S字
状のフォーカスエラー特性曲線を示すFE2信号が各記
録面に対して検出される構成となっている。
【0025】即ち、第1のフォーカス検出手段が各記録
面毎にFE1信号を検出したときに同期して、第2のフ
ォーカス検出手段としての記録面信号検出部28及び第2
信号生成部31bは、全ての記録面に亘るフォーカス検出
範囲の対物レンズ4の合焦または焦点ずれ状態を示すF
E2信号を、即ち、拡大された略S字状のフォーカスエ
ラー特性曲線を示すFE2信号を、それぞれ検出する。
【0026】上記検出に関して、3つの記録面を有する
3層記録光ディスクを例にとって、補足説明する。図5
は、多層記録光ディスクの3つの記録面上に結ぶ対物レ
ンズの焦点と各信号の関係を示す図である。図5(a)の
一点鎖線、実線および二点鎖線に示すように、対物レン
ズ4の焦点が、対物レンズ4の移動に伴って順に移動し
ながら、それぞれの第1,第2および第3記録面上に結
ぶときに、サーボ信号検出部26及び第1信号生成部31a
からなる第1のフォーカス検出手段から、図5(b),図
5(c)に示すような、各記録面毎にFE1信号及びHF
信号がそれぞれ検出される。このFE1信号の検出に同
期して、記録面信号検出部28及び第2信号生成部31bか
らなる第2のフォーカス検出手段から、図5(d)によう
に、焦点が一点鎖線のように第1記録面上にあるとき
は、 -X1(V)の出力電圧からレベルV1のFE2信号が検
出され、実線のように第2記録面上にあるときは、ほぼ
ゼロ(0V)の出力電圧からレベルV2のFE2信号が検出
され、そして、二点鎖線のように第3記録面に対物レン
ズ4の焦点が結ぶ状態のときには、 +X3(V)の出力電圧
からレベルV3のFE2信号が検出される。 そして、後
述するように、これらの検出値としてのレベルV1,V2,
3に基づくメモリ値のそれぞれを、第1,第2および
第3記録面のそれぞれの層番号に直接的にまたは間接的
に対応づけて、予め記録する。
【0027】換言すれば、サーボ信号検出部26及び第1
信号生成部31aにて検出されるFE1信号に対して、記
録面信号検出部28及び第2信号生成部31bにて検出され
るFE2信号は、FE1信号に対してフォーカスエラー
の変位方向の検出可能な範囲を大きくしたものであると
言える。このようなFE2信号のフォーカス検出範囲の
拡大は、(イ)第2収束レンズ10の焦点距離を短くする、
(ロ)第2シリンドリカルレンズ11の焦点距離を短くす
る、(ハ)第の収束レンズ10と第2シリンドリカルレンズ
11との距離を近づけるなどの方法によって実現する。
【0028】次に、図3〜図5を参照して、判別処理部
29の動作について説明する。判別処理部29の記録面検出
部37は、信号生成部31で生成されたHF信号,FE1信
号を入力する。また、FE2基準化部36は、HF信号,
FE2信号を入力する。記録面検出部37は、FE1信号
とHF信号を監視して、各記録面を検出する。換言すれ
ば、順に移動する対物レンズ4の焦点がどの記録面上に
結ぶかを監視して、FE1信号とFE2信号の同期検出
を可能にしている。具体的には、フォーカスサーチ時
またはフォーカスサーボ時に、 FE1信号の出力電圧
がほぼゼロ(0V)であるとき、 即ち、ゼロクロス近辺の
最大HF信号を検出したときをもって、対物レンズ4の
焦点が記録面上にあることを検出する。また、後述する
メモリ40が検出値を記録するタイミングを計っているも
のである。
【0029】FE2基準化部36は、フォーカスサーチ時
に、対物レンズ4の焦点が各記録面を順に横切ったとき
にそれぞれ検出した各FE2信号と各HF信号に基づい
て、例えば、各HF信号で各FE2信号を除算して基準
化したレベルV1〜レベルVnを検出値として、メモリ40
に出力する。一方、FE2基準化部36は、実際の再生時
のフォーカスサーボの制御時に、対象記録面に対して測
定したFE2信号の測定値を検出して、判別部39に出力
する。なお、上記基準化する理由は、各記録面毎にまた
は光ディスクの種類によって多層記録光ディスクからの
反射光量が異なるので、検出値の絶対値をそのまま採用
すると誤差がでる場合があり、この影響を回避するため
に、一例として、FE2信号をHF信号で除算して、H
F信号に対するFE2信号の相対値として基準化したも
のである。しかしながら、多層記録光ディスクの層数が
