JPH1196319A - 無線情報記憶媒体の発行処理方法 - Google Patents

無線情報記憶媒体の発行処理方法

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JPH1196319A
JPH1196319A JP25580997A JP25580997A JPH1196319A JP H1196319 A JPH1196319 A JP H1196319A JP 25580997 A JP25580997 A JP 25580997A JP 25580997 A JP25580997 A JP 25580997A JP H1196319 A JPH1196319 A JP H1196319A
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Tadayoshi Ono
忠義 大野
Masafumi Yokota
雅史 横田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】無線情報記憶媒体を歩留まりよく量産可能な発
行処理方法を提供することにある。 【解決手段】複数枚の無線荷札を用意し、情報書き込み
装置を用いて、各無線荷札の無線情報記憶部に所定情報
を連続して書き込む。続いて、書き込まれた情報を照合
し、照合不能な無線荷札は分別回収する。その後、所定
情報が正常に書き込まれた無線荷札の各画像記録部に、
画像印字装置を用いて画像情報を連続して記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物品に対して所
定の処理を行うために、この物品に取り付けられる無線
情報記憶媒体の発行処理方法に関し、特に、無線により
非接触で情報の読み取り、情報の書き込みが可能な無線
情報記憶媒体の発行処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線により外部と交信可能なICメモリ
ーなどの情報記憶部を用いて、非接触で情報記憶部に対
する情報の読み出しあるいは書き込み制御を行う無線情
報記憶媒体が次世代の情報キャリアとして注目されてい
る。
【0003】無線情報記憶媒体は、単体では無線タグと
して、また、物品に取り付けることにより、物品の万引
ぎ防止システム、あるいはスキーリフト券として利用さ
れている。また、無線情報記憶媒体はカードに埋め込ま
れ、無線処理自動改札機システムにおける定期券カード
等として利用が試みられている。
【0004】無線情報記憶媒体を用いたシステムでは、
情報記憶媒体(カード、タグなど)を処理装置に投入す
ることなく非接触で所定の処理を行うことができるた
め、従来のシステムにない利便性を得ることができる。
【0005】例えば、万引き防止システムにおいて使用
する無線タグの場合、無線タグが取り付けられている物
品に関する情報を直接、顧客に表示する必要がないた
め、人が目視で確認可能な画像記録部を備えていない。
【0006】しかしながら、近年、無線タグを利用した
種々のシステムが提案され、目視可能な画像記録部を備
えていることが必要となりつつある。例えば、無線タグ
を物品の値札に利用し、客が買い上げた物品の会計処理
を行う際、複数の物品に付けられた無線タグに格納され
ている値段情報を無線で各々読み取り、処理を行うこと
ができれば効率的な処理が行える。この場合、物品購入
者が物品の値段を自ら確認できなければならない。
【0007】また、無線タグを物流分野に利用するシス
テムにおいては、物品に荷札として取り付けられ、ポイ
ント、ポイントで物品に取り付けられた無線タグから物
品に応じて書き込まれた固有の情報を読み出し、物品の
流れを一元的に管理する。更に、製造途中品に付けて製
造管理に利用することも考えられている。
【0008】これらのシステムにおいて、物品に取り付
けられた値札の破損、交信傷害などによる不測の事態に
対応するため、現場作業者あるいは管理者が目視可能な
物品情報を無線タグに表示することが不可欠となる。
【0009】そこで、例えば、特開平4−368894
号公報には、非接触記録手段を内蔵しているとともに、
記録媒体表面に書き換え可能な熱可逆性材料からなる可
視情報記録エリアを設けた非接触記録媒体が提案されて
いる。
【0010】また、特開平9−104189号公報に開
示された情報記憶媒体は、外部との送受信によりID情
報を記憶および送出する半導体回路と、アンテナとが内
蔵されているとともに、表面に印刷および消去が可能な
印刷媒体が設けられ、この印刷媒体にID情報に関係し
た情報が印刷されている。
【0011】この情報記録媒体は、樹脂が混入されたぺ
ット材からなるカード状の母材上に、アンテナおよび半
導体回路部が印刷または貼り付けにより設けられてい
る。母材上には、アンテナおよび半導体回路部に重ね
て、リライト紙が接着剤により固定されている。また、
リライト紙のうち、半導体回路部を除く領域に情報を印
刷することが開示されている。
【0012】また、上記特開平9−104189号公報
には、情報記録媒体を作成する発行処理装置が開示され
ている。この発行処理装置は、ID情報を情報記録媒体
としてのIDタグに書き込みおよび印刷を行う書き込み
/印刷装置を備えている。書き込み/印刷装置は、送受