少い数に限定されるなどしてレベルVにバラツキが少な
い場合は、図示の破線で示すHF信号の遣り取りを廃
止することができ、必ずしも基準化する必要はない。と
ころで、HF信号を用いて基準化する場合には、前述の
同期検出のタイミングを、上記ゼロクロス近辺の最大H
F信号を検出したときに限定するが、同期検出のタイミ
ング自体は、FE1信号が検出される単一記録面のフォ
ーカス検出範囲であればどの時点でも可であり、ゼロク
ロス近辺の最大HF信号を検出したときに限定されるも
のではない。
【0030】メモリ40は、フォーカスサーチの合焦時に
記録面検出部37からくるタイミング信号にしたがって、
FE2基準化部36がFE2信号をHF信号で基準化して
出力したレベルV1〜レベルVnの検出値を、各メモリ値
として記録する。と同時に、メモリ40は、上記フォーカ
スサーチの合焦時の、サーボ制御部30が対物レンズ4の
アクチエータを駆動制御した制御電圧VJ1〜VJnから作
成したJ1〜Jn信号の検出値を、制御信号の各メモリ値
として記録する。
【0031】なお、前述のように、多層記録光ディスク
が少ない数の一定層数に限定されている場合であれば、
図示の破線で示すフォーカスサーチ時に行う検出
値やタイミング信号の遣り取りを廃止し、代わりに上記
限定の多層記録光ディスクに関して実験等で層番号に対
応づけて予め設定した、レベルVの設定値及びJ信号の
設定値を、各メモリ値としてメモリ40に記録する構成で
可である。
【0032】判別部39は、FE2信号の測定値と各メモ
リ値との比較から、記録面を判別する。例えば、光ピッ
クアップ部21が再生信号を読み取ろうとしている光ディ
スク5の記録面の読み取り面が、何層目の記録面(記録
面の層番号は幾つ)かを判定するという記録面の判別を
実行する。
【0033】更に、判別部39は、判別部39自身が判定し
た層番号に基づいて、または判別部39に指示入力されて
くる層番号に基づいて、層番号に見合ったJ1〜Jn信号
をメモリ40から選定してサーボ制御部30に出力する。そ
して、サーボ制御部30は、該J1〜Jn信号に基づいて、
対物レンズ4を駆動するアクチュエータの制御電圧VJ1
〜VJn(例えば、バイアス電圧)に変換して、指示の層番
号の記録面へのフォーカスジャンプを実行する。
【0034】次に、本実施例の光ディスク再生装置の記
録面の判別動作ならびに判別結果を利用したフォーカス
ジャンプ動作について説明する。図6は、本発明による
一実施例の光ディスク再生装置の再生動作を示すフロー
チャートである。まず、ステップS1で、 光ディスク再
生装置に光ディスク5が挿入配置されたときの一番最初
に行われる動作としての、対物レンズ4のフォーカスサ
ーチを全ての記録面に対して実行する。
【0035】次に、 ステップS2で、FE1信号やHF
信号を利用してFE2信号の基準化したレベルV1〜Vn
(検出値)を順次に求めて、該検出値をメモリ値としてメ
モリ40に記録する。かつ、このときに、サーボ制御部30
の対物レンズ4が合焦した制御電圧VJ1〜VJnから作成
したJ1〜Jn信号(検出値)を順次に求めて、該検出値を
メモリ値としてメモリ40に記録する。
【0036】なお、一般的には、フォーカスサーチを、
記録面の番号1〜nの昇順または番号n〜1の降順で実
施する構成とすれば、各検出値を記録面のそれぞれの層
番号に対応づけることが容易であり望ましい。しかしな
がら、任意の順にフォーカスサーチを実施した場合は、
図4,5に示すように、正負記号を考慮に入れたレベル
nの大きさの順は記録面番号の順となっているので、
1<V2<V3のように並べ替えを行って、記録面の番
号との対応づけをする必要がある。
【0037】換言すれば、メモリ40から読み出したFE
2信号のレベルVの大きさ順位に基づいて、当該FE2
信号が検出されたときの記録面の層番号を判定すること
ができると言える。尚、層数が大となって隣合うレベル
Vの大きさの差が少なくなると、上記並べ替えが困難と
なる場合があるので、該困難さを除く前述の相対値によ
る基準化が有効となる。
【0038】具体的に、図5の例では、フォーカスサー
チにおいて対物レンズ4の焦点が第1,2,3記録面の
昇順に横切るとき、 FE1信号の出力電圧がゼロ(V)の
ときの合焦点のタイミングで、サーボ信号検出部26等か
ら検出した各HF信号で記録面信号検出部28等から検出
した各FE2信号を基準化した レベルV1,V2,V
3と、サーボ制御部30から検出したJ1,J2,J3信号と
を、 各記録面の昇順番号に対応づけてメモリ40にメモ
リ値として記録する。このような昇順または降順にフォ
ーカスサーチする場合は、J1〜Jn信号の検出値を各記
録面の番号に直接的に対応づけて記録することができ
る。
【0039】一方、任意の順にフォーカスサーチを実施
した場合は、 レベルV1,V2,V3の大きさによる並べ
替えを実施しないと、 J1,J2,J3信号の各記録面の
番号との対応づけはできないことになる。例えば、フォ
ーカスサーチが第2記録面,第3記録面,第2記録面,
第1記録面の順に実施され、 レベルV2=0とその時の
2信号がメモリ値1、レベルV3=+Vとその時のJ3
号がメモリ値2、レベルV1=−Vとその時のJ1信号がメ
モリ値3として、記録された場合であれば、各メモリ値
を呼び出した判別部39が、 レベルVの大きさによる並
べ替えを実施し、メモリ値3を記録面の層番号の1番、
メモリ値1を記録面の層番号の2番、メモリ値2を記録面
の層番号の3番と対応づけすることになる。 こうすれ
ば、J1,J2,J3信号の検出値を間接的に記録面の1,
2,3番に対応づけすることができる。なお、第2記録
面を2度通過するがレベルV2がほぼ同一であるので、
同じ記録面であると判断することが可能である。
【0040】次に、ステップS3で、指定記録面の番号
を表わすn番(指定値)を入力する。そして、ステップS
4で、判別部39が、(1)昇順や降順で記録した場合は、
メモリ40から直接的に把握して、指定値のn番に対応す
るJn信号を特定する。 一方(2)任意の順の場合は、 メ
モリ40からの検索と並べ替えによる間接的対応づけを実
施して、指定値のn番に対応するJn信号を特定する。
そして、該Jn信号(から変換した制御電圧VJn)に基づ
いて、 サーボ制御部30がn番に相当する記録面の合焦
位置に対物レンズ4を移動するフォーカスジャンプ制御
を実行する。
【0041】図7は、本発明による一実施例のフォーカ
スジャンプ制御を示すフローチャートである。 具体的
には、図7に示すように、判定部35においては、ステッ
プS41で、例えば、指定記録面の番号を表わす3番の値
が入力されたならば、ステップS42で、メモリ値の検索
や並べ替えを実行し、3番に対応しているJ3信号を選
定する。そして、ステップS43で、J3信号をサーボ制御
部30に出力する。次に、サーボ制御部30においては、ス
テップS44で、J3信号に基づいて変換した制御電圧J3
で、 3番の記録面に合焦するように光ピックアップ部2
1の対物レンズ4をフォーカスジャンプ制御する。次
に、指定記録面に対物レンズ4の合焦位置が来たので、
ステップS5で、該指定記録面に対してのフォーカスサ
ーボ制御を実行(ON)する。さらに、ステップS6で、
光ディスク5を回転し、ステップS7で、トラッキング
サーボ制御を実行(ON)する。 この状態で光ディスク
5の再生が可能となり、ステップS8で、記録面の信号
再生を開始する。
【0042】次に、ステップS9で、 信号再生が終了か
否かが判定されて、終了の場合であれば、本処理はエン
ドとなる。 終了でない場合は、ステップS10で、他の記
録面への移動指定があるか否かが判定される。そして、
移動指定がなければ、ステップS11で、他の処理の有無
が判定され、有れば他の処理に移り、 無ければ、ステ
ップS9に戻る。 上記ステップS9及びS10で、信号再生
が終了でなくかつ他の記録面へ移動する指定値(番号m)
があれば、 ステップS12で、トラッキングサーボ制御を
停止(OFF)する。 そして、ステップS13で、移動して
指定の位置の番号mの記録面に合焦するフォーカスジャ
ンプ制御を実行し、ステップS7〜S9の処理が為される。
【0043】以上の構成と動作によって、本発明による
光ディスク再生装置では、最初に行われるフォーカスサ
ーチ時に各記録面(例えば、層番号)と対応づけて予め記
録したFE2信号のメモリ値と、再生時に測定したFE
2信号の測定値との比較から再生時の当該記録面(例え
ば、層番号)を判別できるので、フォーカス制御とトラ
ッキング制御との両制御を実行し再生した信号から判別
する従来技術に比べて、直接的に記録面を判別すること
ができ、記録面の判別処理が簡素化される。従って、フ