信部、IDタグスタッカ部、印刷部、IDタグを印刷部
に供給するフィード機構、印刷後にIDタグを装置外に
排出する排出機構、プリンタ制御部、およびこれらを制
御する主制御部等を備えている。
【0013】印刷部はIDタグのリライト紙に情報を印
字する印字手段と、印字消去を行う消去部とを有し、リ
ライト紙の印刷を行う。送受信部は、IDタグと送受信
するためのアンテナ、信号の変調、復調を行って送受信
を行う送受信回路とを備えている。
【0014】また、主制御部は、ホストコンピュータか
らホストI/F部を介して書き込み用のデータを入力
し、プリンタ制御部、印刷部、および送受信部を制御し
て、ID情報の書き込みおよび印刷の制御を行う。その
ため、主制御部は、このような制御を行うMPU、およ
びホストI/F部を介して入力された書き込み用のデー
タを記憶するメモリを備えている。
【0015】そして、この発行処理装置によれば、ID
情報がIDタグに書き込まれているか否かの判定手段を
設け、書き込まれている場合には、印刷された情報を消
去した後、ID情報の書き込みを行う。また、IDタグ
の書き込み回数をID情報の一部とし、書き込み回数の
印刷、あるいは書き込み回数に応じて印刷位置を変化さ
せている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】無線情報記億媒体の発
行に当たっては、大量の無線情報記憶媒体を発行処理す
る場合がある。この場合、大量の無線情報記憶媒体に対
して、同一内容の情報を記憶および画像記録する必要が
ある。例えば、サーマルヘッド等を用いて画像記録を行
う場合、無線情報記憶動作に比較して非常に時間が係
り、1つの無線情報記憶媒体の発行処理に要する時間は
上記画像記録に必要な時間によって大きく左右され、処
理時間の短縮は困難となる。
【0017】また、1つの無線情報記憶媒体に対して無
線情報の記憶および画像情報の記録を同時に行う場合、
画像情報の記録時に、熱や機械的ストレスにより半導体
回路部が損傷する恐れもあり、歩留まりの低下を招く。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的
は、無線情報記憶媒体を歩留まりよく量産可能な発行処
理方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る発行処理方法は、電子的に情報を記
憶する記憶手段との間で、非接触で情報を記録、読み出
しする無線送受信制御手段、およびアンテナを有する無
線情報記憶部と、可視画像を記録する画像記録部と、を
備えた無線情報記憶媒体の発行処理方法において、複数
の無線情報記憶媒体の無線情報記憶部のみに連続して所
定情報を書き込む情報書き込み工程と、複数の無線情報
記憶媒体の画像記録部のみに前記所定情報の少なくとも
一部に対応した画像情報を連続して記録する画像記録工
程と、を備えたことを特徴としている。
【0019】上記構成によれば、情報書き込み工程と画
像記録工程とをそれぞれ別々に連続して行うことによ
り、各処理工程を最適条件にて実行することが可能とな
り、処理効率の向上が可能となる。
【0020】また、この発明に係る発行処理方法によれ
ば、上記情報書き込み工程に続いて、上記情報書き込み
工程により無線情報記憶部に書き込まれた情報を読み出
し、読み出された情報と前記情報書き込み工程で用いた
書き込み情報とを照合する照合工程と、上記照合工程の
照合結果に基づいて上記情報書き込み工程を再度行う再
書き込み工程と、上記照合工程の照合結果に基づいて無
線情報記憶媒体を分別回収する回収工程と、を備えたこ
とを特徴としている。
【0021】上記発行処理方法によれば、照合工程およ
び回収工程により欠陥のある無線情報記憶媒体を排除す
ることができ、歩留まりの向上を図ることができる。更
に、この発明に係る発行処理方法は、電子的に情報を記
憶する記憶手段との間で、非接触で情報を記録、読み出
しする無線送受信制御手段、およびアンテナを有する無
線情報記憶部と、可視画像を記録する画像記録部と、を
備えた無線情報記憶媒体の発行処理方法において、それ
ぞれ独立して形成された複数の上記無線情報記憶部に連
続して所定情報を書き込む情報書き込み工程と、それぞ
れ独立して形成された複数の上記画像記録部に前記所定
情報の少なくとも一部に対応した画像情報を連続して記
録する画像記録工程と、上記情報書き込み工程により所
定情報が書き込まれた上記無線情報記録部と上記画像記
録工程により画像情報が記録された上記画像記録部とを
それぞれ接合して複数の無線情報記憶媒体を形成する接
合工程と、を備えたことを特徴としている。
【0022】上記構成の発行処理方法によれば、情報書
き込み工程と画像記録工程とを完全に並列に実行するこ
とができ、一層の効率向上が可能となる。また、情報書
き込み工程時、外部ノイズの影響、画像記録に基因する
熱および機械的ストレスの影響を防止することが可能と
なる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、無線情
報記憶部および画像記録部に同一情報が書き込みおよび
記録された複数の無線情報記憶媒体を発行処理するこの
発明の実施の形態に係る発行処理方法について詳細に説
明する。
【0024】まず、発行される無線情報記憶媒体とし
て、例えば、無線荷札の構成について説明する。図1に
示すように、無線荷札20は、互いに積層された画像記
録部30および無線情報記憶部40を備えている。画像
記録部30は、熱により記録画像の消去および印字を繰
り返し行うことができるリライタブル記録部であり、矩
形のカットシート状をなす基材31の一面に、リライタ
ブル記録層32および卜ップコート層33を順に積層し
て形成されている。
【0025】このような画像記録部30は以下の工程に
より作成される。ロイコ系染料と長鎖アルキル基を持つ
フェノール化合物とを樹脂に分散させ、約25μmのポ
リカーボネイトフィルムの一面に塗布、乾燥させて厚さ
約5μmのリライタブル記録層32を形成する。そし
て、形成されたリライタブル記録層32の上に紫外線硬
化樹脂を塗布し硬化させて厚さ約5μmのトップコート
層33を形成する。このようにして厚さ約35μmのリ
ライタブル画像記録部30を得た。
【0026】また、無線情報記憶部40は、矩形のカッ
トシート状をなす基材41と、基材の主表面周辺部に配
設されたループ状コイルからなる送受信アンテナ42
と、基材41主表面の端部に配設されたLSIチップ
(無線情報記憶回路素子)43と、を備えている。この
LSIチップ43は、図示しない記憶手段との間で非接
触で情報を記録、読み出しする無線送受信制御手段とし
て機能する。
【0027】図2に示すように、LSIチップ43に
は、送受信アンテナ42で受信された変調データ信号の
整流および安定化を行いLSIチップの回路各部に供給
する電源生成部50、変調データ信号を復調し制御ロジ
ック部53に送出する復調回路51、制御ロジック回路
53から送出されたデータ信号を無線送信可能な形態に
変調する変調回路52、揮発性メモリ54、復調された
データ信号の不揮発性メモリ54への書き込み、あるい
は不揮発性メモリ54から記憶された情報の読み出し、
変調回路52への送出を制御する制御ロジック回路5
3、復調回路51、変調回路52、制御ロジック回路5
3へ同期信号を供給するクロック生成回路55などの回
路が設けられている。
【0028】無線情報記憶部40は以下の構成により作
成される。約10Oμmのポリカーボネイトフィルムに
銅箔を貼り付け、ループ状アンテナ42、配線パター
ン、およびLSIチップ43の配線パターンとの接続パ
ッドを一組とする複数のパターンをPEP法により形成
する。アンテナパターンは図1(a)に示すように、カ
ットシート状基材41の周辺部に形成する。また、LS
Iチップ43の接続パッドパターンは、無線情報記憶部
40を切り分ける際、図1(a)に示すように、できあ
がった無線荷札20の端部に配設できるように形成し
た。そして、接続パットにLSIチップ43をダイボン
ディングして実装した。
【0029】無線荷札20は、画像記録部30の基材3
1のリライタブル記録層形成面と反対側の面と、無線情
報記憶部40の基材41の無線情報記憶部形成面とを接
着層34によって貼り合わせることにより形成されてい
る。
【0030】また、リライタブル記録層32はアンテナ
42の内側に対向した有効記録領域35を有し、この有
効記録領域35と無線情報記憶部40のLSIチップ4
3とは、重なることなく無線荷札20の平面方向に離間
して配置されている。
【0031】次に、上記のように構成された無線荷札2
0を発行する無線情報書き込み装置、画像印字装置、お
よび発行処理方法について説明する。図3に示すよう
に、無線荷札20の無線情報記憶部40に所定の情報を
書き込む無線情報書き込み装置10は、筐体11を備
え、この筐体の一端部には、無線荷札20を挿入するた
めの挿入口12、他端部には、所定情報が正常に書き込
まれた無線荷札20を排出する排出口14、底部には、
異常が検出された無線荷札を回収する回収口15がそれ
ぞれ形成されている。
【0032】筐体11の外方には、処理前の無線荷札2
0をストックしたスタッカ22が挿入口12に対向して
設けられ、スタッカの底部には、スタッカ22から無線
荷札20を1枚づつ取出して挿入口12に挿入する取出
しローラ25が設けられている。また、筐体11の外方
には、排出口14から排出された無線荷札20を回収す
る受け箱24、回収口15から排出された無線荷札20
を回収する回収箱29がそれぞれ配設されている。
【0033】筐体11内には、無線荷札20の無線情報
記憶部40に対して非接触で情報の読み出し、書き込み
を行うリーダライタ21、および挿入口12から挿入さ
れた無線荷札20を所定の速度でリーダライタ21に搬
送する2組の搬送ローラ24が設けられている。更に、
筐体11内には、リーダライタ21を通過した無線荷札
20を排出口14および回収口15に選択的に振り分け
るフリッパ23、リーダライタ21を排出口14から排
出する排出ローラ27、および挿入口12に近傍に位置
し、無線情報書き込み装置10に対する無線荷札20の
挿入を検知するセンサ28が設けられている。
【0034】図4に示すように、リーダライタ21は、
I/F60、CPU、RAM、ROM等で構成された制
御部61、復調回路62、受信アンプ63、変調回路6
4、送信アンプ65、および送受信アンテナ66を備え
ている。取り出しローラ25、搬送ローラ26、排出ロ
ーラ27を有する搬送部16は、搬送制御部80を更に
備えている。この搬送制御部80は、取り出しローラ2