ォーカスサーボ機構の簡略化に繋がる。一方、以上の構
成と動作によって、予め間接的にまたは直接的に各記録
面の番号と対応づけたJ信号を利用して、指定番号の記
録面に合焦位置を直接的に移動する制御ができるので、
希望する記録面への移動処理が簡素化され、かつ、合焦
位置への迅速なる移動(従来技術よりも約1/10の時間で
移動すること)が可能となる。
【0044】換言すれば、本発明による光ディスク再生
装置の別の特徴は、n層の記録面を重ね持った光ディス
ク5の各記録面上に、対物レンズ4を介してレーザ光を
合焦照射し各記録面から反射光を得る照光部24と、対物
レンズ4を移動するための制御信号を出力して対物レン
ズ4の各記録面に対するフォーカスサーチとフォーカス
ジャンプの移動制御を実行するサーボ制御部30と、対物
レンズ4のフォーカスが一つの記録面近傍の狭い範囲を
移動するときの単一範囲対象フォーカス状態を表わすF
E1信号を、反射光から各記録面毎に検出する第1のフ
ォーカス検出手段と、対物レンズ4のフォーカスが全て
の記録面に亘る広い範囲を移動するときの全範囲対象フ
ォーカス状態を表わすFE2信号を、第1のフォーカス
検出手段がFE1信号を検出した当該記録面に対し同期
して、反射光からそれぞれ検出する第2のフォーカス検
出手段と、フォーカスサーチ時に検出されたFE2信号
に該FE2信号が検出されたときのサーボ制御部30が出
力した各制御信号を対応づけて、該FE2信号と制御信
号をそれぞれ一対にして予め記録するメモリ40と、メモ
リ40から読み出したFE2信号のメモリ値の大きさ順位
に基づいて当該FE2信号が検出されたときの記録面の
層番号を判定し、FE2信号の制御信号との対応から当
該制御信号を出力したときの記録面の層番号を特定し、
再生する対象記録面の指示層番号と特定層番号との合致
判定から、特定層番号の制御信号を指示層番号に応じた
指示制御信号として出力する判別部39とを備え、サーボ
制御30が、指示制御信号に基づいて、再生する対象記録
面へのフォーカスジャンプの制御を実行することにあ
る。 上記の構成によって、記録面毎にフォーカス制
御やトラッキング制御を行わずに所望の記録面への移動
が迅速に行える多層記録光ディスク用の光ディスク再生
装置が提供されることになる。
【0045】なお、上記実施例では、略S字状のフォー
カスエラー特性曲線からフォーカスエラー信号を得る非
点収差法による光ディスク再生装置を説明したが、非点
収差法以外のナイフエッジ法、フーコー法を用いても、
同様に第1フォーカスエラー信号及び第2フォーカスエ
ラー信号が得られるので、これらの方法を用いた光ディ
スク再生装置に対しても本発明の適用は可である。ま
た、上記実施例では、対物レンズ4を一個とする構成と
したが、FE1およびFE2信号毎に対物レンズを設け
る構成であっても可である。
【0046】さらにまた、上記実施例において、光ディ
スク再生装置における光ディスクの再生処理及び記録面
の移動処理は、図6に示すフローチャートに限定される
ものではなく、他の順序(即ち、他のフローチャート)の
処理動作であっても良い。そして、本発明による記録面
(例えば、層番号)の判別の処理を用いることによって、
希望する記録面への移動処理が簡素化され、かつ、合焦
位置への迅速なる移動が可能となる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、多層記録光ディスクの
記録面を直接的に判別することが可能となり、焦点制御
の簡素化が図られる。特に、何層目の記録面に焦点(ビ
ームスポット)が結ばれているかの記録面の層番号を直
接的に判断することができるので、焦点制御の簡素化が
図られるとともに、各記録面間の焦点移動を迅速に行う
ことができる光ディスク再生装置を提供することができ
る。そして、各記録面間の焦点移動の迅速化によって、
光ディスク再生装置の取扱性が向上するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の光ディスク再生装置を
示す構成図である。
【図2】本発明による一実施例の第1および第2のフォ
ーカス検出手段を示す構成図である。
【図3】本発明による一実施例の検出判定回路の構成を
示す図である。
【図4】各光検出器に照射された反射光と各フォーカス
エラー信号の関係を示す図である。
【図5】多層記録光ディスクの3つの記録面上に結ぶ対