5、搬送ローラ26、排出ローラ27の図示しない駆動
伝達系を制御し、無線荷札20の取り出し、搬送、フリ
ッパ23による搬送経路の変更を制御する。搬送ローラ
26は2組設けられ、無線荷札20の両側縁部のみを上
下から挟持するように配置されている。
【0035】また、リーダライタ21は記憶情報判定部
71、書き込み情報メモリ72、および照合回数カウン
タ73を有する照合部70を備えている。記憶情報判定
部71は、無線荷札20の無線情報記憶部40から読み
出された情報と書き込みに用いた情報とを照合し、無線
情報書き込みの正誤を判定するとともに、予め設定され
た照合回数と比較して無線情報記憶部の適否を判定す
る。そして、記憶情報判定部71は、判定結果に応じ
て、無線荷札20の搬送経路を変更させるフリッパ23
の動作をおこなさせる指示信号を搬送制御部80に出力
する。書き込み情報メモリ72は、無線情報記億部40
に書き込む情報を一時的に記憶するとともに、照合回数
カウンタ72は、照合回数をカウントする。
【0036】これらのリーダライタ21、搬送部16、
照合部70、およびセンサ28は、これら全体の動作を
制御する中央制御装置(CPU)81にバス82で接続
されている。
【0037】一方、画像印字装置19は、図5に示すよ
うに、筐体19を備え、この筐体の一端部には挿入口9
6が形成され、他端部には排出口97が形成されてい
る。筐体19の外方には、無線荷札20をストックする
スタッカ110が挿入口12に対向して設けられ、スタ
ッカの底部には、スタッカ110から無線荷札20を1
枚づつ取出して挿入口12に挿入する取出しローラ10
1が設けられている。また、筐体11の外方には、排出
口97から排出された無線荷札20を回収する受け箱1
11が配設されている。
【0038】筐体19内には、記録ヘッドとしのサーマ
ルヘッドを用いて無線荷札20の画像記録部30に画像
情報を記録する画像印字部90と、サーマルヘッドに対
向したプラテンローラ103と、スタッカ110から取
出された無線荷札20を排出口97に向かって所定の速
度で搬送する搬送ローラ102、および、画像印字部9
1への無線荷札の進入を検知するセンサ112が設けら
れている。
【0039】図6に示すように、画像印字部90は、I
/F93、サーマルヘッド91、サーマルヘッドの記録
動作を制御する記録制御部92を備えている。また、取
り出しローラ101、搬送ローラ102、プラテンロー
ラ103は、搬送制御部100とともに搬送部98を構
成し、搬送制御部100は、取り出しローラ101、搬
送ローラ102、プラテンローラ103の図示しない駆
動伝達系を制御し、無線荷札の取り出し、搬送を制御す
る。そして、画像印字部90、搬送部98、センサ11
2は、画像記録装置全体の動作を制御する中央制御装置
(CPU)113にバス114を介して接続されてい
る。
【0040】次に、上述した情報書き込み装置10およ
び画像印字装置18を用いて無線荷札20を発行処理す
る発行処理動作について説明する。本実施の形態によれ
ば、情報書き込み装置10によって無線荷札の無線情報
記憶部に所定情報を書き込んだ後、画像印字装置18を
用いて無線荷札の画像記録部に画像情報を記録してい
る。
【0041】まず、図3、図4、図7、および図8を参
照して、情報書き込み装置10を用いた情報書き込み動
作について説明する。図示しない入力手段により処理開
始が入力されると、CPU81から搬送制御部80に対
して取り出しローラ25の起動信号が出力され、取り出
しローラが駆動される。これにより、スタッカ20に積
層配置されている処理前の無線荷札20の内、最下端の
無線荷札20が取出しローラ25によって取り出され、
リーダライタ21に向けて搬送される。
【0042】センサ28が無線荷札20を検知すると、
センサ28から出力される検知信号に基づき、CPU8
1は搬送制御部80に搬送信号を出力し、搬送制御部8
0は図示しない搬送駆動系を起動して搬送ローラ26お
よび排出ローラ27を回転させる。これにより、取出さ
れた無線荷札20は、所定の速度でリーダライタ21に
搬送される。無線荷札20がリーダライタ21と対向す
る所定の位置まで搬送されてくると、リーダライタ21
は、無線荷札20の無線情報記憶部40に所定の情報を
書き込む。
【0043】リーダライタ21の情報書き込み動作にお
いて、まず、CPU81からI/F60を介して所定の
データ、ここでは行き先「北海道」、受取人「000会
社」を示すデータや荷札を取り付ける物品に関する情報
等が制御部61に送られる。そして、制御部61から出
力されたデータは、変調回路64にて無線送信に必要な
変調が加えられた後、送信アンプ65を経て送受信アン
テナ66から変調データ信号として送信され、無線荷札
20の送受信アンテナ42で受信されたる。
【0044】受信された変調データ信号は、電源生成部
50にて整流と安定化が行われ、無線情報記憶部40内
のLSIチップ43の回路各部に電源として供給される
とともに、復調回路51で復調された後、制御ロジック
回路53を介して不揮発性メモリ54に書き込まれる。
以上により、無線情報記憶部40への情報の書き込みが
終了する。
【0045】続いて、リーダライタ21は、情報が正し
く書き込まれたことを確認する照合動作を行う。図9に
示すように、情報を書き込んだ後、CPU71は続けて
読み出し命令をリーダライタ21に出力しする。これに
応じて、リーダライタ21は、無線荷札20のLSIチ
ップ43の不揮発性メモリ54に書き込まれ、記憶され
ている所定の情報、ここでは行き先「北海道」、受取人
「000会社」を示す情報、荷札を取り付ける物品に関
する情報等、を読み出す。
【0046】読み出された情報は、制御口ジック回路4
7を介して変調回路45にて所定の変調が行われ、無線
荷札20の送受信アンテナ42から送信される。そし
て、無線荷札20から送信された情報は、リーダライタ
21の送受信アンテナ66で受信され、受信アンプ63
で増幅され、かつ、復調回路62にて復調された後、制
御部61に入力される。
【0047】続いて、入力されたデータはI/F60、
CPU81を介して照合部70の記憶情報判定部71に
送られる。この記憶情報判定部71は、予め書き込みメ
モリ72に格納されている、先の書き込みに用いた情報
を読み出し、無線荷札20から読み出された情報と照合
する。そして、両者が一致した場合、CPU81は搬送
部16により無線荷札20を排出し、受け箱24に回収
する。
【0048】一方、両者が不一致だった場合、CPU8
1は、照合回数カウンタ73を1だけカウントアップし
た後、上記と同様の動作により無線荷札20の無線情報
記憶部40に再度同一の情報を書き込み、再び読み取っ
て照合を行い、両者が一致すれば、排出して受け箱24
に回収する。
【0049】また、図10に示すように、上記照合処理
において、記憶情報判定部71は、照合回数カウンタ7
3で計数された照合回数と、予めCPU81に格納され
ている限界照合回数とを比較し、照合カウンタ73のカ
ウント数が限界照合回数未満の場合は、再書き込み動作
に入る。しかし、カウント数が限界照合回数以上の場
合、記憶情報判定部71は、無線荷札20が照合不能で
あると判断し、搬送制御部80にフリッパ起動信号を出
力する。この信号に基づいて搬送制御部80はフリッパ
23を起動し、無線荷札20の搬送経路を回収受け箱2
5に通ずるように変更する。これにより、照合不能と判
定された無線荷札20は不良無線荷札を回収する回収箱
25に回収される。
【0050】一方、先に述べた照合処理において、無線
荷札20から記録情報の読み出しができない場合があ
る。この場合、記憶情報判定部71は、「照合不能」を
判定し、搬送制御部80を介してフリッパ23を起動
し、無線荷札20の搬送経路を回収受け箱25に通ずる
搬送経路を変更する。従って、照合不能と判定された無
線荷札20も回収箱25に回収される。
【0051】上述した無線書き込み処理、照合処理を繰
り返し行うことにより、同じ情報(データ)が無線情報
記憶部40に正しく書き込まれた多数の無線荷札20が
得られる。
【0052】続いて、上記のように同一の情報が無線情
報記憶部40に正しく書き込まれた多数の無線荷札20
に対し、画像印字装置18を用いて画像情報の記録を行
う。この場合、図5ないし図7、および図11に示すよ
うに、図示しない入力手段により処理開始が入力される
と、画像印字装置18のCPU113から搬送制御部1
00に取り出しローラ101の起動信号が出力され、取
出しローラ101が駆動される。スタッカ110には、
同一の情報が無線情報記憶部40に正しく書き込まれた
多数の無線荷札20が積層されており、最下端に位置し
た無線荷札は、取り出しローラ101によって取り出さ
れ、画像印字部91に向けて搬送される。
【0053】無線荷札20が挿入口96を通して筐体1
9内に搬送されセンサ−112によりサーマルへッド9
1への進入が検知されると、この検知信号に基づき、サ
ーマルヘッド91は、進入してくる無線荷札20に接触
しない待避位置から、無線荷札20の画像記録部30の
有効記録領域35に接触する位置まで移動し、プラテン
ローラ103と共働して有効記録領域35を圧接する。
【0054】続いて、CPU113は、I/F93を介
して記録制御部92に所定の画像情報信号、ここでは行
き先「北海道」、受取人「000会社」を示す情報、荷
札を取り付ける物品に関する情報の一部を変換したバー
コード情報、記録位置情報等を送る。サーマルヘッド9
1が有効記録領域35の記録開始位置にくると、記録制
御部92は決められた条件に従ってサーマルヘッド91
を駆動し、無線荷札20の有効記録領域に、図2に示す
行き先「北海道」:120、受取人「000会杜」:1
21、荷札を取り付ける物品に関する情報の一部を変換
したバーコード:122を記録した。
【0055】ここで、無線荷札20の画像記録部30に
設けられたリライタブル記録層32の発色(記録)/消
色(消去)特性について説明する。図12は、搬送速度
40mm/秒で移動する無線荷札20の画像記録部30
に解像度8ドット/mmのサーマルヘッドを用いてソリ
ッドパターンを記録する際、サーマルヘッドへの印加エ
ネルギを変えたときの画像濃度の変化特性を示してい
る。図において、縦軸は画像記録部20に印字された画
像の画像濃度、横軸は画像記録部に与えるサーマルヘッ
ドの印加エネルギを示している。更に、図中の実線は、
まだ画像を記録していない初期状態の画像記録部30に
ソリッドパターンを記録する熱を与えたときの濃度変化
を示し、破線は画像記録部に記録されたソリッドパター
ンを消去するための熱を与えたときの濃度変化を示して
いる。