物レンズの焦点と各信号の関係を示す図である。
【図6】本発明による一実施例の光ディスク再生装置の
再生動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明による一実施例のフォーカスジャンプ制
御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…レーザ、2…コリメートレンズ、3…第1ビームス
プリッタ、4…対物レンズ、5…光ディスク、6…第2
ビームスプリッタ、7…第1収束レンズ、8…第1シリ
ンドリカルレンズ、9…第1光検出器、10…第2収束レ
ンズ、11…第2シリンドリカルレンズ、12…第2光検出
器、21…光ピックアップ部、22…駆動部、24…照光部、
26…サーボ信号検出部、28…記録面信号検出部、29…判
別処理部、30…サーボ制御部、31…信号生成部、31a…
第1信号生成部、31b…第2信号生成部、36…FE2基
準化部、37…記録面検出部、38…測定部、39…判別部、
40…メモリ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数層からなる記録面を持った多層記録光
    ディスクを再生するための光ディスク再生装置におい
    て、 一つの前記記録面の近傍にフォーカス検出範囲を有する
    第1のフォーカス検出手段と、全ての前記記録面に亘っ
    てフォーカス検出範囲を有する第2のフォーカス検出手
    段とを設け、これらの前記フォーカス検出手段からの検
    出信号を用いて前記記録面の判別を可能としたことを特
    徴とする光ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】複数層の記録面を有する多層記録光ディス
    クについて再生する当該記録面を判別する記録面判別手
    段を備える光ディスク再生装置であって、 前記記録面判別手段は、一つの前記記録面の近傍のフォ
    ーカス検出範囲の対物レンズの合焦または焦点ずれ状態
    を示す第1フォーカスエラー信号を前記各記録面毎に検
    出する第1のフォーカス検出手段と、全ての前記記録面
    に亘るフォーカス検出範囲の前記対物レンズの合焦また
    は焦点ずれ状態を示す第2フォーカスエラー信号をそれ
    ぞれ検出する第2のフォーカス検出手段とを設け、 前記第1のフォーカス検出手段が当該フォーカス検出範
    囲にて前記第1フォーカスエラー信号を検出したときに
    同期して、前記第2のフォーカス検出手段が前記第2フ
    ォーカスエラー信号を検出するよう構成し、 検出された前記各記録面毎の前記第1フォーカスエラー
    信号および前記第2フォーカスエラー信号を前記第1の
    フォーカス検出手段が前記第1フォーカスエラー信号を
    検出したときの前記記録面のそれぞれの層番号に直接的
    にまたは間接的に対応づけることが可能な各メモリ値と
    して予め記録するメモリ手段と、 再生時の対象記録面の前記第2フォーカスエラー信号の
    測定値を測定する測定手段と、前記測定値と前記各メモ
    リ値との比較から前記対象記録面の前記層番号を判定す
    る判別手段とを設けたことを特徴とする光ディスク再生
    装置。
JP26172697A 1997-09-26 1997-09-26 光ディスク再生装置 Pending JPH1196568A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26172697A JPH1196568A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 光ディスク再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26172697A JPH1196568A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 光ディスク再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1196568A true JPH1196568A (ja) 1999-04-09

Family