【0056】このように、この画像記録部30はサーマ
ルヘッド91への印加エネルギを変えることにより、繰
り返し画像の記録、消去ができる。ここでは、記録エネ
ルギを0.6mJ/ドット、消去エネルギを0.3mJ
/ドットとすることにより画像記録部30への画像記録
および消去を繰り返し行うことができる。
【0057】画像記録が終了すると、サーマルヘッド9
1はもとの待避位置に移動し、無線荷札20との圧接を
解除する。搬送制御部100は、搬送ローラ102およ
びプラテンローラ103を回動させて、無線荷札20を
排出口97方向に移送し、画像記録された無線荷札は受
け箱11に集積される。
【0058】これにより、無線情報記憶40に所定の情
報が書き込まれ、かつ、画像記録部30に上記所定情報
の少なくとも一部に対応する画像情報が記録された多数
枚の無線荷札20が発行される。
【0059】以上説明したように、本実施の形態に係る
発行処理方法によれば、複数の無線荷札20の無線情報
記憶部40に所定情報を書き込む情報書き込み工程と、
複数の無線荷札の画像記録部30に上記情報に関わる画
像情報を記録する画像情報記録工程とを別々に行うこと
により、これらの工程処理を行う書き込み装置10およ
び画像印字装置18の搬送条件を各々の処理に応じた最
適条件に設定がすることができる。そのため、1枚の無
線荷札毎に無線情報書き込み処理と画像記録処理とを連
続して行う発行処理方法と比較して、効率の良い発行処
理を行うことができる。
【0060】また、通常、リーダライタでは無線荷札2
0からの情報読み出しにおいて、微弱な読み出し信号を
取り扱わなければならず、外部からのノイズに対する対
策が必要であり、リーダライタと画像印字部とが近接配
置される装置では正確な送受信制御を行うために情報の
リード/ライトの繰り返しが必要となる。
【0061】これに対して、本実施の形態に係る発行処
理方法では、独立した情報書き込み装置と画像印字装置
と用いることができるため、無線情報書き込み処理にお
いて高い信頼性および処理時間の短縮が可能となり、効
率の良い無線情報記憶媒体の大量発行ができる。
【0062】更に、上記発行処理方法によれば、無線荷
札の無線情報記憶部に情報を書き込む情報書き込み工程
に続いて、記憶された情報の照合を行い、照合結果に応
じて再書き込みあるいは分別回収することにより、照合
不能な欠陥のある無線荷札を発行処理工程の途中で除去
することができ、発行処理の最終段階では100%に近
い発行処理歩留まりが得られる。この効果は、無線荷札
の画像記録部に画像印字を行う工程に先行して、無線情
報記憶部に対する無線情報の書き込みおよび照合を行う
ことにより、一層有効となる。
【0063】なお、上記実施の形態においては、無線情
報書き込み工程を画像情報の記録工程に先行して行う構
成としたが、画像情報の記録工程を先行して行うように
しても同様な効果が得られる。
【0064】次に、この発明の他の実施の形態に係る無
線情報記憶媒体の発行処理方法について説明する。他の
実施の形態は、それぞれ独立した無線情報記憶部および
画像記録部に対して別々に情報書き込み処理および画像
情報記録処理を行った後、これらの無線情報記憶部およ
び画像記録部を接合して同一情報を有する多数の無線情
報記録媒体を発行するものである。
【0065】すなわち、図13および図14(a)、
(b)に示すように、まず、無線荷札を構成するための
無線情報記憶部40および画像記録部30をそれぞれ別
々に多数枚づつ用意する。
【0066】図14(a)に示すように、無線情報記憶
部30は、矩形状の第1基材141の主平面周辺部に配
設されたループ状コイル等からなる送受信アンテナ14
2と、第1基材141の端部に配設され非接触で情報を
書き込み、読み出しが可能な無線送受信制御手段として
のLSIチップ143と、を備えている。また、第1基
材141には、ほぼ同一寸法の第2基材144が接着層
145を介して貼り付けられ、送受信アンテナ142お
よびLSIチップ143を覆っている。LSIチップ1
44の構成は前述した実施の形態と同一であり、その詳
細な説明は省略する。
【0067】無線情報記憶部40は以下のように作成し
た。約100μmのポリカーボネイトフェイルムに銅箔
を貼り付け、ループ状アンテナ、配線パターンおよびL
SIチップの配線パターンとの接続パッドを一組とする
複数のパターンをPEP法により形成する。ループ状ア
ンテナパターンは第1状基材141の周辺部に形成し
た。また、LSIチップ143の接続パッドパターン
は、無線情報記憶部40を分離するように第1基材を切
断するとき、できあがった基材の端部に配設できるよう
に形成した。そして、この接続パットパターンにLSI
チップ143をダイボンディングして実装した。
【0068】続いて、第1基材141のアンテナ142
およびLSIチップ143配設面を第2基材144で被
覆し、両基材の間に充填剤を充填し、接着層145を介
して基材同志を接着した。更に、LSIチップ143お
よびアンテナ142を1組として分離するように、第1
および第2基材141、144を長さ60mm、幅30
mmのラベル状に裁断して無線情報記憶部40を得た。
【0069】図14(b)に示すように、画像記録部3
0は紙、プラスチックなどのシート状の基材131に感
熱記録層132を設けたものである。ここでは、サーマ
ル原紙に感熱記録材料を塗布して感熱記録層132を形
成し、乾燥処理後、無線情報記憶部40と同じサイズに
切断して画像記録部30を得た。
【0070】続いて、情報書き込み装置を用いて複数枚
の無線情報記憶部40に所定の情報を非接触で書き込む
とともに、書き込み終了後、照合処理および排除処理を
行う。情報書き込み装置としては前述した実施の形態と
同一のものを使用し、図7ないし図10に示す各処理動
作と同様にして情報書き込み、照合、排除を行う。そし
て、このような無線情報書き込み処理により、同じ情報
が正しく書き込まれた多数枚の無線情報記憶部40を得
る。
【0071】また、無線情報記憶部40に対する情報書
き込み処理と平行して、あるいは、別々に、画像印字装
置を用いて複数枚の画像記録部30に上記所定情報の少
なくとも一部に対応する同一画像情報を連続的に記録す
る。画像印字装置としては前述した実施の形態と同一の
ものを使用し、図7および図8に示す各処理動作と同様
にして画像記録を行う。この際、サーマルヘッドにより
画像記録部30の感熱記録層132に画像情報を記録す
る。そして、このような画像記録処理により、同じ画像
情報が記録された多数枚の画像記録部30を得る。
【0072】その後、このように各々同じ情報を書き込
まれた無線情報記憶部40と同じ情報が画像記録された
画像記録部30とを、無線情報記憶部40の第1基材1
41と画像記録部30の基材132とを貼り合わせるこ
とにより、図14(c)に示すような無線情報記憶部4
0および画像記録部30に各々必要な情報が記録された
無線情報記憶媒体、例えば、無線荷札20を発行する。
【0073】以上のように構成された他の実施の形態に
係る発行処理方法においても、前述した実施の形態と同
様の作用効果を得ることができる。更に、上記他の実施
の形態によれば、半完成品である無線情報記憶部40の
みの処理段階で発生した不良品を除去することができ、
一層高い歩留まりと効率化とが図れる。
【0074】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、発行処理される無線情報記憶媒体は、上
述した無線荷札に限定されることなく、無線値札等の他
の無線情報記憶媒体にも適用可能である。
【0075】図15は無線情報記憶媒体として無線値札
の一例を示している。この無線値札150は、それぞれ
矩形状の無線情報記憶部40および画像記録部30を備
え、これら無線情報記憶部40および画像記録部30の
端部同志と連結することにより、全体として細長い矩形
状に形成されている。
【0076】画像記録部30は、矩形シート状の基材1
51と基材上に形成されたリライタブル記録装置152
とで構成されている。無線情報記憶部40は矩形板状の
基台154を有し、この基材上に無線情報記録素子15
6が固定されている。無線情報記憶素子156は、情報
記憶回路素子としてのLSIチップ157およびループ
状の送受信アンテナ158を備えて構成されている。ま
た、基材154には、無線値札150を物品に取り付け
るための透孔160が形成されている。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係る無
線情報記憶媒体の発行処理方法によれば、無線情報記録
に対する情報書き込み処理と、画像記録部に対する画像
記録処理とを別々に行うことにより、これらの処理を行
う装置の搬送条件をそれぞれの処理に適した条件に設定
可能となり、無線情報書き込み処理と画像記録処理を連
続して行う従来の発行処理方法と比較して、効率の良い
発行処理を行うことができる。また、所定数ずつロット
に分けて無線情報書き込み処理と画像記録処理とを行う
ことができ、両処理を並列して行うことにより、効率の
良い大量発行処理が可能となる。
【0078】また、この発明の発行処理方法によれば、
独立した無線情報記憶部に無線情報書き込み処理を行う
とともに、独立した画像記録部に画像記録処理を行い、
これらの無線情報記憶部と画像記録とを結像して無線情
報記憶媒体を形成していることから、無線情報書き込み
処理と画像記録処理とを完全に独立して行うことができ
る。従って、完全な並行処理が可能となり、無線情報記
憶媒体の発行時間の短縮を図ることができる。
【0079】また、独立した無線情報書き込み装置と画
像印字装置とを使用することができ、無線情報書き込み
処理におていは、外部ノイズの影響と低減して信頼性向
上、および処理時間の短縮が可能となり、効率の良い大
量発行処理ができる。
【0080】更に、この発明の発行処理方法によれば、
照合不能な無線情報記憶媒体あるいは無線情報記憶部を
分別回収する工程を付加したことにより、欠陥のある無
線情報記憶媒体を発行処理の途中で除去することがで
き、発行処理の最終段階では100%近い歩留まりが得
られる。特に、独立した無線情報記憶部に対して書き込
み処理をする方法では、半完成品である無線情報記憶部
のみの段階で不良品の除去が可能となり、一層高い歩留
まりが得られるとともに効率化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る発行処理方法によ
って発行処理される無線荷札の平面図および断面図。
【図2】上記無線荷札の構成を概略的に示すブロック
図。
【図3】上記発行処理に用いる情報書き込み装置を概略