ID=17365863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26172697A Pending JPH1196568A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 光ディスク再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1196568A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230801A (ja) * 2001-02-02 2002-08-16 Pioneer Electronic Corp 光ピックアップ装置
US7715285B2 (en) 2003-07-07 2010-05-11 Ricoh Company, Ltd. Information recording medium having a plurality of recording layers

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230801A (ja) * 2001-02-02 2002-08-16 Pioneer Electronic Corp 光ピックアップ装置
US7715285B2 (en) 2003-07-07 2010-05-11 Ricoh Company, Ltd. Information recording medium having a plurality of recording layers

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000132855A (ja) 光情報記録再生装置
JPH09102129A (ja) フォーカスサーボ制御方法及び装置
WO1990014665A1 (en) Tracking error detection unit of multi-beam optical disk apparatus
EP1248255B1 (en) Focusing controller for jump control between recording layers
KR100451877B1 (ko) 광 픽업 장치 및 포커스 제어 방법
EP1806744B1 (en) Optical recording medium recording/reproducing method, optical recording medium, and recording/reproducing device for the same
EP1526529A2 (en) Disk information recording and reproducing apparatus and disk initialisation method therefor
JPH1196568A (ja) 光ディスク再生装置
JPH10289450A (ja) フォーカスサーボ制御方法及び装置並びに情報記録再生装置
KR20050007811A (ko) 광 디스크 판별 방법 및 그 장치
EP2017837A2 (en) Optical pickup device
JPH09326123A (ja) 光ディスク装置
EP1460617A2 (en) Focus searching method and optical disc device
JPH09212906A (ja) 光ヘッド装置
JPH04355221A (ja) 光ディスク装置
JP2001076353A (ja) 光記録再生装置
JP3568074B2 (ja) 記録再生装置および方法
KR20080058892A (ko) 다층 디스크의 층 판별 방법 및 데이터의 기록 또는 재생장치
JPH1097755A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2695909B2 (ja) 光学的情報記録再生装置
JPH09204703A (ja) 光学的記録媒体の識別装置
JPH10275407A (ja) ディスク判別方法及びその装置
JP3254893B2 (ja) 光ディスク装置
US20060176786A1 (en) Optical disc device
JP2005092992A (ja) 光ディスク装置