的に示す断面図。
【図4】上記情報書き込み装置の構成を示すブロック
図。
【図5】上記発行処に用いる画像印字装置を概略的に示
す断面図。
【図6】上記画像印字装置の構成を示すブロック図。
【図7】上記発行処理方法全体の工程を示すフローチャ
ート。
【図8】上記情報書き込み装置の情報書き込み動作を示
すフローチャート。
【図9】上記情報書き込み装置の照合動作を示すフロー
チャート。
【図10】上記情報書き込み装置の排除動作を示すフロ
ーチャート。
【図11】上記画像印字装置の画像記録動作を示すフロ
ーチャート。
【図12】上記無線荷札の画像記録部における画像濃度
と、サーマルヘッドの印加エネルギとの関係を示すグラ
フ。
【図13】この発明の他の実施の形態に係る発行処理方
法全体の工程を示す図。
【図14】上記他の実施の形態に係る発行処理方法によ
って発行される無線荷札の構成を示す断面図。
【図15】無線値札の一例を示す図。
【符号の説明】
10…情報書き込み装置 18…画像印字装置 20…無線荷札 21…リーダライタ 22…スタッカ 23…フリッパ 26…搬送ローラ 29…回収箱 30…画像記録部 32…リライタブル記録層 35…有効記録領域 40…無線情報記憶部 42、142…送受信アンテナ 43、143…LSIチップ 91…サーマルヘッド 103…プラテンローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子的に情報を記憶する記憶手段との間
    で、非接触で情報を記録、読み出しする無線送受信制御
    手段、およびアンテナを有する無線情報記憶部と、可視
    画像を記録する画像記録部と、を備えた無線情報記憶媒
    体の発行処理方法において、 複数の無線情報記憶媒体の無線情報記憶部のみに連続し
    て所定情報を書き込む情報書き込み工程と、 複数の無線情報記憶媒体の画像記録部のみに前記所定情
    報の少なくとも一部に対応した画像情報を連続して記録
    する画像記録工程と、 を備えたことを特徴とする無線情報記憶媒体の発行処理
    方法。
  2. 【請求項2】上記情報書き込み工程に続いて、上記情報
    書き込み工程により無線情報記憶部に書き込まれた情報
    を読み出し、読み出された情報と前記情報書き込み工程
    で用いた書き込み情報とを照合する照合工程と、 上記照合工程の照合結果に基づいて上記情報書き込み工
    程を再度行う再書き込み工程と、 上記照合工程の照合結果に基づいて無線情報記憶媒体を
    分別回収する回収工程と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の無線情報記
    憶媒体の発行処理方法。
  3. 【請求項3】上記情報書き込み工程に先行して上記画像
    記録工程を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の無線情報記憶媒体の発行処理方法。
  4. 【請求項4】上記画像記録工程に先行して上記情報書き
    込み工程を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の無線情報記憶媒体の発行処理方法。
  5. 【請求項5】電子的に情報を記憶する記憶手段との間
    で、非接触で情報を記録、読み出しする無線送受信制御
    手段、およびアンテナを有する無線情報記憶部と、可視
    画像を記録する画像記録部と、を備えた無線情報記憶媒
    体の発行処理方法において、 それぞれ独立して形成された複数の上記無線情報記憶部
    に連続して所定情報を書き込む情報書き込み工程と、 それぞれ独立して形成された複数の上記画像記録部に前
    記所定情報の少なくとも一部に対応した画像情報を連続
    して記録する画像記録工程と、 上記情報書き込み工程により所定情報が書き込まれた上
    記無線情報記録部と上記画像記録工程により画像情報が
    記録された上記画像記録部とをそれぞれ接合して複数の
    無線情報記憶媒体を形成する接合工程と、 を備えたことを特徴とする無線情報記憶媒体の発行処理
    方法。
  6. 【請求項6】上記情報書き込み工程に続いて、上記無線
    情報記憶部に書き込まれた情報を読み出し、読み出され
    た情報と上記情報書き込み工程で用いた情報と照合する
    照合工程と、 上記照合工程による照合結果に基づいて上記情報書き込
    み工程を再度行う再書き込み工程と、 上記照合工程の照合結果に基づいて上記無線情報記憶媒
    部を分別回収する回収工程と、 を備えたことを特徴とする請求項5に記載の無線情報記
    憶媒体の発行処理方法。
  7. 【請求項7】上記照合結果が一致するまで上記再書き込
    み工程および照合工程を繰り返し実行するとともに、照
    合回数をカウントし、カウントした上記照合回数が所定
    回数と一致した際に上記回収工程を実行することを特徴
    とする請求項2または6に記載の無線情報記憶媒体の発
    行処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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